日本有数のしだれ梅の名所としても知られている「鈴鹿の森庭園」では、毎年梅の季節になると「しだれ梅まつり」を開催しています。2021年は2月20日(土)から3月下旬頃まで開催予定となっています!!
ここでは、そんなの鈴鹿の森庭園のしだれ梅まつりの様子や見どころなどについてご紹介していきます。
鈴鹿の森庭園ってどんなところ?
鈴鹿の森庭園は、三重県津市で60年続く園芸企業「赤塚植物園グループ」が運営するしだれ梅の研究栽培農園です。日本の伝統園芸文化のひとつである、しだれ梅の仕立て技術を守り、未来へと継承していくことを目的として開園しました。
鈴鹿の森庭園の「しだれ梅まつり」へ行ってみよう!
毎年2月下旬から3月下旬頃の期間限定で開催される、鈴鹿の森庭園のしだれ梅まつり。
この季節になると、約20,000㎡の広さを誇る園内にて、八重咲き品種の代表である「呉服しだれ」を中心に、日本中から集められてきたさまざまな品種の梅約200本ほどを見ることができます。
国内の名人といわれる職人の手によって仕立てられた名木は、圧巻の美しさですよ。
「しだれ梅まつり」で見られる梅の品種は?
▲呉服しだれ
鈴鹿の森庭園のしだれ梅まつりでは、前述の「呉服しだれ」のほかにも、花弁数の多い八重咲きの「白滝しだれ」、花の表裏色のコントラストが美しい「玉垣しだれ」、中輪で淡紅色をした鉢植えでも人気の「藤牡丹しだれ」、濃い紅色が特徴の「鹿児島紅」、一本の木から紅白の花が咲く「思いのまま」などの、さまざまな品種の梅を楽しむことができます。
▲白加賀
さらには、白色の花を咲かせる「白加賀」、薄い緑がかった花を咲かせる「八重緑萼しだれ」、「酔心梅」、「未開紅」、「十郎」、「八重寒梅」、「八重白影」、「難波しだれ」、「紅千鳥」なども見ることができます。
▲思いのまま
鈴鹿の森庭園の方曰く、特におすすめの品種は「思いのまま」だそうです!
同じ枝であっても隣どうしの花であっても、同じ色に咲くとは限らない「思いのまま」には咲いてくれない姿は、しだれ梅まつりへ行ったそのときにしか見られない表情であり、魅力がありますよね。
「しだれ梅まつり」の見どころは?
世界に誇る美しさを体験できるしだれ梅まつりですが、ここでは中でも絶対にチェックしてほしいという見どころを4つご紹介します。
日本最古の呉服しだれ
▲呉服しだれ‘天の龍’
まず一つ目は、鈴鹿の森庭園のシンボル的存在でもある、「天の龍」「地の龍」と名づけられた2本の呉服しだれの古木です!
早春になると、いち早く桃色の大輪の花をたくさん咲かせる「天の龍」と「地の龍」は、高さ6mほどにもなり、樹齢100年以上と推定されています。なんと、現在確認されている呉服しだれの中では、日本最古のものではないかともいわれている、とても貴重なものなので必見ですよ。
夜間のライトアップ
▲呉服しだれ‘地の龍’
そして二つ目は、夜間のライトアップです!闇の中で光に照らされる、美しくて幻想的な梅の花々を楽しむことができますよ。
※ライトアップ期間については、随時公式HPまたは公式Twitterで更新予定となっています。
見晴らし台から見る景色
三つ目は、絶好のフォトスポットです!鈴鹿の森庭園内には、見晴らし台が2箇所あり、それぞれの場所からは、雄大な鈴鹿山脈を背景にした圧巻のしだれ梅の姿を楽しむことができます。
雪化粧をしたしだれ梅
最後の四つ目は、積雪と梅の開花時期が重なったときにしか見られない、貴重な雪化粧の風景です。数年に一度チャンスがあるかないかの珍しさですが、白銀の世界に咲く紅の花の美しさは、晴れの日はまた違って素敵ですよね。
鈴鹿の森庭園の「しだれ梅まつり」はGSユーザーからも人気!
雄大な鈴鹿山脈を借景に見晴らし台から見る絶景スポット✩.*˚
satomi
猫ルビー
鈴鹿の森庭園のしだれ梅まつりは、行ったタイミングや花の開花状況、天候によって、異なるさまざまな雰囲気を楽しむことができるみたいですね!他にも感動したとの声が多いスポットですので、皆さんもぜひイベント開催期間に鈴鹿の森庭園へ足を運んでみてくださいね♪
また、鈴鹿の森庭園の公式Twitterでは、しだれ梅まつりで見られる梅の開花情報などを随時配信しているので、ぜひこちらも合わせてチェックしてみてくださいね!
しだれ梅まつり概要
- 開催場所
- 鈴鹿の森庭園
- 所在地
- 三重県鈴鹿市山本町151-2
- 開催期間
- 2021年2月20日(土)〜3月下旬頃予定
- 営業時間
- 8:00~16:00(ライトアップ期間中は20:00まで ※開園最終入園は19:30)
- 定休日
- イベント期間中は無休
- 入園料
- 一般・学生:700~1700円(※季節・開花状況により変動)
小学生:半額
未就学児:無料
※画像提供:赤塚植物園
最近のコメント