シマトネリコの画像

シマトネリコの育て方

  • モクセイ科
  • トネリコ属

シマトネリコの基本情報

ジャンル

庭木・花木

形態

高木

学名

Fraxinus griffithii

別名

タイワンシオジ

原産地

中国、台湾、日本(沖縄県)、フィリピン

シマトネリコの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

やや弱い

耐暑性

強い

耐陰性

あり

時期

種まき

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植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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剪定

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シマトネリコの育て方の画像

庭木として人気のシマトネリコは、亜熱帯から熱帯地域にかけて自生している半常緑の高木です。密に茂った小ぶりで光沢のある葉が、繊細で涼しげな印象を与えます。
原産地は沖縄県、台湾、中国など温暖な地域ですが、比較的寒さに強いのが特徴。関東以西の地域なら、庭木や街路樹としても楽しめます。生長が早く大木になりますが、剪定である程度大きさをコントロールできるので観葉植物としても親しまれている樹木です。
庭木や観葉植物としてはもちろん、木材としても活用されているんです。シマトネリコの木材は、弾力性があるので、野球のバットやテニスのラケットの材料になることも。
今回は、シマトネリコの魅力と育て方のコツ、剪定方法などをお伝えしていきます。シマトネリコは、初夏に白い花を咲かせたり、斑入り品種もあるなど観賞用として楽しめる要素がたくさんある樹木なので、ぜひチェックしてみてくださいね。

シマトネリコの育てる場所

シマトネリコは、室内でも、関東より西の暖地なら戸外でも育てることができます。半常緑樹ですが、室内管理や暖地で育てる場合は冬場もあまり葉を落とさないので、一年中緑を楽しめますよ。

戸外で育てる場合

暑さに強く、日当たりのよい場所を好みますが、明るい半日陰でも育ちます。寒さにはあまり強くないので、戸外で育てるなら暖地が向いている植物です。気温が-5℃を下回ると枯れてしまうこともあるので注意してくださいね。
剪定でサイズ調整できますが、本来なら樹高が10m以上の大木になる植物です。ある程度広めのスペースに植え付けるのがよいでしょう。庭のシンボルツリーとして利用するのもおすすめですよ。

室内で育てる場合

観葉植物として室内で管理する場合、冬場はガラス越しの日光が当たる場所、春・秋の生育期には直射日光が当たる場所、夏はレースカーテン越しの日光が当たる場所に置いてあげましょう。

シマトネリコの水やり

乾燥が苦手なので、気を付けて水やりしましょう。葉が多く生長が早い植物なので、水をよく吸収します。植え付けて2年未満の株は、鉢植え・庭植えともに表土が乾いたらたっぷりと水を与えます。植え付け後2年が経過した庭植えの株には、よほど乾燥が続かない限り水やりしなくて大丈夫です。
鉢植えの場合、春から秋の生育期には土が乾く前に、冬は土が乾いたらたっぷりと水やりしましょう。

肥料

肥料はなくても育ちますが、大きく元気な株に育てたい場合、以下の要領で肥料を与えてください。
庭植えでは、元肥として2月ごろに有機質肥料を株元に埋めこんであげましょう。
鉢植えの株には、4月から10月までの間、緩効性の化成肥料を2カ月に1回ほど施します。

用土

水はけと水もちのよい肥沃な用土が向いています。鉢植えの場合、市販の観葉植物用土が便利です。
ミニ観葉など小さな株なら、ハイドロカルチャーを利用することもできます。

病害虫

病害虫の被害は少ないほうですが、風通しの悪い環境で管理するとアブラムシやカイガラムシが発生することがあります。アブラムシやカイガラムシの排泄物は、すす病も誘発するので注意が必要。
予防のために風通しを良くするか、発生したら薬剤を散布して速やかに駆除しましょう。こうした害虫は、新芽や若い枝、日照不足で弱った株に付きやすくなります。

シマトネリコの植え付け・植え替え

植え付け・植え替えは3月中旬から4月ごろに行います。庭植えも鉢植えも、植え付ける際に用土に元肥を施すと、株が元気に育ちます。有機質肥料か緩効性化成肥料がよいでしょう。

鉢植えした株の植え替え

シマトネリコは生長が早く根詰まりしやすい植物です。鉢植えの場合1年~2年に1回、一回り大きな鉢に植え替えるようにします。鉢植えで根詰まりしてしまった株を植え替える場合、鉢から抜き取った株の根から竹串などを使って古い土をある程度落とし、古い根や傷んだ根を切り取ってあげます。その後、一回り大きな鉢に植え替えるとよいでしょう。

株立ち・単幹

シマトネリコは、根元が何本かの幹に分岐した株立ちか、1本の幹を育てる単幹のどちらかの樹形に仕立てることができます。
株立ちは、一本一本の幹が細めで生長が比較的緩やかなのが特徴。全体の枝葉が多いので存在感があります。雑木のようなナチュラルな雰囲気があり、庭のシンボルツリーとして人気の樹形です。ただし、株立ちが大きくなると、幹の数が多いぶん幅をとることになります。そのため、スペースには余裕をもって育てるか、定期的に剪定してサイズ調整しましょう。
単幹の場合、栄養が1株に集中するため大きく強く生長するのが特徴です。生長スピードも早く、幹の上方の枝葉がよく茂ります。単幹に仕立てたシマトネリコは、街路樹として用いられることが多いです。環境によってはかなり大きくなってしまう場合もあるので、植え付けは広い場所を選ぶようにしましょう。
シマトネリコは、株立ち・単幹どちらの株も出回っています。樹形の好みや植え付ける場所を考えて選んでみてください。一般的には、株立ちのほうが人気があり価格も高い傾向にあります。

シマトネリコの株の選び方

庭のシンボルツリーとして利用できる大きく立派な株から、デスク上に置いて楽しめるコンパクトなミニ観葉まで、さまざまなサイズの株が販売されています。ミニ観葉なら、ハイドロカルチャーや水挿しで育てることもできます。利用用途によって、ぴったりのサイズの株を選んでみましょう。
また、アブラムシなどの害虫が付いていたり、葉が黄色くなって弱っている株は避けたほうがよいです。葉が青々と茂っていて元気のよい株を購入しましょう。

シマトネリコの挿し木での増やし方

シマトネリコは挿し木で増やすことができます。挿し木の適期は5月から10月中旬です。穂木を長さ10㎝ほどでとり、水あげして挿し木用土に挿します。直射日光の当たらない場所で管理し、穴をあけたビニールで覆うなど湿度を保つ工夫をしましょう。
挿し木のほか、種まきで増やすこともできます。

シマトネリコの剪定

生育旺盛で枝が伸びるスピードも早く、放っておくとすぐに大きくなる植物です。枝が伸び、葉が茂りすぎてしまうと、シマトネリコの特徴である涼しげな雰囲気が失われてしまうことも…。大きくなりすぎたと感じたり、姿形が乱れてしまった場合は剪定します。
剪定の適期は3月か9月ですが、真冬以外は随時枝を切り戻してもよいです。剪定には剪定ばさみを使用してください。
まず、シマトネリコの株全体を見て作りたいサイズや形を考えます。イメージができたら、初めに枯れている枝などを切り取ります。その後、高さ・量を調整しましょう。

シマトネリコの剪定の注意点

寒さに弱い植物なので、真冬の剪定は避けます。最悪の場合、株が弱って枯れてしまうこともあります。
また、太い枝を切った場合、切り口に癒合剤を塗りましょう。癒合剤は、切り口に雑菌が入るのを防ぎ、剪定によって枯れるのを防ぐ薬です。

シマトネリコの育て方のポイント

育てやすく丈夫な樹木ですが、とにかく生育が早いので定期的な剪定・切り戻しは必須です。庭木に利用する場合、大きく生長しすぎて周囲の庭や家の日当たりを悪くしてしまう場合もあります。葉が茂りすぎると、シマトネリコ特有の涼し気な印象も損なうので、しっかり剪定してあげてくださいね。

シマトネリコの花

5月から6月に白い花を咲かせます。枝先に密生して円錐状に小さな花が咲きますよ。花を楽しみたい場合、花期直前の剪定は避けましょう。花言葉は、「偉大」「荘厳」です。
また、開花後は細長く垂れ下がった形の実を付けます。この実から落ちた種が、実生として育っていきます。

シマトネリコの種類

葉に斑が入った品種があります。よりナチュラルで軽やかな雰囲気が出て、観葉植物として楽しむのもおすすめです。

シマトネリコの名前の由来

シマトネリコの名前の由来は諸説あります。漢字では「戸練子(トネリコ)」と書きますが、トネリコの枝にはよくカイガラムシが付いて白ロウを分泌し、これを戸練子と呼んでいました。この白ロウを戸の溝に塗ると、戸を開け閉めする際に滑りがよくなることから、「戸塗木(とぬりき)」と呼ばれ、それが転じてトネリコとなりました。
「しま」は、沖縄などの南西諸島に分布していることから「島」が付いたといわれています。

まとめ

シマトネリコは、別名タイワンシオジとも呼ばれます。庭木としても観葉植物としても幅広く楽しめる樹木です。株立ちか単幹かで印象や楽しみ方も変わるので、ぜひいろいろな仕立て方にチャレンジしてみてください。

※トップ画像はTakaakiさん@GreenSnap

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