アーティチョークの画像

アーティチョークの育て方

  • キク科
  • キナラ属

アーティチョークの基本情報

ジャンル

草花

形態

多年草

学名

Cynara scolymus

別名

チョウセンアザミ

原産地

地中海

アーティチョークの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

弱い

耐暑性

やや強い

耐陰性

時期

種まき

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

植え付け・植え替え

1
2
3
4
5
6
7
8
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肥料

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開花

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収穫

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剪定

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アーティチョークの育て方の画像

アーティチョークの育て方

アーティチョークと聞くと野菜とは思えない名前をしています。

アーティチョークは日本ではあまり見ることができないキク科の野菜で、食用として使われています

今回はアザミと同種のアーティチョークの育て方についてご紹介していきましょう。

基礎情報

日当たり

季節を問わず日の光が当たる場所で管理しましょう。

冬では九州地方などの暖かい地域であれば戸外でも冬を越すことができるほど強いです。

ただ、日当たりの良い場所は土が乾燥しやすくなります。置き場所や水やりに気を配りながら育てましょう。

 

置き場所

アーティチョークは氷点下より1・2度低くても枯れません。

凍結や霜に当たると枯れてしまいますので寒冷地では十分注意しましょう。

戸外での越冬は難しいので株元に敷きワラや遮光ネットなどを使って被せておきます。

植えている周辺の土をかき集めて寄せておくと凍結防止にもなります。

 

水やり

アーティチョークはハーブの一種であるため乾燥が苦手ですが、過湿も嫌います。

生育期には、土が乾ききってしまうと生長しなくなって挙句の果てには枯れてしまいます。

そして、過湿は根が腐る原因になります。土が乾いているときに水やりを行いましょう。

土質に保水性が高いとより水分が残っている可能性がありますので土の中まで確認してから与えます。

夏は湿度が高い時期でもありますので、水の与え過ぎに注意しましょう。

冬の間でも土が乾いたら水分を補給してあげるようにしましょう。

秋以降になると葉が落ちて枯れます。これは休眠期の入ったサインです。

 

肥料・追肥

アーティチョークの肥料は生育期の5月〜6月に液体肥料を与えます。与える頻度としては2週間に一度施肥しましょう。

肥料不足になってしまうと食用にもされる株が生長しづらくなり小さいサイズになってしまいます。

育てていく上で調節してください。足らないかなと感じたら追肥を施しましょう。

 

用土

アーティチョークを育てるときは「水はけ」の良い土であればその他の土質を気にする必要はありません。

鉢植えで育てるのであれば、小粒の赤玉土と腐葉土と川砂を6:3:1の割合で作りましょう。

 

植え替え・植え付け・種蒔

アーティチョークを植え付ける上での注意点があります。アーティチョークの葉や茎にはとげがあります。

庭などに植え付けるときに道路にはみ出して育ってしまうと人がとげに引っかかると大変危険です。

通行人の邪魔にもなってしまいます。人が通らない場所に植えましょう。ゆったりとしたスペースに植えることをおすすめします。

アーティチョークのもう一つの特徴として移植を嫌います。

一度植え付けて花が咲くほどに大きく生長した株は掘り上げて別所に植えても根付きが悪いです。

多年草なので1年サイクルで花を咲かせるので同じ場所で長年育てられる場所に植えると考えましょう。

アーティチョークは種蒔から育てることも容易いです。

種蒔の適期は3〜4月か9〜10月ですが、春まきにすると育てやすいので初めて育てられる方は八重桜が咲き終わる頃に蒔きましょう。

種は育苗ポットや小さめの鉢に土を入れて発芽してくるまで育てます。

発芽を観測できたら元気に生長させるため間引きを行います。そして本葉が5枚に達したときに庭や鉢に植えます。

このときに移植せず大きくなると生育が悪くなりますのですぐに定植させましょう。

 

増やし方

アーティチョークの増やし方には種蒔がありましたが、もう一つ方法があります。それは、「株分け」です。

適期は9月で株元から生えてきた4・5枚の葉を付けた30cm以上の子株を根を付けたまま切り取ります。

一度鉢に植え付けおきます。根を十分に鉢の中で張らせるようにしましょう。

次の年の6月になったら鉢や畑に耕して植え付けします。

アーティチョークの野生種であるカルドンは株分けのときにトゲで怪我をしないように注意しましょう。

園芸用のグローブなどを用いて作業すると良いですよ。

親株から太い根が直結していますので切り分けてください。とげには注意して作業しましょう。

 

病気・害虫

蕾をつけるとその下の茎や葉の裏などにアブラムシが生息している可能性があります。

アブラムシが発生するとウイルス病にかかるようになってしまいます。またアブラムシの分泌物が原因でアリを誘います。

春先になるとアブラムシが出てくるのでこまめに対策や駆除を行いましょう。

ハダニやヨトウムシなどもつきやすいです。病気は、うどんこ病、苗立枯病、灰色かび病にかかりやすいです。

アーティチョークを調理する際は、十分に水で洗ってから使うようにします。

 

薬用や用途

アブラムシとハダニには、アーリセーフやベニカマイルドスプレー(1000ml)という殺虫殺菌剤がおすすめです。

アーリセーフという薬剤は、ハーブや野菜などのアブラムシとハダニの防除に使います。

臭いも気にするほど無く、天然物由来の有効成分が含まれています。水で薄めて土に散布しましょう。

ベニカマイルドスプレー(1000ml)は、ハダニやアブラムシに効果があります。

スプレー状になっていますのでそのまま吹きかけましょう。

ヨトウムシにはSTゼンターリ顆粒水和剤が効果的で、水に薄めて撒き散らします。

うどんこ病には、アーリセーフやベニカマイルドスプレー(1000ml)も有効ですが、カリグリーン・GFベンレート水和剤もよく利用されています。

カリグリーンは、炭酸水素カリウムという有効成分が入っている殺菌剤です。水に薄めて利用します。

GFベンレート水和剤には予防と治療の2つの効果を発揮します。病原菌も抹殺してくれます。

カリグリーンとGFベンレート水和剤は灰かび病にも効果があります。

さらに、サンケイオーソサイド水和剤80も用いても構いません。種の消毒や土への病気に被害を抑えてくれます。

 

利用部分

日本人でも名前は聞いたことがあるという人が多いと思います。

アーティチョークはヨーロッパやアメリカではありふれた食材です。

カリフォルニアで親しみのある野菜とされており、世界でも総出荷額が全体の7割も占めています。

キャストロヴィルという街では年に1回「アーティチョーク・クイーン」と呼ばれるコンテストも開催されています。

初代クイーンはかの有名な「マリリン・モンロー」となっています。アーティーチョークは、初めて食べる人には難易度の高い野菜です。

何故かと言うと「食べられる部分の少なさ」が理由です。9割弱は捨てることになりますので食べるのも一苦労です。

アーティチョークは、「萼」や「つぼみの芯」を食べます。調理法は、火の通りを良くするために球状になっている部分を切ります。

このとき、萼の先端が鋭く刺さる恐れがありますので切りときは注意しましょう。

エグみを取るためにもレモン汁で30分程度茹でます。茹で上がったら萼を剥がしていきます。

剥がすときに外側は冷めていても内部が熱いままの可能性があるのでやけどに注意してください。

萼を全て剥がしたら、白い毛のようなものが登場するので全部丁寧に取り除いてしまいましょう

残ったところが食べられる部分で「アーティチョーク・ハート」と呼ばれています。

そのまま食べることができるので味わって食べましょう。緑と白色をした萼も食べることができるので挑戦してみてください。

アーティチョークの最も美味しい部分は「茎」という人が多いです。

茎を縦に切断して、15分ほど電子レンジで加熱します。バターを乗せて食べると絶妙な味になるのでおすすめです。

 

管理温度

アーティーチョークには、耐寒性がありマイナス1〜2度に耐えることが出来ます。

発芽には、15〜20度の温度を保たなければなりません。

 

種類・品種

キク科チョウセンアザミ属に分類される野菜で、主に地中海沿岸を原産とするハーブです。

アーティチョークはつぼみを食べることがほとんどです。

葉や根には、便秘解消や糖尿病、骨粗鬆症などに有効であるとされ薬草としても利用されています。

ミネラル・食物繊維が豊富に含まれている健康食材となっています。

アーティチョークの原種はヨーロッパエリアに自生するアザミでした。

品種改良を古代ギリシア時代に行われ生産が広まっていきました。

日本でも江戸時代にオランダから渡来してきましたが、日本の環境が合わなかったため食用としてはあまり広まりませんでした。

現在は「鑑賞」するために栽培されていることが多いです。

 

収穫

夏が差し掛かる6月〜7月ごろからつぼみが付き始めます。

鱗のような萼が何枚も重なりつぼみになってきたら花が咲く前に収穫します。

主な収穫時期は、つぼみが少し開いているときで茎を3cm〜5cmぐらい残してカットしましょう。

つぼみの中はすぐに成長していき味が悪くなり、収穫できる時が短いです。収穫する時期を誤らないように気をつけましょう。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

アーティチョークは日本では観賞用として親しまれているので花を見る機会が多くなります。

花あの色は紫色でアザミとそっくりで大きくしたような形をしています。

6月〜7・8月に開花する夏の花です。花は収穫せずにそのまま育てていくと見ることが出来ます。

 

トリビア

花言葉

アーティチョークの花言葉は、警告・傷つく心・独立独歩・そばにおいて・孤独・厳格という意味が込められています。

葉の先端がトゲになっており、触るとけがをすることに由来しています。

 

由来伝承

アーティチョークは、英名にして書くと「Artichoke」または「Globe artichoke」となります。

Artichokeは、アラビア語の巨大なアザミという意味です。学名では、「Cynara scolymus」と流通しています。

アーティチョークには、別名「朝鮮薊」と呼ばれていますが、当時日本では朝鮮のことを外国の意味を表しているため付けられました。

北朝鮮とは関係がないのでややこしいですね。

 

まとめ

日本でもアーティチョークを扱った飲食店などがあります。

萼の本の一握りしか食せないアーティチョークについての育て方はいかがでしたでしょうか。

便秘気味や消化不良などに有効的ですので、特徴的な野菜を是非収穫して食べてみましょう。

 

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takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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