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ラズベリーを植えてはいけない理由は?地植えするときの注意点を解説

ラズベリー

キイチゴの仲間であるラズベリーは、スイーツなどの飾りとしても人気がありますね。フランス語では「フランボワーズ」という名前で親しまれ、一度は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。ラズベリーはご自宅のお庭などでも栽培することができますが、育てるためにはいくつか注意が必要です。

ここでは、ラズベリーを植えてはいけない理由や植える際に気を付けるポイントなどについて解説していきます!

ラズベリーとは?

ラズベリーはバラ科キイチゴ属に分類され、ヨーロッパが原産の果実です。酸味があるのが特徴で、ケーキやお菓子などのデコレーションに使われることが多いですね。

ラズベリーは4~5月頃に白い花を咲かせ、6~7月頃にかけて果実が生ります。果実の色は種類や品種によって異なります。

また、ラズベリーには「一季なり性」と「二季なり性」の品種があり、二季なり性の場合は6~7月と10~11月の年に2回収穫できます。

果樹の中には受粉させるために2本以上の樹木を育てるものもありますが、ラズベリーは1本育てれば実が生ります。そのため、手間がかからず初心者の方でも育てやすいといわれています。

ラズベリーを植えてはいけないって本当?

そんなラズベリーですが、一般家庭では「ラズベリーを植えてはいけない」という話を聞いたことがある方も多いかもしれません。

結論からいうと、ラズベリーを植えてはいけないというのは全くの嘘です。ではどうして、そのような情報が出回るようになってしまったのでしょうか。それにはいくつかの理由があります。次にその理由について、詳しく解説していきます。

ラズベリーを植えてはいけない理由は?

ラズベリーを植えてはいけない理由① 地下茎の繁殖力

ラズベリーは環境に適応しやすく病害虫にもかかりにくいため、育てやすい果樹の一つです。手入れもそこまで必要ないため、そのまま放置しておくと地下茎でどんどん繁殖してしまいます。

ラズベリーを地植えすると庭中に目を出して増えてしまうため、安易にラズベリーを植えることは控えるようにしましょう。

ラズベリーを植えてはいけない理由② トゲがある

ラズベリーの果実はよく知られていますが、樹木については育てたことがないと知らない方も多いと思います。多くのラズベリーの茎には小さなトゲがあり、手入れする際は素手で触らないようにする必要があります。

トゲは小さいですが触ると痛いので、子どもが触らないように注意した方が良いです。また、洋服にトゲがひっかかるとほつれてしまうこともあるので、気を付けながらラズベリーを手入れしましょう。

ラズベリーを地植えするときに注意するポイント

栽培しやすい品種の苗を選ぶ

ここまでラズベリーを植えてはいけない理由について紹介しましたが、それでもラズベリーを植えたい方は育てやすい品種の苗を選びましょう。

ラズベリーは大きく生長すると管理も大変なので、なるべく小ぶりなサイズの品種を栽培すると良いです。「マイラビット」は矮性の品種で、全体的にコンパクトなので育てやすくおすすめです。

マイラビットは自家製ラズベリージャムやジュースなどに加工できるので、ご自宅で十分楽しむことができます。

プランターなどで栽培する

ラズベリーは繫殖力が旺盛なので、地植えではどんどん増えてしまいます。お庭で育てたい場合でも、プランター栽培や鉢植えであれば限られたスペースでも栽培できます!プランターなどで育てれば、天候によって場所を移動させることもできるので便利ですね。

ただし、プランターでも直接地面の上に置くとプランターの底から根を伸ばして繁殖する恐れもあるため、皿やレンガなどの上に置いて管理するようにしましょう。

トゲ対策

多くのラズベリーの茎にはトゲがあり扱いにくいですが、中にはトゲなしの品種もあります。

「グレンモイ」はラズベリーの中でもトゲがない品種なので、手入れがしやすいと言えます。子どもや初心者の方でも、安心して作業できますね。

グレンモイもジャムや果実酒などで楽しめるため、トゲが苦手な方はグレンモイを育ててみることをおすすめします!

コンパクトに剪定・誘引をする

ラズベリーは種類や品種にもよりますが、樹高は1~1.5mほどの低木です。そのまま放置すると樹形も乱れてくるため、定期的に剪定や誘引することが大切です。剪定することで病気や害虫を抑制し、健康を維持することができます。

ラズベリーの剪定に最適な時期は12~2月頃で、剪定ばさみやノコギリを使用して不要枝などを中心に取り除きましょう。

ラズベリーを植えてはいけないはウソなのでご安心を!

今回は、ラズベリーを植えてはいけない理由や植える時に気を付けるポイントなどについて紹介しました。美味しいラズベリーですが、ラズベリーを栽培するためには特性を知った上で育てることが大切ですね。

ラズベリーは対策すれば繁殖も予防できるので、しっかりと対策してラズベリーを育てましょう!

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