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2020年 12月 の投稿一覧

フロックスの花言葉|花の特徴、白や紫などの種類は?

フロックス

フロックスは種類が豊富でさまざまな色が楽しめます。このページではフロックスの花言葉をはじめ、花期や種類、由来など基本情報をご紹介しています。これからお庭にお迎えしたい方もぜひご参照くださいね。

フロックスの花言葉

フロックスの花言葉は「合意」、「一致」、「協調」です。

フロックスは花をまとめて咲かす特徴があります。どの花弁も大きさが同じで色も同じです。群れるようにしてそっくりな花を咲かせることからこのような花言葉になったと考えられます。

フロックスの花の基本情報

学名
Phlox
科・属
ハナシノブ科フロックス属
原産国
北アメリカ、シベリア
別名
オイランソウ、キキョウナデシコ、クサキョウチクトウなど。種類によって呼び名が異なります。

フロックスの花の由来

まず学名の「Phlox(フロックス)」についてご紹介します。こちらは、ギリシア語の「phlogos」が語源となっています。「phlogos」は「火炎」という意味ですが、なぜ「火炎」という意味があるの学名になったのでしょうか。それはフロックスの見た目に由来しているといわれています。

フロックスの花は赤やピンク、白、青などカラーバリエーションが豊富です。なかでも赤やピンクは美しく、花付きも良いことから、「火炎」のように見えたのではないでしょうか。そのことから「Phlox」という学名になったと考えられています。

日本に入ってきたのは、江戸時代中期ごろ。和名のオイランソウは漢字で書くと「花魁草」となります。こちらは花魁の女性がつけるおしろい(ファンデーション)に香りが花の香りが似ていることが由来しています。

また、クサキョウチクトウという別名は、キョウチクトウに似ていることからつけられた名前です。しかしフロックスはハナシノブ科でキョウチクトウ科とは特に関係ありません。キキョウナデシコという別名は、花の形がキキョウのようだからという理由でつけられています。

フロックスには変わった風習が海外であります。イギリスでは男性からフロックスをもらうということは求婚を意味します。そのまま知らないで受け取ってしまうと、結婚を承諾したことになってしまいます。

なぜプロポーズにフロックスなのかは定かではありませんが、花付きがよくこんもりとしていて、カラーバリエーションが豊富なことから美しい女性をイメージしたのかもしれませんね。

フロックスの花の特徴

フロックスの花期は種類によって異なりますが、だいたい6月から10月でし。花の色は、赤、オレンジ、ピンク、黄、白、紫、青などカラーバリエーションが豊富です。さらにバイカラーのものもあります。

花弁は5枚で複数密集して咲く花は非常に美しくこんもりとして見えます。

フロックスの花の種類

フロックスは60種類以上あると言われています。そのなかでも有名なものをご紹介します。

シバザクラ

4月から5月にサクラのようなピンクの花を咲かせることからシバザクラと名が付きました。足元にびっしりと咲く姿はまるでピンクの絨毯。毎年春はシバザクラの名所は非常に人気です。

キキョウナデシコ

初夏から夏にかけて開花するフロックス。花弁の先端が細くなっていて、全体が星のような形に見えるスターフロックスで有名。

クサキョウチクトウ

6月から7月に開花するフロックス。花色には青紫、藤色、ピンク、白など。夏の暑さに弱い特徴があります。

種類の多いフロックスの花や花言葉を楽しもう


フロックスは種類が豊富です。シバザクラであればグランドカバーにも向いていますし、カラーも豊富なのでお庭に合ったフロックスを選びたいですね。

ごぼう(牛蒡)の花言葉|花の特徴や種類、栄養は?

ごぼう

煮物にしてもおいしいごぼう(牛蒡)。実はこちらは海外では食用とはされていないようです。根のイメージがありますが、花も咲かせます。では、ごぼうにはどんな花言葉がついているのでしょうか。

このページでは、ごぼうの花言葉をはじめ、花期や特徴などをご紹介します。ごぼう料理が好きな方もぜひご参照くださいね。

ごぼう(牛蒡)の花言葉

ごぼう(牛蒡)の花言葉は「用心」、「私にさわらないで」、「しつこくせがむ」、「いじめないで」です。

ごぼうの花はアザミに非常に似ています。トゲトゲした見た目の花を咲かせます。このトゲのような見た目で、周囲の植物や人を近寄らせなくさせているように見えたのでしょう。そのことから、「私にさわらないで」、「用心」という花言葉になりました。

また、抜かれることがないようにトゲトゲさせているようにも見えたのかもしれません。そのことから「いじめないで」という花言葉もつけられました。

ごぼう(牛蒡)の基本情報

学名
Arctium lappa
科・属
キク科ゴボウ属
原産国
地中海沿岸、西アジア
別名
ごんぼう

ごぼう(牛蒡)の由来

ごぼうは漢字で書くと「牛蒡」です。こちらは、ごぼうのヒゲが牛のしっぽに似ているからこのような名前になったとされています。「蒡」は「フキ」のこと。ごぼうがフキに見た目が似ていることからこのような漢字になりました。

日本には平安時代に中国から伝わってきました。しかし、当時は薬草として伝わり、アザミの代わりとして食べ始めたそうです。薬草として伝わったのは平安時代ですが、実際には、縄文時代の遺跡から植物遺存体として確認がされています。

ごぼうを食べる国は日本しかないといわれています。元々中国から伝わったのも薬草としてで料理として楽しむためではありませんでした。

学名の「Arctium」という単語はギリシア語の「arktos」が由来。こちらは熊という意味です。

ごぼう(牛蒡)の花の特徴


ごぼう(牛蒡)の花期は5月から6月アザミに似たトゲトゲした特徴的な花が咲きます。まるで毒でも持っていそうな見た目のごぼうの花の色は紫と白です。トゲトゲの正体は雌しべ、雄しべです。

ごぼう(牛蒡)の種類

ごぼう(牛蒡)の種類についてご紹介します。

滝野川ごぼう

長さはだいたい1メートル、直径は2~3センチ。

堀川ごぼう

京都府原産のごぼう。京野菜のひとつで、一度掘り起こしてから、再び植え付けるという特殊な栽培方法でできたもの。直径5~6センチ と太い品種。表面はひび割れている特徴があります。

大浦ごぼう

長さが60センチから100センチほどのごぼう。直径が10センチと非常に太い特徴があります。

葉ごぼう

根は短い特徴のごぼう。若い茎と葉を食べます。関東地方にはあまり出回らず、珍しいごぼうです。

花に由来した花言葉があるごぼう(牛蒡)を料理で楽しもう


ごぼうは煮ると煮汁が黒くなりますが、美味しいお味がしますよね。ごぼうは噛めば噛むほど甘くておいしいですよ。繊維質でシャキシャキとした食感もたまりません。

ささがきにしてきんぴらごぼうにするのもおすすめですよ。カリウム、マグネシウム。葉酸が豊富です。むくみが気になる方はとくにごぼうがいいかもしれませんね。

ゼニアオイ(銭葵)の花言葉|花の特徴やハーブとしての効能は?

ゼニアオイ

タチアオイより一回り小さなゼニアオイ。どことなくハイビスカスのような夏っぽさも感じますよね。こちらにはどんな花言葉があるのでしょうか。

このページではゼニアオイの花言葉をはじめ、花の特徴や花期などをご紹介しています。なんとゼニアオイはハーブティーにも利用が可能です。不思議な色に変わるハーブティーが楽しめますので、気になる方はぜひご参照ください。

ゼニアオイ(銭葵)の花言葉

ゼニアオイ(銭葵)の花言葉は、「説得」、「信念」、「母の愛」、「初恋、「恩恵」、「温和」、「古風な美人」があります。

ゼニアオイはアオイの仲間。非常に見た目が似ていますが、タチアオイと比べるとゼニアオイは花や葉が小さい特徴があります。ゼニアオイは丈夫な植物で育てやすく、身近でもよく自生しているのを見かけます。このことから身近さを感じて、「母の愛」という花言葉が設定されたのではないかと思います。

また、「古風な美人」という花言葉は、ゼニアオイの花の色が由来していると考えられます。赤紫の和風な色合いの花を咲かせることから「古風な美人」となったと考えらえます。

ゼニアオイ(銭葵)の基本情報

学名
Malva sylvestris
科・属
アオイ科ゼニアオイ属
原産国
南ヨーロッパ
別名
モルチアナ、コモンマロウ、ツリーマロウ

ゼニアオイ(銭葵)の由来

ゼニアオイとなった由来はその見た目からです。丸みのある花や葉の形が銭のようだからゼニアオイとなったという説があります。確かにタチアオイと比べると大きさも小さく小銭のようにも見えますよね。

また、五銖銭の大きさとゼニアオイの花の大きさが同じくらいだからゼニアオイとなったという説もあります。五銖銭(ごしゅせん)とは、中国の古代のお金のことです。ゼニアオイは薄紅アオイに非常に似た見た目をしています。

さらに、薄紅アオイもゼニアオイと同様に「コモンマロウ」という別名で呼ばれます。別名が同じなだけでなく見た目も非常に似ているので混同されがちです。

ゼニアオイ(銭葵)の花の特徴

ゼニアオイ(銭葵)の花期は5月から8月で、花の色は赤紫です。ゼニアオイはタチアオイよりも一回り小さく、どことなくトロピカルな花を咲かせます。

花弁は5枚で1つ1つの花弁の外側には切れ込みがあり、ハート形のようになっているのも特徴です。

ゼニアオイ(銭葵)の種類

ゼニアオイには特別種類が細かく分類されているわけではありません。同じアオイの薄紅アオイと似ていて混同されることが多いので、ここでは区別についてご紹介します。

ゼニアオイが濃いめのピンク色の花なのに対して、薄紅アオイはピンクが淡い特徴があります。また、葉にも違いがあります。ゼニアオイは丸い葉を持っていてまさにお金のようです。しかし薄紅アオイの葉は切れ込みが深く入っていて、丸くはありません。この違いでも区別がつくでしょう。

ゼニアオイ(銭葵)はハーブとしての効能もある


ゼニアオイ(銭葵)はハーブとしての利用もできます。ちなみに薄紅アオイも同様にハーブとして利用されることがありますよ。ゼニアオイの花弁を乾燥させてハーブティーにすると不思議なことに水色のハーブティーになります。

この見た目はかき氷のブルーハワイのようで不思議な色のハーブティーが楽しめますのでぜひ試してみませんか。

桜(サクラ)の育て方|肥料や水やりの方法は?鉢植えのコツは?

桜 さくら サクラ

桜(サクラ)は日本のお花見にはなくてはならない花木で、日本の国花にもなっています。そんな桜は、実は地植えだけでなく鉢植えで育てることもできます。今回は桜の育て方について、地植え・鉢植えそれぞれの方法などを中心に見ていくことにしましょう。

桜(サクラ)の栽培場所・日当たり

桜は大きく成長するので地植えが一般的ですが、前述にもある通り、鉢植えで育てることも可能です。鉢植えの場合には、屋外の日なたで、かつ風通しも良い場所を選んで置くようにしましょう。

ただし、桜は日当たりが良い場所を好みますが、西日などの強い光は苦手です。また、日陰になる部分の枝は枯れてしまいやすい特性もあります。

また、桜の枝は日光に向かって枝先が伸びていきますので、隣接する樹木などがあると樹形が崩れてしまったりというデリケートな面を持っています。ほかの樹木と幅を開けて育てましょう。

強風が吹くと葉が落ちてしまいやすいので、暴風や台風の際には、必ず風があたらない場所へ避難させることが必要です。

桜(サクラ)の水やり

夏の水やり

桜を庭に地植えする場合には、水やりは基本的に不要です。しかし夏場の暑くて乾燥しやすい時期には、2週間に1回を目安に朝に水やりすると良いでしょう。

桜を鉢植えするなら、土の表面が乾きかける前に水を与えるようにします。

冬の水やり

冬場は、鉢植えの場合のみ、乾燥したら控えめに水やりを行うようにします。

桜(サクラ)の肥料・追肥

桜を地植えしている場合には、粒状肥料を1㎡当たり150gくらいを目安として、根が張っている範囲の土の上にばら撒いてから浅く埋め込むようにします。

桜を鉢植えしている場合は、同じ肥料でいいので、用土1ℓ当たり5gくらいを土の上にばら撒きます。樹勢によっては、花が咲き終わったあとにも追肥を行います。

桜(サクラ)の土

桜を育てるときは、肥沃でかつ水もちが良い土を使うのが基本です。

鉢植えなら「赤玉土(中粒)5:川砂3:腐葉土2」や「赤玉土(小粒)4:腐葉土3:黒土3」となります。

桜(サクラ)の種まき・植え付け・植え替え

種まき・植え付け

桜は種まきではなく、苗木を植え付けるのが一般的です。

桜を庭へ植え付ける場合は、12月~2月頃が最適です。予め有機物が含まれている腐葉土をよく混ぜた元肥を入れ込んでから植え付けを行いましょう。

植え替え

桜の植え替えは、鉢植え栽培の場合のみ、2~3年に1回を目安に必ず行います。

植え替え時期も、桜の落葉期である12月~2月頃が適期です。植え替えをしないと立ち枯れや生育不良の原因となります。

桜(サクラ)の剪定

桜の木は繊細であるため、むやみに枝を切り落とすと、切り口から菌が繁殖したり、枝が痛んでしまう可能性が高いです。そのため、鉢植えで桜を育てている場合や、樹形が乱れていないものは無理に剪定を行う必要はありません。

もし桜の木の剪定を行う場合は、なるべくダメージを与えないためにも、桜の木の休眠期である11月頃に行うようにしましょう。手で折ることはせず、必ず剪定バサミを使って、切り口が直角になるよう剪定します。切り口を保護するため、癒合剤を塗っておくとよいでしょう。

桜(サクラ)の増やし方

桜の増やし方は、「挿し木」や「接ぎ木」が一般的です。

挿し木

桜の挿し木は3~4月頃に行います。昨年伸びた枝を10cm程度切り取ります。枝の切り口を、3時間くらい水の中につけて水を吸い上げたあとに、全体の約7割くらいを鹿沼土が入った鉢の中に挿します。

根がつくまでは乾燥しないように注意しましょう。根が出てきたら仮植えを行います。

接ぎ木

桜の接ぎ木は3月頃が最適です。台木は5cm程度を切り口を斜めに切り取ってから、3cm程度の切り込みを入れます。穂木は、新芽が付いた枝を5cm程度切って、下部の表皮を3cm程度剥ぎます。

そして切り口を斜めに切り落としてから、台木の切り込み部分に差し込み、接ぎ木テープを使ってきっちりと固定するようにします。

桜(サクラ)の育て方で注意すべき病気・害虫

桜は、毛虫などの虫が多くつきやすいことでも知られています。また、ソメイヨシノに多い「天狗巣病」や、桜の苗木によくみられる「根頭がん種病」などの病気にもかかりやすいといわれています。

桜(サクラ)の冬越し

桜は一年を通して、日光が良く当たる場所での管理が必要です。特に冬の間は、苗木の株元付近に敷き藁を施して、霜を防ぐようにしましょう。

また、桜の鉢植えなら、冬場は北風があたる場所は避けて管理をしましょう。

桜(サクラ)の種類・品種

桜の代表的な品種としては、「ソメイヨシノ」、「八重紅枝垂」、「普賢象」、「陽光」、「関山」、「旭山」、「河津桜」、「寒桜」などがあります。

桜(サクラ)の花

桜の花の形は、5枚の花びらの先端が割れていて、花柄(花の下にある短い柄のこと)も長いのが特徴です。咲き方は花芽が房状になります。桜の花の色は、品種によっても違いますが、ピンク色や白色がほとんどです。

桜(サクラ)の花言葉

桜の花言葉は、品種によって違います。例えば、桜として代表的な品種であるソメイヨシの花言葉は、「純潔」や「優れた美人」となっています。

桜(サクラ)を地植えや鉢植えで育ててみよう!

今回は日本の春を彩る桜の育て方について解説してきました。

毛虫などの虫がつきやすいので、小さなお子さんがいる家庭ではちょっと注意が必要ですが、庭木として育てると家の守り神のような存在になってくれますし、鉢植えでも十分に楽しむことができます。

ただし、桜自体はそれほど強い木ではないので、適切な育て方や管理が必要にはなってきます。

また生長するには年月も必要ですが、とても美しい花を咲かせるので、日本人としてはぜひ一度は挑戦して育ててみてほしいと思います。

個性派ぞろいの「サボテンの花」がカラフルでかわいい!

サボテン 精巧丸

こんにちは、GreenSnap編集部です♪

丸くてトゲが生えた姿が印象的なサボテンは、なんとなく緑色っぽいイメージの方も多いのではないでしょうか。ですが、実はサボテンによっては、とびっきり鮮やかな色の花を咲かせるものも存在するのです。その色は赤や黄色、ピンクなどさまざま。

今回は、そんな美しい花を咲かせるサボテンの品種を、いくつか厳選して、特徴を交えてご紹介していきます。

そもそも花サボテンとは?

サボテンは、約140属2,000種以上が存在しているといわれています。

花サボテンとは、名前そのままの意味で、その中でも花が咲いたサボテンのことを総称してそう呼びます。

美しい花を咲かせる「花サボテン」をご紹介します!

パロディア属

銀粧玉(ギンショウギョク)は、大きめの赤色の花を咲かせます。これでもかというくらい鮮やかな赤色が美しいですよね。

ボディの形が似ていますが、錦繍玉(キンシュウギョク)は元気なビタミンカラーの花を咲かせます。

コリファンタ属

象牙丸(ゾウゲマル)は、その名の通り、象牙のようなトゲをもつのが特徴です。ただし、サボテンのボディは丸くてぷにぷにとした肉厚感があり、てっぺんから花を咲かせる様子はとても可愛いですよね。

マミラリア属

白星(シラボシ)は、ふわふわした白いトゲをもち、まるで雲のような姿をしているのが特徴です。やわらかそうな見た目と、雲の上に花が咲いている様子に見惚れてしまいそうですよね。

白玉殿(ハクギョクデン)も、同じく白いトゲをもっています。ふわふわ感は劣るものの、こちらはキレイな輪をつくってピンクの花が咲くんです。花冠のようで、可愛すぎると思いませんか?!

エキノプシス属

短毛丸(タンゲマル)は、一部がニョキニョキっと高く伸びて、さらに大きめの花が咲くのが特徴です。本体よりも高く、長く伸びるなんて、不思議ですよね。

ロビビア属

白檀(ビャクダン)は、サボテンのボディが細長く密集して生えています。その先端から赤やオレンジ色の大きめの花を咲かせます。

黒斜子(クロナナコ)は、丸みのあるゴツゴツしたボディが特徴的。その姿と反して、大きめのキレイな黄色の花を咲かせます。一つ置くだけで、存在感が光りますよね。

ペレキフォラ属

精巧丸(セイコウマル)は、表面に白い葉がくっついているかのようなトゲを持つ、ユニークな姿をしているのが特徴です。濃いピンクの花が、てっぺん部分から生えてきます。

いかがでしたか?サボテンもこんなに立派な花を咲かせてくれるなんて、驚きですよね。気になった方は、ぜひ次はお花ではなく、サボテンを育ててみてはいかがでしょうか?みなさんの花サボテンの投稿、お待ちしています♪

春植え・春まき野菜|初心者でも簡単に栽培できる種類15選

野菜 収穫 家庭菜園

春のあたたかい季節は、多くの野菜の栽培適温にあたります。家庭菜園の初心者でも、春植え野菜や、春まき野菜なら、栽培の失敗も少ないでしょう。

今回は、春の栽培のコツや、春植え野菜・春まき野菜の中から、初心者でも簡単に栽培できる野菜をご紹介します。

春植え野菜・春まき野菜の栽培のコツとは?

コツ① 雑草をこまめに抜く

春は野菜だけではなく、雑草も生育が盛んになる時期ですので、こまめに雑草を抜き取りましょう。種まき直後や、本葉がひらいて間もない時期に、雑草に養分を取られてしまうと、そのあとの生育に支障が出てしまうので、気をつけてください。

また、雑草はウイルスや雑菌を媒介することもあるため積極的に抜きましょう。

コツ② 葉もの野菜は早めに収穫する

春植え、春まきの葉もの野菜は、早めに収穫をすませましょう。葉もの野菜は、ちょうど春と夏の変わり目に収穫期を迎えるものが多いですが、この時期に収穫が遅れると、トウ立ちしやすくなります。早めに収穫して、食べごろを逃さないようにしましょう。

収穫が遅れると風味が落ちたり、葉が固くなったりするので、おいしいうちに食べましょう。

春植え・春まき野菜の種類!初心者でも育てやすい15種類

① ほうれん草

【栽培期間:種まきから約40日で収穫】

ほうれん草は春まきで育てる代表的な野菜です。簡単に育てられ、プランターで栽培できることから、初心者にもおすすめです。暑さには弱いので、遅くとも4月中旬までには、種まきをしておきましょう。

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家庭菜園士 七尾びび
春まきほうれん草は日長や街灯の明かりなどでとう立ちしやすくなります。とう立ちすると生長が止まってしまうので、とう立ちしにくい品種(専門用語で「晩抽性品種(ばんちゅうせいひんしゅ)」という種類の種)を選ぶとよいですよ。

② 小松菜

【栽培期間:種まきから約30日で収穫】

小松菜は、真冬以外なら、一年を通して栽培できる野菜です。2月下旬以降をめどに、種まきをして、約1ヶ月ほどで収穫ができます。暖かくなり過ぎる時期だと、害虫がつきやすいので注意してください。

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家庭菜園士 七尾びび
収穫までの期間が短いので、種まき前に培養土に元肥をよく混ぜてスタートすれば追肥はなしでもOKです。

③ ルッコラ

【栽培期間:種まきから約40日で収穫】

ルッコラはピリッとした辛味がおいしい野菜です。ハーブでもあるので、丈夫な性質で育てやすいでしょう。春まきの場合は、3月〜6月に種まきをします。これ以上早い、もしくは遅いと、生育が衰えたり、枯死してしまうこともあるので気をつけましょう。

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家庭菜園士 七尾びび
高温と多湿に弱いので、夏場は遮光ネットで対策、雨期には雨に濡れない場所で育てるなどの工夫を。この二点に気をつければたくさん収穫できますよ。

④ トマト(ミニトマト)

【栽培期間:種まきから約3ヶ月で収穫】

その育てやすさから、家庭菜園の定番ともいえるトマトは、3月〜4月に種まきをして育てます。育苗が少し難しいので、初心者は4月〜5月ごろに出回る苗を植え付けして、栽培を始めるのがおすすめです。

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家庭菜園士 七尾びび
花が咲いたら支柱をゆすって受粉を手伝ってあげましょう。水やりは少なめにすると甘いトマトになりますよ。

⑤ ピーマン

【栽培期間:種まきから約3ヶ月で収穫】

ピーマンは春まきで栽培をはじめ、夏から秋にかけて、長期的に収穫が楽しめる野菜です。果菜類のなかでも、中身が空洞になっているので育てやすく、大量に収穫ができます。家庭菜園の初心者にもおすすめの野菜です。

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家庭菜園士 七尾びび
低温だと生長が止まるので、暖かくなってから栽培をスタートしましょう。たくさんの実がつきますので、2週間に1回程度の追肥は欠かさずに。

⑥ オクラ

【栽培期間:種まきから約2ヶ月で収穫】

オクラは春植え野菜・春まき野菜のなかでも、比較的暖かい環境を好みます。種まきをする時期は、十分に暖かくなった4月中旬〜5月上旬がいいでしょう。オクラも長期間にわたって、大量に収穫が楽しめる野菜です。

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家庭菜園士 七尾びび
オクラの種皮は固いので、一晩、水かぬるま湯に浸けておくと発芽しやすくなりますよ。
オクラの花は株の下のほうから咲いてきます。早い時期にてっぺんに近い場所に花がついたら栄養不足のサインです。生長期間が長いので月に2回の追肥を忘れずに行ってください。

⑦ ナス

【栽培期間:種まきから約2ヶ月で収穫】

夏野菜の王様ともいえるナスですが、発芽、育苗がむずかしいので、市販の苗から育てるといいでしょう。植え付けは十分に暖かくなった4月中旬〜5月上旬に行いましょう。収穫初期は早めにカットすることで、長期間収穫できるようになります。

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家庭菜園士 七尾びび
ナスは新しい土に慣れるまで時間がかかるタイプなので、苗の植え付け後に一時的に元気がなくなりますが心配ありません。
実の色が薄い、株の色が薄いのは病気ではなく光線不足です。日当たりのよい場所で育ててくださいね。

⑧ ゴーヤ

【栽培期間:種まきから約2ヶ月で収穫】

ゴーヤも夏野菜のひとつで、その独特な苦味で、夏バテを解消してくれるという野菜です。つる性植物なので、グリーンカーテンにもおすすめです。直射日光が当たるような場所でも、元気に育つので、栽培も簡単に楽しめます。

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家庭菜園士 七尾びび
ゴーヤは種皮が固いのでカッターで小さなキズをつけて一晩水に浸しましょう。
一株で30本以上収穫できますので、大さじ1杯程度の化成肥料の追肥を忘れずに。1回目の追肥はツルが50cmほどになったら。2回目は収穫期に入ったら与えます。

⑨ キュウリ

【栽培期間:種まきから約2ヶ月で収穫】

キュウリも夏野菜の代表格で、春植え、春まきで育てていきます。キュウリは地温10度をきると凍死してしまうので、十分に暖かくなった4月ごろから、種まきや植え付けをして育てましょう。

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家庭菜園士 七尾びび
どんどん実がつきますので、水切れ肥料切れには注意。2週間~3週間に1回大さじ1杯程度の化成肥料を与えます。油かすも好みますよ。
害虫被害に遭いやすいのと、うどん粉病になりやすいので対策が必要です。うどん粉病予防には重曹水も効きます。水1ℓに重曹1gを混ぜたものを使いましょう。

⑩ ダイコン

【栽培期間:種まきから約2ヶ月で収穫】

ダイコンは冬野菜のイメージがありますが、春まきで育てると、夏前には収穫ができます。市販されている種には、「春まき種」と「秋まき種」があるので、気をつけてください。また、収穫が遅れると、根にすが入って食味が悪くなるので、早めに収穫しましょう。

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家庭菜園士 七尾びび
完熟していない堆肥、有機物を混ぜた土で栽培すると又根(岐根)になりやすいです。
害虫被害でウイルス病にかかりやすいので、シルバーの反射性マルチフィルムなどで対策をしてください。

⑪ ニンジン

【栽培期間:種まきから約3ヶ月で収穫】

ニンジンも春まきで栽培すると、夏に収穫ができます。とくにニンジンのような成長がゆっくりの野菜は、成長の早い雑草に栄養を取られてしまいがちなので、間引きのタイミングと一緒に、雑草も抜き取りながら栽培しましょう。

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家庭菜園士 七尾びび
ニンジンのタネは好光性なので覆土は薄めにします。発芽するまで土の乾燥は厳禁、できれば濡れた新聞紙を重ねておくのがおすすめです。
春まきのニンジンは害虫被害に遭いやすいので、防虫対策しましょう。

⑫ サツマイモ

【栽培期間:育苗から約6ヶ月で収穫】

サツマイモを育苗して育てる場合は、3〜4月ごろから始めましょう。種芋となるサツマイモから芽出しをして、5〜6月に植え付けをします。春に育苗から始めると、栽培期間が長くなるので、初心者は、市販の苗を買って植え付けから始めるといいでしょう。

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家庭菜園士 七尾びび
サツマイモは痩せた土でよく育つタイプなので、肥料のあげすぎには注意です。
特にチッソ(窒素)の与えすぎは葉ボケ、つるボケになり、実がつきづらくなります。

⑬ 葉ネギ(九条ネギ)

【栽培期間:種まきから約2ヶ月で収穫】

葉ネギの発芽温度は15〜30℃と幅広いので、3月以降なら酷暑期を避ければ、いつでも栽培できます。春まきで育てると、害虫が活発になる前に収穫期を迎えるので、初心者でも育てやすいでしょう。

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家庭菜園士 七尾びび
育てやすい野菜ですが、多湿に弱いので通気性、排水性のよい土壌で育てましょう。

⑭ カブ

【栽培期間:種まきから約40日で収穫】

カブは春まきと秋まきで栽培できますが、生育適温は20〜25℃なので、春まきの場合は早めに種まきをして、暑くなって痛む前に収穫するようにしましょう。小カブであれば、プランターで簡単に栽培が楽しめます。

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家庭菜園士 七尾びび
害虫被害に遭いやすいので防虫対策が必要です。
土が乾燥すると実が割れやすくなりますので水切れに注意しましょう。3回程度間引きしながら化成肥料を追肥してください。

⑮ アスパラガス

【栽培期間:種まきしてから3年目の春に収穫】

アスパラガスは栽培期間が長いですが、3年目以降は10年ほど安定して収穫を楽しめます。春まきで育苗して、初夏に植え付けるといいでしょう。根に水分を溜め込む性質があるので、乾燥気味に育ててあげるといいでしょう。

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家庭菜園士 七尾びび
5月から月に1~2回ほど追肥しましょう。
植え付け後、1年~2年は収穫せず株を充実させます。12月頃に枯れた葉を刈り取っても春にまた新芽が出てきますよ。

春植え・春まき野菜を栽培して、獲れたてを食べよう!

春は野菜にとっても成長しやすい時期です。本格的な暑さやじめじめとした気候になる前に、収穫を迎えられる野菜がほとんどなので、初心者でも育てやすいでしょう。

ぜひ春植え野菜、春まき野菜の栽培を楽しんでください。

レモンバーベナの育て方|植え付けや植え替えの時期、挿し木の方法は?

手を広げた様に四方に広がる葉が雪の結晶を連想させるレモンバーベナ。フランスでは「ヴェルベーヌ」とも呼ばれ、ヨーロッパの人々の暮らしに欠かせないハーブなんだそうです。

レモンバーベナはハーブティーとしてだけでなく精油やアロマとしての人気もあり、古くから愛され続けてきました。レモンのようなフレッシュでやさしい香りが、心も体もリラックスさせてくれます。

今回は、そんなレモンバーベナの育て方についてご説明します。花言葉や、育てる上での注意点などもご紹介しますので、これからレモンバーベナを育ててみたい方はぜひご参照ください。

レモンバーベナはどんな植物?


レモンバーベナは中南米を原産とするクマツヅラ科の落葉低木のハーブで、1m~2mほど生長し、初夏に白い小さな花を咲かせます。鮮やかな葉に太陽の光が当たると周囲がパッと明るくなることから、庭木としても人気があります。

レモンバーベナは、その名の通りレモンのようなすっきりとした香りが特徴的なハーブです。少し葉を触っただけでも、ふわっと立ちこめるレモンの香りを楽しむことができます。その心地よいレモンの香りで神経の緊張を解き、気持ちを前向きにさせてくれるため「悲しみを解くハーブ」とも言われています。

心身ともにリラックスさせてくれるレモンバーベナ。香りにクセがなく育てやすいため、初心者にもおすすめのハーブです。

レモンバーベナを栽培する場所

レモンバーベナの生息地は暖かい場所です。レモンバーベナは乾燥を好むため、栽培する上で一番大切となるのは、日当たりと風通しの良い場所です。

レモンバーベナは地植えと鉢植えのどちらでも育てられますが、寒さには弱い傾向があるため、寒い地方では冬の間、室内で管理することをおすすめします。

レモンバーベナの用土

レモンバーベナはじめっとした場所を好みません。そのため、水はけの良い土を選びましょう。鉢植えは赤玉土と腐葉土を7対3の割合で混ぜ込んだ土を使います。市販のハーブの培養土でも問題なく育ちます。

地植えは、石灰を混ぜ込んで酸度を調整しましょう。川砂などを混ぜると水はけがよくなります。

レモンバーベナの水やり

レモンバーベナを育てるには乾燥している場所が最適です。水をやりすぎると枯れてしまうため注意しましょう。鉢植えの場合は、土の表面が乾いているのをしっかりと確認してから水をやります。地植えの場合は、水やりの必要はありません。

レモンバーベナの肥料

レモンバーベナを植え付ける際、元肥として穏効性の固形肥料をほどこします。レモンバーベナの生長時期である5月~9月には、月に1回のペースで液体肥料を補助として与えましょう。

レモンバーベナの植え付け

レモンバーベナの苗の植え付けは、5月~6月が適しています。鉢植えの場合は、苗よりも一回り大きい鉢を選びましょう。地植えの場合も鉢植えの場合も、日当たりと風通しの良い場所を選び、水をやりすぎないことが大切なポイントです。

レモンバーベナの植え替え

レモンバーベナは生長が早いため、1年~2年に一度の頻度で植え替えが必要です。時期は4月~6月が適しています。

植え替えの際は、大きめの鉢に入れ替えて根詰まりを防ぎましょう。日当たりと風通しのよいところで管理することで、次の年にはさらに大きく生長してくれますよ。植え替えのタイミングで株分けをすることをおすすめします。

レモンバーベナの手入れ

レモンバーベナは、特別な手入れは不要です。丈夫な性質から、初心者でも育てやすいハーブとして知られています。

ただ、寒さには弱いため、冬は室内の日当たりの良い場所に移動させましょう。特に、栽培をはじめた最初の年にどのくらい大きく生長するかということが、レモンバーベナを育てる上での最大のポイントです。その後、しっかりと根付けば、外でも越冬できるようになります。

レモンバーベナの増やし方

レモンバーベナを増やすためには「挿し木」と「株分け」の2つの方法があります。それぞれの手順を確認していきましょう。

増やし方1. 挿し木

挿し木とは、植物の一部を切りとり、土に植えて発根させて増やすという方法です。挿し木に適している時期は5月~9月頃です。

レモンバーベナは発根しやすいという特徴があるため、挿し木によって比較的簡単に増やすことができます。レモンバーベナの茎を2節分切りとり、水揚げをした後で育苗ポットや鉢に挿し木をします。その後は根付くまで、日当たりのよい場所で管理をしましょう。

増やし方2. 株分け

株分けとは、生長した株から根や茎をいくつかに分けて新しい株をつくるという方法です。株分けの適期も挿し木と同じく5月~10月頃とされています。

レモンバーベナを土から取り出し、根を傷めないように丁寧に土を落とします。根っこの部分を清潔なハサミで切りとって株分けにしましょう。それぞれの株を鉢に植え替え、根付いて安定するまで管理をします。

株分けをすることで、一株が小さくなり間がすくため、再び生育がよくなります。

レモンバーベナの収穫

レモンバーベナの収穫に適した時期は5月~7月頃です。レモンバーベナの枝の先から2節くらいを切りとります。切り取ったところからは新しい茎がでてくるため、こまめに剪定することで収穫量を増やすことができます。

レモンバーベナはハーブティーだけではなく、お菓子の香りづけやポプリにも最適です。プレゼントとしても喜ばれそうですね。

レモンバーベナを育てる上で注意する害虫・病気

レモンバーベナは、丈夫な性質から病気の心配は要りません。しかし、害虫には注意が必要です。特に気をつけなければならない害虫はアブラムシとハダニです。どちらの虫もすぐに増えるため、見つけ次第すぐに駆除する必要があります。害虫を放置していると、レモンバーベナの葉から栄養分が吸い取られてしまうため注意が必要です。

レモンバーベナの花言葉は?

レモンバーベナの花言葉は「神聖」「忍耐」「魅力」です。

古くから宗教儀式などに使われてきたレモンバーベナは「浄化」や「癒やし」という意味と結びつけられていました。レモンの香りが強く、ハーブティーや精油として親しまれているレモンバーベナ。ハーブとしての効能は医学的に利用されていただけでなく、目に見えないパワーが宿る植物として人々の心を魅了してきたのですね。

レモンバーベナを育ててみよう

レモンのようなすっきりとした香りが特徴的なレモンバーベナ。初心者にも育てやすい植物なので、ぜひ挑戦してみてください。

レモンバーベナは、ハーブティーだけでなく、料理やアロマに使うこともできます。「悲しみを解くハーブ」として知られているレモンバーベナは、その心地よいレモンの香りで緊張や不安、悲しみを和らげて、気持ちを明るくさせてくれますよ。

春野菜の栽培|種まきや植え付けはいつ?旬に食べたい10種類

春野菜 家庭菜園 野菜 栽培

春野菜は、冬の寒さを乗り越えて生まれる甘みが、ぎゅっと凝縮していて美味しいですよね。栄養も満点なので、ぜひ冬野菜を栽培して、旬の時期にとれたてを味わいましょう。

今回は春に旬を迎える春野菜の栽培について、ご紹介していきます。

春野菜の栽培はいつから?旬の時期に食べたい10種類

① キャベツ


【種まき:9月下旬〜10月下旬/植え付け:11月】

春野菜といえば、春キャベツが有名です。春キャベツは甘みがあり、水々しく柔らかい味わいになるので、サラダなどに使いやすいです。4月ごろに収穫したいのであれば、年内には植え付けをして、栽培するといいでしょう。

② 菜の花


【種まき:9月〜10月】

菜の花も代表的な春野菜のひとつです。秋ごろに種まきをすれば、3〜4月に長期的に収穫できます。栽培のコツは適度に間引きをすることです。間引きをすることで、株の強度もあがり、わき芽を多く伸ばすので、たくさん収穫できるようになります。

③ レタス


【種まき:2月/植え付け:種まきから約2週間後】

レタスはサラダに欠かせない野菜のひとつで、春と秋に旬を迎えます。レタスは種まきから、約60日ほどかかるので、春に食したい場合は、2月ごろに種まきをしましょう。発芽温度は20℃ほどなので、室内の暖かい場所で発芽させてから、栽培するといいでしょう。

④ エンドウ


【種まき:3月】

エンドウは、だいたい種まきから30日ほどで収穫ができる春野菜です。スナップエンドウや絹さや、グリーンピースなど、品種によっていろんな野菜が栽培・収穫できます。プランターでも栽培しやすいので、家庭菜園初心者にもおすすめです。

⑤ ニラ


【種まき:3月/植え付け:6月】

ニラは食欲をそそる独特な香りと味わいが人気の、春野菜のひとつです。栽培自体は簡単ですが、種まきや植え付けした年は、株を強くするために収穫せず、翌年の春に収穫をします。キュウリやトマト、ナスなどのコンパニオンプランツとしても便利です。

⑥ ルッコラ


【種まき:3月〜5月】

ルッコラはピリッとした辛味や香りが特徴で、春に旬を迎えるハーブでもあります。種まきから1ヶ月ほどで、順次収穫ができるようになるので、栽培も手軽に楽しめます。間引きをするときに採れる幼苗も、サラダに混ぜて食べることができます。

⑦ アスパラガス


【種まき:3月〜4月/植え付け:5月〜6月】

アスパラガスも代表的な春野菜のひとつです。種まきから収穫までは3年かかりますが、3年目以降は10年以上続けて収穫できます。栽培期間は長いですが、栽培の難易度はそこまで高くないので、ぜひ育ててみてください。

⑧ 新玉ねぎ


【種まき:9月上旬〜10月中旬/植え付け:11月上旬〜12月上旬】

新玉ねぎは、生で食べても辛みが少なく、甘い味わいを楽しめる春野菜です。普通の玉ねぎは、収穫したあとに、1ヶ月ほど乾燥させて保存性を高めますが、新玉ねぎは収穫後すぐに食べます。栽培期間は長いですが、栽培の難易度は低く、育てやすい春野菜です。

⑨ 新ジャガイモ


【種まき(種いもの植え付け):2月上旬〜4月中旬】

新ジャガイモは、通常、収穫後に行う熟成をせずに食すジャガイモのことで、水々しく皮ごと食べられるのが特徴です。冬の終わり頃に、種いもの植え付けをすると、4〜5月ごろに収穫ができます。

⑩ カブ


【種まき:3月中旬〜4月中旬/植え付け:移植を嫌うのでしない】

カブは栽培期間が短く、プランターでも育てやすい春野菜です。春先に種まきをすれば、30日ほどの栽培期間で収穫できます。間引きでとれる葉っぱも食べることができるので、栽培中も楽しめます。

春野菜を栽培して、旬の味わいを楽しもう!


旬の野菜には、その季節を健康に過ごすために欠かせない栄養が、たくさん含まれています。獲れたての新鮮な味わいを楽しめることが、家庭菜園の醍醐味でもあるので、ぜひ春野菜の栽培に挑戦してみてください。

十二の巻の花言葉|意味や花の特徴、人気の種類は?

十二の巻

ユリのような小さな花をつける「十二の巻」。その姿にちなんで「小さな愛」という花言葉がつけられています。南アフリカのケープ州原産の多肉植物の一種で、少しずつ異なる品種があり、寄せ植えしたりコレクション性もある植物です。

十二の巻の花言葉

十二の巻(じゅうにのまき)には「小さな愛」という花言葉がついています。

これはスミレと同じ花言葉です。十二の巻の花は非常に小さいのが特徴で、そのような小さな花の姿から連想する言葉がついたのではないかと考えられます。

十二の巻の基本情報

学名
Haworthia fasciata
科・属
ススキノキ科 ハオルシア属
原産国
南アフリカのケープ州

十二の巻(じゅうにのまき)とは、南アフリカの一部の地域にのみ自生している植ハオルチアグループに属する植物で、先が尖った三角形の葉が放射状に伸び、白い縞模様が入っています。種類によって、葉の縞の太さや線の入り方が異なっています。これまで約500種類以上の種類に分類されていますが、現在も新種が作出され、交配も盛んに行われています。

十二の巻の由来

現在、「十二の巻」という日本名の由来は見つけられませんでしたが、属名のハオルチアについては、英国の動植物学者であり、多肉植物の専門家であったエイドリアン・ハウォース(Adrian H. Haworth 1768-1833)にちなんでつけられています。

十二の巻の花の特徴

十二の巻の花は春から初夏にかけて咲きます。花はユリのような形をしており、大きさは1cm程度と非常に小さくかわいらしい花です。花びらは薄いピンク色です。花穂は30~50cm程度と長く、その間に5~8輪の花をつけます。

自家受粉はしないので、交配させる場合は他の株を用意します。また交配させない場合は、余分な栄養が花にいってしまうので、花が咲き終われば根元で切り取ってしまうのが無難です。

十二の巻の種類

十二の巻には近縁種も多く、少しずつ異なる品種を見比べるのも楽しみの一つです。

十二の爪

十二の巻と異なり、白線が途切れたような模様で、白い斑点のように見えるのが特徴です。名前に爪とあるのは、葉の先が内側に曲がり、赤褐色になり爪のように見えることからです。育て方や性質などは十二の巻とほとんど変わりません。

ワイドバンド十二の巻

こちらの品種は、十二の巻より白い線が太いのが特徴です。大きさも十二の巻より成長が早く、大きくなりやすいのが特徴です。遠目で見ると全体的に白く見え、十二の巻と比べて迫力のある見た目をしています。

十二の塔

十二の巻に比べて葉っぱが太く短いのが特徴です。成長するとぐんぐん上に伸び、塔のように背が高くなるのが特徴です。白いラインは途切れたような模様で、別名「星の林」とも呼ばれています。

十二の巻のユニークな姿を楽しもう

アロエなどにもよく似た十二の巻。比較的丈夫で育てやすく、可愛い見た目から親しまれています。少しずつ異なる草姿や模様などを集めてみたり、寄せ植えしてみるのも楽しいでしょう。

ガステリアの花言葉|意味や人気の種類、花は咲かせるの?

ガステリア Photo by ピピ♪さん

花言葉や品種に「子宝」と名前のつくガステリア。葉色や模様など愛好家によってさまざまな品種が生み出されてきました。多肉植物なので室内インテリアにもピッタリです。

比較的ゆっくりと育ち、トロピカルな色の花を咲かせるガステリアの魅力についてご紹介します。

ガステリアの花言葉

ガステリアには「子宝」という花言葉がついています。

これは特に「ガステリア・子宝」という品種子株がどんどん出して増やすことが由来となっているようです。子どもを授かりたい人への贈り物としても親しまれているようです。

ガステリアの基本情報

学名
Gasteria
科・属
ツルボラン科ガステリア属
原産国
別名
南アフリカ

ガステリアの由来

属名でもあるガステリアの名前は、花の形が胃に似ていることから、胃(gaster)に由来しています。

ガステリアの花の特徴


ガステリアは、葉の色や模様など品種によってさまざまです。個性的な花を咲かせる多肉植物としても知られ、屋外だけでなく、室内でも育てられる観葉植物として人気があります。

多肉植物ならではのぷにっとした葉の感触も魅力的で暖かい季節になると花茎を伸ばし、面白い形の花をいくつか咲かせてくれます。高さは4cmほどと非常に小ぶりな品種もありますが、成長すると30cmほどまで大きくなる品種もあるので、自分に合った品種を見つけて育ててみましょう。

ガステリアは成長は遅く、夏場の直射日光が当たると葉焼けを起こしてしまうこともあるので、育てる際は、1年を通して明るい日陰の場所で管理しましょう。

ガステリアの花は胃袋に似ているといわれており、名前にもその由来があります。花は毎年4~7月頃、花芽を上に長く伸ばして小さな花をつけます。花色は他ではあまり見られないトロピカルな色の組み合わせです。花色は種類によっても違いがあります。

ガステリアの種類

ガステリアは日本でも古くから栽培されている品種もあり、葉の色や模様、形、斑入りなどさまざまな愛好家によって好みの品種が作り出されてきました。その品種のいくつかをご紹介します。

ガステリア・臥牛

日本国内でも最もよく知られている種類で、名前のとおり、牛が横になっているような、どっしりとした姿をしています。また牛の舌のようにも見えることから、この種類の斑入り種は「臥牛錦」と呼ばれ、こちらも人気があります。

ガステリア・子宝

名前のとおり、子株をたくさんつける品種です。株分けで気軽に増やせるのが特徴です。宝石のように透き通った葉に白い斑が入っており、別名「子宝錦」とも呼ばれています。

ガステリア・グロメラータ

青緑色でややふくらみのあるぷっくりとした葉がかわいらしい品種です。他の品種に比べてサイズが小さめで、群生する性質があります。

ガステリア・ピランシー

葉の先が丸くなっており、葉の表面はスエードのようになめらかです。ピランシーという品種には「恐竜ピランシー」という交配種もあります。多肉の葉に爬虫類のうろこにそっくりな模様がついており、まるで恐竜を思わせるような個性的な品種です。

ガステリアの花言葉を楽しもう

窓際など明るめの場所であれば室内でも育てられるガステリア。葉色や模様などがそれぞれ異なるので、自分好みの品種を見つけてインテリアの一つに取り入れてみましょう。毎日眺めるだけでも癒されるかもしれません。

品種名が由来した花言葉も楽しんでみてくださいね。