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お茶や香水にも利用されるほど、良い香りがするジャスミン(茉莉花)は、香りだけでなく美しい花も楽しめます。ぜひお庭でジャスミンを育ててみませんか。ここではジャスミンの育て方の基本をご紹介します。土選びや水やり頻度、育てる場所や植え替え時期などをまとめているので、ぜひご参照ください。
ジャスミンは太陽光を好みます。日当たりがよい場所で育ててください。あたたかい地域の植なので寒さを嫌います。鉢植えで育てる場合は、冬になったら室内に移動させるなどケアをしてください。
ジャスミンは湿気を嫌いますので、水はけのよい土を選びましょう。土選びに悩む場合は、市販の花用の培養土がおすすめです。自分で土をブレンドする場合は、赤玉土と腐葉土を7:3の割合で混ぜるとよいでしょう。
ジャスミンを地植えする場合はとくに水やりは必要なく、降雨のみで十分です。ジャスミンを鉢植えで育てている場合は、土が乾燥していたらたっぷりと水やりをしてください。鉢の底から水が流れるくらいに水を与えましょう。
受け皿に水がたまっていると根腐れの原因となるので注意してください。こまめに水を入れ替えましょう。
ジャスミンは2月から3月に肥料を株元に混ぜましょう。ハーブ用の肥料や油かす、骨粉を混ぜたものを使用します。あたたかくなった時期の5月から6月くらいに追肥するとよくジャスミンが生長しますよ。
ジャスミンはいつでも植えつけられるわけではなく、3月下旬から4月下旬が最適です。あたたかくなった時期に植え付けてください。
秋にも植え付けが可能です。春に植え付けができなかった場合は、9月下旬から10月下旬も植え付けに行います。
ジャスミンを鉢植えで育てる場合は、ある程度生長すると植え替えが必要になります。根はどんどん鉢のなかで生長するので根詰まりすることがあります。
そのまま水やりすると根腐れをする場合もあるので、生長に応じて大きさにあった鉢にジャスミンを植え替えをしてください。
植え替えは3月から4月にするといいですよ。鉢はひとまわり大きなものを選びましょう。
ジャスミンは「挿し木」で増やすことができます。ジャスミンの花が咲き終わった9月に挿し木をして増やしましょう。
長く生長したジャスミンの枝を10センチほどカットして、土に挿します。挿し木をしたあとはすぐに根が出るわけではありません。根が出るまでには1ヶ月ほど時間がかかるので、それまでは土を乾燥させないように水やりをしてください。
ジャスミンにはハダニがつきやすい植物です。肉眼でハダニを確認することは小さすぎて難しいですが、葉の表面に白い斑点がでたら被害に遭っている可能性が高いです。必要に応じて薬剤の散布などをしてください。
乾燥していても虫がつきやすくなりますので、水やりをして虫がつきにくい環境を心がけてください。
ジャスミンとは、モクセイ科ソケイ属の植物の総称です。原産はインド、ヒマラヤとされています。ジャスミンの花期は7月から8月下旬で、白や黄色の花を咲かせます。花はとても良い香りがするという特徴があります。
ジャスミンの花言葉は「愛想の良い」「愛らしさ」です。良い香りがする特徴からつけられた花言葉だと考えられます。
ジャスミンは開花をするととてもよい香りがします。香水やお茶になるほどの強い香りです。
ジャスミンは地植えも鉢植えも可能ですが、寒い地域なら鉢植えでの栽培をおすすめします。ぜひお庭で楽しみませんか。
GreenSnap編集部