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2020年 7月 の投稿一覧

モロヘイヤの花言葉|種類や特徴、家庭菜園でおすすめ?

モロヘイヤ

ネバネバした野菜で有名なモロヘイヤは家庭菜園で育てやすい野菜です。自分で育てたモロヘイヤを料理するのも家庭菜園の楽しみのひとつですよね。

今回は、モロヘイヤの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。

モロヘイヤの花言葉


モロヘイヤの花言葉には、「体力回復」という意味がつけられています。元気が貰えそうなモロヘイヤの黄色い花に、ピッタリの花言葉ですね。

モロヘイヤの基本情報

学名
Corchorus olitorius
科・属
シナノキ科・コルコルス属
原産国
北アフリカ原産、中近東

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モロヘイヤの由来


モロヘイヤは、エジプトの王様が病気になったときに、モロヘイヤのスープを飲んだら治ったことから、「王様の野菜」という意味のアラビア語「ムルキーヤ」と名付けられたことが、語源の由来となっています。

モロヘイヤの花の特徴

モロヘイヤは、黄色の小さな花を咲かせます。春の道端に咲いている可憐な花のようにシンプルな可愛らしい花です。

モロヘイヤの花に毒があるともいわれていますが、実際それは間違いです。花が終わったあとの種と莢にのみ(莢付近の茎も危険)、毒が含まれます。触ってしまったときは速やかに手を洗い、粘膜部分には付けないようにしてください。

モロヘイヤの種類、品種

モロヘイヤはアジアからアフリカ北部の熱帯を原産地とする、暑さと乾燥には比較的強い植物です。モロヘイヤには、特に品種は存在しません。

本当の名前は「シマツナソ」といい、葉はシソのような形をしていますがシソとは違い、葉を加熱したり刻むとネバネバします。このネバネバは体に良いといわれており、古代エジプトの王様が病気になったとき、このモロヘイヤをスープにして食したところ元気になったという諸説があるほど。

栄養価が非常に高いことや、おひたしにもしやすいことから、夏バテ対策として徐々に夏の風物詩になってきています。

モロヘイヤを家庭菜園で楽しもう


モロヘイヤは家庭菜園でも簡単に育てることができ、ネバネバして美味しいですよね。夏のあまり食が進まないときでもネバネバしたモロヘイヤなら食べやすいのでおすすめです。

みなさんもモロヘイヤを家庭菜園で育ててみてくださいね。

アブチロンの花言葉|種類や由来、花の特徴は?

アブチロン

ハイビスカスのようなかわいらしいい花を咲かせるアブチロン。種類も多くあり、様々な形や色を楽しむことができる魅力をもっています。

今回は、アブチロンの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。

アブチロンの花言葉


アブチロンの花言葉には、「よい便り・尊敬・憶測・恵まれた環境」などの意味が込められています。

花が咲いている時期が長いので「尊敬」という意味が付けられたとされています。また、アブチロンには9月8日の誕生花とされています。

アブチロンの基本情報

学名
Abutilon
科・属
アオイ科・アブチロン属
原産国
熱帯~亜熱帯

アブチロンの由来

アブチロンは英名で「Trailing abutilon」となり、ギリシャ語で否定の意味を持つ「a」と牡牛を表す「bous」と下痢の意味がある「tilos」を合成させて付けられました。昔は家畜の下痢止めとして使用されていたことが由来となっています。

アブチロンには、「チロリアンランプ」や園芸品種名でもある「ウキツリボク」と呼ばれる別名もあります。

アブチロンの花の特徴


アブチロンは、ハイビスカスに似ている可愛らしい花を咲かせます。開花時期は4月中旬から11月上旬まで長期間咲き続けます。

アブチロンの花色には、赤やオレンジ黄色などのカラフルな色があります。花が横や下の方向に向いて咲かせます。花の中心には、雄しべが伸びてきます。下に向いているのでベルのように見える小さな花です。

ウキツリボクの花は真っ赤の萼が袋の形をしており、その先から黄色の花びらを出す変わった形の花を見ることができます。

アブチロンは別名でチロリアンランプと呼ばれており、花はランプのような形にも見えます。

アブチロンの種類、品種


アブロチンは、つる性の植物でブラジルなどの熱帯地域から亜熱帯地域に自生しています。品種にもおよそ100種類があり、品種によって観葉植物として扱われているものもあります。

アブチロンの品種には、耐寒性が強い「アブチロン・ウキツリボク」という名前のものがあります。常緑低木で枝が斜めか横に伸びていきます。

そのほかには、花が黄色からオレンジに変わる「アブチロン・初恋」や交雑種の「アブチロン・ヒブリデュム」という名前の品種があります。アブチロンの葉のまわりがギザギザになってハートの形をしています。葉も魅力のある植物です。

アブチロンのかわいらしい花を楽しもう


アブチロンはアオイ科なので、ハイビスカスに似たかわいらしい花を咲かせます。日光によく当ててあげると花付きがよくなりますよ。耐寒性もあり、育てやすいことも人気の一つです。

みなさんもアブチロンを育ててみてくださいね。

ザクロの花言葉|種類や由来、花や実の特徴は?

ザクロ

赤く鮮やかな実が印象的なザクロは花はもちろん実も楽しむことができ、実には女性に嬉しい栄養がたくさん含まれています。

今回は、ザクロの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。

ザクロの花言葉


ザクロ全体の花言葉は「子孫の守護」ですが、花か実か木かによっても、意味が異なってきます。

ザクロの花の花言葉は「成熟した美しさ」であり、女性としては嬉しいかもしれません。ザクロの実の花言葉は「結合」とされ、結婚などのお祝いごとにはぴったりです。ザクロの木の花言葉は「互いを思う」という、全ての人間関係に適した言葉となっています。

ザクロの基本情報

学名
Punica granatum
科・属
ミソハギ科・ザクロ属
原産国
西南アジア/ヨーロッパ/北アフリカ
別名
柘榴

ザクロの由来

ザクロは漢字で書くと、「柘榴」「石榴」になります。これは有史前から存在しているとされた古い果樹を表す言葉であり、中国人がペルシャ湾東の”ザクロス山脈”から持ち帰ったことに由来するといわれています。

また、ペルシャの北部に存在したとれている「安石国」から、シルクロードを通り抜け中国へと伝わった実の形が、瘤に似ていることから「安石瘤」と呼ばれた末に「石瘤」となって、最終的には「石榴」となったという説もあります。

それほど昔から存在していたザクロは日本にも平安時代から存在していました。有名な伝承としては、「法華経」の鬼子母神伝説でしょう。

自身の50人の子どもを養うために、人間の子どもを攫って食べていた鬼子母神に、お釈迦様が人肉の代わりに食べよと渡したのがザクロだったという話です。この伝説がもととなって、ザクロは人の肉の味がするといわれるようになったそうです。

ザクロの花や実の特徴


ザクロは、初夏に椿の花に似た鮮紅色の花を咲かせます。

花の形は丸型で、秋に熟すと赤くて硬い外皮が非規則に避けていき、同じく赤くて多汁中肉のぷつぷつとした粒が無数に表出します。

ただし、三白ザクロや黒ザクロなど、赤い実花をつけない種類もあります。

ザクロの種類、品種


ザクロは原則赤い実を持つものですが、「三白ザクロ」や「黒ザクロ」など異なる色をもつ種も存在しています。

ザクロは栄養がたくさん含まれている


赤く鮮やかなザクロの実には栄養がたくさん含まれています。特に女性の方に嬉しい効果ばかりです。

ザクロは実の中にある粒々を食べます。ジュースにしたりサラダに入れたりといろいろ楽しめるので食べてみてくださいね。

セロシアの育て方|植え付けや植え替え方法は?

セロシア(別名:野鶏頭/ノゲイトウ)は寄せ植えや鉢植えにぴったりの可愛らしい花です。手間が掛からず、初心者の方でも簡単に育てられます。

セロシアを育てる場所

セロシアは、日当りと水はけの良い場所を好みます。多湿を避け、風通しを良くして育てましょう。

セロシアの水やり

セロシアへは、土が乾いたらたっぷり水を与えてください。

セロシアの肥料

セロシアへ与える肥料は、控えめにして育てると上手く行きます。

セロシアの土

セロシアは水はけが良く、保水性のある土を好みます。水はけの悪い土壌では根腐れを起こしやすいので気をつけましょう。

市販の草花培養土か、赤玉土と腐葉土に川砂を少量配合したものを使うと良いでしょう。

セロシアの植え付け・植え替え

植え付け

セロシアは、品種によって草丈やサイズがまちまちです。植え付けの際には、風通しが悪くならないよう、15~25cmくらい品種に合わせて間隔を取りましょう。

植え付け時には、根を動かさないように注意が必要です。セロシアは直根性の性質があり、移植を嫌う植物です。太い根を少しでも痛めてしまうとダメージが大きく、うまく根付きません。

植え替え

セロシアは発育が大変に旺盛なので、生育にあわせて鉢植えの根鉢をチェックするようにします。根鉢が回っていたら一回り大きめの鉢へ植え替えましょう。植え替えるときは、根を触らないように注意しましょう。

セロシアの増やし方

セロシアの花が終わったら種を採っておき、5月に種まきをして増やします。種は嫌光性なので日光の当る場所では発芽しません。なお、セロシアの根はデリケートで移植を嫌うので、庭や植木鉢に直接まいて増やしてくださいね。

セロシアの手入れ

セロシアは生育旺盛な分、鉢植えの場合は根詰まりしやすいので、時々根鉢のチェックをしてください。生育期間中も、葉や枝が混み過ぎないよう、適宜切り戻しを行いながら管理しましょう。

セロシアの育て方で注意すべき病気・害虫

セロシアは病害虫には強いですが、なるべく風通しを良くして葉腐れを予防しましょう。古い葉を摘み取ったり、切り戻しをしたり、風通しに気をつけながら管理します。

セロシアの種類

セロシアはケイトウの仲間ですが、主に種苗メーカーで改良されたノゲイトウ、ヤリゲイトウ、トサカケイトウなどを総称してセロシアと呼ぶことがあります。セロシアはケイトウよりも花が小さく、野生的でかわいらしい雰囲気が備わったものが多いです。

また、セロシアは品種改良されているだけあって、暑さに強く、育てやすいのが特長です。品種によって色やサイズや草丈にバラエティが豊富ですので、少しご紹介してみましょう。

セロシア・キャンドルケーキ

デコレーションケーキみたいに植栽アレンジされたセロシア・キャンドルケーキ。穂先がぷっくりと尖っていてキャンドルの炎に見えますよね。

セロシア・ローズベリーパフェ

ローズベリーパフェはおしゃれなピンクのツートンカラーが特長です。セロシアはドライにしても発色がよく、生きていた頃とほとんど色も変化しません。

セロシア・スマートルックレッド

こんもりと尖った赤い花とシックな紫の葉色が大人っぽいスマートルックレッド。シックな鉢に移し替えて、お部屋に飾ってみてくださいね。

セロシア・カラカス

ノゲイトウの改良品種で、鮮やかな赤紫の色が特長です。穂先もこんもりぷっくりしていて王冠のようなゴージャスな印象があります。

セロシア・アジアンガーデン

槍のようにとがったピンク色の花を秋までたくさん咲かせます。高さがあるので鉢植えのアクセントになりますよ。秋を感じさせる寄せ植えにもぴったりですね。草丈があるので、花壇の場合は後方に植えると良いでしょう。

セロシアの花言葉

セロシアの花言葉には、「おしゃれ」「風変わり」などの意味があります。

セロシアの花言葉はケイトウと同じで、「おしゃれ」と「風変り」ということになります。明るく「おしゃれ」な色合いといい、炎に似た「少し風変り」な形状といい、セロシアにぴったりの花言葉だと思いませんか。

セロシアを育ててみよう!

セロシアの花を生きたまま楽しむのもいいのですが、最大の特徴を生かして、乾かしてドライフラワーにするのもおすすめです。ドライフラワーは生花から乾かすまでの時間が短ければ短いほど美しい仕上がりになります。セロシアはパサパサと乾燥したような花のため、乾かすのに手間が掛かりませんよ。

また、セロシアは花色がとても豊富。お部屋の雰囲気に合わせて、カラフルで元気な色合い、シックで落ち着いた色合い、と変化に富んだ表情を見せてくれますよ。インテリアコーディネートがしやすいセロシアをぜひご家庭で楽しんでくださいね。

※トップ画像はaki~nakさん@GreenSnap

ノボタン(野牡丹)の育て方|植え替えや剪定の時期、挿し木の方法は?

ノボタン、Photo by 水野さん

ノボタンは東南アジアやブラジルが原産の園芸植物です。花色は品種によって異なりが、紫色の花としてよく知られています。ノボタンは沖縄など日本にも自生しています。ノボタンは丈夫なので比較的育てやすい植物でもあります。

そんなノボタンの育て方についてこの記事では詳しく解説しています。紛らわしいノボタンの品種についても紹介してありますのでこれからノボタンを育てたい人は参考にしてみましょう。

ノボタン(野牡丹)を育てる場所

ノボタンは日当たりが悪いと花付きが悪くなることもあるので、日当たりの良いところに植え付けます。なお、ノボタンは花が咲いてから日陰に移すと、花も枯れやすくなります。

品種によっては寒さに強いものもありますが、代表的な品種であるシコンノボタンなどは寒さに弱いので気を付けておきましょう。特に東北などの寒冷地で育てる場合には寒くなってきたら室内に移動させましょう。

また、ノボタンは植え付けた直後は枝がかなり弱々しいです。このため、風が強く吹くところは避けておきましょう。また、植え付けたあとに、ポールなどで補強しておくのもおすすめです。

ノボタン(野牡丹)の水やり

ノボタンは水やりをしっかりしたほうが育ちが良いです。大変水あげが良いので、水切れを起こさないように気を付けてください。成長期に水切れを起こすと枯れることもあります。

一方、冬場は水やりを控えます。水やりは表土が乾いてきて数日経ったらあげる程度で十分です。

ノボタン(野牡丹)の肥料

ノボタンへは、春および初夏に緩効性肥料を与えます。また、油粕も利用可能です。

ノボタン(野牡丹)の土

ノボタンを育てるときは、水はけが良い用土を用います。赤玉土とピートモスを混ぜたものに腐葉土を加えてください。

ノボタン(野牡丹)の植え付け・植え替え

植え付け

ノボタンの植え付け時期は、4月から6月にかけてが適期です。また、ノボタンは根をよくのばします。そのため、大きな鉢に植え付けるようにしてください。鉢が狭いと根詰まりしてしまうこともあります。

鉢植えの場合

鉢植えの場合は、苗より数回り大きめの鉢に植え付けます。大きい鉢に植えれば根詰まりなども防ぎやすくなります。土を3分の1ほど入れたらノボタンの苗を植え付けていきましょう。その後、土を入れておしまいです。

地植えの場合

地植えにすることで、根詰まりなどのトラブルも少なくなるのでおすすめです。地植えの場合、苗より2回りほど大きい穴を掘って植えます。植え終わったら水やりします。

植え替え

ノボタンはよく根が育つので、1年に一回植え替えします。4月から6月が適期です。この際、根鉢をくずして植え付けるようにしましょう。

ノボタン(野牡丹)の育て方で注意すべき病気・害虫

ノボタンは一般的に虫などに強いです。

アブラムシ

虫に強いノボタンですがアブラムシが発生することがあります。アブラムシがいたら増えるまえに除去しておきましょう。

根腐れ

水あげがよいノボタンですが、やはりやりすぎは危険です。水はけの悪い土地で育てた際に水を上げすぎると根腐れなどすることも。このため、水はけのよい用土を用いておくことが大事です。

ノボタン(野牡丹)の増やし方

挿し木

ノボタンは種をつけやすいため、「種まき」で増やすのも良いですが、「挿し木」で増やすのが一般的です。

挿し木で増やす場合、健康そうな枝を新しく伸びた枝から切り取ります。この後、枝についている葉っぱを半分に切っておきます。こうすることで水の蒸発を防ぐことが可能です。挿し木を水につけて吸水させたら、赤玉土などに挿しこみます。

このあとは、半日陰に移動させて水を与えます。根は1か月ほどで出てきますから、根が出たら庭に植えるなどしましょう。

ノボタン(野牡丹)の手入れ・剪定

手入れ

ノボタンは丈夫なので放任でもよく育ちます。育てる際には、水切れと日当たりには十分きをつけておいてください。夏場の直射日光は乾燥するので避け、夏場だけ昼間は半日陰に移動させておくのがおすすめです。

剪定

4月から5月に剪定すると良いでしょう。樹高の半分の高さに剪定します。また、開花中に花が終わった枝を切ることで脇芽が出てきます。脇芽が多ければそれだけ花もたくさんつけるようになります。他にも花がほとんど咲き終わったら株元から10cmくらいに切り詰めましょう。こうすることで新しい枝が出てきます。

ノボタンの花

ノボタンの花の開花時期は、8月から11月頃までとなっています。

ただし、ノボタンの花自体は、一日程度で終わってしまいます。これだけ短命だと悲しくもなりますが、次々に花を咲かせるます。種を取らない場合には、枯れた花は摘み取っておくと良いでしょう。

ノボタンの花が咲かない原因

ノボタンは場合によっては花をつけないことがあります。考えられる原因は、例えば、日光にあまりあてていなくて光合成がしっかりできなかったこと、水や肥料が足りていなかったこと、などが考えられます。

また、寒さがひどい地域の場合には霜にも気をつけておきたいところ。霜に当てると最悪の場合には枯れることもあるのでご注意ください。

ノボタン(野牡丹)の種類・品種

現在市場に出回っているノボタンはノボタンの改良品種がほとんどです。「ホンモノ」のノボタンは沖縄などに自生していますが、園芸植物としてはあまり育てられることはありません。

シコンノボタン

ブラジル原産のシコンノボタンはよく出回っている品種です。寒さにもある程度強いのが特徴になっています。シコンノボタンは夏から冬に花をつけます。紫色の花が美しい品種であり、ノボタンと聞いて連想するのはこのシコンノボタンであることが多いはず。

コートダジュール

紫色の花を咲かせます。シコンノボタンを小さくしたようなひんしゅでかなりシルエットは似ています。しかし、こちらの品種は白色の花弁をつけることが特徴でしょう。小さいのでベランダなどでも育てやすいはずです。

ピンクノボタン

名前の通りピンク色の花を咲かせるノボタンです。花弁が細いことも特徴でしょう。

リトルエンジェル

秋に咲く品種です。ピンク色の花を咲かせます。花色は時間がたつにつれて白色などに変化します。名前の通り小さな品種です。

ヒメノボタン

ヒメノボタンは名前がにていますが、咲く時期も性質もかなりノボタンと異なります。そのため、育てる際には気を付けてください。ちなみにヒメノボタンはメキシコノボタンとも呼ばれます。

オータムカーニバル

葉っぱに白い斑点が生じるのがオータムカーニバルです。花色位はいろいろなものがあります。

ノボタン(野牡丹)の花言葉

ノボタンの花言葉は、「落ち着き」「自然」「平静」などです。

ノボタンの落ち着く色合いや自然な咲き方がこのような花言葉を連想させるのでしょう。また、ノボタンの紫色の花はリラックス効果があるとされています。これも花言葉の由来です。

また、ノボタンの美しさにちなんだ「ひたむきな愛情」という花言葉や、英名のGloryBushにちなんだ「謙虚な輝き」という花言葉もあります。

ノボタン(野牡丹)の別名

ノボタンは野原に咲く牡丹のような花だから「ノボタン(野の牡丹)」と呼ばれます。ほかに英語ではメラストマやプリンセスフラワー、チボウィナなどとも呼ばれます。

ノボタン(野牡丹)を育ててみよう!

この記事ではノボタンについて解説しました。ノボタンは人気が高い花なので鑑賞会なども開かれることがあります。自分だけののボタンを育ててネットなどに画像をアップロードするのも良いでしょう。是非ともノボタンにトライしてガーデンを賑やかにしてみましょう。

※トップ画像は水野さん@GreenSnap

ユーフォルビア・マーチニーの育て方|水やりや日当たり加減は?

ユーフォルビア・マーチニPhoto by 桜花さん

ユーフォルビア・マーチニーはフランス原産の植物です。多年草なので長い間楽しめるのが利点。また、開花期間も長いです。ユーフォルビア・マーチニは温度管理・湿度管理をしっかりしないといけないので中級者向けの観葉植物です。

ここではそんなユーフォルビア・マーチニについて解説しましたから育てる際に参考にしてみてください。

ユーフォルビア・マーチニーを育てる場所

ユーフォルビア・マーチニーは半日陰で育てます。湿気には弱いため風通しが良いところで育てると良いでしょう。

また、ユーフォルビア・マーチニーは寒さにはある程度強いです。とはいえ、気温が氷点下を下回るようだったら危険です。寒くなる前に室内に取り込むと良いでしょう。

ユーフォルビア・マーチニーの水やり

ユーフォルビア・マーチニーへは、表土が乾いたら水をあげます。過湿に弱いので、水の与えすぎには気を付けてください。

ユーフォルビア・マーチニーの肥料

肥料はユーフォルビア・マーチニーの花が開花する、4月から9月にかけて与えます。

ユーフォルビア・マーチニーの土

ユーフォルビア・マーチニーを育てるときは、水はけの良い用土を用います。川砂などを混ぜ込んで地質を良くしましょう。

ユーフォルビア・マーチニーの植え付け・植え替え

植え付け

ユーフォルビア・マーチニーは3月から4月にかけて植え付けます。その後、4月から9月にかけて開花を楽しむこととなります。事前に苗を購入してきて植え付けましょう。

植え替え

また、植え替えも植え付けと同じ時期に行います。植え替えする数週間ほど前から水やりを控えておくと成功しやすいです。

ユーフォルビア・マーチニーの増やし方(挿し木)

ユーフォルビア・マーチニーの増やし方は、「挿し木」が一般的です。

樹木を切り取って水でよく洗い、用土に挿し込みます。半日陰において管理しましょう。発根するまでは土を乾燥させないようにこまめに水やりします。

ユーフォルビア・マーチニーの手入れ

ユーフォルビア・マーチニーは、長雨などのジメジメした環境に弱いため、梅雨の時期には雨が当たらないところへ鉢を移動させると良いでしょう。

ちなみに、冬であっても暖かければ花をつけることがあります。このため、年中花を楽しむことも場合によっては可能です。長く楽しみたいならば温度管理に気を付けると良いでしょう。

ユーフォルビア・マーチニーの育て方で注意すべき病気・害虫

前述にもある通り、湿気に弱いユーフォルビア・マーチニは、サビ病などにかかることがあります。

予防として、水はけの良い用土を用いるとともに雨にあまり当てないようにするようにしておきましょう。もしもサビ病になってしまったら病気になった箇所を早めに切り取って感染を防ぎます。

ユーフォルビア・マーチニーを育ててみよう!

ユーフォルビア・マーチニーは見た目が大変美しいです。紹介したポイントを参考にして育ててみましょう。

※トップ画像は桜花さん@GreenSnap

タマシダの育て方|植え替えや株分けの方法は?土以外にも植え付けられる?

タマシダ、Photo by アヤセさん

タマシダはシダ系の植物です。花は咲きませんが、葉の存在感が印象的な植物です。耐陰性もあるため室内で育てる観葉植物としても向いています。ここではこうしたタマシダの育て方について紹介しています。タマシダのおすすめ品種も解説したのでインテリアにタマシダを合わせたいという人も参考にしてみてください。

タマシダを育てる場所

タマシダは耐陰性がある観葉植物なので、半日陰で育てましょう。ある程度日陰でもしっかり育ちます。なお、タマシダは夏場の直射日光に弱いため、夏場は特に日に当てすぎないようにしましょう。気温が高すぎると葉焼けを起こすこともあります。

屋外で育てる場合

タマシダを外で育てる場合には遮光が必要です。遮光をしたい場合には屋根のあるところで育てたりすると良いでしょう。また、ホームセンターなどで売っている遮光ネットも役立ちます。

室内で育てる場合

耐陰性があるため室内でも育てやすいのがタマシダの利点です。しかし、乾燥には弱いのでエアコンには直接当てないようにしましょう。また、多湿にも強いので浴室などのジメジメするところにも置くことができます。

タマシダの水やり

基本の水やり

タマシダを育てている表土が乾いたら、水を与えましょう。タマシダはしっかり水を上げないと、枯れたり葉の色が変化しやすいので気をつけてください。

特に成長期にあたる春から秋にかけては、霧吹きも利用して葉にも水を与える方が良いです。霧吹きをすることで、アブラムシなどの害虫も予防可能です。とはいえ、水のあげ過ぎにも注意してください。

冬の水やり

冬になったら水やりの回数を減らします。表土が乾いて数日経ったら、水をあげる程度で十分です。

タマシダの肥料

タマシダはしっかり肥料をやると育ちが良いです。

タマシダの土

タマシダは高湿度の環境を好みます。そのため、水苔やベラボンなどに植え付けることも可能です。

タマシダの植え付け・植え替え

植え付け

タマシダは5月から9月にかけて植え付けます。夏真っ盛りの時期に植えるのは発芽の関係からあまりおすすめできません。

また、タマシダの苗を購入する際には虫がついていないかチェックしてください。虫がついている苗はすでに弱っていることが多いです。虫がついている苗を購入するとガーデンに虫を広げてしまうことにもなりかねないので気をつけてください。

植え替え

タマシダを鉢で育てている場合には、根詰まりを防ぐためにも定期的に植え替えします。2年に一回を目安にすると良いでしょう。植え替え時期は、4月から8月にかけてが適期です。

根詰まりすると見た目が悪くなるだけでなく、水も吸収できなくなります。最悪の場合、枯れることすらあるのです。もしも植え替えしない場合には、根をある程度切り落としてあげてください。

タマシダの増やし方(株分け)

タマシダの増やし方は「株分け」が一般的です。株分けの適期は、春から秋にかけてです。元気な株を選んで新しい土に株分けしてみましょう。

タマシダの手入れ

タマシダの枯れてきた葉があったら、切り取って整理します。こうすることで病気なども防ぎやすくなります。また、下葉が枯れることがあります。この場合には適度に間引いて植え替えすると良いでしょう。

また、気温が5度を下回るようだったら、冬の時期は室内に取り込みましょう。

タマシダの育て方で注意すべき病気・害虫

カイガラムシ

まれにこの虫が発生します。カイガラムシは殺虫剤で殺す他、落ちにくいカイガラムシはブラシなどで直接擦り落とします。

ナメクジ

梅雨に発生しやすい虫です。葉だけでなく花も食害されることがあります。ナメクジがいたらつまみとって除去します。

アブラムシ

アブラムシはタマシダの葉にくっついて養分を吸い取ります。アブラムシは放って置くと大量発生しやすいです。発生したら霧吹きなどで落とします。数が増えて対処しにくくなったら殺虫剤でまとめて倒します。

ハダニ

アブラムシと同様に葉にくっついて養分を吸います。葉の裏に潜んでいるので見つけにくいです。

スス病

アブラムシやハダニを放って置くとスス病が発生することがあります。これはアブラムシがスス病の媒介となっているため。スス病になったら感染を防ぐために悪くなった葉を早めに切り落とします。

タマシダの種類

ツデー

ツデーは最もポピュラーな品種です。ツデーが人気なのはサイズが比較的小さいことも関係しています。耐陰性があるツデーを小鉢などに入れて室内で育てるのはおすすめです。

ボストンタマシダ

こちらは大型の品種です。かなり大きくなるので室内で育てる際には気をつけてください。

スコッチシダ

スコッチシダは熱帯アメリカが原産です。ツデーと同じくらいの大きさです。葉がかなりもふもふしています。

セイヨウタマシダ

南米が原産の観葉植物です。セイヨウタマシダは様々な派生品種があります。ボストンタマシダはセイヨウタマシダの派生品種です。

ダッフィー

比較的小さい品種です。小さいので育てやすいと感じる人は多いでしょう。

ホウビカンジュ

日本にも自生するヤマシダの一つです。南西諸島などに生息しています。石灰岩の崖などに生えている姿を時折見かけることができます。

日本に自生しているタマシダ

日本各地にもタマシダは自生しています。本州だと伊豆や九州のタマシダが有名です。また、小笠原諸島や南西諸島などにも生息しています。野生のタマシダは岩の植えや海岸近くなどに自生していることが特徴です。

関連する植物

タマシダの仲間はかなり多いです。例えば、ヘダなどがタマシダとかなり近いです。他にもハート型の葉が特徴的なハートファンなどもタマシダの仲間。タマシダに手を出して気に入ったらこうした関連植物も検討してみると良いでしょう。

タマシダの活用方法

タマシダは室内で育てるのにも向いていることから、インテリアとしてよく活用されます。この際にはタマシダのサイズや葉の色をじっくり調べて品種を選ぶと良いでしょう。

ただし、室内で育てられるからといってどこにおいても良いというわけではありません。やはりある程度の日光は必要ですし、エアコンなどの近くに置くと枯れやすくなります。

タマシダは花はつけない植物なので、鉢を選んで、室内のインテリアとして存在感を光らせてあげると良いでしょう。

タマシダの花言葉

タマシダは花をつけないものの花言葉はいろいろと存在しています。例えば、タマシダの花言葉として「愛嬌」と「魅惑」があります。タマシダの可愛らしい花がこうした花言葉を連想させるのでしょう。ちなみに9月10日の誕生花でもあります。

タマシダは英語では「sword fern」やネフロピレスなどとも呼ばれます。ほかにツディと呼ばれることも。また、日本語でタマシダ(玉羊歯)と呼ばれるのはタマシダの独特な葉っぱなどの形状のため。

タマシダを庭や室内で育ててみよう!

タマシダについて解説しましたがいかがでしたでしょうか。タマシダはシダ系植物の中では比較的育てやすいのでおすすめです。また、室内でも育てられるのでインテリアと合わせるのにも向いているところでしょう。タマシダは存在感もかなりあります。

※トップ画像はアヤセさん@GreenSnap

レモンマートルの育て方|剪定や挿し木の時期と方法は?

レモンマートルは葉からはリラックス効果のある爽やかな香りを発する、人気のハーブの一つです。そんなレモンマートルの葉は、さまざまな料理に使用することができます。元々はオーストラリアの亜熱帯性地域に自生していて、大きいもので10mほどに成長する常緑低木でもあります。生育も旺盛で初心者の方も挑戦しやすい、レモンマートルの育て方を説明します。

レモンマートルを育てる場所

レモンマートルは日当たりと乾燥を好みます。暑さに強いので、春から秋まではできるだけ屋外の日当たり良い場所で管理します。逆に寒さには弱いため、冬は室内に移動させるか防寒対策を施しましょう。

レモンマートルの水やり

レモンマートルの生育が旺盛な春から夏は、土の表面が乾いてからたっぷり水を与えるようにします。鉢植えの場合は、根腐れを防ぐためにも、受け皿に水が溜まらないように注意しましょう。

また、気温の高い夏でも水やりは若干控えめにし、乾燥気味に育てます。

冬は地表の水分蒸発が少なく、レモンマートルの生長も鈍くなるので、水やりは控えめにしましょう。土の表面が乾いてから数日間をおいてから水を与えるくらいが目安です。地植えの場合は、乾燥しすぎないかぎり水やりは不要です。

レモンマートルの肥料

レモンマートルへは、春と秋に緩効性化成肥料を置き肥しましょう。コンパクトに育てたいときは、追肥は与えなくても大丈夫です。

レモンマートルを地植えしている場合は、元肥として有機肥料を施し、生育期の4~10月に葉が黄色くなったら薄めた液肥を施しましょう。

レモンマートルの土

レモンマートルは水はけさえよければ、あまり土質は選びません。赤玉土、腐葉土、パーライトの配合土または、市販の草花用培養土を利用してもOKです。

レモンマートルの植え付け・植え替え

植え付け

レモンマートルは、日当たりのよい腐植質に富んだ、水はけのよい場所に植え付けます。冬場の寒さには弱いので、最低5度以上を保てるとよいでしょう。また、強風に当たると新芽が傷むことがあるので注意して下さい。

鉢植えの場合

鉢植えのレモンマートルの植え付け時期は、2~4月が適期です。苗よりも1回り大きな鉢を選び、鉢底ネットと鉢底石を入れてから植え付けていきます。

土は、市販の草花用培養土か、観葉植物用培養土がおすすめです。植え付けたら棒で土をつついて根と土をなじませ、たっぷりと水を与えてください。

地植えの場合

地植えのレモンマートルの植え付け時期は、2~4月が適期です。場所をよく選んで植え付けましょう。苗よりも1~2回り大きな植え穴を掘り、土に堆肥や腐葉土を混ぜ込んでおきます。

植え替え

レモンマートルは、生育が早いので根詰まりを起こしやすいです。鉢植えの場合は、1年に1回、1回り大きな鉢に植え替えます。

鉢を変えたくないときは、根を1/3ほど切り詰め、枝葉もバランスよくなるように切りそろえてから、新しい土に植え替えます。

レモンマートルの育て方で注意すべき病気・害虫

レモンマートルは葉に抗菌成分があるといわれているため、ほとんど病気にかかる心配ありません。害虫なら、コガネムシの幼虫に気をつけます。カイガラムシ防止には風通しの良い場所で栽培しましょう。

レモンマートルの増やし方(挿し木)

レモンマートルの増やし方は「挿し木」が一般的です。挿し木は、5~6月か9~10月が適期です。

挿し木に使う枝は、根元が少し木質化した部分を入れておくと成功率があがります。ただし、挿し木は少し難しいので、予備の枝も何本か用意しておくと良いでしょう。

挿し木の手順

  1. 枝を10~15cmの長さに切り、 切り口を斜めにカットする。
  2. 枝についている葉っぱ先端の4枚ほど残して切り落とす。
  3. 切り口を一晩水に浸ける。
  4. 湿らせたバーミキュライトか挿し木用培養土に挿す。
  5. 発根して新しい葉が出るまで、土を乾かさないよう管理する。
  6. 根が十分に伸びたら、鉢か庭に定植する。

レモンマートルの剪定

レモンマートルは生長が早いため、剪定は欠かせません。軽剪定の場合は5月~10月頃の暖かい時期であれば常時OKですが、強剪定の場合は5月~6月が適期です。

レモンマートルをコンパクトに留めたい場合は、高さの頂点を留めてから混み入った部分だけを間引き、自然樹形を活かしましょう。留めたい樹高のところをまず決め、そこを起点に枝を剪定していく分には、多少強めに剪定してもよい感じにまとまります。

ただし、あまり切り戻し過ぎると、株の勢いが弱り、生育に影響を及ぼしますので注意が必要です。

レモンマートルの花

レモンマートルは常緑の葉もいいですが、花もまた可愛らしいです。

日本では初夏の6~8月頃に、白からクリーム色の小さな花をいっぱい咲かせます。オーストラリアのクイーンズランド州のケアンズから沿岸部にかけての自生地では、満開になると白い花で木全体が雪のように覆われます。

レモンマートルの効果・効能

レモンマートルの葉には、シトラール成分が多く含まれ、清涼感のある柑橘系の香りがするのが特徴です。オーストラリアの先住民であるアボリジニは古来から薬草や料理に利用してきました。葉はハーブとして、お茶や料理、デザートへの香り付けにも使用できます。

またレモンマートルの精油はアロマセラピーとしてリラックス効果が期待できるほか、葉は薬用にも使用できますよ。柑橘系芳香成分「シトラール」の効能には、

  • 風邪などの病気の予防にもなる抗菌効果
  • 興奮した気持ちを落ち着かせる鎮静効果

などがあります。ぜひお茶にして飲んだり、乾燥させておいて活用してみましょうね。

レモンマートルの管理温度

レモンマートルは気温40℃まで耐えることができるので、日本の夏の暑さや乾燥には強い半面、耐寒温度は5℃と弱めです。霜に当たると枯れてしまうので、気温が10度を下回るようになったら、鉢植えは室内に取り込みましょう。

地植えは株元を腐葉土で覆い霜よけ対策をします。冬にきちんと防寒対策を施すことが大切なポイントです。

レモンマートルを庭木として育ててみよう!

レモンマートルは、最近になって日本でも栽培されるようになった常緑低木で、まだまだ目新しい観葉植物です。旺盛に成長し、現地では大きいものでは25~30mほどの高さになります。

亜熱帯原産ということで、栽培がむずかしいのではと思われがちですが、剪定をして樹形を整えてやる必要があるほか、防寒対策さえきちんとすれば簡単に育てることができます。

コンパクトに育てれば、ご家庭で薬用効果のあるハーブとして使い易いかもしれません。ハーブティを楽しんだり、葉を乾燥させて芳香剤としてお部屋に飾っておけば風邪の季節の予防にもなりますよ。レモンの20倍もあるといわれるシトロネールの薬効成分をぜひ試してみてくださいね。

※トップ画像はこずえさん@GreenSnap

ルコウソウの花言葉|種類や特徴、グリーンカーテンが作れる?

ルコウソウ

華奢な葉が愛らしいルコウソウ。その花言葉は何でしょうか。このページでは、ルコウソウの花言葉をご紹介しています。さらに、ルコウソウのお花の特徴や花期など基本情報も記載していますので、参照してみてくださいね。

ルコウソウの花言葉

ルコウソウの花言葉は、「情熱」、「常に愛らしい」、「世話好き」、「おせっかい」、「私は忙しい」があります。「世話好き」と「おせっかい」は通ずるものがありますよね。ルコウソウはツルを伸ばして周囲にからみついていく性質があります。からみつかれた植物は少し迷惑ですよね…。そんなルコウソウの様子から、「世話好き」、「おせっかい」という花言葉がつきました。

ルコウソウの花の基本情報

学名

Ipomoea quamoclit
科・属
ヒルガオ科サツマイモ属
原産国
熱帯アメリカ
別名
カボチャアサガオ、サイプレスバイン

江戸時代に入ってきたルコウソウ。当時は朝顔のような花であることと、カンボジアから来た花であることから、「カボチャアサガオ」とつきました。ちなみに、このカボチャは、カンボジアが由来です。なまって「カボチャ」と転じました。

ルコウソウの花の由来

まずは、ルコウソウの学名の由来からご紹介します。学名の「Ipomoea」はギリシア語の「Ips」と「Homoios」という単語からなっています。「Ips」は「芋虫」という意味で、「Homoios」は「似ている」という意味です。つまり、ルコウソウの学名は「芋虫に似ている」という意味合いです。
こんなに美しい花なのに、どうして芋虫なのでしょうか。花の見た目からは、芋虫は想像つきませんよね。実は、ルコウソウの成長の特徴からと言えます。ルコウソウは、朝顔と同じくツル性の植物。ツルを伸ばして、周囲に絡みつくように成長していきます。この様子が、まるで地をはう芋虫のよう。そのため、この学名がついたというわけです。
次に和名のルコウソウについてご紹介します。ルコウソウは漢字では「縷紅草」と書きます。難しい漢字ですが、「縷」は細い糸を指します。ルコウソウは紅色のお花と、細い糸のような葉をつけることからこの和名がつきました。葉はまるでコスモスのような繊細な見た目をしています。

ルコウソウの花の特徴

ルコウソウの花期は7月から10月。こちらは、温かい地域原産ということもあり、夏の暑さに強く育てやすい植物と言えます。ルコウソウの特徴と言えば、和名の由来になったように真っ赤な花。しかし、赤以外のカラーもあるのです。ピンクや白のルコウソウも楽しめます。またルコウソウは花の形も特徴的。キキョウのような星形の花を咲かせます。

ルコウソウの花の種類、品種

ルコウソウの種類についてご紹介します。

マルバルコウ

濃いオレンジ色をしたお花を咲かせます。葉はハート型。漢字で書くと「丸葉縷紅」とです。これは、葉の特徴からその名がつけられています。

ハゴロモルコウ

ルコウソウとマルバルコウとの交雑で生まれた種類。こちらはルコウソウ特有の真っ赤な花と、モミジのような葉が特徴です。

ルコウソウでグリーンカーテンを作ってみよう

すでにご紹介したようにツルを伸ばして成長する植物ですので、グリーンカーテンとしてもお楽しみいただけます。ルコウソウは葉が糸のように細いので、まるでレースのカーテンのようなグリーンカーテンが仕上がりますよ。花期は7月からですので、真夏にはお花のカーテンにもなり夏場は見ごろです。

プレクトランサスの花言葉|種類や特徴、カラーリーフで人気?

プレクトランサス

紫の花を咲かせるイメージがあるプレクトランサス。しかし、実は花を咲かせないものや葉に斑があるものもあるのをご存じでしたでしょうか。最近人気のアロマティカスもプレクトランサスなのです。

ここでは、プレクトランサスの花言葉や、基本的な情報などをご紹介します。

プレクトランサスの花言葉

プレクトランサスの花言葉は3つ。「沈静」、「広がる希望」、「許し合う恋」です。

プレクトランサスのなかでも、パープルのお花を咲かせる品種があります。このパープルの色が落ち着いた雰囲気であるため、「沈静」という花言葉がつきました。

「広がる希望」という花言葉も素敵ですよね。入学祝いや就職祝いに、花言葉に気持ちを込めてプレクトランサスをプレゼントするのも良いかもしれません。

プレクトランサスの基本情報

学名
プレクトランサス
科・属
シソ科ケサヤバナ属
原産国
アフリカ、アジア、オーストラリア
別名
プレクトランツス

プレクトランサスの由来

ここでは、プレクトランサスという名の由来を紹介。プレクトランサスの名前はギリシャ語が由来しています。ギリシア語の「Plektron」という単語と「ar」という単語の2つが合わさった言葉です。

Plektronとは「雄鳥の蹴爪」という意味。蹴爪とは、「けづめ」と読みます。こちらは、鳥の雄の足の後ろになる突起のこと。arは「花」という意味です。これは、プレクトランサスの見た目に由来しています。

プレクトランサスの花は筒状になっていて、それがまるで鳥の蹴爪のように見えたからその名がつきました。

プレクトランサスの特徴

プレクトランサスは種類が多いのが特徴です。花が咲くタイプのものもあれば、咲かないものまで。花が咲くものは、ピンクや白、紫色をした筒状の花を咲かせるのが特徴です。

育てやすいのもその特徴の1つで、プレクトランサスは初心者の方にも向いた植物と言えます。

プレクトランサスの種類、品種

すでに紹介したように、種類が多いプレクトランサス。いくつか有名な種類を見てみましょう。

プレクトランサス・アロマティカス

「アロマティカス」という名で流通し、園芸店だけでなく、最近では雑貨屋やインテリア店でも見かけるようになりました。こちらは多肉植物とハーブの中間のような存在で、けば立った多肉質な葉が特徴的。

ミントのようなスーっとした香りと柑橘系のさわやかな香りが混ざったような独特の香りが楽しめます。近年では非常に人気がでています。

プレクトランサス・モナラベンダー

プレクトランサスのなかでも花を咲かせる種類として有名なのがこちら。モナラベンダーは、その名から想像つくように、ラベンダー色の花を咲かせます。

葉の色は暗いグリーンで、ラベンダー色とのコントラストが美しく人気の植物と言えます。

プレクトランサス・ピンクフリッカー

プレクトランサス・ピンクフリッカーも花を咲かせる種類。ピンク色の愛らしい花を咲かせます。すらっとした花が特徴的でガーデニングに好まれています。

プレクトランサスはカラーリーフとして人気の観葉植物

お花や香りを楽しめるプレクトランサスはありますが、葉のグリーンも美しいです。そのため、室内で観葉植物として楽しむのもおすすめです。白い斑が入ったリーフは見た目も美しく人気。

先述したように、最近ではアロマティカスも人気になっています。こちらはコロコロとした見た目も愛らしく、見るだけでも癒されますよ。プレクトランサスは種類が多いので、葉の形や色でも選んでみませんか。