ワイルドストロベリーの画像

ワイルドストロベリーの育て方

  • バラ科
  • イチゴ属

ワイルドストロベリーの基本情報

ジャンル

野菜

形態

多年草

学名

Fragaria vesca

別名

エゾノヘビイチゴ

原産地

欧州〜アジア

ワイルドストロベリーの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

強い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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ワイルドストロベリーの育て方の画像

ヨーロッパやアジア北部、北アメリカ原産のワイルドストロベリーは、日本でも北海道で野生のものを見ることができます。甘酸っぱい香りが特徴的な野生のイチゴで、別名エゾヘビイチゴ、ヨーロッパクサイチゴ、ノイチゴとも呼ばれています。

ワイルドストロベリーの草丈は15センチから30センチほどで、ギザギザの3枚の葉っぱが印象的です。可愛らしい5弁の小さな白い花を咲かせ、花が終わると、今度は小さなイチゴの実を付けるのです。

ウェッジウッドのワイルドストロベリーシリーズの食器にデザインされていることでも知られていますよね。

ここでは、そんなワイルドストロベリーの育て方についてご紹介したいと思います。

ワイルドストロベリーの育てる場所

ワイルドストロベリーは、日当たりが良くて風通しの良い、涼しい場所で育てます。日当たりが悪いと、花付きが悪くなったり、実もあまり付かなくなってしまいます。

とはいえ、ワイルドストロベリーは夏の暑さがあまり得意ではありません。そのため、夏場は風通しの良い半日蔭に鉢を置き、庭植えの場合は遮光して半日蔭を作るなど配慮が必要です。

ワイルドストロベリーの水やり

ワイルドストロベリーには、土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをします。鉢植えの場合は鉢底から水が流れ出るくらいたっぷり水を与えて下さい。

乾燥が続くと葉っぱが枯れてしまうので水やりは忘れないようにしましょう。

乾燥しやすいので水やりはとても大切なのですが、多湿を好むわけではないので、水はけを良くしておく必要があります。

肥料

庭植えの場合は肥料は必要ありませんが、鉢植えの場合は、春と秋に月1回程度置き肥します。液体肥料を与える場合は、10日に1回程度与えます。

用土

ワイルドストロベリーは、赤玉土7:腐葉土3の土に緩効性化成肥料を少しだけ混ぜたものなど、肥沃で水持ちも水はけも良い土を好みます。

市販の草花用培養土を使えばOKです。

病害虫

ワイルドストロベリーを育てるうえで気を付けたいのは、灰色カビ病やハダニといった病害虫です。

病気

灰色カビ病は、水がしみたような病斑ができますので、みつけたら切り取って処分しましょう。そのままにしておくと病斑が広がってしまい、その部分が枯れて腐り、カビが覆うように発生しますので、とにかく早めに処分するのが重症化させないポイントです。

害虫

乾燥しすぎるとハダニが付きやすいので注意しましょう。葉の裏に白い斑点が出るとハダニが付いてる可能性があります。ハダニは水に弱いので、ときどき葉水をしておくと予防できます。

また、実が成り始めると、虫だけでなく鳥も狙ってきますので、注意したいものですが、鳥に食べられてしまう前に収穫したいですね。

ワイルドストロベリーの植え付け・植え替え

ワイルドストロベリーの植え付けや植え替えは、春または秋に行います。

ポット苗を植える際には、根鉢を崩さないように苗を抜いて、ポットの大きさに掘った穴にすっぽりと入れて植え付けます。

根詰まりした鉢を植え替える場合には、古土を落としながら根っこをほぐして植え付けます。

植え付けるときに、葉や芽が出てくる株元が土に埋まってしまわないように気を付けましょう。仕上げに土を寄せて軽く押さえるようにして土と根っこをくっつけるように植えたら、たっぷりと水を与えてください。

庭植えの場合は植え替えなくても大丈夫ですが、鉢植えの場合はどうしても根詰まりしてしまいますので、1年に1回程度、ひと回り大きい鉢に植えるか、株分けをすることになります。

ワイルドストロベリーの増やし方

ワイルドストロベリーは、株分けまたは種まきで増やします。

株分けで増やすには

株分けで増やす方法はふたつあります。まず、ランナー(つる)に葉っぱが数枚付いた子株を選び、ラン ナーから切り離してポットに植え替えるという方法です。また、掘り上げて株 を分けて植え替えることもできます。

庭植えの場合は、ランナーが伸びて根っこが出ると、横へ横へとどんどん広がりながら育っていきます。これ以上広げたくないという場合には、ランナーを剪定して広がらないようにします。

種まきで増やすには

ワイルドストロベリーの熟した実は、やがて茶色く乾燥します。実が完全に乾燥すると、ポロポロと崩れ、簡単に種を取ることができます。種を採取したら、種まきのシーズンまで、冷蔵庫で保管します。

種まきには、4月から5月頃または9月から10月頃が適しています。

種まきのコツはというと、種をまく前に、まずは土に水を与えてしっかりと湿らせます。鉢底から流れ出るくらいたっぷり水をやってOKです。

そして、土の表面に密着させるようにして種をまき、土はかぶせません。芽が出るまでに1ヶ月くらいかかりますので、乾燥しないように水やりをしながら明るい室内で発芽を待ちます。水やりの際には、種が流れないよう注意してください。

ワイルドストロベリーの手入れ

ワイルドストロベリーのお手入れで最も重要なのは、枯れた下葉をこまめに切り取ることです。そのままにしておくと、病害虫の原因となってしまいます。

花が咲くころにはランナーがどんどん伸びてきますので、実や花の付かない不要なランナーは、邪魔にならないよう剪定してしまいましょう。

株が蒸れないよう、収穫を兼ねて適宜葉っぱを取り除くことも大切です。

ちなみに、ワイルドストロベリーは冬になると紅葉したり、地上部が枯れてしまう場合もあるのですが、春になると芽が出てきます。そのため、冬になって地上部が枯れていても慌てなくて大丈夫です。

ワイルドストロベリーの収穫

ワイルドストロベリーは、熟したイチゴの実だけでなく、葉っぱも収穫できます。

実の収穫

ワイルドストロベリーの実は、4月頃から7月頃、9月頃から11月頃に収穫できます。

白から赤く色づいて熟したら、実を潰さないようにそっと持ち上げて果柄から摘み取ります。

収穫した実は、生で食べることもできますが、ジャムやジュース、果実酒にするのもおいしくておすすめです。

葉っぱの収穫

葉っぱの収穫は、4月から9月までの間に適宜行います。これには、増えすぎた葉っぱを適宜取り除いて風通しを良くしてあげるという意味もあります。

収穫する際には、株の内側の葉っぱを切り取ってください。収穫した葉っぱは乾燥させて、ハーブティーとして楽しみましょう。葉っぱには、収れん作用や健胃・利尿作用があると言われています。

ただし、生の葉っぱには微量ながら毒素が含まれていますので、必ず乾燥させたものを使ってください。

まとめ

ここでは、甘酸っぱい香りとかわいらしい見た目で人気の、ワイルドストロベリーの育て方についてご紹介しました。

ワイルドストロベリーは、ギザギザの3枚の葉っぱに白い小さな花、そしてぶら下がるように成った小さなイチゴの実、そのすべてがとてもかわいらしいので、多くの人から愛されています。

鉢花としてちょこんと飾っておくのもかわいいですが、ランナーで増えていく性質から、グランドカバーとしても適していますよ。

※トップ画像はchippiさん@GreenSnap

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