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ヤマボウシ(山法師)の育て方|苗木の植え方は?鉢植えもOK?

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ヤマボウシ(山法師)の育て方|苗木の植え方は?鉢植えもOK?の画像

春には新緑、初夏に白または淡いピンクの美しい花が咲き、その後赤い実をつけ、秋には赤く紅葉するヤマボウシ。新緑、花、実、紅葉と四季折々の魅力があり、庭のシンボルツリーとして人気があります。しかも、比較的お手入れが楽なことも、シンボルツリーとしてのヤマボウシ人気を支えているのでしょう。今回は、そんな庭のシンボルツリーとして人気のヤマボウシの育て方をご紹介します。

ヤマボウシ(山法師)を育てる場所

ヤマボウシは、日当たりと水はけのよい場所での栽培が適しています。ただし、西日が強い、もしくは一日中日が当たり続ける場所だと夏場に葉やけしてしまう可能性があるので避けましょう。

ヤマボウシ(山法師)の水やり

ヤマボウシを地植えで育てるのなら、特に水やりの必要はありません。自然の降雨で十分です。夏場に降雨がない日が続き、乾燥しきってしまったときだけ、たっぷり水やりをしましょう。

鉢植えの場合は、冬場と梅雨時を除き、土の表面が乾いたらたっぷり水やりをします。水やりは、朝のうちに行いましょう。

冬場は休眠期なので水やりの必要はなく、梅雨時は過湿を避けるため水やりは控えます。過湿は根腐れを引き起こしかねないので、ご注意ください。

ヤマボウシ(山法師)の肥料

ヤマボウシの苗木を植え付けるときに元肥として、その後は寒肥として、冬場~早春の間に有機肥料もしくは、化成肥料を施します。

ヤマボウシ(山法師)の土

ヤマボウシの栽培は、水はけのよい用土が適しています。赤玉土7に対し腐葉土3の用土を用意するとよいでしょう。

ヤマボウシ(山法師)の植え付け・植え替え

植え付け

ヤマボウシの休眠期にあたる12月~3月頃に植え付けします。できれば、もうすぐ徐々に暖かくなる頃(2月中旬~3月)がおすすめです。

水はけがよく、西日が当たらない、日当たりのよい場所に苗木を植え付けましょう。ヤマボウシは成長すると高さ10mにもなるため、地植えする場合は、先々のことを考えて植え付けます。

地植えする場合は、根鉢の1.5倍位の穴を掘り、掘り起こした土に赤玉と腐葉土を加え、苗を植え付けます。元肥として有機肥料もしくは、化成肥料を施しましょう。水はけがよくなるように、根鉢を置く中心部を周りよりも少しだけ高くしておくことがポイントです。

植え替え

鉢植えのヤマボウシの場合、2~3年に1度を目安に植え替えしましょう。もちろん、根が鉢にまわってしまったら植え替えする必要があります。定期的に根の状態を確認してください。

鉢から地植えにする場合も含め、植え付けと同じ時期の12月~3月頃、特に2月中旬~3月がおすすめの植え替え時期です。

ヤマボウシ(山法師)の増やし方(種まき・接ぎ木)

種まき

秋に赤く熟した果実から種を採取しておきます。採った種は乾燥させないように、ビニール袋に湿った砂と共に入れ、冷蔵庫などで保管し、翌年の2月中旬~3月頃に種まきしましょう。

ただし、ヤマボウシを種まきで増やす場合には、開花まで7~8年もかかってしまいます。種まきで育てた苗は、あくまで次に説明する接ぎ木の台木として利用した方がよいでしょう。

接ぎ木

種まきで2~3年育てた苗を台木にして接ぎ木します。手順は次の通りです。

①増やしたいヤマボウシの若い枝をナイフなどで、切り口がきれいになるよう切り取ります。
②台木となる苗に切れ目を入れてください。
③ナイフで切った若い枝を、台木の切れ目に差し込みます。
④接ぎ木テープを若い枝と台木の接合部に巻き付け、しっかり固定しましょう。

ヤマボウシ(山法師)の手入れ・剪定

剪定

ヤマボウシは比較的手のかからない庭木です。唯一のお手入れは剪定くらいでしょう。落葉した11月~2月頃に行います。自然な樹形を保つことが重要ではありますが、上や横へ広がり過ぎては困るので、樹形をイメージしつつ剪定しましょう。

伸びすぎた枝や不要な枝を、枝が分岐している付け根から切り落とします。太い枝を剪定したら、雑菌から守るため、切り口に保護剤を塗布しておくと安心です。

また、風通しをよくするために細い枝を切る、または枯れ枝や傷ついた枝を切る程度の軽い剪定なら、必要に応じて随時行えます。

花芽の手入れ

いずれの剪定でも、くれぐれも花芽を落とさぬよう気を付けてください。花芽を落としてしまうと、花が咲きません。一方、花が咲かない余分な葉芽は切り落としたいので、しっかり見分けてください。

花芽と葉芽の見分け方は、花芽がぷっくり丸みを帯びているのに対し、葉芽は細くシュッとしています。膨らんでいる花芽を残して、細くシュッとした葉芽がついている枝のみ剪定しましょう。

ヤマボウシ(山法師)の育て方で注意すべき病気・害虫

かかりやすい病気

うどんこ病:梅雨時に、水はけが悪く過湿になったり、風通しが悪くて蒸れると、うどんこ病を発症する可能性があります。うどんこ病は、葉にうどんこを撒いたように白いカビが生える病気です。うどんこ病にかかった葉は光合成ができなくなり、発育不良に陥ってしまいます。

感染拡大を予防するため、感染した葉は取り除き、薬剤を散布しましょう。予防対策としては、水はけ、風通しをよくすることです。特に、湿気が多い梅雨時は注意しましょう。

つきやすい虫

テッポウウムシ:ヤマボウシは、比較的害虫の被害にあいにくい庭木です。まれにではありますが、テッポウウムシに食害されることがあります。テッポウウムシは、カミキリムシの幼虫で、枝や幹を食害します。枝や幹の中に潜んでいる場合は、木くずを頼りに探しましょう。

見つけたら捕殺するか、殺虫剤を散布して駆除します。樹勢が衰えた枯れ枝や傷ついた枝が被害にあいやすいので、枯れ枝や傷ついた枝はこまめに剪定して予防しましょう。

ヤマボウシ(山法師)の種類

ヤマボウシは、ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜族に属する庭木で、同じミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜族のハナミズキとよく似ています。ハナミズキは別名アメリカヤマボウシとも呼ばれていますが、ヤマボウシの一種類という訳ではありません。ヤマボウシとハナミズキは仲間ではありますが、別の種類です。

ベニバナヤマボウシ:ピンク色の華やかな花が特徴のヤマボウシ。
里美:濃いピンク~赤の花が特徴で、花付きもよいヤマボウシ。
紅富士:濃い紅色の花が特徴のヤマボウシ。
斑入りヤマボウシ:ウルフアイ、シルバーウルフとも呼ばれる、葉の縁に白い模様が特徴のヤマボウシ。
常緑ヤマボウシ:ホンコンエンシス、月光(ムーンビーム)とも呼ばれる、月光をイメージするクリームホワイトの花が特徴のヤマボウシ。ヤマボウシでは珍しい常緑種です。
ロングデイズ:樹形が美しく、白い花が100日間も咲き続けるヤマボウシ。
ホワイトミヌマ:他の種類のヤマボウシは、花びら(総苞)が4枚なのに対し、白い花びら(総苞)が6枚ある、珍しいヤマボウシ。
ホワイトミソノ:白く大きな花びら(総苞)が特徴のヤマボウシ。樹形がまっすぐ上に伸びるため、狭い庭向きです。
ビッグアップル:美味しくて、大きな実が特徴のヤマボウシ。
ミルキーウェイ:花付きがよく、たくさんの花を咲かせるヤマボウシ。

など、多くの種類があります。

ヤマボウシ(山法師)の花

ヤマボウシの花と思われている白やピンクの部分は、実は総苞(そうほう)と呼ばれる葉の一種です。このため、通常の花よりもヤマボウシの花は長持ちします。開花時期は5~7月頃で、花の鑑賞期間が長いのも大きな魅力の1つです。

ヤマボウシ(山法師)の花言葉

ヤマボウシの花言葉は「友情」です。

ヤマボウシ(山法師)を育ててみよう!

ヤマボウシの育て方やお手入れの仕方、種類などについてご紹介しました。ヤマボウシは、比較的手がかからない庭木です。春には新緑、初夏に白または淡いピンクの美しい花が咲き、その後赤い実を付け、秋には葉が赤く紅葉して、一年中、庭を彩ってくれます。庭の中で存在感があるため、庭のシンボルツリーとして大人気です。

成長すると10mにもなるので、植え付ける場所は考えなくてはいけませんが、庭のシンボルツリーとしての風格は十分でしょう。存在感ばつぐんで、四季折々の楽しみがあるヤマボウシを、あなたも育ててみませんか?

※トップ画像はさーさん@GreenSnap

ヤマボウシの新着コラム

ヤマボウシの基本情報

ジャンル
庭木・花木
形態
高木
学名
別名
原産地
中国、朝鮮半島、日本

ヤマボウシの性質

栽培難易度
やや易しい
耐寒性
普通
耐暑性
普通
耐陰性

時期

種まき
  • 1
  • 2
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  • 8
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  • 11
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水やり
  • 1
  • 2
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  • 4
  • 5
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  • 8
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植え付け・植え替え
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
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  • 8
  • 9
  • 10
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  • 12
肥料
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
開花
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
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