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キンモクセイ(金木犀)の育て方|挿し木や取り木の方法は?肥料は必要?

  • モクセイ科
  • モクセイ属
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芳香剤の香りとしても使われるほど、甘く強い香りを漂わせるキンモクセイ(金木犀)。秋に小さなかわいいオレンジ色の花をたくさんつけ、目でも香りでも楽しませてくれる樹木です。庭木としても、鉢植えとしても人気があるキンモクセイの育て方をご紹介します。

キンモクセイ(金木犀)を育てる場所

キンモクセイは、暑さにはそれなりに耐性がありますが、寒さには弱いです。そのため、地植えで育つのは、東北よりも南の地域になります。

また、キンモクセイは日当たりをとても好む樹木です。日当たりが良いほど花のつきも良くなるので、できるだけよく日が当たる場所を選んであげてください。日陰で育ててしまうと、育ちが悪くなるだけでなく、常緑樹ですが、葉が落ちてしまうこともあります。

少なくとも午前中には日が当たる場所にしましょう。

キンモクセイ(金木犀)の水やり

キンモクセイを地植えしている場合は、真夏で降雨がなく、乾燥している時期をのぞいては特に水やりの必要はありません。

鉢植えの場合は、表面の土が乾いてきたら、たっぷりめに水を与えましょう。キンモクセイは過度の湿気は嫌うので、適度な水やりを心掛けてください。

キンモクセイ(金木犀)の肥料

キンモクセイへ与える肥料は、カリウムやリン酸が含まれている有機肥料を選ぶようにしましょう。油かすなどの窒素成分が多いものは、花つきを悪くしてしまいますので注意してください。

肥料を与える時期は、2月下旬から3月頃。地植えの場合は2月の1回だけで構いませんが、鉢植えの場合は、それに加えて、5月と開花前の8月から9月ごろにも与えてあげるといいでしょう。

キンモクセイ(金木犀)の土

キンモクセイは、水はけのよい酸性の土を好みます。

地植えにする場合には、腐葉土や堆肥、培養土などを混ぜてあげてください。鉢植えの場合は、赤玉土に腐葉土を3割くらい混ぜてあげた土を使うといいでしょう。

キンモクセイ(金木犀)の植え付け・植え替え

植え付け

キンモクセイの植え付けは、寒くなる前に根をしっかりと張らせることができるように、3月から4月頃か、9月から10月頃に行いましょう。

地植えにする場合は、根鉢の大きさの倍くらいの幅と深さで穴を掘り、腐葉土などを混ぜてあげてください。キンモクセイは5mくらいの大きさに成長するので、植える場所はきちんと選びましょう。なお、鉢植えにする場合は、大きめの鉢を選ぶようにしてください。

植え替え

地植えにしたキンモクセイは、植え替えを嫌います。やむを得ず植え替えを行うと、何年か花をつけないこともあるので気をつけましょう。

鉢植えにしたキンモクセイは、2〜3年に1回程度、大きめの鉢に植え替えてあげてください。

キンモクセイ(金木犀)の増やし方

日本には雄株のキンモクセイしかないため、種で増やすことはできません。そのため、キンモクセイの増やし方は、「挿し木」か「取り木」が一般的です。

挿し木

6月頃に、その年に伸びた新しい枝を15cmくらいの長さで切り取ります。切り口は、水揚げを良くするために、斜めに切ってください。葉っぱを4〜5枚残して、下の方についている葉は取り除きましょう。切り取った枝の切り口を1、時間ほど水につけて水あげします。

その後、挿し木用土か赤玉土などの水はけがよい土の入った鉢に挿してください。挿した後は水をたっぷりとあげ、発根するまで絶対に土を乾かさないように、しっかりと水やりしましょう。

取り木

5月か6月ごろ、2〜3年経ったキンモクセイの幹にナイフでグルッと一周切れ目をいれます。2〜3cmの幅で切れ目を入れたら、その部分の樹皮を剥ぎ取ってください。樹木を剥ぎ取った部分に、水をたっぷりと含ませた水苔を巻き付け、その上をビニールで覆い、ヒモで結びましょう。

取り木している部分は日陰になるようにしてください。水苔は乾燥させないように、時々様子を見て、水をあげてください。発根してきたら、根が出ている下で切り取り、植え付けてください。

キンモクセイ(金木犀)の育て方で注意すべき病気・害虫

かかりやすい病気

キンモクセイがかかりやすい病気に、褐斑病や先葉枯病、うどんこ病、炭そ病などがあります。

いずれもカビが原因となる病気で、主に気温も高く湿度が高い、梅雨の時期にかかりやすいです。様子のおかしな葉っぱを見つけたら、すぐに切り取って、他の葉っぱに伝染しないようにしてあげてください。その後、薬剤を使って被害を押さえましょう。

つきやすい虫

キンモクセイは比較的強いため、あまり害虫の被害を受けない樹木ですが、風通しが悪いと、カイガラムシやイラガ、ハダニなどが発生することがあります。害虫を見つけたら、農薬をまくなどして、対策してください。

キンモクセイ(金木犀)の手入れ・剪定

キンモクセイは成長が早い樹木ですので、風通しを良くしたり、好みの高さを保ったりするためには剪定が必要です。剪定を行う時期は、新芽が出る前の2月から3月頃か、花が咲き終わった11月頃。

春に伸びる新芽に花芽はつくので、花を楽しみたいなら新芽が伸びた後は剪定は行わないでください。また、11月ごろに行う剪定は軽めにし、強めの剪定を行いたいなら、2月から3月ごろにしましょう。

株の内部がうっそうと茂っていると、風通しが悪くなり、病害虫の被害を受けやすくなります。込み合っている枝は、つけ根から切り取り、間引いてあげてください。

キンモクセイ(金木犀)の花

キンモクセイの花が開花するのは9月から10月頃です。この季節になると、小さなオレンジ色の花をたくさんつけ、独特の香りと共に楽しませてくれます。花が散った直後は、地面がオレンジ色に染まり、それもまた風情があってよいものです。

なお、キンモクセイは常緑樹なので、一年中緑を楽しむことができます。

キンモクセイ(金木犀)の花言葉

キンモクセイの花言葉には、「謙虚」「気高い人」「真実」「陶酔」「誘惑」といったものがあります。

キンモクセイの芳香は高貴な印象を与えるのに、花自体はとても小さいことから、「謙虚」や「気高い人」というような花言葉になったのではないでしょうか。また、あの独特な強く甘い香りが、「誘惑」や「陶酔」という花言葉を生んだのだと思います。

キンモクセイ(金木犀)を庭で育ててみよう!

秋に甘い香りを振りまきながら、艶やかに咲き誇るキンモクセイ。汲み取り式のトイレが普通だった時代は、匂い対策としてトイレのそばによく植えられていたことから、トイレの芳香剤というイメージを持つ人も多いようですが、その姿は可憐で、香りにはリラックス効果があるとも言われています。育てやすい樹木ですし、常緑樹なので、庭木としてもおすすめですよ。

※トップ画像はMマリリン凪翔Mさん@GreenSnap

キンモクセイの新着コラム

キンモクセイの基本情報

ジャンル
庭木・花木
形態
高木
学名
別名
金木犀
原産地
中国

キンモクセイの性質

栽培難易度
やや易しい
耐寒性
やや弱い
耐暑性
普通
耐陰性

時期

植え付け・植え替え
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肥料
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開花
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