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間引きとは|意味や目的は?より収穫や生育をよくするコツは?

間引き

野菜などを育てていると間引きは必要となりますが、間引きとはそもそもなんでしょうか。どのような目的で間引くのか気になりますよね。

このページでは、植物の間引きについてご紹介しています。イマイチ間引くべき株が選べない方もぜひご参照ください。

間引きとは?

間引きとは、混み合った苗を引き抜くかハサミで切って、残した植物の生育を向上させるお手入れ方法のひとつです。

種まきをしてから発芽し、ある程度生長すると株同士の距離が近くなります。そのままにしていると生育が悪くなるので、植えてから一定の期間が過ぎた頃に少量の苗を残して、他は間引く必要があるのです。

間引きの効果とは?

土中の養分を効率よく吸収させられる

土のなかの栄養には限りがあるので、たくさんの苗を狭い範囲で育てていると、生育が悪くなることがあります。間引きをすることで、ひとつの苗に対する養分の供給量が増えるので、より生育が良くなります。

日光をまんべんなく浴びさせられる

株同士が近い距離のまま生長すると、葉が重なり日当たりが悪くなります。それによって全体的に生育が悪くなってしまいます。間引きをすることで、葉の被りを抑え、まんべんなく日光を浴びさせることができます。

病害虫の被害を防げる

過密状態で育てると湿気がこもりやすくなり病気にかかりやすくなります。間引きをすることで株同士の間隔が開き、害虫の被害を

間引きの時期は?

間引きは数回にわけて行う

間引きは基本的には2〜3回のタイミングに分けて行います。一度に間引きすると、あとで生育が悪い苗がでてきたり、風で倒れた苗のカバーができなくなるので、数回にわけて間引きしましょう。

間引きをする時期の目安

最初の間引きは、発芽して子葉に続いて本葉が開いたころに行いましょう。

子葉とは最初にでてきた葉でほとんどの植物で丸みのある葉の形をしています。本葉とは子葉に続いて生える、その植物特有の形をした葉のことです。

その後は植え付けの時期になるまでか、本葉は10枚ほど出そろうころまでに数回間引きを繰り返しましょう。作物によって適切な株間はある程度決まっていますが、最後の間引きで適切な株間になるように調整してください。

間引きで抜く苗・残す苗の選び方は?

間引きで抜く、もしくは切る苗は、基本的に生育の悪いものを選びましょう。全体を見渡して、他と比べて葉が小さい、葉に異常があって弱っているものがないか見て、それらの苗を間引きします。

判断に迷うときは無理に間引きせずに、最後の間引きまで様子を見てもいいでしょう。また、生育に問題がない苗でも株間に合わせて間引きが必要な場合は、根を傷つけないように掘り上げて、別の容器で育てることもできます。

間引きの方法・やり方は?

間引きの方法は、どのように種まきをして育苗しているかによって変わります。それぞれの育て方に合わせて間引くようにしますが、そのとき残す苗の根を傷つけないようにしましょう。

点まき・育苗ポットまきの間引き方法

点まきや育苗ポットの中心に数粒種まきをして育てているときの間引きは、残す株を痛めないように清潔なハサミで切り取る方法がおすすめです。株が密集しやすいので、大株になる野菜や草花の場合は1度の間引きですませるといいでしょう。

すじまき・ばらまきの間引き方法

すじまきやばらまきで種まきをしてそだてているときの間引きは、抜く苗の付け根を人差し指と中指ではさむようにして土をおさえ、間引きするときに周囲の土が極力動かないようにしましょう。また、数回にわけて間引きするようにしてください。

間引きの方法を覚えよう

野菜を育てている場合はとくに間引きが必要です。しっかりと栄養を行き渡らせて、おいしい野菜や果実を収穫しましょう。

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