キウイフルーツの画像

キウイフルーツの育て方

  • マタタビ科
  • マタタビ属

キウイフルーツの基本情報

ジャンル

果樹

形態

低木

学名

Actinidia chinensis

別名

キウイ,シマサルナシ,オニマタタビ

原産地

中国

キウイフルーツの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

普通

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
2
3
4
5
6
7
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肥料

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開花

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収穫

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キウイフルーツの育て方の画像

今回はキウイフルーツの育て方を紹介していきます。

キウイフルーツの育てる場所

日光を好む性質があるので、日当たり良好な場所を選んでください。雌雄異株のため、庭植えなら最低でも2本分の栽培場所の確保が必要です。ただし並べて植えなくても半径10m以内の距離でしたら受粉に問題はありません。

キウイフルーツの水やり

鉢植えは土の表面が白く乾いたら、鉢底から少し流れ出るくらいたっぷり水やりしてください。庭植えの場合は、品種や土質にもよりますが、夏にひどい日照りが続くようなときを除いて、特に水やりの必要はありません。

肥料

庭植えの場合、元肥は11月に、追肥は7月と9月に施します。鉢植えの場合は元肥は2月に、追肥を6月と9月に施します。元肥、追肥ともに化成肥料は最小限度に抑え、できるだけ有機物を施すのがポイントです。庭植えでは、鶏糞などの有機肥料の他にも、家庭で出る生ゴミなどを再利用する堆肥を有効活用しましょう。鉢植えでは、元肥には有機固形肥料を、追肥には緩効性化成肥料を施してください。

用土

水はけ、水もちのよい土であれば、土質はあまり選びません。鉢植えは、市販の果樹用の土か、赤玉土小粒7:腐葉土3の配合土を用いましょう。地植えは、苗植えの2週間前から土作りを始めてください。掘り上げた土に、1㎡あたりコップ1杯分の苦土石灰を混ぜて2週間ほど寝かせます。腐葉土と堆肥をよく混ぜ込んで植え付けましょう。

病害虫

病気:花腐細菌病、かいよう病、果実軟腐病などの病気には気をつけましょう。いずれも防風対策をしっかりとして傷口を作らないように予防に努めてください。

かいよう病は細菌が原因で、植物の傷口から侵入して伝染します。治療する薬剤はありません。剪定ばさみは殺菌したものを使い、むやみに枝を傷つけないように注意してください。切り口には癒合剤を塗布した方が安心です。発病が確認されたら速やかに感染部位を切断してください。

害虫:特に注意を要するものはいません。まれにキイロマイコガ、キイロヒメヨコバイ、カメムシ、コガネムシが発生することがあります。

キウイフルーツの植え付け・植え替え

暖かい地域では10〜12月頃、寒冷地では4月以降が苗植えの適期です。日当たりと水はけのよい場所に、植え付けの前から土作りをしておきます。雌雄異株のため、最低でも2本植え付ける場所を確保する必要があります。すぐ隣に並べて植えなくても大丈夫ですが、間隔は受粉に支障のない範囲内にしてください。

雌株と雄株を3m以上10m以内の間隔に植え付けましょう。それぞれ支柱を立て、支柱の天井を繋いで棚仕立てにして蔓を絡ませます。雄木は物置の屋根などに這わせ、雌木だけを棚仕立てにしても収穫が楽です。植えてから3年ほどで果実を収穫できるようになりますよ。

鉢植えの場合、根詰まりを防ぎ、通気をよくするために植え替えが必要になります。鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2~3年に1回が目安です。適期は11月から3月です。

キウイフルーツの増やし方

キウイフルーツは挿し木と接ぎ木で増やすことができます。

挿し木:「休眠枝挿し」と「緑枝挿し」の2つの方法があります。前者は、休眠期の3月に、前年に伸びた枝を2~3節に切って挿し、後者は、6~7月にそれまで伸びた枝を2~3節に切って挿す方法です。キウイフルーツでは緑枝挿しが比較的高い確率で成功するのでおすすめです。緑の葉がある状態の枝を挿すので、最後にビニール袋で鉢全体を覆って保湿することがポイントです。

接ぎ木:「休眠枝接ぎ」を1月に行います。台木には種をまいて1年間育てた若い苗を使うのが一般的ですが、少し難易度が高いので初心者にはおすすめしません。

キウイフルーツの剪定

キウイフルーツは蔓性でフェンス等に巻きついて成長するため、剪定をしないと樹形が崩れ、収まりが悪くなります。1月~2月頃になったら、実が付いている蔓に3〜4芽を残して剪定しましょう。また、植え付けから成長するまでは2m位の支柱を立て苗木をまっすぐに誘引しましょう。植えてから3〜4年は結実させずに蔓をしっかり生長させるのが果実を多く実らせるポイントです。誘引の方法は、枝2本をTの字に横に生長させる「Tバー仕立て」か、1本仕立てで上に生長させる「棚仕立て」があります。どちらも、強い枝を残して、そこから蔓がしっかり生長するまでは、剪定のたびに誘引しておきます。

キウイフルーツの手入れ

摘心:生育期の摘心など管理にコツが必要です。葉数が確保できたら、混みすぎないように摘心します。また、二度伸びしたら、伸びないうちに芽かきをします。太い枝から突発的に伸びるシュートはできるだけ小さいうちに除いておきましょう。

摘果:たくさん成らせると全体の実が小さくなってしまいます。6月下旬頃から、受粉のうまくいっていない奇形果や小さな実をまず除き、少しずつ間引いていきます。最終的には葉4~5枚に1果程度に間引きます。

キウイフルーツの品種

キウイフルーツの品種を選ぶ場合には、雌木の開花時期に合った雄木を選ぶ必要があります。果樹ビギナーの家庭には、雌木にセンセーションアップル、雄木にジャンボイエロー孫悟空の組み合わせをおすすめします。

ヘイワード:最も流通している代表的な品種です。実が大きく、品質もよいのが特長です。雄品種には「トムリ」を交配させるとよいでしょう。

センセーション・アップル:家庭用におすすめの品種です。早生種で、リンゴ形で大きな実をたくさんつけます。雄木の品種には「孫悟空」を選ぶとよいでしょう。樹上で完熟するため、追熟の必要はありません。

紅妃(こうひ):5月上旬に開花する極早生種です。味も美味しく、実の中に綺麗な赤味があります。雄品種には「早雄」を選ぶとよいでしょう。

キウイフルーツの収穫

キウイフルーツの果皮の地色が茶色になったら収穫のサインです。栽培地域にもよりますが、最低気温が5度を下回ると霜が降りるので、霜が降りる前の11月までには収穫を終えてください。茎のところから、衛生的なハサミで切り取って収穫しましょう。

また、果実は収穫したら、食べる前に追熟が必要になります。収穫から10日から2週間ほど、常温で他のフルーツと一緒にビニール袋に入れて寝かせます。例えばキウイフルーツ4〜5個に対して、リンゴ1個を入れて口をしばり、冷暗所に置きます。追熟が進むほど甘味は増しますが、果皮を軽く押して柔らかければ食べごろです。

キウイフルーツの栽培のポイント

キウイは雌雄異株のため、果実を実らせるための栽培ポイントがあります。

  • 受粉のため、近くに雄木と雌木の2本を植えましょう。
  • 品種を選ぶ際には、雌木の開花時期に合った雄木を選びましょう。
  • 自然受粉がうまくいかないときは、雄花を直接雌花にくっつけて人工授粉させましょう。
  • 人工受粉をするなら、開花の早い雄木の花粉を貯蔵しておきましょう。

まとめ

いかがでしたか。キウイフルーツは押さえておきたい栽培のコツがいくつかありますが、基本的に丈夫で無農薬でも育てられる家庭向きの果樹です。またビタミンやミネラルを多く含み、機能性果実として注目されるほど、栄養価が高いフルーツです。庭の日当たりの良い場所にスペースがあればぜひ植えてみてくださいね。きっとたくさんの実を付けて応えてくれますよ。

※トップ画像はぶりっつさん@GreenSnap

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