オオデマリの画像

オオデマリの育て方

  • レンプクソウ科
  • ガマズミ属

オオデマリの基本情報

ジャンル

庭木・花木

形態

低木

学名

Viburnum plicatum

別名

大手毬,テマリバナ,ジャパニーズ・スノーボール

原産地

日本、台湾、中国

オオデマリの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

強い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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オオデマリの育て方の画像

オオデマリの育てる場所

オオデマリは日本原産の花で、手毬のような丸い花がたくさん集まった花でコデマリより花が大きいので華やかです。手毬のような花ということからオオデマリと名付けられました。花は一白が多いですが、がーむずピンクやロサケのように薄いピンク色をしているものや満開になると白から濃いピンクに変わるヤマデマリ・ピンクビューティもあります。

オオデマリに適している場所は、日当たりがよく、水はけはいいが適度に湿気がある場所です。乾燥に弱いので、夏の日照りや西日は避けられる場所がいいでしょう。寒さにも弱いので、寒い時期は株元にわらや腐葉土を置くといいでしょう。オオデマリは、枝を横に広がり、その太い枝から細い枝が広がってきます。

細い枝にはたくさんの花が咲くので、広い場所が必要です。すると、枝を張り広がった枝から花芽がたくさんでてきます。そのため、オオデマリは鉢植えよりも地植えに適する花です。

オオデマリの水やり

オオデマリは、地植えにしてから根がついたら、その後は自然の雨水のみで生育できますが、真夏にかなり乾燥する時期は水をたっぷりと与えましょう。葉が落ちた後の時期にも水を与えることで、新芽がでて花がつきやすくなります。

肥料

オオデマリは特に施肥しなくてもいいですが、生育状況を見て施肥します。オオデマリの花は、5月中旬~6月上旬に開花します。肥料を与える時期は5月下旬~6月の花が終わったころで、きれいに咲かせてくれたご褒美としてお礼肥を与えます。

また、葉が落ちたあとの11~12月にも寒肥を与えます。肥料は、ゆっくりと効き、効果が持続する緩効性肥料か、固形の油かすのような肥料が適しています。

用土

用土には、腐葉土や堆肥などの腐植質が適しています。土に穴を掘り、2割から3割ほど腐葉土や堆肥を混ぜておくと、オオデマリが育ちやすい環境になり、花もつきやすくなります。かなり乾燥してやせた土地以外は、どんな土でも育ちやすい花です。

水持ちを良くするために、2月ごろに株元に腐葉土や堆肥をすきこむと、木が育ちやすい良質の環境に変わります。

病害虫

●病気(うどんこ病、褐斑病)

うどんこ病は、白いカビがうどんこのように葉につく病気です。風通しが悪いことが原因なので、剪定して風通しを良くすることが大切です。褐斑病は、褐色の斑状のものが葉につきます。病気にかかったら、早めに殺菌剤をまきましょう。

●害虫(アブラムシ、サンゴジュハムシ、ハマキムシ)

アブラムシは、冬以外に発生し枝や幹について栄養を吸い取ります。大量発生すると、排泄物がすす病の原因になるので早めに駆除します。サンゴジュハムシは、春の新芽の頃に出てきて葉の裏について葉を食い荒らします。成虫になると、さらに葉を食い荒らすので幼虫のうちに駆除しましょう。

ハマキムシとは蛾の幼虫が葉をまいてさなぎになる虫すべてをさし、その幼虫は新芽や葉を食い荒らします。それらの害虫には、幼虫の時期にアセビ液や殺虫剤をまくと効果があります。成虫になると、殺虫剤の散布が難しく、直接に捕るしかありません。

オオデマリの植え付け・植え替え

●植え付け

オオデマリを植えつける適した時期は、3~4月の暖かい時期です。寒い時期以外はいつでも植え付けができるので、落葉する時期の11~12月でも構いません。根鉢より大きめに穴を掘り、乾燥しないように腐葉土や堆肥を多めにすきこみます。そこへ根鉢を置き、土をかぶせます。苗が不安定なら支柱を当てて根がつくまで安定させます。

●植え替え

根が張ってくるので、鉢植えには適しません。地植えで植え替える場合は、植え付けと同じ方法で植え替えます。

オオデマリの増やし方

オオデマリの花は、咲いた後は実ができません。そのため、オオデマリは挿し木や取り木で増やします。

●挿し木の増やし方

挿し木は3~6月が適しています。挿し木にする枝はその年に伸びた枝で、10~15cmほど切って下半分の葉を残します。挿し木の切り口を水に30分~1時間ほどつけて水揚げします。小粒の赤玉用土などの挿し木用の土に、挿し木をさして水やりを与えます。根がしっかりと伸びてきたら地植えにします。

オオデマリは根がよく伸びるので、直接地面に挿す「路地挿し」にしてもつきます。あらかじめ、土に堆肥や腐葉土などの良質な用土を混ぜておき、水揚げした挿し穂を挿すだけです。あとは水の管理をきちっとすれば根付いてきます。

●取り木の増やし方

取り木の場合は、増やしたい枝の樹皮を数センチはぎとります。そこへ、湿った水苔をまいて、水苔をポリ袋で覆ってから上と下をひもでくくります。水苔がいつも湿った状態になるように水やりをします。根が出てきたら、その下で切り取り地植えにします。

オオデマリの剪定

オオデマリは、剪定せずに育てるほうが花がたくさんつきます。ただ、あまり株が増えすぎると風通しが悪くなるため、花が終わった5~6月ごろに混みあった株の古い枝を剪定します。強剪定を行うと、花芽ができにくく芽吹きが遅くなります。

花芽は、伸びすぎた枝にはつかず短い枝につくので、短い枝は剪定しません。枝を切るのは、枝の付け根部分か枝分かれしている部分から切ります。その際に、花芽と葉芽を間違えないようにしましょう。樹形を横に広くしたいなら枝の途中で切り戻しますが、大きくならないようにするには株元で剪定します。

オオデマリの花言葉

オオデマリの花言葉は、「約束」「誓約」「天国」「品格」「私は誓います」「優雅なたしなみ」「約束を守って」「華やかな恋」です。「天国」という花言葉は、オオデマリの花がグリーンの茎についた様子は天国にいるような美しさがあるということからきています。

「品格」は、真っ白で純潔で上品な感じがすることが由来です。5月27日の誕生花なので、その日が誕生日の人にオオデマリを加えた花束をプレゼントすると華やかです。

まとめ

オオデマリは、10cmくらいの丸くてかわいい花が枝にたくさんつきます。日本の風土に合っていて、暖かい地方では自生しています。場所があれば、自然に伸ばした方が多くの花がつき、庭を豪華にします。花をかごや花器に活けるなら、部屋が明るく彩りがきれいです。オオデマリは、あまり世話がいらない花なので、庭の低木としておすすめです。

※トップ画像はchacoさん@GreenSnap

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