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里芋(サトイモ)の育て方|肥料や水やりの方法は?植え付け時期は?

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サトイモ(里芋)はサトイモ科サトイモ属の植物で、東南アジア原産のタロイモの仲間です。ねっとりとした触感の独特な味わいで、芋煮をはじめとした和食の主役になる根菜です。根菜は必ずしも根が食用部位のものだけでなく、サトイモのように地下茎が食用部位のものも指します。サトイモの葉柄はズイキ(芋茎)と呼ばれ、これも食用に使われます。

ここではこのサトイモの育て方を、栽培する場所、水やり、肥料、土作り、病害虫、植え付け、増やし方、収穫の項目に分けて詳しく解説していきます。

サトイモは栽培期間がやや長いのですが、作業自体はとてもかんたんな根菜です。畑だけでなくプランターで育てることもできるので、初心者の方も是非栽培にチャレンジしてみてください。

里芋(サトイモ)を栽培する場所

サトイモは日当たりと風通しの良い場所で栽培します。半日陰~日陰でも育ちますが、丈夫な株を育てたいなら日がよく当たるところで育てましょう。

生育に適している気温は25度~30度と高めですが、霜には弱いので注意してください。

里芋(サトイモ)の水やり

サトイモは乾燥にとても弱く、それにより収穫量が減ります。

地植えの場合、普段の水やりはほとんど必要ありませんが、夏の乾燥時期には水やりを欠かさないようにしましょう。プランターで育てる場合は土の表面が乾いたら水をたっぷり与えてください。

里芋(サトイモ)の土作り

サトイモを植え付ける2週間前から土作りを行い、1週間前には畝(うね)を作っておきます。手順は以下を参考にしてください。

【植え付けの2週間前】
苦土石灰(くどせっかい)を1平方メートルあたり100グラムまき、よく耕します。

【植え付けの1週間前】
畑全面に追肥を1平方メートルあたり2キログラム、化成肥料を1平方メートルあたり100グラムまき、よく耕したら畝を作る作業に入ります。

畝の作り方

高さ10~15センチ、幅70~80センチの畝を作ります。サトイモは45センチ間隔で植え付けるので、畝の長さは植える数によって調整しましょう。

里芋(サトイモ)の肥料

サトイモの肥料は植え付け後の追肥として2回以上与えます。肥料の量と与える手順は以下を参考にしてください。

一回目の追肥

5月下旬~6月中旬に、本葉が3枚出た時期が目安です。サトイモの株元から少し離れた場所に1平方メートルあたり20~30グラムの化成肥料を均一にまきます。少し離れた場所にまくのは根を痛めないためです。

その後は肥料を埋めるように耕し、株もとにしっかり土寄せをします。土寄せが足りないと子イモの芽が地上に伸び出てしまうため、小さいイモばかりになってしまうので注意してください。

二回目以降の追肥

6月下旬~7月中旬に行います。1回目の追肥と同じように、サトイモの株元から少し離れた場所に、1平方メートルあたり20~30グラムの化成肥料を均一にまき、耕して土寄せをします。やはり株もとにしっかり土を寄せてください。

その後は生育に合わせて1か月に1~2回追肥と土寄せを繰り返しましょう。

里芋(サトイモ)の育て方で注意すべき病気・害虫

サトイモは病害虫の被害を受けにくい植物ですが、アブラムシやヨトウムシの被害を受けることがあります。害虫は殺虫殺菌剤で駆除できますが、収穫する野菜には使うのを控えたいところです。

手間はかかりますが葉を1枚ずつ調べて見つけ次第粘着テープで駆除する方法が良いでしょう。予防として、株元に敷きわらやマルチシートを張り害虫を寄せ付けない環境をつくっておきましょう。

里芋(サトイモ)の植え付け

植え付けの2週間前から土作りを行い、よく耕した畑に畝を作っておきます。植え付けの手順は以下を参考にしてください。

  1. 畝の中央に深さ10~15センチの溝を掘ります。
  2. 溝の中に種イモの芽を上にして45センチ間隔で置いていきます。
  3. 掘り起こした土を溝に戻し、芽の高さが揃うようにイモを埋めます。
  4. 土の表面を軽く手で押さえ、水を与えます。
  5. 病害虫予防のために株元に敷きわらをするかマルチシートを張ります。

ポイントは、種イモはふっくらと形が整っていて、芽が出始めているものを選ぶことです。

里芋(サトイモ)の増やし方

サトイモは種イモを植えて、種まきで増やします。

種イモは収穫したサトイモから選別しますが、食べきれなくて残ったものを使うという方法もあります。前年に収穫しきれなかったサトイモを掘り起こして使う方法もありますが、土の中で上手に越冬できる場合と、凍って腐る場合があるので必ずしもおすすめはできません。

はじめから種イモとして選定する場合は、傷みやキズのないものを選びます。このときに親イモと子イモを切り分けずに株全体を保存しましょう。

畑の中で保存するのなら、水はけの良い場所に植え付け時より深い穴を掘って埋めてください。

里芋(サトイモ)の手入れ

サトイモは害虫予防や駆除、乾燥防止、追肥と土寄せなどの手入れが必要です。

害虫予防のため、株元に敷きわらをするかマルチシートを張り、害虫は発見次第駆除します。マルチシートに水たまりができないように畝はしっかりとつくりましょう。

また、乾燥防止のため、夏の乾燥時期には毎日たっぷりと水を与えましょう。土がカラカラに乾いてしまうと回復しないことがあります。

追肥は生育具合を見ながら1か月に1~2回施します。このときに株元への土寄せもしっかりと行いましょう。なぜ土寄せをするかというと、サトイモの地下茎が肥大して土から出ないようにするためです。

里芋(サトイモ)の収穫

サトイモの収穫時期は10月上旬~11月中旬、子イモが十分に肥大した頃に行います。葉が枯れ始めたら収穫の適期です。収穫は霜が降りる前に終わらせましょう。

  1. あらかじめ地上に出ている部分を地ぎわで刈り取ります。
  2. 株元から30センチほど離れたところにスコップを入れて土を掘り起こします。
  3. イモを傷めないように手で掘り上げて収穫します。

里芋(サトイモ)栽培のポイント

サトイモ栽培のポイントを以下にまとめました。これらに注意して丈夫な株を育てましょう。

  • 栽培期間は長めだが作業はかんたん
  • 種イモは先端から芽が出ているものが良い
  • 生育温度は25~30度と高めだが霜には弱いので収穫は霜が降りる前にする
  • 乾燥に弱く収穫量が減るので夏の乾燥時期に水やりを欠かさない

里芋(サトイモ)の栽培にチャレンジしてみよう!

ここではサトイモの育て方を、栽培する場所、水やり、肥料、土作り、病害虫、植え付け、増やし方、収穫の項目に分けて紹介してきました。土や畝の準備さえ整えば、サトイモ栽培はそう難しいものではありません。秋の収穫で土を掘る感触はとても気持ちの良いものです。ぜひ皆さんも収穫の喜びを味わってみてください。

※トップ画像はひーさん@GreenSnap

サトイモの新着コラム

サトイモの基本情報

ジャンル
野菜
形態
一年草
学名
別名
タロイモ
原産地
東南アジア

サトイモの性質

栽培難易度
やや易しい
耐寒性
弱い
耐暑性
強い
耐陰性

時期

種まき
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
植え付け・植え替え
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
肥料
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
収穫
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12

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