ミントの画像

ミントの育て方

  • シソ科
  • ハッカ属
ミントの育て方の画像

ミントは清々しい香りで料理やハーブティーに利用することができ、大変丈夫で天然の虫除けとしても効果があります。

香りにも様々なパターンのものがありほのかな甘みを感じる品種もあります。

そんな良いことだらけのミントを育ててみましょう。

基礎情報

日当たり

日当たりのよい場所を好みますが強すぎる直射日光にあたると枯れてしまいます。

ある程度日が当たれば大丈夫です。強い品種ではありますが、全く日の当たらない日陰では育たないので注意しましょう。

 

置き場所

夏場に蒸れて枯れてしまうのを防ぐために草丈の低い品種は風通しの良い場所を選びましょう。

寒さには非常に強く0度以下の環境でも枯れることはありません

冬場は葉っぱが枯れてしまっても根が生きていて春になると再び元気になります。

冬場でも葉っぱを楽しみたい方は藁などで霜から保護してやると良いです。

 

水やり

湿った環境を好むので夏場は特にたくさん水を与えましょう

朝に与えて少し土が乾燥してきたと思ったら夕方にも水をあげるようにして湿度を保ちます。

乾燥してしまうと茎や葉っぱが固くなってしまいます。

 

冬場は霜にだけ気を付ければ特に注意することもありません。

根が生きているので夏と同様湿度を保つように水を与えます。

 

肥料・追肥

肥料は与えすぎるとミントの香りが弱くなってしまう傾向があるので、春にはゆっくりと効果の現れる粒状の肥料を与え、それ以上の肥料を与えないようにします。

 

用土

水はけのよい土を避け、保水力のある土を選びましょう。

小粒の赤玉土を5、腐葉土を3、バーミキュライトを2の割合で混ぜた土をおすすめします。

また事前に腐葉土や堆肥を庭植えの場合は土に混ぜておきましょう。

 

植え替え・植え付け・種蒔

強靭な植物なので毎年植え替えを行います。大きくしたい場合は一回り大きい鉢を用意し植え替えを行います。

大きくしたくない場合は株分けをしてください。地植えをしていると根が限りなく伸び続けるので仕切りなどをして区切ってあげると他の植物の邪魔をしたりせずに成長します。

他のミントと隣同士で育てている場合は交雑する可能性もあるのでなるべく分けて植えてあげましょう。

交雑してしまうと香りが弱くなる傾向にあります。

 

増やし方

株分けするのが一般的です。古い茎を取り除き芽の部分を4つ程残し土を落としてから新しい場所に植えます。

挿し芽をする場合はカットしてから切り口を水にさらし、土にさしてからは根が出てくるまで乾燥しないように半分日陰の場所で保管します。

種まきの場合は市販の種を撒くことをおすすめします。

育てている親株からとれた種も成長はしますが親株ほどの香りがない場合が多いからです。

 

病気・害虫

特に気をつける病気はありませんが、毛虫やアブラムシに葉っぱを極稀に食べられてしまう事があるので気をつけましょう。

 

薬用や用途

ミントは様々な状況に効果的です。

葉っぱを摘んでお湯をかければハーブティーになり気分転換や胃腸がスッキリしない時に効果的です。

またお風呂に入れても夏場は風呂上がりがさっぱりとします。

虫除けとしても優秀で特にゴキブリが嫌いな香りとしてミントが挙げられるのでゴキブリの発生しそうな箇所にミントを置いておいたり、ミントを煮出して作った液をスプレーしておくだけでゴキブリを撃退することができます。

同じく煮出した液を自然に冷まして水やりに活用すれば他の植物の害虫対策としても活用することができます。

 

利用部分

主に葉っぱの部分が利用されます。

間延びして成長してしまったものは茎ごと切ってしまい乾燥させて香りを楽しんだり花束のようにまとめて楽しむこともできます。

最もスタンダードな活用方法としては、お茶に混ぜてハーブティーにすることですが、その他にも、ケーキやスイーツなどの彩りとしてちょこんと乗せたり、傍らに添えたりするという活用方法もあります。

ミントは色合いが鮮やかで、ピンとまっすぐに育つので、部屋のワンポイントインテリアとしても活躍します。

さらにミントは、繁殖力や生命力が強いという特徴から、庭園などを彩るグランドカバーとして栽培されることもあります。

 

管理温度

ミントは寒さに強いので暑すぎず蒸れた環境でなければどこでも大丈夫です。

 

種類・品種

ミントには大きく2種類の系統があり、香り高い「ペパーミント系統」と、ほのかに甘く香る「スペアミント系統」があります。

みなさんもいろんな商品で、耳にされたことがあるのではないでしょうか。

ペパーミントは西洋ハッカ、胡椒ハッカとも呼ばれいて、先述にもあるように非常に香りが強いのが特徴です。

ペパーミントはスペアミントと、沼地に生えるウォーターミントの交配種です。

スペアミントよりも殺菌や防虫効果に優れていて、害虫駆除剤などにも威力を発揮します。

一方、スペアミントとは特定の品種ではなく、カーリーミント、ミドリハッカなどの総称になります。

ペパーミントよりも先に使われはじめたのは、こちらのスペアミント系統です。

他にも、ペパーミントより香りの強いペニーロイヤルミントや、キャンディーなどで有名なハッカ、アップルミント、パイナップルミントなどがあり、ほのかにそれぞれのフルーツの匂いがするのが特徴です。

 

収穫

ミントは春から秋にかけてであれば、いつ収穫しても構いません

いい頃合いに育ったら、葉の先から10センチから20センチのところで、茎を切り離します。

それから茎を数本にまとめて束ね、風通しのいい明るい日陰で逆さ吊りにして乾かします。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

葉っぱがよく活用されるミントですが、実は可愛い花を咲かせます。

6月から9月に掛けて、茎の先端に白や薄いピンク色の花を咲かせます。

 

トリビア

風水

ミントのような丸い葉は、気分を落ち着かせる効果があると言われています。

特に爽やかな香りを持つミントは、リビングや寝室など、リラックスしたい場所に置くのがオススメです。

 

花言葉

ミントの花言葉は種類よって、少し差があります。

ペパーミントの花言葉は「爽快感」「美徳」「真心」「温かい心」「誠実な愛」などです。

スペアミントは「爽快感」や「温かい心」「美徳」の他に、「温厚」や「思いやり」などもあります。

 

由来伝承

ミントの由来は、ギリシャ神話に出てくる下級女神「メンテ」という神の名に由来します。

メンテは下級女神ですが、冥王ハデスの惚れられてしまいました。

それを逆恨みしたハデスの妻・ペルセポネーから、呪いをかけられ、雑草に姿を変えられたという悲しいお話が残っています。

その後、ハデスはミントとなったメンテを自身の庭で育て、花を咲かせました。

ミントが爽やかな臭いを発するのは、メンテが「私はここにいるよ」と主張しているからだといわれています。

また、スペアミントの「スペア」とは、英語で槍のことで、葉の側面が槍のようにギザギザしていることから、その名前がつけられました。

 

まとめ

今回はハーブティーや食品などにも多く使われる、ミントについてご紹介しました。

ミントはグランドカバーにも用いられる、非常に生命力と繁殖力の強い植物です。

ですが、ミントの葉を目的に栽培する場合は、鉢植えで育てるようにしましょう。

爽やかなミントを育てるつもりがいつの間にか雑草に……ということにもなりかねません。

正しく管理して、紅茶やインテリア以外にも、様々なことにミントを使ってみましょう。意外なものに、ミントが合うかもしれませんよ。

 

ミントの基本情報

ジャンル
ハーブ
形態
多年草
学名
別名
ハッカ,ペパーミント
原産地
北半球の温帯 アフリカ

ミントの性質

栽培難易度
やや易しい
耐寒性
強い
耐暑性
強い
耐陰性

時期

種まき
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
植え付け・植え替え
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
開花
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
収穫
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12

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