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害虫

あなたの家も危ない?シロアリ被害を防ぐ効果的な駆除術を知っておこう

私たちの住まいは、安らぎの場であり、大切な思い出を紡ぐ場でもあります。そんな日常を脅かしうるのが、目に見えない敵”シロアリ”。シロアリは住宅の木材だけでなく、ガーデニング用品などの木材の寿命も縮めてしまう可能性のある厄介な存在です。今回は、そんなシロアリの発生を防ぎ、駆除する方法を詳しくご紹介していきます。

あなたのおうちは大丈夫?シロアリがもたらす被害とは

アース製薬 シロアリ対策 シロアリ撃滅シリーズ

そもそもシロアリは、名前にアリという名称が含まれていますが、実はアリとは食性も生態も全く異なり、どちらかというとゴキブリの仲間にあたる生物です。年中活動をつづけるシロアリですが、特に春から梅雨の時期にかけて活発になります。

木材が食べられてボロボロに…

シロアリは木材に含まれるセルロースという成分を栄養源とするため、家を支える柱や床材、木製プランターなどを食します。シロアリに食害されると、どんどん木材が中の方からスカスカになっていきます。最悪の場合、柱や床が支える力を失い、家が傾いてしまうこともあるのです。

シロアリの被害は表からはわかりづらいことが多いため、目視で気づく頃には手遅れになっているケースも多いようです。

ウッドデッキや木製の杭などがある場所は要注意

住宅の床下や浴槽周辺がシロアリの被害に遭いやすいことはよく知られていますが、実はお庭にあるガーデニング用品にも注意が必要です。

例えば、木製のプランターや囲い周辺のほか、木製ラティスや木杭、切り株、朽木周りにもシロアリが発生する可能性はあります。

ウッドデッキや床がきしんだり、沈んだり、木材を叩いて空洞音がしたりするときは、内側がシロアリに食べられている可能性があるので注意しましょう。

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GreenSnap編集部
湿った木材を好むシロアリ…。家の中や庭に木製のものがある場合は注意した方が良いですね。

シロアリの発生を防ぐには、専用の駆除剤が効果的◎

もしシロアリを見つけたら、とにかくすぐに駆除することが重要です。シロアリが一度広がってしまうと、せっかくのマイホームに甚大な被害をもたらします。しっかり効果を出すためにも、シロアリ対策には専用の薬剤を使うことをおすすめします。

そこで今回ご紹介したいのが、アース製薬から発売された「シロアリの巣撃滅」と「シロアリ・羽アリ撃滅ジェット」です。まだ被害が発生していないなら「シロアリ・羽アリ撃滅ジェット」を、すでに被害が発生しているなら「シロアリの巣撃滅」と組み合わせて使うとより効果的でしょう。

シロアリ・羽アリ撃滅ジェットはこちら
シロアリの巣撃滅はこちら

シロアリはどんなおうちにも発生する可能性があります。シロアリからおうちを守るためにも、まだ被害にあっていない段階からしっかり予防しておくことも重要なのです。次に、それぞれの特長について詳しく説明していきます。

注目の有効成分が配合された「シロアリ・羽アリ撃滅ジェット」で予防しよう

アース製薬 シロアリ対策 シロアリ撃滅シリーズ

「シロアリ・羽アリ撃滅ジェット」は、新たな有効成分”ブロフラニリド”が配合されたスプレーで、シロアリや羽アリにも効果的です。

シロアリの被害に遭う前にできるだけ対策をしておきたいという方や、見かけたシロアリを速攻駆除したいという方にもおすすめです。

POINT① シロアリの食害から約1年間守ることができる

「シロアリ・羽アリ撃滅ジェット」を木材や柱にスプレーしておくだけで、約1年間シロアリの食害を抑制することができます

以下の画像は、ヤマトシロアリ30個体を当該製品を処理したものと無処理のものにそれぞれ投入し、2週間経過したあとの様子です(2022年 アース製薬試験より)。無処理の方と比べて、当該製品を処理したものの方が、シロアリに食べられることなく、キレイなままであることがわかりますね。

※処理から1年経過後を想定した条件で、虫を強制接触させ駆除効果、喫食阻害効果を確認しています。使用環境(雨など)や、害虫の種類により効果の持続は異なります。効果が感じられなくなった場合は追加処理してください。

POINT② 注目の新規有効成分で効果抜群◎

新規有効成分”ブロフラニリド”は、プロの駆除業者もほしがるほどの高い駆除効果が期待されています。

シロアリに直接噴射することで、木材を食害から守るだけでなく、見かけた個体をその場で駆除することもできます。シロアリのほか羽アリやキクイムシ、アリ、ムカデ、ゲジゲジ、ワラジムシにも効果的だとされています。

POINT③ 巣の中に隠れている仲間にも有効

この薬剤にはシロアリが嫌う成分が含まれていないため、あらかじめスプレーして対策した場所にもシロアリが近づいてきます。薬剤の忌避性をなくすことで、あえて薬剤をシロアリの体に付着させるのです。

そして、気づかないうちに薬剤が付着したシロアリがそのまま巣に戻ることで、ほかのシロアリにもどんどん薬剤が付着し、巣の中にいる仲間も一緒に駆除できるというメカニズムです。

木材を食害から守るだけでなく、近くにいるシロアリたちもまとめて駆除できるなんて一石二鳥ですよね!

また、専用ノズルを取り付けることで手の届きにくい隙間にも処理することができるほか、床下などには逆さにして噴射することもできるなど、使いやすさも抜群◎。

シロアリが一度発生してしまうと、甚大な被害をもたらしかねないため、あらかじめ予防対策をしておくことをおすすめします。

シロアリ・羽アリ撃滅ジェットはこちら

食いつきのいい毒餌剤「シロアリの巣撃滅」で巣ごと徹底駆除しよう

「シロアリの巣撃滅」は、シロアリの生態を研究して生まれた毒餌剤です。こちらのメカニズムは、シロアリに毒のエサを食べさせたり、巣まで運ばせて仲間にも食べさせたりすることで、巣ごと駆除するというもの。

こだわりの特殊容器とプロも使う有効成分が配合されているのが特長で、すでに発生したシロアリを巣ごと駆除したいという方におすすめです。

POINT① 設置方法が自由自在で便利

シロアリは地面の中を移動します。この生態を利用して、地面下の生息域に届くロングスティック構造の特殊容器が開発されました。この構造により、土中でのシロアリとの遭遇率が高まります。

アース製薬 シロアリ対策 シロアリ撃滅シリーズ

もちろん地面に埋めにくい場所では、地面に置いたり…

アース製薬 シロアリ対策 シロアリ撃滅シリーズ

壁や柱に貼って設置するのもOKです。

アース製薬 シロアリ対策 シロアリ撃滅シリーズ

POINT② どの方向からも入りやすいホイホイスリット

シロアリは目が見えず、行きあたりばったりでエサを見つけるという習性もあります。そのため、どの方向からでも入りやすい侵入口も配置されています。

POINT③ かじりやすいハニカム構造

シロアリは噛みつきやすいエサが大好物です。この特性を活かして、かじりやすいハニカム構造のパルプ仕様に仕上げたことで、シロアリが好む松材よりもよく食べるという試験結果も得られました(2017年 アース製薬試験より)。

アース製薬 シロアリ対策 シロアリ撃滅シリーズ

POINT④ 人やペット、環境にもやさしい有効成分

昆虫のみに効果のある、脱皮阻害剤(ヘキサフルムロン)と呼ばれる有効成分を使用しているため、小さな子どもやペットのいるご家庭でも安心してお使いいただけます

また、この有効成分は水に溶けないため、直接流れ出て土が汚れるという心配もいりません。必要以上の量の薬剤を散布することもないため、環境にも配慮されているのもポイントです。

POINT⑤ 1年以上の長い期間効果がつづく

シロアリがこの毒餌剤を巣の中へ持ち帰り、仲間にも分け与えることで、徐々に巣全体の活動が低下していきます。

通常、巣の駆除には3ヵ月〜長くて1年ほどかかりますが、「シロアリの巣撃滅」を設置してから1年2ヵ月後にも、有効成分が87%ほど残っていることも確認されています(2017年 アース製薬試験より)。効果が長持ちすると、容器を取り替える手間が少なくて済むのでうれしいですよね。

このように、「シロアリの巣撃滅」は埋めるだけ!あるいは置くだけ!貼るだけ!で、簡単に長く使えるからとってもお手軽で便利。シロアリらしき影を見つけたら、とりあえずこちらを一つ設置してみてください。

シロアリの巣撃滅はこちら

 

「シロアリ撃滅シリーズ」を使い分けておうちを守ろう

これまでシロアリ対策について考えたことがなかった方も、過去にシロアリ駆除剤にあまり効果を実感できなかった方も、この機会にアース製薬の「シロアリ撃滅シリーズ」を備えておいてはいかがでしょうか。

すでにシロアリが発生している、あるいは巣までしっかり駆除したいという方には「シロアリの巣撃滅」が、まだシロアリが発生していないが予防しておきたい、あるいはシロアリを見つけたので速攻駆除したいという方には「シロアリ・羽アリ撃滅ジェット」がおすすめです。

どちらもつくりや有効成分が全く異なるため、両方準備しておいて使い分けるとより安心です。あらかじめ準備しておくことで、いざ被害にあったときに慌てず処理できるようにしておきましょう。

この夏、おうち周りのヤブ蚊遭遇率を激減させて、快適に過ごしてみませんか?

庭作業や、植物の水やりで外に出ると、どこからともなくプーンと飛んでくる……。毎年この季節になると蚊の発生に悩まされる方も多いのではないでしょうか?

ガーデニングをしていて不快に思う害虫はヤブ蚊!(アース製薬調査)

ガーデニングをする上で避けられない害虫ですが、不快に思う害虫のアンケートを実施したところ、ハチやナメクジ、ムカデなどを抑えてヤブ蚊と答えた人が圧倒的に多くいました。ヤブ蚊がいると作業にも集中できず、庭に出ることもおっくうになってしまいますよね。

蚊が発生しそうな場所では虫よけスプレーを使用したり、肌の露出を控えたりと、蚊に刺されない対策をすることがまずは大切です。
夏の屋外作業、畑作業、ガーデニング用などいろいろな虫よけ対策の商品が出回っていますが、できる限りの対策をしていても蚊による被害にあってしまうという方も。今年こそ徹底的に蚊の対策をしたい、そんな方にとっておきの対策方法をご紹介します。

まずは、蚊の特性を知っておこう

蚊の対策をする上で、蚊の習性を知ることはとても大切なこと。実はヤブ蚊はずっと飛んでいるわけではなく、茂みや葉の上に止まっていることが多いんです。そのため、蚊のいそうな場所に持続性のあるスプレーをあらかじめ撒いておくことで、ヤブ蚊の対策をすることが可能になります。

気になる蚊のライフサイクルは?

蚊はライフサイクルの早い生物。成虫だけ対策しても次から次へと発生してしまいます。そのため発生率を大幅におさえるコツは、幼虫であるボウフラ駆除することがポイント。蚊はちょっとした水たまりにも卵を産んでボウフラを発生させます。自転車やバイクカバーの上、使っていないプランターや鉢受け皿、傘立て、タイヤのカバーなど、おうち周りには小さな水たまりができる場所が意外と多くあるんですよね。

そこで今回は地面や茂みや水たまりにスプレーすることで、蚊の成虫や幼虫(ボウフラ)を駆除してくれる「ヤブ蚊ボウフラジェット」をご紹介します。

なぜ「ヤブ蚊ボウフラジェット」が効くの?

もう蚊を見たくない!という人に向けてお勧めしたいのが「ヤブ蚊ボウフラジェット」です。ここでは3つの特長をわかりやすく説明していきましょう。

ヤブ蚊ボウフラジェットはこちら

特長①ボウフラの発生予防

根本的に蚊の発生を減らすためには幼虫(ボウフラ)の発生をおさえることがポイントです。蚊の産卵場所である周辺の水たまりの除去や、こまめな掃除を心がけるようにしましょう。それでも発生してしまうボウフラには、「ヤブ蚊ボウフラジェット」が効果的。ボウフラ発生場所に噴射することで、ボウフラを駆除し、蚊の発生を2週間※おさえることができます。
※使用環境によって異なります。

蚊の発生源となる地面や茂みや水たまりにスプレーしておくことで、薬剤が行き届き、蚊の成虫や幼虫(ボウフラ)をしっかり駆除。蚊の発生源にアタックします。

主な発生場所は、地面や茂み、ベランダの排水口、雨水ます、鉢受け皿など。1〜2mの距離から1㎡あたり約5秒ずつ噴射しましょう。

特長②地面・茂みにかけるだけで約2週間※、蚊を見なくなる!

直撃による駆除はもちろん、有効成分エトフェンプロックスが葉や茂みに残り、そこに着地した成虫がノックダウン!!蚊成虫を直撃駆除+2週間接触駆除のWで駆除します。

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編集部

かけるだけでなんと約2週間※蚊を見なくなる!長く続くから、しっかり予防できるんですね。※使用環境によって異なります。

特長③マダニにも効く

スプレーしておくとマダニにも効果的。しっかり2週間※対策することができます。
※使用環境によって異なります。

使い方は簡単!スプレーするだけ

庭や畑、山作業前に作業スペース周りの地面や茂みにスプレーする

蚊成虫、蚊幼虫(ボウフラ)が潜んでいそうな場所(草むら、庭木まわり、水たまりなど)に処理する場合は、1〜2mの距離から1㎡あたり約5秒ずつ噴射してください。

蚊成虫に直接スプレーする

蚊成虫を見つけて直接処理したい場合には、約1秒間直接噴射してください。

植物にやさしい無香料、水性タイプです。

(※食用植物には使用しないでください。変色のおそれがあるので、花弁にかからないように注意してください。)

魚や水棲生物に被害を及ぼすおそれのある場所では使用を控えましょう。

いかがでしたでしょうか?あらかじめスプレーしておくことで、蚊成虫やマダニを駆除し、約2週間※効果が持続する&蚊幼虫(ボウフラ)の発生をおさえる「ヤブ蚊ボウフラジェット」を使って、この夏は蚊のいない快適空間でガーデニングを楽しんでみてください。
※蚊成虫・マダニに対する効果。使用環境によって異なります。

アース製薬はこちら

今年は室内も屋外も虫を寄せ付けない!おしゃれな害虫対策アイテムを取り入れて快適なグリーンライフを送ろう♫

すっかりあたたかくなり過ごしやすい季節になってきましたね。窓を開けて開放感を味わったり、屋外でのんびり過ごしたり、作業をしてみたりとやりたいことがあれこれ増えてきます。一方で気温が上昇すると虫の動きも活発になり、家の中でも外でも虫に遭遇する機会が増えてくるなんてことも……。

そこで今回は室内で使える「殺虫ミスト」と、屋外の蚊除け対策に活躍する「KA・KO・I」をご紹介します。

屋内はスプレーするだけで楽ちん!「殺虫ミスト」

家の中で虫の気配を感じたら駆除せずにはいられないイヤ〜な害虫。最近はおしゃれなインテリアに合わせる観葉植物なども人気ですが、よく見ると植物の周りに虫が飛んでいたりして、いつの間にか発生していたなんてこともしばしば。
家の中で使うなら「殺虫ミスト」がおすすめです。ハエや蚊などの不快な虫にスプレーするだけ!簡単に使えてあっという間に虫がいなくなります。

殺虫ミストについての詳細はこちら

※「殺虫ミスト」は防除用医薬部外品となります。
※使用にあってはラベルをよく読み、正しくお使い下さい。
※定められた用法・用量、使用方法を守ってください。

天然物由来成分の環境にやさしい殺虫剤

「ジョチュウギクエキス(有効成分)」、「ユーカリオイル」、「天然精油香料」などの天然物由来成分を配合した殺虫剤ミスト。石油系溶剤噴射ガスを使用していないので、引火や爆発の危険がなく安心です。トリガースプレーでシュッと吹き付けるだけで害虫を駆除でき、水性なので使用後のべたつきもありません。

もっと知りたい「殺虫ミスト」の6つの魅力

①水性だからベタつかない

使用後に床がべたつかないのが嬉しいですね!

②霧状のミストで害虫をフワッと包み込む

玄関先に集まっている虫にもシュッとスプレー!

③直接噴霧で駆除する!

害虫へ直接噴霧する際には、20〜30cm程度の距離で使用するようにしましょう。1回プッシュで約1.0ml噴霧します。

家の中に虫が出ても慌てずにスプレーをかけて駆除しましょう。発生しやすい場所ごとに用意しておくのもいいですね。

④残留噴霧で駆除する!

カーテンや網戸、玄関、床下の通風口などの害虫の潜んでいそうな場所、もしくは通り道にスプレーしておくことで殺虫できます。

残留噴霧を上手に使って駆除すればストレスフリーですね。

⑤天然由来の選べる香り

爽やかな香りの天然精油を使用。お好きな香りを選ぶことができます。化学薬品の独特なニオイがないので使用後も室内は爽やかで香りが癒してくれますよ。

香りが良いので殺虫剤っぽくなく、それでいて効き目はバッチリ!

⑥インテリアの妨げにならないボトルデザイン

香りをイメージしやすいイラストをあしらった、おしゃれなスプレーボトル。お部屋の中でも気にならず、インテリアにもなじみます。

〜爽やかなレモンの香り〜

〜清涼感あふれるミントの香り〜

〜すっきりとしたゼラニウムの香り〜

屋外の蚊よけはこれ1台におまかせ!「STRONTEC屋外用蚊よけ」KA・KO・I

これから夏に向けては屋外で作業をしていると汗をかいてしまい、特に蚊が寄ってきやすくなる季節です。蚊取り線香や虫除けスプレーを使ったり、長袖、長ズボンを着用して肌の露出を控えるなどの対策をしていても、時間の経過とともにどうしても蚊が寄ってきてしまったりしますよね。
そんな屋外での作業やレジャーにおすすめなのが「KA・KO・I」です。お庭に置いてスイッチを押すだけ!蚊よけ対策の煩わしさから解放されます。

※「STRONTEC屋外用蚊よけ」KA・KO・Iは防除用医薬部外品となります。

KA・KO・Iについての詳細はこちら

スイッチをONにするだけで自動噴霧!

スイッチをONにするだけで蚊よけ成分の粒子がミスト状に噴射され、ドーム状に拡散することで蚊を寄せ付けない快適空間ができあがる「KA・KO・I」。超音波技術によって、30秒に1回薬剤をふんわり噴霧するので、継続的、安定的に蚊よけ効果が得られます。本体上部で人の動きを感知すると、噴霧が自動的に止まる自動設計人感センサー付きで安心です。
※感知の範囲は人の動き方、温度などによって変動します。

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GreenSnap編集部

火や熱も使わないためやけどの心配もなく、煙も出ないから子どもやペットのいるご家庭でも安心して使えます。においがしないのも嬉しいポイントですね。

屋外の広い範囲を蚊よけバリアで囲います

注目は何と言っても有効範囲の広さ。本体を中心にして、屋外の40㎡(半径3.6m)の範囲を見えないバリアでカバーします。複数人いても効果は変わることなく、ワイドに効き続けます。
※噴霧が風の影響を受ける場合、十分な効果が得られないことがあります。

使い方はとっても簡単

電池と薬液ボトルを入れてスイッチをONにするだけで自動噴霧。
肌に直接つける必要がなく、火や熱も使いません。

もっと知りたい「KA・KO・I」の4つの魅力

①本体は便利な電池式

薬液ボトル1本で約30時間効果が続きます。さらに5時間のオートオフ機能付きなので、消し忘れていても自動で電源が切れるのも嬉しいですね。

薬液ボトルを取り替える際には、別売の「STRONTEC 屋外用蚊よけKA・KO・I取替えボトル」をご使用ください。

②手のひらサイズでとってもコンパクト!

本体はたったの約180g!とっても軽いんです。ハンドル付きのポータブルだから持ち運びも簡単。好きな場所に移動させて使えるから便利です。

おしゃれなデザインでお庭に馴染むから取り入れやすい!ポータブル(電池式・ハンドル付き)で薬剤ボトル交換式です。

③さまざまな場所で使えます

ガーデニング以外にもキャンプやバーベキュー、水遊びなど、屋外であれば場所を選ばずに使えてとっても便利♪これ1台でみんなが使えるので1家に1台用意しておくと良いですね。

実際に使ってみたところ、蚊が気になりませんでした!効果は抜群ですね。屋外で過ごす時には、必ず使うようにしています♪

④選べる3つのカラーバリエーション

なじみの良いイエローにシックなグレイッシュブルー、キュートなピンクが加わり、全3色展開に。使用するシーンな好みに合わせて選ぶことができます。

【使用上の注意】
・本品は第4類第三石油類となっております。ご使用の際は取扱説明書をよく読み用法及び用量に基づいて正しくお使いください。

いかがでしたでしょうか?家の中でも外でもこれからの季節に虫の発生はつきものです。屋内で発生した虫には「殺虫ミスト」、屋外での蚊のお悩みには「KA・KO・I」をそれぞれ使い分けるのがオススメです♪虫対策の頼れる相棒として、ぜひ取り入れてみてくださいね。

アブラムシの駆除・対策方法まとめ!どこから発生する?酢や牛乳で退治できる?

アブラムシ 油虫 害虫 防除 対策

アブラムシは園芸をしているのであれば、誰もがいつかは出くわす害虫です。見慣れた虫ですが、一株に繁殖すると、気づかぬうちにほかの株にも発生して被害が広がります。モザイク病のウイルスも媒介して広めるので注意しましょう。

今回はガーデニングや家庭菜園に頻出するアブラムシの生態と、その防除方法をご紹介します。

アブラムシとは、どんな害虫?

アブラムシはカメムシの仲間で、体長1〜4mmほどの虫です。体色は緑色、黒色、灰色、赤褐色など種類によってさまざまです。

新芽、葉、つぼみなど、植物のやわらかい部分を中心に、あらゆる部位に集団で寄生しているので発見は容易で、植物の汁液を吸って成長しています。

よく発生するアブラムシの種類・特徴

草花や葉菜類、果樹などに被害を与える、もっともよく見られる種類は「モモアカアブラムシ」「ワタアブラムシ」などです。

また、特定の科の植物に寄生するアブラムシも多く存在し、この習性を利用して、育てたい植物に無害なアブラムシを発生させて天敵をおびき寄せて増やし、育てたい植物のアブラムシを捕食させて防除する方法があります。後述のコンパニオンプランツのデントコーンがその一例です。

ほかには、マメ科に発生する「マメアブラムシ」、アブラナ科に発生する「ニセダイコンアブラムシ」、ネギ科に発生する「ネギアブラムシ」などがあります。

アブラムシが発生しやすい植物

アブラムシは窒素成分の多い肥料を一度にやり過ぎると発生しやすく、以下の野菜ではよく目につきます。

例)ワケギ、オクラ、キャベツ、トウモロコシ、にんにく、ピーマン、ブロッコリー、レタス、玉ねぎなど

アブラムシが発生すると、どんな症状・被害がでる?

アブラムシの被害で一番の懸念は、病気が大きく広がる危険性があることです。ウイルス病やモザイク病に感染した株が一つでもあると、アブラムシが吸汁して健康な株に感染させ、全体に広がっていきます。

また、アブラムシの排泄物(甘露)は粘着質の甘い蜜状になって、放っておくとそこにすす病を誘発したり、蜜を好む蟻がよってきて、アブラムシと共生します。

アブラムシが発生しやすい時期はいつ?どこからやってくる?

アブラムシの発生時期は、ちょうどガーデニングシーズンとなる4〜11月にあたります。

どこからともなく発生するアブラムシですが、冬は一般に卵で越冬し、春に孵化した虫が成長し、翅を持った成虫が現れて植物に飛来し、そこから繁殖していきます。秋になるとオスとメスが交尾して、樹木の芽の近くなどに卵を産み付けて、そのまま越冬します。

アブラムシが発生する原因とは?

アブラムシは幾種類かのアミノ酸成分を好む習性がありますが、このアミノ酸は、植物の茎・葉の成長を促す窒素分から生成されます。

したがって、窒素分の多い肥料を一度にやりすぎることによって、アミノ酸が過剰につくられると、そこへアブラムシが引き寄せられて発生するのです。

また、株間が狭く、風通しが悪い密植状態のところにも発生しやすいです。

身近な方法でアブラムシを駆除する対処法

駆除方法① テープやシャワーなどで取り除く

アブラムシなどの微小害虫は、粘着テープなどを使って、貼り付けて取り除くのが効果的です。

粘着度によっては植物自体を傷つけてしまう可能性があるので注意してください。強いシャワー状の水流で洗い流すのもいいでしょう。

駆除方法② 身近な食酢で退治する

食品の食酢を使用したスプレー剤が販売されています。身近な成分なのでアブラムシ対策に利用してみてください。

アブラムシが大量に発生してしまった場合は、効果が低下するため、発生しはじめた時に、2~3日おきに散布すると効果的です。

アブラムシの駆除には「牛乳スプレー」も効果があるの?

牛乳スプレーはあまり効果が期待できないうえに、臭いやカビも発生しやすいため、あまりおすすめしません。

監修者:草間祐輔(園芸研究家)

草間祐輔

駆除方法③ 天敵のテントウムシをはなす

アブラムシの天敵はテントウムシやヒラタアブ、クサカゲロウなどですが、なかでもナミテントウは人に害もなく、飛行能力が低いので扱いやすいくておすすめです。

ネットなどで幼虫を購入することができます。アブラムシが大量発生した場合でも、ナミテントウは1匹で1日にアブラムシを10~30匹捕食してくれるので、効果的です。

簡単にアブラムシを駆除する方法

駆除方法④ 殺虫剤を使う

市販の殺虫剤を用いるのが最も簡単な方法で、あまりに大量に繁殖してしまったときに効果的です。

スプレータイプや粒剤タイプ、希釈して使用するタイプなどがあります。殺虫方法も、直接虫に散布して退治する方法だけでなく、植物自体に成分を浸透移行させて、虫に吸汁させて退治するタイプもあります。

効果的なアブラムシの予防・対策方法

予防対策① 粒状の殺虫剤を使う

一番手軽で効果的なのは、粒状の殺虫剤を、植え付け時に土に混ぜておくことです。生育期に株元に散布する方法もあります。

アブラムシの予防対策には「木酢液」や「食酢スプレー」も効果ある?

殺虫剤などの薬品を使うのに抵抗がある場合に、木酢液や米酢を水で薄めたスプレーを使ってみようかと思う使う方もいるようですが、「木酢液」には直接的な殺虫効果があるとはいいきれないため、おすすめはできませんし、現在、殺虫効果を謳って販売されていません。

「食酢」は適切に薄めれば、それなりに効果はありますが、濃すぎると植物に薬害がでる心配がありますので、植物の病害虫対策用に、あらかじめ濃度を調整して効果を確認し、上手な使い方が書かれた「ピュアベニカ」や「やさお酢」といった、食酢プレーをおすすめします。

監修者:草間祐輔(園芸研究家)

草間祐輔

予防対策② 反射光のあるポリマルチや防虫ネットを張る

アブラムシにはキラキラ光る反射光を嫌う性質があります。

これを利用して、畑に銀色、もしくは銀色の線が入ったポリマルチやポリフィルム、防虫ネットを張ることで、アブラムシを遠ざけ、飛来による繁殖被害を防ぐことができます。

予防対策③ コンパニオンプランツを植える

コンパニオンプランツとは2つの違う植物を混植することによって、病気や害虫を抑え、互いの成長を促す植物の組み合わせのことです。

全般に効果的な野菜・ハーブ

ミントやニンニク、マリーゴールドのように、強いにおいをもつハーブや草花を混植して、害虫を近寄りにくくします。

果菜類にはデントコーン

トマト、きゅうり、ナスなどの果菜類の栽培には、デントコーンが有用です。

トウモロコシの一種、デントコーンにはムギクビレアブラムシが発生します。このアブラムシが、ナナホシテントウやクサカゲロウなどの天敵をおびき寄せるので、果菜類に被害を及ぼすアブラムシを捕食してくれて発生を抑えられます。

なお、ムギクビレアブラムシは果菜類に被害を及ぼしません。

結球野菜や果菜類には白クローバー

キャベツなどの結球葉菜類、オクラ、キュウリ、ナス、インゲンなどの果菜類の栽培には、白クローバーが有用です。

栽培予定地にあらかじめ、白クローバーの種をまいて一緒に育てておくと、白クローバーで天敵が増え、それらの天敵がアブラムシなどを捕食し、被害を軽減できます。

アブラムシの駆除・予防対策をして、ガーデニングを楽しもう!

アブラムシにはいろいろな対処方法がありますが、自然の力を借りるのも一法で、テントウムシを放して自然環境サイクルのなかで防除していくことです。みなさんも、アブラムシの適切な対処方法を学んで、ガーデニングや家庭菜園を楽しみましょう。

カイガラムシの駆除・対策方法まとめ!卵・幼虫・成虫ごとにご紹介

カイガラムシ 介殻虫 貝殻虫 害虫 園芸 駆除 防除 予防 殺虫

カイガラムシはアブラムシの仲間で、バラや果樹、観葉植物、多肉植物など様々な植物に寄生し、成長を阻害する害虫です。名前にカイガラとついているだけあって、成虫はヨロイの役割を果たす貝殻のおかげで、殺虫薬剤が効きにくいので簡単に駆除ができません。

今回はそんな厄介な害虫のカイガラムシの生態と、その防除方法をご紹介します。

カイガラムシとはどんな害虫?

見た目の特徴

カイガラムシはカメムシ目の昆虫で、その体長は、多くは2~3mm、大きい種類で1cm程度の昆虫です。

体色は白をはじめ、灰色、赤褐色、黒などが存在します。白っぽくふわふわした綿のようであったり、殻に覆われていたり、種類によって見た目もさまざまです。

種類によって特徴が二分でき、一つは「成虫になると脚が退化して枝や葉に固着するタイプ」、もう一方は「成虫になっても歩き回って繁殖するタイプ」に分かれます。

習性

カイガラムシは糸のような細長く尖らせた口を枝葉に刺して、養分を吸汁して寄生する害虫です。

アブラムシよりは繁殖力は弱いですが、種類によっては雄が見つかっていないものも多くあり、雌だけで単為生殖をおこなうとされています。ほかにも、植物の特定の箇所に群生する習性もあり、植物の鑑賞価値も落ちます。

カイガラムシが発生すると、どんな症状・被害がでる?

植物にカイガラムシが発生すると、吸汁により養分を奪われ、生育に被害を及ぼします。また、カイガラムシの排泄物(甘露)は粘着質な甘い蜜状になって、放っておくとそこから、葉が黒くなるすす病や、枝幹にただれたような傷をつくるこうやく病を誘発します。

さらに、その排泄物に蟻が引き寄せられて美観を損ねるので、カイガラムシによる間接的な被害も甚大になっていきます。

カイガラムシが発生しやすい時期はいつ?

多くのカイガラムシの発生時期は、一般にガーデニングシーズンの5~7月です。初夏からの数ヶ月間での繁殖をピークに、温暖な気候で活動します。

なお、バラに発生しやすいバラシロカイガラムシは春~秋に年2~3回発生し、観葉植物や多肉植物に発生するコナカイガラムシは、室内で年間を通して発生します。

カイガラムシが発生する原因は?

カイガラムシ発生の原因は、幼虫が風で飛ばされたり、鳥などの動物の体に付着して運ばれ、植物に寄生することが主に挙げられます。また、知らないうちに衣服に付着して、室内にカイガラムシを持ち込んでしまうこともあるようです。

カイガラムシが発生しやすい植物

カイガラムシは風通しが悪く、埃っぽい場所を好むので、室内に置きっぱなしになっている観葉植物や、葉の密集した多肉植物などで発生しやすいです。

また、柑橘類などの果樹のほか、バラ科の植物に発生しやすく、バラ、サクラ、ウメは被害に遭いやすいので注意しましょう。

カイガラムシに効果的な駆除方法とは?

前提として、カイガラムシの駆除方法は成長段階によって分かれます。

一般的にカイガラムシの卵や幼虫は繁殖期である5〜7月に発生し、8〜12月の時期には成虫へと成長してしまいます。

成虫になってしまうと、硬い貝殻のような外殻のおかげで、殺虫剤などが効きにくくなるので、なるべく卵や幼虫の段階で駆除するように心がけましょう。

①カイガラムシの卵を駆除する方法

卵を直接拭き取る

カイガラムシの卵は、布やティッシュなどで拭き取って除去します。なお、カイガラムシの代表的な種類であるコナカイガラムシは、綿のような卵嚢に包まれた卵を、葉の裏などに産みつけるので、日々、葉の裏まで確認するようにしましょう。

ほかの種類のカイガラムシの卵は、貝殻の中で成虫が産下したり、成虫の体の中で発育し、産下するとすぐに孵化するものもあるため、見つけるのが難しいです。

②カイガラムシの幼虫を駆除する方法

殺虫剤で駆除する

カイガラムシの幼虫の駆除は、殺虫剤が効果的です。

エアゾールタイプや、粒剤を土にまくタイプの殺虫剤が販売されていますが、エアゾールタイプは、噴射の際に植物が冷害をうける可能性があるので、必ず植物から30cm以上離して散布しましょう。

対象植物に応じて、オルトラン水和剤、ベニカ水溶剤、アプロード水和剤などを、5〜7月の間で3回ほど散布するのも非常に効果的です。

カイガラムシの幼虫駆除には「牛乳」や「木酢液」も効果ある?

薬品を使うのに抵抗がある場合に、牛乳や木酢液を水で薄めたスプレーを使ってみようかと思う方もいると聞きます。

ただし、「牛乳スプレー」は効果が期待できないうえに、臭いやカビも発生しやすいため、あまりおすすめしません。

また、「木酢液」には直接的な殺虫効果はないため、殺虫剤を使用する方が確実です。なお、現在「木酢液」は、殺虫効果を謳って販売されていません。

監修者:草間祐輔(園芸研究家)

草間祐輔

③カイガラムシの成虫を駆除する方法

歯ブラシなどでこそげ落とす

カイガラムシの成虫は歯ブラシや、爪楊枝などの先のとがったものでこそげ落としていきましょう。その際、必ず成虫を落としたまま放置せず、ティッシュなどに包んで完全に除去してください。

被害部分を剪定する

カイガラムシが大量に繁殖している場合には、剪定に耐えうる植物であれば、思い切って剪定するのもいいでしょう。その際、成虫や卵が振り落とされないように注意しながら、他の植物に接触しないように処分してください。

カイガラムシ対策・効果的な予防方法とは?

予防対策① 冬季に殺虫剤を散布する

果樹などの休眠期にあたる冬季であれば、対象植物に応じて濃度の高い薬剤をまいても植物に影響が出にくいため、マシン油乳剤をまいて繁殖を防ぐのが効果的です。

予防対策② 植物を風通しの良い明るい場所に移動する

カイガラムシは埃っぽくて風通しの悪い場所を好む性質があります。室内の部屋角などに長期間置いている観葉植物などは、風通しの良い明るい場所に数日移動したり、室内を清潔に保つことも、発生予防につながります。

予防対策③ 天敵の益虫に活躍してもらう

カイガラムシの天敵はテントウムシです。柑橘類の果樹に発生しやすいイセリアカイガラムシの天敵であるベダリアテントウが有名で、カイガラムシの生息数がそれなりに増えてくると、自然に発生して成虫を捕獲するようすが見られます。

カイガラムシ対策・防除で気をつけるべきこと

防除の際の服装に注意!

カイガラムシは衣服に付着しやすいので、防除作業の後は、服をすぐに着替えるなどして、室内に持ち込まないようにしましょう。

もしくは、ウィンドブレーカーなどツルツルとした摩擦の少ない素材の衣服を着用して、カイガラムシの付着を防ぎましょう。

カイガラムシの生死を判断して、防除に役立てよう

カイガラムシの生死は、潰して体液が出るかどうかで判断できます。死んでいれば、虫体はカサカサに乾いています。薬剤の効果が十分であったかどうか、潰して判定し、生存虫が残っていれば再度薬剤を散布するなど、防除作業に役立てましょう。

カイガラムシにはどんな種類がいる?

カイガラムシは20ほどの科に分けることができます。主な種類は以下の通りです。

  • コナカイガラムシ科:成虫でも足をもち、白いダンゴムシのような見た目です。観葉植物、多肉植物をはじめ、多くの植物に発生します。
  • カタカイガラムシ科:体がロウ質物で覆われていて、成虫になると駆除が難しい虫です。柑橘類、サザンカ、椿などの樹木に発生します。
  • バラシロカイガラムシ:白い長細い小判形の見た目で、枝が白っぽく見えるほど大量繁殖して群生します。バラ科の植物に繁殖しやすいです。

カイガラムシ対策をしてガーデニングを楽しもう!

カイガラムシは完全な駆除が難しく、一度発生すると翌年も発生するといわれるほど、手強く厄介な害虫です。できる限り卵や幼虫の段階で駆除し、果樹などでは冬季に薬剤などで成虫を死滅させて防除していくのがいいでしょう。

カイガラムシ対策をして、楽しい園芸ライフをお楽しみください。

【ハダニの駆除・対策方法まとめ】主な症状は?人体への影響はある?

ハダニ 害虫 駆除 対策 予防 防除

ハダニは選り好みすることなく、あらゆる植物に寄生する害虫です。名前にダニが付いている通り、ごく小さな体で植物の葉裏に寄生するので、発見も難しいです。多くの植物の生育期に発生しやすいこともあり、とても厄介な害虫ですね。

今回は植物に甚大な被害を及ぼす厄介な害虫、ハダニの生態や防除方法をご紹介します。

ハダニとはどんな害虫?

吸汁被害をもたらす!

ハダニはクモの仲間で、体長0.3~0.4mmほどの黄緑色や暗赤色の虫です。

肉眼では見にくいですが、糸を吐き出す習性があるので、薄い天幕のような網が葉に見られれば、発生しているという、ひとつの目安になります。主に葉の裏側に寄生して、植物の養分を吸汁します。

繁殖力がとても強い!

ハダニは単為生殖、有性生殖どちらでも繁殖し、1匹のメスは一生のうちに約100個の卵を産むことが可能です。

また、孵化したあと、成虫になるまでの期間は25℃で約10日でとても短いため、爆発的に繁殖していきます。

ハダニが発生しやすい時期はいつ?

ハダニは20〜35℃ほどの、高温で乾燥した環境を好みます。

そのため梅雨を除いた4〜10月でよく見られます。特に、梅雨明けから9月にかけての真夏には、大量に繁殖します。

ハダニが発生すると、どんな症状・被害がでるの?

ハダニが発生すると、吸汁により植物の生育に影響が出るほか、葉に白い小さな斑点がついたり、色がかすれるように茶色っぽく抜けていくので、正しく光合成ができずに弱っていきます。

少数での被害は少ないですが、多く繁殖すると最悪の場合、寄生された植物は枯死します。

ハダニは人体への影響もあるの?

ハダニはダニという名前がついていながらも、クモの仲間であり、植物を吸汁する害虫なので、人体に影響はありません。

監修者:草間祐輔(園芸研究家)

草間祐輔

ハダニが発生する原因は?

ハダニは糸を出して風にのって、どこからともなく飛来し、植物に寄生します。また新しい苗に付着していて、気づかぬうちに持ち込んでいたり、周囲の雑草からも侵入するので、発生を未然に防ぐことは難しい害虫です。

ハダニに効果的な駆除方法

駆除方法① 殺ダニ剤を散布する

ハダニは昆虫ではないので、昆虫に効く殺虫剤ではなく、ダニに効く殺ダニ剤を使うようにしましょう。葉裏や新芽部分に隠れているので、重点的に散布するといいでしょう。

ハダニは薬剤抵抗性が発達しやすいので注意!

ハダニは発生サイクルが短く、薬剤に対する抵抗性の発達が早いです。

発生したハダニが特定の系統の薬剤にすでに抵抗性を持っている可能性もあるため、場合によっては数種類の系統の薬剤を用意して、ローテーション散布した方がいいでしょう。長期間同じ系統の薬剤を使い続けると、ハダニが抵抗性をもち、殺虫効果が低下するため、連用は控えましょう。

食品や食物添加物、天然物由来の薬剤ならより安心!

最近では人や動物に対する安全性がより高い、食品や食物添加物、天然物由来の殺ダニ剤が多く製造されています。

「粘着くん液剤」は食用デンプンを主成分としていて、環境にも優しいです。他にも「エコピタ液剤」「アカリタッチ乳剤」「オレート乳剤」「サンクリスタル乳剤」などが効果的です。

駆除方法② 少数ならテープで除去

ハダニが少数発生しているようなら、テープでくっつけて取るのが効果的です。その際、粘着力が強すぎると葉を痛めてしまう可能性があるので注意しましょう。

駆除方法③ 食酢スプレーをまく

食品の食酢を使用したスプレー剤が販売されています。身近な成分なのでハダニ対策に利用してみてください。

ハダニが大量に発生してしまった場合は、効果が低下するため、発生しはじめた時に、2~3日おきに散布すると効果的です。

ハダニの駆除には「牛乳スプレー」も効果があるの?

牛乳スプレーはあまり効果が期待できないうえに、臭いやカビも発生しやすいため、あまりおすすめしません。

監修者:草間祐輔(園芸研究家)

草間祐輔

ハダニ対策・効果的な予防方法とは?

予防方法① こまめに葉水する

ハダニは湿気を嫌いますので、こまめに葉水することで予防ができます。水やりと一緒に、霧吹きで葉の表面・裏面に水を吹きかけてあげてください。

予防方法② 定期的に殺ダニ剤を散布する

定期的に殺ダニ剤を散布することで、ハダニの発生や、大量繁殖を未然に防ぐことができます。

なお、殺ダニ剤は殺卵、殺幼虫、殺成虫といった作用性がそれぞれの薬剤で異なり、全ての生育段階に効果があるもの、殺卵、および殺幼虫作用はあっても殺成虫作用がないものなど、それぞれに特性がありますので、それを踏まえながら適宜散布してください。

ハダニにはどんな種類がいる?どんな植物に発生する?

ハダニの主な種類と、発生しやすい植物は以下の通りです。

カンザワハダニ 濃赤色~朱色のハダニで、イチゴやバラ、トマト、ナス、ピーマンなどのナス科野菜、キュウリ、メロンなどのウリ科野菜、エダマメ、サヤインゲンなどに発生します。
ナミハダニ 黄色~黄緑色や赤色のハダニで、カンザワハダニと同様の植物に発生します。
ミカンハダニ 赤色のハダニで、柑橘類をはじめ、ナシ、モモなどに発生します。

ハダニ対策をしてガーデニングや家庭菜園を楽しもう!

ハダニは気づかぬうちにあっという間に繁殖してしまいます。とても小さいので肉眼には赤っぽい粒のようにしか見えませんが、日頃から葉の裏まで観察しながら、葉水して管理するといいですよ。しっかりハダニ対策をして、快適な園芸ライフをお楽しみください。

この夏はもう悩まない!オススメの虫除けグッズ4選!

本格的な夏目前、気になってくるのが不快な害虫によるお悩み。虫除けグッズの準備はOKですか?もっと早く用意しておけばよかった〜となる前に、準備しておきたいものですよね。今回はこれからの季節に必要な虫除けグッズをご紹介します。

腕や足に巻くだけ!「どこでもベープNo.1未来セット」

電池式の定番!携帯用虫除けです。ガーデニングやお散歩、ベビーカーでのお出かけはもちろん、スポーツなどアクティブなシーンまで幅広く活躍。腕や足にフィットするストレッチベルト付きで、装着もスムーズです。

世界最高水準!効力が大幅にアップしました

超強力・薄型カートリッジと、効率よく薬剤を拡散するフマキラー独自の高性能ファンにより、高効力※を達成!(※初代どこでもベープNo.1比較で5倍の効力)薬剤量と拡散量が多くなりました。屋外でも優れた虫除け効果を発揮します。

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GreenSnap編集部

「初代どこでもベープNo.1」と比べて5倍も効力がアップしたなんて驚きですよね!スポーツ時や登山などでも頼りになりそう♪

取替えも簡単!

「どこでもベープNo.1未来取替え用2個入不快害虫用」

ランプが点かなくなったら交換の合図。電池と薬剤が同時になくなるようになっているので、取替え用薬剤と電池(単4アルカリ電池2本)の両方を交換してください。

効能効果

ユスリカ、チョウバエ

人体用虫除け売上げNo.1!「スキンベープミスト」

人体用の虫除けで売上げがなんと国内No.1!※一番支持されている虫除けです。蚊はもちろん、マダニなどの害虫にも優れた効果を発揮。さらに虫除け成分を10%配合しているため、長時間効果が持続するのも嬉しいポイント!家族みんなの肌を守ります。

※ インテージ虫除け(その他)市場 2018年1月〜2019年8月 累計販売金額

お肌にやさしい使い心地♪

お肌にやさしい潤水成分ヒアルロン酸Naを配合。ウォーターベースで素肌にしっとりなじみます。皮膚アレルギーテスト済み※です。舞い散りが少ないミストタイプなので、お子さまでも安心。顔や首筋には一度手に取ってから塗るようにしてください。

※ すべての方にアレルギーが起きないということではありません。

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GreenSnap編集部

香りが気になっていましたが、こちらはシトラスマリンの香りでとっても爽やか〜!虫除け剤特有のイヤなニオイがないので使いやすいのも嬉しいですね。

サイズは2タイプ

「スキンベープミスト60ml」
サイズはたっぷり使える200mlのほかにも、携帯に便利な60mlをご用意。サイズ違いで揃えておけば、自宅用と外出用に使い分けられて便利です。

効能効果

蚊、ノミ、トコジラミ、イエダニ、サシバエ、マダニ、ブユ、アブ、ヤマビル

赤ちゃんから大人まで使える「天使のスキンベープミスト プレミアム」

世界54カ国以上で採用されている新虫除け成分イカリジン(※1)を高濃度に配合した虫除けで、赤ちゃんから大人まで使用可能。お子さまへの使用制限がありません。肌にやさしく、薬剤を肌に直接つけることに抵抗がある方や、虫除け対策をしていない方にもおすすめです。皮膚アレルギーテスト済み(※2)です。

(※1) イカリジンは新しい忌避剤として2015年に日本で初めて承認された成分。承認上の年齢制限はなく、使用回数制限もありません。皮膚への刺激も少なくマイルドです。
(※2) すべての方にアレルギーが起きないということではありません。

お子さんと一緒に使えます

潤水成分ヒアルロン酸Na配合で肌にやさしい使い心地。舞い散りが少なく使いやすいミストタイプです。イヤなニオイもないので虫除けが苦手なお子さまでも気持ちよく使えます。持ち運びに便利な60mlサイズは、公園などのお出かけにも重宝です。

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GreenSnap編集部

子育て中のGreenSnapスタッフも愛用中!「子どもも嫌がらずにつけてくれるので助かっています♪」

虫除け効果が持続します!

有効成分(イカリジン)の濃度を15%まで高めたことによって、虫除け効果が最大8時間持続します。

効能効果

蚊、ブユ、アブ、マダニ、イエダニ、トコジラミ、ヤマビル

快適空間を1日中キープする「ヤブ蚊バリア」

お庭での家事やレジャー、ガーデニングなどの前に、茂みや地面にスプレーするだけでバリア空間をつくり、ヤブ蚊のいない快適空間をキープします。さらに危険なマダニ・ハエも直接噴射でしっかりと退治!植物にかかってしまっても安心な水性タイプです。

バリア効果が長時間持続!

パワフルなジェット噴射なので、茂みの奥などにもしっかり薬剤が行き届いて効果を発揮!草木などに付着した薬剤が再蒸散することにより、バリア効果が最大24時間※も持続します。
※ 蚊に対して。茂み処理の場合(天候、環境により異なります)

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GreenSnap編集部

噴霧するだけで長時間バリアしてくれるからとっても使いやすい!屋外での作業やレジャーにもぴったりですね♪

効能効果

蚊、マダニ、ハエ

1缶でどのくらい使用できるの?

480ml入りで約100㎡に使用可能。(1㎡あたり1秒噴霧の場合)
(使用例)バーベキュー(5m×5m)4回分
キャンプ(7m×7m)2回分
家での花火(3m×3m)11回分

いかがでしたか?目的や用途によって使い分けできるフマキラーの虫除けシリーズ。早速準備をはじめて、夏を快適に過ごしてくださいね♪

フマキラーHPはこちら

もう蚊は気にならない!快適空間でガーデニングを楽しもう♪

植物が元気よく、ぐんぐん伸びて生長する季節。そうなってくるとお手入れや作業などは一層忙しくなり、庭にいる時間も長くなってきますよね。
暖かくなり屋外で過ごす時間が増える一方で、気になるのが蚊の発生!蚊が寄ってくることで、「なかなか庭の作業がはかどらない」なんてお悩み、実はとっても多いんです。

蚊の発生を防ぐには

蚊の発生を防ぐには、蚊の産卵場所となる水の溜まりそうな場所をなくして、ボウフラを発生させないようにすることが大切。もしボウフラを見つけたら短時間で蚊に成長してしまうため、すぐに殺虫剤などで退治することがポイントです。
また草が茂っていて風通しの悪い場所なども蚊が好む環境です。定期的に草刈りなどを行って風通しよく整えておくことも効果的でしょう。
それでも発生してしまい、頭を悩ませることもありますよね。そこで今回はガーデニングの作業や楽しい屋外での時間を、厄介者の蚊に邪魔させない屋外用蚊よけ「KA・KO・I」をご紹介します。

屋外の蚊よけはこれ1台におまかせ

これから夏にかけては、屋外で作業をしていると汗をかいたりするため、特に蚊が寄ってきやすい季節です。
これまで「蚊取り線香を使っていた」、「屋外に出る前に虫除けスプレーをつけていた」、「夏でも長袖、長ズボンをはいてなるべく肌の露出がないようにしていた」など皆さん色々試しているようですが、なかなか対策が難しく、時間が経つと蚊が寄ってきてしまったりなど、不満もよく耳にします。
そんな方におすすめなのが、お庭に置くだけの屋外用蚊よけ「KA・KO・I」です。スイッチをONにするだけで蚊よけ対策の煩わしさから一気に解放されるんです。

「KA・KO・I」の魅力はココ!

・ 火や熱も使わないため煙も出ない
・ においもほとんどなく快適!
・ スイッチをONするだけで30秒毎に自動で蚊よけ成分を噴霧!
・ 虫除けをスプレーしたり、肌に塗布する手間いらず

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GreenSnap編集部
スイッチボタンを横にスライドするだけなのでとっても簡単!

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GreenSnap編集部
火や熱を使わないので、やけどの心配もありません。子どもやペットのいるお庭でも安心ですね。

KA・KO・Iについての詳細はこちら

手のひらサイズでとってもコンパクト!

おしゃれなデザインで空間に馴染む、取り入れやすさも魅力的。広範囲で効果を発揮しつつも実物はコンパクトで、ガーデニングの邪魔にもなりません。

ポータブル(電池式・ハンドル付き)で薬剤ボトル交換式です。

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GreenSnap編集部
本体は約180gと、とっても軽いんです!ハンドル付きのポータブルだから持ち運びも簡単。好きな場所に移動させて使えるから便利ですよね♪

屋外の広い範囲を蚊よけバリアで囲います

注目は何と言っても有効範囲の広さ。本体を中心にして、屋外の40㎡(半径3.6m)の範囲を見えないバリアでカバーします。複数人いても効果は変わることなく、ワイドに効き続けます。


※ 噴霧が風の影響を受ける場合、十分な効果が得られないことがあります。

スイッチをONするだけで自動噴霧!

30秒に1回蚊よけ成分が噴霧

使い方はとっても簡単。ワンタッチでフタを開けて単3アルカリ乾電池を2本セットし、スイッチをONするだけ。蚊よけ成分の粒子がミスト状に噴霧され、ドーム状に拡散することで蚊を寄せ付けない快適空間ができあがります。超音波技術によって、30秒に1回薬剤をふんわり噴霧するので、継続的、安定的に蚊よけ効果が得られます。

人の動きに反応する人感センサー付き

本体上部で人の動きを感知すると、噴霧が自動的に止まる安心設計。人感センサー付きで安心です。
※ 感知の範囲は人の動き方、温度などによって変動します。

ボトル1本で効果は約30時間!

本体は便利な電池式、単3アルカリ乾電池2本で約60時間稼働でき、薬液ボトルは1本で約30時間使用できます。別売りの取替えボトルがあるので、薬液ボトルの残量がなくなったら取替えましょう。
さらに5時間のオートオフ機能付きなので、消し忘れてしまっても自動で電源が切れるのが嬉しいですね。

さまざまな場所で使えます

ガーデニング以外にもキャンプバーベキュー水遊びなど、屋外であれば場所を選ばずに使えてとっても便利♪1家に1台用意しておくと家族のいろいろなシーンで活躍します。

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GreenSnap編集部
夕方、草取りの作業中に実際にこちらを使ってみたところ、蚊が寄ってきませんでした。その効果にびっくりです!

選べる3つのカラーバリエーション

なじみの良いイエローにシックなグレイッシュブルー、キュートなピンクが加わり、全3色展開に。使用するシーンや好みに合わせて選ぶことができます。

今年のガーデニングのお供は「KA・KO・I」に決まり♬

屋外での蚊の悩みから解放される「KA・KO・I」を使えば、ガーデニング作業だってもっと集中できるはず。
今年の夏の庭仕事には欠かせない相棒になりそうですね♪

KA・KO・Iについての詳細はこちら

【使用上の注意】
・ 使用にあたっては「取扱説明書」をよく読み、正しくお使いください。
・ 定められた用法用量を守ってください。
・ 直射日光・風雨等を避け、小児の手の届かない乾燥した涼しい場所に保管してください。
・ 薬液ボトルの芯や薬液に触れないでください。
・屋外専用品のため、屋内で使用しないでください。

マリーゴールドのコンパニオンプランツとしての効果や相性の良い野菜、デメリットはある?

マリーゴールド オレンジ

華やかな花姿のマリーゴールドはそのままでも可愛らしいですが、コンパニオンプランツとしても効果があります。マリーゴールドは特有の香りが特徴で、丈夫で育てやすく暑さにも強い植物です。マリーゴールドを野菜と一緒に植えれば、全体の雰囲気も明るくなりますね!

今回は、コンパニオンプランツの特徴やマリーゴールドと相性のよい野菜、そしてコンパニオンプランツのデメリットなどを詳しく紹介していきます。

コンパニオンプランツとは

コンパニオンプランツとは、他の野菜と一緒に育てて双方によい影響を与える植物のことを言います。コンパニオンプランツは「共生植物」とも呼ばれ、ハーブ類が多いですがマリーゴールドもコンパニオンプランツとして有名な植物です。

マリーゴールドのコンパニオンプランツの効果は?

マリーゴールドを野菜と同じプランターや近くに植えることで、根や葉の部分には特有の匂いがあり害虫を遠ざける効果が期待できます。キク科の植物には防虫効果が基本的に備わっていますが、中でもマリーゴールドは強いアレロパシー効果があることで知られています。アレロパシー効果とは、一言で説明すると害虫予防や殺菌効果などがある効果のことです。

また、マリーゴールドは地上だけでなく、土中の害虫にも効果があります。マリーゴールドの根の分泌液によって、土壌害虫であるセンチュウを遠ざける働きがあります。根の部分だけでなく、マリーゴールドの茎や花を土中に入れても同じ効果が期待できます。

マリーゴールドを植えれば土の中も綺麗に維持できるので、その結果一緒に植えた野菜も元気よく育ってくれます。

コンパニオンプランツにおすすめのマリーゴールドの品種は?

マリーゴールドにはアフリカン種とフレンチ種の2種類があり、コンパニオンプランツとして利用するにはアフリカン種の方が適しています。中でも「アフリカントール」という品種がセンチュウの駆除に効果があり、黄色やオレンジ色の大きな花を咲かせます。

アフリカン種は草丈が約90~100cmと高いため、植え付けの際は間隔を空けるようにしましょう。

フレンチ種では「グランドコントロール」という品種もセンチュウ駆除の効果があるので、こちらもおすすめします。小さなオレンジ色の花が数多く咲きますが、生育が旺盛なので植えつける場所には配慮するとよいです。

マリーゴールドと相性の良い野菜

マリーゴールドはさまざまな野菜と相性がよいとされますが、特に夏~秋の時期に旬を迎える野菜とは相性がよいです。それでは、マリーゴールドと相性のよい野菜について詳しく見ていきましょう!

マリーゴールドと大根

アブラナ科の大根をマリーゴールドと一緒に植えて育てることで、モンシロチョウなどに対して防虫効果があります。また、大根は土中でネグサレセンチュウという害虫の被害も受けやすい野菜ですが、マリーゴールドを植えればこの害虫を駆除することが可能です。コンパニオンプランツの種類が違うだけで、野菜への効果も変わってきますね。

マリーゴールドとオクラ

マリーゴールドはオクラとの相性もよく、植物の根に寄生するネコブセンチュウはマリーゴールドの匂いを苦手とします。そのため、オクラがかかりやすい根こぶ病や根腐れにも有効的とされています。

マリーゴールドとピーマン

夏野菜を代表するピーマンには、コナジラミやハダニなどの害虫が発生しやすいです。マリーゴールドを畝間の通路に植え付けることで、これらの害虫対策になります。屋外で育てる野菜は害虫が心配ですが、マリーゴールドを植えつけることでその心配も軽減されますね。

マリーゴールドとトマト

マリーゴールドはナス科であるトマトと一緒に栽培することで、トマトの害虫であるアブラムシを遠ざけてくれます。トマト1株につき、マリーゴールドを四隅に4株を目安に植えるとよいです。

マリーゴールドとナス

マリーゴールドは、ナス科の野菜とも相性がよいです。マリーゴールドを一緒に育てることで害虫予防になり、生育を助けてくれる効果があります。

マリーゴールドとキュウリ

マリーゴールドはセンチュウ対策に効果があると説明しましたが、ウリ科のキュウリと一緒に植えることでその効果が十分に発揮されます。マリーゴールドを周りに植え付けることで、見た目も華やかになりますね。

マリーゴールドのコンパニオンプランツにはデメリットはある?

最近ではコンパニオンプランツの認知度も上がり、コンパニオンプランツを利用する方も増えてきましたね。しかし、マリーゴールドには他のコンパニオンプランツと同じくデメリットもあります。

野菜などを育てるのと同じで、マリーゴールドを栽培するためには手間もかかってきます。マリーゴールドは花で購入すると高いため、種から育てることでコストを抑えることができます。マリーゴールドの種まきは、3~5月頃が最適な時期です。種まきから開花までは約2ヶ月で、開花時期も5~11月頃と長い期間観賞が楽しめます。

また、マリーゴールドの品種にもよりますが、野菜のすくそばにマリーゴールドを植えると野菜の生育に悪い影響を及ぼすことがあります。そのため、マリーゴールドは畝間の通路に植え付けるようにしましょう。

マリーゴールドをコンパニオンプランツとして育ててみよう

コンパニオンプランツにはシソやルッコラなどさまざまな種類がありますが、マリーゴールドは見た目も華やかなので雰囲気も明るくなりますよね。マリーゴールドは品種によって草丈も大きく異なるので、コンパニオンプランツに適した品種選びが大切です。薬剤を散布して害虫予防もできますが、無農薬で育てたいようであればコンパニオンプランツはおすすめです!

マリーゴールドと相性のよい野菜を栽培されていれば、ぜひともコンパニオンプランツとしてマリーゴールドを育ててみましょう。

アロマティカスはゴキブリ対策や虫除けになる?効果的な置き場所は?

アロマティカス 窓際

アロマティカスは、グリーンで可愛らしい見た目の観葉植物ですね。観賞だけでなく料理や虫除け対策にも効果が期待でき、幅広い用途があります。害虫にはさまざまな種類がありますが、アロマティカスはゴキブリにも効果的な植物なのでご自宅でぜひとも育てたい植物です。

今回は、アロマティカスの特徴からゴキブリ対策や虫除けになる理由、効果的な置き場所や管理方法まで詳しく紹介していきます!

アロマティカスはどんな植物?

アロマティカスはシソ科プレクトランサス属に属し、インド~南アフリカを中心に生息する多肉質とハーブの性質を持っている多年草植物です。葉の表面は白い毛で覆われ、乾燥には強いですが寒さには弱い特性があります。草丈は20~60cmほどで、春から夏の時期にかけて小さな花を咲かせることもあります。

アロマティカスはミントを連想される香りを放つことから料理やハーブティーとしても楽しむことができ、中央アメリカでは香りづけとして肉料理に使われることが多いです。また、アロマティカスは火傷にも効果があり、海外ではメディカルプランツとしても重宝されています。

アロマティカスがゴキブリ対策や虫除けになるのはなぜ?

ハーブの中にはあまり香りがしないものもありますが、アロマティカスはハッカやミントのような香りを放ちます。ゴキブリはハッカの香りを嫌う性質があるため、アロマティカスを置くことでゴキブリや虫除け対策にも効果的です。

アロマティカスはそのままでも十分ハッカやミントに似た香りがしますが、葉を触ることで香りがさらに増してきます。

アロマティカスの香りはゴキブリ以外の害虫にも効果があるので、アロマティカスの葉と焼酎などのアルコールで自家製の虫よけスプレーも作れます。コバエ対策にもなるので、夏場の生ごみなどにスプレーすれば効果的です。体に優しい虫よけスプレーなので、作って持ち歩いてもよいですね!

アロマティカスはどこに置くのがゴキブリに効果的?

ゴキブリは水回りやキッチンに出やすい傾向があるため、アロマティカスを水回りやキッチンの近くに置いておくことで効果が期待できます。ただし、あくまで対策なのでアロマティカスを置くだけではゴキブリを殺虫することはできません。

多肉質のアロマティカスは室内に置くだけでもインテリアとして楽しめるので、お洒落にゴキブリ対策ができるのは嬉しいですね!天然成分なので、子どもがいるご家庭でも安心してアロマティカスを置くことができます。

アロマティカスの管理方法

アロマティカスを育てていると、ナメクジやカイガラムシなどが発生することがあります。ナメクジはアロマティカスの葉や茎を食用するため、見つけ次第駆除しましょう。ナメクジは土中に潜んでいることが多いので、定期的に植え替えすることでナメクジを見つけられる可能性も高くなります。

カイガラムシが発生すると、アロマティカスの株が弱って最終的には枯れてしまいます。カイガラムシもナメクジと同様に、見つけたらすぐに対処してください。

その他、アロマティカスは生育が旺盛なので、定期的に剪定や植え替えする必要があります。剪定で取り除いたアロマティカスの葉は、挿し芽で増やせます。挿し芽で増やせば経済的にもお得なので、ご自分でアロマティカスを増やしてみてもよさそうですね。

アロマティカスでゴキブリ、虫除け対策をしてみよう

アロマティカスは見た目が可愛らしいので癒し効果がありますが、それだけでなくゴキブリ対策や虫除けにもなります。アロマティカスの葉も食用できるので、ご自宅で育てれば料理も楽しめますね。ゴキブリや虫除け対策は市販のものもありますが、アロマティカスを使えば自然由来で体にも優しく対策することができます。

アロマティカスをキッチンや水回りなどに置いて、癒し効果を感じながらゴキブリや虫除け対策をしてみてはいかがでしょうか。