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陶器特集

人気陶器の「笠間焼き」なら、植物がかっこよくも可愛くも変幻自在?

こんにちは、GreenSnap編集部です♪

決まった形を持たない「笠間焼き」は、近年女性からの指示も多い人気の陶器のひとつです。形に縛られないからこそ、どんな植物にも合わせやすく、ひとつあればとっても重宝します。

今回は、そんな「笠間焼き」と植物の合わせ方をいくつかご紹介します。

笠間焼きってなに?

笠間焼き(かさまやき)とは、茨城県笠間市周辺で作られている、伝統的工芸品指定をうける陶磁器の一つです。粘りがあり細かい粒子の蛙目粘土(がいろめねんど)を使用してつくられていて、焼き上がりが丈夫かつ汚れにも強いため、昔から日常的に重宝されていました。

さまざまな塗装技法があり、産地も自由であることから、近年では、伝統・品質を受け継ぎながらも、これといった特徴にとらわれない新しい笠間焼が広まりつつあります。

笠間焼きと植物の組み合わせ方

大人っぽい笠間焼き

雫の形をした、ほんのり色づいたピンク色が可愛い笠間焼き。紅葉した多肉植物と苔を使った、個性的な寄せ植えがおしゃれ!

これは急須でしょうか?カゴでしょうか?とってもユニークな形をした笠間焼きですね。高さがあるので、グリーンネックレスとの相性もバッチリ!

笠間焼きは、もちろん明るい色のお花を飾ってもおしゃれですよ。ピンク色のミニスプレーバラを合わせることで、一気に高級感が漂いますね。

大人っぽくてずっしりとした笠間焼きの花器と、鮮やかな黄色をした小ぶりなコデマリの花との対照性が見事!

個性的でおしゃれな笠間焼き

目にも鮮やかなトルコブルーの鉢に、大きく特徴的な模様が描かれています。サボテンの存在感が光る組み合わせで素敵!

バケツのような、取っ手のついた形と、エメラルドグリーンの色味が個性的!みどりの多肉植物は、同系色なのですっきりとまとまりますね。

ひまわりのようなお花の模様がかわいい!表面に凹凸がついているので、多肉植物達がトルコ風でおしゃれな雰囲気に見えますね。

人形みたいで可愛い笠間焼き

こんなかわいいネコちゃんの形をした、笠間焼きもあります。ミニミニサイズの鉢なので、テーブルグリーンとして飾っても良さそうです。

頭から多肉植物を生やした、かわいらしい生物たちがお散歩中です!シンプルな色の笠間焼ですが、表情を加えるとこんなにもかわいくなるのですね。

笠間焼きを使って植物を飾ってみよう

笠間焼きには本当に様々な絵柄があるので、お花やサボテン、多肉植物などをかっこよく飾ることも、可愛らしく飾ることもできます。ぜひお家にある植物に合う、笠間焼きの花瓶や花器、鉢などを見つけてみてください。笠間焼きのイベント「笠間の陶炎祭」などに行ってみると、意外な掘り出しものに出会えるかもしれませんよ♪

「笠間の陶炎祭」へ行ってみよう!

笠間の陶炎祭
出典:笠間の陶炎祭公式HP

「笠間の陶炎祭(ひまつり)」は、毎年4月29日~5月5日の期間に、笠間芸術の森公園イベント広場にて開催される茨城県内でも最大級のイベントのひとつです。さまざまな笠間焼きの作品を見ることができたり、定価の2〜5割引程度の値段でその作品を購入することができます。

また、参加している陶芸家たちが技と個性を競う「土面オークショ ン」や、会場内に置かれた窯での「野焼きショー」、音楽を楽しむ「夜祭りライブ・キャンドルナイト」などの様々なイベントも開催されます。

ぜひ、お友達やご家族で遊びに行ってみてくださいね!

モダンで可愛い!「波佐見焼」ならどんな植物もおしゃれに見せてくれる?

波佐見焼 鉢 花瓶 植物

こんにちは、GreenSnap編集部です♪

近年若者からも人気となっている「波佐見焼」は、モダンなデザインや明るい色使いの物が多いことから、インテリアとして植物を植えてもとっても可愛いんです!

今回は、GSユーザーの皆様の素敵な投稿の中からいくつか厳選してご紹介していきます。

波佐見焼ってなに?

波佐見焼 鉢 花瓶
出典:ながさき旅ネット

波佐見焼は長崎県東彼杵郡波佐見町付近で作られる陶磁器で、そのほとんどが庶民向けの日常食器として、江戸時代から現在まで活用されてきました。その歴史は400年以上にもなります。

唐草模様を簡単に描いた「くらわんか碗」は丈夫で壊れにくい波佐見焼として広く知られています。近年では、モダンなデザインや色味から若者からも人気となっています。

波佐見焼に合う植物は?

ずばり、波佐見焼はどんな植物とも相性ぴったりです!明るいもの、シックで大人っぽいものなど様々なデザインがあるので、それぞれに合う器を見つければ何でもおしゃれに飾ることができます。

波佐見焼に溶け込む植物たち

紺と白のバイカラーの器自体がおしゃれですが、ピンクとのチューリップとの組み合わせが可愛すぎる!!様々な明るい色のお花を飾ってみたくなりますね。

これはとてもユニークな形の波佐見焼ですね(笑)。よく見ると一輪挿し花瓶になっているのがわかります。同系色のお花を合わせていて、かわいい!

このようなシックなデザインなら、どんな家でも取り入れやすそうですよね。もちろん、観葉植物とも相性バッチリ!

この波佐見焼(写真手前)は、厚みがあって丸いラインが可愛らしいですよね。対照的な尖った観葉植物を組み合わせてもいい感じですね!

波佐見焼の使い方は、置いて飾るだけではありません。観葉植物のハンギングにしてもおしゃれなんです!おしゃれ上級者向けですね。

花瓶や鉢としてだけでなく、受け皿として波佐見焼を使うのもアリです。柄のチラ見えがおしゃれ!

色味のシンプルな器を選べば、どんな花とも相性バッチリです。例えば、こんな黄色いお花たちでも…

こんなピンクと白のお花でも…。どんな色のお花ともすっきりと馴染んでくれますね。

ポップな色味の波佐見焼なら、このようなゴツゴツした塊根植物も可愛くみせてくれますね。色違いが並んでいる様が、かわいいですよね!

波佐見焼を使って植物を飾ってみよう

お家に波佐見焼の器がある方も多いのではないでしょうか?他の陶器と違って、比較的簡単に手に入るので、色々な器で好きな植物を飾ってみてくださいね。

「信楽焼の鉢」は植物に重厚感と深みをだす!相性のいい植物とは?

たぬきの置物で有名な『信楽焼』。その歴史は深く、鎌倉時代以前より継続している日本六古窯(信楽・瀬戸・常滑・越前・丹波・備前)の一つとされ、現代でも根強い人気を誇ります。
今回は、そんな信楽焼の魅力と相性のいい植物についてご紹介していきます。

信楽焼鉢を使っている人は意外と多い?

「あの人のあの植物、なんかおしゃれで素敵。」と思ったことがある方、それもしかして信楽焼鉢を使っていたりしませんか?実は、信楽焼だと知らずに植物を植えている人も意外と多いんです。

せっかくなので、この機会にぜひ信楽焼の魅力を知って、うまく活用してみましょう!

信楽焼について

陶器に灰が降ったような「自然釉」と、土中鉄分の焼成による赤みのある「火色」、黒褐色の「焦げ」が、独特の土味を生かした素朴な風合いを醸し出すのが特徴です。

また、信楽の土は耐火性、硬度が強いだけでなく、粘性でもあるため細工がしやすく、大物から小物まで幅広い器作りに適していると言えます。

信楽焼に合う植物は?

独特の土味によって重厚感を感じる信楽焼は、同じく力強さを感じるコーデックス(塊根植物)やサボテンとの相性が良いのでおすすめです!

信楽焼のおしゃれな鉢や花瓶たち

次に、GreenSnapユーザーのみなさんの、信楽焼と植物のおしゃれな組み合わせ方をご紹介します!

同じ植物を飾っても、鉢のデザインが違うことによって、それぞれの雰囲気は全く異なって見えます。

模様が描かれた信楽焼は定番のレトロさを残しつつ可愛さもあって、初心者にも取り入れやすいデザインかもしれませんね。

多くの信楽焼は大人っぽい雰囲気ですが、明るい色を含む2色使いの信楽焼鉢だと可愛い印象が強くなりますね。

大きめの信楽焼鉢も存在感があって素敵ですね。淡い水色と塊根植物の緑の色合いがとても綺麗で、お庭やベランダの雰囲気を明るくしてくれそうです。

こちらは釉薬を筆で叩きつけたような不規則の模様が付いています。一段と高級感が増して、大人な雰囲気になりますね。

これは木のようなデザイン性のある、ちょっと珍しい信楽焼です。土の上に白砂を加えるだけでも、また全然違う、スタイリッシュなおしゃれさを楽しむことができるのですね!

どの信楽焼も、植物の存在感を引き立たせてくれつつ、重厚な雰囲気を醸し出してくれていますよね!

「信楽陶器まつり」へ行ってみよう!


出典:信楽町観光協会

毎年10月の3日間開催される「信楽陶器まつり」は、様々な窯元や作家が作品を展示・販売するお祭りイベントです。作品の中には、定価の2〜5割引程の値段で販売されているものもあるので、掘り出し物が見つかるかも?!ぜひ、お気に入りの信楽焼をゲットしてくださいね。

「第66回 信楽陶器まつり」について

開催期間:2019年10月12日(土)~10月14日(月)
開催場所:滋賀県甲賀市信楽町長野1203(信楽駅前周辺)
開催時間:9:00~17:00(最終日は16:00)
 
信楽陶器だけでなく、ご当地グルメを味わえる飲食店も多数出店しているので、ぜひご家族で遊びに行ってみてはいかがでしょうか?

「益子焼のうつわ」がおしゃれな花瓶に早変わり!鉢植えに合う植物は?

こんにちは、GreenSnap編集部です♪

突然ですが、皆さんは食器として人気の「益子焼のうつわ」を、花瓶としてアレンジしたことはありますか?実は、わざわざ「益子焼の花瓶」を買わなくても、食器用の「益子焼のうつわ」でおしゃれな花瓶として代用できてしまうんです。

今回は、そんな益子焼の魅力と相性のいい植物などをご紹介します!

益子焼のうつわは花瓶としても活用できる!

益子焼について

益子焼とは、栃木県芳賀郡益子町周辺を産地とする陶器のことです。

益子焼の特徴

益子焼は砂気の多い土の質感が特徴的なうつわです。栃木県内で採れる陶土は気泡を多く含んでいるため、厚みのあるあたたかな雰囲気を持ち合わせています。

また、益子焼の陶土は釉薬(うわぐすり)との相性も抜群で、飴釉や青磁釉、並白釉、糠白釉などによって漆黒や赤茶色、飴色などの様々な深い色合いを出すことができます。

4つの装飾方法

うつわの陶土が乾かないうちに器の形や模様を装飾する作業にも様々な技法があり、それぞれ全く違う雰囲気の益子焼に仕上がります。以下に、4つの代表的な装飾法をご紹介します。

①泥掛け
白い粘土や黄土の泥漿(どろどろした液体状の土)を、うつわに流しながら掛けたり、半分だけ浸したりする方法です。

②刷毛目
刷毛などの道具を使って、器に模様を施す方法です。味のある柔らかな雰囲気を出すことができます。

③櫛目、線彫、彫画
うつわに櫛や釘、カキベラなどを使用して模様をつける方法です。

④面取り
包丁等のなどの道具を使用して側面を削ぎ落とし、うつわに面をつける方法です。

益子焼に合う植物は?

厚みのあるぷっくりした益子焼は、同じく肉付きの良い多肉植物との相性が良いのでおすすめです。

益子焼のうつわを花瓶にしてみよう!

GreenSnapユーザーのみなさんも、益子焼の花瓶と多肉植物の写真をたくさん投稿してくれているので、いくつか組み合わせ方をご紹介します!

素地の益子焼(左)でも、釉薬を使用してつやつやした質感の益子焼(右)でも、どちらもおしゃれで、多肉植物との相性は良さそうですよね。

白っぽい塗装の益子焼だと、植物の色がとても生えますね!赤くなる多肉植物との組み合わせがおすすめかもしれません。

トゲのある多肉植物も、素焼きっぽい益子焼なら違和感なく馴染んでいますね。

カラフルな益子焼の器を色違いで並べても、統一感があってとても可愛いですね。

こちらはティーカップの益子焼ですね。コップだと食器よりも小ぶりでお部屋のどこにおいても邪魔にならないので取り入れやすいかもしれませんね。

こちらは犬と猫のユニークな形をした益子焼を花瓶にしていますね。背中に多肉植物を背負っているみたいで、かわいいですよね!

「益子秋の陶器市」へ行ってお気に入りのうつわを探してみよう!

益子焼には様々なデザインのうつわがあるので、ぜひ自分の好みにあったうつわを見つけてください。毎年11月と5月に、500以上のお店が出店する大規模な「益子大陶器市」というイベントが開催されています。次回の陶器市は、2019年11月1日から開催予定です!

「第104回益子秋の陶器市」について


出典:益子町観光協会

開催期間:2019年11月1日(金)~11月5日(火)
開催場所:栃木県益子町内各所(城内坂、サヤド地区中心)
開催時間:9:00~17:00

この機会に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?