カボスの画像

カボスの育て方

  • ミカン科
  • ミカン属

カボスの基本情報

ジャンル

果樹

形態

高木

学名

Citrus sphaerocarpa

別名

カボスユ

原産地

日本

カボスの性質

栽培難易度

易しい

耐寒性

普通

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
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肥料

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開花

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収穫

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剪定

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カボスの育て方の画像

カボスは料理からスイーツまで幅広く活用できるため、庭植えや鉢植えで育てておくと何かと重宝します。収穫の楽しみがあり、育てがいがあるといえるでしょう。そこで今回は、カボスの植え付けや剪定の仕方、栽培のポイントなど、カボスの育て方についてご紹介します。

カボスの育てる場所

カボスは、日当たりのよい場所での栽培が適していますが、多少日陰になる場所でもよく育ちます。ただし、強い寒風が苦手なので、庭植えにする場合は日当たりがよくても、冬場のことも考慮して植える場所を決めましょう。

寒さに強く−7度までなら耐えられ、基本的には越冬できます。庭植えも鉢植えも可能なので、庭のスペースに応じて育てるとよいでしょう。

カボスの水やり

土が乾いていたらたっぷりと水やりをします。特に幼木のうちは、水切れしないように注意しましょう。庭植えの場合、根づいた後は夏の暑さにより乾燥していない限りは、雨水だけで大丈夫です。

肥料

寒肥として2月頃に有機質肥料を、6月と10月に即効性化成肥料を施します。肥料は根の先端から吸収されるため、幹の根元ではなく幹の周りにまくのがポイントです。根の張り方は地表部と似たような形に広がっていることから、枝の先端下の地面にまくと効果的です。鉢植えの場合は、用土の上に置き肥します。

用土

水はけがよく肥沃な土壌を好みます。そのため、小粒赤玉土と腐葉土を7:3の割合で混ぜた用土が適しています。また、配合の手間をかけたくない場合は、市販のか果樹用培養土を使うとよいでしょう。

病害虫

カボスには以下の害虫がつくことがあり、適切な防除・駆除が必要です。薬剤で駆除する際は、スミチオン乳剤など人体への影響が少ないものを使うようにしましょう。

ハダニ

ハダニはクモの仲間で、クモの巣のように糸を張り葉を吸汁する害虫です。葉の色がすすけたようになり見た目が損なわれるほか、光合成ができなくなり生育が阻害されます。高温で乾燥した状態になると発生しやすいので、定期的に少し勢いよく葉に水をかけると防除できます。

カイガラムシ

カイガラムシは枝や幹、葉を吸汁し被害をもたらす害虫です。症状がひどい場合は、株が枯死してしまうこともあります。見つけたらブラシでこすり落とすか、薬剤を散布して駆除しましょう。

なお、カイガラムシの成虫は硬い殻に覆われているため、薬剤があまり効かないこともあります。そのため、月に2回ほど散布したほうが駆除率が高まります。風通しが悪いとつきやすいので、枝が茂りすぎている箇所を剪定して風通しを良好にすることが大切です。

アゲハチョウの幼虫

アゲハチョウが果樹の付近を飛んでいたら、卵を産みつけている可能性があります。アゲハチョウの幼虫は葉を非常に好むので、食害されないよう見つけ次第駆除しましょう。

エカキムシ

エカキムシは葉肉内を曲がりくねりながら食害し、葉に白い線の食痕を残します。場合によっては葉肉を食べ尽くし、葉を枯らしてしまうこともあります。他の葉に伝播しないよう、被害にあった葉は取り除き処分しましょう。

カボスの植え付け・植え替え

植え付け・植え替えは、3月下旬〜4月が適期です。庭植えにおいては、植える場所をよく耕してから大きめの穴を掘り、苗木を植えていきます。そして、穴と苗木の隙間に用土を埋め込んで固定し、たっぷりと水やりをしたら完成です。

鉢植えの場合は、根鉢の1〜2回り大きい鉢に植えましょう。水はけをよくするために鉢底石を敷いてから用土を入れて植え付け、たっぷりと水を与えます。

植え替えは2年に1回必要です。1回り大きい鉢に植え替えて根詰まりが起きるのを防ぎましょう。なお、植え付け・植え替え時は、なるべく根を崩さないようにして行うことが大切です。根が傷つくと、株全体にダメージを与えてしまいます。

カボスの増やし方

カボスは挿し木をして増やせます。挿し木をする時期は、3月中旬〜5月上旬が適しています。挿し木は以下の手順だけなので、初心者でも簡単に行えます。

  1. 枝先を10cmほど切り、葉を3枚程度残して1〜2時間水につける
  2. 十分に水を吸わせたら枝の切り口に発根促進剤をつけ、用土に挿し木する
  3. しっかりと土で固定したのち、水をたっぷりと与える
  4. 発根するまで半日陰で管理する

カボスの剪定

剪定は3月頃が適しています。重なって込み入っている枝や下向きの枝、真上や内側に向かって伸びている枝を根元から剪定し、内部まで日が当たるようにしましょう。

剪定せず残った長い枝は、先端から1/3〜1/4程度切ります。また、短い枝は切らないで残しましょう。花芽は枝の先端につくため、全部の枝を切り詰めると花芽が落ちてしまい、実がつかなくなります。

カボスの手入れ

カボスは実が豊富に実る年と、不作の年とを交互に繰り返す「隔年結果性」の性質があります。これを防ぐために、7月頃から傷んだ実や未熟で小さい実などを間引いていきます。7〜10枚の葉に対して実が1個になるように摘果しましょう。

また、摘果せず残した実に葉がかぶさっていたら取り除いて、日が当たるようにすると実の色が均一になります。摘果した果汁も利用できるので、料理などに活用するとよいでしょう。

カボスの収穫

カボスは、9月中旬頃から収穫期を迎えます。小さめのミカンぐらいの大きさの緑色の実を収穫します。収穫したカボスは、鍋料理やお刺身などの料理をはじめ、スイーツなど幅広く活用できます。

なお、完熟して黄色くなると酸味や風味が落ちるので、収穫のタイミングを逃さないようにしましょう。収穫後は冷蔵庫で保管すると長持ちします。

カボスの栽培のポイント

肥料のあげすぎると、実がつきにくくなるので注意しましょう。先述したように肥料は年3回与えれば十分です。

また、耐寒性があり丈夫ですが、寒冷地の場合は夜になると氷点下になることもあるので、寒冷紗で囲ったり、株元にワラを敷いたりして防寒対策をしておくと安心です。

まとめ

カボスは丈夫でよく育ち、柑橘類の中でも栽培しやすいことから、初心者にもおすすめです。適切に育てれば毎年実をつけるので、非常に重宝します。料理の調味料やドリンク、スイーツなど、さまざまな用途に使えるカボスを、ぜひ育ててみてください。

※トップ画像はのぶりんりんさん@GreenSnap

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