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キバナコスモス

フォトコンテスト開催中「秋を彩る♪オレンジ色の植物」おすすめ10選をご紹介!

10月といえばハロウィン!ジャック・オー・ランタンのかぼちゃなど、街にオレンジ色が溢れるシーズンの到来ですね。現在開催中のフォトコンテストでは「オレンジ色の植物」の投稿を募集中です。お花や草木にもオレンジ色を見つけるのが嬉しくなるこの季節、ちょうど見頃を迎えるおすすめの植物10選をご紹介します。

秋が見頃!オレンジ色の植物をご紹介

1. キンモクセイ

秋になると、甘い「キンモクセイ(金木犀)」の香りがどこからともなく漂い嬉しくなりますよね。9月〜10月にオレンジ色の小さなお花を無数に咲かせて見頃を迎える金木犀ですが、開花期間は実は約1週間と非常に短いお花でもあります。金木犀のお花はお茶やジャムなど食用にも使用が可能。儚い季節の香りを、味覚でも楽しんでみてはいかがでしょうか。

2. エンジェルストランペット

「天使が空からラッパを吹いているように見える」というところから名前のついた、特徴的な花を咲かせる「エンジェルストランペット」。熱帯アメリカ原産の熱帯植物ですが寒さには比較的強く、開花時期は5月〜11月頃なので秋にもお花を楽しむことができます。白、ピンク、オレンジ、黄色など花色もさまざま。しかしながら、美しい見た目とは裏腹に、全ての部分に強い毒性があるため「変装」「偽りの魅力」という少し怖い花言葉がついています。遊歩道や庭木などで見つけることができますが、取扱いの際は十分に注意が必要です。

3. ケイトウ

真夏の炎天下でも咲き続ける丈夫な植物「ケイトウ(鶏頭)」。7月〜11月頃まで花が咲き、鮮やかな花色が秋の花壇を彩ります。漢字で「鶏頭」と書く通り、ニワトリのトサカに似た花姿でふわふわ、もこもことした暖かい質感が特徴。大きさや色など品種によってさまざまなバリエーションがあり、独特の存在感から、アレンジメントや花束でも人気です。ハロウィンを飾るフラワーアレンジメントにも取り入れてみてはいかがでしょうか。

4. バラ

多くの人を魅了する花の女王、「バラ(薔薇)」。春に咲く印象が強いバラですが、種類により10月〜11月に見頃を迎える「秋バラ」も楽しむことができます。秋バラは、気温が徐々に下がることで花がゆっくりと開くため春よりも鑑賞期間が長く、また、昼夜の気温差から春の花よりも色濃く咲くのが特徴です。オレンジ色のバラは「絆・幸多かれ・信頼・熱望・健やか」などの花言葉もあり、秋冬のイベントシーズンにお友達やご家族へのプレゼン
トにもおすすめです。

5. カキ

秋の味覚として日本では代表的な果物である「カキ(柿)」。お庭に柿の木があるという方も多いのではないでしょうか。10月〜12月上旬ごろに多く出回り生食や干し柿などで美味しく食べられます。柿に含まれるタンニンはビタミンやカリウム、食物繊維が豊富で栄養価が高く病気や便秘などにも効果があると言われています。旬の柿を美味しくいただくことで、夏の疲れが癒えるかも?

6. ダリア

一輪で存在感抜群の「ダリア」。品種改良が盛んに行われ、現在では3万種以上もの品種が存在すると言われています。開花時期は6月〜11月で秋に見頃を迎えるため、今の時期にはお花屋さんなどでも、赤、ピンク、黄色、オレンジ色、などさまざまな花色のダリアを見つけることができそうです。

7. キバナコスモス(サニーレッド)

漢字で「秋桜」と書く通り、秋を彩る花として定着している「コスモス」。コスモスというと白やピンクなどの淡く優しい色合いのイメージがありますが、熱帯アメリカ原産のキバナコスモス(サニーレッド)という品種は黄色やオレンジ色の花を咲かせることが特徴。「乙女の真心」「愛情」などの花言葉をもつ一般的なコスモスとは対照的に、キバナコスモスの花言葉は「野生美」「野生的な美しさ」というくらい野生的で生育旺盛。園芸初心者の方も育てやすい、おすすめの品種です。

8. ガーベラ

一輪挿しや花束など、切り花でも人気のガーベラ。開花時期は3月〜11月頃で春から秋にかけて長く楽しめるお花ですが、10℃〜20℃が生育適温のため、夏の蒸し暑さや、寒さが厳しい冬に近づくことで、枯れたり休眠したりすることがあります。ピンク、赤、オレンジ、黄色、白、青、などカラーも豊富なガーベラは色によっても花言葉があり、オレンジ色は「我慢強さ」「冒険心」などの花言葉があります。本数によってもそれぞれ違う意味を持つため、ガーベラの花束のプレゼントを考えている方はぜひ事前にチェックしてみてくださいね。

9. キク

10月〜11月に見頃を迎える「キク(菊)」は秋を代表するお花のひとつ。仏花のイメージが強いですが、品種により花姿やカラーもさまざまで、可愛らしい雰囲気の花を咲かせる品種も増えています。中国では縁起の良い花としても親しまれ、特に長寿をもたらすと捉えられているため、大切な方への思いを込めたプレゼントにもぴったりです。

10. キンレンカ(ナスタチウム)

開花時期は5月〜6月、9月〜11月と、初夏から晩秋にかけて、長くお花を楽しめる「キンレンカ(金蓮花)」。赤やオレンジといった暖色の鮮やかな花が観賞用として親しまれていますが、最近では食事を彩るエディブルフラワーとして花や葉を活用する方も増えています。花の色と葉の緑のコントラストが美しく、ガーデニングでも人気が高く、今の時期はさまざまな場所で見つけることことができる植物です。

オレンジ色の植物でハロウィンアレンジも♪

今回ご紹介した秋を彩るオレンジ色の植物は、今の時期にお花屋さんで見かける機会も多く、フラワーアレンジメントをするのもおすすめ。オレンジ色のお花を集めて、ハロウィンのアレンジメントも素敵です!

「オレンジ色の植物」フォトコンテスト開催中!

募集期間:10月1日(日)〜10月31日(火)

GreenSnapでは現在『オレンジ色の植物フォトコンテスト』を開催中です!
街にオレンジ色が溢れるハロウィンシーズン!同じく見頃を迎える「オレンジ色の植物」の投稿を募集します。

新人賞枠あり!フォトコンテストへの初参加、大歓迎♪
優秀賞として選ばれた5名様、また、フォトコンテストに初めて参加された方の中から優秀作品に選ばれた5名様、計10名様にGreen Snap STOREで使える1000円分のギフトカードを贈呈します。

皆様からの素敵なお写真のご投稿をお待ちしております。

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キバナコスモスの育て方|種まきの時期や水やりの方法は?

キバナコスモスPhoto by てぃあらさん

キバナコスモスはその名の通り、鮮やかな黄色の花をはじめ、赤やオレンジの花を咲かせるコスモス属の1種です。丈夫でよく育つので、初心者でも育てやすい花といえます。そこで今回は、キバナコスモスの栽培に適した場所や種まきの仕方、気をつけたい病害虫など、キバナコスモスの育て方についてご紹介します。

キバナコスモスを育てる場所

キバナコスモス

キバナコスモスは、日光がよく当たる場所で元気に育ちます。丈夫で生育は旺盛ですが、日照不足になると生育が悪くなるほか、花つきも劣るので気をつけてください。

また、キバナコスモスはメキシコ原産の植物であることから、寒さには弱いですが暑さには強く、夏場も美しい花を咲かせます。

キバナコスモスの種まき

キバナコスモスの種まき時期は、4月〜8月頃が適しています。

ただし、夏に種をまく場合は、なるべく涼しい場所で管理して発芽させるようにしてください。熟した種を採種し春まで保存しておいたもの、もしくは種を購入してまいていきます。

育苗ポットに種をまき、本葉が3〜4枚程度になるまで育ったら、花壇や鉢に植え付けます。地植えの場合は、育てた苗を植える以外に、種を直まきして間引きながら栽培していく方法も可能です。

長い期間キバナコスモスの花を楽しみたい場合は、春と夏とで時期をずらして種をまくことをおすすめします。4月〜6月に種まきをすると夏に開花、7月〜8月に種まきをすると秋に開花するので、夏から秋にかけて黄色やオレンジの美しい花を楽しめます。

キバナコスモスの水やり

キバナコスモスを育てている土の表面が乾いていたら、鉢の底から水がたっぷりと出るぐらい水やりをしましょう。キバナコスモスは乾燥に強いため、毎日水やりをする必要はありません。過湿になると根腐れをしやすくなります。

また、受け皿に溜まった水も根腐れの原因になりうるので、そのまま放置せず、必ず捨てましょう。

キバナコスモスを地植えする場合は、根づいてからは自然に降る雨にまかせ、定期的に水やりをしなくて大丈夫です。ただし、日照りが続いているときや、夏の暑さで土がすぐに乾いてしまうようなときは、たっぷりと水やりをしましょう。

夏の水やりは、朝か夕方に行ってください。昼間の暑いときに水やりをすると、水がすぐに温まり、お湯をかけている状態になるため根を傷めてしまいます。

キバナコスモスの肥料

キバナコスモスを地植えする場合は、植え付けの際に堆肥や腐葉土を混ぜて、栄養豊富な土壌にしておきましょう。それ以外は特に肥料を与えなくてもよく育ちます。

キバナコスモスを鉢植えにする場合は、元肥として緩効性肥料施し、その後は月に1回程度、液体肥料を追肥しましょう。即効性のある液体肥料を定期的に与えると、栄養をサポートでき開花時期の間、株を元気に保てます。

ただし、肥料を多く与えすぎると葉が茂りすぎてしまうので、株が元気であれば無理に追肥をする必要はありません。

キバナコスモスの土

キバナコスモスを育てるときは、水はけがよく肥沃な土が適しています。市販の草花用培養土、もしくは赤玉土小粒と腐葉土を7:3の割合で配合した土などを使うとよいでしょう。

キバナコスモスの植え替え

キバナコスモスは1年草なので、植え替えの必要はありません。なお、移植を嫌うため、地植えにする場合は、どこが栽培に適した場所かをよく考えてから植えるようにしましょう。

キバナコスモスの増やし方

1年草であることから、毎年種まきをして増やします。

キバナコスモスの種類・品種

キバナコスモスには、さまざまな種類があります。それぞれどのような特徴があるのか見ていきましょう。

ロードシリーズ

ロードシリーズは、草丈が20〜30cmまでしか伸びない品種です。黄色やオレンジ、赤の花を咲かせます。単色で植えて楽しむのもよいですが、それぞれの花色を寄せ植えにするのも見応えがあってきれいです。

サニーシリーズ

ロードシリーズと同様、草丈が20〜30cmまでしか伸びない品種なので、コンパクトに育てたい人に向いています。とても丈夫で初心者でも容易に種から育てられます。

サンライズ

サンライズは、キバナコスモスのように草丈が60cm以上に生育します。半八重咲きの品種で、6cmぐらいの黄色い花を咲かせます。初夏から霜が降りる頃まで花が咲き、開花期が長いのが特徴です。

ディアボロ

ディアボロも草丈が50cm程度になる高性種で、鮮やかな赤い花を咲かせます。耐暑性はありますが、気温が高いと花色はやや淡くなります。

ブライト・ライト

半八重咲きの品種で赤やオレンジ、黄色の色とりどりの花色を楽します。

キバナコスモスの育て方で注意すべき病気・害虫

アブラムシ

風通しが悪い環境で発生しやすいのがアブラムシです。アブラムシは新芽や葉、新梢やつぼみ、花に寄生して吸汁し生育に悪影響を及ぼします。また、アブラムシの粘り気のある排泄物によってすす病と呼ばれる病気や、ウイルス性の病気を誘発することもあります。

すす病は、すすのような細かな黒い斑点が葉や枝にでき、やがてそれが徐々に広がり、葉の変色や落葉を引き起こす病気です。ウイルス性の病気においては、一度感染すると回復することができないので、株に大きなダメージを与えてしまいます。

ハダニ

ハダニは体長0.3〜0.5mmと非常に小さい害虫で、主に葉裏に寄生します。クモの仲間の1種であることから、クモの糸のようなものを葉や花につけ、生育を阻害します。

乾燥した状態を好むため、予防するには定期的に葉水をしておくとよいです。葉裏についたハダニは水で洗い流して駆除することも可能ですが、集団で発生している場合は、薬剤を散布したほうが確実に退治できます。

灰色かび病

灰色かび病は、湿度が高く気温がそれほど高くない環境下で発生しやすい病気なので、春から梅雨の時期にかけて注意が必要です。感染すると葉や茎、つぼみや花が腐敗して灰色のかびに覆われます。

密植や水やりの頻度などに気をつけ、風通しのよい環境を心がけて防除しましょう。被害がひどい場合は、株ごと取り除いて処分してください。

うどんこ病

うどんこ病は、カビが原因で起こる伝染性の病気です。春から秋にかけて発生しやすく、発病すると葉の表面がうどん粉を振りかけたような白いカビに覆われます。その影響で光合成が正常にできなくなり、花が咲かないといった被害が出るほか、枯死する場合もあります。

ジメジメと蒸した条件下で発生しやすいので、灰色かび病と同様、風通しをよくして発病しないよう気をつけましょう。カビの胞子が飛散すると、被害がどんどん拡大していきます。そのため、発病した葉は取り除いて処分してください。

キバナコスモスの花

キバナコスモス

キバナコスモスは6月~11月にかけて、コスモスに似たオレンジがかった黄色の花を咲かせます。咲き方には一重や半八重咲きなどがあります。

キバナコスモスの花言葉

キバナコスモスには、「野生的な美しさ」「幼い恋心」といった花言葉があります。

夏の暑さにも負けず丈夫でよく育つ性質が野生的な魅力だとして、「野生的な美しさ」の花言葉がつけられたといわれています。

キバナコスモスを種まきから育ててみよう!

思わず目を引くような鮮やかな赤や黄色、オレンジの花を咲かせるキバナコスモスは、その美しい花姿を春から秋にかけて長く楽しめるのが大きな魅力です。地植えにして大きく育てたい場合は、キバナコスモス以外にサンライズやディアボロなどもおすすめです。生育が旺盛で初心者でも栽培しやすいので、ぜひチャレンジしてみてください。

※トップ画像はてぃあらさん@GreenSnap

キバナコスモスの花言葉|他のコスモスと意味は違うの?種類もご紹介

キバナコスモス

キバナコスモスは、コスモスファンの中でも明るい色味で人気の品種です。花の色が黄色やオレンジ色で、花壇に華やかさを添えます。また育てやすく、開花期間が長いという特徴も人気のポイントです。この記事ではキバナコスモスの花言葉を中心に、種類などご紹介します。

キバナコスモスの花言葉

キバナコスモス

一般的なピンク色のコスモスには、「乙女の真心」「謙虚」「調和」といった花言葉が付いています。
恋心や、可憐な乙女の気持ちが花言葉になっています。キバナコスモスは、どのような花言葉が付いているのでしょうか?

キバナコスモスの花言葉「野生美」、「野生的な美しさ」

夏にも強く、自制力も強いことから、このはな言葉の意味が付いたと言われています。可憐なコスモスの中でもたくましさを表現できる品種ですね。

キバナコスモスの花言葉「幼い恋心」

また、コスモスの花言葉には恋心を表すものも多いですが、キバナコスモスは「幼い恋心」という意味が付いています。長い期間花を咲かせる姿が、幼くもアピールしたい幼い少女の気持ちを連想させたからでしょうか。

キバナコスモスの花の基本情報

キバナコスモス

[別名] イエローコスモス、キバナアキザクラ(黄花秋桜)

科・属:キク科・コスモス族
性質・分類:草花、多年草または一年草
原産地:メキシコ
出回り期:10月~3月(最盛時期は5月※苗木)
開花時期:6月~11月
用途:花壇、鉢花、公園

コスモスの中でも特徴的な品種です。長い期間花を咲かせる特徴があります。一重咲きのタイプと八重咲のタイプの花姿があります。耐暑性は強いですが、耐寒性はないです。こぼれた種から自生化していきますので、環境が合えば毎年花を楽しむことができます。害虫被害も少ない品種で、比較的育てやすい植物です。

キバナコスモスの花の種類

キバナコスモスは、さらに細かく品種が存在します。どれも基本的には育てやすい品種で、長い期間の開花時期を楽しむことができます。

サニー系

草丈が2,30cmと小型の品種です。セミダブルで花付きが良いです。

ロード系

サニー系と同じく小型のタイプです。八重咲で、黄色とオレンジ色だけでなく、赤色など様々な色の花を咲かせます。

サンライズ

草丈が60cmになる大型のタイプです。早先の性質があり、種まきから2か月程度で花を楽しむことができます。

ディアボロ

サンライズと同じく大型のタイプです。オレンジ色の花を咲かせます。開花期間の長い、丈夫な気質です。

サンセット

草丈80cmにもなる高性種です。赤色の花を咲かせます。

キバナコスモスの花を贈ろう

キバナコスモス

キバナコスモスは、コスモスの中でも存在感もあり長い期間、お花を楽しめる品種です。自生することもありますので、プレゼントされた人は、贈り手の事を、いつまでも覚えていてくれるかもしれません。
健康美を兼ね備えた花言葉ですので、是非一度プレゼントに選んでみてはいかがでしょうか?

チョコレートコスモスの育て方|植え付けの時期は?冬越しはできる?

Photo by dayanさん

チョコレートコスモスは、メキシコが原産地のキク科のコスモス属に分類される多年草であり球根植物です。生長すると高さが約40〜50cmくらいになります。独特な花の色味は、大人っぽくシックな風合いを演出してくれます。

今回は、そんなチョコレートコスモスの育て方をご紹介します。

チョコレートコスモスの日当たり

チョコレートコスモスは、日光を好む性質があるため、日当たりが良い場所で育てるのが適しています。

一番おすすめなのは、室内よりも戸外において管理する事です。

またチョコレートコスモスは、7〜9月頃までは強い直射日光を避ける為に、半日陰になる場所で管理するようにします。

夏の強い日差しは、葉の部分が傷む原因にもなりますので注意するようにします。

とは言っても日当たりが極端に悪い場所で育ててしまうと、だらしなく徒長してしまい、花つきも悪くなってしまいます。

それだけでなく、「うどんこ病」にもかかりやすくなってしまうので気をつけるようにしましょう。

チョコレートコスモスの置き場所

チョコレートコスモスは、日光が良く当たる戸外に置いて育てるようにします。

しかし高温多湿の環境は苦手ですので、夏場のキツい直射日光は避ける必要がありますが、それが無理な場合には、遮光してあげるなどの対策を取るようにします。

日当たりを確保できる場所で、かつ風通しが良い環境下で育ててあげると、花つきも良くなり病気にもかかりにくくなる為、元気に生長してくれます。

寒い冬の時期には、耐寒性はやや弱い性質がありますから、鉢植えの場合には凍ってしまわない場所で、庭に地植えの場合には、凍結防止の為に株元をマルチングしてあげて管理するといいでしょう。

球根であるチョコレートコスモスは、球根部分を乾燥させてしまうと枯れてしまう原因となりますので、冬の時期であっても決して掘り上げなどせずに管理するようにします。

休眠期である12〜3月頃は、地上部分は枯れてしまいますが、春の暖かい時期になるとまた新芽が出てきますので大丈夫です。

チョコレートコスモスの水やり

夏の水やり

チョコレートコスモスの生育期は、だいたい4〜11月頃となっています。

夏の時期もチョコレートコスモスの生育期にあたりますので、土の表面が乾いていたら十分な水やりを行うようにします。

しかし庭に地植えする場合には降雨任せでもほぼ大丈夫です。ただし、日照りが何日も続いて乾燥してしまうようなときには、やはり水やりは行うようにして下さい。

冬の水やり

チョコレートコスモスの休眠期は、12〜3月頃となっています。そのため、冬越し中には、少し乾燥気味で管理をする必要があります。

ただし、完全に乾燥させてしまわないように気を配るようにします。チョコレートコスモスの球根は、極端に乾燥には弱い性質を持っていますので、完全に乾燥が進んでしまうと枯れてしまい二度と元には戻らなくなってしまいます。

夏の時期だけでなく、冬の時期も案外乾燥しますからチェックを怠らない事が大切です。

チョコレートコスモスの肥料・追肥

チョコレートコスモスは、鉢植え、庭に地えに関係なく、5〜10月頃に緩効性の化成肥料を少量施すようにします。肥料が多過ぎてしますと、逆に花つきが悪くなってしまう原因となります。

肥料は多ければ良いというものでもありません。花や植物の種類や性質によっても違ってきます。

キバナコスモスとの交配種であるチョコレートコスモスではなく、気難しい性質を持っている原種チョコレートコスモスを育てている場合には、真夏の時期である7〜8月の間は肥料を与えるのは厳禁ですので覚えておくようにして下さい。

チョコレートコスモスの用土

チョコレートコスモスには、有機物に富んでいて、水はけも良い用土が最適です。

園芸店などに手に入る市販の培養土を利用してもOKですし、自分でつくりたい方なら、「赤玉土の小粒サイズ5:腐葉土3:酸度調整済みのピートモス2」の割合で配合して作った土がおすすめです。

それにリン酸分が多く含まれている緩効性化成肥料を用土1リットルにつき5gを目安として混ぜるようにします。

交配種ではなく、原種チョコレートコスモスを育てる場合には、加湿は大敵となりますので、軽石をさらに1〜2割程度混ぜ込むようにして水はけが良くなるようにしてあげます。

チョコレートコスモスの植え替え・植え付け

植え付け

チョコレートコスモスの植え付け時期は、5〜8月頃です。

庭に地植えする場合には、日当たりが良い場所を選ぶようにして下さい。もし鉢植えにしたい場合には、最低でも6号鉢以上の大きめの鉢を用意します。

植え替え

チョコレートコスモスを6号未満の鉢で育てている場合には、毎年植え替えが必要となります。植え替え時期は、4〜5月頃です。6号以上の鉢で育てている場合には数年に1回が目安です。いずれも、古い土は落とした後で植え替えましょう。

植え替えに一番最適なのは、新芽が地上部分に出てきた頃となります。茎や葉で大きくなった株は、根鉢は崩さないようにして鉢増しを行うようにします。

庭に地植えの場合には、植え替えは特に必要ありません。

チョコレートコスモスの増やし方

チョコレートコスモスには、基本的に種ができません。そのため、「挿し木」もしくは「株分け」をして増やすのが一般的です。

挿し木に最適なのは6月頃で、株分けするのに最適なのは4〜5月頃となっています。

チョコレートコスモスの育て方で注意すべき病気・害虫

春〜秋の時期の特に乾燥する時期にかけて、チョコレートコスモスはうどんこ病が発生しやすくなります。この病気は、葉の部分が白くなってしまいます。原因は白いカビです。

これをそのまま放っておくと、株全体が弱っていってしまいますので、早めに発見し対処する事が重要となります。薬剤の散布が効果を発揮しますのでおすすめです。

チョコレートコスモスの管理温度

チョコレートコスモスは、春から秋にかけての生育期は、日当たりが良い外で管理するのがおすすめです。しかしチョコレートコスモスの原種である場合には、初夏から秋の初旬にかけては、必ず半日陰にて管理を行うようにして下さい。

特に、チョコレートコスモスは夏の暑さに弱い性質があるので、風通しが良く涼しい場所へ置いてあげるようにしましょう。

また、チョコレートコスモスは、短日植物のため、電灯が当たるような室内では花が開花し辛い性質があります。

冬の寒さには弱いので、霜に当たってしまうと弱って枯れてしまいますので、冬場は鉢植えならば、凍らない場所へ移動させます。庭に地植えしている場合には、株元をマルチングするなどして凍結しないように注意します。

チョコレートコスモスの種類・品種

チョコレートコスモスの品種にはいくつかあります。まず黒色に近い赤色の花が咲く原種である「コスモス・アトロサンギネス」です。

これはチョコレートの香りが他の品種と比較しても強く感じられます。高温多湿の環境には弱い為、夏越しには不向きです。また、うどんこ病にかかりやすいのも特徴です。

次に、「ノエル・ルージュ」です。これは、赤色の花が咲き、キバナコスモスとの交配で誕生しました。

うどんこ病にも高温多湿にも強くまた耐寒性もありますので、初心者向きで育てやすい品種となっています。

そのほかには、「キャラメル・チョコレート」や「ショコラ」、「ストロベリーチョコレート」などお菓子のような名前の品種があります。

チョコレートコスモスの花

チョコレートコスモスは開花時期である5月〜11月頃に、黒みがかったような赤色、黒紫色など、8弁の一重咲きの花を咲かせます。よく交配に使われるキバナコスモスの花の形とよく似ています。

花の色は、品種によっても違い、黒色に近い赤色や、深みがある赤色、褐色がかったようなオレンジ色、紫や赤紫色などさまざまです。

チョコレートコスモスの花言葉

チョコレートコスモスの花言葉には、「恋の思い出」「移り変わらぬ気持ち」「恋の終わり」があり恋愛にちなんだものとなっています。

チョコレートコスモスの花を冬越しさせてみよう!

今回はチョコレートコスモスの育て方についてご紹介しました。

園芸品種として出回っているものはキバナコスモスなどと交配されており、比較的丈夫なので育てやすいです。

ガーデニングや切り花としてもおすすめですのでぜひ一度育ててみて下さい。