秋の代表の花の一つであるリンドウ。その青紫の花を見ると秋を感じられますよね。薬用としても利用されるリンドウが秋の七草に入っていないのは少し不思議なくらいです。また、アレンジメントでも人気があり、敬老の日のプレゼントとしてリンドウのフワラーギフトを贈ったりもされています。
今回は、そんな美しいリンドウの花言葉や種類を中心に、薬用としての効能や由来を紹介していきます。
リンドウ(竜胆)の花言葉
「悲しんでいるあなたを愛する」「誠実な人柄」
リンドウは秋になると、群生せずひっそりと1本ずつ、紫色の花を咲かせます。その凛とした花姿が、悲しみを思わせることに由来したといわれています。
「正義」
リンドウは昔から薬草として利用されていました。このことから、リンドウは病気に打ち勝つというイメージがつき、このような花言葉がつけられたといわれています。
色別のリンドウ(竜胆)の花言葉
- 紫・青
- 「満ちた自信」
- 白
- 「貞操」
- 赤・ピンク
- 「愛らしい(※西洋)」
リンドウ(竜胆)の花言葉には怖い意味もある?
リンドウの花言葉は怖いという噂話もあるようですが、実際そのような意味はつけられていません。もしかすると、「悲しんでいるあなたを愛する」という花言葉が少し怖い印象を与えてしまうのかもしれませんね。
リンドウ(竜胆)の花の基本情報
- 科・属名
- リンドウ科リンドウ属
- 分類・性質
- 山野草、多年草
- 原産地
- 日本、中国、韓国、シベリア
- 学名
- Gentiana
- 英語名
- Japanese gentian
- 別名
- ササリンドウ、エヤミグサ、ゲンチアナ
- 出回り期
- 6〜11月
- 開花時期
- 9〜10月
- 花色
- 青、紫、白、ピンク
- 花もち
- 5〜10日ほど
- 誕生花
- 9/16、10/1、10/20
名前の由来
リンドウは中国で「竜胆」と呼ばれます。これは、根の味が竜の肝のように苦いことに由来しています。
花の特徴
リンドウの花は、晴れたときにだけ空に向いて開花します。涼しげな花姿から、鉢花としてだけでなく、切り花として花束などでも人気があります。
薬草としての効能
リンドウはその苦みで笑いも止まるといわれるほどで、その苦味から唾液や胃液などの分泌を促進させ、胃などのバランスを整えてくれます。
西洋では「ゲンチアナ」という名で健胃薬として、中国では漢方薬として利用されています。
リンドウ(竜胆)の花の種類・品種
リンドウの種類は約400種類もあり、日本だけでも20種類が自生しています。その美しい花姿から園芸品種として人気で、現在でも品種改良が行われています。
リンドウ(竜胆)の花言葉は、敬老の日の贈りものにぴったり!
リンドウは「誠実」という花言葉を持つことから、敬老の日のフラワーギフトとして人気です。青紫の色なら男性にも贈りやすいですね。
日頃の感謝の気持ちを込めて、敬老の日にはぜひリンドウの花を贈りましょう。
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