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2020年 10月 の投稿一覧

落花生の花言葉|意味や花の特徴、どんな栄養があるの?

落花生の名前の由来をご存じでしょうか?夏になると黄色い花を咲かせ、花が落ちた後子房の下の部分が地中に潜り、実をつけることからこのような名前になりました。殻を剥くといくつか豆が並んで入っていることから「仲良し」という花言葉が付けられています。

花言葉のほか、落花生の別名や栄養効能などについてもご紹介します。

落花生の花言葉


落花生(ピーナッツ)の花言葉は「仲良し」です。落花生はサヤを開くと2つ3つと豆が並んで入っているその姿から連想して「仲良し」という花言葉が付けられました。

落花生の基本情報

学名
Arachis hypogaea
科・属
マメ亜科ラッカセイ属
原産国
南アメリカ・アンデス(南米各地、カリブ海諸島、メキシコ等)
別名
ナンキンマメ(南京豆)、ピーナッツ

学名にある”Arachi(アラキス)”には「花梗(花柄)がない」、” hypogae(ヒポゲア)には「地中に実ができる」の意味があります。

落花生の名前の由来


別名には南京豆やピーナッツとありますが、日本ではそれ以外にも落花生の別名がいくつも存在します。「南京豆(なんきんまめ)」、「唐人豆(とうじんまめ)」、「異人豆(いじんまめ)」などがあります。

日本には江戸時代元禄期に中国から伝来したことから「南京豆(なんきんまめ)」、「唐人豆(とうじんまめ)」、「異人豆(いじんまめ)」などの名前がついたといわれています。

また、関東や東北、北海道地方で使われる名称もあります。

現在は千葉県、茨城県など関東地方で生産量が多いことから「関東豆(かんとうまめ)」という呼び名があります。東北から北海道地方でよく使われる名称です。これらの地方では節分でピーナッツを播く習慣があります。

茨城や愛知では「地豆(じまめ)」、沖縄方言で「ジーマーミー」と呼ばれています。”地面にできる豆”という意味です。その他、食べるときりがないことから「後引き豆」という異称もあります。

英語の語源や由来

そして英語でよく使う”peanut(ピーナッツ・ピーナツ)”はpea(豆)+nut(木の実)で”木の実のような豆”という意味になっています。イギリスでは”groundnut(グラウンドナト)”が使われ、意味は同じく”地面にできる豆”の意味です。その他英語では「地中に生じる根・塊茎で食用となる意味から”earth-nut(アースナト)”という呼び方もあります。

落花生の由来

落花生は漢名です。名前の由来は花が落ちたあと、子房の下の部分が伸び地中に潜り、潜った先に実がなることからこの名前になりました。イモ類のように根っこがふくらんで実がなるというのではなく、地上から地下に伸びた茎の一部に実がなるのです。

また「落花生」と「ピーナッツ」は同じものですが、日本では主に皮のついたものを「落花生」と呼び、皮を剥いて塩などで味付けしたものを「ピーナッツ」と呼ぶことが多いようです。

落花生の花の特徴

落花生の花は6月下旬以降に咲きます。黄色い花で見た目はスイトピーに似ています。これを「蝶形花」と呼びます。落花生の花は夏の早朝に咲き、昼頃にはしぼみ自家受精します。

落花生の栄養、効能

落花生にの栄養

落花生には、タンパク質や脂質のほか、ナイアシンやビタミンE、ビタミンB1、カリウム、マグネシウム、リンなど多くの栄養素が含まれています。中でもタンパク質は豊富で、トリプトファンやアスパラギン酸、グリシンなど多種類のアミノ酸が含まれています。

落花生の効能

落花生に含まれる栄養素落花生(ピーナッツ)には栄養価の高い食品で美容効果や体内コレステロールを減らしたり体に良い効能がたくさん含まれています。生活習慣病を予防するなど高い効能が期待できます。

ピーナッツを食べることで、糖尿病のリスクを減らす効果が期待できます。健康な人が患う糖尿病だけでなく、2型糖尿病の方の1日血糖維持にも効果があります。血糖値上昇を抑えるだけでなく、血糖値維持効果、血糖値を下げるインスリン分泌に重要なマグネシウム供給源としても優秀な食品なのです。

また、ピーナッツに多く含まれているナイアシン(ビタミンB3)は二日酔いの原因となるアセトアルデヒドを分解する働きがあります。ピーナッツに含まれるアスパラギン酸は、有害なアンモニアを排出し、利尿作用もあります。肝臓への負担を軽減し、悪酔いしないためにもお酒のおつまみにピーナッツを食べることは理にかなっているのです。

ピーナッツに多く含まれるビタミンEには強い抗酸化作用があり、体内の細胞を丈夫にするとともに、老化やガン、心筋梗塞や脳卒中予防に効果的です。その他、血行を良くし、冷え性や血行不良による肩こりの改善も期待できますし、「レシチン」による記憶力アップ効果や認知症予防にも効果があるといわれています。

落花生の種類、品種

お米にも品種があるようにピーナッツにも多くの品種があります。落花生も種類や品種が違うと大きさや味が違ってきます。

現在千葉県では、焙煎落花生向けの品種として「千葉半立(ちばはんだち)」、「中生豊(なかてゆたか)」、「Qなっつ(きゅーなっつ)」のほか、「ゆで落花生向けの品種」、「郷の香(さとのか)」、「おおまさり」など主にこの5種類のピーナッツが育てられています。

自分で育てた落花生を食べてみよう

落花生の苗は園芸店やホームセンターなどで購入して育てることができます。プランターでも育てることができますので、水はけのよい土と日当たりを確保して育ててみましょう。収穫後は1か月ほど乾燥させてから塩ゆでして食べるとおいしいですよ。

トックリヤシの花言葉|意味や由来、風水の効果は?

トックリヤシ

根元がぷっくりとふくらんだトックリヤシには「平和」という花言葉があります。地植えにすると非常に大きくなる植物ですが、観葉植物としても人気があり、ハワイではふくらんだ基部には金運や幸運が貯まるとの言い伝えもあります。

トックリヤシの花言葉とともに、特徴や名前の由来なども見ていきましょう。

トックリヤシの花言葉

トックリヤシの花言葉に「平和」があります。

ぷっくりと根元がふくらんだトックリヤシを見ていると空間が和むようです。風水的にもとても縁起がいいとされ、玄関先などに置くと効果が発揮できます。

トックリヤシの基本情報

学名
Hyophorbe lagenicaulis
科・属
ヤシ科 トックリヤシ属
原産国
モーリシャス共和国、マスカリン島
別名
ボトル・パーム

トックリヤシは幹の基部がトックリ状にふくらんだヤシ科の植物です。地植えのものですと高さ15mほどにもなる大型の植物で非常に大きく育ちますが、成長は遅いです。観葉植物として鉢植えで育てることもでき、鉢植えの場合は地植えほど大きくならないので室内に置くことも可能です。

葉は長さ1~2mで幹の先からアーチ状にのび、鳥の羽のように小葉が裂けた形をしています。4~6枚程度しか出ません。葉先は披針形で先がとがり、V字状の横断面になっています。

トックリヤシの由来

トックリヤシの名前の由来は、見た目のとおり基部がトックリ(徳利)のようになっていることに由来します。欧米ではボトル・パームと呼ばれています。

トックリヤシの特徴

幹の基部がトックリ状に大きくふくらんでいるのが一番の特徴です。ふくらんだ基部には水を溜める性質があるため、乾燥には強いので普段から乾燥気味に育てることをおすすめします。トックリの部分がしぼんできたり、シワができている場合は水不足のサインなので日々、観察するうえで気を付けましょう。

またトックリヤシの葉先は茶色くなったり黄色くくすんだような色になることがありますが、これは調子が悪くなったわけではなく、トックリヤシ本来の特徴です。気になるようであれば、変色した部分だけハサミで葉先の形に合わせてカットしても構いません。

葉には普段から葉水を吹きかけ、葉の乾燥を防ぐようにします。葉水をすることで病害虫予防にもなるので、葉の裏側なども、適度な葉水をすると葉が健康に育ちやすくなります。トックリヤシは耐寒性がなく、12℃以下になるとほぼ休眠状態になります。

普段からゆっくりと成長するトックリヤシですが、冬場はさらに成長が鈍る時期です。水やりを極力控えるようにします。

トックリヤシの風水


トックリヤシは風水的にも縁起のよい観葉植物で、特に玄関先に飾ると運気の向上が期待できるそうです。ハワイの伝統的な問題解決技法に「ホ・オポノポノ」というものがあります。

具体的な内容としては「ごめんなさい」「許してください」「ありがとうございます」「愛しています」の4つの言葉を使って問題を解決していく方法が書かれているのですが、この書籍の中でトックリヤシは「金銭問題をクリーニングする観葉植物」として紹介されており、膨らんだ根元に金運や幸運が貯まるといわれています。

トックリヤシを飾って運気をアップさせよう!

金運や幸運をアップさせてくれるといわれるトックリヤシは、玄関先などに置いてよい運を呼び込みましょう。風水の効果を高めるには、植物そのものが健全に育つことが一番の秘訣です。トックリヤシは寒さに弱いので、西日を避け、南向きなどできるだけ暖かい場所に置いて育てましょう。

ココヤシの花言葉|意味や由来、風水の効果は?

ココヤシ

ハワイを代表するヤシの木で大きな実をつけるココヤシ。実はココナッツの原材料です。有名な詩人の詩の冒頭に由来して付けられた花言葉や名前の由来には大変興味深いものがあります。

室内観葉植物としては気候や環境が合わなければ難しいのですが、風水効果として取り入れるにはココヤシの絵を飾るのも効果的なんだとか。

ココヤシの花言葉

「思いがけない贈り物」、「固い決意」、「成功」などがあります。

ココヤシは花を咲かせ、ココナッツである大きな実を付けます。ココヤシの花言葉はココヤシの花から連想されたのではなく、ココヤシの木自体を象徴する意味で付けられたようです。

まず、「思いがけない贈り物」とありますが、これは日本の詩人である島崎藤村の「椰子の実」という詩の冒頭に「名も知らぬ 遠き島より 流れ寄る 椰子の実一つ」とありますが、これに由来してつけられたそうです。

この詩の冒頭では、遠い国から流れついたであろう椰子の実になぞらえて自身が故郷を離れて住処を転々とさまよう憂いの心情を歌った詩です。日本の詩人の詩が由来となった花言葉なのです。

また「固い決意」というのは、ココヤシの実の殻がとても硬いことから「固さ」に関連する花言葉がつけられたのではないでしょうか。

その他「成功」という花言葉についてはその詳しい由来が見当たりませんでしたが、ココヤシに限らずヤシの木全般における花言葉として「勝利」「成功」「平和」「忠誠」などの花言葉があります。これはヤシの木の独特の樹形や空へと高く伸びる堂々としたイメージと重ね合わせたものではないかと考えられます。

ココヤシの基本情報

学名
Cocos nucifera
科・属
ヤシ科 ココヤシ属
原産国
インド洋アンダマン諸島、ポリネシア周辺など
別名
ヤシ/ココナッツ/コガネタケヤシ

ココヤシの木の由来

ココヤシの名前の由来についてですが、ココナッツの「ココ」は「猿」という意味のポルトガル語もしくはスペイン語の語源になっています。15~16世紀頃ポルトガルやスペインの商人がインドにて初めてココナッツの実を見たとき、殻が笑った猿の顔のように見えたそうです。

その後、ココナッツがヨーロッパ中に普及され、cocoまたはcocosと呼ばれるようになり、17世紀以降、coco+nutで「ココナッツ」という英語名が完成したといわれています。

ここまではヨーロッパの話ですが、東南アジアにも多く生えているココナッツの木ですが、タイ南部トラン県に保存された大昔の古文書にもココナッツと猿を深く関連付ける伝説が残っているそうです。

ココヤシの木の特徴

ハワイを代表する樹木の一つですが、ハワイでは街路樹や海岸沿いの植栽によく用いられており、今日では約100種ほどのココヤシが見られます。

ココヤシの特徴の一つに樹高がかなり高くなることがあげられます。地植えすると幹も太くなり、その高さは10〜30mに。木は雌雄同株なので、1本だけでも実を結ぶことも特徴です。

ココヤシは、ヤシ科の樹木で、地植えでは樹高が10~30mと非常に高くなります。また生育環境が整った場所で地植えすると幹も太くなりより頑丈に育ちます。

育ちがよい場所や環境ですと、1本のココヤシからは1年に40~80個の果実が収穫できるそうです。これを単純計算すると、1週間に1個の割合で実が落ちてくるような感じになります。

熟した果実は自然に落下しますが、木から落下した果実が人間の頭に当たると非常に危険。ヤシの木の多い国や地域では、椰子の木の下には「絶対立つな!」といわれます。ココヤシの木は成長後、毎年100個前後の実(長径25~30cm)を、50年に渡ってつけるそう。非常に強い生命力が感じられます。

葉は大きいもので5mほどの長さになります。

ココヤシの栄養


ココヤシをはじめ、ヤシの木は人々を救済する木ともいわれています。ココヤシは果実はもちろん、葉、茎、皮と木のあらゆる部位を人間の衣食住に活用することができる木です。

そしてココヤシの実からは糖質、アミノ酸(タンパク質)、ビタミン、ミネラルと5大栄養素が全て摂れることがわかっています。

ココヤシの風水効果

ココヤシに限らず、ヤシの木全般に風水効果があるといわれています。

特に南国で育つヤシは空に向かって高々と、まっすぐに幹を伸ばしています。このように樹高が高く、躍動感も併せ持つヤシの木の風水効果も期待して日本国内であれば自宅の庭にも植えたいところですが、日本の気候では沖縄など一部温暖な地域を除き、ヤシの木本来の優雅な樹形を維持するのが難しいとされています。

植物から取り入れる風水は、植物そのものが健全に育っていなければパワーや効果も弱くなってしまいます。そこで、風水アートとしてヤシの木の絵を壁に飾ることをおすすめします。風水的にも金運アップの絵としてよく知られています。

ココヤシはココナッツの実をつける

ココヤシの実はココナッツ。6月頃に黄色い穂のような花を咲かせ、そのあとに分厚い皮に覆われた約4kg程の重さのヤシの実を付けます。

ココヤシの実はココナッツです。実の中には白い果肉が詰まっており、内側には水分が溜まっています。果肉を乾燥させるとココナッツになり、溜まっている水分がココナッツジュースとして飲まれています。

アレカヤシの花言葉|由来や風水、贈り物におすすめ!

アレカヤシ

前向きな花言葉をもつ「アレカヤシ」。みずみずしく、鳥が翼を広げたような大きく明るいグリーンの葉からはプラスのエネルギーが感じられます。

この記事ではアレカヤシの花言葉のほか、名前の由来や特徴、風水効果などをご紹介します。

アレカヤシの花言葉

アレカヤシには「元気」、「勝利」というポジティブな花言葉がついています。明るいグリーンのでみずみずしさが感じられる緑の葉っぱのイメージからこのような花言葉がついたのでしょう。

アレカヤシがのびのびと成長する姿を見ていると元気な気持ちになれますね。空間にプラスのエネルギーを与えてくれるなど風水効果もある観葉植物です。

また学名に「黄色」や「蝶」など明るさや幸福を連想する言葉が含まれていることから、花言葉も明るく前向きなものが付けられたと考えられます。

アレカヤシの基本情報

学名
Dypsis lutescens
科・属
クリサリドカルパス/ヒメタケヤシ属
原産国
マダガスカル
別名
ヤマドリヤシ、コガネタケヤシ(和名)

アレカヤシの由来

アレカヤシの名前の由来ですが、葉の中央脈と葉柄が黄色いところから英名では、「Yellow butterfly palm」。そのまま訳すと「黄色い蝶のようなヤシ」という意味です。和名では「͡コガネタケヤシ(黄金竹椰子)」と呼ばれていますが、明るさや幸福を運んできてくれそうなイメージがあります。

アレカヤシの特徴

アレカヤシはヤシ科の中でも特にヤシらしい外見をしており、小型のヤシです。葉は鳥の翼ような形をしており細長く、2m以上の長さになります。明るい緑色の葉が噴水のようにゆるく弧を描いた形に垂れ下がる姿が印象的です。

茎はまっすぐ上に伸び、原産地は、マダガスカル熱帯雨林気候地域原産なので、暑さに強く耐陰性はありますが、寒さには弱い植物です。

観葉植物としても人気のアレカヤシ。室内やベランダ、お庭などで鉢植えで育てることも可能です。通常野生のアレカヤシは7~10mと大きく育ちますが、鉢植えなどでは大体30cm~2mほどと世話や管理がしやすいサイズで育ちます。

アレカヤシの風水

アレカヤシは風水効果があることでも有名です。花言葉にも「元気・勝利」という前向きな言葉がついていますが、前向きな花言葉やみずみずしい緑色の葉っぱを見ているとお部屋やオフィスなど空間にプラスのエネルギーや活力を与えてくれそうな感じがしますね。

風水では出会い運上昇に効果的な観葉植物とされているので、アレカヤシを置く際は良縁や対人運の方角である「東南」の方角を意識しておくとり風水効果が期待できます。

アレカヤシは対人運を上げる一方、オフィスや勉強部屋に置くとやる気をアップさせてくれるともいわれていますし、マイナスイオンを発しているので、寝室に置くと疲れが取れやすくなるでしょう。

室内に置く観葉植物の中には、ペットなどの動物にとって有毒な成分を含むものも存在しますが、アレカヤシは有毒物質を含んでいないので、動物にも安全です。心身を癒すなど一鉢で何役もこなしてくれるアレカヤシ。観葉植物の中でも人気が高い理由はここにあります。

アレカヤシはマイナスイオンを感じる観葉植物

アレカヤシは育て方も比較的簡単です。アレカヤシは根から吸い上げた水分を葉から水蒸気として放出する蒸散を行うのですが、この蒸散によって室内を適度な湿度を与える効果があります。室内を潤すとともにマイナスイオンを多く放出することでも知られています。

細長いアレカヤシの葉はたくさん生えており、風を受けると葉と葉が擦れ合う音が空間に心地よく響き渡り、癒しにつながります。

観音竹(カンノンチク)の花言葉|意味や由来、花はとても珍しい?

カンノンチク

中国南東部、東南アジア原産の観音竹ですが、日本国内では沖縄の観音様の聖地などに生えていたことから、このような名前が付きました。

観音様がもたらす平穏や観音竹の葉の形などからイメージされた花言葉もつけられています。風水効果も期待できる観葉植物です。

今回は、観音竹の花言葉や風水、特徴を紹介していきます。

観音竹(カンノンチク)の花言葉

観音竹には、「日々の平安」や「スマートな淑女」という花言葉がつけられています。

「日々の平安」、これは葉柄の上に扇のように広がる草姿といつも変わらず青々と茂る葉の様子を連想してつけられたのではないかと考えられます。また観音竹の名前が、「観音山」という名の寺院に茂っていたことや、平穏無事な暮らしや癒しをもたらす観音様のご利益にちなんでこのような言葉があてはまったのではないでしょうか。

またもう一つの花言葉「スマートな淑女」ですが、観音竹はヤシ科の植物で、英名では”Lady palm”(女性の手の平)と呼ばれています。観音竹の葉は手のひらの形に似ていますね。

そして「淑女」とは品位のある、しとやかな女性を意味します。観音竹のつややかな葉が上品な女性の手をイメージさせたのかもしれません。

観音竹(カンノンチク)の基本情報

学名
Rhapis excelsa
科・属
ヤシ科 カンノンチク属
原産国
中国南東部、東南アジア
別名
リュウキュウシュロチク、ラピス

観音竹は中国南東部、東南アジアなどを中心に生息するヤシ科の植物です。日本では昭和40年代頃にブームが起きましたが、それ以降も深く親しまれています。

観音竹(カンノンチク)の由来

観音竹は別名「リュウキュウシュロチク」といいますが、名前にもあるように沖縄に由来があります。

沖縄県内には「首里観音堂」という場所があり、そこに約400年前から生えていたことから「観音竹(かんおんちく)」という名称がついたといわれています。沖縄ではもちろん、全国でもその名が知られるようになりました。

現在も首里観音堂境内の庭園に生えています。

観音竹(カンノンチク)の特徴

観音竹は耐寒性が高く、病気や害虫にも強いほか、成長しても3mを超えることがないので、観葉植物としても育てやすく人気のある植物です。成長しても葉は4~8つに深く裂けており、手のひらのような形をしています。

観音竹は生育場所は明るい場所を好みますが、耐陰性もあるので日陰においても枯れることはありません。(ただし日陰ですと株が徒長すすることがあるので気を付けましょう。)

夏場は直射日光を避け、半日陰に置くのをおすすめします。屋外に置く場合は強風が当たると葉が傷むので、風当たりが強い場所を避けましょう。冬は窓際の明るい場所を選んで置きましょう。

観音竹の花の特徴


観音竹の花は数十年に1度咲くと言われている非常に珍しい花です。色はクリーム色から少しずつ赤みがかっていきます。

観音竹(カンノンチク)の風水効果

観音竹は室内の空気をきれいにする効果が高い観葉植物といわれています。こうした空気浄化効果の高い観葉植物は風水では悪い「気」を浄化するパワーも強い開運アイテムとして重宝され、ご家庭の玄関やリビング、オフィス、店頭などに置くと運気がアップするといわれています。

また観音竹の持つ落ち着いた雰囲気は部屋の中にしっくりと馴染みやすく、尖った葉は邪気を祓い、財を呼ぶとされ、お祝いごとなど贈り物にもぴったりです。

観音竹(カンノンチク)は室内のシンボルツリーで人気

観音竹の落ち着いた雰囲気は部屋の中にしっくりと馴染みやすく、尖った葉は邪気を祓い、財を呼ぶといわているので、お祝いごとの贈り物にもぴったりです。日当たりのよい南向きの部屋に置くと、株自体も元気に育ちやすく、植物自体が元気に育つことでさらに運気アップが期待できそうです。

ポピーの花言葉|色や種類別の意味や由来は?見頃の時期や花の特徴は?

ポピー

品種が多く、多くの色のバリエーションが楽しめるポピーは、満開の時期になると名所がたくさんの人で賑わいます。もちろんお家でも育てられる品種もありますよ。今回は、ポピーの色別・種類別の花言葉や由来のほか、種類や花の特徴を紹介していきます。

ポピーの花言葉

ポピー全般的の花言葉には、「思いやり」、「いたわり」、「恋の予感」、「陽気で優しい」という意味があります。

色別のポピーの花言葉

また、ポピーは、花の色別でも花言葉が変わります。

赤のポピーの花言葉

赤いポピーの花言葉は、「慰め」や「感謝」という意味になります。

白のポピーの花言葉

白いポピーの花言葉は、「眠り」や「忘却」、「疑惑」、「推測」という意味になります。

ピンクのポピーの花言葉

ピンク色のポピーの花言葉は、全体と同じ、「思いやり」、「いたわり」、「恋の予感」、「陽気で優しい」という意味があります。

オレンジのポピーの花言葉

オレンジ色のポピーの花言葉も、全体と同じ、「思いやり」、「いたわり」、「恋の予感」、「陽気で優しい」という意味になります。

黄色のポピーの花言葉

黄色のポピーの花言葉は、西洋では「富」や「成功」を意味します。

斑色のポピーの花言葉

斑色のポピーの花言葉は、「驚き」という意味となります。

種類別のポピーの花言葉

さらに、ポピーは品種によっても花言葉の意味が違ってきます。

ヒナゲシ

ヒナゲシは、「七色の恋」「乙女らしさ」「心の平静」などの意味があります。

アイスランドポピー

アイスランドポピーには、「慰安」「承認」「感謝」などの花言葉があり、

オリエンタルポピー

オリエンタルポピーは「夢想家」「妄想」「繁栄」などといった花言葉になります。

ポピーの花言葉の由来

ポピーの花言葉は、紀元前400年のギリシアでは、ケシ科の実から採取した乳液を麻酔薬や睡眠導入剤として用いられていたことに由来します。

心の平静やいたわりという花言葉が、ポピーのもつ麻痺などの作用と重なっています。

ポピーの花の基本情報

学名
Papaver
科・属
ケシ科・ケシ属
原産国
ヨーロッパ南部、西アジア、トルコ東部、イラン北部、アジア北東部

ポピーの名前の由来

ポピーという名前は、ラテン語で粥という意味のpapaが語源となっています。幼児を眠らせるためにお粥の中にケシの乳液を加えたことからつけられました。

また、眠りの神であるソムアヌが、豊穣の神であるデメテルを眠らせるためにつくった花いう神話もあります。

ポピーの花の特徴

ポピーは花を楽しむ植物として親しまれているので、花の色は豊富です。赤や白、ピンクがあります。そのほかにもオレンジや黄色に花が咲く品種もあります。咲き方には、一重咲きや八重咲きがあります。

ポピーの開花時期は、3月〜5月にかけてで、満開に咲く様子はとてもきれいです。ただし、咲いてから4日〜5日ほどで枯れはじめます。鑑賞を長く楽しみたいのであれば、株を多く植えましょう。

ポピーの種類・品種

ポピーは、ケシ科のケシ属に分類されている植物です。原産地をヨーロッパの中部を中心とし、西アジアやトルコなどでも自生しています。品種は世界中に約150種類ほど存在し、一年草と多年草があります。

一年草には、アイスランドポピーやヒナゲシがあり、オリエンタルポピーは多年草扱いになっています。日本で栽培可能なポピーの品種には、上記に書いた3種類以外にもナガミヒナゲシとモンツキヒナゲシがあります。

栽培禁止されているポピーの品種には、ケシ・アツミゲシ・ハカマオニゲシがあります。栽培を禁止する理由は、これらに麻薬成分が含まれているからです。園芸品種でのポピーには麻薬成分がありませんので、安心してください。

ポピーの花言葉や花を楽しもう!

ポピーの花言葉は、色や種類・品種に関わらず、どれも全体的にポジティブな意味を持っているので、贈り物にもぴったりですよ。

また、ポピーは自分で栽培できる品種も多くありますが、やはり見頃の時期にはポピーの名所で満開のポピーを楽しみたいですよね。みなさんもポピーの名所にいってかわいらしい花を楽しんでくださいね。

ギンモクセイ(銀木犀)の花言葉| 意味や由来は?金木犀との違い、花の特徴は?

銀木犀

銀木犀は金木犀と同じモクセイ科の植物で、秋に甘い香りの花を咲かせる常緑の樹木です。育てやすさから、生け垣や庭木としても良く使われます。この記事では、銀木犀の花言葉を始め、金木犀との違いや育て方などもご紹介します。

ギンモクセイ(銀木犀)の花言葉

銀木犀の花言葉は、「初恋」「高潔」「あなたの気を引く」「唯一の恋」「謙虚」という意味を持っています。

ギンモクセイ(銀木犀)の花言葉の由来

次に、銀木犀の代表的な花言葉の由来をご紹介します。

ギンモクセイ(銀木犀)の花言葉「初恋」

白くて小さな、可憐な花姿はまるで、少女の初恋の姿を想わずにはいられないことから由来しているそうです。

ギンモクセイ(銀木犀)の花言葉「あなたの気を引く」

中国の古い習慣で、デート前に銀木犀の花を入れたお酒を飲んで、甘い香りを漂わせてデートに臨んだという話が由来しています。

ギンモクセイ(銀木犀)の花言葉「謙虚」

強い香りとは裏腹に、花は小さく控えめな様子が由来しているのでしょう。

ギンモクセイ(銀木犀)の花の基本情報

[別名]木犀(モクセイ)

科・属:モクセイ科・モクセイ属
性質・分類:常緑小高木
原産地:中国
開花時期:9月~10月
花色:白色
用途:庭木、生け垣

銀木犀は、生け垣やシンボルツリーとして利用されることの多い常緑小高木です。金木犀と同じモクセイ属の植物です。キンモクセイは、銀木犀の変種とされており、単に木犀(モクセイ)というと、銀木犀を指します。

9月~10月に、白い小さな花をたくさん咲かせます。金木犀よりも香りは控えめです。

ギンモクセイ(銀木犀)とキンモクセイ(金木犀)の違い

花の違い

銀木犀は白い花を咲かせるのに対し、金木犀はオレンジ色の花を咲かせます。花の咲く時期は同じです。

葉の違い

銀木犀の葉の棘は細かいことに対し、金木犀の葉の棘は大きめです。

香りの違い

銀木犀は金木犀に比べると香りが弱いです。

ギンモクセイ(銀木犀)の育て方ポイント


銀木犀は耐陰性があり、初心者でも育てやすい植物です。ここでは生育旺盛な銀木犀の育て方のポイントをご紹介します。

土づくり

銀木犀は、水はけが良い土を好みます。植え付け時に元肥をすると良いでしょう。赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜた土がおすすめです。

水やり

土の表面が乾いたら与える程度で、過剰に意識しなくても大丈夫です。特に銀木犀を地植えする場合は雨水で十分で、特に水やりをしなくても大丈夫です。

剪定方法

銀木犀の休眠期間にあたる2月~3月頃に剪定を行いましょう。過密になり過ぎると、風通しも悪くなり病害虫の原因にもなりかねます。

ギンモクセイ(銀木犀)の花言葉を贈ろう!

淡い香りを楽しむことができて、挿し木で増やすことができる銀木犀。丈夫な性質から誰にプレゼントしても育てるのに困ることはないでしょう。生育大せいでどんどん大きくなりますので、育てがいがあります。

銀木犀は花言葉も素敵な意味がありますので、ぜひ一度プレゼントに選んでみてはいかがでしょうか?

カルミアの花言葉|怖い意味がある?種類や特徴、毒性は?

カルミア

春に傘のような花を咲かせ、白やピンクので彩られます。暑さに弱く繁殖が難しい珍しい花です。今回は、そんなカルミアの花言葉の意味や由来のほか、種類や毒性についてもご紹介していきたいと思います。

カルミアの花言葉

カルミアの花言葉には、「優美な女性」、「大きな希望」といった意味があります。傘のような花が、日傘をさしている女性に見えるようなことに由来したといわれています。

また、カルミアの花言葉には「爽やかな笑顔」、「にぎやかな家庭」などの意味もあります。これらはいくつもの花が集まって咲く様子に由来したといわれています。

カルミアの花言葉は怖い?

カルミアの葉には有毒成分が含まれていることから、カルミアは別名「Lambkill(羊殺し)」とも呼ばれています。そのため、カルミアの花言葉は怖いというイメージをもたれることがあるのでしょう。

また、そのことに由来して、「裏切り」や「野心」といった花言葉があるのも事実です。花言葉を贈るときは、相手を選んだ方が良いのかもしれませんね。

カルミアの花の基本情報

学名
Kalmia
科・属
ツツジ科・カルミア属
原産国
北アメリカ
別名
アメリカシャクナゲ

カルミアは低木で、大きいものでは5mまで成長します。4月〜6月までが開花時期で、庭木などで親しまれています。

カルミアの花の特徴

開花時期の春には白やピンクの傘のような花がたくさん咲きます。虫が飛んだ刺激で花粉が飛ぶ特徴があります。

5月〜6月に軽く剪定をして、枯れた花を摘み取ってあげましょう。

カルミアの花の毒性

カルミアの葉には有毒物質が含まれています。羊が食べて中毒を起こしやすいことから、「羊殺し」とも呼ばれることがあります。心筋梗塞などの危険があります。

カルミアの種類・品種

一般的にカルミアといえば、花が白やピンクの「カルミア・ラティフォリオ」を指しますが、それ以外にもさまざまな種類があります。

カルミア・オスボレット


濃いピンクのつぼみと、開花後の淡いピンクの花色のコントラストが特徴です。

カルミア・レッドクラウン

つぼみと花の外側が濃いピンクで、花の内側に赤褐色の斑が入った品種です。

カルミア・ピンクチャーム

鮮やかなピンクの花色が特徴です。

カルミア・エルフ


淡いピンクのつぼみと、白い花色が楽しめる品種です。

カルミアの花言葉を贈るときは注意が必要!

カルミアは繁殖が難しくあまり流通していない珍しい花です。暑さには弱いので、日差しを避けて軽く選定をしながら育ててあげましょう。

カルミアの花言葉には、人を笑顔にする意味の裏に、怖い意味が隠れています。花言葉を贈るさいは、このことに注意して相手をよくみて贈るようにすると良いでしょう。

スノーフレーク(鈴蘭水仙)の花言葉|怖い意味がある?由来や種類、花の特徴は?

スノーフレーク

スズランに似た印象があるスノーフレークは、3月~5月頃に見頃を迎える花です。スノーフレークは、その美しさからいくつもの花言葉がある球根植物です。一方で、毒性を持っている植物でもあるため、スノーフレークに触れる時は注意が必要です。

今回は、スノーフレークの花言葉や特徴などについてご紹介していきます!

スノーフレーク(鈴蘭水仙)の花言葉

スノーフレークの花言葉は、「純粋」「純潔」「汚れなき心」「皆をひきつける魅力」などがあります。花びらには緑色の斑点があり、白色で清らかな花びらを際立たせていることから「純粋」や「純潔」、そして「汚れなき心」という言葉が付けられました。

「皆をひきつける魅力」という言葉は、スノーフレークが見とれてしまうほど可愛らしい花形であることが由来とされています。

スノーフレーク(鈴蘭水仙)の花言葉は怖い?

スノーフレークの花言葉には怖い意味があるとも噂されているようですが、実際にはそのようなことはありません。

スノーフレークには毒があり、花が下向きに咲いていることから、怖いというイメージがついてしまったようですね。

スノーフレーク(鈴蘭水仙)の花の基本情報

学名
Leucojum aestivum
科・属
ヒガンバナ科 スノーフレーク属(レウコユム属)
原産地
ヨーロッパ中南部、地中海沿岸
別名
オオマツユキソウ、スズランスイセン

スノーフレーク(鈴蘭水仙)の由来

スノーフレークという名前は、英語で「雪の結晶」や「ひとかけらの雪」などの意味があります。和名である「鈴蘭水仙(スズランスイセン)」は花形がスズランに、そして葉の形がスイセンに似ていることから名付けられました。

スノーフレークの学名「Leucojum (レウコユム)」は、ギリシャ語で白という意味の「leukos(レウコス)」とスミレという意味の「ion(イオン)」が由来とされ、スノーフレークの花がスミレのような香りがすることから「白いスミレ」という意味を表します。学名は、ギリシャの哲学者であるテオフラストスにより命名されました。

スノーフレークは、別名「オオマツユキソウ(大待雪草)」とも呼ばれています。スノーフレークに花形がよく似たスノードロップの別名は「マツユキソウ(待雪草)」であり、雪解けを待って咲くことから名付けられました。オオマツユキソウという名前は、マツユキソウよりも大きく育つことから名付けられました。

スノーフレーク(鈴蘭水仙)の花の特徴

白色でスズランによく似たスノーフレークの開花時期は、3月~5月頃です。多年草の球根植物であり、花にいくつか緑色の斑点模様があることが特徴です。鈴のような形で下向きに咲くスノーフレークは、冬の時期に外気で花を冷やさないように鈴のような花形をしていると言われています。そのため、スノーフレークは耐寒性に強い植物です。

スノーフレークの球根を約3年植えたままにしておくことで、毎年綺麗な花を咲かせます。草丈は約30cm~40cmで、釣鐘型の花を2~8個程ぶら下げます。

可愛らしい印象のスノーフレークですが、花や葉、そして球根や茎などに「アルカロイド」という有毒成分が含まれています。スノーフレークの葉がニラ、そして球根は玉ねぎに似ていることもあり、誤って食べてしまうと頭痛や嘔吐などを引き起こす場合があります。その他、人によっては葉などに触れただけで皮膚が炎症を起こす可能性もあります。植え付けなどでスノーフレークを触る時は、手袋を付けて作業するようにしましょう。

スノーフレーク(鈴蘭水仙)の種類・品種

スノーフレークは種類によって開花時期などが異なるため、季節によってさまざまなスノーフレークを楽しむことができます!

リューコジャム ウェルヌム

中央ヨーロッパやフランスなどが原産であり、草丈は10cm程度です。2月~3月頃に緑色の斑点がある白い花が1輪咲きます。また、「スプリング・スノーフレーク」という異名を持ちます。

リューコジャム アエスティウム

日本では一般的なスノーフレークの種類であり、約1.5cmの釣り鐘状で6枚の花びらがあります。日本では春に咲きますが、原産地では夏の時期に咲くことから「サマー・スノーフレーク」という英名があります。

リューコジャム オータムナーレ

草丈は約10cmで、淡いピンク色の花を咲かせます。8月~9月頃に見頃を迎えることから、別名「秋咲きスノーフレーク」とも呼ばれています。

スノーフレーク(鈴蘭水仙)の花と共に、花言葉を贈ろう!

小振りで可愛らしいスノーフレークは、花言葉の意味と同様、見る人の心を惹きつけます。贈り物にしても喜ばれるだけでなく、ほかの植物と寄せ植えを楽しむことができるのも魅力的。

白いスノーフレークは、花色が豊富なクリスマスローズや原種チューリップなどと相性が抜群です。クリスマスローズなどの横に植えることで、寄せ植え全体のバランスが良くなります。そのほか、青い花のムスカリなどと一緒に植えるのも良いでしょう。ムスカリとスノーフレークは春に咲く花なので、時期もぴったりですよ。
スノーフレークを寄せ植えすることで全体の雰囲気が華やかになるため、ぜひ取り入れてみることをおすすめします。

そのほか、白色でスズランのようなスノーフレークは、鉢植えやハンギングバスケットなどでも楽しめます。耐寒性に優れているスノーフレークは園芸初心者の方でも育てやすい種類ですので、ぜひ花言葉と共にスノーフレークの花を贈ってあげてくださいね。

蓮華草(レンゲソウ)の花言葉|西洋での意味は?種類や由来、花の特徴は?

蓮華草

可愛らしい印象のレンゲソウは、4月~6月頃に見頃を迎えます。レンゲソウの花はピンク色で、水田に広がる蓮華畑を見たことがある方も多いのではないでしょうか。レンゲソウは園芸初心者の方でも育てやすい植物であり、ガーデニングや鉢植えなどで楽しむことができます。レンゲソウは漢方などの効果もあることから、癒しの花言葉があります。

今回は、蓮華草の花言葉や特徴などについてご紹介していきます!

蓮華草(レンゲソウ)の花言葉

レンゲソウの花言葉は、「私の幸福」「心が和らぐ」「あなたは幸福です」などです。心が和らぐという花言葉は、レンゲソウの根には薬効成分があることから服用することで痛みを和らげていたことに由来するといわれています。

また、レンゲソウの花や茎、そして根は漢方に効果的であることから、癒しの花言葉がいくつもあります。

西洋における蓮華草(レンゲソウ)の花言葉

西洋では、レンゲソウには「your presence softens my pains(あなたと一緒なら苦痛がやわらぐ)」という花言葉があります。

昔から蓮の花は極楽浄土に咲く花といわれており、蓮の花に似ているレンゲソウは苦しみの状態から解放してくれるような花であることが由来であると伝えられています。

蓮華草(レンゲソウ)の基本情報

学名
Astragalus sinicus
科・属
マメ科レンゲ属
原産国
中国
別名
紫雲英(ゲンゲ)、翹揺(ゲンゲ)、蓮華(レンゲ)

蓮華草(レンゲソウ)の由来

レンゲソウという名前は、その花形が蓮の花に似ていることから名付けられました。レンゲソウの学名「Astragalus sinicus」はラテン語で中国という意味で、原産国が中国であることを表しています。

また、レンゲソウは別名「紫雲英(ゲンゲ)」とも呼ばれ、レンゲソウの咲く景色が紫色の雲の上にいる様子のように見えることが由来です。英という漢字は、中国語で花を意味します。

英名では「Chinese milk vetch(中国の蓮華草)」と呼ばれ、羊が蓮華草を食べると乳がよく出ることから名付けられたとされています。

蓮華草(レンゲソウ)の花の特徴

レンゲソウの開花時期は4月~6月頃で、越年草(えつねんそう)の植物です。越年草とは、秋の時期に発芽して翌年に花が咲く植物のことです。草丈は約10cm~25cmで、花びらの大きさは1.5cm程度です。

ピンク色のレンゲソウは地面を這うように育ち、水田などでは綺麗な蓮華畑が見られます。レンゲソウは地中の根粒菌と共生して窒素を増やすことができる植物のため、昔から水田などに植えられています。

最近では水田などに化成肥料が使用されていることが多く、蓮華畑を見る機会が減少しています。そのほか、日本全国の道端や土手などにも咲いています。

レンゲソウは幅広い環境で育ちますが、耐乾性が弱いためご自宅で育てる場合は土を乾燥させないように水やりをしましょう。

また、レンゲソウにはビタミンBや祖たんぱく質が含まれているため、栄養価がある植物です。そのため、若芽のおひたしや天ぷら、そして蓮華の花から採取したハチミツなどで食べることができます。

蓮華草(レンゲソウ)の花はガーデニングでも鉢植えでも楽しめる

レンゲソウは耐寒性が強く育てやすい植物のため、ガーデニングや鉢植えなどに人気があります。地面を這うように成長していくので、グランドカバーとして楽しむことができます。一面ピンク色の絨毯を敷き詰めたような景色はとても綺麗です!

そのほか、レンゲソウをほかの植物と寄せ植えすることでアクセントにもなります。

水田などで見られる蓮華畑も綺麗ですが、数輪でも可愛らしい印象の蓮華草は鉢植えなどで育てても素敵です。初心者でも育てられる植物なので、ご興味があればぜひご自宅でレンゲソウを育ててみることをおすすめします!