蓮(ハス)の育て方|花の季節は短いの?種まきでも栽培できる?

  • ハス科
  • ハス属

仏教のシンボルでもあるハスは日本でもとても馴染みのある植物です。オーストラリアやアジアを始め、ロシアや北アメリカなどの広い地域で栽培することができます。ハスは水辺で生息する水生植物で、水の上に浮いている可愛らしい花を一度は見たことがあるのではないでしょうか。今回は難しそうなイメージがあるハスの育て方や手入れの方法、効果効能などハスについて詳しく解説していきたいと思います。

蓮(ハス)の育て方:栽培場所

ハスは日光が大好きな植物なので、日当たりが良居場所を選びましょう。池でよく見ることができるハスですが、大きな鉢などでも育てることができます。品種にも寄りますが、直径30センチ以上ある鉢を選ぶようにしましょう。鉢が小さすぎると夏には高温になりすぎ、冬には凍結してしまうので、鉢を二重にして育てる方法もあります。

ハス(蓮)の育て方:水やり

ハスは水をたくさん必要とする植物なので、水を切らさないように注意しましょう。夏などには水が蒸発して少なくなることがあるので、こまめにチェックし少なくなっているようなら水を足してあげてください。
ハスを育てる水は水温の高さとバクテリアの量が重要で、水を頻繁に入れ替えてしまうと水温が低くなり、バクテリアや微生物の量も減ってしまい、水が腐りやすくなる原因になってしまいます。そのため、少なくなったら補充するくらいに留めておきましょう。
冬は葉が枯れ、雨水などで十分なので水やりの必要はありません。

蓮(ハス)の育て方:肥料

ハスの肥料はリンが多く含まれた肥料を使うようにしましょう。チッソが多い肥料をあげてしまうと花が咲かなくなることもあるので、注意してください。始めに植える際に元肥として肥料を与えましょう。追肥は2週間に一度くらいのペースで行うと元気に育ってくれます。元肥と追肥共にハス用の肥料が売られているのでそちらを利用することをおすすめします。

蓮(ハス)の育て方:用土

ハスは肥沃で粘土質な土壌を好むので、ハスに適した土選びが必要です。用土は田土や赤玉土を混ぜた物がおすすめです。ハスの栽培は土で決まるとも言われているくらい重要なので、土には特にこだわりましょう。

蓮(ハス)の育て方:植え付け・植え替え

植え付け

ハスは種から育てることもできますが、根を土に植え付けるのが一般的です。穴が開いていない鉢によく練って粘土状になった土を三分の一ほど入れ根を置き、その上から土をかぶせ水がひたひたになるまで注ぎましょう。あとは屋外の日当たりのいい場所に置くだけです。

植え替え

ハスは葉が茂り株が込み合うと花を咲かせなくなってしまうので、葉が密接になってきたら植え替えするようにしましょう。植え替えのやり方は鉢をひっくり返し、ハスの根を取り出して泥を落とし2節以上残してカットし別の鉢に植え替えてください。

蓮(ハス)の育て方:増やし方

株分け

ハスは株分けで増やすことができます。やり方は植え替えと同じなのでそちらを参考にしてください。株分けする際には必ず萌芽するわけではないので、カットした根を土に埋めずに水に浮かべて日なたに置いておきましょう。

5月下旬くらいまでにハスの芽が出てこなかったら根が腐っていることもあるので、予備に残しておいた根を植えてください。そのときに気を付けなくてはいけないのは、予備の根には葉が出始めているので、それを埋めてしまわないように注意しましょう。

蓮(ハス)の育て方:日々の手入れ

咲き終わったハスの花殻はそのままにしておくと種をつくってしまい、花を咲かせなくなるので、取り除くようにしましょう。また、黄色くなった葉は不要な物なので、取り除きますが、8月頃の葉は養分を供給するために必要なのでそのままにしておきます。

ほかにも藻が多発すると成長を妨げてしまうので、見つけたら取るようにしましょう。雑草は病害虫の原因となるので、こまめに除草することを心がけましょう。

蓮(ハス)の育て方:注意すべき病気・害虫

かかりやすい病気

ハスに現れる病気で代表的なものは、腐敗病と斑点病などがあり、腐敗病の場合特効薬がなく、病気の症状が出ている葉を切るか植え替える必要がありますが、斑点病には効く農薬があるので、症状を見つけ次第すぐに対処するようにしましょう。

つきやすい虫

ハスによくつく害虫は、アブラムシやヨトウムシなどです。アブラムシは大量発生してハスの葉を吸汁し枯らしてしまったり、ヨトウムシは葉を食害してしまいます。食害などの痕跡が見つかったらすぐに駆除するか、アブラムシやヨトウムシに効く農薬をしようするようにしましょう。

蓮(ハス)にはどんな種類・品種がある?

ハスの種類には赤や白の花を咲かせるアジア系のヌシフェラ種と、黄色の花を咲かせ、北アメリカなどに分布されるルテア種の2つに分けることができます。

蓮(ハス)の花の特徴は?

ハスの花の開花時期は7月頃です。夏の季節になると、水面から真っ直ぐに伸びた茎の先に、スイレンに似た花を咲かせます。ただし、ハスの花は午前中しか開花しない性質を持っているうえに、4日ほどしか開花期間がないため、花を楽しみたい場合は咲いたらなるべく早い日の、早めの時間に観察すると良いでしょう。

蓮(ハス)の花言葉はなに?

ハスには「清らかな心」、「雄弁」、「神聖」などの花言葉があります。ハスは仏教だけでなく、様々な宗教と密接な関係があるので、この花言葉はミステリアスな魅力を持ったハスをよく表した花言葉ではないでしょうか。

ハス(蓮)の育て方を覚えて、開花を楽しもう!

今回はハスの育て方、効果効能や花言葉などハスについてのあれこれを詳しく紹介していきました。植え替えが必要だったり、少々手間がかかるハスですが、夏ごろになり水の上で咲いているハスの花を見ると素敵な気持ちになることができますよ!是非この記事を参考にハスの栽培にチャレンジしていただけたら嬉しいです。

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ハスの基本情報

ジャンル
草花
形態
多年草
学名
Nelumbo nucifera
別名
原産地
熱帯、温帯アジア、豪州北部

ハスの性質

栽培難易度
やや難しい
耐寒性
普通
耐暑性
強い
耐陰性

時期

植え付け・植え替え
3月
肥料
4月 、5月、6月、7月、8月、9月
開花
7月 、8月、9月

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