トケイソウの画像

トケイソウの育て方

  • トケイソウ科
  • トケイソウ属

トケイソウの基本情報

ジャンル

草花

形態

多年草

学名

Passiflora caerulea

別名

原産地

ペルー・ブラジル

トケイソウの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

普通

耐暑性

普通

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
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3
4
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7
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肥料

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開花

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トケイソウの育て方の画像

トケイソウの育て方

トケイソウは、熱帯アメリカやアジア、オーストラリアなどに分布している、ツル系の多年草の常緑低木です。文字盤に大きな針がついている時計のような変わった花の形をしているため、トケイソウという名前がつけられています。

トケイソウの品種は500種類以上あると言われ、たくさんのバリエーションが楽しめる花でもあります。果物のパッションフルーツもこのトケイソウの一種です。
特徴的なトケイソウの育て方について、ご紹介していきます。

トケイソウの育てる場所

トケイソウは、基本的に日当たりがよく水はけの良い場所に植えます。
トケイソウは基本的に寒さに弱いため、関東地方よりも西の温暖な地方で庭植えに向いています。
それ以外の地域では鉢植えにして冬は室内にいれるか、庭植えできる耐寒性のある種類を選びましょう。耐寒性のある種類は、ある程度霜に当たって葉が落ちても翌年にはまた葉や花がつきます。

鉢植えではあんどん支柱を立て、庭植えの場合には他の植物にからまないように少し離して植え、柵やトレリスなどにからませて育てるといいでしょう。

トケイソウの水やり

庭植えではそれほど水やりは必要ありませんが、鉢植えの場合には根元の土が乾いていたらたっぷりと水を与えます。日当たりのいい場所に植えるので、夏の水やりは朝か夕方にしましょう。

湿気が多いと枯れやすくなるため、水をやりすぎないよう注意します。冬の間はそれほど水がいらないので、寒くなったら水やりは様子をみながら少なめにしましょう。

肥料

鉢植えの場合には4月から10月頃まで、毎月1回程度緩効性の固形肥料を与えましょう。庭植えではとくに肥料を与えなくても育ちますが、育ちが悪い時には緩効性の化成肥料などを与えます。

用土

水はけの良い用土が適しています。市販の果樹用培養土でも育ちますが、赤玉土7:腐葉土3割合で混ぜてから緩効性の化学肥料を混ぜて用土を作るといいでしょう。

病害虫

トケイソウには、ハダニやアブラムシ、カイガラムシがつくことがあります。
これらの害虫は、葉の裏や茎について吸汁し、植物の生長を阻害します。

ハダニは湿気を嫌うので葉水を行うこと、アブラムシは暗く風通しが悪いところで増殖するので、光を反射するマルチシートを使用すると予防効果があります。
カイガラムシはときどき葉の裏をチェックして、卵を見つけたら拭きとることで増殖が防げます。

もしも害虫がついてしまったら、ついた害虫は古い歯ブラシで払い落したり、シャワー状の強い水流で落とすことができます。また、薬剤を使用するなどの方法で駆除しましょう。

トケイソウの植え付け・植え替え

植え付け、植え替えに適した時期は4月から6月頃です。
暑い日や寒い日は避けて、暖かい時に植え付けをしましょう。

庭植えでは、庭の土に腐葉土を混ぜて用土の水はけをよくしてから植え付けし、植え付け後はたっぷりの水を与えましょう。
鉢植えは根が伸びて根づまりしないように毎年ひと回り大きい鉢植えに植え替えします。

トケイソウの増やし方

トケイソウはさし木で簡単に増やすことができます。
さし木には5月から7月が適しています。枝を2節ほど残して5~8cm程度の長さに切り取りましょう。取った枝から下の葉を取り除いたあとに葉を半分の大きさに切って、さし穂を作ります。

さし穂の根元を数時間水につけてしっかり水揚げをしてから、下1/3程度を用土に丁寧にさして土を軽く押さえます。植えたあとにはたっぷり水を与えましょう。

トケイソウの手入れ

4月には枝が混んでいる部分を剪定します。そして春から秋までの成長期にはツルがどんどん伸びるので、あんどん支柱やトレリスなどに巻きひげをからませながら育てましょう。
そして2月には余分なつるを剪定して元気のいいツルを残します。

トケイソウの種類

トケイソウには500以上の種類があると言われています。たくさんの種類があるトケイソウのなかでも、主な種類をご紹介します。

パッシフロラ・アラタ

トケイソウの代表種です。
薄紫から紫色の花びらの内側に、紫と白の横縞の副弁が広がる華やかな花が咲きます。

高温多湿や寒さに弱く、耐寒温度は5度程度なので、日本の夏や寒い冬に気をつけて気候に合わせて室内で育てるようにしましょう。花の直径は7~10cm程、花が咲くと香水のような香りがします。
株が大きく育ってから花が咲くので、小さい鉢ではなく大鉢で育てましょう。
収穫できる数は多くないのですが、パッションフルーツよりも酸味の少ない甘い実がなります。

カエルレア

日本で多く見られる種類です。比較的耐寒性があるので関東では庭植えにも適しています。グリーンカーテンやフェンスなどにからませて目隠しにもよく使用される人気の品種です。

白い花びらの内側に紫、白、水色の細い副弁があり、大きな雌しべが時計の針のように見えるかわいらしい花が咲き、オレンジ色の実が収穫できるところも魅力です。

パッシフロラ・エドゥリス(クダモノトケイソウ)

トロピカルフルーツとして有名なパッションフルーツを収穫できる種類です。
白い花びらに紫と白色の糸状の副弁、黄色の大きな雄しべと雌しべが時計のような、トケイソウの特徴的な花が見られます。

紫の実がなる種類と黄色の実がなる種類の2種類があり、紫色の実がなる種類は自家受粉のため実がつきやすく、黄色い実の種類は別の木がないと多くの実はつきにくいでしょう。

まとめ

今回はトケイソウの育て方にや植え付け・植え替え方法などについてご紹介しました。
水やりや肥料などでそれほど手がかかることがなく、丈夫で育てやすい植物です。寒さに気をつければ庭植えでも簡単に育てられます。

品種によっては、特徴的な表情を持つ花だけでなく、おいしい果実の収穫も可能です。
花や実など楽しめるポイントがたくさんあるトケイソウを、実際に育ててみてはいかがでしょうか。

※トップ画像はぴーたさん@GreenSnap

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