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支柱

朝顔の支柱の立て方!手作りする方法は?100均でもおしゃれなる?

朝顔 青系 沢山

朝顔は日本で古くから栽培されている植物で、日本人にとって親しみがありますよね。種類や花色なども実に豊富で、ご自宅のお庭などで朝顔を育てている方も多いのではないでしょうか。

朝顔は育てやすい植物ですが、育てるためには支柱が必要です。支柱につるを誘引させて、きれいな朝顔を育ててみたいですよね。

今回は、朝顔の支柱の種類や支柱を立てる時期、そして朝顔の支柱を手作りする方法などを中心に解説していきます!朝顔を育てたいけど支柱について詳しく分からないという方は、ぜひ参考にしてみてくだいね。

朝顔にはなぜ支柱が必要?

植物はそれぞれの特性によって育て方が異なることが多く、朝顔もその一つと言えます。花色が豊富な朝顔は、次々に花を咲かせるその姿が美しいですよね。朝顔を一度でも見たことがある方はご存じだと思いますが、朝顔を育てるには支柱が必要です。

朝顔はつる性植物なので、つるを伸ばしてどんどん生長していきます。朝顔が上に生長してくためには、支柱を使うことで朝顔の生長を手助けする役割があります。朝顔はつるが伸びて葉が生い茂ると、花を咲かせるための準備をし始めます。見た目にも、つるが伸びている朝顔の方が素敵な雰囲気ですよね!

朝顔の支柱にはいくつか種類があるので、仕立て方によって支柱の配置を変えて朝顔の観賞が楽しめます。

朝顔の支柱の種類

支柱の選び方

植物の支柱にはいくつか種類があり、プラスチック製、木製、竹、そして使い方次第では針金も便利です。支柱の素材はお好みで選んでもよいですが、木製だと普段の水やりや雨水などで劣化しがちなので、プラスチック製の方が長く使用できます。

一般的な園芸用の支柱には、シンプルな棒状の園芸支柱、U字型に曲げられたトンネル支柱、天然竹の支柱、そして大型のU字型であるアーチ支柱などがあります。朝顔には棒状の園芸支柱が多使われ、ホームセンターなどで手に入ることが多いです。

朝顔の仕立て方には、主に「行灯(あんどん)仕立て」「らせん仕立て」「アーチ支柱」そしてプランターを用いた仕立て方などがあり、らせん仕立ての場合は曲げやすい針金を使うことが好まれます。アーチ支柱では、アーチ型の支柱を使用します。

また、支柱を選ぶときにはその長さも決める必要がありますが、朝顔のつるの長さは育てる品種によって変わります。そのため、ご自分で育てる品種の朝顔のつるがどれくらいまで生長するか、あらかじめ調べておきましょう。

朝顔の支柱を立てる時期

朝顔は、5月中旬~下旬頃が種まきに適した時期です。種まきしてから、本葉が2~3枚ほど出てきた頃を目安に支柱を立て始めましょう。

多くの朝顔は7~10月頃に見頃を迎えるので、この時期に支柱を立てて手入れしていれば、夏の時期にはきれいな花をたくさん咲かせることでしょう!

朝顔の支柱の立て方

朝顔はプランターや植木鉢などで育てることができ、朝顔の支柱を立てるためにはあらかじめ支柱や麻ひもなどを手元に準備しておきましょう。行灯仕立てやらせん仕立て、アーチ支柱、そしてプランターを用いた仕立て方などがあり、どれも材料があればご自分で簡単に手作りできます。

それでは、朝顔の支柱の作り方について詳しく紹介していきます!

朝顔の支柱を手作りする方法

プランター

朝顔を育ててみたい方にとって、グリーンカーテンは憧れとも言えるのではないでしょうか。じつは、朝顔をプランターで栽培することで日光を遮る素敵なグリーンカーテンが作れます!

朝顔のつるが伸び始めてきたらネットを用意し、プランターに少しかかる程度まで伸ばします。朝顔のつるが50cm程度まで生長したようであれば、ネットにつるを誘引しましょう。朝顔のつるの一部を園芸用のテープなどで固定すれば、つる同士が絡むことなく生長していきます。

植木鉢

朝顔の支柱の立て方でもっともポピュラーなのが、行灯仕立てです。小学生が育てるときも、行灯仕立てで栽培する場合がほとんどだと思います。行灯仕立てでは植木鉢を使用し、植木鉢の四隅にプラスチック製の支柱を立てていきます。最後に、麻ひもなどをそれぞれの棒に上に巻き付けていけば完成です!

らせん仕立ては、その名の通りつるをらせん状に誘引する仕立て方です。簡単にできるので、ぜひ試してみてください。土を入れた植木鉢の中心に1本の棒を立て、下から上に向かってらせん状に針金を巻き付けていきます。最後は、棒の先端に針金を巻いて完成です!

このように、プランターと鉢植えを使った支柱を手作りする方法は簡単なので、どなたでも気軽に作れます。お時間があれば、ぜひご自分で朝顔の支柱を手作りしてみてはいかがでしょうか。

100均の支柱でおしゃれにアレンジできる?

最近では、100均でも園芸用品が手に入ることが多いですよね。支柱を取り揃えている100均の店舗も多く、「園芸リング支柱」などの商品名でワンタッチで組み立てられるものもあります。こちらは行灯仕立てタイプなので、子どもでも簡単に作業できそうですね!サイズは何種類かあるようなので、育てる朝顔の品種に合うサイズを使ってみましょう。

ホームセンターだけでなく100均でもこんな便利な支柱が手に入るので、ご興味があればぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

朝顔の支柱を手作りしてみよう

今回は、朝顔の支柱の種類や支柱を立てる時期、支柱を手作りする方法などについて紹介しました。朝顔の仕立て方だけでもこんなに種類があったなんて、驚きですよね!

支柱の作り方も難しくないので、手元に材料があればどなたでも気軽に作れます。暑くなる夏の時期に朝顔のグリーンカーテンがあれば、涼しさが感じられそうですね。

機会があれば、ご自宅などで朝顔の支柱を手作りしてきれいな朝顔を育ててみてはいかがでしょうか?

トマト(ミニトマト)の支柱の立て方|プランター向けの立て方は?100均材料でもOK?

トマト バジル コンパニオンプランツ 家庭菜園

トマト(ミニトマト)の栽培では、支柱を立てることは欠かせません。はじめてトマトを育てる方は、支柱立てをどうするのか悩みますよね。このページではトマトの支柱の選び方から、トマトの支柱を立てる時期、立て方について記載しています。

100円ショップの支柱はトマトの栽培に向いているのか気になる方もぜひご参照ください。

トマト(ミニトマト)は支柱が栽培成功のカギ!


トマトの栽培では、支柱を立てる作業がとても重要です。これはミニトマトの栽培でも同じですが、大玉トマトの場合は、特に主軸に負担がかかりやすくなるので、支柱をしっかりと立てましょう。支柱を設置することにより、より大きくたくさんの果実が収穫できますよ。

トマト(ミニトマト)の支柱を立てる時期やタイミングは?

トマトの支柱を立てる時期は、5月が適しています。支柱は、トマトの実がついてからではなく植え付け直後に行うことが大切です。これは風で茎が倒れないようにするためです。

果実が実る前に風であおられることもありますので、早めに支柱を立てましょう。

トマト(ミニトマト)の支柱を立てるときに必要なものは?


トマトの支柱を立てる際には紐が必要です。ビニール紐や麻紐を使用すると、トマトの果実や茎を傷つけないのでおすすめです。

紐はトマトと支柱を結びつけるために使用します。

支柱の高さ(長さ)はどれくらいがよい?

トマトは生長すると150センチほどの高さに伸びます。土に挿す支柱の長さを考慮して、180センチから210センチほどの支柱を選ぶことをおすすめします。支柱は出来るだけ長い方がよいので、スペースに問題がない場合は長めの支柱を選びましょう。

トマトの支柱は、太さが15から20ミリのものを選ぶとよいでしょう。トマトは大きな果実をつけますので、支柱に十分な太さがある方が安定するでしょう。

らせん状になっている支柱は誘引しやすいので、トマト栽培に向いていますよ。

100均の支柱でも大丈夫?

100円ショップで売られている支柱を使用しても問題はありません。サイズが極端に短くなければ、100円ショップの支柱も使ってみましょう。

トマト(ミニトマト)の支柱の立て方は?

トマトの支柱の立て方は一本立て、二本立て、三本立てなどがあります。

地植え栽培での支柱の立て方

トマト 支柱 地植え イラスト
一本立て、三本立ては、地植え栽培でのトマトの支柱の立て方の基本です。

一本立て

一本立ては、トマトの主枝を1本で伸ばし、わき芽は全て取り除く方法です。トマトの支柱の立て方で一番簡単な方法なので、初めてトマトを栽培する方は一本立てで育てることをおすすめします。

一本立ては余分なわき芽を摘み取りながら、必要な箇所に栄養を与えることができますので、大きな果実を収穫したいときに向いている支柱の立て方となります。

一本立ての方法
  1. 支柱の端が尖った方を下にして土に挿す
  2. トマトの苗の根元から10cmほど離れたところに真っ直ぐ支柱を立てる
  3. 支柱にトマトを紐でくくりつけて誘引する

二本立て

二本立ては一本立てと比べて難易度が若干上がります。二本立ては多くの果実を収穫したい場合に向いている立て方です。

二本立ての方法
  1. 支柱の端が尖った方を下にして土に挿す
  2. トマトの苗の両脇に支柱を離して真っ直ぐ立てる
  3. 支柱の間隔は30cmほどを目安にする
  4. 支柱にトマトを紐でくくりつけて誘引する

三本立て

三本立ては主枝と一本と、わき芽二本を残した仕立て方です。支柱が三本必要になります。三本立てにすると強度が高いので安心して育てられるでしょう。

三本立ての方法
  1. 支柱の端が尖った方を下にして土に挿す
  2. トマトの苗を囲むように支柱を交差させるように立てる
  3. 支柱にトマトを紐でくくりつけて誘引する

合掌式

トマトの支柱の立て方には、合掌式というものもあります。合掌式はまず二本立てで支柱を立て、地面に平行になるように横に支柱を立てる方法です。

合掌式の方法
  1. 支柱の端が尖った方を下にして土に挿す
  2. 植え穴から10cmほど外側に支柱を斜めに差し込み、上部で合掌式に交差させる
  3. 交差したところで支柱を横に渡し、交差した部分を紐でしっかりと結ぶ
  4. 水平垂直になるように気をつける

プランター栽培での支柱の立て方

トマト 支柱 プランター イラスト

畑ではなく、プランターでトマトを栽培する際の支柱の立て方でおすすめなのがあんどん仕立て、ピラミッド仕立てです。

あんどん仕立て

省スペースで栽培をするときにおすすめなのがあんどん仕立てです。ピンと来ない方は、アサガオの支柱を思い出してみてください。リングを使った支柱があんどん式の特徴です。3~4本ほどの輪状のパーツと3本の支柱を使用するとよいでしょう。

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文化農場
小野未花子
上部の部分を麻紐などで結んでおくと崩れにくいです。

ピラミッド仕立て

ピラミッド仕立ては、粒の大きいトマトに向く支柱の立て方です。3本の支柱を立てて、プランターや鉢の中心に集まるようにピラミッド型に立てます。支柱が上部(ピラミッドの頂点)で集まりますので、そこに紐を結び固定しましょう。

トマト(ミニトマト)の支柱を立てたら誘引しよう!

トマトの誘引は手で行います。

トマトがよく水分を吸収した状態だと、茎が硬くなり絡ませづらく誘引しにくくなります。

誘引前はトマトの水分をおさえるとよいでしょう。
誘引自体はとても簡単で手で茎をからめていくだけです。

また晴れた日も誘引しやすいので、おすすめします。無理に力を入れると茎が折れてしまいますので、注意してください。

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文化農場
小野未花子
誘引におすすめなのは、麻紐です。ほどけにくく、伸縮性に優れています。
結び方は八の字で、茎と支柱をしっかり密に結ぶのではなく、茎が太ることを見越して、ゆとりを持って結んでおきましょう。

トマト(ミニトマト)の栽培に支柱は必要不可欠!


トマトの栽培に支柱は必要です。気温が上がるとどんどん生長していく植物ですので、誘引しないとへたってしまいます。大きな果実を収穫するため、たくさんの果実を収穫するためにも、ぜひトマトの誘引をしましょう。