ダイモンジソウ(大文字草)の育て方|植え替えや植え付けの時期は?

  • ユキノシタ科
  • ユキノシタ属

ダイモンジソウは幅広い人気がある園芸植物の一つ。品種も紹介するように実に多様であり、自分にあった花色・シルエットの花が必ず見つかるはずです。また、日本の山野に自生していることも特徴。秋にかけて咲くこともあり、ほかの花が咲かない時期でも楽しめます。

ここではそんなダイモンジソウについて育て方などをまとめました。ダイモンジソウを育てたいという人は参考にして栽培にトライしてみてください。

ダイモンジソウ(大文字草)を育てる場所

ダイモンジソウは、水はけが良く、日当たりの良い場所もしくは半日陰で育てます。春から秋は日にしっかり当てたほうが育ちは良いです。しかし、夏場の直射日光が強いならば半日陰に移動させてください。

また、ダイモンジソウは山に自生していることもあり、比較的寒さには強いです。冬場は冬眠するので特に手入れもいりません。

ダイモンジソウ(大文字草)の水やり

ダイモンジソウは、時期によって水やりの量が異なります。

春から秋はダイモンジソウがよく育つ時期なので、水は一日一回与えます。逆に冬は冬眠しますから水やりは控えましょう。冬場は土の表面が乾いているようならば与えるくらいで構いません。

ダイモンジソウの肥料

ダイモンジソウはあまり肥料を必要としません。逆に肥料が多いとシルエットが崩れることがあります。肥料は植える際に緩効性肥料を施しましょう。

ダイモンジソウの土

ダイモンジソウを育てるときは、水はけの良い用土を用います。山野草用の用土や山砂を購入してきて用いるのも良いでしょう。自分でつくる場合には「川砂7・赤玉土2・腐葉土1」の比率を参考にしてみてください。

ダイモンジソウ(大文字草)の植え付け・植え替え

植え付け

ダイモンジソウの植え付け時期は、2月から3月が適期です。

植え替え

ダイモンジソウを鉢植えにしている場合には、植え替えが必要です。ダイモンジソウの植え替え時期は、3月から4月頃が適期です。

年に一回植え替えをしっかりすることで、根詰まりなども防げます。植え替えする際には、古い土をしっかり落とし、傷んでしまった根も切り落としておきます。

地植えの場合には植え替えはあまり必要ありませんが、株が増えてきたら数年に一回は植え替えしましょう。

ダイモンジソウ(大文字草)の増やし方

ダイモンジソウの増やし方は、「種まき」のほか「株分け」という方法もあります。

株分け

「株分け」のほうが簡単です。株分けする場合、株を土から引き抜いて新しい鉢に植え替えます。

種まき

「種まき」で増やす場合、花が枯れても切り落とさないようにしておきます。放って置くと茶色くなって種が採取できます。その後はすぐにまくか冷暗所に保管しておきましょう。

種まきに適した時期は2月から3月です。ちなみに、種を植えても同じ花色の花が生じないこともあります。

ダイモンジソウの育て方で注意すべき病気・害虫

ヨトウムシ

ヨトウガの幼虫です。夜になると活発になります。葉を食害されることがあるので気をつけてください。もしも虫が見当たらないのに葉が食害されているようならばヨトウムシの可能性が高いです。ヨトウガは殺虫剤を撒いて対処しましょう。

灰色かび病

灰色かび病はび菌が原因で発生し、灰色の斑点が生じます。梅雨などのジメジメする時期にかかりやすいです。風通しをよくしたり水はけの良い用土を用いると良いでしょう。また、感染が早いので、広まらないようにだめになった葉はすぐに切り取ることが大事です。

ダイモンジソウ(大文字草)の手入れ・切り戻し

ダイモンジソウの花が枯れたら花茎を切り落とします。冬になると地上部が枯れてくるので、切り戻しして冬に備えます。

ダイモンジソウが枯れる原因

ダイモンジソウが枯れたり弱ったりしたらその原因を考えてみましょう。例えば、あまりにも強い日差しに当てると枯れることがあります。

これを防ぐためにも時期によっては半日陰に移動させることが必要です。枯れないまでも乾燥させすぎると花がつかなくなることも。

ダイモンジソウ(大文字草)の種類

ダイモンジソウは品種改良によって実に多様な花色・花弁の品種が存在します。以下はその中の数種類に過ぎません。

舞姫

紫色の花をつけます。花びらに刻みが入っているのが特徴です。

ひらめき

桃色の花をつけます。小さく可愛らしい花です。窓際でも育てやすいです。

黒潮

その名の通り黒・赤の花をつけます。他の品種に比べるとかなり印象的です。

紅輝

赤色の花をツケます。ダイモンジソウの名の通りきれいな「大」の字形の花をつけます。また、中心が黄色なのも印象的です。

白翠

八重咲きします。白色の花が特徴です。

日本に自生する品種

品種によっては自生しているものもあります。山地に主に生息しており、日本各地で様々な品種があります。例えば、伊豆の「イズノシマダイモンジソウ」などがあります。イズノシマダイモンジソウはおそ咲するのも特徴。葉もかなり肉厚です。

ほかにも「ミヤマダイモンジソウ」なども自生しています。ダイモンジソウは小さいので見つけにくいかもしれませんが、山に行ったら探してみるのも良いでしょう。

ダイモンジソウ(大文字草)の花

ダイモンジソウの花は、その名前の通り大の字形をしています。また、このほかにも八重咲きや千重咲きするものもあります。

八重咲きする品種などは、花が大の形になりません。また、花弁に切れ込みが入るフギレ弁もあります。それぞれをかけ合わせたものもありますから、これからダイモンジソウを探す際にはいろいろとチェックしてみてください。

ダイモンジソウの花の開花時期は、9月から11月です。

ダイモンジソウ(大文字草)の花言葉

ダイモンジソウの花言葉は、「自由」「情熱」「好意」です。恋愛にちなんだ花言葉が多いのが特徴です。

ダイモンジソウ(大文字草)の別名・由来

ダイモンジソウはサキシフラガとも呼ばれます。サキシは石、フラガは「割る」という意味があります。これはダイモンジソウが岩の割れ目に生息していることが多いことに由来しています。

また、ダイモンジソウ(大文字草)と呼ばれるのは花弁が開く様に由来しています。ダイモンジソウの花弁が開くと「大」の漢字に見えるため。

ダイモンジソウ(大文字草)を育ててみよう!

ダイモンジソウは品種が多く手に入れやすいことから人気も高いです。また、ダイモンジソウは他の花が枯れる時期に咲くのも利点。ガーデンに植えればより多様な色合いを年中楽しめることでしょう。

※トップ画像はノンビリーナさん@GreenSnap

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ダイモンジソウの基本情報

ジャンル
草花
形態
多年草
学名
Saxifraga fortunei var. incisolobata
別名
大文字草
原産地
日本、中国

ダイモンジソウの性質

栽培難易度
やや易しい
耐寒性
強い
耐暑性
普通
耐陰性
あり

時期

種まき
2月 、3月
植え付け・植え替え
2月 、3月
肥料
3月 、4月、5月、6月、7月、8月、9月
開花
9月 、10月、11月

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