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2020年 12月 の投稿一覧

寄せ植えの作り方!基本知識とおしゃれにつくるコツとは?

寄せ植え

寄せ植えは、広い庭や花壇がなくても、省スペースであらゆる草花を楽しめるガーデニング手法のひとつです。好みの大きさや、雰囲気にあった鉢をつかって寄せ植えをすると、玄関などの狭いスペースでも、一気に華やかになりますよ。

一見すると、つくるのが難しそうな寄せ植えですが、基本知識や作り方を覚えれば、ガーデニング初心者でも簡単につくれます。

今回は、寄せ植えの基本的な作り方や、おしゃれにつくるコツなどをご紹介します。

寄せ植えでガーデニングをもっと楽しもう!

寄せ植えとは、1つの鉢やプランターに複数の草花を組み合わせて植えたものです。単体の草花だけで植えたものよりも、花色や花姿が違う複数の草花を組み合わせることで、より華やかになったり、より好みの雰囲気のガーデニングが楽しめるようになりますよ。

寄せ植えに使う草花に決まりはありませんが、寄せ植えを失敗せずに楽しむためには、組み合わせのコツを知っておくといいでしょう。

寄せ植えの基本!どんな花を組み合わせるべき?

① 置き場所に合った草花を組み合わせる

寄せ植えをつくる前に、どんな場所に置いて飾るのかを考えておきましょう。

例えば、日が当たりにくい玄関の角におきたい場合は、耐陰性のある草花を組み合わせる必要があります。また、日当たりがよいアプローチに飾るのであれば、直射日光に強い草花を組み合わせるなど、置き場所の環境に対応している草花を選ぶといいでしょう。

② 生育環境や性質が同じ草花を組み合わせる

寄せ植えの花の組み合わせには、花の生育環境や性質が同じかどうかも大切です。

例えば、夏の寄せ植えで人気なペチュニアは、直射日光が当たっても大丈夫なほど日光を好む性質がありますが、同じ夏の花のゼラニウムは、直射日光に当たりすぎると弱ります。

このように、日照条件や乾燥を好むかどうかも合わせて、生育環境と性質が同じ草花を組み合わせましょう。

寄せ植えの基本!必要な材料と道具とは?

寄せ植えをつくるのに必要な材料と道具はこちらです。

  • 鉢もしくはプランター
  • 鉢底ネット
  • 鉢底石
  • 草花用培養土
  • 植える草花
  • スコップ、もしくは移植ゴテ
  • ハサミ、もしくはナイフ
  • グローブ
  • ジョウロ

このほか、園芸シートや、トレー、バッドがあると、土汚れが広がらず、後片付けもしやすいでしょう。

寄せ植えの基本!どんな鉢に植えるといい?

おしゃれな寄せ植えをつくるなら、花の組み合わせと同じくらい、鉢の素材やデザインも大切な要素となります。

鉢やプランターの素材は次のような種類があります。それぞれ素材によって特性が異なりますが、仕上がったときの雰囲気も変わるので、画像も参考にしてみてください。

素焼き・テラコッタの鉢

素焼きやテラコッタの鉢は、土を焼き固めてつくる鉢です。通気性と排水性がよく、草花全般に適した環境をつくれます。自然な風合いで、ナチュラルガーデンなど、あらゆるスタイルとなじみます。

木製の鉢

木製の鉢やプランターは、排水性がよく、安価で手に入ります。自然な風合いが草花との相性もいいですが、地面と接しているところから腐りやすく、菌が繁殖しやすいので注意しましょう。

プラスチックの鉢

プラスチックの鉢は、安価で手に入り、色や形などのデザインが豊富です。軽いので移動管理も楽ですが、通気性や排水性がやや劣ります。スリット鉢という鉢底から切れ込みが入った鉢をつかったり、用土の水はけをよくして使うといいでしょう。

グラスファイバーの鉢

グラスファイバーとは、ガラス繊維をもとにしてつくらた素材で、デザイン性に優れており、カラーバリエーションも豊富です。通気性や排水性がよく、軽くて丈夫な性質ですが、比較的価格が高めです。

ブリキの鉢

ブリキの鉢は安価でデザイン性が高く、サビやすいのでフレンチガーデンやジャンクガーデンなどとの相性がいいです。

アイアンの鉢

アイアンの鉢やプランターは、デザイン性と耐久性が高く、イングリッシュガーデンやナチュラルガーデンにもおすすめです。ハンギングバスケット状になっているものが多いので、水苔などを合わせながら寄せ植えします。

寄せ植えの基本!作り方や手順は?

寄せ植えの基本の作り方は、大きく3step分けて考えると、簡単につくれます。
① 鉢と土の準備をする
② 草花の配置を考える
③ 草花を植える

それでは、それぞれの工程について、詳しく説明していきます。

寄せ植えの作り方① 鉢と土の準備をする

まずは用意した鉢に土をいれて、草花を植える下準備をしましょう。鉢の底穴をふさぐ鉢底ネットを敷いたら、鉢底石を鉢の深さ5分の1ほど入れましょう。深さが30cm以上ある深鉢であれば3分の1ほどを目安に敷くといいでしょう。

鉢底ネットと鉢底石を敷いたら、草花用培養土をいれていきます。この時点では、植える草花の根鉢の高さを考慮して、半分〜3分の1ほどと浅めにとどめてください。

草花用培養土とはどんなもの?

草花用培養土は、草花が生育するのに適した配合用土のことです。自分で配合する場合は、「赤玉土小粒6:腐葉土3:バーミキュライト1」に、元肥に緩効性肥料を加えて使いましょう。

市販の草花用培養土は、手軽に始められるのでおすすめですが、元肥の有無など、配合資材を確認しておくといいでしょう。

寄せ植えの作り方② 草花の配置を考える

鉢の下準備ができたら、草花の配置を考えていきましょう。まずはポットに入れたまま、鉢の中に仮置きしていきます。

おしゃれな寄せ植えの配置にはコツがある!

寄せ植えでの草花の配置は、鑑賞する角度が全方位か一方向かで大きく変わります。全方位であれば、中心に向かって草丈の高い草花を置くといいでしょう。こんもりとした仕上がりをイメージします。

一方向の場合は、後方に草丈の高い草花を置き、手前にいくにつれて低くなるように配置すると、全ての草花がよく見えるようになります。

寄せ植えの作り方③ 草花を植える

草花の配置が決まったら、さっそく草花を植えていきます。苗をポットから優しく取り出し、根鉢をほぐしましょう。

このとき、根がびっしりと回るように生えている場合は、根鉢の高さ半分まで、下からハサミで「十文字切り」しましょう。根を一度切ると、刺激されてそのあとの活着がよくなります。

十文字切りした根鉢を開くようにして、苗を土の上に置いたら、隙間に土をいれこんでいきます。入れる土の量は、鉢の縁から3cmほど開けておきましょう。これは「ウォータースペース」といって、余裕を持たせておくことで、水やりをしたときに土が流れないようにするテクニックです。

草花を植える順番とは?

草花を植える順番は、草丈の高い花から順に植えていくといいでしょう。そのあとはメインとなりそうな大きな花を植え、最後に隙間を埋めるように、細かい花を植えていきます。

寄せ植えの基本!おしゃれにつくるコツとは?

寄せ植えの基本をおさえたら、よりおしゃれにつくるコツを覚えて、ワンランク上の寄せ植えをつくってみましょう。

おしゃれにつくるコツ① いろんな形の草花を組み合わせる!

草花には、草丈が高さや、花径の大きさ、ほふく性やつる性など、さまざまな形の性質があります。これらをうまく組み合わせることで、高さのあるダイナミックな雰囲気や、つるが縁を囲うようなナチュラルな雰囲気の寄せ植えがつくれます。

おしゃれにつくるコツ② 組み合わせる花の色を意識してみる!

おしゃれな寄せ植えをつくりたいなら、組み合わせる花の色についても考えておきましょう。とくにおしゃれにつくれるのは、次の3通りの配色パターンです。

単色の寄せ植え

寄せ植えする花の色を1色だけに決めて、組み合わせる方法です。黄色い花だけを寄せ植えしたり、白い花だけを使って寄せ植えします。

同系色の寄せ植え

寄せ植えする花の色のテーマを決めて組み合わせる方法です。寒色系なら、紫・青・白を、暖色系なら赤・オレンジ・黄色の花を組み合わせるといいでしょう。

反対色(補色)の寄せ植え

寄せ植えする花の色に、反対色の2色を組み合わせる方法です。反対色とは、色相環を見たときに反対側に位置する色のことで、紫と黄色、赤と青、青とオレンジ、ピンクと緑などが代表的な例です。

寄せ植えの基本をおさえて、おしゃれなガーデニングを楽しもう!

寄せ植えは、花の色はもちろん、姿形、配置、鉢のデザインなどによって、幅広い作品がつくれます。同じ材料でつくったとしても、その仕上がりは十人十色ですので、ぜひ、基本の作り方を覚えて、自由に寄せ植えをお楽しみください。

つくし(土筆)の花言葉|花は咲かないの?名前の由来や食べ方は?

春の訪れを告げるつくしですが、これは花なのでしょうか。このページでは、つくしの花言葉をはじめ、由来や特徴をご紹介しています。ぜひご参照ください。

つくし(土筆)の花言葉

つくし(土筆)の花言葉は、「努力」、「向上心」、「意外」、「驚き」です。

つくしは春になると土の中から顔を出します。そしてまっすぐに伸びていきます。生長が早くどんどん土の中から出てくるつくしは、その様子から「努力」、「向上心」という花言葉がつけられました。

つくしは胞子で繁殖します。種子で増えないため、花を咲かせません。植物というと花を咲かせるイメージが強いので、このつくしの特徴は「意外」に感じられ、「驚く」のではないでしょうか。このことから花言葉が設定されたと考えられます。

つくし(土筆)の基本情報

学名
Equisetum arvense
科・属
トクサ科トクサ属
原産国
アジア、アメリカ、ヨーロッパなど北半球
別名
スギナ、ジゴクソウ

つくし(土筆)の由来

つくしの学名「Equisetum」は、ラテン語の「equus」と「seta」が組み合わさってできた単語です。「equus」は「馬」で、「seta」は「剛毛」という意味です。

つくしという名前ですが、これは厳密にいうと植物の名前ではありません。つくしはスギナの胞子茎のことです。なぜこの胞子茎がつくしという名前になったのでしょうか。

つくしはスギナにくっついて出てくることから「付く子」という名前になり、それが転じていまのつくしになったと考えられています。

また、つくしは漢字で書くと「土筆」です。これは土に刺さった筆のように見えることからこのような漢字になったとされています。

では、植物名のスギナの由来は何でしょうか。これは土の上から見えている部分がまるでスギのように見えることから「杉の菜」となったそうです。ちなみに「菜」はつくしが食用になることが由来しています。

つくしの別名の「ジゴクソウ」の由来についですが、これは漢字で書くと「地獄草」になります。つくしの根が地中深くに伸びることから、まるで地獄と繋がっているように感じたことからつけられたといわれています。

つくし(土筆)の特徴

つくし(土筆)はスギナという植物の胞子茎のことで、胞子で増えていくので花は咲きません。花が咲かないこともつくしの大きな特徴です。

つくしは地下茎を伸ばしよく繁殖する特徴もあります。3月から4月にかけて土の中から薄茶色の円柱形の姿をみせます。その先端には胞子穂があり胞子を放出したあとは、緑色をした栄養茎を伸ばします。

繁殖力が強いことと、地下茎がよく伸びることから、駆除が難しい特徴もあります。

つくし(土筆)の種類

つくし(土筆)は細かく分類され名前が付けられているわけではありません。しかし、トクサ科の植物は15種類存在します。大きなつくしのように見える植物もあります。

つくし(土筆)は前向きな花言葉がある


つくし(土筆)には「努力」、「向上心」という前向きな花言葉があります。応援したい方に贈りたい花言葉ですね。つくしは食べることができますので、受験生につくしの煮物やお浸しをふるまうのも良いかもしれません。

梨(なし)の花言葉|花の特徴や種類、旬の時期は?

梨

梨(なし)はシャリシャリした食感がおいしい果実ですよね。バラ科に属するため非常に美しい花も楽しめます。

このページでは、梨の花言葉をはじめ、花期や由来、特徴などをご紹介しています。素敵な花言葉をこめて、プレゼントしたい方もぜひご参照ください。

梨(なし)の花言葉

梨(なし)の花言葉は、「和やかな愛情」、「情愛」、「なぐさめ」があります。

梨はたくさんの果実をがなるため、まるで感謝をしてたくさんのお礼をしてくれているようだということから、「和やかな愛情」、「情愛」という花言葉がつけられたと考えられます。

梨はお見舞いなどのフルーツとしてもよく選ばれるため、それが由来して「なぐさめ」となったのかもしれませんね。

梨(なし)の基本情報

学名
Pyrus pyrifolia var. culta
科・属
バラ科ナシ属
原産国
中国、朝鮮半島
別名
和梨

梨(なし)の由来

梨の果実は中心部になるほど酸味がある特徴があります。このことから「中酸」(なす)と呼ばれ、それがなまって今のように「なし」となったという説が有力です。

また梨の果実は中心が白くなっています。このことから「中白」(なかしろ)や「色なし」(いろなし)と呼ばれ、それがなまって「なし」となったとも考えられています。また梨は風が強いと実がならないといわれていることから「風なし」とされたとされています。

梨は「無し」と同じ音です。このことから忌み嫌われて庭に植えるのを避けることもありました。しかし、このことを逆手にとって盗難避けとして梨を植える、鬼門の方角に梨を植えて厄除けにする文化も生まれました。

梨(なし)の花の特徴

梨(なし)の花期は4月で、花の色は白く5枚花弁です。梨はバラ科に属するため花も美しい特徴があります。見た目はサクラに似ていて、花も同じ時期に咲きます。

梨の花は独特な香りがあります。梨の果実の甘く爽やかな香りとは異なり、あまりいい香りとはいえないようです。

梨(なし)の実の特徴

梨(なし)は花期のあと、夏から秋にかけて果実をつけます。黄色い果実でリンゴのような見た目をしています。大きさは10センチから18センチほどで、リンゴに比べて果汁が多めです。

シャリシャリとした食感があり、リンゴのように芯に近い部分は酸味が強く、お尻部分が甘い特徴があります。

梨(なし)の種類


梨(なし)はまず、和梨と洋梨に分けられます。ここでは代表的な和梨の種類をご紹介します。

幸水

みずみずしさが特徴的な梨の一種。美味しいため非常に人気でスーパーでもよく見かけます。日本での梨の生産量の約半分ほどを占めています。

豊水

人工的に品種改良された品種ではなく、たまたま交雑で生まれた梨。大きく育つ特徴があります。和梨の出荷量の3割をを占める品種です。

二十世紀

黄緑がかった皮をしています。見た目の美しさから、「果物の芸術品」「梨の宝石」と呼ばれるほど。

梨(なし)は優しい花言葉が多い果樹


梨はやさしい花言葉が設定されていましたね。甘すぎない果実も梨のやさしさの印象を強めでくれるのでお見舞いとして梨を贈るのもおすすめです。

矢車草(ヤグルマソウ)の花言葉|花の季節や種類、ドライフラワーにおすすめ!

矢車菊とよく間違えられる矢車草(ヤグルマソウ)。こちらは矢車菊とはまったく別の植物となります。矢車草にはどのような花言葉がついているのでしょうか。

このページでは矢車草の花言葉をはじめ、花期や由来など基本情報を紹介します。可憐な花はとても愛らしいので、お庭にお迎えしたい方も多いはずです。これから育てたい方もぜひご参照ください。

矢車草(ヤグルマソウ)の花言葉

矢車草(ヤグルマソウ)の花言葉は、「清楚」「幸福感」です。

矢車草(ヤグルマソウ)の花言葉の由来

矢車草の花はとても小さい特徴があります。1センチも見たない小さな白い花を咲かせる様子が「清楚」に見えたことから由来しています。

また矢車草はジメジメした暗い場所を好んで自生します。まさかそんな場所から小さくふわふわとした愛らしい花を見つけるとは思いませんよね。矢車草を見つけたら思わず嬉しい気持ちになるのではないでしょうか。このことから「幸福感」という花言葉が付けられました。

矢車草(ヤグルマソウ)の花の基本情報

学名
Rodgersia podophylla
科・属
ユキノシタ科ヤクグルマソウ属
原産国
日本、中国、朝鮮半島
別名
ヤッコガサ、ヤブレガサ、ムコカサ、サルカサ、fingerleaf

ヤグルマソウは地域で呼び名が異なる特徴があります。英語名はfingerleafです。

矢車草(ヤグルマソウ)の由来

矢車草の葉は5裂になっていて、この形が矢車に似ていることから矢車草という名前となりました。しかし、矢車とは何のことでしょうか。矢車とは鯉のぼりの一番上にある風車のようなもののことです。風を受けるとクルクルと回転します。
矢車草は英語では「fingerleaf」と呼ばれます。こちらもやはり矢車草の葉の形が由来していて、。名前からも想像できるように5裂の葉が人の手の形に似ていることからこのような英語名がつけられました。

矢車草(ヤグルマソウ)の花の特徴

矢車草(ヤグルマソウ)の花期は6月から7月で花の色は白をしています。1つ1つがとても小さな花で花は1センチにも満たない大きさです。

茎の先端に円錐状の花序をつけます。白い花弁のように見えるのはすべてガクで、矢車草は花弁のない花です。色は最初は緑がかっていますが、開花するとだんだん白に変化していく特徴があります。

矢車草(ヤグルマソウ)の花の種類

矢車草(ヤグルマソウ)の種類についてご紹介します。

ロジャーシア・ピナータ

赤い花を咲かせる矢車草の一種です。中国が原産で、日陰でもしっかりと生長する強い特徴があります。

ロジャーシア・チョコレートウイング

ロジャー・ピナータを改良した品種です。葉がチョコレート色をしていることが名前の由来となっています。葉はチョコレート色から徐々に変化をし、ブロンズ、ダークグリーンへと変化していきます。

花期は夏で、ピンクの花を咲かせます。この花は徐々に色濃くなっていきます。

ロジャーシア・ファイヤーワーク

こちらもロジャーシア・ピナータを元に改良した品種でピンクの花を咲かせます。

矢車草(ヤグルマソウ)の花言葉は可憐な花に由来する


矢車草(ヤグルマソウ)は小さくふわふわふとした愛らしく可憐な花が特徴です。そのことから「清楚」、「幸福感」という花言葉になったほどです。小さな花が非常に愛らしいので、ぜひお庭にお迎えしてみませんか。

サンパラソルの花言葉|花の特徴や種類、グリーンカーテンにおすすめ!

可愛らしい名前のサンパラソル。見た目もパラソルのようですがどんな花言葉があるのでしょうか。

このページではサンパラソルの花言葉をはじめ、由来や花期など基本情報を紹介します。これから育ててみたい方もぜひご参照ください。

サンパラソルの花言葉

サンパラソルの花言葉は、「かたい友情」、「かたい約束」です。

サンパラソルの花言葉の由来

サンパラソルはマンデビラという花の園芸種です。サンパラソルの花言葉はマンデビラと同じものが設定されています。しかし、なぜこのような花言葉になったのでしょうか。それはサンパラソルやマンデビラのつる性にあります。

サンパラソルもマンデビラも反時計回りにつるが伸びる特徴があります。このつるは互いに絡み合って生長していきます。ときには周囲の植物にグルグルと巻き付いてしまうこともあり、サンパラソルやマンデビラのつるの特徴が由来して、「かたい友情」、「かたい約束」とつけられたと考えられます。

サンパラソルの花の基本情報

学名
Mandevilla sp
科・属
キョウチクトウ科マンデビラ属
原産国
日本
別名
特になし

サンパラソルの花の由来

サンパラソルという植物は比較的最近に誕生しました。サンパラソルを開発したのは、サントリーフラワーズです。

サンパラソルは太陽光に強い特徴があります。真夏の直射日光にも耐えることができます。また花の形が日傘のようになっていることからサンパラソルという名前がつけられたのではないでしょうか。

サンパラソルの花の特徴

サンパラソルの花期は長く、5月から10月です。花は5枚花弁で、色は赤、白、ピンクがあります。マンデビラももともと美しい植物で、太陽光を好む特徴がありますが、そのマンデビラをより美しく、育てやすくしたものがサンパラソルです。

サントリーフラワーズが長年の開発で生み出した園芸種で、マンデビラと比較して非常に丈夫です。そのため真夏の屋外に出していても傷みません。

サンパラソルはさらに細かく品種が分かれていて花の形や色もさまざまです。花弁の色がはっきりしていて、真夏のお花という印象が強いのもサンパラソルの特徴といえるでしょう。サンパラソルの多くは風車のような形をしています。

サンパラソルの花の種類

サンパラソルの品種について紹介していきます。

サンパラソル ビューティー

つるがよく伸びる品種なため支柱が必要となります。つるの長さは2メートルほどに生長し、花期が長い特徴があります。赤い花を咲かせるサンパラソルビューティーは、特に色が濃く美しいです。

サンパラソル ジャイアント

名前からもわかるとおり、大きく育つサンパラソルです。グリーンカーテンや垣根に向いています。つるは最大で3メートルほども伸び、花の大きさも10センチほどと大型です。

夏のグリーンカーテンにもおすすめの種類です。

サンパラソルの花や花言葉を楽しもう


サンパラソルはつるを良く伸ばします。品種によっては2メートルや3メートルも伸ばすものもあります。

グリーンカーテンとしても人気で、このように日傘の役割があることからもサンパラソルとつけられたと考えられます。ぜひ夏はネットを使って緑のカーテンを楽しんでみませんか。夏に開花するので花も一緒に楽しめるカーテンになりますよ。

八重桜(ヤエザクラ)の花言葉|意味や種類、花の開花時期は?

八重桜

お花見の時期にひときわ目立つサクラは八重桜ですよね。ボリュームがあり美しい日本を代表する桜です。

このページでは八重桜の花言葉をはじめ、花期や由来などをご紹介しています。

八重桜(ヤエザクラ)の花言葉

八重桜の花言葉は「理知に富んだ教育」、「豊かな教養」です。

「豊かな教養」はシダレザクラの花言葉と一緒で、サクラが一般的に入学、卒業シーズンに開花することが由来していると考えられます。

学校という教育の場を想像することからこのような学名になったとされます。さらに、通常の桜よりも花弁の枚数が多い八重咲の桜である八重桜。このことから、「理知に富んだ」、「豊か」という表現がつけられたのでしょう。

八重桜(ヤエザクラ)の基本情報

学名
Prunus lannesiana
科・属
バラ科サクラ属
原産国
日本
別名
ボタンザクラ

八重桜(ヤエザクラ)の意味、由来

八重桜は八重咲のサクラなので、このように呼ばれます。サクラ以外でも八重咲種はありますよね。いわゆる花弁が多くボリューミーな花のことです。しかし、八重咲の意味とは何でしょうか。

そもそも一般的なサクラの花弁は5枚です。これを一重咲きとします。サクラであれば6枚以上花弁があるものを八重咲と分類します。より細かく区別をすると、6枚から15枚花弁を「半八重咲」、20枚から70枚の花弁を「八重咲」とします。さらに、100枚以上のものを「菊咲」と分類します。サクラと菊は別の植物ですが、菊には花弁が多いので、このような表現をしているのでしょう。

ちなみに、兼六園菊桜という種類の八重桜がありますが、花弁が300枚もあるそうです。咲き方に細かな区分はありますが、「通常種よりも花弁が多いものを八重咲と呼ぶ」と覚えておきましょう。

八重桜(ヤエザクラ)の花の特徴、見頃の時期

八重桜の花期は、有名なソメイヨシノとは少しずれています。ソメイヨシノよりも八重桜は開花が1週間から2週間ほど遅いです。ソメイヨシノが散り出す時期にちょうど開花を始めるのが特徴です。

関東や関西では八重桜のピークは4月以降で、一般的に4月下旬から5月上旬が花期となります。ゴールデンウィークが見頃になることが多いので、名所で楽しみたいですね。八重桜は他の桜と比べ、開花期間が長い特徴があります。また、八重桜は花弁が大きいことから、花は大きくこんもりとしたやさしい印象があります。

八重桜(ヤエザクラ)の花の種類

八重桜の中にもいくつか種類があるので紹介します。

カンザン

寒山、セキヤマと呼ばれる八重桜で、桜漬けの原料として使用される桜です。またサクラアンパンなど桜の塩漬けとして利用されることもあります。

見た目の美しさや花弁の丈夫さから食用にされたと考えられます。八重桜のなかでは多く植えられている種類で環境の変化に特徴があります。育てやすいので、学校の校庭や公園などに植えられているのをよく見かけます。花弁の枚数は20枚から40枚でとてもボリュームがあります。花期は4月下旬から5月上旬です。

イチヨウ

花弁が大きい特徴のある八重桜です。大きいものだと花弁が5センチほどになることもあります。イチヨウは花弁の内側が白い特徴もあり、角度によっては白い花のように見えます。春には開花し美しいサクラで楽しませ、秋には紅葉が楽しめる1つで2度嬉しい植物なのです。

フゲンソウ

ピンクの花弁の八重桜ですが、こちらは花期の終盤になると花弁が白くなっていく特徴があります。二度楽しめる八重桜として有名です。

また、通常サクラの花弁はパラパラと散りますが、フゲンソウの場合はツバキのように花冠がそのままポトッと落ちます。

イモセ

下向き加減に花を咲かせる特徴がある八重桜です。控えめで古風な印象を持たせる種類で、漢字で書くと「妹背」です。

雄しべが2本あり、2つの果実が仲良く寄り添っているように見えることから、夫婦やきょうだいという意味を持つ「妹背」となったといわれています。

春は八重桜(ヤエザクラ)の花も花言葉も楽しもう


八重桜はボリュームのある花が特徴です。花弁がぎゅっと集まる様子をお楽しみください。

また、学生時代を思い出させる花言葉を持っています。ぜひお花見の際は学生時代のことを思い出しながら楽しんでくださいね。

ミョウガ(茗荷)の花言葉|花の特徴や食べ方、栄養や効能は?

薬味でおなじみのミョウガ(茗荷)。一般的にミョウガと呼ばれているのは花のツボミ部分です。いったいどんな花が咲くのでしょうか。

このページではミョウガの花言葉をはじめ、花期や由来について紹介します。これから育ててみたい方やミョウガをお料理に使おうとお考えの方はぜひご参照ください。

ミョウガ(茗荷)の花言葉

ミョウガ(茗荷)の花言葉は「忍耐」です。

ミョウガは湿気のある場所を好みます。さらに薄暗い場所を好んで自生し、夏から秋にかけて真っ白な美しい花を咲かせます。ジメジメして薄暗い場所にいるにも関わらず、美しい花を咲かせることから「忍耐」という花言葉になりました。

ミョウガ(茗荷)の基本情報

学名
Zingiber mioga
科・属
ショウガ科ショウガ属
原産国
東アジア
別名
特になし

ミョウガ(茗荷)の由来

ミョウガ(茗荷)は日本では非常に歴史深い植物です。3世紀ごろの書物である「魏志倭人伝」にもミョウガ(茗荷)栽培の記録が残っているほどです。

もともとは中国やインドから日本に入ってきたと考えられています。しかし、現在もミョウガを食用として栽培しているのは、日本、台湾、韓国など一部の国だけとなりました。独特な香りがあるので、なかなか好まれないのでしょう。

ミョウガは香りが良く「芽香」(メガ)と呼ばれていました。ミョウガはショウガと一緒に日本に入ってきたそうです。ショウガはミョウガよりも香りが強いので兄香(セノカ)と呼ばれ、香りが弱いミョウガを「妹香」(メノカ)となりました。この「メノカ」が転じて、ミョウガとなったという説があります。

「ミョウガを食べると物忘れをする、忘れっぽくなる」と聞いたことはありませんか。この言い伝えの由来についてご紹介します。

まず、ミョウガを食べることで物忘れするという科学的な根拠はありません。

お釈迦様の弟子のひとりで、周梨槃特(しゅりはんどく)という人がいました。この人は物忘れが多かったそうで、周梨槃特が亡くなった後に、そのお墓からミョウガが生えてきたそうです。そのことから、ミョウガを食べると忘れっぽくなるという説が広まりました。

ミョウガ(茗荷)の花の特徴

ミョウガ(茗荷)の花期は8月から10月で、花の色は白です。ミョウガの花はホウの間から出てきて開きますが、1日で閉じてしまうという特徴があります。花の大きさは約5センチほどで唇弁が存在し3裂になっています。

ミョウガ(茗荷)の種類

ミョウガ(茗荷)はハナミョウガ、ミョウガタケの二種類があります。それぞれの特徴を紹介します。

ハナミョウガ

一般的にミョウガと呼ばれ、薬味として使用されるのがハナミョウガです。スーパーで見かける馴染みのあるミョウガはハナミョウガを指していて、地下茎の先端にできる花のツボミのことです。独特な香りがあることが特徴です。

ミョウガダケ

ミョウガの茎に光をあてないように注意しながら育てたものがミョウガダケです。光が当たらないことで光合成が行われないため、葉緑素が作られにくくなり白く生長します。

ミョウガ(茗荷)の栄養、効能


ミョウガ(茗荷)にはカリウムが豊富に含まれています。カリウムは余分な塩分を体の外へと排出する働きがあります。高血圧予防にもよく、むくみが気になる方にも適しています。

ミョウガのなかのαピネンという成分が独特な香りの正体です。これは大脳皮質を刺激し、眠気を解消させる、胃の働きをよくする、血行をよくする働きがあるとされています。寝不足で眠いときにミョウガの香りを嗅ぐのは良さそうですね。さらにミョウガはホルモンバランスを整える作用もあるとのことです。

栄養が豊富なミョウガ(茗荷)はいろいろな食べ方ができる


ミョウガ(茗荷)は薬味のイメージがありますが、焼いてもおいしく、フライにして揚げ物として食べることも可能です。体によく香りも楽しめますので、ぜひお試しください。

キンシバイ(金糸梅)の花言葉|実や花の特徴、意味や種類は?

キンシバイ

キンシバイ(金糸梅)は綺麗な黄色い花が特徴的です。こちらにはどんな花言葉がつけられているのでしょうか。

このページでは、キンシバイの花言葉をはじめ、花期や特徴、由来などについてまとめています。これからキンシバイを育ててみたい方もぜひご参照くださいね。

キンシバイ(金糸梅)の花言葉

キンシバイ(金糸梅)の花言葉は、「きらめき」、「太陽の輝き」、「秘密」です。

キンシバイの花は黄色。そして黄色い雄しべが長くまるで金色の糸のようです。太陽の光に当たったキンシバイは黄色というよりも、金色のようでキラキラと輝いて見えます。このことから、「きらめき」、「太陽の輝き」という花言葉になったのでしょう。

美しい花を咲かせるキンシバイですが、花を完全に開花させないという特徴があります。先途中で終わるその様子は、何かを隠しているようにも見えたのかもしれませんね。そのため、キンシバイには「秘密」という花言葉がつけられました。

キンシバイ(金糸梅)の基本情報

学名
Hypericum patulum
科・属
オトギリソウ科オトギリソウ属
原産国
中国
別名
ヒペリカム、クサヤマブキ

キンシバイ(金糸梅)の由来

キンシバイ(金糸梅)は江戸時代(1760年)に中国から入ってきたとされています。この頃から栽培が盛んになり、日本の東北地方よりも南の地域では、庭木や街路樹などに利用されています。

キンシバイはオトギリソウ属に分類されてます。このオトギリソウ属全体の植物をヒペリカムと呼びます。日本でもキンシバイはヒペリカムという名で流通することが多いです。

キンシバイとはなぜこのような名前になったのでしょうか。キンシバイは漢字で書くと「金糸梅」です。キンシバイは5枚花弁で、花の形が梅に似ていることが由来しています。さらに花の色が黄色をしていて、雄しべも黄色でその様子が金色の糸のように見えたことから、キンシバイ(金糸梅)という名前になりました。

キンシバイ(金糸梅)の花の特徴

キンシバイ(金糸梅)の花期は5月から7月で、花は黄色をしています。キンシバイの花はあまり大きくはなく、約2センチから3センチほどの大きさで花弁は5枚あります。金色の糸のような雄しべが約60本もあり、この雄しべは5つの束になっている特徴があります。

雄しべの長さは1センチないくらいの長さで雌しべは真ん中にあり、根元がやや膨らんでいます。

キンシバイは美しい花の色とは裏腹に、ややうつむき加減に花を咲かせる特徴もあります。またキンシバイは開花しても完全に花弁を開き切ることはありません。

キンシバイ(金糸梅)の種類

キンシバイ(金糸梅)の種類についてご紹介します。

トリカラー

白と赤味のかかったピンク色の葉の斑が特徴的なキンシバイ。基本種よりも花は小さく、花付きも少ない特徴があります。

セイヨウキンシバイ

長い雄しべが特徴的なキンシバイ。基本種よりも花の色が濃い特徴があります。セイヨウキンシバイは、開花すると花びらが開き切ります。

キンシバイ(金糸梅)は花色に由来した明るい花言葉をがある


キンシバイの色は黄色でとても明るい印象です。この花色が由来して、「きらめき」、「太陽の輝き」という花言葉になりました。いつまでも輝いていてほしい友だち、いつもキラキラとして輝く友だちにもプレゼントしたい植物ですよね。

素敵な花言葉を添えて、フラワーギフトにしてみませんか。

コケモモの花言葉|花や実の特徴、意味や種類は?

コケモモという名はあまり知らなくてもリンゴンベリーというとピンと来るかたも多いのではないでしょうか。

このページではコケモモの花言葉と花期や由来などの基本情報をまとめています。強そうな花言葉が設定されていますが、その由来についても紹介していますので、ぜひご参照ください。

コケモモの花言葉

コケモモの花言葉は、「反抗心」、「冷淡」、「くじけない」、「幼い心」です。

コケモモの花言葉の由来

コケモモは果実が赤く愛らしい特徴がありますが、それに反して花言葉は強そうなイメージですよね。こちらは、コケモモの耐寒性の強さに由来しています。

コケモモは耐寒性が非常に強く、マイナス40度以下でも耐えることができるとされています。通常の植物では、霜がつくと果実がつかないなど弱ってしまいますが、コケモモはとても丈夫でしっかりと冬でも育ちます。このことから「くじけない」、「反抗心」という花言葉になりました。

寒い冬の中にコケモモがたたずんでいる様子は「冷淡」にも見えたのでしょう。それでコケモモには「冷淡」という花言葉がつけられたのかもしれません。

コケモモは10センチから20センチと背の低い植物で、花は釣鐘状で愛らしいです。寒さには強いものの花が愛らしいことから「幼い心」とう花言葉になりました。

コケモモの基本情報

学名
Vaccinium vitis-idaea
科・属
ツツジ科スノキ属
原産国
ユーラシア北部、北アメリカ
別名
リンゴンベリー、イワモモ

コケモモの由来

コケモモという名前は変わっていますよね。コケモモは漢字で書くと「苔桃」です。地面を這うようにして成長する特徴があるコケモモは樹高も10センチから20センチと低いです。さらにコケモモは日陰に自生します。このことから「苔」がつけられました。

コケモモの果実は真っ赤な色をしています。こちらは食用が可能で北欧などではジャムやジュースにされています。果実が桃のようだから、桃という名前がついたそうです。

寒さに強く日本では北海道に自生し、アイヌの人々に「フレップ」という名で親しまれてきました。ちなみにこのフレップはアイヌ語で「赤い実」という意味があります。

コケモモの花の特徴

コケモモの花期は5月から6月で花の色は淡いピンクです。釣鐘状の花を下向きに咲かせ、鈴の音が鳴りそうな見た目をしているのが特徴です。

コケモモの種類

コケモモのなかには、ツルコケモモという種類の植物があり、よく似ているといわれています。ツルコケモモという名は聞いたことがない方もいるかもしれませんが、クランベリーといえばピンと来ますよね。ツルコケモモはクランベリーのことです。

ツルコケモモは、コケモモと比べて花弁が反り返っている特徴があります。果実はコケモモによく似ています。

コケモモの花言葉は育つ環境から由来している


コケモモはかわいい見た目にも関わらず「反抗心」、「冷淡」、「くじけない心」など少しきつい印象があります。これには、育つ環境が関係していることがわかりました。

普通の植物とは違い、寒さに対する「反抗心」や「くじけない心」があるように感じられたのでしょう。コケモモは植物としてとても丈夫なので、興味のある方はお庭に植えてみませんか。

ヒメシャラ(姫沙羅)の花言葉|花の特徴や木の種類、風水の効果もある?

ヒメシャラ

ツバキによく似た花を咲かせるヒメシャラ(姫沙羅)。こちらにはどんな花言葉がつけられているのでしょうか。

このページでは、ヒメシャラの花言葉をはじめ、由来や花期など基本的な情報をまとめています。ヒメシャラの風水の効果が気になる方もぜひご参照ください。

ヒメシャラ(姫沙羅)の花言葉

ヒメシャラ(姫沙羅)の花言葉は、「愛らしさ」、「謙虚」です。

ヒメシャラ(姫沙羅)の花言葉の由来

「愛らしさ」という花言葉は、ヒメシャラの見た目に由来しています。ヒメシャラは5月から7月に開花します。この時期は初夏で植物が生い茂るころなので、緑の葉がたくさんある中からヒメシャラの白い花が見えると、愛らしさを感じたのでしょう。そのため、ヒメシャラには「愛らしさ」という花言葉になりました。

ヒメシャラはナツツバキに似ていますが、それよりも小さい花をつける植物です。さらにヒメシャラの花は下向きにつけ、葉の間から少しだけ顔をだす程度です。この様子にヒメシャラの謙虚さを感じたことが由来して「謙虚」という花言葉になったと考えられます。

ヒメシャラ(姫沙羅)の木の基本情報

学名
Stewartia monadelpha
科・属
ツバキ科ナツツバキ属
原産国
日本
別名
サルタノキ、コナツツバキ、

ヒメシャラ(姫沙羅)の木の由来

一般的に植物の名前で「姫」と付く場合は、「小さい、矮小性がある」という意味となります。ヒメシャラはシャラノキよりも花や葉が一回り小さいことからこのような名前となりました。

シャラノキはナツツバキの別名です。インド原産の沙羅双樹(サラソウジュ)のことを指します。仏教が日本に伝わってきたときに日本には沙羅双樹がありませんでした。そのため、日本に元々自生するナツツバキのことを沙羅双樹と見立て、ナツツバキはシャラノキと呼ばれるようになりました。

ヒメシャラ(姫沙羅)の花の特徴

ヒメシャラ(姫沙羅)の花期は5月から7月で、花の色は白です。葉の付け根から花茎を伸ばし、小さな白い花を下向きに咲かせます。花の大きさは2センチから2.5センチほどの大きさで、5枚花弁で見た目はツバキに似ています。

花だけでなくヒメシャラの木の特徴についてもご紹介します。若いヒメシャラは枝が左右に伸びていきジグザグ状になります。しかしジグザグのままではなく、ヒメシャラは成長するに従い枝はまっすぐ上に伸びるようになる特徴があります。若い樹皮はつるつるとしていてサルスベリのようなっていることからサルタノキという別名が付けられていると考えられます。

ヒメシャラ(姫沙羅)の木の種類

ヒメシャラ(姫沙羅)のなかにはヒコサンヒメシャラというものがあります。これは花と種子が大きい種類で花の直径は4センチ前後です。

ヒメシャラ(姫沙羅)の木の花言葉風や風水を楽しもう


ヒメシャラ(姫沙羅)の風水についても紹介します。風水学では植物を通る風は人々を癒しストレスの緩和に良いとされています。ヒメシャラをお庭に植えて、窓からヒメシャラを通った風を取り込めば癒されるかもしれません。

鬼門方位(北東)にヒメシャラを植えると特に良いとされています。家庭内の邪気を浄化してヒメシャラが心地よい空気に変えると考えられています。家族円満にも効果的のようです。

また、愛らしさという花言葉も一緒に楽しんでみてくださいね。