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オケラとは|似た花やアザミとの見分け方、花言葉は?

ややマイナーな植物オケラは、体にもよく生薬に利用されることがあります。山菜として食べることもあるのですよ。このページではオケラについて解説しています。育て方、花の特徴、アザミとの見分け方などが気になる方はぜひご参照ください。

オケラとは?

オケラはキク科オケラ属の植物です。ウケラ、カイブシという別名もあります。オケラは食用に利用することもでき、若芽は山菜となります。

ビャクジュツという名前で生薬として利用されることもある植物で、腹部膨満、食欲不振、下痢によいとされています。

新芽は白い毛に覆われているのが特徴です。その後この産毛は徐々に剥がれ落ち、このときが食べごろです。お浸しや天ぷらにして楽しむことができます。

オケラの名前の由来

オケラはもともとは「ウケラ」という名前で呼ばれていました。万葉集でも「ウケラ」という名で歌が詠まれたほどです。日本でも歴史のある植物で、昔から食用に利用されてきました。その後、言葉が変かをして「ウケラ」から「オケラ」になりました。

オケラの花の特徴

オケラの花は9月から10月に咲きます。茎の先端に白またはピンクの花をつけ、花の見た目はアザミに似ています。針山のようにチクチクした見た目をしているのが特徴です。

オケラの花の大きさは2センチから2.5センチほどで舌状花がなく、筒状花のみです。舌状花とは舌のように細長い花弁のことです。

また、オケラの花の質感はパリパリとしていて、ドライフラワーにして楽しむことができます。

オケラに似た花


(※上の画像はアザミ)

アザミはキク科アザミ属の植物で、花の色は赤紫または紫色です。オケラは白とピンク色の花弁なので色に違いがあります。色が濃いほうがアザミ、白、薄いピンクならオケラと覚えるとよいでしょう。

アザミは道端に雑草のように咲くことが多く、オケラは日当たりのよい山麓に自生します。

オケラの育て方

オケラは明るい場所で育てましょう。3月から5月に種まきをし、水はけのよい場所に植えてください。オケラは地植えで育てられます。お庭がない場合は鉢植えでもよいでしょう。地植えの場合は降雨のみでよく、鉢植えの場合は土の表面が乾いてから与えてください。

肥料はとくに不要です。

オケラは湿気を嫌うので、水を多く与えすぎないようにしましょう。真夏の直射日光を嫌うため、鉢植えの場合は場所を移動させるなど工夫をしてください。地植えの場合は真夏のみ日よけをすると弱りにくくなります。

オケラの花言葉

オケラの花言葉は「金欠病」、「親しみやすい」です。

所持金がない状態を「おけら」と表現します。このことからオケラには「金欠病」という花言葉になったと考えられます。

オケラの花を楽しもう

オケラの花はパリッとした見た目とたくさん集まった花弁が特徴的です。ドライフラワーにも向いているので、自宅で栽培した花をドライ化しませんか。風通しのよい場所で、逆さまに吊るしておくと自然と水分が抜けます。リースやアレンジメントにして楽しむとかわいいですよ。

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