サルビアの画像

サルビアの育て方

  • シソ科
  • サルビア属

サルビアの基本情報

ジャンル

草花

形態

一年草

学名

Salvia

別名

ヒゴロモソウ

原産地

南米、北米

サルビアの性質

栽培難易度

易しい

耐寒性

弱い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

種まき

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植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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サルビアの育て方の画像

サルビアの花は、春から秋にかけて咲き続けるため、美しい花姿を長く楽しめる点が魅力です。赤や白、青や紫など、さまざまな種類があり、花壇に植えるのはもちろん、寄せ植えにしても鮮やかな花の色がよく映えます。そんなサルビアの育て方についてご紹介していきます。

サルビアの育てる場所

サルビアは熱帯地方や温帯地方を原産地とするため、日当たりがよくあまり乾燥しない場所が適しており、気温15〜25度程度でよく育ちます。また、生育を健全に保つには、水はけがよい場所で育てることも大きなポイントです。水はけが悪いと枯れる原因になります。

耐寒性は弱く、気温が5度を下回るような環境下では越冬できません。翌年にも花を咲かせたい場合は鉢植えで育て、冬場は室内で管理するようにしましょう。

サルビアの種まき

サルビアをはじめとしたシソ科の植物は、発芽する温度が20度ぐらいと高めなので、5月頃に種まきをするのが望ましいです。重ならないようにしてプランターなどに種をまき、種が見え隠れするぐらいにごく薄く土をかぶせます。

サルビアの種は、発芽の際に光が必要な性質であるため、土をたっぷりかぶせてしまうと、発芽できなくなります。覆土をしたら、底面給水にするなどして乾燥しないように気をつけて管理しましょう。

なお、5月頃は日中は暖かくても、夜は気温が下がり涼しくなる日も少なくありません。そんなときは、プランターに新聞紙、その上にビニールをかぶせておくと保温と保湿の両方ができます。

発芽後

1週間〜10日程度して発芽したら、水やりは少し控えめにして日光に当てていきます。そして、徒長している苗などを間引きます。本葉が2〜3枚ぐらいになったら、ポットに植え替えましょう。なお、週に1回液体肥料を与えると生育がよくなります。

本葉が6〜7枚程度つき、根が張ったら鉢やプランター、花壇に定植していきましょう。花壇に植える場合は、25cm程度ずつ間隔を取って植えます。株が大きくなってもぶつからず、日がよく当たるようになるためです。鉢植えにおいては、6号鉢であれば3株が適しています。

サルビアの水やり

土の表面が乾燥していたら、たっぷりと水やりをします。サルビアは乾燥が苦手なので、水切れにならないよう気をつけましょう。水が不足すると花やつぼが落ちたり、茎の根元付近の葉が枯れたりしてしまいます。

とはいっても、水やりをしずぎると根腐れの原因になります。季節によって土の乾き具合は異なるので、土の状態をよく確認して水やりをすることが大切です。

水やりは基本的に朝か夕方に行います。特に夏場は、昼間の暑い時間帯に水やりをすると、水が土中で温まってしまうため、根が茹で上がり枯れる原因になります。

肥料

開花期間が5月〜10月ぐらいまでと長いので月に1回、緩効性肥料を置き肥、もしくは10日に1回、液体肥料を与えましょう。定期的に肥料を与えると花がよく咲くので、長い間花を楽しめます。

液体肥料は即効性はありますが、持続性はない肥料です。そのため、緩効性肥料よりも回数を多く与えることで、栄養が行き渡ります。

緩効性肥料はその名の通り、成分がゆっくりと土に溶け出し、時間をかけて栄養を届ける肥料です。液体肥料よりも施肥の効果はゆっくり現れますが、持続性があるので手間をあまりかけたくない人におすすめです。

用土

サルビアには、水はけと保水性の両方のバランスが取れており、腐植質が多い肥沃な用土が適しています。よって、通気性や保水性、保肥力に優れている赤玉土と、腐植を豊かに含む腐葉土を6:4の割合で混ぜ合わせた配合土や、市販の草花用培養土を使いましょう。

病害虫

サルビアは、これといった病気や害虫はありませんが、風通しがよくないとカビが原因の「うどんこ病」になることがあります。風通しをよくして予防しましょう。

また、雨の多い時期は「斑点病」に注意が必要です。斑点病は、細菌が原因で起こる病気で、雨風によって菌が飛び散り広がっていきます。そのため、梅雨の時期は雨が当たらない場所に移動するなどして防除しましょう。

また、ときどき以下のような害虫が発生することがあります。

コナジラミ

春から初秋にかけて、コナジラミが寄生することがあるので注意しましょう。葉の裏に群生して生育を阻害し、葉がすすけたように白く変色する被害をもたらします。

また、ウィルス性の病気や、コナジラミの排泄物により「すす病」を引き起こし、黒い斑点が葉や茎などにできることもあります。蒸れた環境のときに発生しやすいので、風通しをよくしておくことで予防できます。寄生されたときは、薬剤を散布して退治しましょう。

ヨトウムシ

ヨトウムシは葉を食い荒らす害虫です。葉の裏に集団で寄生し、生育に悪影響を及ぼすほか、美観も損なわれます。幼虫は土中や葉の影に隠れ夜間に活動するため、食害にあってもすぐに見つけることができません。そのため、株の根元に薬剤を散布しておくのが効果的です。

ハダニ

ハダニは気温が高く、乾燥していると発生しやすい傾向にあります。よって、定期的に葉水をして防除しましょう。大量に発生した場合は、薬剤を散布して駆除します。

サルビアの植え替え

サルビアは本来、多年草に属する植物ですが、耐寒性がそこまで強くなく、冬に枯れてしまうことが多いため、1年草として扱われ販売されているのが一般的です。しかし、気温が5度を下回らない場所で栽培し、凍結などをしなければ越冬でき、翌年も育てていかれます。

よって、1年草として育てる場合は、植え替えは不要です。冬になって枯れたら取り除きましょう。翌年以降も鉢植えで育てる場合は、根づまりを防ぐために4月〜6月頃に植え替えをする必要があります。

植え替えのやり方は、まず根鉢を1/3程度ほぐします。そして1回り大きな鉢に植え替え、たっぷりと水やりをすれば完成です。植え替え後に水やりをすることで、土と根が密着するので、根が活着しやすくなります。

なお、今後の成長を見込んで、大きめの鉢に植え替えるのはNGです。必要以上に大きな鉢に植えると、土の保水量が多すぎる状態になってしまい、根が水分を吸収しきれなくなります。そうすると土が湿りがちになるので、根腐れを誘発します。必ず株の大きさに見合ったサイズの鉢に植え替えてください。

サルビアの剪定

花が咲き終わったら、花下の節のすぐ下あたりを切ってしまいましょう。そうすることにより、花が長く楽しめるようになります。

また、基本的に春から秋まで花が咲きますが、花づきが悪い場合は8月頃に半分程度に切り戻すと、秋に花が咲くようになります。

サルビアの種類

サルビアといえば、鮮やかで目を引く真っ赤な色の「サルビア・スプレンデンス」が最もポピュラーですが、ほかにも非常に多くの種類があります。その中から代表的な種類を、いくつか見ていきましょう。

サルビア・ファリナセア(ブルーサルビア)

サルビア・ファリナセアは、青紫色の涼しげで凛とした印象の花を咲かせます。その魅力的な花の色から、別名「ブルーサルビア」とも呼ばれて親しまれています。株が大きくなりすぎないため、寄せ植えなどがしやすいと言えるでしょう。また、耐寒性もあり、−4度程度の寒さまで耐えられます。

一般的にサルビア・ファリナセアといえば、青紫色が多く出回っていますが、以下のような色も流通しています。

  • サルビア・ファリナセア シラス:白色の花
  • サルビア・ファリナセア ストラータ:つぼみは白色で花は青色
  • サルビア・ファリナセア エボリューション:濃い紫色の花

サルビア・マクロフィラ

サルビア・マクロフィラは、鮮やかな青色の花を咲かせます。下花唇に白い蜜標があり、ちょっとしたアクセントになっています。また、甘い香りを放つ葉も特徴の1つです。

サルビア・ミクロフィア(チェリーセージ)

低木性のサルビア・ミクロフィアは、高さ1.5m程度にまで大きく育つ品種です。葉からチェリーのような甘い香りがすることから、「チェリーセージ」とも呼ばれています。

花の色は赤系列が多いですが、白やピンク、白と赤のバイカラーなどもあります。寒さに強く、病害虫による被害も少ないため、育てやすいとして人気です。

サルビア・ストアリタ

サルビア・ストアリタは、暖かみのあるオレンジ色や朱赤色の花を咲かせます。ほかの種類に比べてコンパクトに生育する性質なため、アレンジがしやすい点が特徴です。

サルビア・アルゲンテア(シルバーセージ)

フワフワとしたとても細い毛が葉の表面を覆い、葉が銀色に見えることから「シルバーセージ」とも呼ばれています。真っ白で可憐な花姿を楽しめます。

サルビア・マドレンシス

サルビア・マドレンシスは、美しい黄色の花を咲かせる大型のサルビアです。日本では、「イエローマジェスティ」とも呼ばれて親しまれています。草丈は2mぐらいに成長するので、地植えにすると存在感があり、庭を華やかにしてくれます。

サルビアの花言葉

サルビアには、花の色によって以下のような花言葉がつけられています。

  • 赤色:燃える思い
  • 青色:知恵、永遠にあなたものも
  • 紫色:尊敬
  • 全色共通:よい家庭、家族愛

「salvia(サルビア)」は、ラテン語の「salvus(良い状態、健康、安全)」が語源で、それが変化し英語ではサルビアを「sage」と表記します。sageには、「賢人」という意味も持っており、そこから「知恵」や「尊敬」という花言葉につながったと考えられています。

「燃える思い」は、真っ赤で鮮やかな「サルビア・スプレンデンス」の花色が情熱的だとしてつけられました。そして、「永遠にあなたのもの」は長い期間、花を咲かせるサルビアの性質にちなんでつけられています。

まとめ

サルビアは、今回ご紹介した以外にも非常に多くの種類があります。そのため、好きな種類を組み合わせてアレンジできる楽しみがあります。

また、1年草とされていますが、温度管理をすれば越冬して翌年も栽培できます。病害虫の被害も受けにくいため、ぜひ育ててみてください。

※トップ画像はminoさん@GreenSnap

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