職場や学校、コンサートなどで花を贈る機会が多いですが、そのなかでも花束は多くの方に好まれる贈りものです。大切な方には、日頃の感謝の気持ちを込めて素敵な花束を贈りたいですよね。
花束を贈る際に気になることと言えば、花束の値段や相場ではないでしょうか。シーンによって贈る花束の相場はさまざまなので、相応しい値段の花束を贈ることが大切です。
ここでは、花束の相場や値段を抑えるコツなどについて詳しく解説してきます!
花束の値段はなにで変わるの?
花束は、セレクトする花の種類によって雰囲気も変わりますね。贈り物として選ばれる花束にはさまざまな種類があり、おもに花束の大きさや花の種類などによって値段が変わります。
大切な方に花束を贈ろうと検討されている方は、今からご紹介する2点を参考にして花束を選んでみてくださいね。
花束の大きさ
花束にはいくつものサイズがあり、花屋さんの店頭でさまざまなサイズの花束を見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。相手へのちょっとしたお礼には、小さな花束がぴったりですね。
一方で、歓送迎会などでお世話になった職場の上司などには、これまでの感謝の気持ちを込めて大きめの花束が好まれます。花束を渡す相手やシチュエーションなどによって、花束の大きさも変わります。
花材
花束を贈るときには、花の種類も大切ですよね。季節の花や相手が好きな花、素敵な花言葉を参考に花材が選ばれることも多いです。花材は予算との兼ね合いもありますが、花の種類にあまり詳しくないという方はピンクや黄色などカラーテーマから決めると選びやすいでしょう。
相手が女性であればピンクの花束が好まれることが多く、ピンク色のバラやチューリップ、ガーベラ、トルコキキョウなどを取り入れると可愛らしい花束に仕上がります。
男性にも好まれる黄色い花束であれば、ヒマワリやミモザなどが素敵ですね。カラーテーマが白色であれば、大輪のカサブランカやスズランなどがあります。
シーン別の花束の値段の相場
送別会、退職に贈る花束の値段の相場
3月は別れの季節でもあり、職場や学校などでは送別会が行われることが多いですね。送別会や退職などの花束の相場は、3,000~10,000円程度です。ただし、贈る相手の立場や関係性などによって金額は変化することが多く、友達同士で花束を贈るようであれば約3,000円で十分と言えます。
職場の上司や先輩であれば5,000円程度、定年退職される方に贈る花束であれば10,000円程度が多いです。
誕生日、記念日に贈る花束の値段の相場
誕生日や記念日などでも、花束が贈られることが多いですよね。こちらも贈る相手によって金額が変わり、女性から男性へ贈る場合は約3,000~5,000円、反対に男性から女性へ贈る際は5,000~10,000円ほどが相場です。
花束にボリューム感を出したいようであれば5,000円程度が妥当ですが、気軽に贈れる3,000円ほどの花束も人気があります。
夫婦であれば、2人にとって大切な結婚記念日のギフトには花束が人気です。結婚記念日の花束であれば約5,000~10,000円、銀婚式であれば約10,000~20,000円、さらに金婚式では20,000~30,000円程度が相場と言えます。日頃の感謝を花束で表現し、相手の好きな花などを加えればきっと喜んでくれることでしょう!
プロポーズ 、告白に贈る花束の値段の相場
人生の一大イベントとも言えるプロポーズや告白の場面でも、花束が贈られることが多いです。相手に思いを伝える大切な日なので、相手に喜んでもらえるように見た目も豪華な花束にしたいですよね。
プロポーズや告白で贈る花束の相場は、一般的に6,000〜15,000円程度だと言われています。見た目をより華やかにしたいようであれば、約8,000〜10,000円がよいでしょう。
男性の方で花を贈ることに慣れていないようであれば、花言葉を参考にして花束を選ぶとよいです。プロポーズや告白と言えば赤いバラの花束というイメージですが、バラ以外にも相応しい花はいくつもあります。
コンサート、公演に贈る花束の値段の相場
音楽やミュージカルなどのコンサートや公演でも、花束は大活躍します。大人の友人などに個人で花束を贈る場合は約3,000~5,000円、友人や知人などみんなで贈るのであれば5,000~10,000円ほどが相場でしょう。
友人などの子どもに花束を贈るようであれば、3,000~5,000円程度が一つの目安です。相手が中高生以上の場合は、約5,000~6,000円の花束を贈るとよいでしょう。
出産祝いに贈る花束の値段の相場
女性にとって人生の転換期とも言える出産は、新たな命が誕生する素晴らしい日です。友人や親戚などの出産祝いにも花束が好まれることが多く、友人であれば5,000~10,000円程度、親戚であれば10,000~30,000円ほどが相場と言えます。
ただし、出産後の相手は赤ちゃんの世話などで大変なので、世話が大変だったり散りやすい花は避けた方が無難です。バラやカーネーション、トルコキキョウなどを取り入れた花束を贈るとよいでしょう。また、生まれた赤ちゃんの性別によって花束のテーマカラーを変えると素敵ですね。
お見舞いに贈る花束の値段の相場
ご病気で入院されている友人や親戚などへのお見舞いの場面では、相手を元気な気持ちにするためにもオレンジ色やピンク色、そして黄色など明るめの花束を贈ってあげましょう。
お見舞いでは一般的に約5,000~10,000円が相場と言われ、会社の同僚や友人などのお見舞いであれば3,000~5,000円の花束が選ばれることが多いです。
また、白一色の花もお供えの花を連想させてしまうため、お見舞いでは避けるようにしてください。お見舞いに贈る花束で迷うようであれば、花屋さんに相談して相応しい花束を用意してもらうとよいです。
花束の値段を抑えるオーダーのコツ
さて、ここまでシーン別の花束の相場をご紹介してきましたが、花束の値段を抑えたいときもありますよね。そんなときは、花屋さんに花束のカラーや花の種類は指定しないで「ボリュームのある花束を作ってください」と一言伝えるのがおすすめです。また、性別などどんな相手に贈るかも伝えることで、花屋さんがシチュエーションに合う花束を作ってくれます。
その他、花束にいくつもの種類の花が加わることで値段も上がるため、花の種類を少なくすることで値段を抑えることができます。花数を減らすことですっきりとした印象になるので、シチュエーションによってはこのような花束もよさそうですね。
花束の値段の相場を覚えてシーンに合った花を贈ろう
今回は、送別会や記念日などシーンごとの花束の相場を中心にご紹介してきました。花束は組み合わせる花の種類やサイズによって雰囲気も変わり、ともに値段も変わりますよね。
大切な方やお世話になった方には、ぜひとも日頃の感謝の気持ちを込めてシーンに合った素敵な花束を贈ってみましょう!
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