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ピーマンの育て方|水やりや肥料のやり方は?プランターでも栽培できる?

  • ナス科
  • トウガラシ属
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ピーマンといえばスーパーの野菜売り場などでも1年を通して目にすることができる定番の野菜のひとつです。ピーマンにはビタミンCやカロチンといった豊富な栄養素が多く含まれており、料理でも使いやすいため家庭菜園でも人気の野菜です。

そんなピーマンの育て方を紹介します。

ピーマンの栽培場所・日当たり

中南米の熱帯地方が原産であるピーマンは、高温で日当たりの良い場所を好みます。日が出ている朝から夕方までのうち、少なくとも半分以上の時間で日光に照らされている場所がいいでしょう。

日陰や日当たりが悪い場所では、日照不足によって実が大きくならなかったり、実がつかなくなることもあるので注意しましょう。

室内の窓辺やベランダといった場所で育てる場合は、プランターを台の上に乗せたり、フックで掛けるなどして、できるだけ高い位置に置くようにしましょう。高い位置に置くことによって、より長く日の当たる時間を取れるようになります。

また雨の日などは、雨粒によって咲いた花が落ちることもあるので、軒下などに移動してあげるのがいいでしょう。

ピーマンの水やり

夏の水やり

ピーマンは高温を好みますが、乾燥と多湿には弱い野菜です。水分の与え過ぎには注意して、土の表面が乾いているのをしっかり確認してから、水やりをするようにしましょう。

目安としては、表面を触っても土が指に付かなくなるくらいまでは待つようにしましょう。

ピーマンをプランター栽培している場合は、底の穴から水が流れ出てくるまで、表面全体に濡らすように水をかけてあげます。

乾燥が長く続いたときには、カルシウム不足によって奇形した実や尻腐れした実ができてしまうこともあります。梅雨が終わったあとや水分の蒸発が激しい真夏の時期は、乾燥を起こさないようにこまめに水分管理をしてあげましょう。

また、ピーマンの葉は水をはじきやすく、ほとんど水分吸収を行いません。葉が濡れていると細菌が発生しやすい原因にもなるので、水やりをする際は根元の土に水をあげるようにし、葉の上には水があまり当たらないようにしてあげましょう。

冬の水やり

実の収穫が終わったのピーマンは、あまり水分を必要としません。

低い温度には耐えることができず、連作障害が起きやすい野菜でもあるため、苗はそのまま残すのではなく、毎年新しい苗か種から育てられることがほとんどです。

ピーマンの肥料・追肥

ピーマンを育てるときは、苗を植え付ける前に、元肥として有機肥料、もしくは化学肥料や熔成リン肥を混ぜておきましょう。リン酸は野菜が実をつけるためには必ず必要となる肥料成分なので、忘れないようにしてください。

その後の追肥は、最初の実が付き始めたのを確認してから行うようにしましょう。

化学肥料の場合は、1株当たり10グラムほどの量を周りの土と混ぜ合わせます。追肥の間隔は2週間から3週間に1回程度行いましょう。液体肥料の場合は週に1回程度、水やりの代わりに行います。

肥料が足らないとリン酸不足や窒素過多によって花が咲いても実がならなかったり、収穫が少なくなることもあるので、肥料切れには注意しましょう。

ただし、逆に肥料の量が多すぎても、ツルボケや木ボケを起こす原因にもなります。葉や枝に栄養を奪われ、実が少なくなってしまうので、そのような状態を確認した場合はすぐに肥料を控えるようにしましょう。

ピーマンの土

ピーマンは多湿を嫌うため、水はけの良い土で育ててあげましょう。

また、ピーマン自体は根の浅い野菜ですが、プランターで育てる場合は、土の加湿を避けるためにも、底が深いタイプのものを選ぶようにしたほうがいいでしょう。

ピーマンを育てる際に使う栽培用土は、市販の野菜用培養土でも問題はありません。

自分でブレンドをする場合は、赤玉土を6、腐葉土を3、バーミキュライトを1程度の割合で混ぜ合わせ、そこに石灰を量に合わせて入れます。石灰は用土10リットルに対して10グラム程度が目安です。

メッシュ付きのプランターを使ったり、発泡スチロールを底に詰めたりすれば、さらに土の水はけを良くすることができるでしょう。

ピーマンの植え替え・植え付け

ピーマンの苗の植え付け方法は、ナスやトマトなどといった同じナス科の野菜とほとんど共通しています。

まず苗の植え付けを行う2週間前までには、土作りをしておきましょう。ピーマンの苗の植え付け時期としては、夏前の4月下旬から6月上旬が適期です。

苗をポットから取り出す際は、苗の根元を指で挟んで土ごと取り出すようにイメージすることで、形を崩さずに取り出すことができます。ポッドから取り出した苗の根は固まっているので、軽くほぐしてあげます。

苗と苗の間は約20センチほど間隔を空けるようにします。土に穴を掘って苗は浅めに植え付けましょう。植え付けたあとは土の上からマルチや敷き藁を施すことをおすすめします。これを行うことで、土の跳ね返りを防ぎ、病気の予防や地温効果を高めることができます。

ピーマンの苗は根付くまでに約1週間ほどかかるので、毎日を水やりを行い、水分をしっかりと与えてあげましょう。日差しの強い時間帯に植え付けを行うと、苗がそのまま枯れることもあるため、早朝や夕方など日差しの弱まった時間に行います。

また、ピーマンを定植させたあとには、苗が倒れないよう支柱を立てて固定してあげると良いでしょう。しばらく成長してきたら、わき芽を取り除いておくと、ピーマンの成長が良くなります。

ピーマンの増やし方

ピーマンは収穫した実の中の種からも増やすことができます。

種からピーマンを育てる場合、種まきは3月から5月上旬までが適期です。

ただし、ピーマンは連作障害が起こりやすい野菜でもあるため、同じ土や同じ場所では育てないように注意しましょう。種をまいてから定植できるまでには、2ヶ月から3ヶ月ほどかかります。

ピーマンの育て方で注意すべき病気・害虫

ピーマンに発生しやすい主な病気としてはモザイク病が挙げられます。モザイク病に感染した野菜には、葉や花などの部分に黄色の斑点が現れるのが特徴で、放っておくと株全体に広がっていき、葉や果実の奇形につながります。

治療する方法がないため、事前に予防することが大事です。もし病気にかかってしまった場合は、その部分を見つけ次第切り取ってあげましょう。

また、アブラムシやアザミウマといった害虫がこのウイルスを運んでくることもあります。アブラムシはピーマンの新芽が出る時期に多く発生し、モザイク病のほかにもすす病などの危険を運んでくる可能性が高い虫です。見つけたらすぐに駆除するようにしましょう。

事前の予防としては、シルバー色のマルチングによってアブラムシの飛来を防いだり、薬剤を散布することで対策することができます。

ピーマンの管理温度

ピーマンは同じナス科であるトマトやナスと比べても高温を好む野菜ですが、その分低温には弱い野菜です。

生育適温は22℃から30℃となっているため、4月などまだ気温が低い時期の早植えはしないようにしましょう。温度が十分でないと、花や実をつくらない原因にもつながります。

ピーマンの収穫

ピーマンの収穫時期は夏前に始まり、花が咲いてから約2週間ほどで迎えます。6月下旬から長ければ9月下旬まで収穫が可能です。大きさの目安としては実が6センチから7センチほどになったときが収穫のタイミングとなっています。

実が大きくなりすぎると株への負担にもなるので早めに収穫するようにしましょう。また、実が小さいうちに収穫することで株が成長しやすくなり、長期間の収穫が可能となります。

収穫をする際は、きれいなハサミでヘタの部分を切って取ってあげましょう。

ピーマンの種類・品種

ピーマンはナス科トウガラシ属に分類される野菜で、トウガラシの仲間になります。あの辛い調味料として有名なトウガラシが品種改良をされて生み出されたのがピーマンとなります。

トウガラシとは違い、カプサイシンという辛味成分が含まれていないため辛味はなく、甘みが強いのがピーマンの特徴となっています。

日本では「京ゆたか」や「さらら」といった品種の緑ピーマンが一般的ですが、同じ甘味種のトウガラシ属としてパプリカがあります。

ピーマンがシシ型と呼ばれる種類なのに対して、パプリカはベル型と呼ばれる種類であり、ピーマンよりも実が厚く、苦味が少ないのが特徴となっています。

またピーマンとは違い、実が熟さなくても鮮やかな黄色や赤色を持っているといった違いもあります。

ピーマンの花

ピーマンの花は白色をしており、花弁の数は6から8枚ほどあります。開花時期は夏前頃で、朝の時間に開花して約3日ほど咲き続けます。

正常の花であれば開花してから約2週間ほどで実がなりますが、日照不足や栄養状態が良くない場合にはめしべよりもおしべのほうが長い短花柱花が増え、落果がしやすいという特徴があります。

ピーマンの花言葉

ピーマンの花言葉には「同情」「哀れみ」といった少し悲しいものがありますが、その他にも変わった花言葉として「海の恵み」というものが知られています。

この花言葉の由来や理由はよくわかっていませんが、ピーマンと海という意外な繋がりから面白い花言葉として知られています。

ピーマンの名前の由来

ピーマンという名前の語源は「piment(ピマン)」というトウガラシを意味するフランス語です。

ピーマンとトウガラシは同じナス科トウガラシ属の野菜ですが、日本では甘味種であるピーマンよりも先に辛味種であるトウガラシが江戸時代に伝わってきました。

トウガラシ属の甘味種であるピーマンが伝えられたのは明治時代になってからであり、その流れから2つを混同して甘味種のトウガラシを「ピーマン」と呼ぶようになったとされています。

ピーマンの栽培は簡単なので家庭菜園初心者にもおすすめ!

今回は料理でもよく使われる野菜のひとつであるピーマンの育て方についてご紹介しました。

ピーマンといえば、独特の苦味があることから嫌われることも多い野菜ですが、カロチンやビタミンCといった栄養素が豊富に含まれており、疲労回復や風邪予防にも効果的な野菜です。

ピーマンは苦いから食べられないという方も、自分で育てたものなら食べてみようという気になるんじゃないでしょうか。

ピーマンは夏の家庭菜園としても育てやすい野菜なので、ぜひ一度育ててみてください。

ピーマンの基本情報

ジャンル
野菜
形態
多年草
学名
別名
トウガラシ
原産地
熱帯アメリカ

ピーマンの性質

栽培難易度
やや易しい
耐寒性
弱い
耐暑性
やや強い
耐陰性
あり

時期

植え付け・植え替え
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
収穫
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12

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