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水仙(スイセン)の育て方|球根の植え方、増やし方は?毒に注意する?

  • ヒガンバナ科
  • スイセン属
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ラッパの形が凛としていて美しい水仙(スイセン)ですが、葉や球根には、アルカロイドという、悪心、下痢、頭痛などの症状を引き起こす毒があるため、育て方には注意が必要です。今回は、そんな水仙の育て方を中心に、毒や花言葉についてもご説明します。

水仙(スイセン)の育て方:日当たり

水仙は日当たりの加減で花が咲くかどうかが決まります。日光の当たる場所で管理するようにしましょう。日当たりの悪いところで育てていると、球根の成長を妨げることにもなりますので注意してください。

また、水仙は太陽の方向に花が向く性質があります。水仙を配置する方向を考えておきましょう。

水仙(スイセン)の育て方:栽培場所

水仙は茎が弱いので、風に当たると簡単に折れてしまいます。花が開いている茎ほど折れやすいです。折らせたくないのであれば、一年を通して風の吹かない日当たりの良い場所を確保してください。

水仙(スイセン)の育て方:水やり

夏の時期

水仙への水やりは、一年を通して土が乾いていたら与えるようにします。特に、夏の水仙は休眠期の入っていますので、水やりを控えましょう。土が濡れているときは、無理に水やりをせず、乾燥気味に管理します。

冬の時期

基本的には土が乾いているのを確認してから水を与えます。冬はしっかりめに水やりを行いましょう。

水やりは午前中に行うようにしてください。夕方以降に与えると夜間に水が凍って球根を傷めてしまう原因になります。また、寒さで霜柱もできやすくなるので注意してください。

水仙(スイセン)の育て方:肥料・追肥

肥料を与えると球根が太くなり花が咲きやすくなりますが、水仙は肥料を施さなくても元気に育ちます。肥料を多く与えすぎると、病気になる可能性が高くなります。

肥料は生育の時期に液肥を与えましょう。液肥にはリン酸が多く含まれているものを使用します。また、化成肥料や有機肥料を使うと良いでしょう。

水仙(スイセン)の育て方:土づくり

水仙の栽培に適した土は、排水性、通気性が良く、水持ちもある程度することが条件です。

市販の草花用培養土と腐葉土と堆肥を6:3:1の割合で自作してみましょう。市販の草花用培養土の代わりに赤玉土(小粒)を使用しても構いません。

腐葉土を多く入れることで、球根が大きく生長してくれます。ただし、安い腐葉土は購入することをあまりおすすめしません。

水仙(スイセン)の育て方:球根の植え方

水仙は、種ではなく球根から育てるのが一般的です。水仙は結実させるためには、他家受粉させる必要があります。自家不稔性という特徴があるので、水仙を種まきから育てることは非常に困難です。

水仙の球根を植え付ける時期は、10月〜11月が適期です。玉ねぎのような形をした球根に、小さい球根がついていりますので、それを取らずにそのまま植えましょう。

水仙は鉢植えだと、蒸れやすいので腐りやすくなります。また、地植えをすると開花しても花の向きがこちらを向いてくれるか微妙です。そのため、数個の球根を購入して、鉢植えと地植えの両方を行うと良いでしょう。

鉢には底に軽石を敷いて、土を鉢の8分目まで入れて個数分の穴を入れます。球根が多すぎると、葉が出てきても花が咲かなくなることがあるので注意しましょう。球根は、出っ張った部分を地上部から少し出して植えます。

水仙(スイセン)の育て方:植え替え

水仙の花が終わったら、株を捨てるのではなく夏までそのままにしておきましょう。夏がきたら球根を掘り起こして、親の球根から子の球根を分けて、植え替えしましょう。

植え替え時期の目安は、7月に掘り起こして、10月に植え付けるイメージです。植え付けるときに球根の葉が重なり合わないように植え付けます。重なった部分が日陰となり、うまく生長してくれなくなります。

夏場は地上部が枯れますが、そのまま植えていても問題はありません。

水仙(スイセン)の増やし方:分球

水仙は、主に「分球(株分け)」を行うことで増やすことができます。7月頃の休眠期に、球根を掘り起こしてあげましょう。その球根には、子株が多数ついているので、分球しておきます。

分球には、「自然分球」と「切断分球」と「鱗片挿し」の3つの方法があります。特に水仙は、自然分球での増やし方が主流です。

自然分球では、子の球根をていねいに手で割ります。大きくて重みのある子球は、掘り起こした年に植え付けるようにしましょう。小さくて軽い子球は1年間保存し、翌年に植え付けるようにすると増やしやすいです。

子球の保存方法は、比較的涼しい日陰で乾燥させて管理します。球根に付いている茶色くなった皮は防腐剤としての効果があるので、取らないでおきましょう。

その後、風が通るネットなどに入れ、さらに日陰で保存します。カビが生えると使えない可能性があるので、植え付けるまでは確認を定期的に行います。

鉢植えなどで育てている水仙は2〜3年に1度行い、地植えで育てているのであれば、2〜4年に1度を目安にしましょう。

水仙(スイセン)の育て方:注意すべき病気・害虫

水仙はウイルス病を引き起こしやすいとされています。ウイルス病とは、葉が奇形したり斑点のようなものが葉につく病気です。ウイルス病にかかってしまうと、治すことができないのが厄介です。

主な原因はアブラムシの媒介によって引き起こされるので、アブラムシの駆除と防除の療法に取り組んでおきましょう。

水仙(スイセン)の冬越し

水仙を鉢植えなどの、地植え以外の方法で育てていく場合、立派な花を咲かせるには最低でも3度以下の気温の日を、45日間以上つるしてあげなければいけません。寒さに合わせなければ、きれいな花を見ることができないのです。

水仙(スイセン)の球根や葉には毒がある?

水仙の球根には「ヒガンバナアルカロイド」という、有毒な成分が含まれています。有毒成分にはリコリン・ガランタミン・シュウ酸カルシウム・などが含有しています。

食べてしまうと嘔吐や下痢、昏睡などに苛まれるので絶対に食べてはいけません。姿形が玉ねぎとよく似ていますので、誤って食べないようにしてください。水仙の毒は犬や猫にも効くので、土まわりには注意しましょう。

さらに水仙の葉にも中毒成分があり、見た目が「ニラ」と瓜二つといっていいほど似ています。こちらも注意が必要です。

水仙(スイセン)の花

水仙(スイセン)は、ヒガンバナ科水仙属の仲間の草花です。水仙の開花時期は1月~4月頃で、冬の寒い季節にも美しい花を楽しむことができると人気があります。水仙の花からは、ほのかな甘い香りがします。

水仙(スイセン)の花言葉

水仙の花言葉で主流な意味には、「うぬぼれ」・「自己愛」があります。そのほかにも、「神秘」や「尊重」といった花言葉も持ちます。

水仙(スイセン)の名前の由来

水仙の花の名は、英名でNarcissus(ナルシサス)とDaffod(ダフォディル)という綴りになっています。

ナルシサスは、ギリシャ神話に登場する美少年のナルキッソスという人物から名付けられたとされています。このナルキッソスは、黄色の水仙の花言葉にも由来しています。

この意味が用いられた理由には、冥界の王ハーデスが豊穣の女神デメテルの子どもであるペルセポネに一目ぼれして、黄泉の国に連れ去られてしまうことにあります。

誘拐されたペルセポネの手から、水仙が落ちて黄色の花を咲かせたとされています。母親のデメテルは怒り悲しんだことがきっかけで、「私のもとへ帰って」などの意味が付けられるようになりました。

黄色の水仙には、愛に応えてという意味もあります。

これは先程のギリシャ神話でハーデスが連れ去ったペルセポネの愛をつかむことができなかった思いから名付けられています。また、国が変わって中国では水仙が水辺にいる仙人に例えられています。

水仙(スイセン)の風水

風水において、水仙は幸運を招き入れてくれる力が宿っているとされています。小さい花は効果があまり感じられませんので大きい花を飾るようにしましょう。花が枯れてしまったときは効果が現れませんので捨てましょう。

最近注目を集めているドラフラワーで飾っていても、陰の気を発してしまうので生き生きとした水仙を置くようにしましょう。

水仙の花を新年に人に贈ることで縁起が良いと考えられています。家族や親戚に大きな花を咲かせた水仙を贈ってもいいですね。

水仙(スイセン)を球根から育ててみよう!

中国で仙人と例えられるなど、幸運を象徴する水仙の育て方についてご紹介しました。

初心者でも簡単に育てることができ、寒々しい冬から春頃までの間、美しい花を咲かせる植物です。ぜひ、おうちのお庭で水仙を育ててみてください。

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スイセンの基本情報

ジャンル
草花
形態
多年草
学名
別名
原産地
地中海沿岸

スイセンの性質

栽培難易度
易しい
耐寒性
強い
耐暑性
普通
耐陰性

時期

植え付け・植え替え
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肥料
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開花
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