ヒイラギの画像

ヒイラギの育て方

  • モクセイ科
  • モクセイ属

ヒイラギの基本情報

ジャンル

庭木・花木

形態

高木

学名

Osmanthus heterophyllus

別名

原産地

日本〜台湾

ヒイラギの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

やや弱い

耐暑性

強い

耐陰性

あり

時期

植え付け・植え替え

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

肥料

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

開花

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

剪定

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
ヒイラギ(柊)の育て方の画像

ヒイラギ(柊)は、葉がトゲトゲとした形をしていることから、魔除けの樹木として知られています。濃い緑色の独特な形の葉が印象的ですが、秋になると白く可憐な花を咲かせ、甘い香りを届けてくれます。そんなヒイラギ(柊)の育て方について、ご紹介していきます。

ヒイラギ(柊)の育てる場所

キンモクセイ(金木犀)は、耐陰性があるので日陰でも栽培できますが、半日陰の場所で育てるのが適しています。ただし、日が当たる場所を好むものの乾燥に弱いので、水もちと水はけのバランスがよい土壌で育てましょう。

加えて、適度に風が通る場所に置く必要もあります。風通しが悪く蒸れるような場所だと葉が傷みやすくなります。また、寒風に少し弱いので、北風が吹きつける場所は避けてください。

ヒイラギ(柊)の水やり

庭植えの場合、根づいたあとは特に水やりの必要はなく、基本的に降雨でだけで大丈夫です。ただし乾燥に弱いことから、夏場は土が乾かないよう必要に応じて水やりをしましょう。鉢植えの場合も同様、土が乾いていたら水やりをします。

肥料

順調に育っているようであれば、肥料は無理に与える必要はありません。生育があまりよくない場合は、2月と6月〜8月頃に緩効性化成肥料を与えます。そうすることで、1年を通して栄養が届いた状態になります。

なお、ヒイラギ(柊)は、根の先端から肥料の成分を吸収していくため、肥料は幹の周りに撒き散らします。

用土

ヒイラギ(柊)は、肥沃な土を好みます。そのため庭植えの場合は、腐葉土や堆肥を2〜3割混ぜ合わせて施しましょう。鉢植えの場合は、赤玉土7:腐葉土3の割合で混ぜた土を使います。また、市販の庭木用培養土でも問題ありません。

病害虫

ヒイラギ(柊)には、以下のような害虫がつきやすいので注意しましょう。

イモムシ

イモムシに寄生されると新芽や葉が食害を受けます。見つけ次第ピンセットなどで取り除いて退治しましょう。また、葉に卵を産みつけるので薬剤を散布して防除しておくとよいでしょう。

テントウノミハムシ

テントウノミハムシはテントウ虫に似た害虫で、葉を食べてしまいます。食害により穴が空いた葉は、しだいに変色し枯れていきます。退治せずそのまま放置すると大量に寄生してしまうので、薬剤を散布して駆除しましょう。

カイガラムシ

カイガラムシは枝や葉に寄生し、すすのような黒いカビが生えて葉を枯らす「すす病」を引き起こします。葉が枯れたり、新葉の出方が悪くなったりといった生育阻害を招きます。

数匹程度であれば、葉を傷つけないように気をつけながらブラシで擦って退治を、大量に寄生された場合は、専用の殺虫剤で駆除するとよいでしょう。

また、ヒイラギ(柊)のかかりやすい病気は、以下が挙げられます。

炭そ病

炭そ病はカビによる病気です。葉に褐色の斑点ができ、胞子が伝播すると周りの葉も同様の症状になり生育を阻害します。

褐斑病

褐斑病もカビによる病気で、葉に褐色の斑点ができ葉を枯らします。

病気になっていたら枝ごと剪定して伝染を防ぎます。そして、肥料を施し樹勢を回復させましょう。

ヒイラギ(柊)の植え付け・植え替え

ヒイラギ(柊)の植え付け・植え替えは、4月〜5月が適期です。鉢植えの場合は、根鉢より1回り大きな鉢を用意して鉢底に網を敷き、その上に軽石を2〜3cm程度入れます。そして苗木を置いて土を入れていき、最後に水をたっぷりと与えます。

このとき、根鉢についている土は落とさずに、そのまま入れてください。土を崩してしまうと根が傷つき、生育が悪くなります。

庭植えの場合は、まず根鉢の1〜2回り大きい穴を掘ります。そして、掘り起こした土に腐葉土を2〜3割程度混ぜて半量ほどを穴に戻します。その上に苗木を置いて残りの土をかぶせて水やりをすれば完成です。

植え替えは、庭植えの場合は行う必要はありません。鉢植えの場合は根がつまってきたら、1回り大きい鉢に植え替えます。

ヒイラギ(柊)の増やし方

ヒイラギ(柊)は種まきと挿し木により増やすことが可能です。ただし、種まきにより増やす方法は、苗床を育てるまでに2年程度かかり、植え付けは3年目くらいにならないとできないので、挿し木で増やす方法が一般的です。

挿し木は、6月〜7月に行うのが適しています。やり方は以下のとおりです。

  1.  枝を10〜15cm程度、切り口が斜めになるようにカットする
  2.  切り口を1〜2時間程度水につけ、十分に水揚げをする
  3.  切り口付近の葉っぱを落とし、赤玉土に挿し木する
  4. 日陰に置いて毎日水やりをし、発根したら植え替える

ヒイラギ(柊)の剪定

剪定は成長が一旦落ち着く6月〜7月と、花後の12月頃に樹形からはみ出ている枝を剪定して整えます。深く剪定しても枝はよく出るので問題ありません。また、枝葉がつまりずぎている箇所も剪定しましょう。風通しが悪くなると害虫が寄生しやすくなります。

ヒイラギ(柊)の種類

ヒイラギ(柊)には、以下のような種類があります。

  • 葉が亀の甲羅のような形になる「キッコウヒイラギ」
  • 成長とともに葉が濃い緑色に変化していくのが特徴の「オニヒイラギ」
  • 葉に白い斑が入っている「フイリヒイラギ」
  • 葉が丸くなっている「マルバヒイラギ」
  • 葉の縁が黄色になっている「キフクリンヒイラギ」

ヒイラギ(柊)の花言葉

ヒイラギ(柊)の花言葉は、以下のようにいくつかあります。

  • 保護
  • 剛直
  • 用心深さ
  • 先見の明
  • 歓迎

「保護」「剛直」「用心深さ」の花言葉は、トゲを持った葉の性質に由来してつけられたと言われています。

また、ヒイラギ(柊)は、キンモクセイに似た甘い香りがする花を咲かせますが、この芳香が全てを歓迎しているようだとして「歓迎」という花言葉になったとされています。

そして、ヒイラギ(柊)の葉は年数が経つにつれて、葉のトゲがなくなり丸みを帯びた葉になっていきます。トゲがある葉がそのまま維持されるのではなく、将来は別の形に変化する性質が、「先のことを見通す見識」を意味する「先見の明」につながったと考えられています。

まとめ

ヒイラギ(柊)は観賞用としてはもちろん、玄関先に植えて魔除けにしたり、防犯対策として生垣にしたりできる樹木です。水はけと水もちのバランスがよい場所を選んで、植え付けをしてください。また、害虫がついたときは放置せずに薬剤を散布して駆除し、健全な状態を保つようにしましょう。

※トップ画像はノンビリーナさん@GreenSnap

花の新着投稿画像

花の新着コラム

花の種類

アネモネ

日当たりのよい場所で育てます。 アネモネの育て方へ

ボロニア

真夏の直射日光は避けますが、日当たりのよい場所で育てます。冬場は5℃より下回る場合は室内に入れ、日当... ボロニアの育て方へ

カンナ

日当たりと水はけが良い、肥沃な場所。 カンナの育て方へ

スイートアリッサム

年間を通して日当たりのよい場所で育てます。真夏の直射日光も問題ありません。 スイートアリッサムの育て方へ

ハゴロモジャスミン

日当たりの良い場所を好みます。寒さにあまり強くないため、冬に冷たい風が当たらない場所に植えてください... ハゴロモジャスミンの育て方へ

レッドロビン

年間を通して日当たりのよい場所で育てます。真夏の直射日光も問題ありません。 レッドロビンの育て方へ

GreenSnap

植物の名前を調べるなら

アプリで聞いてみよう!

★★★★★
ダウンロード