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2020年 12月 の投稿一覧

キダチアロエの花言葉|効果や効能、花は咲かせるの?

キダチアロエ

私たちの体の不調の万能薬となるキダチアロエ。このことから花言葉にも「健康」や「万能」というピッタリの花言葉がついています。

今回はキダチアロエの花言葉と一緒に、植物の基本情報や効果・効能についてもみていきましょう。

キダチアロエの花言葉

キダチアロエには「永遠(とわ)の健康」「万能」「信頼」などの花言葉があります。また、アロエ全般で見ると「苦痛」「悲嘆」という花言葉もあります。

ポジティブな言葉とネガティブな言葉に分かれると思いますが、まずは「健康」、「万能」についてです。これはアロエがヤケドの特効薬になったり、食べることで胃腸の調子を整えるなど民間薬として活用されてきたことに由来します。

それに反して「苦痛」、「悲嘆」というネガティブな花言葉がつけられたのは、アロエの肉厚の葉を口にすると非常に苦いことからです。ただ、アロエの葉が苦いのは皮の付近だけで、内側の透明部分にはほとんど苦みはありません。

キダチアロエの基本情報

学名
Aloe arborescens
科・属
ツルボラン科アロエ属
原産国
南アフリカ
別名
キダチロカイ

キダチアロエの由来

キダチアロエは「木立アロエ」と書きますが、これは木の幹から枝が伸びているかのように茎から葉が広がっていることからこのように呼ばれるようになりました。また種小名である「Aloe」はアラビア語の「alloeh(苦みがある)」に由来し、種小名は英語で「arborescens(樹木のような)」という意味です。

キダチアロエの花の特徴

南アフリカ原産のキダチアロエは、ツルボラン科アロエ属の多肉植物です。

キダチアロエ(木立盧會、木立Aloe、学名:Aloe arborescens)は、南アフリカ原産で、ツルボラン科アロエ属の多肉植物です。2016年にススキノキ科から移りました。葉は剣状で多汁、灰緑色をしており、葉縁には三角形の棘が密についています。

食用や胃腸薬・火傷の薬効があるとされ、「医者いらず」とも呼ばれています。アフリカ原産の植物なので、暑さや乾燥には強く、低温にも比較的強いので、管理しやすい植物です。

キダチアロエは、長い花茎を出して、その先端から「総状花序」と呼ばれる柄のある小花が長い円錐形または円柱形に並ぶトーチ状で鮮朱色の筒状花を多数つけます。花は11月頃から翌年の2月頃にかけて開花します。

キダチアロエの効果、効能

キダチアロエには、さまざまな疾患、体の不調を整える効果・効能があります。

よく知られている症状では「火傷」です。キダチアロエには火傷に非常に強力とされる成分「カルボキシぺプチナーゼ」が含まれており、この成分は傷の治癒をはやめ、化膿を防止します。また体全体の抗炎症作用に大変有効とされています。火傷以外にも打撲や捻挫にも効果があるといわれています。

またキダチアロエに含まれる他成分として「レクチン」がありますが、この成分の作用によってリンパ球が増殖し、免疫活動が活性化させることで、風邪をひきにくい体質をつくることができるといわれています。

キダチアロエの風水

キダチアロエの風水には、多肉植物全般で考えると葉の形や方向で効果が表れるとされています。

キダチアロエはロゼッタ状にギザギザとした葉を上の方向に生やします。鋭く尖った葉であるため鋭い気を発して悪い気を遠ざけるとされています。気の入りやすい玄関やベランダなどにインテリアグリーンとして配置しておくと良いでしょう。

そして、アロエには健康運を上昇させてくれる効果もあるといわれています。

キダチアロエの花言葉を楽しもう

私たちの体の不調を整えてくれるキダチアロエ。管理もしやすいので、日当たりのよい窓際に置いて、インテリアとしても楽しめます。多肉植物に興味のある方は、その他多肉植物などと一緒に並べて飾ってみましょう。

キダチアロエの効に由来した花言葉も楽しんでみてくださいね。

アスプレ二ウムの花言葉|意味やエメラルドウェーブなどの種類は?

アスプレ二ウム

葉が特徴的なアスプレニウムは観葉植物としてどんな部屋にも合わせやすいです。種類や大きさも様々あるのでどんな部屋にも飾ることができます。

今回は、アスプレニウムの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。

アスプレニウムの花言葉

アスプレ二ウムの花言葉には、「雄々しい」「勇ましい」などがあります。

これはアスプレ二ウムが断崖や谷など険しい環境の場所に生えている特性からこのような花言葉がつけられたと考えられます。

またそれ以外では「あなたは私の喜び」や「真実の慰み」とといった言葉もあります。これは険しい環境の中でアスプレ二ウムを見つけた時の喜びや、見つけた時に険しい岩場などを歩いて疲れた時の心情を晴らすことからこのような言葉があてはめられたようです。

アスプレニウムの基本情報

学名
Asplenium antiquum
科・属
チャセンシタ科チャセンシダ属
原産国
小笠原、沖縄、台湾、中国南部、ポリネシア
別名
オオタニワタリ

アスプレ二ウムは別名オオタニワタリの学名で、チャセンシダ科に属する植物の名前です。

オオタニワタリの学名となっているアスプレニウムは、チャセンシダ科に属する植物の総称です。世界中に約700種類が存在し、日本では沖縄地方を中心に約30種が自生していると言われています。あまり強い光を必要としないため、室内でも育てやすい観葉植物です。室内では太陽光がまったく当たらない場所よりは、レースカーテン越しなど、間接的にでも自然光が注ぐような明るい窓辺を選びましょう。水やりは、土の表面が乾き始めたらたっぷりと与えるようにします。また害虫予防や空中湿度を高めるため、こまめに霧吹きなどで葉水を与えると、より健全に育ちます。

アスプレニウムの由来

名前の由来は、生育地の谷間で他の木や岩に身を乗り出すように着生している姿が、谷を渡ろうとしているように見える事からついたようです。

アスプレニウムの特徴

アスプレ二ウムの特徴の一つに大きな葉があります。葉っぱに縞(シマ)はなく、光沢のある幅広で短めの葉が特徴的です。

オオタニワタリは鮮やかなグリーンの、波打った形状の美しい葉っぱが特徴的です。葉の直径は約1mで、同じチャセンシダ科の仲間であるシマオオタニワタリの1.5mに対して、サイズはやや小さめです。

オオタニワタリは高温多湿の環境を好み、耐暑性に優れている反面、直射日光には弱いという特徴があります。そのため屋外よりも室内で育てる方が管理がしやすく、また温度管理と水やりが生育のうえでの重要なポイントとなります。

ところでアスプレ二ウムと呼ばれる「オオタニワタリ」は沖縄地方では食用にされているそうです。春に摘み取って食べる山菜などと同様、主に新芽を食べるようです。
旬は2月~5月で、さっとゴマ油で炒めたりして食べるとコリコリとした食感でおいしいそうです。

アスプレニウムの種類

アスプレ二ウムにも原種と園芸品種があります。葉幅や長さが少しずつ異なります。また種類によって、胞子嚢群のつき方が異なっています。

アスプレニウム エメラルドウェーブ

アスプレニウムの代表的な品種で、名前がそのまま特徴となっています。きれいなエメラルド色と、葉が波打つようにウェーブしています。

シマオオタニワタリ

ユーラシア、アフリカ、オーストラリアなど太平洋の島々の熱帯に分布する着生植物です。葉は放射状に広がり、単葉の葉の長さは1.5m、幅は0.2mになります。

シマオオタニワタリ”アビス”

シマオオタニワタリの園芸品種で、単葉の葉の長さは1m、幅は0.3m程度になります。

リュウキュウトリノスシダ

台湾や東南アジア、オーストラリアに自生する着生植物で、単葉の葉は
長さ1.5m、幅0.2mで、放射状に広がります。胞子嚢群が葉幅の1/2以上につきます。

オオタニワタリ

日本南部から台湾に分布する着生植物です。葉の長さは0.8m、幅0.2mです。胞子嚢群は葉幅の2/3~3/4につきます。

アスプレニウムはインテリアグリーンにおすすめ

ウェーブした葉がカッコいいアスプレ二ウム。アスプレ二ウムの明るいグリーンは爽やかさがありどんなお部屋にも合わせやすいのが特徴です。自然素材の鉢カバーなどを利用してハンギングのように仕立ててもアスプレニウムの良さが引き立てられるでしょう。

コニファーの育て方|鉢植え・地植えでの違いは?枯れる原因と対策は?

コニファー 針葉樹

コニファーは針葉樹の総称であり、とくに園芸においてはヨーロッパ原産の針葉樹のことを指します。常緑性があり樹形や色も豊富で、シンボルツリーや生垣、寄せ植えなど、さまざまな楽しみ方ができます。
今回は簡単に育てられて、使い勝手のいいコニファーの育て方についてご紹介します。

コニファーの育て方:育てる場所

コニファーは基本的に日当たりがよく、風通しの良い場所を好みます。とくにゴールドクレストやエメラルドグリーンなどの色が特徴的な品種の場合には、日当たりの良し悪しで、発色の良さもかわるので注意しましょう。

また、コニファーは高温多湿に弱いので、熱風が出るような室外機の近くや、吹き溜まりになるような場所は避けましょう。

コニファーの育て方:用土

鉢植えのコニファーの用土

用土の配合は赤玉土中粒6:腐葉土2:パーライト2の割合で混ぜ合わせたものを使います。市販の観葉植物用培養土を使用するときは、通気性をよくするためにパーライトや鹿沼土、ピートモスを少し足すのもいいでしょう。コニファー用の培養土もあります。

地植えのコニファーの用土

コニファーを地植えで育てるときは、植え付ける場所に穴を掘り、掘り起こした土に対して、2割ほど腐葉土や堆肥をすき込んでおきましょう。とくに過湿に弱い品種を植えるときは、排水性をあげるために、軽石を混ぜておくといいです。

コニファーの育て方:植え付け・植え替え

植え付け・植え替えの時期

コニファーの植え付け・植え替えの時期は暑い時期を避けた、3〜4月か、10月に行うようにしましょう。

なお、鉢植えの場合は1〜2年に1回くらいのペースで行いましょう。

鉢植えでの植え付け・植え替え

鉢植えでコニファーを育てるときは、苗よりも1〜2回り大きな鉢を用意しましょう。底穴に鉢底網を敷いて、鉢底石を入れ、用土を3分の1ほどいれておきます。

コニファーの根鉢は古い根だけを軽く処理して、あまり根はいじらず植え付けていきます。ウォータースペースを2〜3cmのこして、土を入れ込んでいきましょう。割り箸や細い棒などでつついて、隙間がないように埋め込んでいきます。

地植えでの植え付け・植え替え

地植えでコニファーを育てるときは、根鉢より2〜3回り大きめに植え穴を掘ります。このとき深さは、植えたときに根の上部が少しでるくらいにしておきましょう。根鉢は古い根だけを軽く処理して、それ以外はあまり根をいじらずに植え付けていきます。

隙間に土を入れ込んだら、株元に高めに土を盛っておきましょう。こうすることで排水性を高めることができます。

植え付け・植え替え直後の管理

コニファーを植え付け・植え替えした直後は、根がまだ張っていない状態なので、場合によっては支柱をたてて紐で結ぶなどして、支えてあげましょう。

また、鉢植え地植えと問わず、しっかり根付いて枝葉をだすまでは、適度に土を湿らせて乾燥させないようにしましょう。

コニファーの育て方:水やり

鉢植えのコニファーの水やり

鉢植えでコニファーを育てるときは、表面の土が乾いたら、底穴から水が漏れ出るまで、たっぷりと与えてあげましょう。

地植えのコニファーの水やり

地植えでコニファーを育てるときは、基本的に水やりは不要です。ただし、長期間雨が降らず乾燥状態が続いて、枝葉に張りがないようであれば、水をたっぷりとあげます。

コニファーの育て方:肥料

鉢植えのコニファーの肥料

鉢植えのコニファーへの施肥は年2回です。3月と6月の下旬に、規定量の緩効性化成肥料を表土にまいておきます。夏と冬の極端に暑い・寒い時期は、与えないでください。

地植えのコニファーの肥料

地植えのコニファーへの施肥は年1回です。2〜3月の新芽がで始める時期に、発酵固形油かすを、株元に施しましょう。

コニファーの育て方:剪定

コニファーの剪定時期

コニファーの剪定は年1〜2回を目安に行うようにしましょう。主な剪定は2〜3月の春先に行う強剪定です。樹形が乱れているようであれば9〜10月に微調整の弱剪定をしましょう。

なお、植え付けから3年未満の若木に対しては、強剪定は行わないようにしてください。

コニファーの剪定方法

コニファーの剪定方法はまず、内側で茶色く枯れ込んでいる葉を、手を使って落としていきます。あとは徒長枝や、下に向かって伸びる枝、地ぎわから生えるひこばえを根元から切り落としていきます。強剪定のとき、強く刈り込む枝は、二年枝を選ぶようにしましょう。なお、弱剪定で切るのはその年に生えた新梢のみにします。

コニファーを大きくしたくない時の剪定は、株の頂点部分摘み取るといいでしょう。

金属のハサミを使うと葉が茶色くなる!

コニファーは鉄などの金属製の剪定ばさみを使うと、切り口から葉が茶色く変色していきます。基本的には手で摘み取るようにして、強剪定のときにはセラミック製のハサミを使うなどしてください。

コニファーの育て方:枯れる原因と対策

コニファーが枯れる原因として、下記が考えられます。

  • 高温多湿
  • 乾燥
  • 根腐れ
  • 植え替え
  • 泥はね

コニファーはヨーロッパの植物ですので、一年を通して温暖で風通しの良い環境を好みます。四季のある日本の気候変動は大きくストレスとなるので、たとえば株元をパークチップなどで覆って、気温の影響や泥はねを軽減させるなどの予防対策を取るようにしましょう。

コニファーの育て方:注意する害虫・病気

コニファーは3〜10月ごろに、スス病、赤星病、葉枯病を発病しやすいです。多くが多湿な環境で発生しやすくなるので、通気性に配慮しましょう。また、ハダニやアブラムシも発生するので、葉水や薬剤の散布も効果的です。

コニファーにはどんな種類がある?

コニファーの多くは常緑性ですが、なかには紅葉して落葉する品種もあります。また地をほふくするようなグランドカバー向きのコニファーや、刈り込みに強い生け垣向きの種類などもあります。

コニファーの育て方のコツを抑えよう!

コニファーを育てるときのコツは、高温多湿を避けることにあります。ヨーロッパの気候を意識しつつ、暑さ・寒さが極端になる時期は、よく観察をして防寒防暑対策をしてあげましょう。

常緑性があり、樹形も崩れにくいので、育て方のコツを掴んでコニファーガーデンを楽しんでみてください。

ニームの花言葉|花や実の特徴、効果効能は?

ニーム

熱帯地方原産の「ニーム」という植物をご存じでしょうか。ニームの樹皮や葉、実などには害虫駆除や皮膚疾患病に効果のある成分が含まれ、インドなどでは伝統的なハーブとして人気があります。

ニームの花言葉をはじめ、この植物の効果・効能についてご紹介します。

ニームの花言葉

ニームの花言葉には、『団結してあたろう』『意見の相違』があります。

「意見の相違」は、白壇と紛らわしく間違えられることからつけられたのではないかと考えられます。

ニームの花の基本情報

学名
Azadirachta indica
科・属
センダン科・アザディラクタ属
原産国
南アフリカ
別名
インドセンダン

ニームの花の由来

ニームの花の由来についてですが、ニームの学名(属名)の”Azadirachta”は、ペルシャ語の呼び名azad-dirakht(あるいはazad-darakht)に由来し、”indica”はインディカは”インドの”という意味です。

ニームとは、インド原産の常緑樹です。樹高は15~20mと非常に高く、インド国内ではごく一般的な樹で、街路樹として多く植えられています。現在は世界中の熱帯地方に広く分布しています。害虫には非常に強力ですが、私たち人間には害はなく、逆にニームの成分が人の病気などに効くのだそうです。

ニームのもつ強力なパワーを称えてインドでは「ミラクルニーム」、「奇跡の木」とも呼ばれています。インドでは、ニームが生えている地域に住む家庭には常備薬としてニームが置かれているようで、インドの伝統医学アーユルベーダにおいても重要な薬用ハーブとして位置づけられています。

ニームの花の特徴

ニームの花は白く、大きさは直径2.5cmぐらいでで5枚の花弁があります。雄蕊は接合して筒状になっています。インドでは毎年1~4月頃にかけて咲き、実は5~8月頃にかけてつきます。

ニームの花には独特な苦みがあるのですが、これは薬効成分を豊富に含んでいるためです。そのため、ニームの花から取れた蜂蜜を食べると、肥満になりにくいといわれており、健康志向の方々に人気があります。

ニームの実の特徴

ニームは春先にかけて花を咲かせ、初夏から夏にかけて実をつけます。この実は1本の木からなんと50kg程度採取することができ、実だけでなく、樹皮や種、葉など樹全体のあらゆる部分を活用することができます。

そしてこのニームの枝や葉などに害虫を寄せ付けない効果のある成分「アザディラクチン」が含まれており、約200種類以上もの害虫に効果があるといわれています。またこの成分は私たち人間には害はなく、逆にニームの成分が人の病気などに効くといわれ民間の治療薬として広く使われてきたようです。

ニームの効果、効能

ニームは抗菌性に優れていることから、皮膚疾患治療にも役立ってきました。ニームの実の核を圧搾機で絞って抽出するオイルを「ニームオイル」と呼び、肌に適度なうるおいを与え、保湿効果もあることから、スキンケアにも用いられるようになりました。

ニーム石鹸をはじめ、フェイスクリームやシャンプー、ローションなどさまざまな肌ケアアイテムに使われています。それ以外にもニームの葉や実、樹皮には心臓病や高血圧、動悸、乾癖、解熱、鎮痛、リュウマチのほかさまざまな病気に効果のある治療薬として用いられています。

その他、インド国内では家畜の虫下しに効くということからニームの葉の粉末を混ぜた家畜補助飼料や、ニーム樹皮の抽出物が入った練り歯磨きや歯磨きパウダーも販売されています。

インドではニームが生えている地域にすむ人々の家庭には、常備薬としてニームが置かれており、インドの伝統医学アーユルベーダ※でも重要な薬用ハーブとして位置づいています。
※インド・スリランカの伝統医学で、世界最古の長寿の科学。代替、医療・統合医療として注目を集めています。ユナニ医学(ギリシャ・アラビア医学)、中国医学と共に世界三大伝統医学のひとつです。

ニームは効果が高いハーブ

「ミラクルニーム」と呼ばれ、さまざまな効果・効能をもつニームは、日本国内でも「センダンの木」と呼ばれ自生しています。私たちの暮らしの中にも天然素材であるニームのミラクルパワーを取り入れていきたいですね。

家にある材料でOK!押し花で「簡単おしゃれな年賀状」をつくろう♪

押し花の作り方 年賀状

こんにちは、GreenSnap編集部です♪

年の瀬が近づいてくると気がかりになってくる「年賀状」。一枚一枚手書きで書きたいけれど、時間的にも体力的にもそれは難しかったりしますよね。

そんなときにおすすめしたいのが「押し花」です!印刷されたデザインの年賀状を使用しても、押し花を加えるだけでパッと華やかに、かつ手が込んでいる風に見えたりします!

今回は、押し花の作り方と年賀状アレンジの工程を全てご紹介していきます。

まずは「押し花」をつくってみよう!

押し花の作り方

準備するもの

・押し花用の花
・新聞紙
・ティッシュペーパー
・ハサミ
・重石

ちなみに今回は厚めの花でつくりますが、パンジーやビオラのような平らな花の方が綺麗に押し花を作ることができますよ!

押し花の作り方

1.花の形を整えます。

2.新聞紙の上にティッシュを引きます。

押し花の作り方
3.その上に整えた花を並べます。

押し花の作り方
4.さらにティッシュと新聞紙を重ねます。

5.重石を乗せます。

6.翌日にティッシュを取り替えます。

7.3日程度たって、花が平らになっていれば重石と上のティッシュなどを取ります。

押し花の作り方
8.1週間ほど風通しの良い場所において、花を乾燥させます。

9.これで押し花は完成です!

次に押し花を「年賀状」に貼ってみよう

押し花の作り方 年賀状
1.形の綺麗な花を選びます。

押し花の作り方 年賀状
2.年賀状の上に花を置いて、配置バランスを考えます。

押し花の作り方 年賀状
3.軽くノリ付けします。

4.100円ショップなどで売っている押し花シートを貼って、花崩れを防ぎます。
  ※年賀状を郵送するには、必ず押し花シートを貼る必要があります。

押し花の作り方 年賀状
5.これで完成です!

2021年は丑年!押し花で年賀状を彩ろう♪


2021年の干支は丑年なので、年賀状も丑のイラストを入れてみるのもいいかもしれませんね。

印刷デザインが中心の年賀状も、押し花を加えることで一気に手作り感が出ます。特別な材料を用意しなくても、お家にあるものでつくれてしまうので、ぜひまだ年賀状を作っていない方は試してみてくださいね。

ケマンソウの花言葉|意味や花の種類、毒性がある?

ケマンソウ

ハート形に見える見た目がかわいいケマンソウ(タイツリソウ)。このハート形から連想されるのは「恋」に関する花言葉です。海外では「heart(心臓)」にちなんだ名前がつけられていたりとユニークな形が特徴の花ですが、葉や根に毒を持っているので誤って口にいれてしまわないよう注意が必要です。

今回は、ケマンソウの花言葉や種類、花の特徴を紹介していきます。

ケマンソウ(タイツリソウ)の花言葉

ケマンソウには、「従順」「恋心」「失恋」「優越」といった花言葉がつけられています。

・「恋心」…つぼみの状態のハート形から連想されたと考えられます。

・「従順、あなたに従います」…ハートが等間隔で垂れ下がった状態が従順なイメージにつながっているようです。

・「冷め始めた恋、失恋」…開花がすすむとハートが裂けてしまうようにも見えるため、このような花言葉もついたのかもしれません。開花が進むと花色が褪せて白っぽくなっていく花の様子から、気持ちが覚めていくようなイメージと重なるのかもしれません。

ケマンソウ(タイツリソウ)の基本情報

学名
Lamprocapnos spectabilis
科・属
ケマンソウ科 / コマクサ属
原産国
中国東北部(黒竜江省)から朝鮮半島
別名
タイツリソウ

日本には、15世紀初めの室町時代の頃に中国や朝鮮半島から伝わったといわれています。茎からハートの形に見える花が1列にぶら下がるというユーモラスな形から別名「タイツリソウ(鯛釣り草)」やbleeding heart(血の垂れる心臓)などと呼ばれています。

ケマンソウ(タイツリソウ)の花の由来

「ケマンソウ」という名前は、仏堂の装飾具として使われる「華鬘(けまん)」が語源です。華鬘とは「華(はな)」と「鬘(かずら)」の意味合いを持つ漢字で構成されていますが、「華やかな、草や花で作った髪飾り」という意味があります。この華鬘を仏像の前に吊り下げて、顔が隠れるようにして使われます。ケマンソウの花が仏具の華鬘に似ていることからこのような名前になりました。

またケマンソウの別名「タイツリソウ」という名前は、釣竿に鯛が点々と釣れているように見える花姿からその名がつきました。

海外では、この花の形を心臓(heart ハート)に例えた名前が英語では「bleedeng heart (血を流す心臓)」、ドイツ語では「tranendes Herz 涙を流す心臓」、フランス語では「coeur de Jannette ジャネットの心臓 」というような名前が見られます。中国では「荷包牡丹(きんちゃくぼたん)」といわれていますが、これは花が巾着袋のように、葉が牡丹の葉に似ていることからこのような名前になったのではないでしょうか。

ケマンソウ(タイツリソウ)の花の特徴

ケマンソウの花は、10個程度のハート型の淡い紅色の花が吊り下がっている様子が特徴的です。つぼみの時はハート形で花が開くと垂れ下がった赤い部分が両側にくるんと巻き上がり、白い部分と”しべ”があらわれます。

全草は水っぽくて柔らかく、葉はボタンの葉に形が似ています。地下部は太いゴボウ状に根が伸びています。見た目はかわいらしいのですが、そのかわいさに反して根や葉には毒を持っています。毒はやや強く、誤って食べてしまうと嘔吐や心臓麻痺など重大な症状を引き起こすのでくれぐれも注意してください。

ケマンソウ(タイツリソウ)の種類

見た目のかわいらしいケマンソウにもいくつか種類がありますのでご紹介します。

アルバ

白花で、イギリスの庭園で実生されたものから出現したものです。

ゴールドハート

鮮やかな黄色をした葉が特徴。特に午前中によく日があたる場所だと色がより冴えます。

ディケントラ・マクランサ

草丈60~150cmで乳白色から淡黄色のような色の花を咲かせ、花の長さは5~7cmと大きめで花は3~10輪まとめてつくのが特徴です。

ハート型のケマンソウ(タイツリソウ)の花や花言葉を楽しもう

見た目はかわいいタイツリソウ。鮮やかな朱色の花が春の庭を明るく彩ります。ただし毒があり、重大な症状を引き起こすので、ペットなどが誤って食べないように気を付けましょう。

キショウブの育て方|栽培のコツは?どんな花を咲かせる?

キショウブ

キショウブは黄色いショウブ(菖蒲)にちなんで名付けられた植物です。主に水辺などに群生し、付近を黄色く染め上げることで、見事なコントラストを見せてくれます。

今回はそんなキショウブの育て方についてご紹介します。

キショウブの基本情報

キショウブはアヤメ科アヤメ属の多年草であり、ヨーロッパ原産の植物です。水域での繁殖力が非常に高く、明治時代に観賞用として持ち込まれて以降、各地で野生化しています。
4~6月に開花期を迎え、先が垂れ下がった、鮮やかな黄色の花を咲かせます。
花茎一本に数多くの花をつけるのが特徴です。

キショウブの育て方:栽培する場所

キショウブは日当たりのよいところで育てるのが基本です。しかし土が湿った状態を好むため、日当たりによる過度な乾燥に気をつける必要があります。
11~2月の休眠期である冬は生長期ほどではありませんが、ある程度の日光をあびせましょう。そうすることで、よりよい生育を見込めます。

キショウブの育て方:水やり

鉢植えのキショウブ

鉢植え栽培のキショウブの場合、表土が乾いているようであればたっぷりと水をあたえましょう。水を多くあたえすぎると根腐れを引き起こしてしまいます。

地植えのキショウブ

地植え栽培のキショウブの場合、湿潤である場所に植え込むことが前提となります。乾燥が苦手なので水やりは、乾いたようであれば適宜行いましょう。

開花期の水やり

春につぼみができてからの開花期間中、キショウブはとくに水切れに注意が必要です。もし水切れを起こしてしまった場合、待ち望んだ花が咲かなくなる恐れがあるので気をつけましょう。

キショウブの育て方:用土

キショウブの用土は「赤玉土小粒7:腐葉土3」といった一般的な配合土を使用しましょう。赤玉土を硬質鹿沼土に変えたり、市販の草花用培養土でも問題ありません。

キショウブの育て方:肥料

キショウブの肥料は、年内に3回与えるようにするといいでしょう。翌年の花付きに影響する9~10月の秋には、必ず肥料をあげましょう。くわえて、2~3月の春の芽出し期、花後の7月頃に与えるとなおよいでしょう。
いずれも緩効性化成肥料を使うのがおすすめです。

キショウブの育て方:植え付け・植え替え

植え替え時期

キショウブの植え付け、植え替え時期は、開花後の7月頃に行うのが最適です。ポット苗の植え付けに関しては春~初夏と、秋であれば可能です。

植え替え方法

鉢植えの場合

鉢植えの場合、鉢底に2~3cm軽石を敷いた上から土を入れます。その中に株を入れて、土をかぶせて水をあたえましょう。

地植えの場合

地植えの場合、掘り出した土に腐葉土を3割ほど混ぜ込みます。半分ほど土を戻した上に株をいれて、残りの土をかぶせたら水やりをしましょう。

キショウブの育て方:増やし方

キショウブの増やし方で一般的なのは、株分けと種まきです。

株分け

キショウブの株分けは花後の7月、または秋に行います。根を傷つけないよう、慎重に掘り上げて作業しましょう。掘りあげたら株元を持って、二等分になるように根をひきはがします。

種まき

キショウブの種まきは、春まきと秋まきで増やしていきます。なお、開花は種をまいてから約3年目になります。

キショウブの育て方:花後の管理

キショウブの種を収穫したい場合を除いて、花がしぼんだ後に摘みとる、花がら摘みを忘れないようにしましょう。放置すると、栄養が種をつくることに集中してしまい、株が弱ってしまう恐れがあります。

キショウブの育て方:注意する害虫・病気


キショウブの病気や害虫に対する耐性は高いことで知られますが、ズイムシと軟腐病などには注意しましょう。
ズイムシは、根元の茎に潜り込んで、食い荒らしてしまう害虫です。一瞬見ただけでは気づかないほどの大きさなので、春先や初夏、秋口に殺虫剤を散布しましょう。
細菌性の病気で、時間が立つと茶色く変色し、異臭を放つようになります。発見次第、その部分を切り落としすことが大切です。予防には殺菌剤を散布するのが効果的です。

キショウブの花言葉

キショウブの花言葉は「友情」「幸せを掴む」「信じる者の幸福」「私は燃えている」です。

キショウブの育て方を覚えて、美しい花を咲かせましょう

キショウブは水やりの加減が簡単なようで難しいため、中級者以上向けの植物ではあります、しかしその分だけ、育てきった後の達成感を色鮮やかな花があたえてくれるはずです。

キチジョウソウ(吉祥草)の育て方|植え付けや植え替えの時期は?

日本にも自生するキチジョウソウは花が咲くと縁起が良いとされています。漢字では吉祥草と書かれます。花も丈夫であり育てやすい植物といえます。今回は、そんなキチジョウソウの育て方をご紹介します。

キチジョウソウ(吉祥草)の日当たり

キチジョウソウは日当たりの良い場所や日陰でも十分に育ちます。夏の間、直射日光に当たり続けると、枯れはしなくても葉焼けを起こします。

庭などに地植えした場合は、半日陰になるような場所が適しています。鉢など移動しやすいもので育てている場合でも半日陰で管理しましょう。

キチジョウソウ(吉祥草)の水やり

夏の水やり

キチジョウソウは乾燥に少し弱い特徴があるので、鉢植えの場合土の表面が乾いたら水をたっぷり与えます。

地植えでは、自然に降る雨だけで十分育ってくれます。

冬の水やり

冬は水やりを減少させます。鉢の土が乾いていたら、暖冬日の午前中に軽めに水を施しましょう。

キチジョウソウ(吉祥草)の肥料・追肥

キチジョウソウは、やせ地でなければ肥料を与える必要はありません。耕作が育ちにくい土地であれば、緩効性固形肥料を春と秋に与えてみましょう。プランターなどでも同じです。

キチジョウソウ(吉祥草)の土

キチジョウソウは少し湿気のある土を好みますが、特に土質にこだわる必要はありません。

強いていうのであれば、赤玉土と腐葉土を2:1で混ぜ合わせて使います。また、プランター用の土を用いても良いですね。

キチジョウソウ(吉祥草)の植え替え・植え付け

キチジョウソウの植え替えについては、地植えの場合は不要です。

ただし、キチジョウソウは地中にある茎が伸びるので、株もどんどん広がります。広がりすぎているときは株分けで植え替えを行います。

キチジョウソウを鉢植えで育てている場合は、鉢いっぱいに株が育ったときが植え替えのタイミングです。株分けとともに行いましょう。

キチジョウソウ(吉祥草)の増やし方

キチジョウソウは地下茎が伸長し株が拡大していきます。そのため、拡大した部分を「株分け」して増やしていきます。

株分けには、親株を使って根または茎を切り離して、新しい場所に植え替えます。キチジョウソウの株分けは春と秋が適期です。

株分けの手順は、植えていた株を鉢や地面から抜き取ります。抜き取る際に根を傷つけないようにしてください。根に付いている用土を手で落とします。1つの株に何個かの芽が付着するように切り分けてください。

掘り返したときに株が分かれているときとくっついたままのときがあります。分かれているのであればその割れ目に沿って手で分断しましょう。くっついているときは、はさみやナイフで丁寧に切ります。

また、根を見たときに黒ずんでいたり伸びすぎていたりする根は切除します。分け終わったら、根を広げながら育苗ポットや新しい鉢などに植え付けていきましょう。

土は今まで使っていたもので構いません。株分けをした後は病人のように弱っているので2〜3日は日陰で管理しましょう。根が安定ししっかりしたら日の良く当たる場所に移動させます。

キチジョウソウ(吉祥草)の育て方で注意すべき病気・害虫

キチジョウソウは、特に害虫の心配はないでしょう。

病気もほとんど気にする必要はありませんが、炭疽病と呼ばれる葉が燃えた後のように茶褐色の色をする病気にかかることがあります。炭疽病にかかると葉枯れを起こして斑点なり病斑が破れてしまいます。

この原因は高温多湿の環境を好み雨が当たって引き起こされています。対策として室内で管理する場合は風をよく通るようにしておいてください。

病気に罹ってしまった葉っぱは、早めに取り除きましょう。初期段階であればGFベンレート水和剤などの薬剤で発生を阻止します。

キチジョウソウ(吉祥草)の管理温度

キチジョウソウの耐寒性はマイナス15度もあり、寒さにはどの種類よりも耐えることができます。

耐寒性だけでなく耐暑性・耐陰性にも優れているので植物が育ちにくい環境でも育てることが可能です。日本の気候にも適合しているのでどの地域でも育つでしょう。

キチジョウソウ(吉祥草)の花と実

キチジョウソウは、秋の季節(9月〜12月頃)に淡い紫と白を融合させた花を、地際から穂に沿っていくつも咲かせます。運が良ければ寒い時期でも花を観察できます。また、赤色の花を咲かせるキチジョウソウもあります。

花は1本の雌しべと6枚の雄しべという構造になっています。6枚の花びらはまくるようにして反り返りながら開きます。

花が咲いたあとは、赤紫をした果実がつきます。果実のサイズは直径6mm〜9mm程度で、丸い形をしています。果実は人間は食べられませんが野生の動物などが食して動物によってまた育っていくというサイクルになっています。

キチジョウソウ(吉祥草)の花言葉

キチジョウソウの花言葉には「吉事」や「よろこび」「祝福」「祝意」などの縁起の良い意味がついています。

誰かに贈り物を渡したいときにキチジョウソウを贈ると良いかもしれませんね。

キチジョウソウ(吉祥草)の花と実を楽しもう!

日本でもよく見かけられるキチジョウソウについての育て方をご紹介しました。

キチジョウソウ(吉祥草)に頼って吉のあることを招いてほしいものです。開花時期も長期間あるので良いことがたくさん舞い込んできそうですね。植物として鑑賞するのも楽しめます。

最近良いことがない人や元気をなくしている友人などに是非キチジョウソウを渡してあげてください。花が咲く頃には幸せが訪れているかもしれません。花後も可愛らしい果実をつけるので目が離せません。

キチジョウソウは不安定な環境にも屈しない強い植物ですので、ガーデニング初心者でも育てやすいですよ。

トウモロコシの花言葉|花の特徴や種類、栄養や旬の時期は?

トウモロコシ

穀物として有名なトウモロコシ。トウモロコシは、焼いても茹でてもおいしいですよね。そんなトウモロコシには、どのような花言葉がつけられているのでしょうか。

このページではトウモロコシの花言葉をはじめ、花期や名前の由来など基本情報をご紹介しています。これから庭で育てたい方もぜひチェックしてみてください。トウモロコシの栄養についても記載しているので、料理に活用したい方もご参照くださいね。

トウモロコシの花言葉

トウモロコシの花言葉は、「同意」、「財宝」、「豊富」、「洗練」、「仲たがい」です。

「同意」の由来はトウモロコシが通過の代わりだったことが由来しています。アメリカが植民地だった頃、イギリスは北アメリカに勢力を拡大していました。植民地では硬貨が不足していたため、イギリスから硬貨を送ってもらっていましたが足りていませんでした。買い物などをするにも硬貨は必要となるためその代替として考えられたのがトウモロコシでした。何かを買うときに同意をして売買契約が成立し、トウモロコシを渡していたことから「同意」という花言葉がつけられました。

「財宝」、「豊富」、「洗練」という花言葉の由来についても見てみましょう。トウモロコシは小さなツブツブした実がぎっしりと詰まっています。規則正しく並ぶ様子は「洗練」され、まるで「財宝」のように見えたのでしょう。粒がたくさんあることから「豊富」という花言葉にもなったと考えられます。

「仲たがい」という花言葉は1つだけ変わっていますよね。この由来は2つの説があるとされています。
1つめはトウモロコシの折れた茎が戦争をイメージするという説です。戦争で田畑が荒らされ、折れたトウモロコシの茎が戦争をイメージしたことからこの花言葉になったといわれています。

2つめは、トウモロコシの花の特徴からです。トウモロコシは雄しべと雌しべが離れています。これが男女が離れているという様子をイメージしたことから「仲たがい」となったという説の2つです。

トウモロコシの基本情報

学名
Zea mays
科・属
イネ科トウモロコシ属
原産国
アメリカ
別名
コーン、トウキビ、モロコシ

トウモロコシの由来

トウモロコシは、16世紀にポルトガル人によって日本の四国に最初に入ってきました。中国から入ってきていた「モロコシ」に似ていると当時の人は思いました。さらに、「舶来」という意味がある「唐」を付けてトウモロコシとなったのです。またトウキビという別名も同様です。唐から伝わったキビ(黍)に似た穀物、という意味でつけられています。

トウモロコシの花や実の特徴

トウモロコシの花期は5月から8月です。花の色は茶色をしていて、米などの稲やススキの穂のような姿をしています。トウモロコシの花は雌雄同株で、雄花だけが穂をぎっしりとつけ稲穂のようになります。

トウモロコシの種類

トウモロコシの種類についてご紹介します。

ゴールデンコーン(黄粒種)

多く流通しているトウモロコシ。すべての粒が濃い黄色になっています。

シルバーコーン(白粒種)

粒が黄色ではなく、白のトウモロコシ。小粒でつやがあります。

小さくてトウモロコシのようなヤングコーン(ベビーコーン)がありますよね。これはトウモロコシとは別のものだと思われがちですが、ヤングコーンはトウモロコシと同じ株からできる同じ植物です。

ヤングコーンはトウモロコシを若いうちに収穫したもののことをいいます。

トウモロコシの栄養、効能


三大穀物として有名なトウモロコシ。炭水化物の割合が高く、食物繊維が豊富です。ナイアシンという成分もトウモロコシに含まれています。代謝アップが期待できる成分で運動をしている方やダイエット中の方にも向いています。

さらにトウモロコシに含まれるマグネシウムは骨の形成をサポートする成分。骨粗しょう症予防にもよいとされています。

花言葉も楽しめるトウモロコシを旬の時期に収穫しよう


トウモロコシはもぎたての瞬間が一番美味しいとされています。農家さんはお湯を沸かしてからトウモロコシの収穫に行くといわれているほどです。

また、間引いたトウモロコシはヤングコーンとなります。トウモロコシだけでなくやわらかくておいしいヤングコーンも楽しめますよ。

トウモロコシの粒に由来した花言葉にも注目してみてくださいね。

キチジョウソウ(吉祥草)の花言葉|意味や花の種類、実の特徴は?

キチジョウソウ

花が咲くと幸運が舞い込むという言い伝えのあるキチジョウソウ。花言葉にも「吉事」「喜び」「祝福」といった縁起のよい花言葉がつけられています。繁殖力も強く、木々の根元やお庭のグランドカバーにもおすすめの植物です。

今回は、キチジョウソウの花言葉や種類、花や実の特徴を紹介していきます。

キチジョウソウ(吉祥草)の花言葉

キチジョウソウには、「吉事」、「喜び」、「祝福」といった縁起のよい花言葉がつけられています。プレゼントとして渡したい時にもぴったりの花ではないでしょうか。

キチジョウソウ(吉祥草)の基本情報

学名
Reineckea carnea
科・属
ユリ科 キチジョウソウ
原産国
日本(本州~九州)、中国
別名
キチジョウラン(吉祥蘭)、カンノンソウ(観音草)

中国または日本を原産とするユリ科の多年草です。ただもともと古代に中国から日本へ渡来したものが野生化したという説もあります。

現在では関東地方以西の低地や樹林内で見られ、繁殖力も高い植物です。ヤブランと葉の形などが似ており、半日陰でも丈夫に育ちます。開花時期は、9月~12月頃、背丈は10~30cmほどで、淡い紅紫色の花を咲かせます。

生体としては、根や茎が地表を這うように横へ伸び、ひげ根を出して広がります。這うようにして伸びた茎から30cmほどの長さの葉が地上にむかって束状になって生えてきます。葉には3~5本の葉脈が縦に走ります。日なたでは薄緑色ですが、日陰育つと葉色が濃い緑色になるなど、生育場所によって葉色が変化します。

キチジョウソウ(吉祥草)の由来

キチジョウソウは縁起の良い花として知られていますが、これはキチジョウソウを育てている家で、花が咲くと吉事が舞い込むという中国の言い伝えがあるからです。

また別名に「吉祥蘭」「観音草」という名前もあります。中国ではヤブランやリュウノヒゲ同様、咳止めの薬草として使われます。

キチジョウソウ(吉祥草)の花の特徴


キチジョウソウの花は、穂状の花を下から上へと咲き上げていきます。花びらは6枚で、軸にそってまくれるように反り返っています。花びらの外側は濃い紅紫色ですが、内側は淡くなっています。

6本の雄しべと1本の雄しべが花の外に突き出しており、花は葉より低い位置咲かすため、なかなか見つけにくく、うっかり見逃してしまうこともあります。

半日陰地のグランドカバーとしても利用できます。

キチジョウソウ(吉祥草)の実の特徴


キチジョウソウは花を咲かせた後は、実ができます。実は果皮が肉質で液汁が多く、熟すと赤紫に色づきます。動物も食し、糞に種が混じってそこから繁殖が広がります。

キチジョウソウ(吉祥草)とヤブランの違い


キチジョウソウの葉はヤブランとも似ていますが、花を見ればすぐに違いがわかります。ヤブランの花は青紫色や白色ですし、開花時期も8月頃~10月頃と早く、花後になる実も黒色だからです。

キチジョウソウ(吉祥草)の種類・品種


キチジョウソウはユリ科(スズラン科)の常緑多年草です。日本や東アジアを原産地としています。日本では関東〜九州までに自生している親しみのある植物です。

そのほかには、中国の林の中でも自然に育っています。草丈は25cm〜35cmと低いです。ただ、横に広がって生長するため30cm前後の範囲は確保しておく必要があります。

秋になると縁起がいいとされる花が咲きます。葉がロゼット状に生え、ジャノヒゲやオリヅルランのような姿をしています。キチジョウソウはキジカクシ科のヤブランに茎も花の容姿も類似しています。

日陰でも枯れることなく育ってくれるので庭園などにも利用されることが多いです。主に観賞用や茶花として販売されています。

園芸用の品種があるというわけではないのですが、市販のキチジョウソウは野生のものよりも大きいサイズであることが多いです。グランドカバーとして用いられ日本でも栽培量は多いです。

真夏には直射日光に浴びせすぎているとは焼けを起こすことはありますが、枯れてしまうということはない頑丈な持ち主です。

キチジョウソウ(吉祥草)は縁起の良い花言葉がある

花が咲くと幸運が舞い込むといういわれのある、とても縁起のよいキチジョウソウは、繁殖力が高く半日陰や日陰でも育つので、あまり手間がかからない植物です。お庭などでは、木々の合間などに植えると根元のカバーにもなりますし、和風にも洋風にも合う植物です。

植え付けの際は、水はけのよい肥沃な土壌の場所で、夏の乾燥と直射日光で葉が乾燥しないように気を付けながら育てましょう。

縁起の良い花言葉も一緒に楽しんでくださいね。