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夏の花で寄せ植え!センスよく作るコツと管理方法、おすすめの植物は?

夏 寄せ植え 花

空間がパッと華やぐお花の寄せ植えは、夏のジメジメと暑い時期にも癒しをもたらしてくれます。一見難しそうでも、コツを掴めば初心者でも簡単にできますよ。

今回は夏の寄せ植えのコツ、注意点を踏まえながら、おすすめの花と寄せ植え例を画像とともにご紹介します。

夏の花の寄せ植えをセンスよく作るコツとは?

夏の寄せ植え バスケット

開花時期、環境が近いものを組み合わせる

夏にきれいな寄せ植えを楽しむためには、開花時期が同じものを組み合わせるのがおすすめです。同じタイミング、同じ期間咲く花が寄せ植えされていると、鑑賞はもちろん、手入れの面でも効率よく済ますことができます。

猛暑の中、何度も長時間の手入れをしないで済むように、開花期が同じ花を組み合わせましょう。よくわからないという方は、一年草同士で組み合わせれば簡単です。

清涼感のある花色を組み合わせる

暑い夏はせめて涼しげな花色を組み合わせて、清涼感のある寄せ植えをつくるのがおすすめです。

清涼感のある花色でおすすめの組み合わせは、「紫×白」「青×白」「青×黄色」などです。あまり花色の数は増やさず、2色程度におさめるのがセンスのいい寄せ植えをつくるコツです。

もちろん真逆の赤やオレンジなどのビビッドな花色も、南国感が楽しめるのでおすすめですよ。

カラーリーフを組み合わせる

カラーリーフは、花ではなく葉自体が赤や黄色などに色づいて、寄せ植えを彩ってくれます。

花のようにカラフルに見えるカラーリーフも多く、花のように一定期間で枯れ終わる心配もさほどないので、真夏の暑い時期の寄せ植えには重宝します。

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藤原 正昭
目の動きを停める効果もありますので、ひとつ入っているだけで違いが出ますよ。

夏の寄せ植えにおすすめの花 〜青・紫・水色編〜

ルリマツリ(プルンバゴ)

ルリマツリは春から秋にかけて、群青色にも近い爽やかな青い花を咲かせる低木花木です。半つる性で、花径2〜3cmの小輪の花を手毬状に咲かせます。白く咲く品種もあります。

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藤原 正昭
寄せ植えにつる性が入ると分かりやすい動きが出て良いですよ!

アガパンサス

アガパンサスはすくっと伸びる花茎の先に、藤色のような清涼感のある花をいくつもつける草花です。立ち並んで咲く姿はまさに壮観で、生育旺盛です。白や複色で咲く品種もあります。

ブルースター(オキシペタラム)

ブルースターはスカイブルーの涼しげな花いろで、5つの花弁を形良くつける草花です。咲き始めは薄い水色で、次第に濃さを増していき、咲き終わりにはピンクになる、色の移り変わりも楽しめます。

ユーパトリウム“セレスティナム”

ユーパトリウムはなんといっても、このほわほわとした花姿が特徴的なかわいらしいお花です。

中でもセレスティナムという品種は青から紫の淡い涼しげなカラーの品種で、青色フジバカマという名前でも出回っています。次々と花を咲かせてくれるので、長く楽しめます。

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藤原 正昭
宿根草なので、寄せ植えが終わったら他の場所に移して来年も楽しんでみてください。

ベロニカ“ロイヤルキャンドル”

ベロニカはとても綺麗な青紫の小さな花を、縦に連ならせて咲く多年草のお花です。

スッと伸びるスマートな縦のラインが花壇のアクセントになり、ボーダーガーデンには欠かせない存在です。ロイヤルキャンドルという品種が代表的で、花期も長いのが魅力です。

アンゲロニア“エンジェルフェイス”

アンゲロニアは初夏から秋にかけてたくさん花をつける、開花期が長く育てやすい花です。紫や青、ピンク、白の品種がありますが、中でもエンジェルフェイスという品種は、淡い紫と白のツートーンカラーで、涼しげに咲いてくれます。

ニーレンベルギア“オーガスタ”

別名カップフラワーと呼ばれるニーレンベルギアは、その名の通りカップ状の花がかわいらしく人気です。

中でもオーガスタシリーズはこんもりと形良く花をつけるので、そのフォルムもステキですよ。花の中央の鮮やかなイエローもかわいいアクセントになっています。グループで咲く小花で、引き立て役にもなります。

アメリカンブルー“ブルーコーラル”

アメリカンブルーは、鮮やかな濃い青色の花をつける草花で、ほふく性があるのでグランドカバーとしても利用できます。中でも代表品種のブルーコーラルは、枝張り、花付きがともによく、こんもりと形良く咲いてくれます。

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藤原 正昭
葉っぱの質感が優しくお花が可愛らしいです。這うタイプなので縁から溢れるのが素敵です。

スカビオサ・コーカシア“ファーマ”

スカビオサはボリューミーでユニークな花姿で、花壇の主役を飾れるような目を引く草花です。中でもコーカシアは大輪咲き品種で、コンパクトにまとまって花をつけるので、花壇のアクセントにぴったり。淡い青紫がさわやかで清涼感たっぷりのお花です。

夏の寄せ植えにおすすめの花〜赤・ピンク・オレンジ色編〜

ハイビスカス

ハイビスカスは本来低木に属する熱帯地域の花木ですが、最近では寄せ植えにも使える矮性の品種が多く園芸店で手に入ります。南国を感じる夏らしい寄せ植えには欠かせない花です。

コスモス

コスモスは品種改良が進み、黄花コスモスをはじめ、さまざまな色の品種が存在します。早生種であれば初夏から秋にかけて、晩生種であれば夏から冬前まで咲く、開花期の長い一年草です。

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藤原 正昭
コスモスは意外と早くから咲いていて、寒い時期にも咲きます。株の大きさにもよりますが、数個まとめて植えると存在感が増します。

ゼラニウム

ゼラニウムは真夏と真冬以外はほぼ一年中花をつける四季咲き性のお花です。非常に強健で育てやすく、開花期も長い多年草です。花でも葉でも存在感を出せる植物です。

ペチュニア

ペチュニアは初夏から秋にかけて長期間咲く一年草です。花色の種類が豊富で、乾燥にも強く強健なので、もっとも初心者にオススメされる花の一つです。次々と花芽をつけてくれますよ。

マリーゴールド

マリーゴールドは春から初冬にかけて咲く一年草です。明るい黄色などの花色と、育てやすく、開花期も長いことから人気の草花です。害虫のセンチュウを忌避する効果もあります。

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藤原 正昭
水をよく吸うため、水で根元の土を削ることがよくありますので注意してください。

マンデビラ

マンデビラは春から秋にかけて、白、赤、ピンクのはっきりした色合いの花をつける花木です。つる性なので行燈仕立てなどにも向いています。

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藤原 正昭
大きな主張がとれるつる性の植物です。
他の植物との組み合わせ次第では個性が出しやすいと思いますよ。

ニチニチソウ(ビンカ)

ニチニチソウは直射日光に当てても良く育ち、乾燥にも強いので、夏の花壇や寄せ植えには最適な草花です。花色や花形も豊富で、半年近く咲き続けます。花柄をまめにとってあげると良いですよ。

メランポジウム

メランポジウムは明るい黄色の花を、株を埋めるように多く咲かせる草花です。初夏か初秋まで咲き、株姿もこんもりと自然に整います。直射日光の下でも生育旺盛です。

花が終わったら早めに花殻を摘んであげましょう。

夏の花の寄せ植えにおすすめのカラーリーフ

コリウス

コリウスは緑、赤紫、オレンジなど、様々な複色の色をつけるカラーリーフです。花芽をとりながら育てると、初夏から秋まで鮮やかな色が楽しめます。直射日光を当てすぎると変色します。

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藤原 正昭
どちらかというと花より葉を楽しむ植物です。とてもカラフルな葉を持つのもありますので、植物と植物の色の繋がりを出すのに一役買ってくれますよ。

観賞用トウガラシ・ブラックパール

観賞用トウガラシ・ブラックパールは、珍しい黒い葉に、まさにブラックパールのような光沢のある黒い実をつけます。直射日光にも強いですが、乾燥を嫌うので水切れに注意が必要です。

ヒューケラ・ドルチェ

ヒューケラの中でもドルチェという品種は、夏の直射日光の下でもよく育つよう品種改良されています。葉の色は赤系、ライムグリーン、ブロンズ、シルバーグレー、クリーム系など豊富です。

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藤原 正昭
品種によって葉の質感が違いますので、組み合わせを楽しんでみてくださいね。

夏の花の寄せ植えのメンテナンス・管理方法

夏場の水やりは朝夕2回が基本

夏場、地中は乾燥状態になりがちなので、水やりは朝8:00以前、夕方17:00以降の2回を目安に水をあげると良いでしょう。気温の高い日中に水をあげると、その場から蒸発していき蒸し焼き状態になり、植物にとって好ましくない状態になるので、注意してください。

半日陰の風通しの良い場所に置く

耐暑性が高いという草花でも、直射日光には弱いという種類は少なくありません。午前中だけ日が当たるような、半日陰の場所で管理したり、西日が当たるような場所は避けましょう。

また、コンクリートやアスファルトの地面温度は非常に高温です。ハンギングにしたり、鉢スタンドや棚などを使って地面との距離を離し、地面温度の影響を受けにくくするとともに、風通しもよくしてあげましょう。

不要な枝葉や花がらをとって蒸れ対策

夏場は湿度が高く、枝葉が混み合っていると過湿状態になりやすいです。不要な枝葉や、咲き終わった花がらをこまめに取り除いていくことで、株全体の風通しも良くなり、病害虫などの被害も未然に防ぐことができます。

センスのいい夏の花の寄せ植えアイディアをご紹介!

紫と白の涼しげな夏の寄せ植え

こちらの寄せ植えは、さわやかな白をベースに濃い紫で全体を引き締めた、センスが光る夏の寄せ植えですね。どの花も開花時期や鑑賞期間が長いので、初夏から秋ごろまで楽しめる組み合わせです。

[組み合わせた草花]

  • パープルフラッシュ
  • 斑入りアイビー
  • ペチュニア(白)
  • ダイアモンドフロスト

同系色で合わせた夏の寄せ植え

赤〜ピンクの同系色でまとめた寄せ植えです。夏はビビッドな色合いのカラーや、オレンジ&黄色をメインにしたビタミンカラー、青系で統一した涼しげな寄せ植えが、より魅力的に映えます。

[組み合わせた草花]

  • ペチュニア
  • ジニア
  • セロシア
  • チェリーセージ
  • ワイヤープランツ

反対色で合わせた夏の寄せ植え

反対色は、違いの色の魅力を高め合う効果があります。緑の反対色はオレンジ、赤の反対色は青ですが、もっともおすすめなのは、この紫と黄色の組み合わせです。

[組み合わせた草花]

  • ペチュニア
  • マーガレット・ボンザ
  • キンギョソウ

カラーリーフを使った夏の寄せ植え

コリウスはその葉色の豊富なので、コリウスだけを使っても色合いを楽しめる寄せ植えが作れます。黄色に近いライムグリーンの取り合わせやシルバーリーフのコンビネーションがにぎやかです。

[組み合わせた草花]

  • コリウス
  • アンゲロニア
  • ベデラ白雪姫
  • セロシアエンジェルウィング

香りも楽しむ夏の寄せ植え

こちらの寄せ植えはカラミンサというミントのようなすっきりとした香りがする花と、ラベンダーを組み合わせた、香りも楽しめる夏の寄せ植えです。

初夏から秋まで咲く花期が長い草花もうまく組み合わせていて、夏のガーデニングを長く楽しむ工夫がつまっていますね。

[組み合わせた草花]

  • カラミンサ
  • ラベンダー
  • 八重咲きペチュニア
  • ニチニチソウ
  • ダイアモンドフロスト

夏の花の寄せ植えに切り替える時期とは?

夏の寄せ植えを作る時期は、5月が最適です。梅雨に入る1ヶ月〜数週間前に植えると、梅雨の前にしっかりと根を張れるので、長雨や湿度にも耐えられる健康な株になります。万全の体制で梅雨を迎えられるようにしてあげるといいでしょう。

とはいえ、マリーゴールドなどの強健な草花は、梅雨時期に植えてもしっかりと育ってくれますので、植える草花と時期を考えながら5〜6月に済ませるといいです。

センスのいい夏の花の寄せ植えをつくってみよう!

夏の寄せ植えで気にしなければいけないのは、やはり夏の気候に強い草花をうまくチョイスすることです。

置く場所によって、直射日光に耐えれるか、そうでないかの違いも重要です。ぜ、夏の寄せ植えのコツをつかんで、花のある暮らしを楽しんでください。

センスのいい寄せ植えの作り方!花や鉢のおしゃれな組み合わせとは?

寄せ植え 冬

寄せ植えは、玄関前や花壇などの狭いスペースでもあらゆる草花を楽しめる、ガーデニング手法のひとつです。

寄せ植えの作り方は簡単なので、初心者でも楽しめる一方、おしゃれでセンスのいい寄せ植えをつくるには、基本の作り方ににプラスして、いくつかコツが必要です。

今回は、初心者でもレベルアップできる、センスのいい寄せ植えをつくるポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

寄せ植えでガーデニングをもっと楽しもう!

寄せ植えとは、1つの鉢やプランターに複数の草花を組み合わせて植えたものです。単体の草花だけで植えたものよりも、花色や花姿が違う複数の草花を組み合わせることで、より華やかになったり、より好みの雰囲気のガーデニングが楽しめるようになりますよ。

寄せ植えに使う草花に決まりはありませんが、寄せ植えを失敗せずに楽しむためには、まずは最低限知っておくべき花の組み合わせの基本をご紹介します。

寄せ植えの作り方の基本!花の組み合わせ3か条

① 置き場所の環境に合わせて花を組み合わせる

寄せ植えをつくる前に、まずはどんな場所に置いて飾るのかを考えておきましょう。

例えば、日が当たりにくい玄関の角におきたい場合は、耐陰性のある草花を組み合わせる必要があります。また、日当たりがよいアプローチに飾るのであれば、直射日光に強い草花を組み合わせるなど、置き場所の環境に対応している草花を選ぶといいでしょう。

② 同じ栽培条件の花を組み合わせる

寄せ植えの花の組み合わせには、同じ栽培条件で育つかどうかも大切です。

例えば、夏の寄せ植えで人気なペチュニアは、直射日光が当たっても大丈夫なほど日光を好む性質がありますが、同じ夏の花のゼラニウムは、直射日光に当たりすぎると弱ります。同じ冬の草花でも、寒さに強いビオラ・パンジーは、寒さの弱いポインセチアとの寄せ植えには不向きです。

草花を組み合わせるときは、下記の栽培条件が同じかどうかをチェックしましょう。

  • 日当たりや耐陰性
  • 耐寒性や耐暑性
  • 土壌の酸度
  • 湿潤を好むか、乾燥好むか
  • 水やりの量が多いか少ないか

③ 開花時期が同じ花を組み合わせる

とくに初心者の場合は、開花時期が同じ花を組み合わせて寄せ植えすることをおすすめします。

寄せ植えはつくったら終わりではなく、その後も数ヶ月その状態で育てますが、開花時期や開花期間が異なる花を植えてしまうと、一部分だけ枯れてしまい、見栄えが悪くなってしまいますよね。

もちろん一部分だけ植物を入れ替えるという方法もとれますが、できれば同じタイミングで咲いて同じタイミングで枯れると、寄せ植えのメンテナンスも楽になるので、開花時期はそろえたほうがいいです。

よくわからないという場合は、その季節に咲く一年草同士で組み合わせると簡単です。一年草はそのシーズンで枯れてしまいますが、開花期間が長いという特徴があるので、合わせやすいですよ。

寄せ植えに必要な材料と道具とは?

寄せ植えをつくるのに必要な材料と道具はこちらです。

  • 草花用培養土(もしくは赤玉土小粒と腐葉土)
  • 植える草花
  • 鉢もしくはプランター※
  • 鉢底ネット※
  • 鉢底石※
  • 軽石(小粒)
  • スコップ、もしくは移植ゴテ
  • ハサミ、もしくはナイフ
  • グローブ
  • ジョウロ
  • 棒(植えた後に刺して土を下げるため)

このほか、園芸シートや、トレー、バッドがあると、土汚れが広がらず、後片付けもしやすいでしょう。

※がついている項目は、花壇などに地植えする場合は不要です。

草花用培養土とはどんなもの?

草花用培養土は、草花が生育するのに適した配合用土のことです。ホームセンターや100円ショップでも手に入れることができます。

なお、寄せ植えするときは草花同士が密集した状態になるので、より排水性の高さが求められます。そのため、できれば市販の草花培養土にさらに2割程度、小粒の軽石を加えて混ぜることをおすすめします。

自分で配合する場合は、「赤玉土小粒5:腐葉土3:バーミキュライト1:軽石小粒1」に、元肥として緩効性肥料を加えて使ってください。

寄せ植えのやり方!プランターや花壇への植え方は?

  1. 鉢やプランターの準備をする
    容器の底に鉢底ネットをしいて、鉢底石を底面が見えなくなるまで敷き詰めましょう。

    次に、草花用培養土を鉢の1/2〜1/3ほどまで入れておきます。

  2. 草花の配置を決める
    まずは用意した草花を、ポットから出さずに鉢の中へいれこんで配置を決めていきます。

    草花の配置は、鑑賞する角度が全方位か一方向かで大きく変わります。全方位であれば、中心に向かって草丈の高い草花を置くといいでしょう。こんもりとした仕上がりをイメージします。

    一方向の場合は、後方に草丈の高い草花を置き、手前にいくにつれて低くなるように配置すると、全ての草花がよく見えるようになります。

    垂れ下がるつる性の植物などは、鉢の縁側(外側)に植えるといいです。

  3. 草花をポットから取り出す
    配置が決まったら、ポットから苗を取り出して植えていきますが、土に植える前に根鉢(根とその周りの土)の状態を確認してみましょう。

    根鉢の側面に対して白い根が2〜3割ほど回っている程度であれば、根鉢を崩さずにそのまま植えます。

    写真のように根鉢の側面に対して白い根が4割以上回っている場合、根鉢の側面が根で真っ白の場合、根鉢の底で根がとぐろを巻いている場合などは、根付きづらくなるので根鉢を崩すか、根鉢の高さ半分まで下からハサミで「十字切りして植えると、刺激されてそのあとの活着がよくなります。

  4. 草花を植えていく
    先に決めた配置に従って草花を植えていきます。

    このとき、背の高い植物から植えていくとやりやすいです。最初に植える位置にもよりますが、基本は奥から手前、もしくは中央から周囲に向かって順に植えていきましょう。

  5. 土を隙間にいれる
    草花を植え終わったら、土が少ない場所や隙間に土をいれていきます。最終的に土が鉢やプランターのフチ下2〜3cmの位置までくるように土をいれたり、減らしたり調整してください。

    このスペースはウォータースペースとも言い、こうすることで水やりをしたときに水があふれずにすみます。

  6. たっぷりと水やりをする
    最後に鉢底から流れ出てくるまでたっぷりと水やりをして終了です。

    水やりをするときは、花に水がかからないよう、株元の葉をかき分けてあげるようにしましょう。

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藤原 正昭
土を入れ終わったら棒で刺し、土を下げます。水をかけたら水の重さで土が下がるため。棒で刺さずに手で押すと、土が固くなり水を吸わなくなってしまいます。
鉢の縁に溝を作るとより良いウォータースペースができますよ。

花壇や庭に寄せ植えするときのコツ

花壇や庭の一角に地植えして寄せ植えを作る場合も、基本的には上記でご紹介した手順と変わりません。

ただし、地植えは根を張るスペースも広くなるので大きく育ちやすいです。成長するにつれて株間同士が密集しすぎて病害虫が発生する可能性が高くなるので、株間は十分にあけておきましょう。

目安としては草丈30cm以下の植物の場合20cm程度、草丈30cm以上の植物の場合30〜50cmほどが必要です。寄せ植えしたばかりのときはスカスカに感じるかもしれませんが、花がピークを迎えるころには美しい仕上がりになりますよ。

センスのいい寄せ植えをつくるコツは?

基本的な寄せ植えの作り方をマスターしたら、次のステップに進んで、センスのいい寄せ植えをつくる4つのポイントをおさえましょう!

① いろいろな形の草花を組み合わせる
② 花色は1〜2色にとどめる
③ カラーリーフをうまく組み合わせる
④ おしゃれな鉢に寄せ植えする

これらを踏まえてつくれば、初心者でもワンランク上の、センスのいい寄せ植えが楽しめますよ。さっそく、それぞれのポイントについて詳しく説明していきます。

① いろいろな形の草花を組み合わせる

草花にはそれぞれ株姿にタイプがあります。寄せ植えをつくるときは、メインになる大きな花や、隙間を埋めるための細かな花など、形の違うさまざまな草花を組み合わせると、センスのいい寄せ植えに仕上がるでしょう。

例えばこの写真だと、下記のような構成で組み合わせされています。

  • メインとなる花:パンジー、シクラメン・プラチナリーフ
  • 隙間をうめる花:オレアリア・シルバーナイト
  • 縦のラインをつくる花:カルーナ
  • アクセントになる実もの:デコベリー

寄せ植えは最低でも「メインとなる花」と「隙間をうめる花」の2タイプを組み合わせておくと、それなりのものがつくれますよ。

よりセンスのいい寄せ植えをつくるなら、縦のラインをつくる草花をいれて高さのある寄せ植えにしたり、アクセントに実ものをいれたり、鉢からこぼれるようなつる性の植物を組み合わせるのもおすすめです。

季節別!花のタイプ一覧

参考となるよう、それぞれ形タイプ別に、寄せ植えで使いたい代表的な草花をご紹介します。

メインの花 チューリップラナンキュラス、デイジー、ガーベラ、アネモネネモフィラ マリーゴールド、ペチュニア、ゼラニウム コスモス、ポットマム、ガーデンシクラメン プリムラ・ジュリアン、ビオラ・パンジークリスマスローズハボタンガーデンシクラメン
隙間埋めの花 メネシア、ワスレナグサ ダイアモンドフロスト、カスミソウ、ロベリア センニチコボウ、ガウラ スイートアリッサム、小輪ビオラ、イベリス
縦ラインの花 ルピナス、ムスカリ、アジュガ サルビア、ラベンダー、デルフィニウム ノゲイトウ、アメジストセージ、サルビア カルーナ、エリカ、ストック
実もの 観賞用トウガラシ、ジューンベリー ヒペリカム、ムラサキシキブ、デコベリー、コケモモ、ビバーナム スキミア、チェッカーベリー、ハッピーベリー

つる性や細長い葉の植物

寄せ植えでは花の形だけでなく葉っぱ形も大切です。

とくにつる性の植物や細長い線状の葉を持つ植物は、鉢の縁まわりにこぼれるように植えることで、より動きのある寄せ植えができるので、よりセンスのいい寄せ植えをつくりたい方にはおすすめです。

多年草がほとんどなので、通年を通して寄せ植えで使えますよ。

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藤原 正昭
寄せ植えはフラワーアレンジと違って植物が単発にどうしても見えてします。蔦を植物と植物の間に這わせる、触れる事により、仕上がりに一体感が増すします。

つる性の植物

  • アイビー
  • ワイヤープランツ
  • ディコンドラ
  • フィカス・プミラ
  • グレコマ

線状の葉を持つ植物

  • コクリュウ
  • カレックス
  • コルジリネ
  • ニューサイラン
  • ミスキャンタス

③ 花色は1〜2色にとどめる

センスのいい寄せ植えをつくる上で、もっとも大切なのは「花色の組み合わせ」です。現在では園芸品種の開発が進んで、さまざまな色の花が出回っていますが、寄せ植えをつくるときは最初に色のテーマを決めて、組み合わせていくといいでしょう。

とくに初心者さんは華やかに寄せ植えをつくろうと思って、いろんな花色の草花を植えがちなのですが、花色は1〜2色までにとどめるのがベストです。1〜2色だと少ないと感じるかもしれませんが、次にご紹介するようなテーマカラーを参考にしてみると、寄せ植えの幅も広がりますよ。

同一色で寄せ植えする

寄せ植えする花の色を、白だけにしぼったり、ピンクと赤などの同系色の花だけを使って寄せ植えします。全体に統一感がでておしゃれになります。

反対色で寄せ植えする

反対色とは、色相環を見たときに反対側に位置する色のことで、紫&黄色、赤&青、青&オレンジ、ピンク&緑などが代表的な例です。互いの色を引き立てあうので、センスのいい寄せ植えがつくれます。

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藤原 正昭
反対色の場合色の分量が同じ量だと喧嘩をしてしまうので、どちらかの色を少なくするのがポイントです。

ニュアンスカラーの寄せ植え

ニュアンスカラーとはパステルカラーやグレージュなど、色と色が混ざり合った中間色のことです。くもったような色味の花を集めると、トーンに統一感が出て上級者のようなおしゃれな寄せ植えがつくれます。

アンティークカラーの寄せ植え

アンティークカラーとは、色褪せたな茶色っぽさや、焼き色がついたようなセピア色のことを指します。とくに花色が豊富なパンジー・ビオラや、ペチュニア、プリムラ、クリスマスローズなどに多く、アンティークカラーで統一するとおしゃれになります。

シーズンカラーの寄せ植え

それぞれの季節には、たとえばお正月なら赤と白、春はピンク、夏は青、ハロウィンならオレンジと紫、クリスマスなら赤と緑、といったようなイメージカラーがあります。これらを花の組み合わせで再現させてあげると、季節感のあるセンスのいい寄せ植えがつくれます。

③ カラーリーフをうまく組み合わせる

センスのいい寄せ植えには、草花だけではなく、カラーリーフがアクセントに使われていることが多いです。カラーリーフとは、緑色以外にも赤や黒、黄色、シルバーなど、さまざまな色で葉を伸ばす植物の総称です。花よりも長持ちするので、鑑賞期間も長く楽しめます。

カラーリーフにもさまざまな種類があるので、草姿のタイプ別に代表的な品種をご紹介します。

カラフルなカラーリーフの種類

カラフルなカラーリーフは、花色では表現しにくい黒や、エキゾチックな色を使えるので、アクセントに使うのがおすすめです。ダークな色を寄せ植えにとりいれると、全体が引き締まってかっこいいですよ。

人気のカラーリーフは下記です。

  • ヒューケラ
  • ハボタン
  • コリウス
  • リシマキア
  • コクリュウ
  • クローバー
  • ハツユキカズラ
  • ユーフォルビアユーフォルビア
  • 観賞用トウガラシ
  • ムラサキゴテン

シルバーリーフの種類

シルバーリーフとは、葉色が白みがかってシルバーに見える植物の総称です。どんな花色にもすんなりとなじみ、全体をセンスのいい寄せ植えに仕立て上げてくれます。

下記のシルバーリーフがとくに人気です。

  • シロタエギク
  • シルバーレース
  • ウエストリンギア
  • ラムズイヤー
  • エレモフィラ
  • オレアリア
  • プラチーナ
  • ラミウム

④ おしゃれな鉢と組み合わせる

寄せ植えをつくるとき、草花の組み合わせと同じくらい重要なのが、鉢のチョイスです。ひとくちに鉢といっても、素材やデザインによって、寄せ植えの仕上がりはまったく異なります。

センスのいい寄せ植えをつくるなら、鉢の素材やデザインに合わせて、先にご紹介した、“草花のテーマカラー”も合わせることをおすすめします。具体的な例を、それぞれの鉢でご紹介していきましょう。

テラコッタのおしゃれな鉢にあう寄せ植え

素焼きやテラコッタの鉢は、通気性や耐久性が高いのが特徴です。比較的高価にはなりますが、自然素材なのであらゆる植物となじみやすいでしょう。

素焼きやテラコッタの鉢を使うときは、組み合わせる草花のうち、ひとつでもテラコッタカラーや、アンティークカラーの花を使うといいです。花色と鉢の色がリンクすることで、よりまとまりのあるセンスのいい寄せ植えができます。

ブリキのおしゃれな鉢にあう寄せ植え

ブリキの鉢は、比較的安価で幅広いデザインから選べるので、手軽に楽しめます。経年変化によってサビが出やすいのが特徴です。

サビ感のあるブリキ鉢を使うときは、原色系の花色は避けたほうがいいでしょう。例えば、ビビッドな赤や青などは避けて、白い花やアンティークカラーの花を合わせます。ブリキ鉢の色に合わせて、黒いカラーリーフを使うのもおすすめです。

バスケットのおしゃれな鉢にあう寄せ植え

バスケットタイプの鉢は、通気性がよく、持ち手があるタイプなら簡単に移動管理できるのも魅力的な鉢(プランター)です。自然素材なので、基本的にはあらゆるテーマカラーの草花となじみやすいでしょう。

中でも相性がいいのが、春のピクニックを想起させるピンクの花や、初夏のピクニックを想起させる水色と黄色のテーマカラーです。濃い色合いよりもさわやかな色合いの草花を組み合わせると、センスのいい寄せ植えがつくれます。

アイアンの鉢にあう寄せ植え

アイアンの鉢やプランターは、デザイン性と耐久性が高く、イングリッシュガーデンやナチュラルガーデンにもおすすめです。ハンギングバスケット状になっているものが多いので、ココヤシファイバーや水苔などを合わせながら寄せ植えします。

シンプルなデザインのため、とくに鉢との配色を気にせずに自由に寄せ植えできますが、ハンギングの場合は壁掛けなどにするので、つる性のカラーリーフや垂れ下がるようなカラーリーフをうまく取り入れるとおしゃれです。

木製のおしゃれな鉢にあう寄せ植え

木製の鉢やプランターは、排水性がよく、安価で手に入ります。自然な風合いが草花との相性もいいですが、地面と接しているところから腐りやすく、菌が繁殖しやすいので注意しましょう。

木製の鉢はカラー加工されているものも多いですが、鉢と同じ色の花をひとつでも入れておくと、まとまりのある寄せ植えになります。

プラスチックの鉢にあう寄せ植え

プラスチックの鉢は、安価で手に入り、色や形などのデザインが豊富です。軽いので移動管理も楽ですが、通気性や排水性がやや劣ります。スリット鉢という鉢底から切れ込みが入った鉢をつかったり、用土の水はけをよくして使うといいでしょう。

製品によってカラーはさまざまなので一概には言えませんが、プラスチックの無機質感を少しでもやわらげるため、写真のようにココヤシファイバーをうまく取り入れるのもテクニックのひとつですね。

おしゃれなカラー鉢にあう寄せ植え

ブリキをはじめ、木製や陶製、グラスファイバーなど、あらゆる素材の鉢は、さまざまなカラーバリエーションで出回っています。

このように、鉢自体が主張のあるカラーの場合は、鉢の色と反対色の草花を合わせたり、鉢の色と同系色の草花を合わせましょう。テーマカラーに鉢を含めて考えると、上手くまとまった寄せ植えがつくれます。

寄せ植えのメンテナンス方法

水やり

水やりは基本的に、土が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷり与えてください。

できるだけ花にはかからないようにして、株元をかき分けて、土が十分にしめるように水やりをしましょう。

また、とくに夏場は日中の水やりを避けて、朝方か夕方以降に水やりをしましょう。冬は午前中に水やりをしてあげるといいです。

花がら摘み

寄せ植えの花が枯れていたら、そのままにするのではなく、花首から枯れた花を取り除きましょう。これを花がら摘みといいます。

花がら摘みをすることで、本来種子をつくるために使われるはずだったエネルギーが株全体にまわるので、より寿命が長くなったり、次の花が咲きやすくなります。

切り戻し

とくにビオラ・パンジーやペチュニアなどの、開花期間が長い一年草などは、切り戻しをすることによって、乱れた寄せ植えの仕立て直しができます。

さらに花もそろって同じラインにできるので、寄せ植えしたてのような美し左が楽しめますよ。

植え替え(片付け)

寄せ植えの鑑賞期間はだいたいワンシーズン(3ヶ月程度)です。すべて1年草なのであれば、シーズン終わりの時期にいっぺんに片付けて、全く新しい草花を寄せ植えするといいでしょう。

多年草が混じっていたり、まだ花が咲きそうな元気な草花がある場合は、できるだけ残す苗の根を傷つけないように周りの土を出して、枯れた花だけ抜いて新しい草花を入れ直すこともできます。

センスのいい寄せ植えの作り方を覚えて楽しもう!

草花や鉢の組み合わせを考えるときに、今回ご紹介した4つのポイントを意識することで、きっとセンスのいい寄せ植えがつくれますよ。ぜひ参考にして、よりステキなガーデニングをお楽しみください。

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藤原 正昭
寄せ植えは植えたら終わりではなく、ある意味盆栽のように手を入れ(面倒を見る)管理しなければいけません。違った環境で育った苗を隣同士しに器の中に植える、お互いが競争して育つため、結果混雑してしまってお互いを傷つけてしまいます(草生栽培は別)。花がら摘みも含め無駄な葉、茎を取る事が個人的なポイントだと思います。

パキラの花を咲かせる方法は?種から育てる方法や採取できる時期は?

パキラ ハイドロカルチャー

観葉植物として人気のパキラは丈夫で初心者の方にも栽培しやすく人気があります。グリーンのイメージが強いですが、花が咲くのを知ってましたか?

このページではパキラの花の咲かせ方などを紹介しているので、花を楽しみたい方は参考にしてくださいね。

パキラは花が咲くの?

パキラはアオイ科パキラ属の植物で中南米を原産とします。日本では観葉植物として人気ですが、あまり花を見かけません。その理由は、市販されているパキラではほぼ花は咲かないからです。

パキラの花はたくさんの雄しべが上に広がり、花弁は下に丸まった個性的な見た目をしています。花が咲くこと自体も珍しく、1日で咲き終わってしまうの点がパキラの花が珍しいといわれる理由となっています。

パキラが花を咲かせるための条件は?

種から育てる

まずパキラは種から育てられたもの、つまり実生株である必要があります。

自分が現在育てているパキラが実生株かどうかはわからないことがほとんどかと思います。園芸店や花屋でわざわざ実生株かどうか書いてあることはなく、また、市販のパキラはほぼ実生株ではありません。

パキラの花を咲かせたいのであれば、市販のものを育てずに、種から栽培をしましょう。

種からパキラを栽培した場合は、最低でも5年は花を咲かせるまでに時間がかかります。

パキラの種はだいたい2月、8月に採取できます。この時期にネットなどで販売されていることがあるため、探してみましょう。

種の採取方法

パキラは果実のなかに茶色い種をつけ、その果実を割ると種を取り出すことができます。採取したパキラの種は水につけてから土にまくと発芽します。

パキラの花を咲かせるための育て方

パキラそのものは丈夫で育てやすい観葉植物です。しかし花を咲かせるとなると、日光や通気性に注意をしなければいけません。

パキラは耐陰性もありますが、花を咲かせるには太陽光が必要です。パキラの花期は6月から7月で、日本のこの時期の太陽光はとても強いため、直射日光ではパキラが傷むこともあります。

光の量の加減は難しいですが、直射日光が当たらない明るい場所で栽培をしましょう。また風通しの良さも重要です。

パキラはあたたかい地域の植物なので、寒さを嫌います。最低でも5℃以上の場所で管理をしてください。

パキラの花を咲かせるコツ

パキラの種は全てが発芽するとは限りません。発芽しない種を植えても意味がないため、水没チェックをするのがおすすめです。

水を入れた容器にパキラの種を1日から2日ほど入れてください。水に浮く種と水没する種がでてくるので、浮いた種は取り除いてください。沈んだ種は生きている可能性が高く発芽率もよいため沈んだ種のみをまきましょう。

このように事前に水没チェックをすることで、発芽率をアップさせることができます。

パキラを種から育てて花を楽しもう

パキラは花を咲かせますが、開花は非常にまれです。花を見たい方はまず種から栽培をするか、実生株を手に入れましょう。

見た目も個性的なので花を咲かせたらぜひたっぷりと観察してください。

タツナミソウとは|花の育て方や花言葉、種類や似た花は?

本来野草だったタツナミソウは、放任でも十分に育ちます。その性質の強さからグランドカバーとして利用されたり、小さく仕立てて盆栽として楽しまれたりします。

タツナミソウは耐寒性が高く栽培環境をあまり選ばないため、ガーデニング初心者でも管理しやすい植物としておすすめです。

タツナミソウとは?どんな花?

タツナミソウはシソ科タツナミソウ属の野草で、道端や平地など草丈の低い植物が多い場所でよく見られます。

また、タツナミソウには数多くの種類があり、茎にある短毛の生え方や葉の形状が主に見分けるポイントとされていますが、専門家でも分類や見分けるのが難しい植物としても知られています。

学名
Scutellaria
科名
シソ科・タツナミソウ属
分布
日本全域、東アジア
分類
多年草
花期
5月~6月
草丈
20~40cm
別名
ヒナノシャクシ(鄙の杓子)、黄ごん(おうごん)

タツナミソウの名前の由来

波が押し寄せる様子がタツナミソウ(立浪草)の花姿と似ているとされ、その名がついたといわれています。

タツナミソウの花の時期や特徴

開花時期

タツナミソウの花期はやや短く、5月~6月の暑さが増してくる前まで咲きます。

花の特徴

タツナミソウは3cm~9cmほどの花を多数咲かせます。タツナミソウのように筒状の花が上下に分かれ、口唇のように見えるものを「唇形花」とよびます。

本来野草であるタツナミソウは基本的に紫色の花を咲かせますが、ピンク色や白色の花を咲かせる園芸品種もあります。

タツナミソウの仲間、似た花

コバノタツナミ(小葉の立浪)

コバノタツナミはタツナミソウの変種とされ、タツナミソウよりも全体的に小ぶりな姿から名づけられました。

コバノタツナミの葉には短く柔らかい毛が生い茂り、ビロードに似ていることから「ビロードタツナミ」とも呼ばれます。

花期は5月~6月で、道端や土手、海岸沿いにも自生していることがあります。

オカタツナミソウ(丘立浪草)

オカタツナミソウは、名前のとおり丘陵や山の周辺に自生しています。花色はタツナミソウよりも薄くやや青み寄りの紫色で、5月中旬~6月中旬頃まで咲きます。

オカタツナミソウの葉と花序は上部にかたまりやすく、毛は下向きに生えることがタツナミソウと大きく異なる点といえるでしょう。

ナミキソウ(浪来草)

ナミキソウは海岸付近に自生する海岸性植物です。花期は6月~9月でタツナミソウよりもやや長く、初夏から早秋にかけて咲きます。

花色は鮮やかな青紫色で、海岸に咲いているとひときわ目を惹くことでしょう。

タツナミソウの育て方

タツナミソウの育て方:用土、環境

タツナミソウは本来野草のため、用土や環境をあまり選ばないことから初心者でも育てやすい植物といわれています。日当たりと風通しのよい環境で育てることで、より色鮮やかで美しい花を咲かせます。

タツナミソウの育て方:水やり、肥料

鉢植えの場合、表土が乾いたら水やりをしてください。地植えの場合、降雨のみで十分に成長します。

肥料は基本的に不要です。肥料を与え過ぎると地下茎が成長し増えすぎてしまったり、肥料やけを起こし枯れてしまったりする可能性があります。

タツナミソウの育て方:植え替え

鉢植えでタツナミソウを育てる場合、春または秋に1回、植え替えを行いましょう。タツナミソウは育ちが早いため、根詰まりを起こしやすいです。

タツナミソウの育て方:増やし方

株分け

タツナミソウは繫殖力の高い植物なため放っておいてもどんどん増えていきますが、効率よく増やしたい場合は植え替えと同時に株分けをしましょう。

春または秋が植え替えの適期で、地下茎を切り株分けします。株分け後は植物が弱りやすいのですぐに植え付け、水やりも欠かさずに行ってください。

挿し木

タツナミソウは発根しやすい植物のため、挿し木で増やすのもよいでしょう。6月~7月の花が咲き終わった頃に剪定も兼ねて挿し穂を準備します。

タツナミソウを5~10cmほどの長さで茎を切り、水に挿す部分の葉を取り除きます。茎を水に挿してから1時間~半日程度たったら水揚げし、赤土などの清潔な用土を入れた鉢に挿します。

鉢は直射日光のあたらない半日陰の明るい場所に置き、発根まで数週間~2ヶ月ほど土を乾かさないように水やりしましょう。

タツナミソウの育て方:病害虫

タツナミソウは剛健な性質なため、病気や害虫の心配はほぼありません。稀にハダニが付くことがありますが、見つけしだい薬剤を散布して駆除しましょう。

タツナミソウの花言葉

タツナミソウには「私の命を捧げます」という深い愛が込められたような花言葉がつけられています。

可憐な花姿に反して少し恐ろしくも重い言葉のようにも感じますが、その由来はタツナミソウの花がすべて同じ方向を向いていることにちなむといわれています。

またタツナミソウは全草を煎じることで漢方として利用されていることも、花言葉の由来のひとつとされています。

タツナミソウの花言葉を楽しもう

タツナミソウには「私の命を捧げます」という重みのある花言葉が付けられており、花束やフラワーギフトを贈る際は相手を選んだほうがよいでしょう。

しかしその花言葉の由来を知ることで、少し恐ろしいようなイメージが変わる人もいらっしゃるのではないでしょうか。

ホワイトレースフラワーの育て方|種まきの時期や増やし方は?

ホワイトレースフラワー

ホワイトレースフラワーは種からも生育がよく用土もあまり選ばないため、ガーデニング初心者にも育てやすい植物です。かわいらしい小花と繊細な葉が主張しすぎないため、どの植物とあわせても美しく仕上がります。

ホワイトレースフラワーとはどんな植物?

小さくかわいらしい白い花が集まって咲くホワイトレースフラワーはセリ科ドクゼリモドキ属の植物で、寄せ植えや花束の引き立て役として重宝されます。茎がしっかりとしていて花持ちもよいため、切り花としても人気が高いです。

本来は多年草ですが、耐暑性がなく高温多湿な日本の気候では夏に枯れてしまうため一年草(二年草)扱いとされています。寒さには比較的強く、氷点下にも耐えられます。

開花時期は5~7月ですが、さまざまな用途に利用されているため年中入手しやすい品種です。

別名:ドクゼリモドキ(毒芹擬)

ホワイトレースフラワーは別名「ドクゼリモドキ」とも呼ばれます。その花姿が猛毒を持つ「ドクゼリ」に似ていることに由来します。ホワイトレースフラワーに毒はないので安心してください。

見た目が似ている植物

ブルーレースフラワー

ブルーレースフラワーはセリ科トラキメネ属で、原産地はオーストラリアです。ホワイトレースフラワーを青く染めたようにそっくりな見た目ですが、全く別の品種です。

オルレア・ホワイトレース

オルレア・ホワイトレースは「オルレア・グランディフローラ」とも呼ばれ、セリ科オルレア属のヨーロッパ原産とされています。花をよく見るとホワイトレースフラワーと同様の小さい花の外側をやや大きめの花びらが囲んでいて、見た目に違いがあります。

ホワイトレースフラワーの育て方:育てる場所

ホワイトレースフラワーは地中海沿岸・西アジア原産で温暖な気候を好むため、日当たりがよい環境で育てましょう。水はけのよい土で風通しもよい場所であれば、育てる場所にはあまりこだわらなくても大丈夫です。

ホワイトレースフラワーの育て方:用土

水はけがよければあまり土は選ばないため、元肥も含まれている市販の草花用の培養土で十分です。連作障害を起こしやすいため同じ場所に植え続けている場合は、新しい土に植え替えたり土壌改良を検討したりしてください。

ホワイトレースフラワーの育て方:種まき

ホワイトレースフラワーは種まきからもしっかりと生長し、簡単に育てられます。寒冷地では3~4月の春蒔き、比較的あたたかい地域では9~11月の秋蒔きがおすすめです。

ホワイトレースフラワーの育て方:水やり

ホワイトレースフラワーをきれいに咲かせるためには、水やりは控えめにしましょう。水の与え過ぎは株の徒長や根腐れを引き起こします。

開花前、つぼみの時期に水不足になると開花が遅れたり花がきれいに咲かなかったりする可能性があるため注意してください。

ホワイトレースフラワーの育て方:肥料

ホワイトレースフラワーの植え付け時に元肥を与えると生育がよくなりますが、基本的に追肥は必要ありません。

肥料が多いと徒長したように草丈が高くなり、株も多くなる傾向があります。切り花にして楽しむのであれば、肥料は控えめにしたほうが美しく育ちます。

ホワイトレースフラワーの育て方:植え付け

ホワイトレースフラワーの苗は、あたたかくなった春頃に出回ります。株が大きく成長しやすいため、地植えの場合は30~40cmほど間隔を空けて植え付けます。

根は真下に伸びる性質(直根性)なため移植すると株が弱る可能性が高いです。植え付けや植え替えの際は、根をあまり触らないよう丁寧に扱いましょう。

ホワイトレースフラワーの育て方:手入れ

①支柱立て

草丈は平均50~100cm程度ですが、育て方次第では大きく成長し1mを超える高さになることもあります。樹形を美しく保ち、倒れないよう支柱を立てることも検討しましょう。

②追肥

ホワイトレースフラワーを長く楽しむために、希釈した液肥を少量与えてもよいでしょう。肥料の与え過ぎは徒長させる可能性があるため注意します。

③花がら摘み

咲き終わった花は2~3節切り戻すことで、次の花を咲かせやすくなります。切り戻した花は、切り花にして楽しむのがおすすめです。種を採取したい場合は花がら摘みはせずにそのままにしておきましょう。

ホワイトレースフラワーの育て方:増やし方

①こぼれ種

花が咲き終わったら花がらを摘まずにそのままにしておくことで、翌年こぼれ種から増えることもあります。増えすぎると困る場合には、少し間引いておくとよいでしょう。

②花後に種の採取

開花後、ホワイトレースフラワーが全体的に茶色く枯れてきたら種を採取できます。花ごと切り落とし、受け皿の上でそっと種を取り出しましょう。

ホワイトレースフラワーの育て方:注意する害虫・病気

水はけと風通しのよい環境で育てれば、基本的に病害虫の心配はありません。蒸れて湿度が高い状態が続くと「立ち枯れ病」にかかることがあるため注意が必要です。

あたたかい時期にはアブラムシやハダニがつくことがありますが、見つけしだい捕殺もしくは薬剤で駆除しましょう。

ホワイトレースフラワーの花言葉は?

ホワイトレースフラワーの花言葉には「感謝」「可憐な心」「細やかな愛情」「繊細」「悲哀」などがあります。

ホワイトフラワーの繊細で可憐な花姿に由来しているとされています。感謝の気持ちと花言葉を添えて、花束やブーケを贈るのも素敵ですね。

ホワイトレースフラワーの育て方を覚えて花を楽しもう

ホワイトレースフラワーは、花束やフラワーアレンジの花材などさまざまな場面で活用されます。ボリュームを出したり華やかさを醸し出したりと、主役の花を美しく引き立ててくれることでしょう。

春の季節に花を咲かせる多肉植物3選

Photo by コロスケさん

その独特で多様なルックスや手間のかからない手軽さからインテリアなどに大人気の多肉植物。その個性的な特徴だけでも楽しむことはできますが、多肉植物の中には花を咲かせる品種も多くあります。

今回は春に花咲かせる多肉植物を紹介します。

 

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簡単DIY!自宅でボタニカルキャンドルを作ろう!

植物とハンドメイドのある暮らしが好きなhanaです。

自然の植物を使ったボタニカルキャンドルは、飾っても灯しても暮らしの癒しになります。今回は火を使わず、摘んできた植物で作ってみました。

簡単なので、ぜひ作ってみてくださいね。

 

ボタニカルキャンドルの作り方

十五夜のススキをとりに出かけた河原で、可愛らしい野の花に出会いました。

少し摘み取って、小瓶にちょこん。

こうして飾っていることも好きなのですが、押し花にして キャンドルに仕立ててみることにしました。

下準備:アイロンで押し花をつくる

まずは、植物を押し花にして、乾燥させます。

本で重しをかけてつくったり。専用の道具を使うこともできますが、アイロンをかけてつくればもっと簡単。

作り方は 簡単DIY!アイロンで押し花!UVアクセサリー作り方 を見てくださいね。

 

用意するもの

押し花ができたら、いよいよキャンドルづくりです。

・押し花 (河原で摘んだもの)
・キャンドル
・紙ナプキン
・デコパージュ液
・ハケ・ハサミ・ピンセット・アルミケース(パレットにします)など

100円ショップやIKEA、手芸店などで揃えます。さらに時短するのであれば、「ドライヤー」を用意します。

 

押し花をデコパージュしていきます。

キッチンペーパーを必要なサイズに切り、3枚にはがします。使うのは、上の1枚のみです。

キャンドルにデコパージュ液を塗り、はがしたキッチンペーパーをはります。その上からデコパージュ液をさらに塗り、乾かします。

デコパージュ液が、「接着」と「コーティング」の役割をします。

※時短する場合は、ドライヤーの冷風をふきかけるといいですヨ。

デコパージュ液で植物を貼っていきます。
貼り終わったら、上からさらにボンドを植物の上にべったりしっかり!塗ります。

※あらかじめ押し花の並べ方をイメージしておくと楽です。

簡単! 火をつかわずに、ボタニカルキャンドルができました!

 

摘みとった植物・育てた植物。プレゼントの植物など。

可愛らしいだけでなく、想いをのせてつくる「押し花のボタニカルキャンドル」

とっても簡単なのでぜひ、作ってみてくださいね。

 

今回ボタニカルキャンドル作りに使った植物たち

・ソバの花
・コセンダングサ
・ヒメジオン
・シロツメクサ
・イヌタデ
・シダ
・コウリンタンポポ

河原近くの野原で、ちょっと「懐かしさ」のあるものを選んで摘んできました。空き地などにも咲いていますよね。

植物好きの輪が 広がっていきますように。

簡単DIY!ペットボトルラベルでリメイク花瓶を作ろう!

植物とハンドメイドのある暮らしが好きなhanaです。

最近のペットボトルは、スタイリッシュなもの、限定のもの。ラベルの素敵なものが増えていますよね。

今回は一瞬できる!? 「ペットボトルラベル」のリメイクです。
簡単で、実験みたいで作るのが楽しいですよ。

ペットボトルラベルで花瓶を作る方法

「準備するもの」
・ペットボトル
・ペットボトルより小さい ビンやグラス

そして、ドライヤーを用意します。

※ペットボトルのラベルは点線で切れるタイプのものを使います。

ペットボトルからラベルをはずします。

点線を切らないように輪のまま外します。
ペットボトルの中身をだして、ペットボトルをつぶすと外しやすくなります♪

ラベルの上下を切り取り、輪のままグラスにかぶせドライヤーで熱します。

注意するポイントはふたつ。

1. 点線に熱風をかけない
(点線に熱風をかけるとやぶれてしまいます)

2. きちんと配置したい場合は、マスキングテープでとめてからドライヤーの熱をかける

完成です。

ラベルが熱で縮んで ぴったりサイズになりました!

※シワなどができた場合は、お湯をかけると表面がキレイに整います!(点線の部分にお湯がかかると切れてしまうこともあります)

ラベルをお湯にいれてみると、こんなに縮みます!

黄色のラインのものはシールタイプのもので、お湯に入れてもほとんど縮みませんでした。切り取り線のあるラベルはこんなに小さくなります!

(黄色のラインのラベル・・気に入っていたのに残念です~)

グレーのラベルに似あう「ピンクのトルコキョウ」を飾ってみました。かわいくってお気に入りです~。

限定のペットボトルラベルで花瓶を作るのも◎

次は「爽健美茶」の限定ラベルを貼ってみました。

そして、ポトスのグリーンライムを。ペットボトルのラベルが賑やかなので、グリーンだけでも華やかになったかな?と思います。

いろいろなペットボトルラベルで花瓶を作ってみよう

いかがでしたか?いつもは捨ててしまう「ペットボトルラベル」をリメイクしてみました。

グラスやガラス瓶に接着剤を貼らないので、はずすことも簡単。ラベルコレクションしても素敵! って思います。

一瞬でできる「簡単すぎる! リメイク」。ぜひ 作ってみてくださいね。

植物とハンドメイドのある暮らしはじめませんか?

国際バラとガーデニングショウ2018レポ前編(バラと小屋編)

国際バラとガーデニングショウ2018にいってきました。
green と handmade の 好きなhanaです。

今年も「100万輪のバラとガーデン」に逢いに「国際バラとガーデニングショウ」(2018.5.18.~23)に お出掛けしてきました。

「バラ」と「バラのあるガーデン」や「暮らし」がモリモリ!
そして、バラだけでなく、「多肉植物」や「エアプランツ」「塊根植物」など男性にも人気の植物を使ったインテリアなどの提案もありました!

またたくさん、写真を撮りましたので紹介させてくださいね。

今年は20周年!「国際バラとガーデニングショウとは?」

メットライフドームで1999年より開催されている「バラとガーデニング」のイベントで、その規模は国内最大級!

世界のナーセリーの薔薇、ガーデンデザイナーが作りだす素敵な庭や植物との新しいライフスタイルの提案が盛りだくさん!

そして、バラのコンテスト(ハンギング・切り花・鉢植え等)や販売、DIY、ワークショップなどもあり、20年もの間、多くのバラ愛好者はもちろんガーデニング好きな人に愛されているイベントなのです。

画像が多いので、まずは「バラ」と「バラのある暮らし」からランダムに紹介させてくださいね。
小屋のあるお庭多めです。

 


 

バラのトンネル・・今回は「薔薇の空中庭園」になっていました。
薔薇に包まれるような優雅な雰囲気の中、薔薇に近づくとふんわり優しい香り。

品種の説明もあり、購入できるところも嬉しいところです。

 

ローズパークの前は 南仏プロヴァンスの街並み。
両サイドに小屋があり、薔薇や可愛らしい雰囲気のナチュラルな植物が素敵で。
入口からワクワクしました。
(並んで入場するため、人が多く映り込んでしまうので画像掲載はしませんが、とっても素敵でした)

 

 

おとぎの国?  絵本の中からぬけでたような、小屋のあるガーデンたち。
こんなカフェやお店があった通いたいな。

 

 

 

和のテイストのガーデンにも薔薇がとっても綺麗でした。
庭のポイントになっていたり、隠れたところに ひっそり咲いていたり。
裏庭から花が薔薇がのぞいている演出もありました。

 

 

もうすぐ梅酒の季節ですね。
遠くにはレモン漬けなどもあって。
自然と調和しながら過ごす 豊かな暮らしがありました。

こんな暮らしにもあこがれます。

 

 

竹と薔薇。
ここも人気スポットでした。
中のクレマチスのシャンデリアにカメラをむけていく方も多くみられました。

薔薇がもりもり。。薔薇と相性のいいプランツたち。
薔薇に囲まれた空間で、読書。
薔薇に囲まれ、ブランコをゆらす・・・。

夢のような空間でした。

南国のガーデン。
ブーゲンビリアやセロームに薔薇。
白い空間に植物がのびのびと 色彩を放っていました。

こんなスペースがあったら! と 思う人も多いはず。
盆栽などを楽しめる 自分だけのスペース。
ときどきは だれかと一緒に 寄せ植えをつくったり。

お茶をのんだり・・。

妄想がいっぱい膨らみます。

友人や家族と楽しんでいる絵が浮かぶ素敵なガーデン。
タコさんウインナ―かわいい!
そんな声も。

そして、薔薇の庭でのパーティやお茶の時間の提案。

小鳥のさえずりが聞こえてきそう。
ここがドームの中だなんて、忘れてしまいそうな薔薇の庭たち。

ファンの多いガーデナーさんのお庭たちなので、写真を多く撮る人、実店舗の話をきく人たちも多く見うけました。
オープンガーデンもあるそうで いつかいってみたいと思っています。
 

建物を植物がラッピングするかのように 絡まる素敵なガーデン。

 

**

つづきは後編へ。
後編では、GreenSnapユーザーにも人気の「多肉植物」「エアプランツ」「塊根植物」などのあるガーデンを中心にレポートします。

 

第20回国際バラとガーデニングショウ
International Roses & Gardening Show2017

日時 : 2018年5月18日(金)?23日(水)
場所 : 「メットライフドーム」[展示面積:13,000㎡]
〒359-1196 埼玉県所沢市上山口2135

詳細 : www.bara21.jp/

簡単DIY!野の花のメルシータグの作り方

植物とハンドメイドのある暮らしが好きなhanaです。

春になると作りたくなるのが「野の花のメルシータグ
プレゼントに添えても、植物標本のようにコレクションするのも楽しいです。

とっても簡単なので、たくさん作りたくなっちゃいます。

今回は 「野の花のメルシータグ」の作り方をご紹介いたしますね。

「野の花のメルシータグの作り方」

まずは材料! 身近なものから。

・荷札(今回は100円ショップのものを使いました)
・文字の描かれている紙。
(古書・英字新聞・100円ショップなどのラッピングペーパー等)
・押し花かドライフラワー
・接着剤
・ハトメ

押し花はアイロンで作ると 摘んですぐに簡単にできるのでオススメです!
↓↓↓
簡単DIY!vol.5「アイロンで押し花!UVアクセサリー作り方」

「野の花タグを作ってみよう!」

1.針金をはずした荷札を、水かコーヒーにつけ、丸い部分をはずします。

※水につけると、紙の色はかわらずナチュラルな雰囲気に、
コーヒーにつけると、アンティークな雰囲気になります。

2.適当に切った文字の描かれている紙と荷札をあわせハトメでとめます。

※ハトメとは穴が破れないように補強する金具のこと。
穴にハトメを差し込んで、ハトメパンチで挟んでとりつけます。

画像のハトメパンチは専用のものですが、100円ショップでも手に入れることができます。

3.ハトメをとめた紙に、押し花・ドライフラワーを接着剤で貼り付けます。
リボンや紐をハトメに通したら完成です。

※シールやスタンプや手書き文字を添えると、オリジナル感アップ!
 自分好みのメルシータグができます。

「野の花メルシータグいろいろ。」

ある日は、
ミモザのドライフラワーや、押し花をあわせてみました。 
 

 
またある日は、春の花で押し花をつくり、メルシータグを作ってみました。
 

夏になったら、ラベンダーでもメルシータグを作りたいなと思っています。

ラベンダーでつくると、ふんわり いい香り。
香りのプレゼントも 素敵だなと 思うのです。

簡単かわいいので、ぜひ作ってみてくださいね。

 

植物とハンドメイド雑貨のある暮らし。
一緒に はじめませんか?