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2020年 6月 の投稿一覧

室外機カバーのアイデア集!近くで植物を育てれば省エネにもなる?

室外機カバー 室外機 DIY

こんにちは、GreenSnap編集部です♫

この時期、エアコン&室外機にはお世話になりっぱなし!でも、室外機がお庭やベランダにあると、生活感がでてしまって、せっかくの植物にかこまれた世界観も台無しになっちゃいますよね。。

そこで今回は、室外機カバーを取り入れている、GreenSnapユーザーさんたちのアイデアをご紹介します!

室外機カバーは2タイプある!それぞれ効果も違う?

①直射日光を遮る屋根型の日よけパネル


室外機上部に日よけパネルをつけると、室外機自体の温度を下げるので、省エネ効果が得られます。また、頑丈な屋根にすれば上に植物を飾ることができて、そのままの状態よりはお庭に馴染みやすくなりますね。

異物の混入や目隠しになるカバー型のルーバー


室外機全体を囲むルーバーをつけると、枯れ葉や虫などの異物混入を防ぐことができます。また遮光効果もあるので、屋根型と同様の効果が得られますが、熱がこもりやすいので、素材や構造によっては省エネと逆効果にもなります。

でも室外機の全体を隠して生活感が消えると、よりステキなお庭やベランダガーデンがつくれるので、メリットは大きいですよね!

室外機の近くで植物を育てると省エネになる!?


植物は地中の水分を蒸散させて冷気を発生するので、植物がないときと比べて、5度ほど温度を下げると言われています。

すると、室外機が吸い込む空気の温度が下がるので、効率よく冷風に変換でき、省エネにもつながるとされているんです!

みんなの室外機の隠し方&植物の飾り方を見てみよう!

フレンチガーデンに溶け込むアイアン室外機カバー


こちらは市販のアイアンの室外機カバーです。全体を囲う造りではあるものの、通気性がいいので熱がこもらないのが嬉しいポイントですね!フレンチガーデンにはまりそうな上品なカバーです。

すのこで超絶簡単DIYの室外機カバー


こちらは、今や100円ショップで手軽に手に入る、すのこを使った簡単DIYの室外機カバーです。すのこを好みの色にペイントして、切って組み合わせればOKなので、DIY初心者でも気軽に挑戦できますね。

シャビー感がかわいい小窓付き室外機カバー


排気口部分が小窓風に、屋根部分もモルタルかコンクリートが塗られていて、小さなお家のような雰囲気のある、凝った造りのDIY室外機カバーです。全体的に色剥げして廃れた感じが、フレンチシャビー感もあってステキです!

作業台や引き出し一体型の室外機カバー


こちは室外機を隠すだけでなく、引き出しや作業台をつけて実用的なカバーに仕立てていますね!引き出しもアイアンとガラスになっていて、ユーザーさんのこだわりを感じるステキDIYです。

物入れ付き小屋型の室外機カバー


もはや室外機があるとは思えない小屋型の室外機カバーですね…!上の部分は物置になっていて、ガーデニンググッズを収納しているそうです。フクロウのオーナメントや、ステンドグラスの小窓がとってもかわいくて、生活感を微塵にも感じさせないカバーです。

室外機カバーのDIYをするときはココに注意!


ちなみに、基本的に室外機が稼働中のときは、加熱故障の原因にもなるので、下記を目安に室外機の周囲をあけるよう推奨されています。室外機カバーをDIYをするときはぜひ参考にしてください!

表面の排気口20cm、裏壁面側の吸気口10cm、側面10cm、側面基板側35cm

みなさんも、うまく室外機を隠して、植物のある暮らしを楽しんでくださいね♫

お花が香るポプリ♫ドライとモイストの2種類をつくってみよう!

こんにちは、GreenSnap編集部です♫

お庭できれいに咲いているお花、そのまま枯れるのを待つのは、なんだかもったいないですよね。今はおうちで過ごす時間も多いことだし、せっかくなら一手間加えて、お花をもっと長く楽しんでみませんか?

ということで今回は2種類のポプリの作り方を、GreenSnapユーザーさんの投稿からご紹介します。

ポプリとは?

ポプリとは乾燥させた花やハーブを小さな壺に入れ、その芳香を楽しむものです。上品な見た目もステキで、自然な花の香りがおうちを華やかにしてくれるので人気ですよね。

今回ご紹介するのは、ドライフラワーでつくるアロマポプリと、香りの強い花を塩につけてつくるモイストポプリです。

ドライポプリをつくってみよう!

今回は花色衣さんのみどりのまとめを参考にご紹介します。
アロマポプリは、ドライフラワーにできるお花なら、どんな種類のお花でも作れるので、自分好みのお花と香りをチョイスできますよ!

準備するもの

・お好みのドライフラワー
・蓋つきの瓶、もしくはビニール
・飾るようの瓶(透明なお皿でもOK!ステキに飾れるもを選んでください)
・アロマオイル(100均にも売ってます!)

アロマポプリの作り方

step1:ドライフラワーを用意する

庭から摘んできたバラとラベンダーです。花びら1枚1枚手で離して新聞紙の上に重ならないように乗せます。風通しの良い日陰で1ヶ月くらい乾燥させれば完成!

step2:アロマとドライフラワーを混ぜる

ドライフラワーが完成したら、アロマエッセンスを加えて混ぜます。蓋つきの瓶、もしくはビニールなどにドライフラワーをいれて、3滴くらいアロマエッセンスを垂らします。全体になじむようにシャカシャカ振ってください。香りの強さはお好みで!

step3:お好きな入れ物に飾って完成!

全体に香りが馴染んだら、お好きな入れ物に入れて完成です!玄関やリビングなど、好きな場所において、香りと彩りを楽しんでください♫

モイストポプリをつくってみよう!

今回はkikuchixさんのみどりのまとめを参考にご紹介します。
モイストポプリは香りの強いお花を使ってつくります。ポピュラーなのはキンモクセイですね。他にもヒヤシンスなどいろんなお花でつくれますよ!

準備するもの

・キンモクセイの花
・粗塩
・空き瓶(蓋ができるもの)
・ピンセット
・新聞紙

モイストポプリの作り方

step1:キンモクセイの花と茎をわける

ピンセットを使って、やさしく花と茎を分けていきます。ゴミや殻や虫などもよけて花だけ集めましょう。全部終わったら新聞紙の上に広げて、しなっとなるくらいに数時間乾かします。

step2:瓶の中に塩とキンモクセイを入れる

瓶の中に、層になるように塩とキンモクセイを交互に入れていきます。上の方まで交互に入れ終わったら、最後の層は花の層にして終わりにしてください。

step3:冷暗所で保管して完成!

蓋をして1、2ヶ月冷暗所に保管したら完成です!花びらがしぼんで茶色くなり、塩はキンモクセイのエキスを吸ってオレンジ色になったらOKです。蓋をあけて香りを楽しみます。

ポプリのいい香りを楽しもう!

自分で育てたお花が、さらにポプリとして長く楽しめるなんて、愛着もさらに湧いてしまいますよね。自然な香りと見た目に癒されるので、皆さんもぜひ、ポプリ作りに挑戦してみてください!

暑くても長持ち!夏のアレンジのための切り花のチョイスとは?

 グリーンブーケ 花瓶 リーフアレンジ

こんにちは、GreenSnap編集部です♫

暑い時期になると、切り花の花持ちも悪くなってしまいますよね。せっかく買ったのに、飾ってすぐにしおれてしまった、という悲しい経験をしないためにも、夏に合った切り花をチョイスすることが大事です。

今回は、夏にぴったりな切り花の選び方とアレンジ例を、GreenSnapユーザーさんの投稿とともにご紹介します。

夏のアレンジを長く楽しむためのコツとは?

夏アレンジのコツ① 水分が少ない硬い花を選ぶ


夏のフラワーアレンジには、水分が少ない硬い花をチョイスしましょう!夏に花がすぐしおれてしまう原因の多くは、暑さによって水分が蒸発してしまうことにあります。最初から水分量が少なく、硬めのしっかりした花を選ぶといいですよ。

例えばこんなお花がおすすめ


例えば、エリンジウム、ヤロウ、センニチコウ、セロニアなど、一般にドライフラワー向きとされているお花がおすすめです。
こちら写真はヤロウです。まとまって咲いた小粒のお花が、繊細でかわいらしいですよね。

夏アレンジのコツ② 南国生まれの花を選ぶ


南国生まれのトロピカルフラワーは暑さにも強いです。切り花にしても比較的長くもちますし、ユニークで硬くしっかりした花も多いので、夏のアレンジの主役になれます。個性的なおしゃれアレンジになること間違いなし!

例えばこんなお花がおすすめ


例えば、プロテア、ピンクッション、リューカデンドロン、バンクシア、プルニアなどがよく販売されています。
こちらの写真はピンクッションです。陽気なカラーと独特な針山のような花姿が目を引きます。

夏アレンジのコツ③ 葉・枝・実ものを使う


夏のアレンジには、思い切って葉もの、枝もの、実ものを使うのもおすすめです。花よりもはるかに持ちがいいので、長くアレンジを楽しめます。最近ではグリーンブーケなど、葉ものだけのアレンジも人気ですよね。

例えばこんなグリーンがおすすめ


例えば、ユーカリポポラスやユーカリニコリーの葉など、形違いで組み合わせたり、葉の色合いの組み合わせを楽しむといいですよ。
こちらの写真はふわふわとした葉をもつフィリカという植物。広がった葉先が花のようにも見え、アレンジのアクセントになりそうです。

暑くても長く楽しめる!夏のフラワーアレンジ例

爽やかカラーの長持ち夏フラワーアレンジ


こちらはエリンジウム、アリウムの紫に、ピンポンマムの黄色が鮮やかに映えてますね。夏に爽やかさをプラスしてくれるアレンジです。どのお花もドライフラワー向きで、花瓶に挿して切り花として長い間楽しめますし、そのあとドライフラワーにしてもいいですね。

カラーリーフが鮮やかな夏フラワーアレンジ


ヒューケラやローダンセマムなどのシルバー色の強い葉のなかに、ランタナがワンポイントで合わせられたこちらのアレンジ。葉のいろんな形やカラーが楽しめるので、ランタナが終わっても楽しめますね。ちなみにランタナも熱帯地方のお花なので、暑さに強いです。

夏のフラワーアレンジのコツを掴んで楽しもう!


夏のフラワーアレンジは、花瓶の中の水に雑菌が湧きやすいのも、しおれやすい原因の一つです。そういうときは、花の栄養剤をまぜたり、一滴だけ漂白剤を入れるといいですよ。花の切り口が黒くなったら、そこの部分だけこまめに切るのもいいです。

アレンジにあったお花のチョイスやコツを覚えて、ぜひ、暑い夏もフラワーアレンジをお楽しみください♫

オノマンネングサの育て方|植え替え時期や水やりの頻度は?

Photo by まゆさん

寒さ、暑さに強い多肉植物であるオノマンネングサは、その丈夫さからグランドカバーとして育てる植物として人気があります。青々としたオノマンネングサはどのように管理してあげればよいのか、その育て方を見ていきましょう。

オノマンネングサの日当たり

オノマンネングサは、明るい場所を好む多肉植物です。日光の当たりやすい場所で育ててあげます。ただし、少々の日陰でなら、育てても大丈夫です。多少の生育環境の悪さでダメにならない、タフな植物であるのが魅力です。

オノマンネングサの置き場所

風通しのよく、また日光のよく当たる場所で育ててあげましょう。多肉植物に共有する弱点として、夏場の高温多湿に弱いのですが、オノマンネングサは少々の悪条件で育てても、強健な性質なのでへっちゃらです。

だからといって、ほったらかして育てていい訳ではありません。直射日光の厳しいときには、風通しのよい日なたで育ててあげましょう。

冬も多少の寒さであれば耐え抜くのですが、霜の対策として軒下において管理してあげるのがおすすめです。

オノマンネングサの水やり

春・秋の水やり

オノマンネングサの水やりの仕方は、ほかの多肉植物と共通です。

鉢植えの場合は、春・秋の成長する時期には、土が乾いてきたと感じたら、水を土からしみ出るぐらいにたっぷりと与えます。ただし、過度な水やりには注意が必要です。

夏の水やり

初夏の時期に差しかかると、オノマンネングサは生長期から休眠状態に移ります。過度に水をあげてしまうと根から吸収できないため、注意する必要があります。半月に1回程度の目安で水をあげる程度で大丈夫です。

夏になったら、できるだけ乾かし気味に育ててあげるように心がけて下さい。

冬の水やり

冬場は防寒対策も兼ねて、できるだけ乾燥気味になるように育ててあげます。水やりは、半月から1ヶ月に一度程度を目安として、土の表面が濡れるかどうかぐらいの量を土に与えます。

あまりたくさん与えてしまうと、土が乾きにくくなってしまい、根腐れを起こす原因となります。

オノマンネングサの肥料・追肥

オノマンネングサは肥料をとくに与えなくても、しっかりと育ちます。もし肥料をあげる場合には、薄めた液体肥料を春から秋にかけての生長期に与えることで、青々とよく茂ります。

オノマンネングサの用土

乾燥に強い性質を持つオノマンネングサには、水はけのよい多肉植物用の土を使います。

自分で配合をする場合には、通気性と排水性に優れるよう混ぜるのがポイントとなります。赤玉土、日向砂、鹿沼土を配合するのが基本となり、そこに排水性を重視して、軽石と日向砂をさらに加えます。

種まき、挿し木をして増やす場合には、土はバーミキュライトを選ぶのがおすすめです。

オノマンネングサの植え付け・植え替え

春秋型の多肉植物であるオノマンネングサは、生長期で苗が土に根付きやすくなる、春または秋に植え替えをするのがおすすめです。

花が咲くのが5月から6月であるため、花の鑑賞を目的として育成しているときは、3月頃までに植え替えを済ませてしまいます。鉢の底側から根がだんだんと出始めてきたら、植え替えの時期になる目安となります。

植え替えをしないと根詰まりが起こり、水が行き渡らなくなり、苗の調子が悪くなってしまいます。そのため、1〜2年に一度程度、植え替えをすると良いでしょう。

古くなった土や根っこがあれば、植え替えの時に取ってしまって構いません。むしろ、古い部分がそのまま残っていると、そこから病気や虫が湧き出てしまい、苗が弱る原因となります。

オノマンネングサの増やし方

花が咲いても結実しないので、オノマンネングサを「種まき」育てるということはありません。茎がどんどんと伸びていくオノマンネングサは、「挿し芽」で殖やしていくのがおすすめです。

挿し芽

挿し芽の手順としては、まず土に挿すための部分を1cmほど残して、茎をカットします。その後、日陰で管理して切り口を乾かします。このときに下についている葉っぱはカットしておきます。

1週間ほどかけて乾燥させたら土に挿して、明るい日陰で管理してあげます。1週間から10日ほど経ってから、水やりを始めます。挿し芽をする時期は、生長期である春にしてあげましょう。

穂が土に根付きやすいためです。休眠状態にさしかかる夏、冬はあまり根付きやすくないため、避けてあげましょう。繁殖力の高い植物であるため、増やす事自体はさほど難しくはありません。

オノマンネングサの育て方で注意すべき病気・害虫

オノマンネングサにつきやすい害虫は、アブラムシ・カイガラムシ・ヤトウムシ・ワタムシといった小さめの虫であることが多いです。これらの虫は非常に小さいので、肉眼での確認だと見落としてしまいがちです。

風通しの良い場所に置くことを心がけたり、季節の変わり目になったら、浸透移行性のある殺虫剤をまいておくと、これらの害虫がオノマンネングサに寄り付くのを防げます。

また、オノマンネングサを風通しの悪いところへに置いてしまうと、水はけが悪くなって根腐れを起こしてしまいます。根腐れが起きてしまうと、カビ類が発生して苗が侵食されてしまいます。

オノマンネングサの効能

日本では観賞用としての用途が高いですが、海外ではオノマンネングサが民間薬として利用されています。花、茎、根、葉っぱの全てを使えるそうです。

オノマンネングサの管理温度

オノマンネングサは暑さ、寒さに対して比較的強い植物です。できるだけ日光に当たるように心がけましょう。多少の悪条件でも大丈夫ですが、健康的に育てるのであれば、夏の直射日光や、冬の霜には注意してください。

オノマンネングサの種類・品種

ベンケイソウ科、マンネングサ属に属しているオノマンネングサですが、様々な仲間がいます。

ムカゴと呼ばれる栄養繁殖器官を持つコモチマンネングサ、葉っぱが3枚輪生しているツルマンネングサ、葉っぱが4枚輪生しているメキシコマンネングサなどです。

オノマンネングサの花

オノマンネングサの花の開花時期は5月から6月頃です。黄色の1.5cmほどの小さな花を、びっしりとつけます。

オノマンネングサの花言葉

オノマンネングサを含むベンケイソウ科セダム属(マンネングサ属)の植物は、「セダム」という総称があります。

セダムの花言葉には、「記憶」・「静寂」・「落ち着き」・「枯れることのない愛」などがあります。

オノマンネングサを庭で育ててみよう!

オノマンネングサは丈夫で手間をかけさせないことから、グランドカバーとして活用されています。

さびしい印象の庭に植えてあげることで、季節ごとの変化や彩りを添えることができます。

この記事を参考に、一度オノマンネングサを育ててみてはいかがでしょうか。

マルバマンネングサ(丸葉万年草)の育て方|育て方のコツは?

Photo by ✿coco⁾s・:*.✿さん

マルバマンネングサは、日本の九州〜本州にかけて山の岩の上や石垣などに自生している、マンネングサ属に分類される多肉植物です。今回は、そんなマルバマンネングサの育て方をご説明します。

マルバマンネングサ(丸葉万年草)の日当たり

マルバマンネングサは日当たりを好む多肉植物です。しかし、少々日光の照りが悪い環境でも育てることができます。

日陰に長い時間置いていると株が弱ってきてしまいます。すぐに枯れてしまうということではありませんが、地上部が姿を消しますので、日光を浴びせられるようにしてあげてください。

マルバマンネングサ(丸葉万年草)の置き場所

兎にも角にもマルバマンネングサは丈夫です。暑さにも寒さにも強い性質ですので、よっぽどの環境でない限りは元気に生長してくれるでしょう。

冬は雪に触れても枯れることはありませんが、土が凍ってしまうと、根が傷みやすくなり枯れてしまう恐れがありますので注意してください。

マルバマンネングサ(丸葉万年草)の水やり

夏の水やり

マルバマンネングサは、地植えでも鉢植えでもどちらでも構いませんが、庭に地植えをした場合、乾燥がひどいときではない限り水やりをしなくて大丈夫です。

マンネングサの仲間の植物は、基本手を付けなくても十分育ってくれる手間の掛からないのが特徴です。鉢植えで栽培するときは、乾燥気味に管理していくことが大事です。

水やりのタイミングとしては、表面の土が乾いていたら与えてください。水のやり過ぎは根腐れや過湿の原因になり、枯れることがありますので気をつけましょう。受け皿の水を捨てたり、期間を空けて水やりをするようにしてください。

マルバマンネングサは少しジメジメした環境にも負けないのも良いところです。

冬の水やり

冬も同じで乾燥している状態を保ちます。毎日のように水をあげていると、根が腐ってしまうので程々にしておいてください。土の表面がカラカラとしていたら水やりしてあげましょう。

マルバマンネングサ(丸葉万年草)の肥料・追肥

マンネングサはあまり肥料を必要とする多肉植物ではありません。肥料を施すのであれば、春〜秋に薄くした液体肥料を与えてみましょう。

マルバマンネングサ(丸葉万年草)の用土

地植えでも、やせ地でも育てられますが、水はけが良い土を選んでください。地植えの場合は、マンネングサ以外の植物が育たないので、マンネングサを用いて周りを隠すという用途で育てると考えてください。

鉢植えでもこの条件に合った土を使いましょう。または、多肉植物用の土を使うのが手っ取り早いでしょう。

マルバマンネングサ(丸葉万年草)の種まき・植え付け・植え替え

マルバマンネングサを鉢で育てているのであれば、2年に1度は植え替えを行いましょう。

長く育てていると、根詰まりを引き起こしていたり、土が古くなって吸収力が落ち性能が悪化していたりします。新鮮で優れた土に変えてあげましょう。

植え替えと同時に株分けも行えるので、ぜひやってみてください。株分けについては「増やし方」の項目でご説明します。

植え替え・植え付け時期は、共に4月〜7月の間か10月〜11月頃が適期です。

マルバマンネングサ(丸葉万年草)の増やし方

マルバマンネングサの増やし方には、「挿し芽」と「株分け」という方法があります。マルバマンネングサなどの性質として、茎が匍匐して株を拡大して行くといったものがあります。

挿し芽

挿し芽は、伸びた茎を好きな長さに切り取って、新しい用土に挿しているだけで繁殖してくれます。繁殖力も旺盛なので、所々を引っこ抜いて整えておきましょう。寄せ植えにも利用されるので、邪魔と感じたらその部分だけ取ってしまいましょう。

株分け

株分けでは、植え替えのときに同時進行で行います。鉢などから取り出した株を、手で割いてください。割けにくい場合は、ハサミやナイフで切断していきましょう。切り口を4時間〜12時間程度乾かしてください。乾いたら植え付けて完了です。

マルバマンネングサ(丸葉万年草)の育て方で注意すべき病気・害虫

アブラムシやカイガラムシ、ヨトウムシそしてワタムシの被害が出る可能性があります。春〜秋にかけては注意しておいてください。どの虫も殺虫剤で、予防と駆除を同時に行えます。

アブラムシの場合、牛乳を霧吹きに入れて吹きかけたり、木酢液を作って霧吹きでかけておくのも効果的です。カイガラムシ・ワタムシはヘラなどで削り取ることでも駆除することが可能です。

ヨトウムシは、葉の裏側に卵を産み付けていることがありますので、葉っぱごと切除してしまいます。葉を切りたくなければ、手袋をして潜んでいる部分をすりつぶしてください。

また、米ぬかを好物としているので、おびき寄せてから殺虫剤で倒してしまいましょう。米ぬかを置くときは、風で飛んだり雨に濡れたりしないような場所を確保してください。

マルバマンネングサ(丸葉万年草)の管理温度

マルバマンネングサを越冬させるには、0度〜3度の気温が必要になってきます。快適に過ごせる気温は13度〜25度と、穏やかな気温を好みます。耐寒性・耐暑性ともに高いです。

マルバマンネングサ(丸葉万年草)の種類・品種

マンネングサは日本産と外国産の2種類で大きく分けることができ、ベンケイソウ科セダム属に分類されています。マンネングサと書かれていると、コモチマンネングサ・メキシコマンネングサ・ツルマンネングサ・マルバマンネングサなどを指すことが多いです。

その中のマルバマンネングサは日本を原産とする、よく見かけることができる多肉植物です。横へと茎を伸ばす匍匐性の植物ですので、グランドカバーにも用いられています。直射日光に当たっても、微弱の日陰でも成長します。

品種ではオウゴンマルバマンネングサ(オオゴンマルバマンネングサ)というものがあり、葉っぱの色がライムグリーンをしてるのできれいな印象を与えます。

そのほかにも、斑入りマルバマンネングサというのも存在します。班入りマルバマンネングサは別名「マキノイバリエガータ」といわれています。マルバマンネングサは多肉植物といっても、葉っぱが平べったく多肉感は感じられません。

マルバマンネングサ(丸葉万年草)の花

マルバマンネングサは、茎の頂点から花茎を伸ばして花を咲かせます。花色は黄色で、5月〜7月が見頃となっています。日本では山地で育っているため、山の花としても有名です。

花びらが5枚付くので星のように見える、直径約1cm程度の小さめな花を咲かせます。花後は果実を付けて、その中に種子が隠れています。

マルバマンネングサ(丸葉万年草)の花言葉

マルバマンネングサの花言葉には、「静寂」「記憶」「私を思ってください」などがあります。マンネングサ共通の花言葉として、前述している3つのほかに「落ち着き」というものもあります。

落ち着きという花言葉は、岩の間や石垣なでに自生し、過酷な環境でも育っており、黄色い可憐な花を咲かせる姿からつけられたとされています。

マルバマンネングサ(丸葉万年草)を育ててみよう!

平べったい葉っぱを持つ多肉植物の、マルバマンネングサの育て方についてご紹介しました。

マルバマンネングサにも様々な種類がありますが、どれを育てるにしても、それほど難しくありません。庭のアクセントとして育ててみてはいかがでしょうか。

また、丈夫で生命力も高いので、水苔栽培でも育てることができます。

メキシコマンネングサの育て方|植え付けや植え替えの時期は?

Photo by maaaaaさん

メキシコマンネングサはとても丈夫な多肉植物です。管理も簡単で、どんどん増えてくれるので、屋上緑化などにも利用されています。春には黄色い花、夏にはきれいな緑色、秋には紅葉と私たちを楽しませてくれるメキシコマンネングサの育て方をご紹介します。

メキシコマンネングサの日当たり

メキシコマンネングサは多肉植物です。日光を好む性質はありますが、丈夫なため多少日当たりが悪くてもちゃんと育ってくれます。とはいえ、完全な日陰では育ちません。

だんだんと弱っていきますが、それでもすぐに枯れるわけではないので、やはりたくましい多肉植物であるといえます。

ただ日光が足りていないと、花つきが芳しくないものとなりますので、もし花も楽しみたいのであれば日当たりをよくしてあげましょう。

メキシコマンネングサの置き場所

メキシコマンネングサは地植えにするするのでしたら、一日中日陰になる場所ではない限り、多少日当たりが悪い場所でも大丈夫です。

鉢植えの場合も同様です。耐寒性もありますので霜や雪にも耐えてくれます。ただし、地面が凍結してしまうと、根が傷んでしまうこともありますので注意が必要です。よく増えるので、室内での管理にはあまり向いていません。

メキシコマンネングサの水やり

夏の水やり

メキシコマンネングサを地植えしているなら、基本的に何もしなくて大丈夫です。手をかけなくてもちゃんと育ってくれます。真夏で何日も雨が降らず、地面が乾燥しきっていたら様子を見て水をあげて下さい。

鉢植えにしている場合も、土が完全に乾いてから水をあげます。受け皿に溜まった水は捨て、夏だからといって毎日水やりをすることは控えましょう。日差しの強い昼間に、水やりをすることも避けた方がよいでしょう。

冬の水やり

地植えも鉢植えも、冬は基本的に何もしません。夏場よりも土が乾きにくいので水やりをしなくても大丈夫です。

鉢植えの場合のみ様子を見て水をあげますが、たっぷりあげるのではなく土の表面が湿る程度にとどめます。萎れている様子が見られない限りは、水をあげたくなっても我慢しましょう。

メキシコマンネングサの肥料・追肥

メキシコマンネングサは、やせ地でも元気に育つほど丈夫です。地植えや花壇で育てているのであれば、肥料は必要ありません。

鉢植えやプランターの場合のみ、生育期の春と秋に月に1回程度肥料をあげてもよいでしょう。その場合も水で薄めた液体肥料にしましょう。

メキシコマンネングサの用土

地植えや花壇でしたら土を選ぶ必要はありませんが、鉢植えやプランターなどで育てる場合は乾燥気味を好むので、水はけのよい土を選びます。

赤玉土7割と腐葉土3割を混ぜたものを用意しますが、さらに水はけをよくしたいのであれば、そこに川砂を2割程度混ぜるとよいです。

また、ホームセンターや園芸店などで手に入る多肉植物専用の土などでもよいでしょう。

メキシコマンネングサの種まき・植え付け・植え替え

メキシコマンネングサの株はとてもよく広がります。鉢植えやプランターでの管理でしたら、植え替えが必要です。鉢植えなら毎年、プランターなら1年おきを目安にしましょう。

地植えや花壇の場合、メキシコマンネングサはどんどん増えていきます。あまり密集していると蒸れやすくなるので、風通しを良くしてあげるためにも茎を間引いてあげましょう。開花期が終わった後の花がらも、ついでに切り取っておくとよいです。

メキシコマンネングサの増やし方

メキシコマンネングサは「株分け」や「挿し芽」で簡単に増やすことができます。メキシコマンネングサは生命力が強いので、茎を適当に切って土に挿すだけでも勝手に増えていきます。

株分けは、密集し過ぎたメキシコマンネングサを間引くのによい方法です。わりと簡単に引き抜くことができますので、抜いたら根やそのまわりの土をほぐしてハサミなどで2つに分けます。それから好きな場所に植えつけて終了です。

株分けした際に根がついていなくても、植えた後に生えてくるので気にしないで下さい。

メキシコマンネングサの育て方で注意すべき病気・害虫

半ば放ったらかしの管理でも大丈夫なメキシコマンネングサですので、病気は心配しなくとも良いです。害虫がつくこともあまりないので、実に育てやすい多肉植物といえます。

メキシコマンネングサの活用法

環境耐性に優れている多年草のメキシコマンネングサは、屋上緑化に広く利用されています。芝よりも乾燥に強く、厳しい生育環境でも育ってくれるためです。

屋上緑化は地球温暖化やヒートアイランド現象などの環境問題に効果的といわれている方法です。

工場やショッピングモールなどの敷地面積の広い建物の屋上に、空いたスペースを利用して植物を植えつけることで、緑化面積を増やしています。

これにより、植物の持つ力で空気を浄化する、また紫外線や酸性雨から建造物を守るなどの効果を得ることができ、省エネルギーにも役立つことが期待されています。

メキシコマンネングサの管理温度

メキシコマンネングサは寒さにも強い性質ですので、基本的に0℃くらいまでは耐えることができます。環境によってはもう少し低い温度でも冬越しできるようです。

メキシコマンネングサの種類・品種

メキシコマンネングサはベンケイソウ科のマンネングサ属です。耐寒性宿根草に分類されています。

メキシコマンネングサの収穫

メキシコマンネングサは、花が終わったあとに直径約5mmほどの果実をつけます。
れが熟すとひとりでに避け、中から種子が出てきます。

この種子は自然に地面にまかれ、また新たなメキシコマンネングサが育っていきます。

メキシコマンネングサの花

メキシコマンネングサの花は、ほかの多肉植物とは違って立ち上がるのが特徴です。

横に茎が這って広がっていくメキシコマンネングサですが、花の時期になると花茎が20cmくらい立ち上がり、その先端を小さな黄色い花が覆うように咲きます。

メキシコマンネングサの花言葉

メキシコマンネングサはセダムの仲間であり、そのセダムには「静寂」「私を思ってください」という花言葉があります。

セダムは山地や岩場などの、静かな場所に自生しています。そこで横へ横へと広がっていく姿が静けさを思わせたのかもしれません。

また、セダムは白や黄色の小さな花をたくさん咲かせます。植物にとって過酷な環境であっても、そこで可愛らしく咲き誇っていることから、「私を思ってください」という花言葉が生まれたのでしょうか。

メキシコマンネングサを育ててみよう!

放っておいても自然に育ち、その数を増やしていくメキシコマンネングサは、関東以西では普通に見ることのできる身近な植物です。

庭や花壇などで育てると手間をかけることなくその場を彩ってくれ、またその性質から屋上緑化などにも大きく貢献する、私たちにとって役に立つ存在でもあります。

そして開花時期になれば、その小さな可愛らしい花が私たちの心を和ませてくれることでしょう。

ツルマンネングサ(蔓万年草)の育て方|水やり加減や増やし方は?

Photo by magumiさん

ツルマンネングサは、春先の新緑が美しく、暑さ寒さに強いことから、グランドカバーや屋上緑化に向いている植物として注目を集めています。春には黄色の花をつけるため、季節ごとの彩りがあります。

そんなツルマンネングサの育て方を見ていきましょう。

ツルマンネングサ(蔓万年草)の日当たり

ツルマンネングサは、日当たりの良い場所で育つ多肉植物です。そのため、1年を通して日光のよく当たる場所で育ててあげましょう。

多少の生育条件が悪い場所でも育ちますが、日陰などの日当たりの悪い場所で管理すると、日光不足になってしまい、間延びします。間延びしたツルマンネングサは必要以上に茎や枝が長くなり、虚弱で環境の変化を受けやすくなってしまうので注意しましょう。

ツルマンネングサ(蔓万年草)の置き場所

都市近郊の石垣、河原や崖地に自生しているツルマンネングサですが、日当たりのほか、風通しのよい場所で育てることも大切です。

耐寒、耐暑ともに強く、環境の変化に強いのが特徴のため、多少のコンディションの悪さに負けず、すくすくと育っていきます。また、ツルマンネングサは多肉植物ですが、夏の多湿も耐えられます。

ツルマンネングサ(蔓万年草)の水やり

夏の水やり

ツルマンネングサは、乾燥に強いのが特徴です。そのため、夏はできるだけ乾かし気味に育ててあげるよう心がけます。地植えの場合には、よほど乾燥しなければ基本的に手をかけなくても大丈夫です。

鉢植えの場合は、春と秋の生育期に土が乾いてきたら、水がしみ出るぐらいにたっぷりと水を与えます。水をあげ過ぎると、根を痛めてしまう原因となりますので、過度な水やりには注意が必要です。

春秋型の植物であるツルマンネングサは、初夏の時期に差しかかると、ほかの多肉植物と同様、生長期から休眠状態へと移ってしまいます。半月に1回程度の目安で、水をあげれば大丈夫です。

冬の水やり

冬も夏場と同様で、ツルマンネングサの休眠状態になります。できるだけ乾燥気味になるように育てていきます。水やりは、半月から1ヶ月に1回程度を目安として、土の表面が濡れるかどうかぐらいの量を与えます。

ツルマンネングサ(蔓万年草)の肥料・追肥

多肉植物はあまり肥料を与えなくてもきちんと育つのが特徴ですが、ツルマンネングサは貧栄養の土だとあまり生育しません。芽だししたときと花が咲いたあとに、固形肥料もしくは薄めた液体肥料を与えてあげます。

ツルマンネングサ(蔓万年草)の用土

ツルマンネングサは乾燥に強い性質を持つため、水はけのよい多肉植物用の培養土を使います。もし自分で用土を配合をする場合は、排水性と通気性に優れるように、混ぜるのがポイントとなります。

赤玉土・鹿沼土、日向砂を配合するのが基本となり、そこへ排水性を増やすために軽石と日向砂をさらに加えていきます。

挿し木をして増やす場合には、土はバーミキュライトを選ぶのがおすすめです。

ツルマンネングサ(蔓万年草)の植え付け・植え替え

春秋型の植物であるツルマンネングサを鉢で育てている場合、春または秋の生育期に植え替えをしましょう。そうすると苗が土に根付きやすく、植え替えしやすいです。

一方で、ツルマンネングサが休眠状態になっている夏または冬に、植え替えをするのはおすすめではありません。1〜2年に1度、もしくは鉢の底から根が見えてきたら、植え替えをして下さい。

それ以上放置してしまうと、鉢の中で根が詰まってしまい、全体に水分が行き渡らなくなってしまいます。

水切れが起こってしまうと、苗の調子が悪くなってしまいます。植え替えをするときには、古くなった土や苗を取り除いてしまうのがポイントです。古くなった部分から病気や虫が発生してしまい、苗が衰える原因となります。

ツルマンネングサ(蔓万年草)の増やし方

ツルマンネングサは、花が咲いても実を結ばないため、種まきで増やすことはありません。繁殖力が高いので、「株分け」や「挿し芽」をすることで、簡単に増やすことができます。

挿し芽

ここでは、挿し芽でのやり方を紹介します。まずは土に指す部分を1cmから1.5cmほど残して、茎をカットします。その後、下についている葉っぱをカットして、日陰で1週間ほどかけて切り口を乾かします。

乾燥が終わったら、土に挿して、明るい日陰において育てます。このとき、水やりはすぐにするのではなく、10日程度経って芽が出始めたら与えてあげましょう。挿し芽をする時期は、生育期に入る春にするのがおすすめです。

夏と冬の休眠時期になると、植え替えと同様に根付きにくいため、あまりおすすめしません。

ツルマンネングサ(蔓万年草)の育て方で注意すべき病気・害虫

ほかの多年草に比べて、ツルマンネングサは病害虫に弱いという特徴があります。発生する可能性のある害虫は、アブラムシ、ナメクジ、ヤトウムシといった比較的小さく、肉眼の確認だと見落としてしまいがちなものばかりです。

風通しのよい場所で管理してあげるのも、一つの対策ですが、季節の変わり目に浸透性のある殺虫剤をまくことでも防げます。

また、風通しの悪い場所にツルマンネングサを管理したり、水はけの悪い土で育てたりすると、カビが発生して根腐れを起こしていまいます。

食用ツルマンネングサ(蔓万年草)の効能

韓国ではツルマンネングサは食用として栽培されています。開花前の新芽部分をサラダであったり、ナムルとして食されています。ツルマンネングサのナムルはドンナムルと呼ばれています。

殺菌、消炎作用に優れ、血液を清める効果があるため、急性気管支炎や湿疹、腫れを抑える働きが期待できるそうです。

ツルマンネングサ(蔓万年草)の管理温度

環境の変化に強いのがツルマンネングサの特徴です。暑さ、寒さともに強く、夏は40℃以上、冬はマイナス5℃以上の厳しい環境でも耐えることができます。

生育するときに、管理温度に注意する必要のない点が、初心者にも育てやすい、おすすめのポイントだといえます。

ツルマンネングサ(蔓万年草)の種類・品種

日本にはマンネングサの仲間が20種類ほど生息していますが、帰化したものも存在します。ツルマンネングサは原産国が中国北部で、そこから日本に帰化しました。

日本が原産のマンネングサにはハママンネングサ、タイトゴメ、メノマンネングサといった種類がございます。

ツルマンネングサ(蔓万年草)の花

ツルマンネングサは、開花時期の5月から7月頃に、黄色い星型の花を多数咲かせます。この花は種子がつきません。

ツルマンネングサ(蔓万年草)の花言葉

ツルマンネングサをはじめと、ベンケイソウ科のマンネングサ属(セダム属)に属している植物は、「セダム」という総称を持っています。

セダムの持つ花言葉は、「静寂」、「記憶」、「落ち着き」、「枯れることのない愛」などがあります。セダムが静かに根付いていく、丈夫な植物であることからこれらの花言葉が生まれました。

ツルマンネングサ(蔓万年草)を食用やグランドカバーとして育てよう!

春の新緑が鮮やかで、その丈夫さからグランドカバーとしても注目が集まっているツルマンネングサを紹介しました。あまり手間がかからないことから、初心者にも育てやすく、人気を集めています。

この記事を参考に、ぜひ一度生育に挑戦してみてください。

コーカサスキリンソウの育て方|日当たりや水やり加減は?

Photo by hiromiさん

緑に赤と白の斑が入った葉っぱが特徴的なコーカサスキリンソウは、初夏に花を咲かせ、秋には紅葉します。季節によって異なる様子を魅せることから人気のある植物です。

今回はコーカサスキリンソウを上手に育てるための育て方を見ていきましょう。

コーカサスキリンソウの日当たり

コーカサスキリンソウは日光を好む植物ですので、1年を通じてできるだけ日の当たる場所に置いてあげましょう。直射日光に当てることで、きれいな斑模様が育ちます。

コーカサスキリンソウの置き場所

コーカサスキリンソウは乾燥には強いですが、多湿を嫌う特徴があります。また、夏の暑さ、冬の寒さには強いため、置き場所としては日当たりのよく、風通しのいい場所が理想的です。

梅雨の時期には雨が降り蒸れてしまい、コーカサスキリンソウにとっては天敵の時期となります。

コーカサスキリンソウを地植えで育てている場合は、切り戻しをして風通しをよく、鉢植えで育てている場合には雨の当たらない場所で管理してあげるとで蒸れないようにしてあげましょう。

コーカサスキリンソウの水やり

夏の水やり

乾燥に強いのがコーカサスキリンソウの特徴です。そのため、地植えの場合には、よほど乾燥しない限りは基本的に手をかけなくても、雨水だけで育っていきます。

鉢植えの場合、春と秋の生長期には土が乾いてきたところで水を与えてあげます。目安としては、葉っぱにしわができてからあげるというぐらいでも大丈夫です。

コーカサスキリンソウは春秋型の植物であるため、初夏にさしかかると根からの吸水量が減ってきます。夏はできるだけ乾かし気味に管理する心持ちで、半月に1回程度の目安で水をあげましょう。

冬の水やり

冬も夏と同様、根からの水分の吸水量が減る時期です。そのため、葉っぱの状態を見て、しわが目立ってきたら水やりをするぐらいで構いません。目安としては半月から1ヶ月に一度程度、土の表面が濡れるぐらい与えます。

あまりたくさん与えると、土が乾ききらず、ムシムシとした湿度を嫌うコーカサスキリンソウにとって悪い環境となってしまいます。

コーカサスキリンソウの肥料・追肥

コーカサスキリンソウは多肉植物であるため、さほど肥料を与えなくても十分に生長します。もし与える場合には、春もしくは秋の生長期に薄めた液体肥料を与えてあげると生長の手助けになります。

コーカサスキリンソウの用土

乾燥に強いという性質を持つコーカサスキリンソウは、市販されている多肉植物用の用土で育ててあげても大丈夫です。

もし自分で配合する場合には、排水性と通気性を高めるように粗めに混ぜるのがポイントです。配合の基本は、赤玉土、鹿沼土、日向土を混ぜることで、そこに排水性を高めてあげるように軽石、日向石をさらに加えます。

ほかの配合例としては鹿沼土小粒・赤玉土小粒・ピートモス・川砂・燻炭をそれぞれ1ずつの割合で混ぜ合わせたものがあります。

ただし、ピートモスは保湿性に優れているため、夏の高温多湿になったときに蒸れてしまう恐れがあります。挿し芽をして増やす場合には、土はバーミキュライトを選びましょう。

コーカサスキリンソウの種まき・植え付け・植え替え

コーカサスキリンソウを鉢で育てている場合、根付きやすい春または秋の生長期に植え替えをしてあげるのがおすすめです。なるべく夏と冬の時期に植え替えをするのは避けましょう。

コーカサスキリンソウの根は回りやすいため、植え替え頻度の目安は1年に1回程度です。なお、植え替えのときに、古くなった根と土を取り除いてあげることで健康的な苗に育ちますよ。

コーカサスキリンソウの手入れ

地植えで育てている場合は、コーカサスキリンソウの株が大きくなってくると蒸れやすくなります。そうすると、根元から腐ってしまいますので、切り戻しまたは株分けをすることで小さくまとめるようにしてあげましょう。

コーカサスキリンソウの増やし方

コーカサスキリンソウは「挿し芽」と「株分け」の2種類の方法で増やすことができます。

株分け

株分けをする場合には、植え替えと同じ時期にしてあげます。

挿し芽

挿し芽をする場合には、生育期になる春もしくは秋にするのがおすすめです。

挿し芽の手順は、まず土に挿す部分を1cmほど残して茎をカットし、挿し穂を準備します。その後、挿し穂の下についてある葉っぱをカットして、日陰で1週間ほどかけて切り口を乾燥させます。

切り口が乾いたら、挿し穂を土に挿して明るい日陰で育てていきます。水をあげるタイミングは、芽が出始めるようになってからで、挿してからおよそ10日程度が目安です。

コーカサスキリンソウの育て方で注意すべき病気・害虫

コーカサスキリンソウが注意すべき病害虫は、アブラムシやコナジラミです。見つけ次第に駆除するのが一番ですが、肉眼での確認だと見落としてしまうこともあります。季節の変わり目に浸透性のある殺虫剤を撒くことで、対策することもできます。

また、コーカサスキリンソウは夏の多湿、蒸れに弱い性質があります。そのまま湿った状態が続くと、根からカビが発生して腐ってきたり、枯れてしまいます。できるだけ風通しのよく、常に新鮮な空気が通るように心がけましょう。

コーカサスキリンソウの管理温度

夏の暑さや冬の寒さに強いのが、コーカサスキリンソウの特徴です。とはいえ、日本の夏のような多湿環境には弱いため、風通しを良くして多湿対策をする必要があります。

また、冬も屋外で冬越しし、霜や雪に当たったとしても枯れることはありませんが、土が凍結するほどの寒さだと根が枯死してしまいますので注意が必要です。落葉して地上部が寂しくなっても、春になるとまた芽吹き始めます。

コーカサスキリンソウの種類・品種

コーカサスキリンソウですが、色のつき方は品種によって異なります。

一般的に流通しているトリカラーと呼ばれる品種は、斑の色がピンクとクリームで、葉っぱの縁が赤紫色になっています。

より深い銅赤色をするのは、ドラゴンズ・ブラッドと呼ばれる品種です。こちらはネオンピンクの花を結びます。コッキネウムという品種は、赤く染まった葉っぱが肉厚で、縁がギザギザと尖っています。

コーカサスキリンソウの花

コーカサスキリンソウは、バラのように濃厚に重なった葉っぱから、1.5cmほどの桃色の花(トリカラーの場合)をつけます。

花の色は品種によって異なり、白・赤紫・赤のものもあります。コーカサスキリンソウの花の開花時期は7月から8月となっています。

コーカサスキリンソウの花言葉

コーカサスキリンソウは、学名が「Sedum spurium」であるため、セダムとキリンソウの花言葉をそれぞれ紹介します。

セダムの花言葉は、「記憶」・「静寂」・「落ち着き」・「枯れることのない愛」といった、落ち着いた印象があります。

キリンソウの花言葉は「警戒」、「用心」、「要注意」です。そのため、誕生花として献上する以外の目的での贈呈はおすすめではありません。関係が悪化してしまう恐れがあるのでご注意ください。

コーカサスキリンソウを庭で育ててみよう!

今回は、葉っぱが特徴的なコーカサスキリンソウの育て方を紹介しました。

斑模様の入ったトリカラーがとても華やかです。品種によって葉っぱの色が異なり、綺麗なことから人気がある植物となっています。また、丈夫で増えやすいことから、グランドカバーとして育てられていることもあります。

今回の記事を参考に、ぜひコーカサスキリンソウを育てて、ガーデンを彩り豊かにしてみてください。

モリムラマンネングサ(森村万年草)の育て方|季節別の水やり方法は?

Photo by 103YAさん

モリムラマンネングサは育て方がとても簡単な上に、増殖するのも早いので、庭のグランドカバー用の多肉植物として有名です。今回はそんなモリムラマンネングサの育て方をご紹介します。

モリムラマンネングサ(森村万年草)の日当たり

モリムラマンネングサは日当たりのよい場所を好みますが、ある程度の環境の変化には強い植物なので、少々日光がなくても平気です。

モリムラマンネングサ(森村万年草)の置き場所

モリムラマンネングサを日陰で管理すると、繁殖の勢いが日なたよりも弱くなり、株が細くなったりグリーンカバー全体がスカスカになる場合があります。ただし、日陰に置くとすぐに枯れるということはありませんのでご安心ください。

また、モリムラマンネングサは気温の変化には強いものの、過湿には弱いので、時期や気候に関わらず、風通しの悪い場所には置いておかないようにしましょう。風通しの悪い場所に置いておくと、カビが生えやすくなり、根腐りの原因となります。

モリムラマンネングサ(森村万年草)の水やり

春の水やり

春は植えつけの時期ですが、植えてから4日から1週間ほどは、株と土が馴染んでいないので、水やりを控えるようにしましょう。1周間目以降に土が乾いたらたっぷりと水を与えます。

夏の水やり

夏場は断水をさせないといけないので、モリムラマンネングサへは水をあげないようにしましょう。与えても月に3日、土がわずかに湿る程度で構いません。よほど乾燥していれば水を与えないといけませんが、過度にあげると湿気で根を傷めてしまいます。

受け皿の水を放置したりするのも、根腐れの原因の一つになるので気をつけましょう。

冬の水やり

秋に水をたっぷりと水を与えておけば、冬場は月に一度、土がさらりと湿る程度で構いません。水をあげ過ぎると、夏と同様に、根腐れの原因となってしまいます。

モリムラマンネングサ(森村万年草)の肥料・追肥

モリムラマンネングサは葉や茎など、株の中に栄養分を貯め込む性質があるため、肥料がなくても十分に育つ植物です。

もし肥料を与える場合は、春から秋頃に元肥として、ゆっくりと効くタイプの液体肥料を与えましょう。しかし、無理に液体肥料などをあげてしまうと浸透圧等で株が枯れてしまいます。

モリムラマンネングサは多湿を嫌う植物ですので、あまり育たないなという場合は風通しのよい場所などに生育環境を変えてみるとよいでしょう。

モリムラマンネングサ(森村万年草)の用土

モリムラマンネングサは湿気に弱いので、水はけの良い土を選ぶようにしましょう。水はけが良ければ、モリムラマンネングサはさほど土質を選びません。

さらに害虫対策の一つとして、最初に植えつけをする際に用土にコーヒー殻などをまいておくと、カフェインの嫌いなナメクジなどを寄せつけない効果があるのでおすすめです。

モリムラマンネングサ(森村万年草)の植え替え・植え付け・種まき

植え付け

モリムラマンネングサの植え付け時期は、春頃または秋頃が適期です。植え付けをする際は、底に穴の空いている鉢であれば、どんなものでも構いません。

植え付け手順としては、まず鉢の底に植物用ネットを敷いて、その上に園芸用の軽石を詰めて水を流れやすくします。鉢の半分から少し上くらいまで土を入れたら、中心に苗を植えます。鉢との隙間を補うように土をかぶせたら、植えつけの完了です。

植え付けてから一週間ほどは、根が馴染んでいないので、水やりなどもしなくて構いません。

植え替え

モリムラマンネングサは繁殖力が非常に強く、根をどんどんと伸ばし合って絡み合い、養分の伝達が上手くいかなくなることがあります。なので、鉢が根でいっぱいなったら、植え替えどきです。

モリムラマンネングサは、1年から2年おきに植え替えをすることが重要です。植え替え時期は、植え付けと同じく春または秋頃が適期です。

モリムラマンネングサ(森村万年草)の増やし方

モリムラマンネングサは「葉挿し」や「株分け」で繁殖をさせます。

葉挿し

特に葉挿しはモリムラマンネングサの葉を一つ摘み取って、土に寝かせておくだけで、また新しい株が生えてくるのですぐにできておすすめです。

葉挿しの注意点は、モリムラマンネングサの葉を土に差し込むようにして植えつけないことです。あくまで寝かせるように置いておきましょう。水を与えると、そこから水分が入って発育を阻害する可能性があるので、芽挿しをしているときは水を与えません。

芽が出てくるまでは外には出さず、日当たりのよい屋内で保管してあげましょう。芽が出てきたら、水をあげ始めて構いません。株分けは根を傷めないように株を抜き取ります。それから親株と子株を分けて離してください。それぞれ、発芽している苗が残るようにしましょう。

株分け

株分けの際は、伸びすぎている根や、腐っている根はハサミ等で取り除いておきましょう。株分けができたら、それぞれのポットや鉢に植えて戻していきます。

植えつけるとき同様、株分けをしたあとすぐは植物も弱っていたり、根が馴染んでいないことがあるので、1週間ほどは水やりを控えてあげるようにしましょう。

モリムラマンネングサ(森村万年草)の育て方で注意すべき病気・害虫

モリムラマンネングサは繁殖力が強いため、育ちすぎると、株同士の隙間がなくなってしまいます。そうなると風通しが悪くなり、アブラムシやカイガラムシ、ナメクジなどの湿気を好む害虫の温床となりやすいのです。

そのため、6月の梅雨時は特に注意が必要です。ナメクジは市販の駆除剤を置いておくか、塩をまいてみる弱らせて処理するなどして駆除をしましょう。アブラムシやカイガラムシは、見つけ次第ピンセットなどで駆除をするようにしましょう。

また、梅雨時は糸状菌とも呼ばれるカビが繁殖する「黒点病」にもかかりやすい時期です。

一度この病気にかかってしまったら、葉は再生しないので、残念ながらその葉は取り除くしかありません。糸状菌は雨水や昆虫の体から菌が移動することもありますので、糸状菌が次の葉を侵食しないうちに、黒点病に感染している葉をすべて取ってしまってください。

モリムラマンネングサ(森村万年草)の管理温度

モリムラマンネングサは基本的にどんな環境下でも生長します。少々暑い場所や寒い場所でも、ぐんぐんと横ばいに伸びていきます。ただし、湿ったり湿気たりする環境は苦手なので、梅雨時は長時間降雨には当てないようにしましょう。

明るい日陰でも育ちますが、少し華奢に育ってしまうことがあるので、やはり日当たりのよい場所で管理するのが最適といえます。

モリムラマンネングサ(森村万年草)の種類・品種

モリムラマンネングサはセダムの仲間なので、セダム属の品種はほとんどがモリムラマンネングサの仲間です。メキシコマンネングサや、白雪ミセバヤなどが、園芸品種としては人気の種となります。

モリムラマンネングサ(森村万年草)の花

モリムラマンネングサの開花時期にあたる3月から5月の終わりにかけて、黄色い小さな花を咲かせます。

葉の部分同様にたくさん群生して咲くので、葉の部分の青と明るい黄色の花がよいコントラストになっており、見頃はとてもきれいです。

モリムラマンネングサ(森村万年草)の花言葉

モリムラマンネングサを始めとする、セダムの仲間には「静寂」という花言葉があります。

モリムラマンネングサ(森村万年草)の花を育てよう!

今回はグリーンカバーとしてよく用いられるモリムラマンネングサについてご紹介しました。

モリムラマンネングサは、湿気や雨のないところでは横ばいに元気に育ちます。繁殖力が強いと処理が大変…というイメージがあるかもしれませんが、モリムラマンネングサは駆除が簡単なのも特徴の一つです。

湿気に弱いということで、梅雨時は多雨のダメージだけでなく、ナメクジなどの害虫や黒点病も発生しやすい時期ですので、特に注意しましょう。

トクサの花言葉|特徴や使い方、種類や品種は?

トクサ

トクサは日本で古くから親しまれてきた植物で、表面がざらざらしているので乾燥してヤスリに使われたり、茎を歯磨き代わりに使用していたこともあるようです。また、和の雰囲気を持っているのでアレンジメントにも用いられます。

今回は、トクサの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。

トクサの花言葉


トクサの花言葉は「率直」、「非凡」です。

「非凡」

トクサは他の植物と違って表面がかなりザラザラしていることからこの花言葉がつきました。そもそもトクサという名前は研(ぐ)草に由来しています。他にもトグサにはハミガキグサという名前もあります。

「率直」

率直という花言葉もあります。これは葉っぱも何もないトクサのシルエットに由来しています。トクサはまっすぐ育つこともこの花言葉の由来でしょう。

トクサの基本情報

学名
Equisetum hyemale
科・属
トクサ科・トクサ属
原産国
北半球の温帯
別名
エダウチトクサ

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トクサの特徴


トクサは常緑性のシダ植物で、つくしの仲間です。和の雰囲気を持っていて日本庭園の下草や生け花、盆栽などに用いられることが多いです。また、表面がざらついており、乾燥させてヤスリとしても使われていました。

また、昔は茎を歯磨き代わりに使われていたそうです。

トクサの種類、品種

トクサは15種類ほどの仲間が存在しています。「ヒメトクサ」は草丈が低いため盆栽に使用され、「ミズドクサ」はビオトープなどの寄せ植えに用いられることが多いです。

トクサの使い方


トクサは表面がかなりザラザラしておりヤスリなどとして用いることができます。木工品用のヤスリとしてだけでなく爪とぎにも最適です。使い方も簡単で、収穫して乾燥させたものを用いるだけです。

また、トクサは歯磨きとしても用いられてきました。トクサを市販の製品と比べるとやはり見劣りしますが、教育の一貫などとして用いてみるのも良いかもしれません。

ちなみにトクサにもいろいろありあmす。例えば、水場に育つミズドクサなどはヤスリなどにもしにくいので気をつけてください。他にヒメトクサもありますが、こちらは盆栽によく用いられます。

トクサはこんな用途にも用いられる

トクサはヤスリとして用いられることが多いですが、他にもいろいろな用途で活用されています。例えば、クラリネットなどのリード調整に用いられることがあります。

他にも、つげぐしとしてや漆食器の加工の際にも用いられます。このように実に幅広いところで使われているのがトクサです。普段使っているアイテムも実はトクサが用いられているなんてこともあるかもしれません。

トクサは和のアレンジに合う植物


トクサは和風の雰囲気を持っているため和のアレンジメントにとても合います。竹として見立てたり、菊などと合わせてもすてきなアレンジメントになります。

栽培も簡単な植物なので、みなさんも育ててみてアレンジを作ってみてはいかがでしょうか?