エリカの画像

エリカの育て方

  • ツツジ科
  • エリカ属

エリカの基本情報

ジャンル

庭木・花木

形態

低木

学名

Erica spp.

別名

ヒース

原産地

南アフリカ、ヨーロッパ、北アフリカ

エリカの性質

栽培難易度

普通

耐寒性

やや強い

耐暑性

やや強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

肥料

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

開花

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
エリカの育て方の画像

エリカは主に南アフリカ原産で、ヨーロッパなどにも多く自生しています。原種は約750種あると言われていて、小さな可愛らしい花を鉢いっぱいに咲かせてくれるので、とても美しく日本でも人気です。たくさん種類があるので、その開花時期もさまざまです。

ここでは、数多くの品種を持つエリカの育て方をご紹介したいと思います。

エリカの育てる場所

通常は日当たりの良い戸外に置いて育てますが、冬は室内の明るい窓辺に置き、夏は直射日光を避けた、やや日陰になる涼しい場所に置くと良いでしょう。

エリカには耐寒性がある方で、室内なら問題ないとは言われていますが、冬咲きのクリスマスパレードは10℃以上必要だったりと、品種によって違いがあり、一概にはいえないので注意が必要です。

基本的にエリカは、日当たりが良くて涼しい、過ごしやすい気候を好みます。

エリカの水やり

花が咲いている間、水やりが足りないとエリカは枯れてしまいます。

土の表面が乾いたら十分に水やりをしましょう。しかし、水をやりすぎても根腐れを起こしてしまうのが厄介なところです。

エリカは過湿にも乾燥にも弱いため、梅雨の時期や真夏は屋根のある場所に置くなど工夫をし、適度な水やりをしてください。

肥料

品種によって違いはありますが、エリカの場合は、ゆっくりと効果が出てくる緩効性肥料を、春と秋に置肥するのが一般的です。

用土

エリカが好む土質は弱酸性です。土は、赤玉土とピートモスが同量の混合土が良いとされますが、夏場の根腐れを敬遠してピートモスを少なめにし、赤玉土4、鹿沼土4、ピートモス2という割合での混合土も推奨されています。

病害虫

病気はほとんどありませんが、害虫には注意が必要です。

生育期には、アブラムシに注意しましょう。また、置き場所が悪いとガイガラムシが葉の裏や茎の部分に付くことがあります。アブラムシやガイガラムシに気付いたら、すぐに殺虫剤を散布して駆除をしてください。

アブラムシはテープに貼り付けて取る方法もありますし、ガイガラムシは古い歯ブラシなどでこすり取ることもできます。

害虫をそのまま放置しておくと花が枯れてしまいますので、十分ご注意ください。

エリカの植え付け・植え替え

エリカの植え替えは、根詰まりを防ぐために毎年行います。植え替えに適している時期は、4月から5月頃です。

古土を4分の1程度落としてから、今までよりもひと回り大きな鉢に植え替えます。上部3分の1程度まで刈り、枝が込んでいるところは、付け根から枝を切り、全体的にさっぱりとさせます。

エリカの増やし方

エリカは挿し木で増やします。ちょうど枝の剪定をする5月から6月頃にいっしょに行うことが多いですね。

枝の先端部分をカットし、下葉を少し落として鹿沼土に挿します。枝の切り口に発根剤を付けてから挿すといいでしょう。

いきなり土に挿さずに、一度水を張ったコップなどに浸けておいて、水から上げてから鹿沼土に挿す方法もあります。

エリカのお手入れ

開花後は、花はどんどん落ちていきますので、花がらを取り除いてやらなければいけません。花がらをそのままにしておくと、風通しが悪くなったり日当たりが悪くなってしまいます。風通しが悪く日当たりが悪いとガイガラムシも発生しやすくなり、枯れてしまう原因となり得ますので、花がらはこまめに取り除くようにしてください。

エリカの種類

エリカは、なんといってもその種類が多く、とても人気がある花で、日本でも約30品種程度が流通しています。春咲きのジャノメエリカや冬咲きのクリスマスパレード、スズランの花に似たスズランエリカなど、さまざまな品種があります。

たくさんの種類の中から、ここではジャノメエリカ、クリスマスパレード、スズランエリカの3種類をご紹介したいと思います。

ジャノメエリカ

淡いピンクの小さな花をつけるジャノメエリカは、11月から3月頃に咲く春咲きのエリカです。黒い葯が特徴的ですね。

ジャノメエリカは、エリカの中でも抜群に寒さに強く、マイナス5度くらいまで大丈夫だと言われています。

クリスマスパレード

長い筒状の花をつけるのが特徴的なクリスマスパレードは、10月から2月頃に花を咲かせる冬咲きのエリカです。クリスマスパレードは、冬咲きと言えどもとても寒さに弱く、10度以上の気温が必要になるので、冬場は室内の日当たりの良い窓辺に置いた方が良いでしょう。

スズランエリカ

その名のとおり、スズランに似た可愛らしい形の花を咲かせるスズランエリカは、冬咲きのエリカです。高温多湿の夏を越すのがとても難しいのですが、そこを乗り越えれば秋冬は育てやすく、とてもきれいに花を咲かせてくれます。

エリカの花言葉

エリカは、別名「ヒース」と呼ばれていますが、これは英語で「荒野」という意味を表します。その名のとおり、エリカはヨーロッパでは荒野に多く自生しています。

そんなエリカの花言葉は「孤独」「寂しさ」です。

たくさんの花を咲かせる美しい姿のエリカからは想像がつかない花言葉ですが、荒野に自生するエリカの姿を想像するとピタリとくる花言葉なのではないでしょうか。

エリカは、品種によってもそれぞれ花言葉があるようです。

  • ジャノメエリカ・・・博愛・幸運・裏切り
  • クリスマスパレード・・・博愛・謙遜・心地良い
  • スズランエリカ・・・幸運・幸せな愛

まとめ

今回は、小さくて可愛らしい花を鉢いっぱいに咲かせてくれる、エリカの育て方をご紹介しました。

植え替えやお手入れのしかた、殖やし方などをご紹介しましたが、エリカにはたくさんの種類があり、品種によって育て方にもそれぞれ特徴があります。

スズランエリカは夏に弱いですし、クリスマスパレードは寒さが苦手です。

エリカの中では、寒さに強いジャノメエリカが比較的育てやすいと言われてはいるものの、エリカは全体的に初心者には育てるのが難しい花なのではないかと思います。

そのため、中級者以上の経験者におすすめしたいですね。

※トップ画像はえくぼさん@GreenSnap

GreenSnap編集部

GreenSnap編集部

植物好きが集まるスマホアプリGreenSnap(グリーンスナップ)は、お部屋や庭で育てている植物、外出先で見つけた気になるお花などの写真を撮影して、気軽に共有したり植物アルバムを作ることができるサービスです。

花の新着投稿画像

花の新着コラム

花の種類

マンゴー

濃厚な甘みで人気のトロピカルフルーツ。市販された果実の中にある種をまくと発芽し、育てることができます... マンゴーの育て方へ

ティーツリー

樹高は6m程度で、2.5cm程の線形の葉を多数着け、夏には5cm程のブラシ状の白い花が咲きます。別名... ティーツリーの育て方へ

ペチュニア

年間を通して日当たりのよい場所で育てます。真夏の直射日光も問題ありません。 ペチュニアの育て方へ

クンシラン

年間を通して直射日光は避け、明るい日陰で育てます。冬場は5℃より下回る場合は室内に入れ、日当たりの良... クンシランの育て方へ

ハナカンザシ

日当たりと風通しのよい場所で育てます。 ハナカンザシの育て方へ

セイロンベンケイソウ

葉の先から芽を出すので「ハカラメ(葉から芽)」の愛称で親しまれている。 セイロンベンケイソウの育て方へ

GreenSnap

植物の名前を調べるなら

アプリで聞いてみよう!

★★★★★
ダウンロード