クリーピングタイムの画像

クリーピングタイムの育て方

  • シソ科
  • ティムス属

クリーピングタイムの基本情報

ジャンル

ハーブ

形態

低木

学名

Thymus serpyllum

別名

タチジャコウソウ,イブキジャコウソウ

原産地

地中海沿岸に多い

クリーピングタイムの性質

栽培難易度

普通

耐寒性

強い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

種まき

1
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5
6
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植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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収穫

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クリーピングタイムの育て方の画像

タイムというと肉や魚の臭み取りに使うと思っていませんか?食用だけでなく、観賞用としても作られています。今回、ご紹介する「クリーピングタイム」は、観賞用として栽培されているタイムの種類で、ほふく性で広がるように成長するため、庭のグランドカバーとしても人気です。それでは、クリーピングタイムの育て方について見ていきましょう。

クリーピングタイムの育てる場所

クリーピングタイムは、暑さ、寒さどちらにも強い性質をもっていますが、湿気や霜、冷たい風は苦手です。植え付けをする時は、水はけの良い土壌を選び、日当たりが良く、風通しが良い場所で育てます。

鉢植えで育てる時は、冬場は風があたりにくい場所で管理するようにしてください。

クリーピングタイムの水やり

クリーピングタイムは、水やりをし過ぎると湿気で根腐れを起こします。できるだけ乾燥気味で育てるのがポイントです。鉢植えの場合、土が乾いてきたら水やりをします。冬は、2~3日置きに水やりをしてください。地植えで育てる時は、根付くまでは毎日水やりをします。根付いた後の水やりは不要です。

肥料

肥料は、植え付けの時に粒状のものを土に混ぜます。追肥は4月~9月の開花の時期と秋の休眠期になる前に錠剤タイプの肥料を土の上に置きます。

肥料を与え過ぎると「肥料焼け」を起こすこともあります。与えるタイミングや量は守るようにしてください。また、成長がしにくくなっている時は、根が張っていることもあるので、大きな鉢に植え替えをしたり、株分けをして新しい鉢に入れ替えた方が良いこともあります。

用土

鉢植えの場合は、ハーブ用の培養土に植え付けをしてください。土を作る時に粒状の肥料を混ぜておくと成長を促します。

地植えの時は、土壌が酸性化していると育ちにくいので、アルカリ性の性質を持つ苦土石灰を混ぜます。

雨が多い日本では、土の中に含まれるアルカリ性の成分が流されやすくなっています。基本的に土壌の酸性度が高いので、苦土石灰を加えて中性に近づけてから、植え付けるようにしましょう。

病害虫

クリーピングタイムも含めてタイムは350種類以上あるといわれています。病気や害虫に強いことから、虫よけ用にコンパニオンプランツとして栽培されることもあります。

ただ、湿気に弱いことから蒸れると葉が傷んだり、枯れることもあるので、風通しが良くなるように手入れをしたり、土壌の水はけが良い状態か確認することも「病気」を予防することになります。

クリーピングタイムの植え付け・植え替え

クリーピングタイムの植え付け・植え替えの時期は、春と秋の2回です。

苗から植え付けをする時は、3月~5月に行います。根の部分をしっかりほぐしてから、植えます。鉢植えにする時は、最初に入っていたものよりも一回り大きなサイズのものに入れ替えて下さい。鉢底には水はけを良くするために、ネットと鉢底石をいれます。

種から育てる時は、9月~10月に苗用のポットに種まきをします。発芽するまでは、日に当てないようにし、乾燥に注意します。

クリーピングタイムは成長が早いので、1年~2年に一度、植え替えをします。鉢に植え替えをする時は、一回り大きなものを選び、土は新しいものに入れ替えをしてください。地植えにする時はそのまま移植します。

植え付け、植え替えの時は、根の部分をほぐしますが、この時、根っこに傷を付けないように気をつけましょう。

クリーピングタイムの増やし方

クリーピングタイムは、株分け、挿し木、種で増やすことができます。

クリーピングタイムは、大きくなりやすいという特徴があるので、鉢植えで育てている時は、植え替えの時に株分けをして複数の鉢に植え付けをします。株分けで増やす時は、春に行うとよいでしょう。

挿し木に関しては、剪定の際に茎の部分を10cmほど切り取って水につけておきます。挿し木用に用意した清潔な土に植え付けをし、根付くまでは日に当てないようにします。また、種まきをした時の同様に乾燥にも注意してください。挿し木をするのに適しているのは、新芽が伸びてくる5月か、生育期が終了した9月頃です。

クリーピングタイムの種は、とても小さいので種まきをして育てるというのは、大変ですが、こぼれ種から増えるということもあります。

クリーピンクタイムは、ほふく性で広がりやすく繁殖力も強いので他のハーブと混ざらないように注意しましょう。

クリーピングタイムの手入れ

クリーピングタイムは湿気が苦手なため、長期間楽しむには「夏越し」ができるというのが大事になります。そのためには、梅雨入りする前に、茎を短くカットし、下葉を取って、風通しが良い状態にします。

クリーピングタイムは、茎や下葉が絡んでくると株全体に栄養がいかなくなり、枯れてしまうこともあります。手入れをすることで、成長を促すので、新芽が出やすくなり、花付きもよくなります。

夏から秋にかけては「茎が伸びた」「下葉が増えた」と感じたら、定期的に手入れを行うと病気や害虫を防げます。

休眠になる前に伸びた茎を短くしておくと、春に新芽が出やすくなります。

クリーピングタイムの花言葉

花言葉は「勇気」「活動力」です。タイムの種類には「クリーピングタイム」の他に、「コモンタイム」「レモンタイム」もありますが、全て同じ花言葉が使われます。

古代ギリシャや中世のヨーロッパでは、タイムは「勇気の象徴」といわれていました。戦地に行く男性への贈り物と使われていた説もあります。

タイムの香りには、気持ちを明るくする作用もあり、落ち込んでいた心を元気にし、やる気を出すことから「活動力」という花言葉も当てはめられます。

タイムには浄化作用もあり、古代ギリシャでは神殿を香らせるために使用していました。古代エジプトの時代にはミイラの腐敗防止にタイムは使われました。ヨーロッパに広まったのは古代ローマ行こうといわれています。

まとめ

春から初夏にかけて花を咲かせるクリーピングタイムは、日本では「ワイルドタイム」として流通されています。仲間には「タイム・ロンギカウリス」というのもありますよ。

栽培しやすい品種なので、お庭のグランドカバーやプランターで寄せ植えをして楽しんでくださいね。

※トップ画像はバジルさん@GreenSnap

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