観葉植物として人気があるムの木は、生育も旺盛で育てやすい常緑高木です。インドやマレー半島など熱帯地方が原産で、フィカス・ウンベラータやガジュマルなどさまざまな種類があります。ゴムの木はそのまま育ててもよいですが、幹を曲げ加工することでより観賞が楽しめます。
今回は、ゴムの木を曲げる目的や用意する物、曲げ方などについて詳しく紹介していきます!ゴムの木をこれから曲げ加工される方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ゴムの木を曲げる目的は?
ゴムの木は緑色の葉から班入りまで、数多くの種類があります。ゴムの木はそのまま育てると真っすぐに生長しますが、枝には弾力があるのでワイヤーなどを使って曲げることで曲線を楽しむことができます。曲げ加工したゴムの木はインテリアとしてもお洒落なので、ぜひ試してみたいですね。
それでは、ゴムの木の曲げ加工で用意するものや曲げ方などについて詳しく見ていきましょう!
ゴムの木を曲げるときに用意する物
ゴムの木を曲げるときには、以下の物を準備しましょう。
- 太いワイヤー(2~4mm程度)
- 細いワイヤー(1mm程度)
- ペンチ
- はさみ
- ビニールテープ
- 麻ひも
手元に太いワイヤーの用意が無い場合は、約2mm以下のワイヤーを束ねて使用することも可能です。ペンチはワイヤーをカットする際に使用します。
ゴムの木の曲げ方
- 最初に、ゴムの木をどんな形に曲げるかご自分でイメージしてみます。ゴムの木が少し傾いているようであれば、その形状を活かしてもよいですね。
- 太いワイヤーは、あらかじめイメージの形に曲げておきます。
- ゴムの木の曲線美を楽しみたいので、周辺の葉や枝などは1~2週間前に剪定しましょう
- 用意した太いワイヤーを使い、ゴムの木の幹をイメージした形の通りに曲げていきます。
- ゴムの木を曲げたら、曲げたワイヤーを麻ひもで幹に仮止めしてください。2mm以下のワイヤーを準備した場合は、2~3本をビニールテープなどで束ねて使用することで強化できます。
- 太いワイヤーを固定後、細いワイヤーを螺旋状に巻きつけていきます。
- ゴムの木が上手く曲がり切らない場合は、幹の形状を調整しましょう。
- この状態で1年ほど経過したら、ワイヤーを取り外していきます。
ゴムの木の幹の長さによってアレンジも変わりますが、幹が長く生長すればS字型などに曲げても楽しめます。ゴムの木の成長に合わせて、曲げ方も工夫してみましょう。
ゴムの木を曲げた後の手入れ
ゴムの木は寒さに比較的強いですが、冬の時期は気温が5℃以上保てる場所で管理します。5℃以上の環境であれば、室内だけでなく屋外でも育てることができます。ゴムの木を室内で管理する場合は、エアコンの風が直接当たらない場所に置きましょう。
ゴムの木は生長が早いため、樹形が崩れるようであれば適当な位置で切り戻すとよいです。また、ゴムの木の水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりあげましょう。
ゴムの木の曲げ方を覚えて理想の形を楽しもう
今回は、ゴムの木の曲げ方やその目的、準備物などについて紹介しました。天然ゴムの原料であるゴムの木は弾力があり曲げやすいですが、枝が折れないよう適度な力加減で曲げられるとよいですね。曲げ加工してからワイヤーを取り外すまで時間がかかりますが、その分取り外したときは喜びも大きいです。
ご自分でゴムの木の曲げ方を覚えて、ぜひとも理想の形を楽しんでみましょう!
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