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2020年 5月 の投稿一覧

ヤブランの花言葉|種類や花の特徴、薬用としての効能は?

ヤブラン

丈夫で育てやすいヤブランはガーデニングで人気がある植物です。花や葉だけでなく実も楽しむことができますよ。

今回は、ヤブランの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。

ヤブランの花言葉


ヤブランの花言葉は「謙虚」、「忍耐」、「隠された心」です。

これらの花言葉は、木の下や草陰といった薄暗い場所で隠れるようにひっそりと群生して、長い葉っぱに隠れるように花を結んだヤブランの生態系に、それぞれ由来しています。

ヤブランの名前の由来

ヤブランはキジカクシ科のヤブラン属に属している植物で、名前にランがついていますが、ラン科の植物とは関係ありません。細長く、その先に花が身についている様子が中国語の「欄」(細長く連なっている)に通じているという説があります。

また、藪の中といった日の差さない場所に生えていることからこの名前がつきました。

また、同じキジカクシ科の植物、ムスカリに似ているため、「サマームスカリ」という別名もあります。

少しヤブランの由来伝承からはずれますが、ヤブラン属は別名リリオペ属という名称があります。このリリオペという名前はギリシャ神話に登場する、泉のニンフの名前にちなんだものです。

ヤブランの花の基本情報

学名
Liriope muscari
科・属
キジカクシ科・ヤブラン属
原産国
日本、中国、台湾、朝鮮半島南部
別名
リリオペ

ヤブランの花の特徴


ヤブランの開花時期は7月から10月で、紫や白の花をつけます。暑さや寒さに強く丈夫なため古くから園芸に用いられてきました。

ヤブランの花の種類、品種


キジカクシ科のヤブラン属に属している植物は5種類あり、日本では、ヤブラン・コヤブラン・ヒメヤブランの3種類が自生しています。

そこから班入り模様のものや、花色の異なるものなど園芸品種を含めると、20以上の存在が確認できます。ここでは代表的な種類や品種を紹介していきます。

フイリヤブラン

ヤブランの中で最もポピュラー品種で黄色や白色の明るい縦縞の入った斑模様のものです。

ライラック・ビューティー

淡い紫色の花をつける品種で、花穂が従来のものより大きく、より観賞用としての価値が高い品種です。

ピー・ディー・インゴッド

この品種は、明るい黄金のような葉っぱが特徴的な品種です。ヤブランは常緑のため通年を通して綺麗な葉っぱを楽しむことができます。

コヤブラン

通常のヤブランに比べて葉っぱの幅が4から7mmほどとやや細長く、花もあまり密にならないのが特徴です。

ヒメヤブラン

コヤブランよりも更に小型の種類です。葉の幅は2から3mmとより細く、花は密になっているというよりは1つ1つ独立している印象です。

ヤブランの花だけでなく実も楽しめる


ヤブランは一般的には花や葉を楽しみますが、秋から冬にかけてつける黒紫色の実も楽しめます。

また、ヤブランには薬用としての効果もあり、滋養強壮などの効果があり漢方薬に配合されたりしてきました。

いろいろな楽しみ方があるヤブランを育ててみてはいかがでしょうか?

マサイの矢尻の育て方|置き場所や日々の手入れは?

マサイの矢尻、photo by なぺ子

マサイの矢尻は、別名セネキオ・クレイニフォルミスといい、葉や茎が厚く多肉化したセネキオの仲間です。南アフリカ原産のマサイの矢尻は、葉先に切れ込みがあって内側に巻き込むようにクルッとしている葉っぱが特徴的です。

ここでは、そんなマサイの矢尻の育て方をご紹介します。

マサイの矢尻を育てる場所

マサイの矢尻は日当たりがよくて風通しの良い場所を好みます。

夏場は半日陰を選び、冬場は日当たりのよい室内に置きましょう。ただし冬場も日当たりは大切なので、室内に置いていてあまり日が当たらないのは困ります。屋外で日に当てることも大切です。

マサイの矢尻の水やり

マサイの矢尻はもともとは南アフリカの乾燥した土地に自生している植物ですので、乾燥には強いです。鉢土が乾いたら水やりする程度にしましょう。乾燥気味に育てると、葉っぱが短くなります。

真夏や真冬は、水やりを控えめにしましょう。

マサイの矢尻の肥料

マサイの矢尻には、5月から6月頃に、薄めた液肥を月1 回ほど与えるといいでしょう。

マサイの矢尻の土

マサイの矢尻を育てるときは、水はけのよい土を用いましょう。市販の多肉植物用の土でOKです。

マサイの矢尻の植え付け・植え替え

マサイの矢尻の植え替え時期は、4月から5月頃が適期です。根っこがとてもデリケートなので、植え替えの際には、ダメージを最小限にするため、根っこを乾かさないようにして植え替えましょう。

マサイの矢尻の増やし方

マサイの矢尻は、挿し木で増やすことができます。まずは挿し穂をカットして、切り口を2~3日乾かし、切り口が乾いたら水に挿して根が出るのを待ちましょう。発根したら用土に植え付け、水やりをします。

マサイの矢尻の手入れ

マサイの矢尻には大したお手入れは必要ありません。花が咲きますので、花が終わったら花がらを摘んでおくくらいでしょうか。

マサイの矢尻の育て方で注意すべき病気・害虫

マサイの矢尻には病害虫の心配はあまりありません。ただし、まれにカイガラムシやアブラムシがつくことがありますで、見つけたらすぐに駆除してください。

マサイの矢尻を育ててみよう!

ここでは、内側にくるっと葉を巻いた、南アフリカ原産のマサイの矢尻の育て方をご紹介しました。

マサイの矢尻には大したお手入れも必要なく、多少水やりを忘れても大丈夫ですので、初心者にも育てやすくおすすめです。

※トップ画像はなぺ子さん@GreenSnap

白雪姫の育て方|置き場所や水やりの加減は?

ユーフォルビア属の白雪姫は、南米原産の、ポインセチアや花キリンと同種の植物です。白い花と緑の葉っぱのコントラストが美しいと、人気があります。

そんなユーフォルビア属の白雪姫の育て方をご紹介します。

白雪姫を育てる場所

白雪姫は暑さには強いですが、10℃以下の寒さには弱い品種です。そのため、年中日当たりが良い場所に置き、10月ごろから冬にかけては室内へ入れましょう。

5℃以下になると、1日で紅葉して葉が落ちてしまうので、寒い時期は窓際などの日当たりが良い室内が適しています。冬の寒さに弱いので、地植えの場合は鉢上げをして室内に入れます。挿し木をして、当たらしい苗をつくってもいいでしょう。

注意する点として、白雪姫は短日植物のため日が短いと花芽がつきますが、室内で夜も明るくしていると花芽がつきません。9月ごろから花芽がつくまでは戸外に置きます。

白雪姫の水やり

白雪姫へは、基本的に表土が乾燥していたら水を与えます。5月~9月の時期は、成長期なので水をたっぷりとやり、それ以外の時期は水やりを少なめにします。

水やりで受け皿に水がたまると、根腐れの原因になるので適宜捨てましょう。地植えの場合は、雨水のみで大丈夫です。ただし、夏場の日照りが続く日は水やりしてください。

白雪姫の肥料

白雪姫の植え付けのときは、土に元肥として緩効性肥料を混ぜていれば、その年は追肥はいりません。ただし、白雪姫の生育が悪いなら、株元に緩効性肥料を与えます。

次の年から、白雪姫の成長期に当たる4月下旬~9月頃に、緩効性肥料を2か月に1度ほど置肥するか、2週間に1度ほど液体肥料を与えます。

白雪姫の土

白雪姫を育てるときは、小粒の赤玉土6割と腐葉土4割を混ぜた土を使います。市販の草花用の培養土でも構いません。

白雪姫の植え付け・植え替え

植え付け

白雪姫は冬の寒さに弱いので、プランターや鉢植えでの栽培が適しています。

寒さが弱まる4月下旬以降に植え付けをします。プランターや鉢に、元肥をいれた培養土を半分ほど入れて苗を置き、周りに土を入れます。苗が倒れるようなら、棒などの支柱で支えます。日当たりがいい暖かい場所において、鉢から水が出るほどたっぷりと水をやります。

植え替え

5月ごろに根鉢を少し崩して、切り戻しで形を整えてから、植え付けと同様に植え替えます。切り戻しは、芽が出る節を2~3cmほど残し、半分から1/3の高さにカットします。

白雪姫の増やし方

白雪姫の増やし方は、挿し芽が一般的です。5~6月の温かくなった時期に行いましょう。

先端から数節目の茎をカットし、上の方の葉を3~4枚残して下の方はとって挿し穂にします。葉から蒸散するため、半分にカットします。カットした茎から出る白い汁は洗っておきましょう(このとき、白い汁に直接触れたり、目に入った場合はすぐに洗い流してください)。

挿し穂を水あげをしてから新しい用土に挿します。その土には元肥は必要ありません。明るめの半日陰に置いて根付くまで20日ほどかかるので、それまでは葉に霧吹きなどでこまめに水やりをします。

白雪姫の手入れ・切り戻し

白雪姫の切り戻しは、植え替えのときや4~5月に行います。花がらを取り除く必要はありませんが、花が咲いた後、そのままにしておくと株の上から花芽が出ます。草姿をよくするために、株の半分から1/3程度に切り戻すと株元から新芽が出ます。

白雪姫の育て方で注意すべき病気・害虫

白雪姫には、風通しが悪いとアブラムシやカイガラムシ、オンシツコナジラミなどの害虫が発生します。

アブラムシは新芽について食い尽くします。カイガラムシは葉の付け根や茎に発生するので、見るとついていることが分かります。葉の裏に白いものがついていたらオンシツコナジラミです。小さくてわかりにくいので見つけたら薬剤ですぐに駆除しましょう。

白雪姫の花

白雪姫の花はダイヤモンドフロストとよく似ていますが、もう少し苞(ほう)が大きく、つやがあります。苞は白い葉のように見える部分のことで、白雪姫のような白いかわいい姿をしています。

白雪姫とダイヤモンドフロストは、花の開花時期も異なり、白雪姫は110月下旬~1月下旬ごろ、ダイヤモンドフロストは4~11月頃となっています。

白くてかわいい白雪姫の花を育てよう!

白雪姫は白い苞が大きく、いくつも付くと白い花火をちりばめたようにきれいな草姿です。暖かい南米では自生して2mにものびる木ですが、日本の冬の寒さには弱いので、寒い時期は室内の日当たりがいい場所で育てます。鉢植えに適し、花がない冬に室内で美しい白雪姫を鑑賞しませんか。

※トップ画像は*kumaさん@GreenSnap

マツバギク(松葉菊)の花言葉|種類や品種、花の特徴は?

マツバギク

菊に似ている花を咲かせるマツバギクは菊の仲間ではなく多肉植物です。様々な花色や属によって開花時期が違っていたりしておもしろい植物です。

また、地を這うように茎を伸ばしていくことからグランドカバーなどでも利用されます。

今回は、マツバギクの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。

マツバギク(松葉菊)の花言葉


マツバギクの花言葉は「忍耐」、「ゆったりとした気分」、「心広い愛情」、「無邪気」、「可憐」などがあります。

マツバギクの日の当たるときしか開かない様子に由来しているといわれています。また、光沢のある美しい花の見た目にちなんだ、「勲功」という花言葉もあるようです。

マツバギク(松葉菊)の花の基本情報

学名
Lampranthus spectabilis
科・属
ハナミズナ科・ランプランサス属/デロスペルマ属
原産国
南アフリカ
別名
仙人掌菊(サボテンギク)

マツバギク(松葉菊)の花の特徴


マツバギクはハナミズキ科で名前に「キク」と入っていますが菊の仲間ではなく多肉植物です。

種類や品種などによって様々な花色や咲く時期が違っており、地を這うように生長していくことが特徴的です。グランドカバーやロックガーデンで利用されています。

花が菊に似ていることからこのような名前がつけられたと言われています。

マツバギク(松葉菊)の花の種類、品種


主に流通しているマツバギクには、4月から5月頃に花を咲かせる「ランプランサス属」と、6月から10月頃に花を咲かせる「デロスペルマ属」があります。

もともとは、ランプランサスを和名でマツバギクと呼んでいたのですが、いつの頃からか、類似のデロスペルマもマツバギクという名で出回っていることがあります。

また、比較的新しい品種の「ヒメマツバギク」も可愛らしくて見逃せません。

ランプランサス属

4月から5月頃に花を咲かせるランプランサス属のマツバギクは、それほど寒さに強くはない判耐寒性多年草です。そのため、戸外であれば霜の付かない場所を選ぶことになりますが、室内の日当たりの良い場所で育てる方が無難です。

そんなランプランサス属には180種ほどの品種がありますが、特に名前が付いていないものが多いですね。赤花のマツバギクや白花のマツバギクなど、美しい色の花を咲かせます。

デロスペルマ属

肉厚な葉っぱが特徴的なデロスペルマ属は、とても寒さに強いマツバギクで、「耐寒マツバギク」とも呼ばれています。6月から11月頃まで花を咲かせ、茎が短いため、グランドカバーやロックガーデンにぴったりです。

デロスペルマ属にもたくさん品種があり、レッドマウンテンや細雪などがあります。

ヒメマツバギク

ヒメマツバギクは、花径が1センチほどしかない、かわいらしい濃いピンク色の小花が魅力の品種です。日当たりが良ければどんどん成長してたくさんの花を咲かせてくれます。5月から9月頃までその可愛らしく咲き誇る花を見ることができます。

マツバギク(松葉菊)の花をグランドカバーで楽しもう!


マツバギクは地を這うように生長していくことから特にグランドカバーで人気の植物です。

特に耐寒性に優れており、霜に当たらなければ綺麗に花を咲かせてくれます。ロックガーデンやグランドカバーの植物に悩んでいる方はマツバギクを育ててみてはいかがでしょうか?

キンコウセイ(錦晃星)の育て方|置き場所や水やりの頻度は?

キンコウセイ Photo by sharurinさん

多肉植物のキンコウセイは、メキシコが原産地で暑さや寒さに強い植物です。葉先が赤く染まり株脇から伸びた幹に釣鐘状のオレンジの花が咲きます。葉には、細かい毛が生えており枝分かれしながら上に伸びていきます。

ここでは、そんなキンコウセイの育て方を見ていきましょう。

キンコウセイ(錦晃星)の育てる場所

キンコウセイを育てる場所は、日当たりと風通しの良いところが適しています。過湿になると根腐れすることがあります。真夏の暑い日は葉焼けをするので、直射日光を避けて半日陰に置きましょう。

また、キンコウセイは寒さに比較的強く、少々霜に当たっても枯れることはありません。-2度くらいまでの気温なら、屋外でも栽培できます。

キンコウセイ(錦晃星)の水やり

冬に過湿になるとカビが生えたり根腐れすることがあります。そのため、冬は1か月に1度ほど水やりをたっぷりする程度で大丈夫です。冬は乾燥気味を保ちましょう。

とはいえ、春から秋にかけても半月に1度、水をたっぷり与えれば十分です。初夏の梅雨のころから水やりを控え、夏は水やりをストップします。

キンコウセイ(錦晃星)の肥料

キンコウセイには、元肥として緩効性化成肥料を一握り与えます。

キンコウセイ(錦晃星)の土

キンコウセイを育てるときは、小粒の赤玉土2割、小粒の鹿沼土2割、腐葉土を1割、ピートモス2割、練炭2割,川砂を2割を混ぜた土を使いましょう。

キンコウセイ(錦晃星)の植え付け・植え替え

植え付け

鉢底に網を敷き、軽石を敷き詰めてその上に多肉植物の土か用土を半分ほど入れます。キンコウセイの苗を中央において、周りに土を入れ込みます。植え付け時は水をたっぷりやります。

植え替え

キンコウセイの植え替えは、春や秋に行います。鉢底から根が出てきているときが植え替え時です。根についている土をほぐして1/3ほどカットします。根も1cmほどに切りそろえて、乾燥させてから植え付けと同様に植え替えます。

植え替え頻度の目安は、1~2年に1度の植え替えです。

キンコウセイ(錦晃星)の増やし方

キンコウセイは風通しの良い半日陰において、3~5月か9月~11月頃に「葉挿し」か「挿し芽」で増やします。

葉挿し

元気な葉をいくつかとり、パットなどに小粒の赤玉土に入れて、そこへ葉の付け根が軽く浸かる程度に挿します。葉に水分があるのですぐに水は与えず、根が出るまでそのままにします。葉が乾いてきたら、霧吹きなどで水を与えます。

挿し芽

ハサミで芽の先をカットし、下の方の葉をとります。上の芽をさし芽にして取った葉は葉挿しに使います。カットした挿し芽の茎の切り口を、数日陰干しします。乾燥したら、パットなどに敷いた乾いた土に挿します。乾燥後、根が出てから土に挿すと早く根付きます。

キンコウセイ(錦晃星)の手入れ

冬はキンコウセイを屋内で日に当てずに管理しましょう。春に急に屋外に出すと葉焼けするので、冬も屋内の日当たりのいい場所か屋外で日に当てると良いです。

初夏の頃からは、半日陰の風通しの良い場所に移動しましょう。株脇から花芽が伸びて上に高くなるので、花が終わったら伸びた脇芽を切り戻します。

キンコウセイ(錦晃星)の育て方で注意すべき病気・害虫

かかりやすい病気(黒斑病)

葉や茎に最初は白色の小斑点ができ、次第に褐色から黒褐色に変わります。斑点がいくつもできていたら黒色のカビが発生し、葉先が枯れた状態になってきます。発生時期は長雨頑張って降る2~3月や8~9月にでます。発生し始めから定期的に薬剤を散布します。

つきやすい虫(ワタムシ、カイガラムシ、夜盗虫)

ワタムシは雪が降る前に発生し、でん部に白いものをつけています。幹の液を吸い取り寄生します。カイガラムシは、高温で乾燥している時期に発生します。成虫になると殺虫剤が効かないので、早めに駆除します。

夜盗虫は、9~11月に幼虫が発生します。葉の裏に卵を産み付けるので、見つけ次第取り除きます。幼虫は葉を食い尽くすので、早めの駆除が必要です。

害虫には、季節の変わり目に浸透移行性の殺虫剤をまいて駆除しましょう。

キンコウセイ(錦晃星)を育てて多肉植物を楽しもう!

キンコウセイは多肉植物の一つで、葉挿しで良く増えます。暑さや寒さに強く、比較的育てやすい植物です。鉢植えや寄せ植えなどで、家の鉢の一つに加えて成長を楽しんでくださいね。

※トップ画像はsharurinさん@GreenSnap

スキミヤ(スキミア)の育て方|水やりや植え替えの頻度は?

スキミヤは、スキミア、シキミヤとも言う、日本原産の「億両」の別名もある「ミヤマシキミ」の園芸品種です。ヨーロッパで品種改良され、クリスマスの飾りつけにもピッタリの常緑樹として人気があります。スキミヤ(スキミア)は、樹高50~80cmに育つ低木でもあります。

そんなスキミヤ(スキミア)の育て方を見ていきましょう。

スキミヤ(スキミア)を育てる場所

スキミヤ(スキミア)には耐寒性がありますが、夏の高温多湿と強い日差しに弱いので、明るい日陰で育てましょう。

大きな落葉樹の木陰などで育てるのが適しています。また、室内なら明るい窓辺でも栽培も可能です。

ただし、日当たりがよすぎる場所で育てると、気温が高くなるとどんどん弱ってしまうので、元気がなくなったら日陰に置き場所を変えるようにします。

スキミヤ(スキミア)の水やり

スキミヤ(スキミア)を育てている土の表面が乾いてきたら、たっぷりと水やりします。

スキミヤ(スキミア)は乾燥に弱いので、水切れしないように注意してください。ただし、土が常時湿っていると根腐れしてしまうので、過湿にも気を付けましょう。

スキミヤ(スキミア)の肥料

スキミヤ(スキミア)の生育期に当たる10~3月頃には、2週間おきに、水やりの際に水の代わりに液体肥料を与えるか、毎月緩効性化成肥料を株元にまきましょう。

ただし、スキミヤ(スキミア)は多肥を好まないので、肥料の与えすぎに注意してください。

スキミヤ(スキミア)の土

スキミヤ(スキミア)は日本原産の植物を品種改良したものなので、酸性寄りの土壌が適しています。

地植えにするときは、植え付け前に酸度調整は必要ありません。

鉢植えにする場合は、小粒鹿沼土に半量の腐葉土をブレンドした土がおすすめです。ブルーベリーやサツキ用の培養土などもおすすめです。

スキミヤ(スキミア)の植え付け・植え替え

スキミヤ(スキミア)は10月頃になると、園芸店などに蕾のついた株が出回りはじめます。店頭に並ぶスキミヤ(スキミア)の株は、小さめの鉢に植えられていることが多いので、購入後はすぐに一回り大きな鉢に根鉢を崩さないで、そのまま植え替えるようにします。

スキミヤ(スキミア)の植え替え・植え付け適期は、3~4月です。スキミヤ(スキミア)は根の成長がとても遅いので、なるべく根にダメージを与えないように植え替えましょう。

植え替え頻度としては2~3年ごとに、土をあまり落とさないようにしながら、一回り大きな鉢に植え替えましょう。

スキミヤ(スキミア)を地植えで育てる場合も、生育がゆっくりで幼株のときは夏越しが難しいので、鉢植えでしっかり育ててから地植えにしましょう。

スキミヤ(スキミア)の増やし方

スキミヤ(スキミア)は挿し木で増やすことができます。

ただし、あまり樹形が乱れないので、剪定はほとんど不要であり、挿し木にちょうどいい枝はあまり手に入りません。むしろ、むやみに剪定すると花をつけなくなります。そのため、挿し木には、スキミヤ(スキミア)の切り花を使いましょう。

切り花を花瓶に挿しておくと根が出てくることがあるので、その根を傷めないように育ててみましょう。もし、スキミヤ(スキミア)の実が手に入れば、種から育てることもできます。

スキミヤ(スキミア)の手入れ

スキミヤ(スキミア)の花が終わったら、花殻が枯れたようになりますが、自然に落ちてしまうまでそのままにしておきましょう。

スキミヤ(スキミア)は耐寒性が強いですが、株が小さいときは寒さにそれほど耐えられないので、冬は防寒処置が必要です。

スキミヤ(スキミア)の育て方で注意すべき病気・害虫

アゲハの幼虫が葉を食害することがあるので、見つけたら捕殺します。スキミヤ(スキミア)はミカン科の植物なので、ミカンを好む害虫には注意が必要です。

スキミヤ(スキミア)の花と実

スキミヤ(スキミア)は雌雄異株なので、赤い実がなるのは雌株だけです。

スキミヤ(スキミア)の赤い蕾は実のようでかわいらしく、2~3月に白い小さな花を咲かせます。濃い緑の葉と赤と白のコントラストは美しく、とても見ごたえがあります。また、ライトグリーンの蕾になる品種もあります。

スキミヤ(スキミア)の花を育ててみよう!

スキミヤ(スキミア)は、夏の高温多湿も直射日光も苦手なので、明るい日陰で管理しましょう。

成長がとてもゆっくりなので、枝や根を切らないように注意します。

※トップ画像はnaoさん@GreenSnap

エニシダの花言葉|種類や花の特徴、どんな香りがする?

エニシダ

満開の時期は鮮やかな黄色い花と、柑橘系の爽やかで甘い香りで包み込んでくれるエニシダ。庭木として人気で、夏の湿気に気をつければそれほど難しくなく育てることができます。

今回は、エニシダの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。

エニシダの花言葉


エニシダの花言葉は「謙虚」、「上品」、「きれい好き」などがあります。

「きれい好き」は、エニシダの細い枝を束ねて、ほうきを作っていたということからつけられました。

エニシダの花の基本情報

学名
Cytisus scoparius
科・属
マメ科・エニシダ属
原産国
北アフリカ、ヨーロッパ、アジア
別名
金雀枝
金雀児
蝶形花

エニシダの花の特徴


エニシダの開花時期は5月から6月で、枝の先に黄色などの花を咲かせます。とても特徴的な点は葉のかわりに枝が光合成するところです。

また、生長が早いですが、樹木としては短命で最大でも10年ほどしかありません。湿気には弱いので日本では夏の管理に気をつけなければいけません。

葉や枝には毒性があるので、誤って口にしてしまうと、呼吸困難などを引き起こしてしまう可能性があるようです。

エニシダの花の種類、品種


エニシダにはいくつかの種類があるので紹介していきます。

シロバナエニシダ

エニシダよりもやや小さめの白い花を咲かせます。可憐で清楚なイメージの花姿が魅力です。

ヒメエニシダ

鉢植え向きに多く流通している種類です。鮮やかな黄色い花を咲かせ、エニシダと見た目はとても似ていますが、耐寒性はエニシダよりやや弱く、0度以下になると生育不良になります。鉢植えにして室内でコンパクトに育てたい人に向いています。

ホオベニエニシダ

黄色い花の内側に赤いぼかしが入っているのが大きな特徴です。美しい2色のコントラストが楽しめます。

エニシダの花の香りを楽しもう


エニシダはとても爽やかで甘い香りがして、レモンのような柑橘系の香りがします。5月から6月の満開に時期はすてきな香りで包んでくれます。

みなさんもエニシダを庭木として育てて、花や香りを楽しんでみましょう!

モンキーポッドの育て方|種まきや植え付けの時期は?庭木にもできる?

モンキーポッド Photo by

モンキーポッドは、熱帯アメリカ原産の「アメリカネムノキ」とも呼ばれるマメ科の広葉樹です。「♪この~きなんのき、きになるきになる♪」のCMでおなじみの、あの大きな木がモンキーポッドなんです。雨の前や夜になると葉を閉じるという、不思議な習性を持っています。

ここでは、そんなモンキーポッドの育て方についてご紹介したいと思います。

モンキーポッドを育てる場所

モンキーポッドは明るい場所を好みます。また、寒さには弱いという特徴がありますので、室内の日当たりのよい明るい場所で育ててあげましょう。基本的には10度以上のところで育てたいので、冬の管理には注意が必要です。

日本では、沖縄あたりでないと、屋外で庭木としてモンキーポッドを育てるのは難しいでしょう。

モンキーポッドの水やり

モンキーポッドを育てている土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをします。

モンキーポッドの肥料

鉢植えのモンキーポッドへは、3月頃に緩効性化成肥料を少し置き肥します。それほど肥料を必要としないので、様子を見ながら調整しましょう。逆に肥料を与えすぎると肥料焼けを引き起こしてしまいます。

なお、冬の間は肥料は必要ありません。

モンキーポッドの土

モンキーポッドを育てるときは、水はけのよい土を用いましょう。

モンキーポッドの植え付け・植え替え

モンキーポッドの植え替え時期は、春から初夏の頃が適しています。もともと熱帯エリアの植物なので、気温が20度以上になってから行うとよいでしょう。

ひと回り大きい鉢を用意し、根鉢が隠れるように土をかぶせて植え替えます。

モンキーポッドの増やし方(種まき)

モンキーポッドは種から増やすことができます。

種のとがった方の表皮を1ミリくらいカットし、半日ほど水に浸して膨張したら、膨張した種をまきます。たっぷりと水やりをして、日当たりがよく暖かい場所に置いておくと、1週間程度で発芽します。

モンキーポッドの手入れ・剪定

モンキーポッドは環境が良ければどんどん育ちますので、枝や葉が込み合わないよう、適度に剪定をしてあげましょう。

モンキーポッドの育て方で注意すべき病気・害虫

モンキーポッドはそれほど病害虫の心配はありません。

モンキーポッドを鉢植えにして、室内で育ててみよう!

ここでは、熱帯アメリカ原産のモンキーポッドの育て方をご紹介しました。

モンキーポッドは寒さに弱いので、日本では鉢植えで室内で育てるのが一般的です。冬の管理には気を付けなくてはいけませんが、環境さえ合っていれば比較的よく育ちますので、初心者の方もチャレンジできると思いますよ。

モンキーポッドはそれほど流通量が多くないので、もし出会えたらぜひ育ててみてください。

※トップ画像はギボウシさん@GreenSnap

オーストラリアンビーンズ(ジャックと豆の木)の育て方|種まき時期は?

オーストラリアンビーンズは、その名のとおり、オーストラリアなどの亜熱帯エリアに自生するマメ科の植物です。正式には「カスタノスペルマム」といい、「ジャックと豆の木」とも呼ばれています。

大きな豆が2つに割れて、そこから芽を出す姿がとてもユニークです。

ここでは、そんなオーストラリアンビーンズの育て方をご紹介します。

オーストラリアンビーンズ(ジャックと豆の木)を育てる場所

オーストラリアンビーンズは強い日差しを好みます。そのため、日当たりのよい場所に置いておくと、どんどん大きく育っていきます。

また、寒さにも比較的強い方ですが、最低5度以上はほしいので、冬場は室内の日当たりのよい窓辺などに置いて管理しましょう。

さらに、病害虫の予防のためにも、風通しの良いところで育てるといいでしょう。

オーストラリアンビーンズ(ジャックと豆の木)の水やり

春から秋にかけては、オーストラリアンビーンズを育てている表土が乾きはじめたら、たっぷりと水やりをします。特に夏場は乾燥しやすいので、水やりを忘れないように注意してください。

逆に冬は乾燥気味に管理したいので、水やりをしすぎないよう注意します。

また、葉を保湿するとハダニの予防にもなるので、適度に葉水をしてあげましょう。

オーストラリアンビーンズ(ジャックと豆の木)の肥料

オーストラリアンビーンズを育てるときは、春の終わりころから秋にかけて、2カ月に1回程度、緩効性化成肥料を施します。また、1週間から2週間に1回程度、液肥を与える方法もあります。

オーストラリアンビーンズ(ジャックと豆の木)の土

オーストラリアンビーンズは、水はけのよい土を好みます。例えば、赤玉土5:ピートモス3:軽石2の混合土などを使います。また、市販の観葉植物用の土でもOKです。

オーストラリアンビーンズ(ジャックと豆の木)の植え付け・植え替え

オーストラリアンビーンズはよく育つので、鉢の中で根詰まりを起こしてしまいがちです。そのため、1年から2年に1回は植え替えをしてください。

植え替え時期は、春頃に行うのが一般的です。鉢から株を抜いたら、根っこをほぐして古土を半分ほど落とし、ひと回り大きい鉢に植え付けます。植え替えたらたっぷりと水やりをしましょう。

オーストラリアンビーンズ(ジャックと豆の木)の増やし方

オーストラリアンビーンズは、「種まき」や「挿し木」で増やすことができます。

種まき

種まきは4月から5月頃に行います。種には上下があり、平たい方を下にしてまきます。芽より先に根っこが出ますので、芽が出ていなくても日当たりのよい場所で水やりをして管理していれば、そのうち発芽します。

挿し木

挿し木で増やす場合は、6月頃に、その年に伸びた新しい枝をカットして挿しましょう。

オーストラリアンビーンズ(ジャックと豆の木)の剪定

オーストラリアンビーンズは枝葉が混み合うと風通しが悪くなるので、適度に剪定をします。

また、オーストラリアンビーンズはどんどん育つため、コンパクトに育てたい場合も適宜切り戻しをしてください。

オーストラリアンビーンズ(ジャックと豆の木)の育て方で注意すべき病気・害虫

オーストラリアンビーンズは、それほど病害虫の心配はいりません。ただし、風通しが悪いところで管理していると、アブラムシやカイガラムシ、ハダニが付きやすくなります。

いずれも、見つけたらすぐに殺虫剤などで駆除してください。アブラムシはテープに張り付けて駆除する方法もありますし、カイガラムシは歯ブラシなどでこすり落としてもOKです。

オーストラリアンビーンズ(ジャックと豆の木)の育て方は意外と簡単!

ここでは、オーストラリアンビーンズの育て方についてご紹介しました。日当たりがよい場所に置いておくとどんどん成長しますので、初心者にも比較的育てやすい植物だといえます。

日当たりがよすぎない明るい場所に置けば成長スピードはゆっくりになりますし、切り戻しを行うことでコンパクトに育てることも可能です。

ぜひ、オーストラリアンビーンズを育ててみてください。

※トップ画像はまーちんさん@GreenSnap

ユーフォルビア・フルゲンスの育て方|うまく育てるコツとは?

ユーフォルビア・フルゲンス Photo by シャンティ❷さん

ユーフォルビア・フルゲンスは、ポインセチアの仲間でメキシコが原産です。秋頃になると、花麒麟に似た、色鮮やかな花を咲かせます。

そんなユーフォルビア・フルゲンスの育て方を見ていきましょう。

ユーフォルビア・フルゲンスを育てる場所

ユーフォルビア フルゲンスは、半日陰で湿気のある暖かい環境で育つ低木植物です。寒さに弱いため、鉢植えか温室栽培が適しています。

ユーフォルビア・フルゲンスの水やり

ユーフォルビア フルゲンスを育てている土が乾燥したら、水をたっぷりと与えます。ただしやりすぎは良くないため、水は控えめにします。

ユーフォルビア フルゲンスの生育期は、水やりは午前中にし、夏は葉焼けなどが起きるため夕方以降に行います。冬は室内に入れて、暖かい日中に水やりを行います。

また、鉢底に水がたまると通気性が悪くなるため、たまった水は捨てましょう。通気性がいいと、有用菌類が活性化します。

ユーフォルビア・フルゲンスの肥料

ユーフォルビア フルゲンスへの肥料やりは、植え替え時の元肥と生育期の追肥です。元肥には緩効性肥料を与え、追肥には液体肥料を2~3週間に1度、少量を与えます。

ユーフォルビア・フルゲンスの土

ユーフォルビア フルゲンスを育てるときは、赤玉土や鹿沼土などに腐葉土やバーミキュライトを混ぜた土を使います。ユーフォルビア フルゲンスは、水はけがよく保水性がある土壌を好みます。

ユーフォルビア・フルゲンスの植え付け・植え替え

ユーフォルビア フルゲンスの植え替え時期は、4~5月の暖かい季節が適期です。

大きくなった株の根鉢を少し崩して、新しい土を入れた鉢に植え替えます。寒い時期は植え替えをしません。

ユーフォルビア・フルゲンスの増やし方

ユーフォルビア フルゲンスの増やし方は、「挿し木」です。

ユーフォルビア・フルゲンスの本葉を数枚つけて、先端から10~15cmほどの茎を切り取りましょう。ユーフォルビア属の特徴として、切り戻しをする際には白い汁が出ます。肌が弱い人は、触れるとかぶれる可能性があるので注意してください。

挿し穂の茎の切り口からでた白い汁を洗い落して、挿し穂を水に1時間ほどつけて水揚げをし、新しい小粒の赤玉土などに挿します。根が出るまでは、まめに霧吹きで葉に水を与えます。

ユーフォルビア・フルゲンスの育て方ポイント

ユーフォルビア フルゲンスは、短日植物で日照時間が12時間より少ないと花芽が形成されます。そのため、花芽が形成される9~11月ごろまでは夕方の6時以降は遮光して、日照時間を9時間ほどに保ちます。

10月には苞をたくさんつけるためにも、余分な葉を切り落としましょう。

また、ユーフォルビア フルゲンスは非常に繊細な花ですので、温度が15℃~18℃に保てるよう、温室栽培か鉢植えにして冬を室内で育てる必要があります。

温度が上がりすぎないように夏は遮光シートなどで覆い、冬は鉢なら室内で、温度が一定に保つ工夫が必要です。そうすることで、生育が促進され、美しいユーフォルビア・フルゲンスの苞ができますよ。

ユーフォルビア・フルゲンスの手入れ(切り戻し)

ユーフォルビア フルゲンスの切り戻しは、3~5月に行います。形を整えるために、株元から1/2~1/3のところでカットします。すると、花芽が株元から出てきます。

ユーフォルビア・フルゲンスの育て方で注意すべき病気・害虫

害虫は、アブラムシ、カイガラムシ、オンシツコナジラミなどがつきます。アブラムシは新しい芽を食い尽くしてびっしりとつきます。カイガラムシは、葉や茎について株を弱らせます。オンシツコナジラミは、葉の裏をよく見るとついていることがあります。早めに薬剤で駆除するか、歯ブラシなどでこそげ落しましょう。

ユーフォルビア・フルゲンスの花

ユーフォルビア・フルゲンスは、トウダイグサ科の花で11月から1月ごろに花が咲きます。

花のように見える小さい苞がたくさんついていることが特徴で、赤、オレンジ、白、ピンク、黄色に彩られます。スカーレットプルーム(緋色の羽飾り)とも呼ばれています。

ユーフォルビア・フルゲンスの育て方は温度管理が重要!

ユーフォルビア・フルゲンスは、クリスマスの花として赤い苞がついたものが人気です。

非常にデリケートな植物で、温度管理や日照時間の管理が必要な植物です。切り花やフラワーアレンジメントとしても利用されています。クリスマスの彩りとして、ユーフォルビア・フルゲンスの鉢を部屋に置くとたくさんついた苞が引き立ちます。

※トップ画像はシャンティ❷さん@GreenSnap