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ラッキョウの栽培・育て方|収穫時期は?植えっぱなしでもできる?

  • ヒガンバナ科
  • ネギ属

ぴりっとした辛味がくせになるラッキョウは、カレーの付け合わせとしてはもちろん、掘り立ては生で食べたり、炒め物や天ぷら、卵とじにするなど、実は様々な料理に活用できる野菜です。若採りはエシャレットとして収穫することもできますよ。

今回はプランター栽培にもおすすめな、ラッキョウの育て方についてご紹介します。

ラッキョウはどんな野菜?植えっぱなしでも収穫できる?

連作障害
ほとんどないが、できれば1〜2年空ける)
栽培期間
8月中旬〜翌7月中旬
生育適温度
18〜22℃

ラッキョウは、中国原産のユリ科の野菜です。とても丈夫で、砂丘などの痩せた土地でも育ちますが、植え付けが遅れると収穫が期待できないので注意しましょう。日本では鳥取砂丘が一大産地として有名です。

ラッキョウは植えてから2年ほど植えっぱなしにしておくと、分球して小球がたくさん収穫できます。地植えはもちろん、プランターでも栽培することができます。

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家庭菜園士 七尾びび
土壌を選ばず、病害虫にも強いので栽培がかんたんなラッキョウですが、栽培期間が8~9ヶ月かかるため、ほかの作物栽培の邪魔にならない場所を慎重に選んでくださいね。相性がよい作物、悪い作物を把握しておくと便利ですよ!

ラッキョウの栽培環境

ラッキョウは、程よい日当たりと風通しの良い場所を好みます。生育適温は20℃前後と、冷涼な環境を好み、寒さには比較的強いですが暑さに弱い性質があります。

ラッキョウの栽培期間は10ヶ月前後と長いため、栽培場所を選んで育てましょう。プランターで育てる場合、深さ30cm以上、幅30cm以上、幅60cm以上の標準的なサイズのプランターを使いましょう。

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家庭菜園士 七尾びび
連作障害を避けるために「ネギ(長ネギ・ワケギ・ポロネギなど)」「ニンニク」「ニラ」「タマネギ」などを栽培したあとの土は使わないほうがよいでしょう。(連作障害を避けるためには1~2年、あけるとよいと言われています。)もし連作する場合には、連作被害を避けるためのアイテムを上手に利用しましょう。

ラッキョウの土づくり


ラッキョウはとても丈夫で、土質を選ばないので、幅広い土壌で育てることができます。基本的には乾燥した場所を好むので、排水性のよい土壌を作りましょう。

地植え・畑栽培の土づくり

地植え栽培のラッキョウは、植え付けの2週間前から土壌の準備を始めましょう。

  1. 植え付け2週間前:1㎡に対して苦土石灰を100gまいてよく耕す
  2. 植え付け1週間前:1㎡に対して堆肥2Kg、化成肥料100gを畑の全面にまいてよく耕す
  3. 植え付け直前:幅70cm〜80cmの畝をつくる。この時点でマルチを敷いておくと、地温が高くなり育ちやすい

プランター栽培の土づくり

プランター栽培のラッキョウは、市販の野菜用培養土を使用すれば良いでしょう。

自分で配合する場合は、赤玉土(小粒)6:バーミキュライト3:川砂1の比率で混ぜ合わせます。その後、用土10Lに対して、苦土石灰を10g、化成肥料を20〜30g混ぜ、1週間なじませてから使います。

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家庭菜園士 七尾びび
有機栽培を実践中でしたら、「鶏ふん」「草木灰」「腐葉土」を混ぜた妖肥な土壌づくりがおすすめです。ラッキョウの根は栄養をよく吸収するため、もし前作の栄養素が残っているようでしたら、肥料なしでスタートしてもOKですよ!

ラッキョウの植え付け方

ラッキョウの植え付け時期

ラッキョウの植え付け時期は、8月下旬〜9月中旬が適期です。大きく育てたい場合は、毎年新しい種球を用意するといいですが、その年に収穫したラッキョウを種球に使うこともできます。

ラッキョウの植え付け手順

地植え・畑栽培の植え付け

  1. 畝に株間15cm間隔で深さ6cmほどの植え穴を掘る
  2. 種球の細い方を上向きにして、立てるように土に挿す
  3. 「花ラッキョウ」として小さい球をたくさん収穫したい時は、1箇所につき3球ずつ植え付ける
  4. たっぷりと水をやる

プランター栽培の植え付け

  1. プランターの底に鉢底石を敷き、用土を入れる
  2. 株間5〜7cm間隔で、人差し指で深さ5cmほどのくぼみを開ける
  3. 「花ラッキョウ」として小さい球をたくさん収穫したい時は、1箇所につき3球ずつ植え付ける
  4. プランターの底から水が流れ出るまで、たっぷり水を与える

ラッキョウの水やり

地植え・畑栽培のラッキョウ

地植え栽培のラッキョウは、基本的には水やりの必要はありません。ただし、長期間雨が降らないなど、乾燥がひどい時は、たっぷりとあげるようにしてください。

プランター栽培のラッキョウ

プランター栽培のラッキョウは、表面の土が乾いたタイミングで水やりをしましょう。プランター栽培は、乾燥しやすいので注意が必要です。

ラッキョウの肥料・追肥

ラッキョウの肥料を与える時期

ラッキョウは収穫までの期間が長いので、植え付けから1カ月を目処に、1カ月に1回の頻度で追肥を施します。真冬は休眠状態になるので、春先まで追肥を休止しましょう。

暖かくなり始めた3月上旬〜中旬に最後の追肥を施します。

ラッキョウの施肥方法

列の間に、地植えの場合は1㎡あたりひと握り(20〜30g)の化成肥料を施します。プランター栽培の場合は、ひとつのプランターにつき10gほどの化成追肥を施しましょう。

肥料と表面の土をほぐすように混ぜ合わせたら、株元に土寄せをします。このときにしっかりと土寄せをしないと、よい球ができないので、しっかりと土寄せを行ってくださいね。有機栽培であれば鶏ふんを追肥してください。

また、追肥と合わせて除草も行いましょう。ラッキョウは雑草に弱いので、雑草が蔓延る前に女装することが大切です。

ラッキョウの収穫時期


ラッキョウの収穫時期は、6月中旬〜7月上旬頃です。地上部が枯れてきたら、収穫のタイミングです。株のわきからスコップで掘り上げ、土を柔らかくし、地上部分をまとめて持って引き抜くように収穫しましょう。

若採りすると、エシャレットとして収穫ができます。エシャレットとして収穫する場合は、3月〜4月あたりに行いましょう。葉が青く柔らかいうちに収穫することで、程よい辛味と歯ごたえのエシャレットを楽しめます。

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家庭菜園士 七尾びび
収穫して食べる部分(食用する部分)は「鱗茎(りんけい)」と呼ばれますよ。
植え付けの時期にもよりますが、4月~5月、初夏に収穫したものがエシャレットと呼ばれます。

ラッキョウ栽培で失敗しないポイント!

病気のない元気な種球を選ぶ!

ラッキョウの種球は8月ごろにホームセンターや園芸店などに出回ります。種球を選ぶときは、ひとつ6〜7gの大きいものを選びましょう。病気のない種球を選ぶこともとても大切です。

土寄せを忘れない!

ラッキョウは、追肥のあとの土寄せを忘れないように必ず行いましょう。土寄せをしていても、根が伸びて球根が地上に出てくる場合があります。

飛び出た球根は、日に当たると緑色に変わって食感が悪くなってしまいます。様子を見ながら土寄せをしっかりと行いましょう。

収穫時に傷つけない!

ラッキョウを収穫するときは、根の近くを掘り起こして球根を傷つけないように気をつけましょう。

ラッキョウのトラブル・生育不良

ラッキョウは、基本的に病害虫に強い野菜ですが、うどんこ病、さび病、白色疫病、灰色かび病にかかることがあります。病気にかかってしまったら、農薬を使って対応しましょう。

また、春の暖かい時期になると、アザミウマ、ヨトウムシ、ハダニ、アブラムシなどの害虫が発生することもあります。害虫を見つけたら、その場ですぐ駆除しましょう。

ラッキョウの栄養とは?どんな品種がある?

ラッキョウ特有の辛味と香りは、アリシンという物質からくるものです。アリシンには免疫力の向上、疲労回復の効果があります。また食物繊維がゴボウの4倍の割合で含まれており、お通じにも効果的です。

植えっぱなしでも育つラッキョウを収穫しよう!


ラッキョウは、植えっぱなしにしていても丈夫に育つ野菜なので、初心者でも失敗しにくい野菜です。除草や追肥に気をつければ、豊作にすることができますよ。

ラッキョウの花はあまり馴染みがないかもしれませんが、植え付けから2年目の秋には薄紫色の美しい花も楽しむことができます。

花芽をそのままにしていると実が小さくなってしまうので、蕾のうちに摘んだ方が良いですが、花もぜひ楽しんでくださいね。

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エシャレット(ラッキョウ)の基本情報

ジャンル
野菜
形態
多年草
学名
Allium chinense
別名
オオニラ
原産地
中国

エシャレット(ラッキョウ)の性質

栽培難易度
易しい
耐寒性
やや強い
耐暑性
弱い
耐陰性

時期

植え付け・植え替え
8月 、9月
肥料
3月 、9月、10月、11月、12月
収穫
3月 、4月

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