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切り花

高品質・低価格で話題の「ふじさん花鮮市場」へ行ってみた【静岡】

ふじさん花鮮市場 取材コラム

静岡県御殿場市に本社を構えるファミリーガーデンが運営する花鮮市場は、さまざまな生花やガーデンツールをお求めやすい価格で扱っている人気の園芸店です。花鮮市場の2号店となる「ふじさん花鮮市場」がオープンしたということで、GreenSnap編集部がお店へ実際に伺ってきました。

冨士霊園からもほど近くでアクセス◎

「ふじさん花鮮市場」は、富士山の麓に230万㎡もの広大な敷地面積を有する冨士霊園から車で4分ほどの場所に位置します。冨士霊園は全国的にも有名な大規模霊園で、日本有数の桜の名所としても知られています。

都心方面から車で向かうと、お店はちょうど冨士霊園へ行く途中にあり、広々した駐車場も併設されているので、お墓参り用のお花を求めて立ち寄るのにも便利な立地といえます。

ちなみに、今回私たち編集部スタッフは東京から車で向かいましたが、御殿場インターを降りてから約15分ほどで到着し、あっという間だなと思いました。

数年後にはもっと近くに新しいインターチェンジが開通する予定とのことで、今後ますますアクセスしやすくなるのではないでしょうか。

切り花から観葉植物まで扱う豊富な品ぞろえ

「ふじさん花鮮市場」に到着すると、平日のお昼時にも関わらず多くのお客様が訪れていました。

お店の外には、花苗や庭木、果樹、観葉植物、園芸用品などがずらりと陳列されています。

ふじさん花鮮市場 取材コラム

駐車場まで安定して運べる荷台も用意されているため、大型の植物でも安心して買うことができそうです。

ふじさん花鮮市場 取材コラム

さらに店内に進むと、さまざまな切り花や観葉植物などが並んでいました。

切り花は、仏花によく使われる菊などに限らず、人気の花や葉もの、枝ものなど、さまざまな種類がそろっているなという印象を持ちました。

ふじさん花鮮市場 取材コラム

これだけの種類がそろっていれば、お墓参りの花選びに困ることはなさそうです。

また、店内には一般的にスーパーなどでよく見かける給水サービスのような、肥料が出てくる機械が設置されていました。

▼左が切り花用肥料、右が園芸用肥料
ふじさん花鮮市場 取材コラム

これは、事前に110円(税込)のボトルを購入するだけで、あらかじめ希釈された液体肥料を、いつでも何回でも汲みとることができるというもの。このサービスはユニークで、あると便利なサービスですよね。

驚きの安さとわかりやすい価格設定が魅力

そしてなんといっても、「ふじさん花鮮市場」最大の魅力は価格の安さ!お店に並ぶ植物のどれもこれもが、驚きの価格設定がされています。

例えば、こちらのフィカスウンベラータは、この大きさと葉のきれいさでありながら、たったの5500円(税込)…!!

ふじさん花鮮市場 取材コラム

また、切り花は基本的にすべて330円(税込)で販売されていて、お盆などの繁忙期でも価格が変わることはないそうです。わかりやすく価格が統一されているのもありがたいですよね。

ふじさん花鮮市場 取材コラム

ちなみに、店外に置いてあった花苗は一律で165円(税込)でした。鉢苗は100円から始まり品種によって価格が異なりますが、値段ごとに整理されているため、買い物はスムーズに行えます。

ふじさん花鮮市場 取材コラム

この日、お店に訪れたほかのお客様からも「ここは本当に安い!」という驚きの声が聞こえてきました。

高品質・低価格を実現できるワケとは

ではなぜ、この高品質・低価格が実現できるのでしょうか。「ふじさん花鮮市場」では、仕入れの強化や余分なコストの削減など、さまざまな企業努力をされています。

例えば、切り花は仕入れた状態のまま陳列しているので、枝や茎の長さは少し長いものが多いのだそうです。茎の長さは各自で調整してもらう代わりに、その分のコストを削減して、価格に反映しているといいます。

ちなみに茎の長さをお店で調整したいという方は、店内のフリースペースで作業してもOKだそうです。

ふじさん花鮮市場 取材コラム

茎の長さを調整することは、花瓶に生ける際に多くの人が行う作業でもあると思うので、この点についてはあまり気にしない方も多いのではないでしょうか。

また、時間がかかるラッピングなども基本的には対応NGだそうです。ただし、先ほどのフリースペースにはラッピングに必要な材料(※一部有料)なども設置されているので、どうしてもの場合も安心です。

こだわりのつまったカフェでほっと一息

ふじさん花鮮市場 取材コラム

また、店内にはカフェスペースも併設されていて、こちらでは富士山にちなんだこだわりのコーヒーやお茶、食べ物を楽しむことができます。

この日訪れた際には、富士山の麓で育ったトマトを使用した濃厚トマトジュースや、富士山の溶岩を熱して低温焙煎された本格的なコーヒーなどのほか、チーズやベーコンなどもありました(今後雑貨なども仕入れ予定とのこと)。

ふじさん花鮮市場 取材コラム

ふらっとお花を見にきて、コーヒーやお茶を飲みながらどれにしようか考える…といったこともできそうです♪

さらにお得に買いものができる仕組みづくり

これだけでも十分魅力的な「ふじさん花鮮市場」ですが、さらにお得にお買いものができる仕組みもいくつか用意されています。

一つ目はスタンプカードです。購入額に関わらず、来店ごとにスタンプ1個を押してもらうことができ、それが10個たまると高級感のあるゴールドカードに昇格します。

ふじさん花鮮市場 取材コラム

なんとこのゴールドカードを持つと、ほぼすべての植物がいつでも15%割引の価格で購入できるそうです。

初めから低価格で提供されている商品に対して、さらに割引が適用されるとは驚きですよね。

二つ目はLINEのお友達登録です。LINEのお友達限定で、目玉商品の入荷情報や在庫終了のお知らせ、ワークショップのイベントカレンダーなどのほか、気まぐれクーポンや雨の日クーポンなどが配信されます。

時には20%オフクーポンが届くこともあるそうなので、ゴールド会員よりもお得にお買いものできるチャンスがあるかも?登録は無料ですので、お友達になっておいた方が絶対にお得ですよね。

※店頭では粗品等のプレゼントなども実施されています。

ふらっと気軽に立ち寄りたくなるお店

今回実際に「ふじさん花鮮市場」を訪ねてみて、さまざまな高品質・低価格の植物が販売されていることに驚きました。価格もわかりやすく統一されていて、さらに安くなる仕組みもあって、地元の方々でにぎわうのも納得です。

また、近くには冨士霊園だけでなく、いくつかのゴルフ場もあり、御殿場アウトレットモールからも近いので、遠方にお住まいの方もお出かけのついでに立ち寄りやすい場所だと思います。

ご近所にはカフェがあまりないそうなので、「ふじさん花鮮市場」をカフェ感覚で利用して休憩していくだけでも全然OKですとのこと◎。

わくわくするコンテンツ満載でありながら、気軽に立ち寄れる雰囲気のお店なので、みなさんもぜひ足を運んでみてくださいね。

店舗概要

店名 ふじさん花鮮市場
所在地 静岡県駿東郡小山町用沢1387-1
営業時間 10:00〜16:00
定休日 なし ※夏季・冬季・年始休業あり
公式HP f-garden.info/
決済方法 現金、クレジットカード(JCB・アメックス除く)、QRコード

大輪のダリアを長持ちさせるには?水揚げをさらに良くする「湯揚げ」を解説。

9月の事務局イチオシ植物「ダリア」は、9月〜10月中旬ごろに見頃を迎え、大輪の花を咲かせる存在感抜群のお花。現在『ダリアフォトコンテスト2023』も開催中!「華麗」「気品」などの花言葉から、花束やアレンジメントなどの贈り物にも人気です。一方で、一般的な切り花から比べると水が下がりやすく長持ちしないという難点も。今回は花瓶に飾って楽しむ機会の多い「ダリア」の切り花の水揚げをさらに良くし、長持ちさせる「湯揚げ」処理について解説します。

水揚げを良くする上級テクニック「湯揚げ」とは?

「湯揚げ」とは、切り花の茎の部分をお湯で煮る、プロのお花屋さんでも行う効果的な水揚げ方法です。お湯で煮ることによる切り口の消毒効果と、茎が膨張し導管内の空気を押し出すことで、導管内に水がスムーズに上がるようになります。

用意するもの

  • 新聞紙
  • ハサミ
  • 80〜100℃のお湯
  • 花と同じ高さの花瓶と常温の水

「湯揚げ」の手順

1.必要のない葉は切っておく

水に浸かる部分にある必要のない葉は全て切り、取り除いておきましょう。

2.新聞紙などで葉と花を包み、保護する

お湯に入れる前に、花や葉をお湯や湯気で痛めないよう新聞紙で包み保護します。お湯に触れるのは茎だけの状態にしましょう。

3.お湯に入れる直前に茎を切り戻す

お湯に入れる直前に、良く切れるハサミで茎の部分を斜めに切り、茎の断面を新しくします。切れ味の悪いハサミは、切った際に茎の導管を潰してしまう恐れがあり、水上げには逆効果です。

4.茎を沸騰したお湯に浸す

80〜100℃くらいの沸騰したお湯に、茎の切り口から2〜3cmまでの部分を浸します。押し出された空気が切り口からブクブクと泡になって出ていきます。浸す時間は茎が細くやわらかい場合は10秒程度、茎が太い場合でも20〜40秒以内が目安。長く浸しすぎないように注意しましょう。

5.花瓶に入れた水へすぐに入れて2時間浸す

花が倒れないように花と同じ高さの花瓶に常温の水を入れて用意しておきます。お湯から引き上げたら、すぐに花瓶の水へ入れて浸します。そのまま2時間程度浸しておきましょう。湯揚げにより空気が抜けた茎が、水を一気に吸い上げます。

6.茎先の色が変わった部分を水切りする

湯揚げ処理により黒ずんだり変色した部分を水切りします。

湯揚げ完了。お部屋に飾りましょう♪

「ダリア」のお花を長く楽しむために

「ダリア」のお花をさらに長く楽しんでいただくためには清潔な水の状態を保つことが大切。茎がぬるぬるとしてきたら再度水切りを行ったり、水を交換するようにしましょう。

ダリアフォトコンテスト2023開催中!

募集期間:9月1日(金)〜10月31日(火)

GreenSnapでは現在『ダリアフォトコンテスト2023』を開催中です!一輪で存在感抜群の気品漂う「ダリア」の花姿を、うっとり眺めてしまう方も多いのでは。そんな美しい「ダリア」の花ある風景をご投稿ください。

優秀賞に選ばれた10名様にはGreen Snap STOREで使える1000円分のギフトカードを贈呈します。

皆様からの素敵なお写真のご投稿をお待ちしております。

【ご応募はコチラ】

「そのまま飾れるFulara〜フララ〜」のあるくらしをはじめよう

昨今、自宅で過ごす時間が以前に比べると増えてきたという方、多いのではないでしょうか?切り花を飾るだけで、気持ちも空間も潤って豊かになりますよね。そんな変化する生活スタイルに合わせて、リビングなどに花を飾りたいというニーズも高まってきています。でも、いざ切り花を飾ろうとすると茎が長すぎたり、1本ずつ購入するとアレンジが難しかったりと、すぐに飾れずストレスを感じる方も多いのでは?そこで今回は切り花をもっと多くの人に楽しんでもらうための新しい取り組み、カインズの「Fulara〜フララ〜」をご紹介します。

「そのまま飾れるFulara〜フララ〜」って?

「季節の花を毎日飾ってほしい」そんな想いから生まれた新しい切り花

以前は玄関先や床の間などに丈の長い切り花を生けるシーンもごく当たり前にありましたが、ライフスタイルの変化とともに切り花を飾るシーンも多種多様に。そこで今のくらしに寄り添う切り花として「Fulara〜フララ〜」を提案。季節の花を毎日飾ってもらうことを目的とした取り組みです。「Fulara〜フララ〜」は40cmのショート丈の切り花5〜6種類アレンジされたブーケで、フィルムを外して花瓶に挿すだけと簡単!短径で飾りやすいため花瓶がなくてもお気に入りのグラスなどを使えば、手間なくおしゃれに飾ることができます。

「Fulara〜フララ〜」がエコな理由

「Fulara〜フララ〜」の魅力は買ってきてすぐに飾れる手軽さだけではありません。ムダを削減することで、エコに切り花を楽しむことができるのも特徴なんです。
これまでは60〜80cmと茎の長いものが主流だった切り花。長さ40cmを規格とするショート丈「Fulara〜フララ〜」が浸透することによって、今後は出荷回数が増えたり、輸送コストを抑えることができたりと、切り花の未来への期待も膨らみます。

店舗で「Fulara〜フララ〜」をディスプレイした様子。省スペースで展開でき、資材削減も実現しました。  (※すべての花束が「Fulara〜フララ〜」ではありません。)

【エコポイント】

家庭で飾るためにちょうど良い長さで生花の生産、出荷、販売を実現。加工場や家庭での長さ調整の必要もないため茎葉のゴミを減らすことができ、環境にも配慮しています。

・家庭向けに茎の長さを40cmと短丈で流通させることで物流コストや排気ガスの排気を軽減
・加工場で茎を切る手間とゴミを減らせる
・そのまま飾れて家庭ゴミが出ない

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GreenSnap編集部
花を飾って植物と関わることはSDGsの活動にもつながりますよね。自分らしく、エコなくらしを楽しめます♪
【これから切り花のあるくらしを楽しみたい方へ】

茎を切る時に使う”剪定バサミ”を持っていないご家庭も多いのではないでしょうか?ついつい普通のハサミで茎を切ってしまいがちですが、切れ味がよくなく、茎が潰れてしまうこともしばしば。茎が潰れると水の吸収が悪くなってしまいます。茎をカットする手間のいらない「Fulara〜フララ〜」なら、茎葉を傷めることなくきれいな切り花を楽しむことができます。

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GreenSnap編集部
カット不要な「Fulara〜フララ〜」なら剪定バサミがなくても大丈夫ですよ♪

生産者の顔が見える花を届けます!

カインズでは、「Fulara〜フララ〜」の取り組みを知ってもらうため、これまでに鹿児島県や愛知県、長野県の花卉生産者と協力し、産地直送の花卉を販売したフェアを開催しました。生産者の見える化によって、お客さまも今まで以上に安心して切り花を購入することができたと、いずれも大好評。今後も産地フェアは継続して実施していきたいと考えています。


愛知県バラ生産者の皆さん


長野県キク生産者の皆さん

「Fulara〜フララ〜」を贈ろう!1月31日の愛妻の日に向けたレシピを大募集

Fularaレシピ募集のアンケートはこちら

いかがでしたでしょうか?地球環境のことも考えられる「Fulara〜フララ〜」の取り組み。カインズでは今後も環境負荷が少なく、地球にやさしい「Fulara〜フララ〜」を通じて、日本各地の生産者、市場の皆さんと連携し、花のあるくらしを届けていくことを目標に、未来の切り花の形を提案していきます。

アンケートへのご協力をお願いします

お花についてのアンケートはこちら

アジサイ(紫陽花)を水揚げして切り花を長く楽しもう!方法やコツは?

アジサイ 青 アップ

紫色や白色など色とりどりのアジサイは、梅雨の時期には欠かせない植物ですよね。切り花のアジサイは、水揚げという方法でより長く楽しむことができることをご存じでしょうか。せっかくなら、少しでも長くアジサイの開花を楽しみたいものですね。

ここでは、アジサイの水揚げやその方法、水揚げ後の管理やコツなどについて詳しく解説してきます!

アジサイ(紫陽花)の水揚げとは?

アジサイは他の花のように切り花でも観賞できますが、水揚げすることでより長く開花が楽しめます。水揚げとは花に水分を吸い上げる方法のことで、花屋では植物を仕入れたら必ずする作業の一つです。

アジサイは梅雨の時期に見頃を迎えますが、秋色が楽しめる秋アジサイもありますね。特に梅雨に開花する若いアジサイは水が下がりやすく、水分不足になっています。ある程度時間が経過したアジサイは花が固いため、水が下がりにくくなっています。切り花のアジサイを長く楽しむためにも、梅雨に咲く若いアジサイは水揚げしましょう。

アジサイをドライフラワーにする場合も、しっかりと水揚げすることで色合いが綺麗になります。なるべく天気がよい時にドライフラワーにすると成功しやすく、水揚げしたら風通しのよい場所に置いておくとドライフラワーになることがあります。

それでは、アジサイの水揚げの手順について詳しく見ていきましょう!

アジサイ(紫陽花)の水揚げの方法

  1. 切り花のアジサイは、葉が上を向くように周りを新聞紙で巻きます。この時、新聞紙は緩めではなくしっかり巻くことがポイントです。
  2. ハサミやカッターなどで、アジサイの切り口を斜めにカットします。
  3. アジサイの茎の内側にある白いワタを取り除いてください。
  4. 水が3/4ほど入った底が深めの容器に、切り花のアジサイを入れます。

深水法とは

植物の水揚げにはいくつか方法がありますが、深水法はアジサイの水揚げの方法で紹介したように深く水を張った容器に植物を漬ける方法のことです。アジサイなど茎や葉がしっかり生えている植物には適切な水揚げで、深水法によって花が元気よく咲き続けてくれます。

綺麗な切り花のアジサイを楽しむためには、ぜひとも深水法の水揚げを試してみてください。

アジサイ(紫陽花)の水揚げ後は?

アジサイを半日~1日ほど水揚げしたら、巻いた新聞紙は取りましょう。花瓶ではなくバケツなどで水揚げした場合は花瓶に移し替え、その際茎の下の部分を少しカットするとよいです。花瓶の水は多すぎてもよくないので、水揚げ後の水の量はアジサイの茎が2~5cm程度浸かっていれば問題ありません。

後は普段の切り花を手入れするように、花瓶の水は毎日換えましょう。切り花は地植えや鉢植えの植物とは違い、水だけで咲き続けます。そのため、水が汚れることで茎からばい菌が侵入することで枯れてしまいます。暖かい時期は水の奏でバクテリアが発生する確率も高いため、なるべく頻繁に水を換えることをおすすめします。

また、茎は長時間水に浸かっているので腐りやすくなっています。水を換える時にアジサイの茎も洗い5mm~1cm程度カットすれば花持ちもよくなるので、ぜひ試してみてください。

その他、切り花のアジサイは葉を2~3枚ほど残すことで水分の蒸散を防ぎます。沢山の葉を付けているようであれば、葉の数を減らして楽しみましょう。

アジサイに元気がなくなってきたようであれば、同じように水揚げすることで元気を取り戻してくれます。

アジサイ(紫陽花)の水揚げのコツ

アジサイを水揚げする際、水に浸かってない新聞紙を霧吹きするとより効果的です。また、切れ味の悪いハサミやカッターを使うと雑菌などが入りやすいため、水揚げで使用する刃物は必ず清潔なものを使いましょう。切り花のアジサイを浸すお水には、栄養剤も加えるとよいです。お水を換えるごとに、栄養剤も入れてあげることをおすすめします。

その他、アジサイにはさまざまな花色がありますが、白色のアジサイには白い紙を使用することで花に新聞紙の模様が写るのを防ぎます。白いアジサイを水揚げするようであれば、ぜひ試してみてください。

アジサイ(紫陽花)を水揚げして切り花を長く楽しもう

アジサイは地植えや鉢植えでも観賞できますが、花瓶に飾って素敵なインテリアとしても楽しみたいですよね。アジサイは色合いが綺麗なので、ドライフラワーにするとまた違った楽しみ方ができます。アジサイの中でも特に若いものは水が下がりにくいため、水揚げは効果的なお手入れです。

アジサイを水揚げして、切り花を長く楽しみましょう!

花束の保存方法|長持ちさせる5つのコツや渡すまでの管理の仕方は?

お祝いや発表会、送別会などで花束をもらうことがあると思いますが、意外とすぐしおれてしまったり、あまり日持ちしないと思った経験はありませんか。

じつは花束は少し工夫するだけで花持ちがよくなるんですよ。今回は花束を長持ちさせるコツや上手な保存方法などについて紹介します。

花束はどれくらい日持ちするの?


花の種類や環境によって多少の違いはありますが、早ければ1日〜2日で元気がなくなってきます。

保存方法を少し工夫してあげると10日前後まで長持ちしてくれます。

花束の保存方法

まず花束を保存するために必ずすることは、花束を包んだラッピングや輪ゴムを外して水切りをすることです。水切りと同時に、水や切り口に雑菌がつかないように余分な葉を取り除くのも長持ちさせるには大事なポイントです。

横に寝かさず、立てて保存しておきましょう。もし花瓶がなければ、バケツなどに水を張り、浸けておくとしおれてしまうのを防ぐこともできます。

また、エアコンの風が直接当たらない涼しい場所で保管すると花もちがよくなります。

花束を長持ちさせる5つのコツ

花束を長持ちさせるコツ① 水を毎日変えてあげる

飾ったあとも水は毎日取り換え、花器が汚れていたら、ヌメリを洗い落とし、清潔に保ちましょう。茎は斜めにカットしてあげると水を吸う面積が大きくなります。

花束を長持ちさせるコツ② 花瓶に10円玉を入れる

花を長持ちさせるには、水の中に10円玉を入れておくことも効果的です。10円玉は銅製で、水につけると銅イオンが発生し、カビや細菌の繁殖を抑える効果があるといわれています。

ただし、10円玉1枚から溶け出る銅イオンはわずかなもので、長く浸しすぎていると硬貨が腐食してしまうので注意が必要です。

花束を長持ちさせるコツ③ 漂白剤やお酢を混ぜる

水を腐らせないという効果では、漂白剤やお酢を混ぜるのも効果的です。

漂白剤は濃度が濃いと花に害を与えてしまうので、水300mに対して1滴たらすぐらいが適量です。またお酢や水を入れる際は水200mに対して小さじ1杯の割合がちょうどよいといわれています。

どちらも入れすぎると花が弱ってしまうので、入れすぎには注意しましょう。

花束を長持ちさせるコツ④ 砂糖水やサイダーを混ぜる

砂糖水やサイダーなど糖分を含んだ水も花もちを長くするには効果的です。とくに清涼飲料水などには粒子の細かい果糖ぶどう糖が含まれているので、吸い上げしやすくなり、花の栄養分にもなります。

しかし、これらも時間が経てば細菌が増えやすく茎の断面も汚れやすくなるため、定期的な水替えと根元の断面をきれいな状態に保つことが重要になります。いずれにせよ、水はこまめに取り替えましょう。

花束を長持ちさせるコツ⑤ 切り花延命剤を使う

細菌を防ぐ効果があり、栄養分を含む薬剤として「切り花延命剤」も販売されています。市販のものであれば、希釈の割合も記載されていますので、その通りに使用すると切り花を長持ちさせるのにはとても効果的です。

花束が枯れる前に押し花やドライフラワーにしよう


せっかくもらった花束をもっと長く楽しみたい、お世話するのが苦手という方は枯れてしまう前にドライフラワーにしてもよいでしょう。

ドライフラワーにしたい花を選んで逆さに吊るして自然乾燥させるだけで簡単にでき上がります。

詳しい作り方は下の記事を参考にしてみてください。

花束を渡すまでの保存方法

花束を渡すまでの間、お花をより良い状態に保つことで、より長くお花を楽しんでもらうことができます。花束の保管方法として理想的なのは、日の光の当たらない涼しい場所に保管しておくことです、。お花は暑さに弱い生き物なので、暑い環境にいるとストレスがかかり、傷みやすくなってしまいます。

また、注文の際に花屋さんへ渡す日時を伝え、保水ゼリーで茎の部分を保護してもらい、できるだけ花が開いていないものを選んでもらうのもポイントです。

花束の保存方法を覚えて長持ちさせよう

花束をもらったあとにかけるひと手間、保存方法などを覚えておくと、花を長く楽しむことができます。

また、渡す側としてもひと手間加えてあげると、贈られた相手も長く楽しめるので、ぜひ保存方法のポイントを覚えましょう。

ハンマーで叩いても割れない!?安全でオシャレなフラワーベースで植物のある生活を始めよう

植物で生活を彩るには欠かせないフラワーベース。
そんなフラワーベースですが、些細なことで割れてしまったという経験がある方も少なくないのではないでしょうか?

せっかく購入したフラワーベースが割れてしまい、使えなくなってしまうのはもちろんのこと。さらには割れた破片が小さなお子様やペットなどに危害を加えてしまう心配もありますよね。

今回は場所を気にせずオシャレにフラワーベースを飾りたい皆さんに、「割れないガラス!?のフラワーベース」をご紹介します!

購入はこちらから

割れないガラス!?のフラワーベースとは?

そもそも割れない理由は何なのか、それは『ポリカーボネート』という素材を使用しているからです。
プラスチックの一種で、見た目はガラスなのに割れない・壊れない新感覚の素材です。

ポリカーボネート製品の特徴

※無音の動画です、再生しても音は出ません

①割れない、壊れない
ハンマーでたたいても割れないほど、プラスチックの中で最高の耐衝撃性を誇ります。突然の地震でも割れて散らばることはありません。

②お花が長持ちする
素材表面の凹凸が少ないため、雑菌の繁殖が少なく、お花が長持ちするという特徴があります。バクテリアの繁殖率がガラスの1/4以下。

③透明度
見た目はガラスでもガラスではない。透明度や見た目は、ガラスそのもの。高級なガラスと同等の、可視光線透過率80-90%です。

割れないガラス!?フラワーベース(一例)


シリンダー φ12xH25
※実際の写真は下記に掲載中!

一輪挿しスリム φ6xH18 クリア
※実際の写真は下記に掲載中!

GreenSnap編集部で割れないフラワーベースを実際に使ってみた

今回はポリカーボネート製のフラワーベースを販売しているホワイエさんからご提供いただいた、こちらの3種類のフラワーベースを自宅で使用してみました。


FOYER(ホワイエ)
創業もうすぐ40年、日本最大の花市場「大田市場花き部」内に店を構えている花の資材屋。
「他にはない商品」をコンセプトにプロの現場からの意見を生かした商品開発をしている。
多くのフラワービジネスや装飾、展示関係者のお客様に愛されています。

せっかく素敵な容器なので、お花屋さんにフラワーベースを持っていき各フラワーベースに合うお花をセレクトしてもらいました。

実際にお花とポリカーボネート製のフラワーベースを組み合わせたのがこちら!
いかがでしょうか?どれも普通のガラスと変わりなくお花を際立たせてくれています。


筆者の私自身が所有しているガラス製のフラワーベースと並べて比較してみました。
もちろん素材は違うので触ったら違いはわかるものの見た目では遜色がありません。
非常に透過性が高いので、中のお花がとても透き通って見え、お花を直に感じることができます。


自宅の仕事部屋にフラワーベースを設置♪
フラワーベースをデスクに飾って見たかったのですが、「作業をしたりペットの猫が通って割れたら大変」等の理由で設置できませんでした。
ですが、ポリカーボネート製のフラワーベースなら心配する必要なし。
今は生花なので倒れたら水がこぼれる心配はありますが、ドライフラワーにしたら安心して容器に入れて飾っておくことができます♪

割れないフラワーベースで植物のある生活を楽しもう

皆様いかがでしたでしょうか?
素材が違うだけでデメリットはなく、「割れない」という大きなメリットが追加されたフラワーベースのご紹介でした。
この「割れない」という点だけで、お部屋のどんなところにどんな植物を飾ろうかな!という考えが生まれてきました。
私の場合はペットでしたが、小さなお子様がいる家庭でも安心してお使いいただけると思います。

購入はこちらから

割れないフラワーベースを販売しているホワイエさんからメッセージをいただきました!


FOYER(ホワイエ)は創業もうすぐ40年
1982年創業。大田区にある大田市場花き部に業務用店舗があり、多くのフラワービジネスや装飾、展示関係者のお客様にご利用いただいています。
卸業という特殊な目線では、我々のお客様の、さらにその先のお客様に喜んでいただけるよう想像して考え、これまで多くの経験を積んでまいりました。

お客様の声を反映したFOYER(ホワイエ)の商品開発
FOYER(ホワイエ)ではお客様からいただいたご意見を商品開発に活かしています。これまでで最高の商品の使い心地をお試しください。

おうちのグラスや瓶でもOK!春に「花瓶」に飾ってほしいお花とは?

ビオラ パンジー

こんにちは、GreenSnap編集部です♪

だんだん暖かい日々も増えてきて、もうすぐ春の陽気ですね!
春といえば入学、就職、お引越しなど生活がガラリと変わる人も多いかもしれません。そんな新生活の門出に、お部屋をお花で飾るのはいかがですか。春にいろづく花々にきっとパワーをもらえるはず!

今回は花瓶に飾りたい春を彩るお花をGreenSnapユーザーのみなさんの投稿からご紹介します。

春のお花を花瓶で飾ろう!

花瓶に飾りたい春の花① サクラ

春といえばやっぱりさくらですよね!外で眺めるのもいいですが、お家の中でもこんな風にお花見を楽しむことができます。シンプルな花瓶や透明な器を使うと、色づいていく花びらをより楽しめます。

チューリップ

こちらも春の代名詞、チューリップです。いろんな色のチューリップがありますが、ピンク色がやっぱり春らしくていいですよね。ピンクの補色である緑の花瓶などと合わせるとバランスがとれてさらにステキです。

ギンヨウアカシア(ミモザ)

ギンヨウアカシアは黄色の丸い花がぽんぽんとついていて可愛らしい大人気のお花です。ミモザという名前のほうが馴染み深いかもしれませんね。ボリューミーでしだれて咲くので、背の高い花瓶と合わせるとバランスよく飾れます。

ヒヤシンス

ヒヤシンスも品種によって色はさまざまですが、落ち着いた色味の花びらが特徴的でシンプルにお部屋を彩ってくれます。球根植物なので透明な花瓶をつかって水耕栽培をすれば、お花が咲いていないときでもインテリアとして映えますね。

花瓶で飾った春のお花でアレンジメント

白を基調に春のお花をMIX

こちらは春のお花の中でも、清純さあふれる白を中心にガーベラ、ラナンキュロス、スイートピー、バラなどを合わせたアレンジです。白色には気分を一新させる視覚効果もあるので
気疲れする新生活にはぴったりですね。

ビビッドな色使いでお部屋にアクセント

馴染み深いビオラやパンジーも3〜5月に咲く春のお花です。品種によって色もさまざまですが、ビビッドな色味のお花を数本ずつ組み合わせてお部屋のアクセントに飾るのがステキですね。

ビタミンカラーに元気をもらおう

こちらは春のお花のチューリップ、ラナンキュロス、カーネーションなどを中心にしたビタミンカラーのアレンジです。ビタミンカラーはストレスを解消し気持ちを前向きにする力があるので、気分がめいったときにはぴったりです。

お花と花瓶で春の新生活を飾りませんか?

お家の中でぽっとお花が咲いているとなんだかほっこりしますよね。
新生活にはドキドキな新鮮さがあるとともに、ちょっと気疲れも起こりがち。そんなときにお花のパワーをもらってリフレッシュするのもおすすめです。
新しい門出のプレゼントにもぴったりですので、ぜひ参考にしてください!

最強おしゃれ花瓶「ワイングラス」で魅せよう!どんな植物があう?

ワイングラス ドライフラワー 鉢 花瓶

こんにちは、GreenSnap編集部です♪

どのご家庭に1つはあるであろうワイングラス。あまりお家でワインを飲むことなくて使っていない…という方も多いのではないでしょうか?そんなワイングラスですが、花瓶として様々な植物をおしゃれに飾ることができるんです!

今回は、ワイングラスを花瓶にしたおしゃれなユーザー投稿を、いくつか厳選してご紹介していきます。

ワイングラスがおしゃれ花瓶に早変わり!

ワイングラスに飾る植物を、お花、多肉植物、観葉植物、苔、ドライフラワーにそれぞれ分けてご紹介していきます。

ワイングラス×お花

頂きもののワインの横に、ワイングラスに花を挿して飾ってもおしゃれです!

大輪の花と小輪の花を掛け合わせると、可憐な雰囲気になって可愛いですね!

同色のバラを複数飾ってブーケ風にするのも、ボリューム感を出しつつ統一感もあって、スタイリッシュでおしゃれ!

もちろん、様々な花を飾っても華やかで綺麗!グラスの中に吸水スポンジを入れると、たくさんのお花を飾っても綺麗なバランスを保つのですね。

茎を切り落として花の部分だけをグラスに入れるのも可愛い!

グラスに水を入れて、花だけをぷかぷか浮かせるのも神秘的な雰囲気でおしゃれですね。

ワイングラス×多肉植物

グラスにカラーサンドを詰めると、カラフルでポップな印象に!!

栽培用の土を詰めて、鉢としてもおしゃれに活用できます。

土をなくして多肉植物や好みのお花などを詰めて、寄せ植え風にするのもおすすめです。グラスにリボンを巻けば、またワンランク上のおしゃれさが出てきますね!

ワイングラス×観葉植物

細長目のワイングラスに、横にボリュームの出る観葉植物を合わせるのもバランスのいい組み合わせですね。

ワイングラス×苔

ワイングラスで苔テラリウムを作ることもできます。人形や小物を加えることで、ミニチュアの可愛い世界観を生み出すことができるのでおすすめ!

ワイングラス×ドライフラワー

ワイングラスはドライフラワーだって、おしゃれにみせてくれます。秋色の同系色の実や葉を入れただけの、簡単おしゃれアレンジですね。

ワイングラスで花・植物をおしゃれに飾ろう!

ワイングラスは底が浅いので花瓶にするには難しいようにも思えますが、材料を足したり、茎の長さを調節することで、おしゃれな花瓶として活用することができます。どんな植物にも合うので、自分好みのアレンジで挑戦してみてくださいね!

皆様の投稿お待ちしてます♪