ツルウメモドキの画像

ツルウメモドキの育て方

  • ニシキギ科
  • ツルウメモドキ属

ツルウメモドキの基本情報

ジャンル

草花

形態

多年草

学名

Celastrus articulatus

別名

原産地

日本、中国

ツルウメモドキの性質

栽培難易度

普通

耐寒性

強い

耐暑性

強い

耐陰性

あり

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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ツルウメモドキの育て方の画像

ツルウメモドキは、ニシキギ科のツル性樹木です。樹高は2m~3mで、他の樹木や柵などに巻き付いて成長し、5月~6月頃には黄緑色の目立たない小さな花が咲きます。

そして10月~12月には丸い実がなります。雌雄異株のため雌花をつける雌株と雄花をつける雄株にわかれていて、ツルウメモドキの特徴とされる実は雌株につきます。たくさんの実をつけたいときには雌雄両方の株を植えるといいでしょう。

ツルウメモドキの丸い実は、秋に黄色く熟してから3つに割れ、中から丸く赤い種子が顔を出します。その黄色と赤色のコントラストが鮮やかで美しく、観賞用として人気があります。

ツルウメモドキの育てる場所

北海道から沖縄までの日本全域と、朝鮮、中国に分布している植物です。山野に自生する丈夫な品種で、耐寒性と耐暑性に優れ、鉢植えだけでなく庭植えにも適しています。

日なたや半日陰にある柵などに巻き付けるように育てるといいでしょう。土質はそれほど選びませんが、水はけのよい場所が向いています。

ツルウメモドキの水やり

こまめに水やりをする必要はありませんが、夏の暑さで土が乾燥しやすいときには、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。夏の時期には水が熱くならないように朝か夕方に水やりをしましょう。

肥料

成長期の3月~4月頃と9月~10月頃には、月1回程有機肥料を与えます。肥料を与えすぎると実がつきにくくなるので注意しましょう。

用土

丈夫な植物なのでとくに用土を選びませんが、水はけが悪くならないように注意します。水はけのわるい場所に植えるときには、土に腐葉土を混ぜ込んで水はけのよい用土を作ってから植えましょう。

病害虫

アブラムシやウドンコ病などに注意が必要です。

風通しが悪く、水はけの悪い場所では、病気や害虫が発生しやすくなるので、植える場所の土壌や水やりなどに気をつけましょう。

アブラムシは葉や茎について吸汁したり、病気の原因になったりします。窒素系の肥料を多く与えすぎると発生しやすいと言われています。アブラムシを見つけたら、増殖する前にブラシで落としたり、薬剤で駆除するようにしましょう。

ウドンコ病は葉や茎などに白い粉のようなカビが広がる病気です。そのままにしておくと葉や茎、実の形が悪くなります。病気にかかった葉や実を見つけたら早めに取り去って周りに広がらないようにしましょう。進行が進んでいたら、薬剤で治します。

ツルウメモドキの植え付け・植え替え

ツルウメモドキの植え付けは落葉期の11月~3月頃に行います。水はけをよくするために、植え穴を大きめに掘ってから腐葉土を多めに混ぜた用土に植え付けます。

雌雄異株なので、赤い実がついている雌株の苗木を購入して植えると実のなる枝を楽しむことができるでしょう。より実をつけやすくするには、雌株と雄株を両方購入して近くに植えるといいでしょう。

鉢植えの場合には、根詰まりを防ぐために1年~2年に1回程度植え替えを行います。植え替えに適した時期は3月頃で、根鉢のからんでいる部分を切り、ひと回り大きい鉢植えに赤玉土に腐葉土を混ぜた用土を入れて植えます。植えた後にはたっぷりの水を与えましょう。

ツルウメモドキの増やし方

ツルウメモドキは種やさし木から増やすことができます。

さし木の場合には、前年に実ができた枝の、枝先を切った中央部分を取り、数時間水揚げをしてさし木を作ります。

水はけのよい山砂や腐葉土を用土に用いて、上からビニールをかぶせる密閉刺しにすると根がつきやすいでしょう。

種植えの場合には熟した実を秋に採取して種を取り出しておきます。種はよく水洗いし、乾かさないように保存しておいたものを、2月~3月頃に水はけのよい用土にまき、発芽するまではしっかりと水やりをしましょう。

ツルウメモドキの手入れ

ツルウメモドキはツルが伸びすぎると絡まって枝の風通しが悪くなるので、伸びすぎている部分は2月~3月に剪定します。

また4月~5月頃に新芽を切っておくと、残った枝葉腋から二番芽が出てくるので、伸びている新芽はこの時期に芽摘みをします。

5月~6月の開花の時期には、雄花を使って自分で雌花への受粉を行うと、実がたくさんつきやすくなります。

ツルウメモドキの花言葉

ツルウメモドキの花言葉は「真実」「大器晩成」「強運」です。

「大器晩成」という花言葉は、遅い時期に美しい実が熟することからついていると考えられます。ほかにも、真実や強運のように素敵な花言葉がつけられています。

ツルウメモドキの飾り方

黄色の仮種皮が3つに割れて、中に見える赤い種との色のコントラストが美しい樹木です。ツタの自然な造形を生かしたリースや、アレンジ、生け花などに使われます。

自然にドライフラワーになるので、水に活けなくてもきれいに飾ることができます。

まとめ

今回はツルウメモドキの育て方や植え替え、増やし方などをご紹介しました。

用土を選ばず、耐暑性、耐寒性がある丈夫な植物なので、日本国内のどのエリアでも育てることができます。

日の当たる水はけのよい場所を選んでいれば、生命力が強いので育て方はそれほど難しくありません。

赤や黄の実がなるウメモドキは、その趣のある枝がリースや生け花などの花材としても人気があります。

育てたあとにきれいに飾れるツルウメモドキなら、美しい植物をさまざまな方法で楽しむことができそうですね。

※トップ画像はななぱふさん@GreenSnap

GreenSnap編集部

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