アサガオの画像

アサガオの育て方

  • ヒルガオ科
  • イポメア属

アサガオの基本情報

ジャンル

草花

形態

一年草

学名

Ipomoea nil

別名

朝顔

原産地

熱帯

アサガオの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

弱い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

種まき

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植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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アサガオの育て方の画像

「何か花を育ててみたい」という人はいませんか。そんな人にはアサガオがおすすめです。アサガオはどの園芸店でも種が見つかりますし、品種も多いです。後述するように「ヒルガオ」などのように独特な品種もあります。また、見栄えも良く飽きることなく楽しめる花です。

こうしたアサガオは育てやすいもののなかなか奥が深い花でもあります。シンプルでどこでも見かけることができる反面、しっかり育てればかなりゴージャスな花にもしていけます。アサガオ協議会などもありますから、これからアサガオを育てるならば他の人に負けないアサガオにしていきたいところ。

ここではそんなアサガオの育て方や種まきのポイントなどについてまとめました。「アサガオについて全く知らないけれども挑戦してみたい」という人は参考にしてみてください。

アサガオの育てる場所・時期


アサガオは日当たりの良いところに植えるようにしてください。あまり日が当たらないところだと失敗する確率も高まります。また、土植えする場合には水はけがよいところに植えることもポイントです。

これは品種によって変わるものの、基本的にアサガオは5月から6月にかけて種まきします。その後、肥料を与えて、7月から秋にかけて開花を楽しむこととなります。アサガオによっては開花時期なども変わるので、いろいろな品種を試してみるのも良いでしょう。

アサガオの種まき

種まきをする際のコツですが、気温にとにかく気を付けてください。アサガオの種は低温だと発芽しません。目安は気温が20度から25度です。年によってはアサガオの種まき適期である5月から6月であっても気温が低いことがあるので、気温が低いならば少し遅らせておきましょう。

もしも種まきをして失敗したら苗から育ててみると良いでしょう。苗から育てることで一気に性向度が高まります。特に気温が低い地域に住んでいる人はこの方法を検討してみてください。

また、アサガオにはいろいろな品種があります。つるの伸びない品種もありますし、花の色も様々です。通常は夏にかけてアサガオは咲きますが、秋に咲く品種すらあります。初心者向けの栽培が簡単な品種なども存在します。このため、品種選びにも気を付けておくと良いでしょう。

種まき準備

種まき準備はより発芽確率を高めるためにもしておきたいです。まず、発芽をよりしやすくするためにタネを芽切します。これによって種が水を吸いやすくなって芽が出やすくなります。やり方は簡単で、カッターなどで種の表面を多少削るだけです。この際、やりすぎは禁物で、カラの一部を少し剥げたらそれで大丈夫です。ちなみにこの芽切がすでにされている種も売られています。

実際に種を撒こう

種は1.5㎝ほどの深さに植えます。植える際には 植え終わったら水をたっぷり与えて乾かさないようにします。種は丸みのある「背中部」とその反対の面の「へそ部」があります。このへそ部を下にして植えることが大事です。ピンセットなどをつかうと植えやすいでしょう。また、植え替えする場合、葉っぱが7~8枚出てきたら行いましょう。

ツルの処置

アサガオは植えておしまいというわけではありません。アサガオを育てるならばツルの処置についても詳しく成っておかないといけません。ツルの処置方法はいろいろありますが、おすすめなのがあんどん仕立てです。あんどん仕立てではあんどん支柱を用いてツルを処置していくこととなります。

摘芯をすることも大事です。これはツルの先端を切るもので、これによってわき芽をより育ちやすくすることができます。わき芽が多ければそれだけツルも絡みやすくなるので育てやすくなります。

また、ツルは放っておくと支柱になかなか巻き付きにくいもの。このため、最初のうちはツルを手で誘導して支柱に軽く絡ませるようにすると良いでしょう。この際、ツルにダメージを与えないようにデリケートに扱うことが大事です。

また、後述するようなアサガオカーテンなども可能です。アサガオカーテンは見ていて涼しいですから、アサガオ栽培に慣れてきたらやってみましょう。

アサガオの水やり

アサガオは湿気が苦手な反面、乾燥にも弱いです。もしも土の表面が白くなってきたらたっぷり水をあげましょう。朝と夕の二回、土の乾燥をチェックするのを習慣化してみましょう。発芽時には特に土の表面が乾かないように気を付けてください。

肥料

肥料は植える前に事前にしておきます。種まき後は6月から9月にかけて肥料を継続して与えてください。間隔は週に1回程度です。

用土


アサガオは適応力が高い花とはいえ、水はけが良い用土を選ぶことはかなり大事です。配分は「赤玉土5:腐葉土4:川砂1」を参考にしてみてください。また、腐葉土などを入れて栄養をたっぷり含んだ用土にしましょう。

また、用土は新しいものを用いましょう。古い用土を使いまわしすると花も大きくなりません。

病害虫

虫の被害

アブラムシおよびアカダニの被害が知られています。どちらも薬剤で対処しやすい虫です。もしも虫害に合うのがいやならば他の植物からは話して育てるようにするのも良いでしょう。

アブラムシ

特に気を付けたいのがアブラムシです。アブラムシはオレンジ色や黒色でアリマキとも呼ばれます。有機リン系の殺虫剤が効果が高いですが、地域によってはこうした殺虫剤に抵抗性をもったアブラムシもいます。

もしも薬剤を使いたくないならばアブラムシを捕食するヒラタアブなどの天敵を用いてみる方法もあります。また、脂肪分の多い牛乳を薄め、これを霧吹きすることによってアブラムシを退治することもできます。

時には大量にアブラムシが大量に発生することもありますが、こうした際には鉢ごと繰黒をかぶせて蚊取り線香で数時間蒸す方法もあります。

このように対処方法は多いです。いずれにしても早めに対処することが虫除去のコツになってきます。一匹見かけたら放っておかないですぐに何とかしましょう。

アサガオの病気

アサガオは梅雨の時期にかけて植えることから、ウイルスなどにかかりやすいです。例えば、ジメジメした環境ではモザイク病などにかかります。こちらは斑点が葉にでるので見分けがつくはずです。

ほかに、うどんこ病にも気を付けておきましょう。こちらは白い粉がついたかのようにみえる病気。このような病気にかかったら水はけが悪いことが原因のことがあるので注意しましょう。薬剤散布も効果があります。早めに対処すれば被害を最小限にできますから、病気にかかったところは切り取って広がらないようにしてください。

アサガオの増やし方

アサガオは比較的簡単に増やしやすい花です。アサガオを増やす場合、植えたアサガオの種を用いると良いでしょう。

種は秋ごろに生じます。花が咲き終わって実が茶色くなってきたら種取の季節です。茶色くなってきた実のがくが返ったら種を取って来年に備えましょう。また、まだ実が緑のままの種をとるのは避けましょう。

種の保存方法

種は一度取ったら数年持ちます。採種したら新聞紙などの上で1か月程度乾燥させましょう。翌年度にすぐに植えるならば特に保存方法に気を遣うこともあまりありません。とはいえ乾燥には弱いですから、長い期間保存する際には乾燥剤などを用いて湿気を取り除くようにしましょう。保管場所は涼しい場所が良く、冷蔵庫の野菜室などは最適です。

アサガオの種類

朝顔は日本では昔から親しまれてきた花です。アサガオは中国から伝わりましたが、江戸時代のアサガオブームによってかなり多数の品種が生まれました。アサガオによっては花弁がいくつにも分かれたり、八重咲きするものすらあります。

日本アサガオの品種

夜顔は夜に花を咲かせることが特徴。花は白色です。似た品種に夕方に花をつける「ユウガオ」などがあります。中でもピンクの花を咲かせる「ヒルガオ」は特におすすめできる品種です。

変化アサガオも特徴的です。こちらは通常の品種とは違ってムラサキ・白色の花などを咲かせます。独特なアサガオを育てたいならば挑戦してみると良いでしょう。

ほかにクウシンサイもあります。こちらは白色の花が美しい品種になっています。クウシンサイは野菜としても食べることができるだけでなく、塩害が発生する地域でも育てることができます。

根っこを食べることができるサツマイモも実はアサガオの仲間の一つです。サツマイモはアサガオに実によく似た花を咲かせます。花を楽しむだけでなく実用的な園芸もしたいという人にとってサツマイモはかなり重宝するものです。

西洋アサガオについて

ほかに西洋アサガオもあります。西洋アサガオは花付きが良く、開花時期も通常のアサガオよりも遅いです。それだけ冬近くになっても咲き続けることもあります。西洋アサガオは涼しいところに住んでいる場合におすすめです。また、通常のアサガオと混ぜて植えれば開花時期の違いから長い期間アサガオが楽しめます。

西洋アサガオとしてはヘブンリーブルーがあります。こちらは青色の花が見ていて心地よい品種です。ソライロアサガオとも知られており、「アサガオカーテン」にも利用されています。アサガオカーテンとはアサガオのツルが長くて絡みつく特性を利用したものです。壁一面にアサガオを生やしてツルでカーテンのようにするものになっています。通常のアサガオ栽培に飽きたらトライしてみるのも良いでしょう。


スカーレットオハラも人気の品種の一つ。こちらは紅色の花が特徴です。ツルもよく絡むので生垣などにも向いています。

白色と青色の花を咲かせるフライングソーサーもおすすめです。こちらは花弁も大きいですし、鉢植えもしやすいです。

このように西洋アサガオもいろいろとありますが、育て方も基本的に日本アサガオと変わりません。しかし、水やりだけにはよく注意しておきましょう。もしも乾いてきたら水を十分に上げることが大事です。また、日本アサガオ・西洋アサガオのどちらを育てるにしても、品種ごとの違いをしっかりと理解してそれぞれの品種にあった栽培方法を守ることが必要です。

アサガオの花言葉


アサガオは朝に花を咲かせて昼にしぼむことから「アサガオ・朝顔」と名付けられたといわれています。

花言葉にもいろいろとあり、「愛情」「はかない恋」などがあります。このように恋愛関係の花言葉が多いのが特徴です。朝に咲いて昼にしぼむアサガオのように恋愛などもはかないものだからというのがその由来になっています。

「固い絆」という花ことばもあります。こちらはまた、アサガオのつるが絡みつくことからこうした花言葉がつけられました。ちなみに万葉集にもアサガオは読まれています。

まとめ

アサガオの育て方について詳しく紹介しましたが、「そこまで難しくない」と感じた人は多いのではないでしょうか。アサガオは最初にも紹介したように初心者向きですから、園芸を最近始めた人にはうってつけです。品種も数多いので、園芸店に行って気に入ったアサガオの種を選んでみましょう。

※トップ画像はAbeさん@GreenSnap

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