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アロエの育て方|日当たり加減や水やり頻度は?置き場所は室内と屋外どっち?

アロエ by レポートを書き込んでいます

アロエは肉厚な葉を持っていて、多肉植物として分類されている植物です。実は、そんなアロエは自宅でかんたんに栽培することもできます。ここではアロエの置き場所から水やりの仕方、植え替えの必要があるのかど、詳しい育て方をご紹介しています。土選びや肥料の与え方などもまとめていますので、チェックしてみてくださいね。

アロエの育て方:置き場所・日当たり

アロエは太陽光を好むので、基本的には日当たりのよい場所で育てましょう。半日陰の場所でも育てることが可能ですが、日照時間が短いと茎が細くるので注意が必要です。アロエは室内でも屋外でも育てることはできますが、室内で育てる場合は直射日光があたる窓際での管理が鉄則です。

また、アロエには耐寒性がありますが、気温が0度以下になるような極寒の場合は、屋外から室内に取り込むなどして寒さ対策をしてください。なお、アロエを育てるときは、地植えではなく鉢植えがおすすめです。

アロエの育て方:土づくり

アロエは湿気を嫌うので、水はけのよい土を選びましょう。赤玉土と腐葉土を8;2の割合で混ぜるのがおすすめです。

市販の土でも育てることがもちろん可能です。サボテン用の土または多肉植物用の土をお選びください。

アロエの育て方:水やり

アロエは乾燥にも耐え、水不足にも対応しているので水やりに神経質になる必要はありません。春から秋までは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしてください。鉢の底から水が流れ出るくらい与えて問題ありません。

冬の水やりはほぼしなくても大丈夫です。冬はアロエが休眠状態に入るので、寒さに耐えるようになります。

アロエの育て方:肥料・追肥

アロエは4月から10月が育成期です。この時期はエネルギーを使うので、10日に1回の割合で液体肥料を与えてください。液体肥料が面倒な場合は、置き肥を1ヶ月に1回のペースで与えてあげましょう。

アロエの育て方:植え付け・植え替え

植え付け

アロエの苗を購入してきた場合は、鉢に植え付けましょう。アロエは地植えではなく、鉢植えで育てるのがおすすめです。

5月から9月にかけてはアロエの育成期にあたるので、5月より前に植え付けてあげましょう。そうすることで、秋には株がしっかりと根付き、冬に備えることができますよ。

植え替え

アロエを鉢植えで育てていると、根がどんどん生長して鉢が窮屈になってしまいます。2年に1回のペースで植え替えをしてください。植え替えをしないと、根づまりをすることがあります。そのまま水やりをしていると、根腐れすることもありますので、必ず植え替えをしてください。

アロエの手入れ

アロエは乾燥に強く、特別な手入れは必要ありません。大きく生長してきたら植え替えをするようにしましょう。

アロエの増やし方:挿し木・株分け

アロエの増やし方は「挿し木」か「株分け」が一般的です。

株分け

5月から9月の植え替えのタイミングで株を鉢から抜いたら、その株をナイフなどで切れ目を入れて分けてください。用意していた鉢にアロエを移植して増やします。このとき根を傷つけないように気をつけましょう。

挿し木

挿し木も株分けと同じく5月から9月に行います。アロエをカットすると葉に水分がたっぷりと含まれているので、2日ほど日陰で乾かします。水が残っていると、その部分から腐る可能性があるので注意しましょう。

鉢にアロエを挿して根付くまで待ちます。グラグラしないように支柱をたてることをおすすめします。

アロエの育て方:注意する害虫・病気

アロエはカイガラムシがつくことがあります。アロエの栄養分を吸って株全体を弱らせるので対策をしましょう。見つけたら駆除をします。あまりにも多くついている場合は薬剤を使用してください。

アロエの葉・花の特徴

アロエは細い葉がロゼット状につきます。葉はとても肉厚で、多肉植物の一種と分類されています。葉のなかにはゼリー状の組織があり、たっぷりと水分を含んでいるため、乾燥にも強いといわれています。

分厚い葉のイメージがありますが、花も咲かせます。多肉植物ならではの変わった花をつけ、観賞価値も高いとされています。

アロエの花言葉

アロエの花言葉は、「苦痛」、「悲観」です。

アロエの育て方は意外とかんたん!

自宅で育てるイメージのあまりないアロエですが、鉢植えなら自宅でもかんたんに育てることができます。肉厚な葉はもちろんですが、花も美しいのでぜひお迎えしてみませんか。

アロニアの育て方|植え付けや剪定の時期、挿し木での増やし方は?

アロニア

体によく、栄養豊富だとされているアロニアは近年ではスーパーフードと呼ばれています。自宅での栽培もできますよ。

このページではアロニアの育て方の基本を紹介しています。植え付け時期から土選び、水やりなどをまとめていますので、ぜひご参照ください。

アロニアはどんな植物?

アロニアはバラ科アロニア属。チョークベリー、セイヨウカマツカという名前でも呼ばれます。カナメモチに近い植物といわれていて、アロニアの特徴は赤い実がつくことです。

花も楽しむことができ、4月から5月に開花します。白、薄ピンクの花を房状にして咲かせ、桜のような美しい姿をしています。

アロニアの実は食べることができ、生で食べることもできますが、とても酸味つよいためジャムやジュースに混ぜることが多いです。日本ではあまり食べられません。

アロニアの育て方:育てる場所

アロニアは日差しを好みます。日当たりが良く、風通しのよい場所で育ててください。地植え、鉢植え共に育てることができますが、湿気は苦手なのでジメジメした場所は避けましょう。

アロニアの育て方:用土

アロニアは水を好みますが、湿気を嫌うので水はけのよい土を選びましょう。地植えの場合はそのまま植えても問題ありませんが、鉢植えの場合は、花と野菜の培養土などを選んでください。

アロニアの育て方:水やり

地植えの場合は水やりは自然の降雨で十分とされています。ただし、植えたばかりのころは、根がまだ安定していないので、土を乾燥させないように気をつけましょう。夏場で日照りが続くときは、水を与えてください。

鉢植えで育てる場合は、土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与えます。夏場はとくに気をつける必要があります。この時期はアロニアの生育期なので水分を必要とします。水枯れしないように気をつけながら育てる必要があります。

反対に冬は休眠期です。水やりは控えめで問題ありません。与えすぎは根腐れの原因となってしまうので注意しましょう。

アロニアの育て方:肥料

アロニアは丈夫な植物です。植え付けのときに腐葉土を混ぜておくだけで十分で、とくに肥料は必要ありません。

アロニアの育て方:植え付け


アロニアは冬になると葉が落ちます。この時期を落葉期と呼び、アロニアの生長がゆっくりになります。この期間が植え付けに適する時期です。植え付けは落葉期である12月から2月にしてください。土には腐葉土を混ぜて栄養豊富な土にしてあげます。

アロニアの育て方:植え替え

アロニアを地植えで育てている場合は、植え替えの必要はありません。ただし、鉢植えで育てている場合はそのまま育てていると、アロニアがどんどん生長するので、ひとまわり大きな鉢を用意して移し替えましょう。

植え替えの時期は12月から2月の植え付けと同じ期間です。植え替えをしたばかりのアロニアはまだ根が安定していないため、土を乾かさないようにたっぷりと水を与えてください。

アロニアの育て方:手入れ

アロニアは手間がかかる植物ではありません。地植えであればほぼ水やりは不要ですが、生長してくると剪定をする必要があります。

アロニアはあまり樹形が乱れる植物ではありませんが、枝が飛び出した場合や葉や枝が密集している場合は剪定をしてください。剪定の時期は12月から2月が適しています。

アロニアの育て方:増やし方


アロニアは挿し木で増やすことができます。挿し木は5月から8月に行いましょう。剪定した枝を利用して増やすことができますよ。

適当な枝をカットして、切り口が斜めになるようにします。発根促進剤がある場合は切り口に塗って、挿し木用の土に挿せば数が増やせます。挿し木をしたら、土が乾かないようにたっぷりと水やりをして1ヶ月ほど様子を見てください。

アロニアの育て方:注意する害虫・病気

アロニアは丈夫な植物でとくに病気や虫の心配はありません。

アロニアの花言葉は?

アロニアについての花言葉は設定されていませんでした。

アロニアはセイヨウカマツカと呼ばれるので、ここではカマツカの花言葉をご紹介します。「真心」、「愛嬌」、「真実」の花言葉がつけられています。アロニアも美味しい果実をつけるので、この花言葉はマッチしそうですね。

アロニアを収穫してジャムを作って食べてみよう


アロニアは花だけでなく果実も楽しめる植物なので、お庭に植えれば季節を感じられます。果実は収穫をして食べることもできますよ。

アロニアはとてもすっぱいので、ジャムにするのがおすすめです。ぜひ自宅産のアロニアを食べてみませんか。

ヨトウムシの駆除・対策|幼虫はどんな姿?コーヒーや木酢液は効く?

ヨトウムシ 夜盗虫 害虫 駆除 防除 予防

ヨトウムシ(夜盗虫)は、私たちが大切に育てた植物の葉に穴をあける食害性害虫です。葉に穴があいていたら、虫の姿がみえなくとも、ヨトウムシが発生している可能性があります。放っておくとすべて食べ尽くされてしまうので、早急に駆除しましょう。

今回は、そんな発見が難しい厄介なヨトウムシの幼虫、そして成虫になるまでの生態と、その駆除・対策方法をご紹介します。

ヨトウムシとはどんな害虫?

ヨトウムシとは夜行性の蛾の幼虫の総称で、おもにヨトウガ、ハスモンヨトウやシロイチモンジヨトウの幼虫を指します。

卵から孵化したばかりの若年幼虫は緑色をしていて数mmですが、老齢幼虫になると黒っぽい色味になり、5〜8cmほどの大きい芋虫になります。

ヨトウムシの幼虫は見つけにくいのが厄介!

ヨトウムシ(夜盗虫)はその名の通り、昼は地中に身を潜め、夜になると地上に這い上がって、植物の葉や花の部分を食害します。若年幼虫は昼間も活動していることもあるようですが、緑の体色のため葉と同化して見つけづらいです。

ヨトウムシに似た害虫もたくさんいる!

ヨトウムシに似たネキリムシは、地際付近の茎葉を噛みきって食害する害虫です。体長4cmほどの芋虫で、見た目はヨトウムシに似ています。発生時期も近く、日中土に潜り隠れる習性も同じなので、同様の方法で防除していくといいでしょう。

ほかにも、オオタバコガ、タマナギンウワバ、アオムシ、コナガなどのヨトウムシに似た害虫などがいます。

ヨトウムシが発生する主な原因は?

ヨトウムシの発生原因は、成虫であるヨトウガが飛来して、おもに葉裏に小さな卵を産みつけることにあります。特定の植物や成分を好むことはなく、雑食性なので、さまざまな野菜・草花に発生し、食害していきます。

ヨトウムシは植物にはどんな症状・被害を与える?

ヨトウムシが発生すると、葉に部分的に穴があき植物は食害を受けます。若年幼虫時には葉の裏側から薄皮を残すように、集団で食害していくので、葉が部分的に白っぽく見えることもあります。

老齢幼虫になるとかなりの大食漢に成長するので、葉脈だけ残して全て食べ尽くし、植物を枯死に至らせる可能性もあります。

ヨトウムシは日中は地中に隠れていますが、黒い小さな粒のような糞を残すので、姿は見えなくとも、食害痕や糞が見られた場合には、ヨトウムシが発生していると考えたほうがいいでしょう。

ヨトウムシが発生しやすい植物とは?

ヨトウムシは雑食の害虫ですので、さまざまな植物に発生する可能性があります。

野菜

トマトやピーマンなどのナス科、きゅうりやスイカなどのウリ科、インゲンやそら豆などのマメ科の他、キャベツなどの結球野菜類、ニンジンなどの根菜類、ほうれん草などの葉菜類など、ほとんどの作物で発生します。

草花

草花は菊やケイトウ、カーネーション、パンジー、葉ボタン、トルコキキョウなどに発生しやすいです。

果樹

果樹はぶどう、もも、柑橘類などで発生しやすいです。

ヨトウムシの発生しやすい時期はいつ?

ヨトウムシは年に2世代の繁殖・成長サイクルを繰り返すので、発生しやすい4〜6月、9〜11月はとくに、食害に気をつけましょう。

ヨトウムシの成長サイクル

まずヨトウムシの幼虫の第一世代は、冬はサナギの姿になって地中で越年し、春ごろになるとサナギから羽化して成虫の蛾になります。

ヨトウムシの成虫はこの時期に卵を葉裏に産みつけ、そこから一月ほど経った4〜6月に幼虫が孵化して活動し、またその一ヶ月後にサナギになって地中で夏眠します。

第一世代が8〜10月にサナギから羽化して成虫になると、再び葉裏に卵を産みつけ、9〜11月に孵化したヨトウムシが第二世代として食害するというサイクルです。

ヨトウムシの成長速度

ヨトウムシは産卵から孵化するまでも3日ほどかかり、幼虫(ヨトウムシ)の期間は2〜3週間ほど、サナギの期間は10日ほど、そこからさらに3〜4日ほどで成虫(ヨトウガ)に成長します。

ヨトウムシの成虫は、1匹で1000以上の卵を生むのともいわれ、繁殖力の強い害虫なのです。

ヨトウムシの駆除方法とは?

ヨトウムシ駆除方法① 卵のうちに除去する

ヨトウムシの成虫が卵を産みつける3〜5月、8〜10月は、葉の裏などもチェックして卵がないか確認しましょう。

卵は塊となって産みつけられていて、シロイチモジヨトウ、ハスモンヨトウは黄土色の鱗毛で覆われています。ヨトウガは乳白色の卵です。見つけたら葉ごと除去するのがいいでしょう。

ヨトウムシ駆除方法② 殺虫剤を散布する

ヨトウムシの駆除には、殺虫スプレーや農薬が効果的です。この場合は、ヨトウムシの天敵であるクモに影響がでない殺虫スプレーを使うといいでしょう。

なお、殺虫剤は発生初期の3cm以下程度の若齢ヨトウムシと、3cm以上の老齢幼虫とでは、同成分の殺虫剤が効かない可能性もあるので、タイミングや対象を考慮して、殺虫剤を使い分けることが大切です。

ヨトウムシ駆除方法③ 土を掘り起こして捕殺する

ヨトウムシは夜行性で、とくに老齢幼虫のヨトウムシは、日中は土表面に潜んでいます。食害痕があるのに姿が見えない場合は、株元の土表面を掘り起こして、老齢幼虫のヨトウムシを探しましょう。見つけたら捕殺してください。

ヨトウムシの予防対策とは?

ヨトウムシ予防対策① 寒冷紗やネットで成虫の侵入を防ぐ

ヨトウムシの発生対策には、植物に寒冷紗やネットをつけて、成虫の侵入を防ぐことが効果的です。その際、網目は4mm以下の細かさのものを選ぶようにしましょう。

ヨトウムシ予防対策② コーヒーや米ぬかなどを散布する

ヨトウムシは、コーヒーに含まれる忌避効果のある成分を嫌う性質があります。濃いめに入れたコーヒーをスプレーで葉の表面に散布し、出がらしを土に混ぜることで、ヨトウムシの発生を予防してくれます。

一方の米ぬかは、ヨトウムシを寄せつける効果があるので、植物の近くに設置することで、ヨトウムシを誘導でき、防除につながります。しかしながら、ナメクジも米ぬかに発生しやすくなるので、こまめに管理する必要があります。

ヨトウムシ予防対策③ 薄めた木酢液を散布する

木酢液とは、ナラやブナなどの広葉樹を燃やして出た炭を冷却することでつくられた強酸性の液体で、スモークの香りがします。

この木酢液を水で数百倍に薄めて散布すると、ヨトウムシが発生しずらくなるとされています。

ヨトウムシ予防対策④ 黄色蛍光灯をつけて産卵を抑制する

植物を広範囲を管理している場合には、黄色蛍光灯が効果的です。

黄色蛍光灯には、ヨトウムシの成虫の産卵行動を抑制する効果があるので、植物の近くに設置して、夜間に点灯することによって、ヨトウムシの発生繁殖を未然に防ぐことができます。

ヨトウムシの駆除対策は幼虫の段階で予防するのが大切!

ヨトウムシの発生のサインは、葉に空いた穴や白っぽい変色、葉についた黒い粒のような糞、葉の裏につく卵の密集などです。日々の水やりの際に、しっかりと葉の状態などを見ながら、お世話してあげることも、発生予防につながりますよ。

ヨトウムシの卵が孵化する前や、幼虫が成虫になる前に、発生を防いで、大切な植物に穴を開けられることがないよう大事に育ててあげてください。

ガーベラのドライフラワー|簡単な作り方とは?どんな飾り方ができる?

ガーベラ ドライフラワー

ガーベラといえば、春と秋によく見かけるキク科のお花です。花色や花姿、大きさが豊富に展開されており、一輪でも凛とした美しさがあることから、ガーデニングではもちろん、切り花としてもよく出回ります。

今回はそんな人気の花、ガーベラのドライフラワーの作り方や飾り方について、ご紹介していきます。

ガーベラのドライフラワーは難しい?

ガーベラは花びらの数がとても多く、一枚一枚が細く長い形状をしているので、ドライフラワーにするのが難しいといわれています。実際につくってみると、花びらがぽろぽろと取れてしまうことが多いようです。

とはいえ、ドライフラワーに適した品種や状態のものを選んでつくれば、きれいなガーベラのドライフラワーが楽しめますよ。

ドライフラワーをつくるのにおすすめのタイプのガーベラは?

ドライフラワーにしたいガーベラを選ぶときは、花首に注目して、うつむきがちで元気がないものは選ばないようにしましょう。できるだけ新鮮な状態のガーベラでつくるほうが、花びらが欠けにくいです。

また、ガーベラの咲き方には、次のようなタイプがあります。

  • 一重咲き
  • 八重咲き
  • スパイダー咲き
  • カール咲き
  • 変わり咲き

ドライフラワーにして楽しむなら、八重咲き、もしくはスパイダー咲きのガーベラがおすすめです。花びらの数が多いので、数枚とれても見栄えを保てるでしょう。

八重咲きガーベラのドライフラワー

スパイダー咲きガーベラのドライフラワー

ガーベラのドライフラワーの簡単な作り方とは?

ドライフラワーの作り方は、ハンギング法とシリカゲル法のいずれかの方法がおすすめです。

どちらも簡単にドライフラワーをつくることができますが、仕上がりの状態が異なるので、好みに合わせて選ぶといいでしょう。

ふたつのドライフアラワーの作り方や、仕上がりの特徴を詳しくご紹介します。

ドライフラワーの作り方① ハンギング法

ハンギング法とは、吊るしながら自然に乾燥させてドライフラワーをつくる方法です。ハンギング法でつくったドライフラワーは、色褪せや縮み、歪みがでて、アンティークのような風合いを楽しめます。

手順

  1. ガーベラの茎の切り口が変色していたら、清潔なハサミで切り、余分な葉も落とす。
  2. 1本ずつ茎部分を麻紐でしばり、日の当たらない風通しがよい場所に吊るす。
  3. 1~2週間そのまま置いたら完成。

ドライフラワーの作り方② シリカゲル法

シリカゲル法とは、粒子状の乾燥剤をつかってドライフラワーをつくる方法です。シリカゲル法でつくったドライフラワーは、色褪せしにくく、縮みや歪みが少ない、生花のような仕上がりになるのが特徴です。

手順

  1. フタができる容器に、シリカゲルを3分の1ほど入れる。
  2. ガーベラを花首のところでカットし、上向きにしてシリカゲルの上に乗せていく。
  3. ガーベラの上から、シリカゲルを花が見えなくなるまで注ぐ。
    ※花の隙間に入るように、容器を適度に揺らしながらいれる。
  4. フタをして1〜2週間、暗所で保管する。
  5. ガーベラが崩れないように取り出して、ハケを使いながら、花の隙間にあるシリカゲルを落として、完成。

ガーベラのドライフラワーの飾り方アイデアとは?

ガーベラのドライフラワーを一輪挿しで飾る方法

ガーベラは花びらの開きが美しいので、スワッグにして下向きに飾るよりも、このように一輪挿しで飾ってみるのもいいですね。中輪〜大輪サイズの花だと、一輪でも存在感抜群です。

ガーベラのドライフラワーを花瓶に挿した飾り方

ガーベラの茎の長さをいかして、高さのあるアレンジメントをつくってみてもいいかもしれません。ハンギング法でつくったガーベラのドライフラワーは、アンティークに引き締まった花色が、シックで美しいです。

ガーベラのドライフラワーをリースにする飾り方

シリカゲル法でつくったガーベラのドライフラワーは、茎が使えないぶん、リースなどに接着して飾るといいでしょう。発色のよい仕上がりになるので、リースアレンジの中でもメインの花材として楽しめます。

ガーベラのドライフラワーの作り方を覚えて楽しもう!

ガーベラは花色が豊富で、よく花屋に並ぶ入手しやすい花です。ガーベラのドライフラワーは簡単につくれて、変わらぬ凛とした美しさを楽しめるので、ぜひ、みなさんも挑戦してみてください!

シラカシの育て方|植え付けや剪定の時期、生垣にもできる?

大きく立派に生長する植物のシラカシは、剪定すれば生垣として利用することも可能です。

このページではシラカシの育て方を紹介しています。シラカシの植え付け時期や増やす方法、気をつける害虫を記載していますので、ぜひご参照ください。

シラカシはどんな植物?

シラカシはブナ科コナラ属の植物。カシの仲間で樹皮が白いことから、シラカシという名前になりました。日本、中国が原産の常緑樹なので、葉が落ちず紅葉もしません。一年を通して美しい葉を楽しむことができます。新しく伸びてきた部分の葉が赤く染まることがあります。

10月ごろに結実する実はいわゆる「どんぐり」です。シラカシは大きく生長する植物で、耐寒性も強くよく生長するので、街路樹や公園に植えられていたり、庭木にすればシンボルツリーとなりますよ。

シラカシの育て方:育てる場所

シラカシは日当たりの良い場所を好みます。耐陰性はありますが、可能であれば日当たりのよい場所で育ててください。カシのなかでは耐陰性が強く、寒さにも強いので、育てる場所にはそこまで気にしなくてても大丈夫です。

シラカシの育て方:用土

シラカシは水はけの悪い場所でもよく育ちます。強い植物で潮風にあたっても傷まないといわれるほどで、大きく生長しますので、鉢植えではなく地植えがおすすめです。

シラカシの育て方:水やり

シラカシは丈夫な植物で、一度植えればシラカシは水やりの必要はなく降雨で十分です。無理に水やりをすると、根腐れをしたり、傷んだりすることがあるので水を与える必要はありません。夏場の日照りがずっと続く時期のみの水やりで十分です。

シラカシの育て方:肥料

シラカシは、とくに肥料を必要としません。若い木で、生長があまりよくない場合は、化成肥料を与えるとよいでしょう。

シラカシの育て方:植え付け


シラカシを植え付ける時期は5月です。5月でまだ寒い地域は、細い枝が傷むことがあるので、必ずあたたかくなってきた時期に植え付けをするようにしましょう。

シラカシの育て方:植え替え

シラカシは地植えの場合は植え替えの必要はありません。

鉢植えで育てている方は、そのままの鉢で育てていると根が窮屈になってくるので、ひとまわり大きな鉢に移しましょう。植え替えは5月に根を傷つけないようにそっと移し替えてくださいね。

シラカシの育て方:手入れ


シラカシは手入れの必要がほぼない植物です。常緑性のある植物で、冬になっても葉が落ちません。一年を通して緑の葉を楽しむことができますよ。

手入れいらずなので、そのまま放置していても問題はありませんが、4月に刈り込みをしましょう。そうすることで樹形を美しく保つことができます。

また、シラカシは剪定も必要となります。6月下旬から7月、9月になると生長が落ち着くので、この時期に剪定してあげましょう。

シラカシの育て方:増やし方


シラカシはどんぐりから増やすことができます。どんぐりは茶色のイメージがありますが、夏から緑のどんぐりがつき、秋になるとどんぐりが熟して茶色くなり落ちてきます。シラカシのどんぐりは帽子部分が広く、縞模様になっています。

落ちてるどんぐりを集めて、乾燥させないように湿らせた砂と一緒に保管しましょう。乾燥すると発芽しにくくなりますので注意してください。5月になったらまいて増やすことができますよ。

シラカシの育て方:注意する害虫・病気

シラカシはアブラムシの被害に遭うことがあります。春から秋にかけて繁殖することがありますので、見つけたらティッシュなどで取るか、多い場合は殺虫剤をまきましょう。

シラカシの花言葉は?

シラカシの花言葉は、「力」、「勇気」、「長寿」です。大きく生長することからこのような花言葉になっていると考えられます。

シラカシを育てて生垣にしてみよう


シラカシは立派な植物なので、庭に植えたらシンボルツリーになってくれますよ。綺麗に刈り込めば生垣にすることもできるので、ぜひ育ててみてくださいね。

クジャクサボテンの育て方|植え替え時期や方法は?剪定は必要?

Photo by はなたろうさん

ピンクと赤が混ざりあった鮮やかな色をした花を咲かせるクジャクサボテン(孔雀サボテン)。夜に咲く妖艶な花として人気の高い月下美人の仲間であるクジャクサボテンは、雨の少ない山岳地帯や高原などで自生しています。

クジャクサボテンの育て方を紹介していきます。

クジャクサボテンの日当たり

サボテンの一種であるクジャクサボテンは、日光を好む植物です。そのため、日当たりのいい場所で育てることで丈夫に育ち、花つきも良くすることができます。室内で管理しておくと世話もしやすいので、育てるのも比較的簡単です。

とはいえ、サボテンの一種だからといって、ずっと日にあてているのはよくありません。

クジャクサボテンは夏になると暑さに負けて休眠気味になってしまうため、生育が抑えられてしまいます。そのため、夏になったら強い日差しを避けることのできる場所へと移動させることが必要です。

日に当てるのは、春と秋の季節だけにしておきましょう。

クジャクサボテンの置き場所

クジャクサボテンは、季節ごとに置き場所を変えることで、花つきや葉の色がいい状態で保つことができます。

クジャクサボテンの生育期にあたる5月から9月の間は、風通しのいい半日陰に置いて管理するようにしましょう。冬になって、気温が10度を下回るようになったなら、室内へと移動させて日当たりのいい場所で管理するようにしてください。

クジャクサボテンの水やり

春・秋の水やり

過湿を嫌うクジャクサボテンは、屋外に置いて雨にうたれてしまうとすぐに根腐れを起こしてしまうので注意しましょう。

クジャクサボテンの生育期である春から秋にかけては、土の表面が白味を帯びるほどに乾いてから、水を与えるようにします。毎日水を与える必要はないので、土がどんな状態かを確認しつつ水やりをしてください。

土が湿っている場合は、まだ水やりをするタイミングではないので、水を与えるのはやめておきましょう。

夏の水やり

夏はクジャクサボテンが休眠気味になることもあります。そのため、水やりには注意しましょう。

水をかけるときに、花やつぼみに水がかからないよう気をつけてください。水がかかったときには傷んでしまうことがあります。

冬の水やり

冬になるとクジャクサボテンは休眠期に入るので、水やりの回数は控えるようにします。

休眠期は水を吸収する力をほとんどなくしてしまいますので、水やりをしても栄養がクジャクサボテンにいかないことがあります。過保護になって水やりをしすぎてしまうと根腐れを起こしてしまうので注意しましょう。

乾燥気味に保つ必要があり、気温が5度以下になってしまった場合は、水やりを完全にやめるようにしましょう。

クジャクサボテンの肥料・追肥

クジャクサボテンには肥料を施さなくともよく育ってくれるので、特に肥料は必要ありません。ただし、5月から7月にかけて、ゆっくりと効き目の出てくる緩効性化成肥料を置き肥しておくか、規定の倍率よりも薄めにした液体肥料を施しておくのもかまいません。

クジャクサボテンの生長期にリン酸とカリの成分が多く入っている肥料を与えることで、花つきがよくなります。ただし、肥料をあたえすぎてしまうと、根っこの部分が傷んでしまったり、花つきが悪くなってしまうので気をつけましょう。

化成肥料の場合は株元に1度だけ置き、液体肥料の方は10日に1回与えるだけで十分なので、それ以上の肥料は与えないようにしてください。

クジャクサボテンの用土

クジャクサボテンは、水はけや通気性のいい土を好みます。市販の土を用いるなら、多肉植物の培養土を使用するか、サボテン専用の培養土を使うようにしましょう。

自分で土を配合する場合は、川砂が8、腐葉土が2、くん炭が1の割合で混ぜられたものを使うか、赤玉土の小粒が6、腐葉土が2、川砂が2の割合で混ぜ合わされたものを使用するのがおすすめです。

また、クジャクサボテンは過湿には弱くなっているため、植木鉢はプラスチック製のものを使うよりも、素焼きの鉢を選ぶようにしましょう。

クジャクサボテンの種まき・植え付け・植え替え

クジャクサボテンは、2年に1度植え替えをする必要があります。根詰まりを起こしている場合は、その年に植え替えるようにしましょう。

クジャクサボテンを植え替える時期としては、3月上旬から4月上旬、9月中旬から10月中旬の間が適しています。気温が低く乾燥することのない冬に植え替えをしてしまうと、根が傷ついたり、根腐れが起すので気をつけてください。

新しい鉢に植え替えるときには、あらかじめ水やりを控えるようにして、クジャクサボテンを乾燥させておきましょう。乾燥することで、土から株をぬきやすくすることができます。

苗よりも一回り大きめの鉢を用意して、植木鉢の底部分に、鉢底ネットと軽石を敷いておきます。鉢の3分の2あたりまで土を山型になるように持っていき、鉢の側面を叩いて土をほぐしていきます。

クジャクサボテンを鉢から引き抜き、根っこについている土を手で優しくもみほぐして落としていきます。このときに古くなったり傷んでしまったり、伸びすぎている根っこを見つけたら、消毒済みのハサミで剪定しましょう。

根を広げてから新しい鉢に植えていき、根っこと根っこの隙間にまで土を詰めて、株のバランスがしっかりとれるようにして固めます。

クジャクサボテンの増やし方

クジャクサボテンの増やし方は、「挿し木」が一般的です。

挿し木

挿し木の時期は5月から6月か、秋の9月から10月の間が適期となっています。病気にかかっておらず、傷んでもいない元気な葉っぱを選んで、15センチほどの長さに剪定します。剪定した葉っぱを1週間陰干しして乾かします。

このときしっかりと乾かしておかないと、肉厚の葉っぱにたまっている水分が葉っぱに残ったままになってしまい、土に挿したとき、切り口から腐っていってしまいます。

また、選ぶ葉っぱが若いものを使ってしまうと、開花するまでの時間がかかってしまうことがあるので注意してください。

葉っぱを数枚束ねて、赤玉土の入った鉢へと浅く挿し、水やりをせずに10日ほど時間をあけます。水やりは10日経ってからあげるようにしてください。1ヶ月ほど経てば根が生えてくるので、新しい鉢に植えて育ててください。

クジャクサボテンの育て方で注意すべき病気・害虫

クジャクサボテンには、ナメクジやカイガラムシがつくことがあります。

ナメクジは6月から10月にかけて多く発生する害虫で、クジャクサボテンの花びらや新芽などの柔らかい部分を食べます。食べられた部分はすり減って、おろし金で削られたような穴が空いてしまうので、被害が出たときには一目瞭然です。

ナメクジを予防するには、ナメクジが好むジメジメとした湿気の多い環境を作らないようにするのが重要です。

ベランダなどにクジャクサボテンを置いておくか、室内で管理していれば、ナメクジの被害には遭わずにすみます。使用後のコーヒー豆のカスを乾燥させてから土に混ぜることでも、ナメクジ予防に効きます。

カイガラムシの幼虫は殺虫剤で駆除することができますが、成虫の場合は、ブラシなどを使ってこすり落としていく必要があります。

クジャクサボテンの管理温度

クジャクサボテンは寒さにはあまり強くないため、冬は最低でも5度の気温を保つ必要があります。

冬にしっかりと休眠させることで花が咲きやすくなるので、冬場は室内で管理して、冬を越せるようにしておきましょう。

室内での管理をしている場合、冬は窓際に置くのはやめておくのがポイントです。冬の窓際は気温が下がってしまうので、あたたかい場所へと移動させてあげましょう。

クジャクサボテンの種類・品種

ノパルホキア属をもとにして、複数の近縁のサボテン科の植物や、属間植物と人の手によって掛け合わされてできたのがクジャクサボテンです。原産地ではクジャクサボテンは木の上に着生しており、茎が変形した植物体が特徴となっています。

クジャクサボテンの品種は、京花火、天女の舞、シンデレラ、金麗の舞、乙女の祈り、白鳳などがあります。

夜にだけ真っ白な花を咲かせることで有名な月下美人は、クジャクサボテンの代表品種として知られていますが、性質はすこし異なってくるので、園芸では月下美人とクジャクサボテンは別物として扱われることがあります。

クジャクサボテンの花と葉茎

クジャクサボテンの花は5センチから30センチまでのものがあり、色も品種によって変わってきます。月下美人に似た、光沢と存在感あふれる花の姿は、一輪咲いただけでも目を釘付けにしてくれます。

そんなクジャクサボテンの花の開花時期は5〜6月頃となっています。

クジャクサボテンの草丈は30センチの小型のものから、1メートルほどまである大型なものまで、幅広い種類のものがあります。茎は昆布のようで、縁がギザギザとしているのが特徴です。

クジャクサボテンはこの茎をまっすぐ上に伸ばして生長していき、一般的に知られるサボテンのように、鋭い棘などはありません。

クジャクサボテンの花言葉

クジャクサボテンの花言葉である「艶やかな美人」は、その存在感ある大きな花の美しさを表している花言葉となっています。

そんなに美しい花が1日で枯れてしまうということから、「儚い美」や「儚い恋」というものがつけられました。

クジャクサボテンの育て方を知って、花を咲かせよう!

鮮やかで目を引くクジャクサボテン。花サボテンと言われる通り、その大きな花を見て楽しむことができるサボテンです。

寒さなどの気温に気をつければ、育てるのも簡単です。ぜひ育ててみてください。

ブルーデージーの育て方|剪定時期や切り戻しの方法は?

Photo by ⌬さん

今回ご紹介する植物は、花の中心部分にある管状花とその周りに付ける舌状花(花びら)が芽を引き寄せられるような色合いをしています。

ブルーデージーといわれ日本でも流通しています。こちらの記事ではブルデージーの育て方を特集します。

ブルーデージーの育て方:日当たり

ブルーデージーは、日当たりが良い場所で管理しましょう。真夏と冬以外は日光に当てるようにします。日当たりの悪い場所で管理している、と花つきが悪くなり、きれいな花を鑑賞することができなくなります。

真夏は半日陰で、冬は室内の明るい日陰もしくは室内の日の当たる場所で栽培してください。

ブルーデージーの育て方:置き場所

ブルーデージーは、気温の高い場所や湿気の多い環境には適しません。

ベランダに配置している場合、日光が直接当たらなくても照り返しなどの影響で温度が上がる事も考えられます。棚の上などに置いて、鉢下にも風が通るように置き場所を考えましょう。

ブルーデージーは耐寒性はあまりなく、寒さに弱いので、冬は室内管理にします。室内でも日の良く当たる場所へ移動させましょう。霜と寒風に当たらない場所であれば、ベランダなどで育てることも可能です。

ブルーデージーの育て方:水やり

夏の水やり

ブルーデージーを鉢植えしている場合、真夏以外の夏は土の表面が乾いたら、たっぷり水分を与えます。真夏には、少々乾かし気味に管理すると良いでしょう。

真夏は生育の力が緩まるため、水の量を同じにしていると土の中が湿っている状態になり、根腐れなどを引き起こしやすくなるからです。

ブルーデージーを地植えしている場合には、水やりの必要はありません。

冬の水やり

ブルーデージーを鉢植えしている場合は、真冬にも少し乾燥気味にして水やりをします。真冬も成長が鈍っていますので、水を与えすぎると根が腐ります。

真冬以外は土の表面が乾いてから水をたっぷりと与えましょう。地植えでは、水やりの出番はありません。

ブルーデージーの育て方:肥料・追肥

ブルーデージーの植え付けの前に、用土にゆっくりと効く粒タイプの化成肥料かリン酸の多い緩効性化成肥料を混ぜ込みます。

鉢植え

追肥は鉢植えと地植えでは異なります。鉢植えは、ピークになった夏の時期は春〜秋に緩効性化成肥料を施肥します。

きれいに花を咲かせるコツは、肥料切れにならないようにすることです。規定量の半分の肥料を定期的に施すか、液肥を1週間に1回与えます。

地植え

地植えでは、葉っぱや花を見て小さくなっているようであれば緩効性化成肥料または化成肥料を入れてあげましょう。地植えでは規定の量で結構です。

ブルーデージーの育て方:用土

ブルーデージーは高温多湿を嫌うことので、水はけの良い土が良いでしょう。

配合土では、赤玉土の中粒と腐葉土そしてピートモスを5:3:2の割合にしてくださいピートモスは酸度調整済みのものを使用します。酸度調整済みのピートモスとは、天然材料でpHを6.5前後に調整している土のことをいいます。

鉢植えの場合は、鉢底石を敷いてから植え付けると水はけが良くなります。

ブルーデージーの育て方:種まき・植え替え・植え付け

植え付けの時期

ブルーデージーの植え付け時期は、3月〜4月頃です。ただし、この時期でなくても、根鉢を崩さずに移し替えれば植え付けることができます。

植え替えの時期

植え替えは、鉢底から根が伸びてきたときがベストです。春の花が咲き終わったころの、8月の後半〜9月にかけて植え替えします。根を傷つけないように気をつけましょう。

根に傷が入ると枯れて死んでしまう可能性がありますので、鉢から取り出したときは根鉢を崩さないでください。

根腐れした株でも植え替えを行うことができますが、回復するのは厳しいです。根腐れした株の土と根をくずして落としましょう。

ブルーデージーは、切り戻しと植え替えの時期が同じですので、同時に行っても良いでしょう。

ブルーデージーの育て方:増やし方

種まき

ブルーデージーは種まきからでも増やすことができます。採取する場合は、花が咲いたあと、受粉してタンポポの綿毛のような種をつくります。飛んでいってしまうのですぐに回収しましょう。「F・エキナータ」という品種から種が取れやすいので増殖も簡単です。

種まき時期は、3月の中頃〜6月の中頃か9月〜10月頃です。室内で管理できるのであれば、11月〜2月に撒いても良いでしょう。撒いた種の上に薄く土を被せてきましょう。このとき、土を乾燥させないように管理してください。発芽温度はだいたい20度ほどです。

挿し木

挿し木は4・5月に行い、茎の先に芽が付いているものを選んで5cm程度切り取ります。水を用意して1時間吸収させましょう。赤玉土の小粒や川砂を湿らせて鉢に入れたら、水にさらしていた挿し穂を挿します。

根が出てくるまでには1か月はかかるので、その間は土を乾かさないようにして半日陰で育てます。

根が出てきたら1つずつ鉢に植え替えましょう。秋の挿し芽では春になるまで植え替えも行わず霜が当たらないように注意して育てましょう。

ブルーデージーの育て方:注意する病気と害虫

ブルーデージーはジメジメした梅雨の季節に、灰色カビ病にかかる可能性があります。灰色カビ病は茎や葉そして花にカビが生えて枯れてしまう病気です。風通しの良い場所を保ちましょう。

さらに、春夏秋の季節には、アブラムシにも注意が必要です。3月に入ったら殺虫剤を撒いて対策を施しておきましょう。

ブルーデージーの種類・品種にはどんなのがある?

キク科のフェリシア属に分類され熱帯から南アフリカを原産地とする80種類もある植物がブルーデージーです。ブルーデージーの品種は、フェリシア・アメロイデスを指すことが一般的です。

フェリシア・アモエナという品種もよく出回るようになってきています。2つの品種は葉が肉厚で、細長く花茎を伸ばしてその先に花を1つずつ咲かせます。

フェリシアを略して「F」と書くこともあります。ブルーデージーは南アフリカからイギリスへ広まりヨーロッパにも拡散しました。

その後日本にも渡来してくることになります。種を採取しやすいF・エキナータやF・アメロイデスの班入りなども作られています。日本ではF・ヘテロフィラという秋まき一年草が主流です。

ブルーデージーはどんな花を咲かせるの?

葉をたくさん茂らせてそこから花茎をぐんぐん伸ばし先端に青い花を付けるのがブルーデージーの特徴です。

花の中心には、黄色の円状になり、花びらのコントラストが際立ちます。青い花の他に白や淡いピンクの花も咲かせるブルーデージーもあります。

ブルーデージーの花言葉とは?

「純粋」「幸福」「幸運」「恵まれている」「無邪気」「かわいいあなた」「協力」などの花言葉がブルーデージーにはあります。

一色の花びらがきれいな色をしており、何個も咲かせる姿から「純粋に美しい」という意味も表現しています。

ブルーデージの育て方を覚えて、キレイに咲かせよう!

幸福という花言葉を持つブルーデージーの育て方についてご紹介しました。

花の美しさが園芸愛好家にも人気がある草花です。比較的育てやすいので育ててみてはいかがでしょうか。

ミニヒマワリの育て方|種まきの時期や方法は?種の収穫や摘心はする?

ミニひまわり

手頃なサイズで育てやすいミニひまわりは背丈が大きくないので、室内で育てることもできます。このページではミニひまわりの育て方を解説しています。

育てる場所や土選び、肥料についても記載していますので、ぜひご参照ください。

ミニひまわりはどんな植物?

ミニひまわりはキク科ヒマワリ属の植物で、矮性ヒマワリとも呼ばれます。通常のひまわりは大きく背丈が高いですが、ミニひまわりは1メートルを越えない品種のことを指します。プランターや鉢植えで育てることができ、手軽なひまわりとして人気があります。

ミニひまわりのなかには30センチほどの小さなものあり、開花までの時期が短い特徴があります。

ミニひまわりの育て方:育てる場所

ミニひまわりは通常のひまわり同様、太陽の光を好むので日当たりのよい場所で育てましょう。日光が不足すると花が咲かないことがあります。半日陰でも育ちますが、花の数が少ないこともあるので、可能であればよく日差しが当たる場所で育てましょう。

ミニひまわりの育て方:用土

ミニひまわりは湿気を嫌うので、水はけのよい土を選んでください。ホームセンターや園芸店で売られていっる花と野菜の培養土で育てることも可能です。

自分で土をブレンドする場合は、赤玉土、腐葉土を6:4の割合で混ぜてください。

ミニひまわりの育て方:水やり


種から育てる場合は、本葉が出るまでは土が乾燥しないようにたっぷりと水を与えましょう。本葉がでたあとは、土が乾いてからたっぷりと水やりをします。

鉢植えで育てる場合は、土が乾いていたらたっぷりと水やりをしてください。鉢の底から水があふれるくらいが目安です。

ミニひまわりの育て方:肥料

ミニひまわりは肥料がなくても育ちますが、緩効性化成肥料を元肥として土に混ぜておくとよいですよ。ただし、肥料の与えすぎは株本来の力が弱まりますので、適量を守ってください。追肥は必要ありません。

生長が遅く葉の色が悪い場合は、栄養不足の可能性もあります。春から夏にかけて固形肥料を与えてもよいでしょう。

ミニひまわりの育て方:植え付け


ミニひまわりは、4月から6月に植え付けましょう。鉢に種を埋める場合は、1センチくらいの深さにし、埋めた後はかるく土をかけて水をたっぷりと与えます。

プランターに種をまく場合は、株の間を適度に保ちましょう。生長して邪魔にならないためです。

ミニひまわりの育て方:植え替え

ひまわりは植え替えに向きません。ひまわりの根は一本まっすぐに伸びています。この一本の根が傷つくとすぐにミニひまわりが枯れてしまいます。植え替えの場合は根が傷つく可能性があるため、あまりおすすめはできません。

ミニひまわりの苗を購入して、植え付けることもありますよね。どうしても植え替えをする場合は、根を傷つけないように苗の土は崩さないでそっと植え付けましょう。

ミニひまわりの育て方:手入れ


ミニひまわりは手入れの必要はほぼありません。生長を促すために、芽の先端を摘み取る摘心というものを行うことがありますが、ミニひまわりでは摘心をする必要もありません。

根が一本まっすぐ伸びるミニひまわりの場合は摘心はしなくて問題ありません。分枝性の場合は、花数を増やす目的で摘心をすることがあります。

ミニひまわりの育て方:増やし方


ミニひまわりは株分けには向きません。根がまっすぐに一本になっているため、分けられません。

増やすとしたら種を収穫してそれを植える方法です。花がしおれてくると花の中心に種ができるので、こちらを植えましょう。翌年またひまわりが咲きますよ。

ミニひまわりの育て方:注意する害虫・病気

ミニひまわりは、ハダニ、ナメクジ、グンバイムシ、バッタなどの被害にあうことがあります。夏は虫が多くつきやすいので気をつけましょう。見つけたら、ティッシュなどで取って、必要に応じて殺虫剤も使用しましょう。

ミニひまわりの花言葉は?


ミニひまわりの花言葉は、「あなたを見つめる」、「愛慕」、「傲慢」、「光輝」、「憧れ」です。

ミニひまわりをプランターで育ててみよう


大きく生長しないミニひまわりはプランターに植えて室内で育てることができますので、ぜひ試してみませんか。夏を感じることができる植物なのでおすすめですよ。

カレックスの育て方|植え替えや株分けの時期や方法は?

カレックス

地植えをすればすばらしいグランドカバーとなるカレックスは洋風、和風どちらのお庭にも合います。このページでは、カレックスの育て方をご紹介します。

植え付け時期や水やり、土選び、育てる場所を知りたい方はぜひご参照ください。

カレックスはどんな植物?

カレックスはスゲ属カヤツリグサ科。日本をはじめ東アジアなど世界各地に自生しています。大きさは30センチから120センチほどで、種類によっても大きさが異なります。

カレックスは春になると白い花を咲かせますが、多くの方が細長い緑の葉を楽しみます。カレックスの葉は、細さが特徴的でこんもりとして葉を広げます。

見た目はリュウノヒゲのようで、種類によって見た目も異なりますが、斑が入ったものが一般的です。

カレックスの育て方:育てる場所

カレックスを自宅で育てる場合、場所に悩むかもしれませんが、カレックスはとても強い植物で、耐陰性もあるためあまり場所を選びません。日当たりのよい場所はもちろんですが、半日陰でも育てることができます。

白い斑が入るカレックスの場合は、日差しが強いと葉がいたむことがあるので、半日陰で育てましょう。また、銅色の葉がつく品種や、黄色い葉をつける品種では、日当たりが少ないと色が悪くなる可能性もあります。変色種の場合は、日当たりのよい場所で育てましょう。

種類によって、適する場所が変わってきますので、購入した苗の特徴で場所を選んでください。

カレックスの育て方:用土

カレックスは湿気を嫌います。土を用意する場合は、水はけがよく、通気性のよい土を選んでください。自分でブレンドする場合は、赤玉土と腐葉土を7:3の割合で混ぜて土を作るのがおすすめです。

市販の培養土でも育てることができますよ。

カレックスの育て方:水やり

カレックスは手間のかからない植物です。水やりも頻度も高くないので、初心者の方にも向いていますよ。

庭に地植えする場合は、根が定着したあと水やりは降雨のみで十分です。しかし夏の暑い時期で雨が降らずに土が乾燥している場合は、水やりをしてあげてください。

鉢植えで育てる場合は、土が乾きやすいので乾いていたらたっぷりと水を与えましょう。乾燥すると、葉が傷むので鉢植えのときはご注意ください。

カレックスの育て方:肥料

カレックスは、緩効性化成肥料を植える場所の土に混ぜておけば十分です。追肥の必要はありません。

カレックスの育て方:植え付け

カレックスの植え付けに適する時期は、3月から4月の上旬にかけてです。苗を購入して、お庭や鉢に植えましょう。

複数育てる場合は、株間は30センチから50センチほどあけるとよいですよ。

カレックスの育て方:植え替え


地植えの場合は、そのまま育てることが可能です。しかし、カレックスを鉢植えで育てる場合は、植え替えが必要となります。生長と共に鉢が小さくなってくるためです。

根がこんもりとしてきたり、葉に対して鉢が小さく感じるようになったら、ひとまわり大きな鉢植えに移してください。

カレックスの育て方:手入れ

カレックスはとても強い植物で手入れは基本的に不要です。水やりの必要もほぼありませんので、ご安心ください。

ただし、見栄えが悪くなることがあります。常緑性のある植物ですが、古くなると色があせてくるので刈り込みをしましょう。

3月に葉を刈り込むと、4月以降に新しい葉がよく伸びてきて、見栄えがよくなりますよ。

カレックスの育て方:増やし方


カレックスは種まきでも育てることができますが、株分けも可能です。株分けとは、いま育てているカレックスの株を複数に分けて、別の場所に移して育てることです。

株分けは、植え付け時期と同じで3月から4月の上旬に行ってください。根についた土をとりのぞいてハサミでカットして、株を2つにわけます。分けたカレックスを別の場所に植えて、根が安定するまではたっぷりと水やりをして管理します。

種まきも、株分け同様に時期があり、9月から10月、または3月から5月です。種は1ヶ月もしないうちに芽を出します。

カレックスの育て方:注意する害虫・病気

特別に病気や虫を心配する必要はありません。

カレックスの花言葉は?


カレックスにのみにつけられた花言葉は確認できませんでしたが、カヤツリグサの花言葉は、「伝統」、「歴史」です。和風のイメージがあるためつけられたのかもしれませんね。

カレックスを育てて寄せ植えしてみよう


カレックスを単体でお庭に地植えすると和風の雰囲気になります。寄せ植えの名脇役にもなるので、スペースが余った部分やグリーンが足りない部分に加えてみてくださいね。

ソヨゴの育て方|地植えの植え付け時期や、鉢植えの植え替え方法は?

ソヨゴ

赤い実がなる植物で見た目も縁起が良さそうなソヨゴは庭木としても人気です。このページでは、ソヨゴの育て方の基本をご紹介しています。

水やりや土づくり、害虫や病気なども記載していますので、これからソヨゴを育ててみたい方はぜひご参照ください。

ソヨゴはどんな植物?

ソヨゴはモチノキ科モチノキ属の植物で、日本、台湾、中国が原産です。漢字では冬青と書きます。高さは5メートルから10メートルで、庭に植えるとシンボルツリーとなるような立派な樹木です。赤い果実が特徴的で、果実は冬に楽しめます。

ソヨゴの樹皮はつるっとしていて滑らかで美しい樹皮をしています。生長は早くないので、お庭にお迎えしても手入れがしやすいですよ。

ソヨゴの葉は4センチから8センチ。艶がある美しい葉が楽しめます。雌雄異株で5月から6月にかけて白い花を咲かせますが、花は小さくあまり目立ちません。

ソヨゴの育て方:育てる場所

ソヨゴは大きく生長するのでお庭への地植えがおすすめです。

ソヨゴには耐陰性がありますので、日向から明るい日陰で育てることができます。ただし、強い西日があたる場所で育てると葉やけすることがあるので注意しましょう。

ソヨゴの育て方:用土

ソヨゴは湿気を嫌います。水はけがよく、有機質の多い土がおすすめです。土を作る場合は、赤玉土と腐葉土を混ぜてください。

ソヨゴの育て方:水やり

お庭に植えたばかりの頃は、土の表面が乾かないようにたっぷりと水を与えてください。ソヨゴの根がしっかりとしたあとは、降雨のみで十分です。ソヨゴは乾燥にも強いので、神経質に水やりする必要はありません。ただし、真夏で雨が数日降らずに、土が乾燥している時期は水やりをしてください。

ソヨゴの育て方:肥料

ソヨゴを地植えしている場合は、2月に有機質肥料を株元周辺に埋めましょう。

ソヨゴの育て方:植え付け


基本的にソヨゴはお庭への地植えが多いかと思います。地植えの場合は、植え付け時期は4月から5月が適しています。8月下旬から9月の植え付けも可能です。

鉢植えの場合も地植えと同じ時期で植えつけることができますよ。

すぐには根が安定しませんので、1ヶ月ほどよく様子を見て、水やりを欠かさないようにしてくださいね。

ソヨゴの育て方:植え替え

鉢植えの場合は、ソヨゴが大きくなると植え替える必要がでてきます。鉢が窮屈になってしまうため3月から4月に行いましょう。

ソヨゴの育て方:手入れ


ソヨゴは特別な手入れは必要ありませんが、カイガラムシがつくことがありますので、こまめに虫がついていないかチェックしてください。

剪定をしていないと枝葉が密集して虫に気がつかないこともあるので剪定をしましょう。

水やりは基本的に必要ありませんが、植え付けたばかりの根が安定しない時期は乾燥させないようにたっぷりと水を与えましょう。根が安定してからは基本は降雨のみで、真夏の日照りがつづく時期のみ水やりをすればよいだけです。

ソヨゴの育て方:増やし方


ソヨゴは種まきとつぎ木で増やすことができます。方法を紹介していきます。

種まき

ソヨゴは赤い果実がなります。中には種があるので、この種を利用して増やすことができます。

冬に種を取り出して乾燥させないように湿ったティッシュなどでくるみ、冷蔵庫で保存して翌年の3月から4月に種をまきましょう。

つぎ木

つぎ木でも増やすことができます。3月から4月に雌株の枝をカットして、種から育てた台木につぎます。ついだ部分にはテープを巻いて固定してください。

ソヨゴの育て方:注意する害虫・病気

ソヨゴはすす病になることがあります。すす病になると見た目が悪くなりますので注意をしてください。通気性をよくするために剪定をしましょう。

また、カイガラムシがつくと、ソヨゴの樹液が吸われてしまいます。栄養分まで吸われてしまうので、ソヨゴが弱っては枯れてしまうこともあります。見つけたらティッシュなどで取るか、多い場合は薬剤をまくようにしてください。

ソヨゴの花言葉は?

ソヨゴの花言葉は、「先見の明」です。

ソヨゴを育ててシンボルツリーにしよう


ソヨゴは冬になると赤い実が楽しめる美しい植物です。お庭にお迎えするとシンボルツリーになりますよ。ソヨゴを植えれば果実を食べに鳥が遊びにくることもあるはずですので、ぜひお庭に植えてみませんか。