GreenSnap

植物の名前を調べるなら

アプリで聞いてみよう!

★★★★★
ダウンロード
無料

2020年 10月 の投稿一覧

イベリスの花言葉|種類や花の開花時期、楽しみ方は?

イベリス

一年草と多年草の種類があるという特徴を持つイベリスは、かわいらしい花と様々なバリエーションの色があり、春や秋の寄せ植えにはぴったりの花ですね。

今回は、イベリスの花言葉や種類、花の特徴を紹介していきます。

イベリスの花言葉

イベリスの花言葉は「心をひきつける」、「初恋の想い出」、「甘い誘惑」です。

イベリスの花が太陽に向かって曲がる様から「心を惹きつける」という花言葉が付けられたとされています。初恋の思い出には、花から甘い香りがするところからイメージされています。

また、「甘い誘惑」という花言葉は、後述で紹介する「キャンディータフト」からつけられているとされています。

そのほかにも、イベリスの花言葉には「無頓着」や「心変わり」、「思いやり」、「こまやかな人情」などの意味もあります。

イベリスの花の基本情報

学名
Iberis
科・属
アブラナ科・マガリバナ属
原産国
ヨーロッパ、北アフリカ
別名
キャンディタフト

イベリスの名前の由来


イベリスの英名は「キャンディータフト」とされており、「お菓子の花」という意味が込められています。これは、イベリスがキャンディータフトといわれる砂糖菓子に似ていることからつけられています。

イベリスの和名「マガリバナ(屈曲花)」は、太陽の方向に曲がってしまう様子からそう呼ばれていました。また、「トキワナズナ(常磐薺)」と呼ばれることもあります。

イベリスの花の特徴

イベリスの花の開花時期は、春(4〜6月)と秋(10〜11月)があります。たくさんの花びらをつけ咲き乱れるので、フラワーアレンジメントにも起用されるほどの美しさを持っています。

多くの種類があり、色も豊富なため花壇や鉢など場所によって選べるのも特徴の一つですね。

イベリスの花の種類、品種

イベリスの品種には一年草と多年草の品種が存在します。よく見かけることのできる代表的な品種を紹介していきます。

イベリス・ウンベラータ


多くの色があり、アレンジメントで人気の品種です。一年草、または二年草とされていて、50cmほどまで生長します。

イベリス・アマラ

こちらも一年草もしくは二年草の品種で、甘く良い香りと、白くかわいらしい花が人気です。切り花でも使われることがあります。

イベリス・ジブラルタリカ

色がだんだんと変化していく特徴を持ち、最初は白から少しずつピンクに変わっていく姿を楽しむことができる品種です。こちらは耐寒性も強いためグランドカバーで利用されることが多いようです。

イベリスを寄せ植えして春や秋のガーデニングを楽しもう


寄せ植えにはぜひ加えたいイベリスは、花色も豊富なので、他の花と合わせやすいことも好まれる理由の一つですよね。

開花時期も春と秋があるので、みなさんも花壇やグランドカバーで育ててみてはいかがでしょうか?

また、花姿もかわいらしく単体でも癒してくれること間違いありません。アレンジメントでも存分に活躍してくれますので、飾ってみても良いかもしれませんね。

睡蓮(スイレン)の花言葉|色別の意味は?花の特徴や種類・品種は?

スイレン 睡蓮

スイレンは水面に咲く花が美しい幻想的な花です。蓮と花の姿や生育環境が似ていることから間違われることもありますよね。今回は、スイレンの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。

睡蓮(スイレン)の花言葉

スイレン全般の花言葉は「純粋な心」、「清浄」、「信仰」、「信頼」です。

またスイレンには色別の花言葉も存在します。

色別の睡蓮(スイレン)の花言葉

ピンクの睡蓮(スイレン)の花言葉

ピンクのスイレンの花言葉は「信頼」です。

白い睡蓮(スイレン)の花言葉

白のスイレンの花言葉は「純粋」、「潔白」です。

黄色の睡蓮(スイレン)の花言葉

黄色のスイレンの花言葉は「優しさ」、「甘美」です。

「信仰」という花言葉はスイレンが神聖な花であることから由来してつけられました。

青・紫の睡蓮(スイレン)の花言葉

青いスイレンや紫色のスイレン には、特に花言葉は存在していないようです。

睡蓮(スイレン)の花の基本情報

学名
Nymphaea
科・属
スイレン科スイレン属
原産国
世界中の熱帯~温帯地域
別名
未草(ヒツジグサ)

睡蓮(スイレン)の花の特徴

水面に美しい花を咲かせるスイレンは、優雅で幻想的なイメージです。フランスの巨匠クロード・モネが愛した花としても知られています。

スイレンの花の開花時期は、温帯スイレンは5月中旬から10月頃、熱帯スイレンは7月から10月頃となっています。時期になると、白や赤、ピンク、黄色、紫など色とりどりの花を楽しむことができます。

睡蓮(スイレン)の花の種類・品種

スイレンには温帯スイレンと熱帯スイレンがあります。

温帯スイレン

バーバラ ヒメスイレン:白っぽいベージュピンクの花弁が特徴。
新東京 ヒメスイレン:白い花弁が特徴。
アーカンシェル:葉に白やピンク色のさまざまな斑が入り、淡いピンクの花弁が特徴。
クロマテラ:黄色の花弁が特徴。
ジェイムズブライドン:花弁の幅が広く、枚数も多い。濃いピンク~赤の花弁が特徴。

熱帯スイレン

シャロンクワン:枚数が多く、鮮やかな紫色の花弁が特徴。
プロイデェーン:濃いピンクの花弁が特徴。

混合種

オールモストブラック:温帯スイレンと熱帯スイレンの交配種。花弁は濃い赤で、花の中心に向かう程赤黒く、黒いスイレンと呼ばれています。

睡蓮(スイレン)の花言葉を贈ろう!

スイレンは水生植物で水面に花を咲かせます。お家で育てる場合は睡蓮鉢というものを使っている人も多いと思います。

スイレンと一緒に金魚やメダカなどを育てて涼しげな雰囲気を作り出してくれます。みなさんも睡蓮鉢で育ててみてくださいね。

ハナミズキの花言葉|怖い意味もある?花の特徴や見頃の季節は?

ハナミズキ

日本人なら誰もが知っているハナミズキは、一青窈さんの歌の歌詞にも登場する有名な花ですね。ハナミズキは、実はアメリカを代表する花でもあり、2つの州花にもなっているほど愛されています。

今回は、ハナミズキの花言葉や、英語での意味、種類についてを紹介していきます。

ハナミズキの花言葉

ハナミズキの花言葉には、「返礼」「私の想いを受けとめてください」「永続性」「華やかな恋」という意味があります。それぞれの花言葉には由来があるので、詳しくご紹介していきますね。

「返礼」「私の想いを受けとめてください」

ハナミズキの花言葉のひとつである「返礼」は、日本とアメリカの交友の歴史が由来しています。1912年、当時の東京市長であった尾崎行雄氏が、日米友好を願ってソメイヨシノ3,000本ををワシントン市に寄贈しました。日本人が心から愛する花であるソメイヨシノを贈られた返礼として、アメリカの人々が心から愛する花であるハナミズキが日本に贈られました。

このエピソードが、ハナミズキの花言葉の由来となりました。「私の想いを受けとめてください」も、そんなハナミズキのエピソードが由来しているとされています。

「永続性」

ハナミズキの花言葉には、日本語でも英語でも「永続性」という言葉があります。これは、ハナミズキがゆっくりと生長することからつけられた花言葉です。

ハナミズキの花言葉「華やかな恋」

ハナミズキの花言葉の「華やかな恋」は、ハナミズキの華やかで美しい姿が由来しているとされています。

英語でのハナミズキの花言葉

西洋・英語圏でのハナミズキの花言葉は、「durability(永続的)」「love undiminished by adversity(逆境にも耐える愛)」「Am I indifferent to you?(私があなたに関心がないとでも?)」です。

「durability(永続的)」「love undiminished by adversity(逆境にも耐える愛)」

英語での花言葉である「durability(永続的)」は、日本の花言葉と同じように、ハナミズキがゆっくりと確実に育っていく姿から由来しています。また、ゆっくりと育ち、逆境にも負けずに花を咲かせるイメージから、「love undiminished by adversity(逆境にも耐える愛)」という花言葉がつけられています。

色別のハナミズキの花言葉

ハナミズキの花言葉には、特に色別の意味は存在しないようです。

ハナミズキの花言葉は怖い?

ハナミズキの花言葉には怖い意味があると噂されているようですが、実際にはそのようなネガティブな花言葉は存在していません。

ハナミズキは頑丈な樹木であるため、その頑丈さゆえに磔の樹としても利用されていました。イエス・キリストの磔刑にもハナミズキが使われたことから、ハナミズキには怖い花言葉があると思われていることが多いようです。

ハナミズキってどんな花?見頃の季節はいつ?


ハナミズキは、ミズキ科サンシュユ属の落葉樹で、4月〜5月に白色やピンク色の花を咲かせます。春になると、総苞片(そうほうべん)と呼ばれる葉が大きくなり、花のような姿になります。実は、ハナミズキの花は実は花びらではないので、鑑賞期間が長いことが特徴です。また、ハナミズキは秋になると紅葉するため、赤く染まった葉や実も楽しむことができます。

ハナミズキは自然に樹形が整う木であることから、街路樹、公園の木、庭の木など身近な場所に広く利用されています。

科・属名
ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属
分類・性質
庭木、落葉
原産地
北アメリカ東部
学名
Cornus florida/Benthamidia florida
英語名
Flowering dogwood
別名
アメリカヤマボウシ
出回り期
4月〜5月
開花時期
4月〜5月
花色
白、赤、ピンク

ハナミズキはいつの誕生花?

ハナミズキは3月18日の誕生花です。ちょうど開花を間近に迎える時期となっています。

ハナミズキの名前の由来

ハナミズキは、漢字では「花水木」と書きます。春先にハナミズキの木の枝を切ると、水が滴り落ちるほど水をよく含む木であることから「水木」という名前にされました。また、ミズキ科の植物の中でも特に美しい花を咲かせることから、ハナミズキと呼ばれるようになったそうです。

ハナミズキには風水効果がある!?

ハナミズキは風水的に庭木に植えるのが良いとされています。東に植える植物は、風水的に白、黄色を避けた方が良いとされているため、ピンク色のハナミズキを植えましょう。北に植える植物は、風水的に白色が良いとされているので、白のハナミズキを植えましょう。

東向きにピンクの植物を植えると良縁を招くとされており、北向きに白色の植物を植えると家庭運がよくなったり、金運を呼び込むとされています。

風水的に、庭木には複数の植物を植え込んだ方が良いとされています。ハナミズキ単体ではなく、他の植物とも合わせて楽しんでみてくださいね。

ハナミズキの花の種類・品種

ハナミズキの花にはさまざまな色や品種のものがあり、斑入りの品種なども存在します。いくつか代表的な品種を紹介していきます。

チェロキーチーフ


チェロキーチーフは、ハナミズキの中でも最も多く流通している品種で、赤花品種の代表です。花付きがよく街路樹に用いられることが多いです。

ジュニアミス


ジュニアミスは、桜が咲き終わった頃から咲き始める品種で、ピンクの大輪の花と周辺が鮮やかな赤色になることが特徴的で、人気の品種です。

ディブレイク

ディブレイクは斑入りの白色の品種ですが、5月頃からはまだら入りの黄金色に変化していきます。秋にはきれいに色づいた葉w楽しむことができます。

ステラピンク

ステラピンクはハナミズキとヤマボウシを交配した品種で、ハイブリットハナミズキとも呼ばれます。寒さや乾燥に強く丈夫な品種です。

ハナミズキの花言葉を贈ろう!

ハナミズキは、アメリカでも日本でも古くから愛されてきた花です。ハナミズキは鑑賞期間が長く、また秋には美しく紅葉します。四季ごとに美しい姿を見せ、素敵な花言葉を持つハナミズキ。ぜひ大切な人にプレゼントして気持ちを伝えてくださいね。

ムスカリの花言葉|怖い意味もあるって本当?花の特徴は?

ムスカリ

チューリップなどと一緒に、春の花壇を彩るムスカリ。きれいな青い花を茎の先につける姿が印象的な球根植物です。最近は、球根を水耕栽培にしておしゃれに育てる方法で人気が高まっています。

この記事では、ムスカリの花言葉を中心に、種類などご紹介します。

ムスカリの花言葉


ムスカリの全般的な花言葉は「失望」「失意」「夢にかける思い」「明るい未来」という意味を持っています。ここでは、ムスカリの代表的な花言葉をご紹介します。

「絶望」「失望」「失意」

ヨーロッパでは、青い花は悲しみの象徴とされることが多く、ムスカリも「失望」「失意」というネガティブな花言葉を持っています。色鮮やかな青い花を咲かせる可愛いムスカリからは想像できない花言葉ですね。

約6万年前のネアンデルタール人が埋葬されていた遺跡にムスカリの花が供えられており、ムスカリは世界最古の埋葬花としても知られています。

ヨーロッパでは悲しみの象徴とされる花ですが、この花には悲しみを癒す願いが込められていたのではないかと考えられます。

「明るい未来」

悲しみを超え、失意から立ち直るという意味をこめて、ムスカリには「夢にかける思い」「明るい未来」という花言葉がつけられたと言われています。

悲しみ、絶望、失意の先にあるものは明るい未来です。ムスカリの持つ癒しの力で、悲しみを乗り越えて進んでいくという意味を感じますね。

「通じ合う心」

チューリップをはじめとし、春のどんな花とも合うムスカリ。この相性の良い存在から「通じ合う心」という意味がついたと言われています。家族や恋人にプレゼントする際に使いたい花言葉ですね。

「寛大な愛」

寄せ植えで使われるムスカリは、決して自己主張することなく、あくまで他の花の引き立て役となっています。他の花の主張を受け入れるその姿から、「寛大な愛」という意味がついたと言われています。

ムスカリの花言葉は怖い?

ムスカリの花言葉には、「失望」「失意」というネガティブな花言葉を持つ一方で、「夢にかける思い」「明るい未来」というポジティブな意味の花言葉を持っています。他の花とアレンジすることで、「通じ合う心」を表現してみてはいかがでしょうか?

ムスカリの名前の由来

ムスカリはギリシャ語で麝香(じゃこう)を意味する、「moschos」(ムスク)が語源であるとされています。ムスカリの原種は芳醇な香りを持っていたことから、この名前が来ているそうです。

また、ムスカリの花がブドウの実のようにたわわに実っていることから、「グレープヒヤシンス」、「ブドウヒヤシンス」という名前で呼ばれることもあります。

また、日本では紫色の花をつけることから「ルリムスカリ」という別名もあります。

ムスカリの和名は?

ムスカリの和名は「葡萄風信子(ブドウヒヤシンス)」です。これは、ムスカリの姿がブドウのように見えることから由来しているとされています。

ムスカリはどんな花?花の季節は?

ムスカリは、ヒヤシンスの近縁に当たるユリ科の球根植物です。草丈は10~30cmに生長します。長く伸びた茎の先に、紫や青の小さな花を、ブドウの房のような姿で咲かせます。控えめな見た目から、寄せ植えの引き立て素材やグランドカバーに用いられる事が多いです。

耐寒性の強い花で、自然分球で増え、毎年自然に花が咲きます。初心者にもおすすめの植物です。

青や紫のムスカリがよく知られていますが、ピンクや白の品種もあります。見頃の季節は主に3〜5月です。

ムスカリはいつの誕生花?

ムスカリは、1月30日の誕生花です。

科・属名
ユリ科ムスカリ属
分類・性質
多年草
原産地
南アフリカ、南西アジア、地中海沿岸
学名
Muscari
英語名
Grape hyacinth
別名
ブドウヒヤシンス、グレープヒヤシンス
出回り期
3月~5月(最盛期は4月)
開花時期
4月~5月(花持ち期間は5~7日程度)
花色
青、紫
花もち
10日前後
誕生花
1月30日

ムスカリの花言葉を贈ろう

青色の花が印象的なムスカリですが、近年は新しい品種も生み出されています。

ピンク色や白、黄色と花色も豊富で、育てやすく、水耕栽培でも楽しむことができます。ガーデニングにもインテリアにもおすすめの植物なので、ムスカリを花言葉とともに、大切な人へプレゼントしてみてくださいね。

スノードロップの花言葉|怖い意味があるの?由来や花の種類は?

スノードロップ

白く小さい花なのに冬の寒さに負けず咲くスノードロップはとてもすてきですよね。冬のガーデニングでも大活躍です。今回は、そんなスノードロップの花言葉や由来のほか、。一部で「死」や「怖い」と噂されることについてもご紹介していきます。

スノードロップの花言葉

スノードロップの花言葉には、「希望」、「慰め」という意味があります。

スノードロップの花言葉の由来

スノードロップの花言葉は、聖書のエピソードからきているようです。

禁断の実を食べてエデンの園を追放されたアダムとイヴを慰めるため、降っていた雪を天使がスノードロップの花に変えた話から由来したといわれています。

スノードロップの花言葉は怖い?

スノードロップの花言葉には、「あなたの死を望みます」という裏の花言葉があるとも噂されています。

このような噂が広まった要因として、イギリスの一部の農村地域には、昔から「亡くなった恋人の遺体にスノードロップの花を置いたら、雪の片になってしまった」という言い伝えがあるため、「スノードロップは死の象徴である」という文化が残っていることに由来していると考えられます。

日本ではこの怖い花言葉はあまり浸透していないため、あまり気にしなくても良いと思いますが、もし気になる方は贈る相手には注意をした方が良いかもしれませんね。

スノードロップの花の基本情報

学名
Galanthus nivalis
科・属
ヒガンバナ科ガランサス属
原産国
ヨーロッパ
別名
ガランサス

スノードロップの名前の由来

英名「スノードロップ」は「雪のしずく」の意味で、和名では「待雪草」「雪の草」とも呼ばれています。いずれにしても純白な「雪」という名前にピッタリですよね。

スノードロップの言い伝え

ヨーロッパではスノードロップはとてもポピュラーな花ですが、国ごとに様々な伝説が今に言い伝えられています。少しご紹介してみましょう。

ドイツ:雪の色

自分に色がないと知った雪は、色を分けてくれるよう花々に頼みました。雪は断られてしまいますが、唯一それに応じたのが純白なスノードロップだったといいます。そのため雪の妖精と呼ばれるようになりました。

スコットランド:ラッキーシンボル

スノードロップの花をお正月前に見つけると翌年は幸運に恵まれるという言い伝えがあります。

イギリス:死に装束

イギリスの農村地方では、スノードロップは死に装束を連想させる不吉な花として言い伝えられています。乙女ケルマはスノードロップを摘んで、死んだ恋人の傷の上に置きました。すると、彼の肉体は「雪のしずく」になって消えてしまったという言い伝えから、スノードロップを家の中に持ち込むと不幸が起こるといわれています。

スノードロップの花の特徴

スノードロップは冬の終わりから春にかけて咲く花で、春を告げる花といわれています。真冬に6枚の白い花を咲かせ、ヨーロッパでは古くから親しまれています。

スノードロップの花の種類・品種

スノードロップは、ヨーロッパからコーカサス山脈にかけて15種類ほどが自生しています。中でも有名な品種を紹介していきます。

エルウェシー

日本ではこの品種が広く栽培されていて、オオマツユキソウとも呼ばれます。

ニヴァリス

寒い地方に分布していて、日本で栽培されることはほとんどありません。いくつか園芸品種が存在する品種です。

スノードロップの花言葉を贈るときは注意しよう!

スノードロップは、お花がなくて寂しいと思われがちな冬に、とても重宝される冬のお花です。2月には花を咲かせるので、スノードロップの花と花言葉を贈って、冬に植えるのを楽しんでもらいましょう。

ただし、スノードロップの花言葉には一部怖い意味が噂されていますので、気になる方は贈る相手はきちんと見極めておきましょう。

ツルウメモドキの花言葉|花や実の特徴、盆栽がおすすめ?

ツルウメモドキ

ツルウメモドキとはウメという言葉が入っていますが、ウメとはどう違うのでしょうか。花言葉も気になりますよね。

このページでは、ツルウメモドキの花言葉をはじめ、花期や花や実の特徴などをご紹介しています。これから盆栽で育てたい方もぜひご参照ください。

ツルウメモドキの花言葉

ツルウメモドキの花言葉は、「真実」、「開運」、「大器晩成」です。

ツルウメモドキの果実は熟すと3つに裂けて中から種子が出てきます。しっかりとした皮(仮種皮)に包まれて、なかから種子がでる様子が「真実」というイメージを抱いたのでしょう。

また、ツルウメモドキの果実はゆっくりと時間をかけて熟していく特徴があります。花後に果実ができ、熟して赤くなり、その後に種子ができることから、ツルウメモドキには「大器晩成」という花言葉になりました。

ツルウメモドキの葉は季節によって色が変わります。緑から、黄に変わっていくのです。さらに果実は赤色をしています。緑、黄、赤は運のよい色と言われています。そのことからツルウメモドキには「開運」という花言葉がつけられました。

ツルウメモドキの基本情報

学名
Celastrus orbiculatus
科・属
ニシキギ科ツルウメモドキ属
原産国
日本、東アジア
別名
ツルモドキ、ツルマユミ

ツルウメモドキの由来

ツルウメモドキはつる性のある植物です。ツルウメモドキのつるは最初こそまっすぐに伸びていきますが、徐々に周囲の植物や木などに絡みついていきます。

ツルウメモドキのつるは、右巻きになる特徴があります。このようにつる性があることから名前にも「ツル」がつけられました。

モチノキ科の植物でウメモドキ(梅擬)があり、ツルウメモドキはこちらに似ているとされているのです。ウメモドキはウメに似ているため、その名が付けられました。

ツルウメモドキの学名は、「Celastrus orbiculatus」。学名のCelastrusはギリシア語の「Celastros」から由来しています。「Celastros」はセイヨウキヅタという意味。「orbiculatus」は「円形の」という意味で、実や葉が丸いことから由来してつけられたと考えられます。

ツルウメモドキの花や実の特徴

ツルウメモドキは雌雄異株です。雌雄異株(しゆういしゅ)とは、雄花と雌花が別々の株につくものです。ツルウメモドキの花は5月から6月に開花します。この花は、ウメと見た目はずいぶんと異なりウメのような香りもしません。

ツルウメモドキの雄花と雌花はどちらも黄緑色をしています。雄花は雌しべが目立ちます。葉や茎の色に近いため、ツルウメモドキの花は目立たないのです。

葉は秋になると黄色く変化し、落ち、花後は実がなります。果実は秋になると、黄色くなり、3つに裂ける特徴があります。その後に、ツルウメモドキの果実は赤く熟すのです。

葉は枯れますが、ツルウメモドキの果実は鮮やかな色を保つのです。そのため、果実はフラワーアレンジメントで使用されることもあります。また果実は食用も可能です。

ツルウメモドキの種類

ツルウメモドキはいくつか種類はありますが、流通する場合はどれも「ツルウメモドキ」とされています。なかでも、大きな花、果実をつけるものをオオツルウメモドキと呼ばれることがあります。

ツルウメモドキを盆栽で楽しもう

ツルウメモドキは盆栽で楽しむことができますよ。その実は和風な印象ですので、盆栽にも向いているのです。果実がとても美しいので、ぜひ盆栽で果実を鑑賞しませんか。

サギナの花言葉|意味や花の特徴、コケとは違うの?

サギナ

サギナはアイリッシュモスという別名がありますが、こちらはコケの仲間なのでしょうか。花が咲くのかも気になりますよね。

このページではサギナの花言葉と花期や花の特徴などの基本情報もご紹介しています。サギナは匍匐性があるため、グランドカバーに向いているとも言われていますので、簡単な育て方についても情報をまとめました。

サギナの花言葉

サギナの花言葉は「可憐」です。

アイリッシュモスは初夏になると小さな白い花を咲かせます。サギナは草丈が短く約10センチ前後。芝生のようにして地面に植えられ、踏みつけられてしまうこともあるのです。

それでも初夏になると美しい小さな花を咲かせるその姿は可憐に見えたのでしょう。

サギナの基本情報

学名
Sagina subulata
科・属
ナデシコ科サギナ属
原産国
ヨーロッパ
別名
アイリッシュモス、スコッチモス、モフリッチ

サギナの由来

サギナは、アイリッシュモス、スコッチモスと主に呼ばれます。モスというとコケのことですよね。しかしモスと呼ばれても、サギナはコケではありません。

サギナはナデシコ科の植物で、コケとは全く関係がないのです。葉が緑色のものは基本種のサギナで、こちらはアイリッシュモスという別名で呼ばれます。葉が黄色みがかっているものは、スコッチモスと呼ばれることも。

では、なぜコケではないのに、モスと名前に付けられているのでしょうか。サギナは、ふわふわとした見た目をしています。触るとふんわりとしていて見た目もコケに似ているのですよ。そのため、別名にコケとつけられているのでしょう。

サギナは学名のSaginaを読んだものです。Saginaは、sagimaという単語が由来しています。こちらは「肥大する」という意味。サギナは上に伸びるのではなく、横に広がりこんもりする特徴があることから、この学名になったと考えられます。

ちなみにsaginaはSpergula(馬草)に対して付けられた名の転用とされています。

サギナの花の特徴

サギナは花が咲きます。サギナの花は5月から8月に開花。花の色は白です。

サギナの花は5枚花弁で非常に小さい特徴があります。サギナの花は1センチに満たないほど小さいのです。そのため、花は目立ちませんが、足元に小さな5枚花弁の花が咲いている様子は、まるで金平糖がまき散らされているよう。

とても愛らしさがあるのです。まさに可憐の花言葉がぴったりです。英語では「Corsican pearlwort」と呼ばれます。白く可憐なサギナの花の様子がパールのように見えたのかもしれませんね。

サギナをインテリアグリーンやグランドカバーで楽しもう

サギナは横にほふくします。そのため、グランドカバーに向いています。お庭で隙間が気になる部分があれば植えてみませんか。約10センチほどの高さで、ちょうどいいですよ。伸びてしまうと見た目が悪くなりますので、定期的なサギナの剪定をおすすめします。

基本種はグリーンですが、黄緑色っぽい色味のサギナもありますので、お庭の周りの花の色や植物の色に合わせてサギナを選んでみてくださいね。

湿気を嫌うので、なるべくサギナは乾燥気味に育てましょう。高温多湿な日本でのグランドカバーは難しいですが、水やりに注意をして育ててみてくださいね。

小さなポットで育てるのもおすすめです。こんもりした柔らかな見た目のサギナは見るだけで癒されるはず。インテリアグリーンにもおすすめです。

ニオイバンマツリの花言葉|花の特徴は?香りは夜に強くなる?

ニオイバンマツリ

ニオイバンマツリは良い香りが特徴ですが、それ以外にも素敵な特徴があるのですよ。さてそれはなんでしょうか。

このページでは、ニオイバンマツリの花言葉や花期、花の特徴や色の変化などについてご紹介しています。ニオイバンマツリは夜に観察するのがおすすめですがその理由も気になりますよね、ぜひご参照ください。

ニオイバンマツリの花言葉

ニオイバンマツリの花言葉は「幸運」、「熱心」、「浮気な人」です。

ニオイバンマツリは花期の間で花の色が変わる特徴があります。その色は紫から徐々に薄くなり、やがて白に変わります。その様子が浮気者っぽく見えたため、ニオイバンマツリには「浮気な人」という花言葉がつけられました。

香りが楽しめ、花の色も変化するニオイバンマツリ。こんな植物は少々珍しいですよね。見た目や香りで人々を何度も楽しませてくれることから、「幸運」という花言葉がつけられたと考えられます。

「熱心」という花言葉は植物学者が由来しています。ニオイバンマツリの学名は「Brunfelsia latifolia」。こちらは植物学者のブルンフェルスにちなんでいます。ブルンフェルスは研究熱心だったことからこのような花言葉がつけられました。

ニオイバンマツリの花の基本情報

学名
Brunfelsia latifolia
科・属
ナス科バンマツリ属
原産国
ブラジル、南アメリカ
別名
ブルンフェルシア、アメリカジャスミン

毒がありますので、あやまって口に入れないように気を付けましょう。犬や猫が食べてしまうと最悪死に至ることもあり得ます。

ニオイバンマツリの花の由来

ニオイバンマツリを漢字で書くと「匂蕃茉莉」となります。ニオイバンマツリには良い香りがするのです。香りがあることから、ニオイ「匂」という名がつけられています。

「蕃」という漢字はあまり見かけないですよね。こちらは少し難しいですが、「外国」を意味します。こちらはブラジル原産ということをあらわしていて、外国から入ってきた植物を意味となります。

では、「茉莉」とは何でしょうか。みなさんこの字は見たことがありませんか。ジャスミンは「茉莉花」と書き、よくジャスミン茶のペットボトルには「茉莉花茶」と書かれているのです。

茉莉とは、サンスクリット語のmallikāが由来。ジャスミンのような香りがするため、ニオイバンマツリにも「茉莉」という漢字がつけられました。つまり「外国のジャスミンのような香りがする植物」ということが由来して「匂蕃茉莉」となったのです。

ニオイバンマツリの花の特徴

ニオイバンマツリはナス科の植物。そのため、ナス科特有の紫色の美しい5枚花弁の花を咲かせます。

花期は4月から7月です。一部二季咲のものもあります。二季咲とは、一年のうち2回咲くことを意味します。多くはバラのように春と秋です。

さて、ニオイバンマツリの花の最大の特徴はもっと別のことにあります。それは、色の変化です。

ニオイバンマツリは開花してすぐは紫色をしていますが、その色がだんだんと薄れてきます。薄紫になったあとは最終的に白くなる特徴がニオイバンマツリにはあるのですよ。

1つの株で紫と白の花を楽しむこともでき、非常にその姿はグラデーションのようで美しいです。また名前からもわかるように、香りが楽しめる特徴も。ニオイバンマツリは夜になると香りが強くなる傾向にありますので、夜にも楽しみたいですよね。

ニオイバンマツリの花の香り

ニオイバンマツリはすでにご紹介したとおり、香りがあります。ジャスミンのような上品な香りです。香りは夜に強くなりますので、ぜひ夜にも楽しんでみてくださいね。

ジャスミンと似た香りということでその名がつけられていますが、実際にはジャスミンの仲間ではありません。ニオイバンマツリはナス科、ジャスミンはモクセイ科です。そのため、花の見た目はまったく異なります。

ナス科の植物で良い香りがする花は珍しいんですよ。

色が変化するニオイバンマツリの花も香りも楽しもう

色が変化するニオイバンマツリ。こちらは香りもありますので、ぜひお庭でその香りを楽しみませんか。夜になるとニオイバンマツリは香りが強くなりますので、夜にも観察してみましょう。

ニオイバンマツリは鉢植えでも地植えでも育てられます。太陽を好むので日当たりの良い場所で育てましょう。寒さには極端に弱くはありませんが、あたたかいブラジルが原産なので、寒い地域で育てる際は鉢植えにしたほうが良いでしょう。

また、ニオイバンマツリは乾燥を嫌います。そのため、土の状態によく気を付けて花期は特に乾燥させないように注意をしてくださいね。

ナイトジャスミン(夜香木)の花言葉|花の特徴や意味、どんな香り?

ナイトジャスミン(夜香木)はジャスミンという名前が入っていますが、ジャスミンの仲間なのでしょうか。夜に咲くお花ですが、花言葉が気になりますよね。

このページでは、ナイトジャスミンの花言葉をはじめ、花期や花の特徴、香りなど基本情報についてご紹介しています。

ナイトジャスミン(夜香木)の花言葉

ナイトジャスミン(夜香木)の花言葉は「高貴な心」です。

こちらは、ナイトジャスミンの香りに由来した花言葉と考えられます。ナイトジャスミンはジャスミンではありませんが、ジャスミンという名が付くほどに良い香りがするのです。夜になるとその香りが強くなる特徴があり、ふわっとジャスミン系の高貴な香りがするのですよ。

暗い夜、月明かりに照らされて咲くナイトジャスミンの花からは素敵な香りが…。そのことから「高貴な心」という花言葉がナイトジャスミンには付けられたと考えられます。

ナイトジャスミン(夜香木)の花の基本情報

学名
Cestrum nocturnum
科・属
ナス科ケストルム属
原産国
西インド諸島
別名
夜香木、夜香花、夜ソケイ、悲しみの木

夜に良い香りがすることから夜香木(ヤコウボク)、夜香花(ヤコウカ)とも呼ばれます。ナイトジャスミンとは英語での呼ばれ方です。

ナイトジャスミン(夜香木)の花の由来

ナイトジャスミン(夜香木)の名前の由来についてご紹介します。夜になると、香りが強くなる特徴のあるナイトジャスミン。その香りは日中にはあまり香らないという不思議な特徴があります。

ナイトジャスミンとあるので、ジャスミンの仲間と思われがちなのですが、こちらはジャスミンの仲間ではありません。ジャスミンはモクセイ科の植物ですが、ナイトジャスミンはナス科の植物です。異なる植物なのになぜナイトジャスミンとなったのでしょう。

夜になると強くなる独特の香りが単にジャスミンに似ているから。そのことからナイトジャスミンと呼ばれるようになりました。夜に香る植物なことから夜香木という名でも呼ばれます。

ナイトジャスミンの学名は「Cestrum nocturnum」です。この「Cestrum」はギリシャ語の kestronが由来となっています。kestronは「彫刻」という意味。ナイトジャスミンの花は細長い特徴があります。それが彫刻刀となった由来だと考えられます。

学名の「nocturnum」は「夜の」という意味。こちらは、ナイトジャスミンが夜になると香りが強くなることから由来しています。

ナイトジャスミン(夜香木)の花の特徴

ナイトジャスミン(夜香木)の花はあまり目立ちません。花は黄緑色から白をしていて、葉と色が近いためあまり目立たないのです。夕方以降に開花をはじめ、翌朝には閉じているということが、ナイトジャスミンの最大の特徴です。

花期は暑い時期。7月から11月に花を楽しめます。星形で筒状の花で愛らしいですよ。見た目はあまり派手ではありませんが、香りは良い香りがすることもナイトジャスミンの特徴と言えます。

ナイトジャスミン(夜香木)の香りを楽しもう

ナイトジャスミン(夜香木)は香りがあるお花だということはもうお分かりいただけたかと思います。こちらは、ジャスミンのような高貴な香りが楽しめます。日中もわずかに香りますが、夜になると香りが増しますので、ぜひ夜に楽しんでみてください。

【業界人必見!花と植物 業界日本最大の商談展】 10/14(水)~16(金)国際ガーデンEXPOの最新情報

毎年、千葉の幕張メッセにて開催する業界人必見の注目大型イベント「国際ガーデンEXPO」。
今年は10月14日(水)~16日(金)までの3日間で開催致します!

『国際ガーデンEXPO』

世界中から園芸・造園に関するあらゆる商材が一堂に出展される国際商談展です。全国各地のホームセンター、小売店、量販店、卸商などの流通関係者や、造園業者、設計・施工業者など様々な業種の方との商談が活発に行われます。

園芸・造園・アウトドア業界注目の講演を毎日開催!

カインズやオザキフラワーパークによる講演の他、おうちキャンプや
すごもりライフなど、新たな視点で顧客を獲得する施策も提案。

空間デザインや造園業の新たな潮流など、造園業向けセミナーも開催。

花や植物の売上アップをテーマに、業界の第一線で活躍する講師が毎日講演。
今年は「「美しさ・便利さ・楽しさ」を追求したお店作り」や「変わるホームセンターの役割と、カインズの今後の展望」「コロナ禍におけるガーデニング需要 ~流入層へのデジタルマーケティング~」など様々なセミナーを開催します。
GreenSna代表取締役社長西田 貴一によるセミナーも2020年10月14日(水) 15:30-16:30に実施されます!

★セミナープログラム一覧をチェック★

第14回国際ガーデンEXPO

~招待券は公式ホームページより申し込みが可能~

※本展への入場には招待券と名刺2枚が必要になります。
※招待券がない場合は、入場料5000円がかかります。
※招待券は1名のみ有効です。
※会期中3日間有効、同時開催展も入場可能です。
※本文に記載のある出展社数および来場者数、セミナー等のイベント内容はすべて予定であり変更する可能性があります。

会期:2020年10月14日(水)~16日(金)10:00~18:00 ※最終日のみ17:00まで
会場:幕張メッセ
主催:リードエグジビジョンジャパン株式会社
会場へのアクセス方法はこちら