麻布で野菜育てるなんてお洒落~♥️に隠された真実を暴きます。
4月初旬。種芋の植え付け。
4月初旬。遅霜の心配もなさそうなので種芋の植え付け。品種はインカのめざめをチョイスしました。小さい種芋だったので、切らずにそのまま植え付けました。一袋につき2個ずつ植えました。実験的に市販の培養土のビニール袋での袋栽培も1つつくりました。
芽吹き
写真取り忘れましたが、5月の初め頃に順調に芽吹いて種芋ひとつにつき2芽を残して間引きました。とりあえず、現段階でダンゴムシの食害が酷いのと水切れがめちゃくちゃ早いです。
6月初め、水切れとダンゴムシの食害でもうほとんど葉っぱが枯れてます。
一方培養土の袋栽培では
6月上旬。ビニール袋で栽培してたものはまだまだモリモリ繁っております。2回ほど土増ししてます。
堀あげ
仕方ないので掘りあげることに。麻袋を持ち上げた瞬間、ダバダバーー!!っと土が底から抜け落ちました。なんと底抜けだったのです。保水力皆無な状況で育ててたってことですね。そりゃ育ちません。麻袋の底にはダンゴムシがびっっっちり着いていて、もはやホラーでした。
収穫したジャガイモ
収穫できたジャガイモは、大きいもので直径3センチくらいの赤ちゃんばかりで、まともな大きさのものはありませんでした。写真に写っているのが収穫した全てです。
小さい物は食べない方がいいとネットに書いてありましたが、悔しいので、皮をむいて素揚げにして5つほど食べてみました。栗のような甘味があってなかなか評判通りの味です。1日たちましたが今のところ中毒もありません。
まとめ
麻袋で家庭菜園とかお洒落~と思ってやってみましたが、デメリットしかありません。
デメリットをリストアップしてみます。
1、とにかくダンゴムシが酷い。麻袋自体がダンゴムシの餌になってしまって、麻袋の下でうじゃうじゃ繁殖します。繁殖したダンゴムシが麻袋をよじ登って葉っぱを食い散らかします。ちなみに培養土の袋の方は、ビニールの素材がツルツルしててダンゴムシはよじ登れません。虫による食害はほぼありませんでした。
2、水切れが早すぎる。通気性がよすぎてすぐ乾いてしまいます。
3、底が抜ける。ダンゴムシが麻袋を食い荒らすのと、土が麻袋を分解してしまうせいで底に穴が開いてしまいプランターとしての機能をほとんど果たしません。屋外だったからよかったようなものの、これがベランダとかだったら本当に悲惨です。
今回は無農薬で育ててみました。ダンゴムシ用の農薬もあるにはありますが、農薬を撒いてまで麻袋で育てる必要もないと思います。見た目重視で麻袋栽培をやろうと思っている方、やめた方がいいです。
培養土の袋栽培の結果を後程アップしようと思います。