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ラムズイヤーの育て方|どんな花が咲く?苗の植え方は?庭や花壇に植えても冬越できる?

ラムズイヤーの画像

ラムズイヤーというハーブはご存知ですか?シソ科イヌゴマ属のハーブで、葉の部分がやわらかい綿毛でおおわれているのが特徴です。虫よけや雑草対策にもなることから「コンパニオンプランツ」としても人気で、ほかのハーブや花と一緒に栽培している人もいますよ。今回は、ハーブを育ててみたいという人のためにラムズイヤーの育て方をご紹介します。

ラムズイヤーを育てる場所

ラムズイヤーは高温多湿になると弱ってしまうので、夏場でも風通しが良い半日陰の場所を選んで育てましょう。庭や花壇に地植えする場合は、木陰がある所を選ぶのがおすすめです。

鉢植えにするときは、真夏以外は日当たりの良い場所に置きます。真夏の直射日光は苦手なので、半日陰の場所に置くと良いでしょう。

一方で、ラムズイヤーはマイナス10度ほどまでは耐寒性があるので、庭や花壇に植えたり、鉢植えを外に出したままでも、ほとんどの地域で越冬できます。

ラムズイヤーの水やり

ラムズイヤーは乾燥を好むので、地植えの場合は根付いたらほとんど水やりをしなくても育てられます。鉢植えで育てるときは、土が乾いたタイミングで水やりをしましょう。

ラムズイヤーの肥料

地植えのときは、元肥で粒状に緩効性肥料を土に混ぜればあとは不要です。鉢植えは生育期である3月~5月までの時期に液体の化成肥料を与えます。

ラムズイヤーの土

鉢植えのラムズイヤーなら、ハーブ用か草花用の培養土で育てることができます。自分でブレンドをする場合は、水はけの良さにこだわり、赤玉土と腐葉土、軽石を6:4:1の割合で入れます。元肥も土をブレンドする時に一緒に混ぜましょう。

地植えをするときは、土を耕す時点で肥料を加えます。ラムズイヤーは酸性が強い土壌は苦手なので、苦土石灰を加えると育てやすくなります。

ラムズイヤーの苗の植え付け・植え替え

植え付け

ラムズイヤーは、春と秋の2回植え付けができます。ラムズイヤーは夏よりも冬の方が強いので、ガーデニング初心者は秋蒔きの方が育てやすいかもしれません。

苗を選ぶときは葉先まで見て、元気が良いものにしましょう。葉がしおれているものや株全体が元気がないものは、根腐れを起こしていたり病気になっていることもあります。

植え替え

ラムズイヤーを鉢植えで育てる場合は、買ってきたままの状態ではなく、必ず新しい鉢に入れ替えをします。植え替えるときは根の部分についた土を取り除いてから、一回り大きいサイズの鉢に植え付けてください。鉢の底の部分には鉢底石を入れて水はけをよくします。

ラムズイヤーは、最大で30cm~1m位の大きさになります。株が大きくなってきたり、水はけが悪くなってきたら植え替えをしましょう。

鉢植えの場合は、植え付けをしてから2年~3年を目安に植え替えをするとよいでしょう。

ラムズイヤーの増やし方

ラムズイヤーの増やし方には、「株分け」「挿し芽」「種まき」という方法があります。

株分け

一番簡単に増やせるのが大きくなった株を分けて、新しい鉢に植え替えをすることです。このようにすることで根腐れを防げますし、株全体に栄養が届きやすくなります。根が張っているときにも、株分けをするのは有効です。

挿し芽

挿し芽は剪定や切り戻した茎を使います。数時間水につけてから鉢に植え付けをし、根付くまでは毎日水やりをしてください。

種まき

種は専用のポットにいれて発芽が確認できるまでは水やりをします。

ラムズイヤーにはどんな花が咲く?開花時期はいつ?

ハーブやシルバーリーフとしての役割が強いラムズイヤーですが、5月中旬から7月にかけて長い花茎の先に、紫の小さな花をつけます。

ちなみに、ラムズイヤーの花言葉は「あなたに従います」です。

ラムズイヤーの花がら摘み

ラムズイヤーの花が終わったら、花がらを取り除きます。できるだけ茎の部分を短くして、風通しが良い状態にします。

ラムズイヤーは、夏越えをするのが難しいといわれています。湿気がこもらない状態にするということが、長期間楽しむコツといえます。

ラムズイヤーの育て方で注意すべき病気・害虫

ラムズイヤーを育てるときに注意したいのが湿気です。梅雨の時期や葉が茂ると湿気がこもり、根腐れを起こしてしまうことがあります。

また、湿気が多い場所で育てているとアブラムシが付きやすくなります。土の水はけをよくするだけでなく、剪定をして茎を短くするというように通気性をよくするということもラムズイヤーを育てるうえでは大事だといえます。

人気のハーブ、ラムズイヤーを栽培してみよう!

ラムズイヤーを育てるときは、夏越しさせることがポイントです。そのためには土を「水はけが良い状態にしておくこと」と「通気性をよくして湿気がこもらないようにする」のが大切です。翌年以降に花を咲かせるためにも、夏場に剪定を欠かさず行うと良いでしょう。

※トップ画像はよっしーさん@GreenSnap

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