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ホワイトレースフラワーの育て方|種まきの時期や増やし方は?

ホワイトレースフラワー

ホワイトレースフラワーは種からも生育がよく用土もあまり選ばないため、ガーデニング初心者にも育てやすい植物です。かわいらしい小花と繊細な葉が主張しすぎないため、どの植物とあわせても美しく仕上がります。

ホワイトレースフラワーとはどんな植物?

小さくかわいらしい白い花が集まって咲くホワイトレースフラワーはセリ科ドクゼリモドキ属の植物で、寄せ植えや花束の引き立て役として重宝されます。茎がしっかりとしていて花持ちもよいため、切り花としても人気が高いです。

本来は多年草ですが、耐暑性がなく高温多湿な日本の気候では夏に枯れてしまうため一年草(二年草)扱いとされています。寒さには比較的強く、氷点下にも耐えられます。

開花時期は5~7月ですが、さまざまな用途に利用されているため年中入手しやすい品種です。

別名:ドクゼリモドキ(毒芹擬)

ホワイトレースフラワーは別名「ドクゼリモドキ」とも呼ばれます。その花姿が猛毒を持つ「ドクゼリ」に似ていることに由来します。ホワイトレースフラワーに毒はないので安心してください。

見た目が似ている植物

ブルーレースフラワー

ブルーレースフラワーはセリ科トラキメネ属で、原産地はオーストラリアです。ホワイトレースフラワーを青く染めたようにそっくりな見た目ですが、全く別の品種です。

オルレア・ホワイトレース

オルレア・ホワイトレースは「オルレア・グランディフローラ」とも呼ばれ、セリ科オルレア属のヨーロッパ原産とされています。花をよく見るとホワイトレースフラワーと同様の小さい花の外側をやや大きめの花びらが囲んでいて、見た目に違いがあります。

ホワイトレースフラワーの育て方:育てる場所

ホワイトレースフラワーは地中海沿岸・西アジア原産で温暖な気候を好むため、日当たりがよい環境で育てましょう。水はけのよい土で風通しもよい場所であれば、育てる場所にはあまりこだわらなくても大丈夫です。

ホワイトレースフラワーの育て方:用土

水はけがよければあまり土は選ばないため、元肥も含まれている市販の草花用の培養土で十分です。連作障害を起こしやすいため同じ場所に植え続けている場合は、新しい土に植え替えたり土壌改良を検討したりしてください。

ホワイトレースフラワーの育て方:種まき

ホワイトレースフラワーは種まきからもしっかりと生長し、簡単に育てられます。寒冷地では3~4月の春蒔き、比較的あたたかい地域では9~11月の秋蒔きがおすすめです。

ホワイトレースフラワーの育て方:水やり

ホワイトレースフラワーをきれいに咲かせるためには、水やりは控えめにしましょう。水の与え過ぎは株の徒長や根腐れを引き起こします。

開花前、つぼみの時期に水不足になると開花が遅れたり花がきれいに咲かなかったりする可能性があるため注意してください。

ホワイトレースフラワーの育て方:肥料

ホワイトレースフラワーの植え付け時に元肥を与えると生育がよくなりますが、基本的に追肥は必要ありません。

肥料が多いと徒長したように草丈が高くなり、株も多くなる傾向があります。切り花にして楽しむのであれば、肥料は控えめにしたほうが美しく育ちます。

ホワイトレースフラワーの育て方:植え付け

ホワイトレースフラワーの苗は、あたたかくなった春頃に出回ります。株が大きく成長しやすいため、地植えの場合は30~40cmほど間隔を空けて植え付けます。

根は真下に伸びる性質(直根性)なため移植すると株が弱る可能性が高いです。植え付けや植え替えの際は、根をあまり触らないよう丁寧に扱いましょう。

ホワイトレースフラワーの育て方:手入れ

①支柱立て

草丈は平均50~100cm程度ですが、育て方次第では大きく成長し1mを超える高さになることもあります。樹形を美しく保ち、倒れないよう支柱を立てることも検討しましょう。

②追肥

ホワイトレースフラワーを長く楽しむために、希釈した液肥を少量与えてもよいでしょう。肥料の与え過ぎは徒長させる可能性があるため注意します。

③花がら摘み

咲き終わった花は2~3節切り戻すことで、次の花を咲かせやすくなります。切り戻した花は、切り花にして楽しむのがおすすめです。種を採取したい場合は花がら摘みはせずにそのままにしておきましょう。

ホワイトレースフラワーの育て方:増やし方

①こぼれ種

花が咲き終わったら花がらを摘まずにそのままにしておくことで、翌年こぼれ種から増えることもあります。増えすぎると困る場合には、少し間引いておくとよいでしょう。

②花後に種の採取

開花後、ホワイトレースフラワーが全体的に茶色く枯れてきたら種を採取できます。花ごと切り落とし、受け皿の上でそっと種を取り出しましょう。

ホワイトレースフラワーの育て方:注意する害虫・病気

水はけと風通しのよい環境で育てれば、基本的に病害虫の心配はありません。蒸れて湿度が高い状態が続くと「立ち枯れ病」にかかることがあるため注意が必要です。

あたたかい時期にはアブラムシやハダニがつくことがありますが、見つけしだい捕殺もしくは薬剤で駆除しましょう。

ホワイトレースフラワーの花言葉は?

ホワイトレースフラワーの花言葉には「感謝」「可憐な心」「細やかな愛情」「繊細」「悲哀」などがあります。

ホワイトフラワーの繊細で可憐な花姿に由来しているとされています。感謝の気持ちと花言葉を添えて、花束やブーケを贈るのも素敵ですね。

ホワイトレースフラワーの育て方を覚えて花を楽しもう

ホワイトレースフラワーは、花束やフラワーアレンジの花材などさまざまな場面で活用されます。ボリュームを出したり華やかさを醸し出したりと、主役の花を美しく引き立ててくれることでしょう。

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