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花束

花束の値段やシーン別の相場はいくら?花屋でおすすめのオーダーの仕方は?

職場や学校、コンサートなどで花を贈る機会が多いですが、そのなかでも花束は多くの方に好まれる贈りものです。大切な方には、日頃の感謝の気持ちを込めて素敵な花束を贈りたいですよね。

花束を贈る際に気になることと言えば、花束の値段や相場ではないでしょうか。シーンによって贈る花束の相場はさまざまなので、相応しい値段の花束を贈ることが大切です。

ここでは、花束の相場や値段を抑えるコツなどについて詳しく解説してきます!

花束の値段はなにで変わるの?

花束は、セレクトする花の種類によって雰囲気も変わりますね。贈り物として選ばれる花束にはさまざまな種類があり、おもに花束の大きさや花の種類などによって値段が変わります。

大切な方に花束を贈ろうと検討されている方は、今からご紹介する2点を参考にして花束を選んでみてくださいね。

花束の大きさ

花束にはいくつものサイズがあり、花屋さんの店頭でさまざまなサイズの花束を見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。相手へのちょっとしたお礼には、小さな花束がぴったりですね。

一方で、歓送迎会などでお世話になった職場の上司などには、これまでの感謝の気持ちを込めて大きめの花束が好まれます。花束を渡す相手やシチュエーションなどによって、花束の大きさも変わります。

花材

花束を贈るときには、花の種類も大切ですよね。季節の花や相手が好きな花、素敵な花言葉を参考に花材が選ばれることも多いです。花材は予算との兼ね合いもありますが、花の種類にあまり詳しくないという方はピンクや黄色などカラーテーマから決めると選びやすいでしょう。

相手が女性であればピンクの花束が好まれることが多く、ピンク色のバラやチューリップ、ガーベラ、トルコキキョウなどを取り入れると可愛らしい花束に仕上がります。

男性にも好まれる黄色い花束であれば、ヒマワリやミモザなどが素敵ですね。カラーテーマが白色であれば、大輪のカサブランカやスズランなどがあります。

シーン別の花束の値段の相場

送別会、退職に贈る花束の値段の相場


3月は別れの季節でもあり、職場や学校などでは送別会が行われることが多いですね。送別会や退職などの花束の相場は、3,000~10,000円程度です。ただし、贈る相手の立場や関係性などによって金額は変化することが多く、友達同士で花束を贈るようであれば約3,000円で十分と言えます。

職場の上司や先輩であれば5,000円程度、定年退職される方に贈る花束であれば10,000円程度が多いです。

誕生日、記念日に贈る花束の値段の相場


誕生日や記念日などでも、花束が贈られることが多いですよね。こちらも贈る相手によって金額が変わり、女性から男性へ贈る場合は約3,000~5,000円、反対に男性から女性へ贈る際は5,000~10,000円ほどが相場です。

花束にボリューム感を出したいようであれば5,000円程度が妥当ですが、気軽に贈れる3,000円ほどの花束も人気があります。

夫婦であれば、2人にとって大切な結婚記念日のギフトには花束が人気です。結婚記念日の花束であれば約5,000~10,000円、銀婚式であれば約10,000~20,000円、さらに金婚式では20,000~30,000円程度が相場と言えます。日頃の感謝を花束で表現し、相手の好きな花などを加えればきっと喜んでくれることでしょう!

プロポーズ 、告白に贈る花束の値段の相場

人生の一大イベントとも言えるプロポーズや告白の場面でも、花束が贈られることが多いです。相手に思いを伝える大切な日なので、相手に喜んでもらえるように見た目も豪華な花束にしたいですよね。

プロポーズや告白で贈る花束の相場は、一般的に6,000〜15,000円程度だと言われています。見た目をより華やかにしたいようであれば、約8,000〜10,000円がよいでしょう。

男性の方で花を贈ることに慣れていないようであれば、花言葉を参考にして花束を選ぶとよいです。プロポーズや告白と言えば赤いバラの花束というイメージですが、バラ以外にも相応しい花はいくつもあります。

コンサート、公演に贈る花束の値段の相場


音楽やミュージカルなどのコンサートや公演でも、花束は大活躍します。大人の友人などに個人で花束を贈る場合は約3,000~5,000円、友人や知人などみんなで贈るのであれば5,000~10,000円ほどが相場でしょう。

友人などの子どもに花束を贈るようであれば、3,000~5,000円程度が一つの目安です。相手が中高生以上の場合は、約5,000~6,000円の花束を贈るとよいでしょう。

出産祝いに贈る花束の値段の相場


女性にとって人生の転換期とも言える出産は、新たな命が誕生する素晴らしい日です。友人や親戚などの出産祝いにも花束が好まれることが多く、友人であれば5,000~10,000円程度、親戚であれば10,000~30,000円ほどが相場と言えます。

ただし、出産後の相手は赤ちゃんの世話などで大変なので、世話が大変だったり散りやすい花は避けた方が無難です。バラやカーネーション、トルコキキョウなどを取り入れた花束を贈るとよいでしょう。また、生まれた赤ちゃんの性別によって花束のテーマカラーを変えると素敵ですね。

お見舞いに贈る花束の値段の相場

ご病気で入院されている友人や親戚などへのお見舞いの場面では、相手を元気な気持ちにするためにもオレンジ色やピンク色、そして黄色など明るめの花束を贈ってあげましょう。

お見舞いでは一般的に約5,000~10,000円が相場と言われ、会社の同僚や友人などのお見舞いであれば3,000~5,000円の花束が選ばれることが多いです。

また、白一色の花もお供えの花を連想させてしまうため、お見舞いでは避けるようにしてください。お見舞いに贈る花束で迷うようであれば、花屋さんに相談して相応しい花束を用意してもらうとよいです。

花束の値段を抑えるオーダーのコツ

さて、ここまでシーン別の花束の相場をご紹介してきましたが、花束の値段を抑えたいときもありますよね。そんなときは、花屋さんに花束のカラーや花の種類は指定しないで「ボリュームのある花束を作ってください」と一言伝えるのがおすすめです。また、性別などどんな相手に贈るかも伝えることで、花屋さんがシチュエーションに合う花束を作ってくれます。

その他、花束にいくつもの種類の花が加わることで値段も上がるため、花の種類を少なくすることで値段を抑えることができます。花数を減らすことですっきりとした印象になるので、シチュエーションによってはこのような花束もよさそうですね。

花束の値段の相場を覚えてシーンに合った花を贈ろう

今回は、送別会や記念日などシーンごとの花束の相場を中心にご紹介してきました。花束は組み合わせる花の種類やサイズによって雰囲気も変わり、ともに値段も変わりますよね。

大切な方やお世話になった方には、ぜひとも日頃の感謝の気持ちを込めてシーンに合った素敵な花束を贈ってみましょう!

ガーベラの花束|おしゃれに組み合わせられる花や本数別の意味は?

ガーベラ 花束

ガーベラはプレゼントに人気の花で、花束やアレンジメントで贈られるこが多いです。今回は花束を選ぶときのポイントや、本数ごとに異なる花言葉の違い、ガーベラの種類や組み合わせると相性のよい花など、ガーベラを贈る際のポイントについてで紹介していきます。

ガーベラは花束のプレゼントにぴったりの花言葉がある

ガーベラの花言葉には「希望」や「常に前進」などがあり、英語圏では「cheerfulness(上機嫌、元気)」「beauty(美)」などの言葉がつけられています。

ピンクやオレンジ色など色鮮やかな花を咲かせるガーベラは明るく生き生きとした印象を持っていることから、このような前向きな花言葉がつけられました。前向きな花言葉がある花はプレゼントとしても用いやすいですね。

またガーベラの花色によって、他にもいくつか花言葉が付けられているようです。

  • ピンク…「感謝」、「崇高美」
  • 白…「希望」、「律義」
  • 赤…「愛」、「挑戦」
  • 黄色…「究極美」「親しみやすい」
  • オレンジ…「我慢強さ」「冒険心」

ガーベラの花束の選び方

アレンジで選ぶ

ガーベラの花束はアレンジの仕方がいくつかあり、それぞれにメリットやデメリットがあるので、贈る人の生活スタイルなどに合わせて選ぶと喜ばれるでしょう。

例えば、一般的な花束以外にも、器にオアシス(吸水スポンジ)を入れてデザインしながら作られるフラワーアレンジメントもあります。このようなギフトをはな束の代わりに贈るのもおすすめです。水替えや給水の手間があまりかからないので、花についてあまり知らない方や、普段仕事などで忙しくてあまり手間をかけられない場所にいる方などに向いています。

本数で選ぶ

花の色によってガーベラを花束にして贈るとき、本数によって花言葉の意味が変わります。

  • 1本…あなたは私の運命の人です。
  • 3本…あなたを愛しています。
  • 4本…あなたに一生の愛を捧げます。
  • 6本…あなたに夢中だ。
  • 8本…あなたの思いやりに感謝する。
  • 9本…いつまでも一緒にいてほしい
  • 11本…あなたは私の最愛の人
  • 12本…私の恋人(妻)になってください。
  • 40本…あなたに永遠の愛を誓います。
  • 100本…私と結婚してください。

花言葉で誤解を生じることがないか心配だという方は、花言葉がない「5本」、もしくは「10本」にしておくと、数字としてのキリもよく花束としても自然にまとまる数になるでしょう。

ただし2本は花束としてのまとまりが悪くなることや、真っ二つに分かれてしまうことから、贈り物としてはあまり縁起のよい数字とは言えません。

種類で選ぶ

ガーベラは咲き方の種類がいくつかあります。また、花径も一般的には9cm以下ですが、大輪のものだと15cmほどになるものもあります。

オーソドックスなひとえ咲きや、フラワーアレンジメントなどでよく使われる八重咲などをメインに咲き方の違うものを適度花径の違うものをうまく組み合わせるとアクセントが加わり、他の花と組み合わせたようなオリジナリティも生まれます。

一重咲き

一般的ガーベラのな咲き方で、中心の花芯が花びらと同色のタイプもしくは濃色で目立つタイプの2種に分かれています。

八重咲き

中心まで花びらがぎっしりと詰まったタイプで、花芯の周りに小さな花びらが集中し、花芯がまったく見えないものもあります。

スパイダー咲き

針のように細い花びらが無数についており、花弁の先がとがっているのが特徴です。針のように細い花びらが集まって咲く姿はまるで花火のようです。

カール咲き

花びらがうねるように波打つのが特徴で、個性的で躍動感がある大輪タイプです。

変わり咲き

ボール型や花芯が肥大したものなど、一見、ガーベラとは判断できない見た目のものもあります。

これらの変わり種のほかに、花粉がでにくく、長持ちする種類もあります。花粉がでにくい品種として「フルーツケーキ」という種類があります。掃除や手入れがしやすく重宝されています。

値段で選ぶ

ガーベラ1本あたりの値段は、100円~200円くらいで、花束であれば10本単位のセットで売られていることが多いようです。

またガーベラがメインの花束の値段相場は、大体3000円~4000円程度、ガーベラの本数が多い花束やバラと組み合わせたものであれば、5000円~6000円、それ以上の値段になります。

ガーベラの花束に合うおすすめの花

ガーベラを他の花と組み合わせて花束にすることも多いです。バラやトルコキキョウのように丸みのある大きい花は見た目が映えるだけでなく、ガーベラの花弁が折れるのを防いでくれます。

カスミソウも相性が良く、鮮やかなガーベラの花をより引き立ててくれます。

異なる花を組み合わせる際は、花色を3色ぐらいまでにまとめ、花の種類も少なめにするときれいにまとまります。

ガーベラの花束を長持ちさせるコツは?

ガーベラの花束を長持ちさせるコツとしていくつか方法があります。花束をいただいたら、ラッピングや輪ゴムなどはできるだけすぐに外して、水切りを行いましょう。また茎を短く、斜めにカットすることで、水の吸い上げが良くなり、バクテリアの繁殖を防ぐことができます。

切り花延命剤などで糖類補給しながら、なるべく気温の低い場所に飾ると長持ちします。

おしゃれなガーベラの花束をプレゼントしよう!

明るく、前向きな花言葉をもち、カラフルなガーベラの花束はプレゼントにもピッタリ!種類の異なるガーベラや他の花と組み合わせてセンスのある美しい花束を作ってプレゼントしてみましょう。

スイートピーの花束|組み合わせるおすすめの花や選び方は?

スイートピー 花束

スイートピーは卒業や退職の際に花束に用いられることが多い花です。今回はスイートピーの花束の選び方として、本数や色、組み合わせのよい花のほか、花束を長持ちさせる方法などをご紹介します。参考にしてみてください。

スイートピーは花束のプレゼントにぴったりの花言葉がある

スイートピーには「門出」という少し寂しさもありながらも前向きな花言葉があります。店頭で出回る時期がちょうど3月頃で、卒業式や送別会に「新天地でもがんばってください」という気持ちを込めて贈られることが多いです。

また、「私を忘れないで」という花言葉もあり、「門出」や「別離」という花言葉から派生した言葉だといわれています。

別れの時期に、「忘れないでください」という思いを込めて、仲の良い友人や親しい先輩、先生などに贈ることもあるでしょう。スイートピーのほのかな甘い香りとともに、贈られた相手もあなたの事を忘れないで覚え続けてくれることを願って渡しましょう。

スイートピーの花束の選び方

スイートピーの色で選ぶ

スイートピーの色合いで選ぶのが一つの方法です。白、ピンク、紫などさまざまな色がありますが、色で選ぶ際は、贈る方の好きな色もしくは、色別に付けられた花言葉によって選ぶとよいでしょう。

ピンクのスイートピーには「繊細」という花言葉があり、白のスイートピーには「ほのかな喜び」など花色によって意味が変わってきます。

スイートピーの本数で選ぶ

スイートピーは花1本1本ではそれほどボリュームがないので、スイートピーだけで花束にするならば、最低でも10本以上で束ねるとそれなりの形になるでしょう。

ボリュームのあるブーケを作る場合は50本以上で束ねるときれいなフォルムの花束に仕上がります。

スイートピーの種類で選ぶ

スイートピーは草丈が高く、直径4cmぐらいの大輪型や、背丈があまり高くならない矮性品種などいくつか種類があります。

大輪型は草丈も高くなるので同じような茎の長さをもつ花と組み合わせたり、反対に矮性品種は背丈の高い花と組み合わせて背丈の低いスイートピーで足元に華やかさを出すようにするとバランスがよくなるでしょう。

値段で選ぶ

1本大体70円程度のスイートピー。スイートピーだけ50本以上の花束にすると大体3500円~と比較的手頃です。ただ、他の種類の花と組み合わせるとなると、また値段が変わってきますので、予算に合わせて組み合わせる花と本数を調整しましょう。

スイートピーの花束に合うおすすめの花

カスミソウ

ひらひらとした花びらのスイートピーに白いカスミソウは春にピッタリの組み合わせです。

まるで雪が舞っているような幻想的な雰囲気と柔らかさを醸し出してくれます。

チューリップ

スイートピーと同じぐらいの季節に咲くチューリップの花。どちらも同じパステル調の色合いで合わせるときれいにまとまるでしょう。

ガーベラ

ぱっと明るく開き咲き誇るガーベラに、ふんわりとやわらかいスイートピーの花の組み合わせ。

花色が鮮やかなガーベラに、フリルのようなスイートピーがかわいらしさを引き立てます。

ユキヤナギ

白いスイートピーにユキヤナギを組み合わせることによって、もともと花茎に動きのあるユキヤナギによって、豊かな表情を作り出すことができます。

スイートピーの花束を長持ちさせるコツは?

スイートピーの花束(切り花)を長持ちさせるコツですが、スイートピーは花茎が空洞になっており、水につけたままにしておくと茎が溶けてしまうことがあります。このように空洞の花を花瓶に挿すときは水を少なめ(半分以下)にしておくと、茎が溶けにくく花もちがよくなります。

なお、スイートピーは開花した状態で店先に並ぶことが多いので、切り花栄養剤などは使用しなくても大丈夫だといわれています。その代わり、できれば毎日水替えをし、花茎を斜めに切ることで水の吸い上げもよくなり、長く楽しめます。

おしゃれなスイートピーの花束をプレゼントしよう!

いかがでしたか。ちょうちょのように可憐なスイートピーの花。組み合わせる花によって、さまざまなアレンジの花束に仕上がります。花束にされる際は、スイートピーに合わせて花色を選ぶ、パステル調で統一するなど、色数や花の種類を少なめにすると上品に仕上がりますよ。

初めてでもできる花束の作り方|大きさ別のコツや下処理の方法

花束

お祝い事などで贈る花束は、お花屋さんに頼めばすぐに用意することはできますが、贈る相手のイメージに合わせて自分で作って贈りたいという方もいますよね。

今回は花束の種類や作り方について紹介します。花束作りに挑戦してみたい方は参考にしてみてください。

花束には種類がある?

三方見

花束の三方見とは、花が前方にのみあって花束に背中があるデザインです。花束贈呈などで使われる大きな花束によく見られる形です。

正面と左右から見た状態が整った状態であるアレンジメントを三方見といい、三角形の形であるトライアングルや高さのある特徴的なアレンジメントなど、お好みの形を幅広く選べます。後ろ側が壁である場合に適しているため、アレンジメントを作る時は後ろ側には手を加えません。

小さなアレンジメントも三方見であれば使うお花の量も減らすことができ、簡単なアレンジメントを作れてとても良いです。洗面所やお部屋の窓際のようなバックに何もない場所では、お花は正面を向いている部分だけにあれば十分なので、三方見がおすすめです。

四方見

花束の四方見はオールラウンドとも言って、グルっと1周どこから見ても花があり丸形のデザインになります。最近のフラワーショップではこのオールラウンドの丸い形の花束が主流になってきています。

四方見とはどの方向から見ても綺麗であるアレンジメントで、ドーム型のラウンドアレンジメントやラウンドアレンジメントの両サイドをすっと伸ばして長さを出したものなどが一般的です。

食卓や会議の席でのテーブルには四方見のアレンジメントが適しています。例えば結婚式のゲストテーブルも、可愛らしいサイズの四方見のお花が中心に飾ってあることが多いです。

花束を作る前の下準備

花束をつくるとき、もっとも大切なのがこの下準備です。花を用意したらまず「水揚げ」(みずあげ)という作業をします。これは花が水をよりよく吸うための下ごしらえで、するのとしないのでは花の持ちは雲泥の差があります。

花屋さんで行う複雑な方法もありますが、ここでは基本的な手法を取り上げています。下葉の処理、切り分けも花束を作る前にしておきましょう。

切り戻し

茎を斜めに切ることで吸水する面を増やし、水をよく吸うようにします。

切れ味のいいハサミ、できれば切り花専用のハサミを使いましょう。切れ味の悪いハサミだと茎の組織が潰れ、かえって水を吸いにくくなってしまうので気を付けましょう。

水切り

水の中で切り戻しを行うことをいいます。水中で切ることにより水圧で茎が水を吸いあげるのを促すので、なるべく水が深いところで茎を切るのがポイントです。

水に浸かる部分の葉は、事前に極力取り除いておくと作業が楽になります。

深水

切り戻しや水切りをした花を新聞紙などの紙で花の頭が見えなくなるくらいまで包み、たっぷり冷水の入ったバケツなどに入れておきましょう。

約2時間、日光と風が直接当たらない冷暗所に置いておくと、花がシャキっとします。

湯揚げ(ゆあげ)

水揚げをお湯で行うことです。沸かしたお湯に茎を10秒から20秒ほどつけ、その後すぐに深水を行います。

湯気が花に直接当たって傷まないように紙を巻いてしっかり保護しましょう。線の細い草花系には特に効果的な手法です。

下葉処理

花束の結束部分(紐で結ぶ部分)より下にくる葉を、花束を組む前にすべてきれいに取り除いておきましょう。

結束部分より下は花瓶に入れられるとき、水に浸かることが多くなりますが、水に長時間葉を浸けておくと葉が腐りやすくなり飾る状態にも影響するので、確実に実行したい大切な処理のひとつです。

切り分け

たくさん枝分かれしたスプレータイプの花は、切り分けることで使いやすさが格段にアップします。

基本は枝分かれしている分岐点で切り分けますが、切り分けたパーツをより長く使いたい場合は、太い茎を残しながら分岐点で切ると長く使うことができます。花束の大きさに応じて切り分けましょう。

花束の作り方

花の種類によっては組み方に多少の違いがありますが、基本はほとんど同じです。束ねた茎を切り揃えたらひもやゴムで固定します。

小さめの花束であれば全体が確認しやすいので、初めての方はまず小さい花束からチャレンジしてみてもいいかもしれませんね。

花束の組み方

  1. 軸にする花を1本持ち、次の1本を添えるように入れる。
  2. 次の花からは少し斜めに入れて、それを繰り返す。
  3. ちょうどいい大きさになったら上から形を確認する。

茎の切り方

束ねた花束の茎をまとめて切るのが基本です。カットする長さは用途によって変えると扱いやすくなります。

花瓶に入れる場合は、短い茎に合わせてあげると花全体に均等に水が行き渡って長く楽しめます。

ブーケに使う場合は、作るブーケの大きさに合わせて茎をカットしてあげましょう。

花束の作り方のコツやポイント

大きい花束の作り方のコツ

花の種類にもよりますが、大きい花を中心とし、空いた隙間に小さな花をパズルのようにあてはめていくようにすると、全体的にきれいなフォルムになります。

隣同士で色が重ならないようにすると色の偏りがなくきれいです。

ミニ花束の作り方のコツ

小さい花束も大きい花束と同じく基本は同じです。小さい花束には小さめの花を使うことが多いので、花束の直径が思ったより膨らまないこともあります。

そんなときは、花束の一番外側に観葉植物を足してもいいでしょう。色とりどりの花にフレッシュなグリーンが加わり、ナチュラルな印象にもなります。

花束をきれいに見せるポイント

花束を作る時に大事になってくるポイントは、花を「スパイラル」に束ねることです。

日本語で螺旋状という意味があり、全ての茎が右回りに束ねられていることです。初めに一本持って、そこから同じ方向に茎を束ねていきます。

スパイラルに重ねていくことで、花束がきれいに広がるだけでなく、折れにくくもなりますよ。

花束の作り方を覚えて、大切な人に贈ろう

花束をいただいたことはあるけれど、実際作るとなると難しそうと思われた方も、これまであまり切り花に触れたことがない方だと、最初こそ扱いが難しいと感じるかもしれませんが、下処理の仕方を覚え、作り方のポイントを押さえていくと、意外に簡単です。

結婚式のブーケや大切な友人への贈り物など、花束を手作りしてみたいと思っていた方はぜひ一度挑戦してみましょう。

送別会に贈るおすすめの花は?選び方やマナー、花束の相場は?

アレンジメント

3月は一年の中でも別れの季節で、この時期になると卒業や退職される方が多いですね。今までお世話になった方には、感謝の気持ちを込めて花などのギフトを贈ります。

学校や職場の送別会では友達や部署の方と花を贈る機会も多く、どんな花をどのように贈ればよいか気になるところです。

ここでは、送別会で贈る花の相場や花を贈るときのマナー、送別会で贈るおすすめの花などについて詳しく解説していきます!

送別会で贈る花の相場は?

送別会では、これから新しい環境で活躍する方々にはギフトとして花を贈ることが好まれますね。送別会でプレゼントする花の相場は一般的には約3,000~10,000円が多いですが、花束やアレンジメントなど贈り方にも種類があり、どのような相手に贈るかによって花の金額も変わってきます。

また、個人で贈るのか職場の方など複数人で贈るのかによって、予算もさまざまです。

贈る花の種類はもちろんですが、ボリューム感によっても金額が変わるため、予め何人で贈るのかどのような花を贈るのかを決めてから全体の予算を決めるとよいでしょう。

送別会で花を贈るときのマナーは?

送別会で相手に花を贈る際は、相手の持ち帰りやすさを考えられると一番よいです。花を贈る相手は花以外の荷物やギフトを持ち帰ることが多いので、花束が大きすぎると持ち帰りやすいとはいえませんよね。

また、花束などを持ち運びしやすいように専用の袋も用意できると、相手にとって親切ですね。

マナーまでとはいきませんが、相手に贈る花を選ぶ時は花言葉を参考にして花で想いを伝えることができます。バラやカーネーションなど花色が豊富な花を贈る場合は、花言葉だけでなく贈る相手をイメージすることで相手にぴったりな花束やアレンジメントが作りやすいといえるでしょう。

相手にどのような花をプレゼントするか迷った時は、ぜひとも花選びの参考にしてみてください。

送別会で贈るおすすめの花

チューリップ

送別会は3月頃に開催されることが多く、春の時期に見頃を迎えるチューリップは送別会にぴったりな花といえます。

チューリップ全体には「博愛」「思いやり」「名声」などの花言葉があり、ピンク色や紫色など花色のバリエーションも豊富です。花束にすればすっきりした印象になるので、男性にも好まれます。

ただし、黄色いチューリップには「希望のない恋」という花言葉があるため、送別会では避けるようにしましょう。

ひまわり

夏の時期に咲くひまわりは、その花姿から見ているだけで元気がもらえますね。ひまわりの花言葉は「敬慕」「情熱」「あなたは素晴らしい」などで、父の日のプレゼントとしても好まれます。

ひまわりの花束は男性にも贈りやすいので、これから新天地で活躍する男性の方には最適です。

スイートピー

スイートピーは春を代表する花で知られ、ひらひらした花姿がとても可愛らしいですね。ピンク色や紫色などのパステルカラーが多く、スイートピーの花束を女性に贈ればきっと喜ばれることでしょう。

スイートピーの花言葉には「優しい思い出」「私を忘れないで」「門出」などがあるので、送別会のギフトにはぴったりです。

カーネーション

カーネーションは母の日や父の日などに贈ることが多いですが、送別会などでも人気がある花です。カーネーションの花言葉は花色によって異なり、ピンク色には「感謝」という意味が込められています。

女性に贈る際はピンク色のカーネーションを意識して取り入れることで、感謝の想いも伝わりやすいことでしょう。

フリージア

早春~初夏にかけて見頃を迎えるフリージアは、送迎会だけでなくさまざまな祝いごとに好まれます。フリージア全体には「友情」「信頼」「親愛の情」などの花言葉があり、黄色には「無邪気」、そして紫色には「あこがれ」という意味があるため職場の上司や先輩に贈る花としてぴったりです。

フリージアは花束やアレンジメントで贈ることが多く、カスミソウを入れることでより華やかな印象になります。

ダリア

ダリアはピンク色やオレンジ色などの花色が多く、さまざまな咲き方が楽しめます。花束はアレンジメントなどに加えることで存在感が引き立ち、年間を通して花屋などで手に入ります。

ダリアの花言葉は「気品」「華麗」「優雅」などがあり、多くの女性に好まれる花といえるでしょう。とくに白いダリアには「感謝」という花言葉があるので、送別会に相応しい花です。花束などに白いダリアを入れて、今までお世話になった方を送り出しましょう。

カサブランカ

ユリは退職祝いや送別会などで好まれる花で、大輪の花を咲かせるカサブランカはひと際存在感があります。カサブランカには「祝福」「高貴」「威厳」などの花言葉が付けられ、女性だけでなく男性にも喜ばれる花です。

花束やアレンジメントなどで他の花と組み合わせても素敵ですが、カサブランカだけの花束はインパクトがあるのでとくに男性に好まれます。

ラナンキュラス


バラのような花姿のラナンキュラスは、送別会シーズンと同じ3~5月頃が見頃の時期です。花色も豊富なので、組み合わせ次第で花束などの雰囲気も変わります。

ラナンキュラス全体の花言葉は「華やかな魅力」「とても魅力的」で、黄色いラナンキュラスには「優しい心遣い」という花言葉が付けられています。

ラナンキュラスは花色によって花言葉の意味も変わるので、贈る相手をイメージしながら花束を作ってみてはいかがでしょうか。

送別会にぴったりの花を贈ろう

今回は、送別会にぴったりの花の種類や送別会の花の相場、そして花を贈るときのマナーなどについて紹介しました。送別会で花を贈る時にはどれも大切なので、ぜひ参考にしてみてください。

花を贈ることでお世話になった方への感謝の気持ちを表現できるので、相手にぴったり合う花を贈って相手を喜ばせてあげましょう!

母の日に贈る花8選!なぜカーネーション?花束や鉢植えにおすすめの花は?

カーネーション

母の日はカーネーションの花を贈るのが一般的になっていますが、カーネーション以外にも、母の日のギフトにぴったりの花はたくさんありますよ。花好きのお母様なら、花束のほかにも、鉢植えでプレゼントしてもいいですね!

今回は母の日に贈りたい花の種類について、花言葉を交えながらご紹介します。

母の日とは?

母の日とは、母への感謝を表す日として世界中で祝われている日で、日本では5月の第2日曜日が母の日に制定されています。

母の日の起源はアメリカです。南北戦争中に敵味方を問わず負傷兵のケアに努めたアン・ジャービスという女性が亡くなったときに、その娘が母を偲んでカーネーションを教会に贈ったのが始まりでした。

「母親が生きているうちに感謝の気持ちを伝える機会を作るべきだ」という働きかけに、多くの人々が共感し、1914年に、5月の第2日曜日が母の日に制定されたのです。

母の日にはカーネーションが王道のギフト!

カーネーション 母の日

母の日に贈りたい花といえばカーネーションですが、ギフトにするときは花の色によって花言葉や意味が変わるので、注意して選びましょう。

赤のカーネーションの花言葉は「母への愛」「感動」「深い愛」などで、母の日のプレゼントにもっともよく選ばれる花です。ただし、濃く深い色合いの赤になると、「心の哀しみ」「欲望」という意味になるので、明るめのカラーを選んでください。

白のカーネーションの花言葉は「私の心は生きてます」「純粋な愛」で、これは亡くなった母親への愛を表した花言葉とされるので、健在のお母様へ贈るのは避けましょう。

ピンクのカーネーションの花言葉は「美しいしぐさ」「女性の愛」「感謝」。こちらは母の日に限らず、女性へのプレゼントにぴったりな花言葉です。

気をつけたいのは黄色のカーネーション。黄色のカーネーションの花言葉は「軽蔑」「嫉妬」「愛情の揺らぎ」など、あまりよい印象のものではありません。花言葉にはこだわらないという人なら構いませんが、できれば避けましょう。



カーネーションを贈るのが一般的ですが、お母様が好きな花を選んだり、感謝を意味するような花言葉の植物を贈るのもおすすめですよ。
ここからは、カーネーション以外の、母の日に贈りたい花をご紹介していきます。

母の日に贈りたい!カーネーション以外の花7選!

母の日の花束に使いたいお花とは?

バラ

母の日の花束の定番といえばバラです。バラ全体の花言葉は「愛」と「美」なので、母親に贈るにもおすすめの花です。また、バラには贈る本数によって変わる花言葉というのもあります。

たとえば、バラの花が5本だと「あなたに出会えてよかった」、8本だと「あなたの思いやりや励ましに感謝しています」という意味になるので、花束にいれる本数まで考えてみるといいですね。

ガーベラ

元気で明るいお母様へのプレゼントなら。ガーベラがおすすめです。明るい色合いで、ポップな印象のあるガーベラは、花言葉も「希望」や「常に前進」など前向きなものばかりです。

1輪挿しに1本飾っても見栄えする花なので、予算がないときの救世主でもあります。

チューリップ

春の花を代表するチューリップは、5月の母の日のプレゼントにもおすすめです。チューリップ全体の花言葉は「思いやり」や「博愛」なので、母親をイメージさせる花言葉ですね。

チューリップにも、バラのように贈る本数によって変わる花言葉があります。母の日にぴったりの本数は8本。「思いやりに感謝」という意味になります。

ダリア

存在感があって美しいダリアも母の日におすすめです。ダリアの花言葉はその姿にふさわしく「華麗」「優美」。それに加え「感謝」という花言葉もあるので、母に感謝を伝える花としてはぴったりだと思います。

母の日におすすめの鉢植えとは?

アジサイ(アジサイ)

アジサイも母の日のプレゼントとしておすすめです。アジサイ全体の花言葉は「家族団欒」。幸せな家庭をイメージするので、その中心にいる母親に贈るにはぴったりだとして、母の日のギフトにもよく使われます。

アジサイも花色によって花言葉が異なり、青のアジサイだと「辛抱強い愛情」、ピンクのアジサイだと「元気な女性」という意味などがあります。自分の母親のイメージに合わせた色を贈ってあげるといいですね。

ユリ(百合)

ユリは聖母マリアの象徴とされている花。こちらも母親に贈るにはぴったりの花でしょう。花言葉は「純粋」「無垢」「威厳」。

ゴージャスで気品のある花なので、見栄えもよく喜ばれると思いますが、ユリ1輪だけを贈るのは、亡くなった人へ捧げるという意味合いもあるので、鉢植えでのギフトがおすすめです。

クレマチス

クレマチスはつる植物の女王とも評される、美しい花です。クレマチスの花言葉には「精神の喜び」などがあるので、母の日のギフトにも向いています。

つる性なので、鉢植えのギフトは他の花よりも、躍動感のある華やかな見た目が楽しめますよ。花色や花柄が豊富なので、お母様の好きな色を選んで贈るのもいいですね。

母の日に花と一緒に贈りたいプレゼントとは?

母の日のプレゼントには、花だけでなく、ほかのものも一緒に贈りたいという人も多いのではないでしょうか。そこで、当の母親たちはどんなものを欲しがっているのかを調べたアンケートから、いくつかご紹介します。

手紙

かなり多くの母親が「一番もらってうれしかったのは手紙」と答えていました。気持ちをストレートに表した手紙というのは、どんな物よりも心に響くものなのでしょうね。

改めて手紙を書くのは照れ臭いかもしれませんが、花に添えてあげるとより感謝の気持ちも伝わるので、ぜひ一緒に贈ってみてください。

スイーツ

やはり定番のスイーツは人気です。甘いものが好きだという女性は多いもの。最近では見た目もかわいらしくて、美味しいスイーツがたくさんありますから、普段母親が食べないようなとっておきのスイーツを見つけてあげたいですね。

食事

食事に連れて行ってもらったのがうれしかったという意見も多数ありました。食事そのものもそうでしょうが、子供と一緒に過ごす時間というのが母親を喜ばせているのでしょう。

とくに親元を離れて暮らしている場合は、普段ゆっくりと話す時間はなかなかないでしょうから、こういった機会は貴重なのだと思います。

母の日は花をギフトに。感謝の気持ちを込めて贈ろう!

大切な母親に感謝と愛を伝える日である母の日。「母の日にはカーネーション」と自動的に選ぶのではなく、どんな花が自分の母親にぴったりなのかと考えながら選んでみてください。

きっとあなたにしか贈れない、気持ちのこもった世界でただ一つのプレゼントになりますよ。花と一緒に、感謝の気持ちを綴った手紙もぜひ添えてあげてくださいね。

花を引き立てる名脇役の「カスミソウ」。その健気な可愛らしさにキュンとくる!

こんにちは。ライターのariです。

カスミソウって、誰もが知っている花ですよね。
まわりの花を引き立ててくれる、名脇役的存在!

かつては、アレンジには欠かせない花でしたが、
よくよく見ると、
それだけでもとっても可愛らしいお花です。
そして、ドライにしても素敵なのです。

そこで今回は、カスミソウについてご紹介します。

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