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2020年 8月 の投稿一覧

ガクアジサイの花言葉|花の特徴や由来、種類はどのくらい?

ガクアジサイ

ユニークな姿が人気のガクアジサイは、主流のホンアジサイとはまた違った楽しみ方ができる魅力があります。種類がとても多い特徴もあるんですよ。

今回は、ガクアジサイの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。

ガクアジサイの花言葉


アジサイでもホンアジサイ、ヤマアジサイとそれぞれ違った花言葉があるように、ガクアジサイの花言葉は「謙虚」という意味を持ちます。

花が虹のように七色に変色する姿から、どうしてもホンアジサイの花言葉である「移り気」「高慢」といったマイナスなイメージが払拭できないことがあります。

しかしガクアジサイは、どちらかといえばひたむきな姿を連想させます。女性に例えると、恐妻と貞淑な妻といったところでしょうか。その飾らない粛々とした花姿は、ガクアジサイにぴったりな花言葉ですね。

ガクアジサイの基本情報

学名
Hydrangea macrophylla f.normalis
科・属
ユキノシタ科・アジサイ属
原産国
日本

ガクアジサイの由来

ガクアジサイの花は中央にある小さな粒粒したものだと前述しました。その縁に花びらのような萼が取り囲んでいるため、額縁のようなアジサイとして、いつしか「ガクアジサイ」と呼ばれるようになりました。

同じアジサイ科であるヤマアジサイの品種とすごく似ていますが、ガクアジサイは葉に光沢があるものの、ヤマアジサイは葉に光沢がありません。

ガクアジサイの花の特徴


ガクアジサイとは、アジサイ(紫陽花)の一品種です。花はアジサイの中でも独特で、中心部の小さな珊瑚情の小さなつぶの集合体が花(両性花)で、その周辺いある小さな花びらが装飾花(萼片)です。この額縁のように見えることから額紫陽花と呼ばれるようになりました。

房総半島や伊豆半島など、関東以南の沿岸沿いに自生しているのを見ることが出来ます。

ガクアジサイの花は、中央にある白やピンク、紫といった小粒に集合したつぶつぶの箇所となります。開花時期は、8~9月頃の夏です。

特徴である四角い花びらのようなものは、花でなく、萼(がく)というめしべやおしべを包んでいた表皮になります。両性花といって、一つの花に雌しべと雄しべがある特徴をしており、花径は1cmにも満たない小さなものです。

ガクアジサイの種類、品種


ガクアジサイは「ユキノシタ科」のアジサイ属に分類される低木です。分類の仕方によっては「アジサイ科」になる場合もあります。

種類としては、伊豆諸島に生息する八重咲きになる「城ヶ崎」や踊った見た目のように可愛らしい「ダンスパーティー」といったものがあります。

「ベニガクアジサイ」は江戸時代から園芸として栽培され、花火大会から「隅田の花火」と命名された品種もあります。

ガクアジサイの風水

ファッションコーディネート、ネイルカラー、もしも何か一つ感性を研ぎ澄ましたいならば、紫を取り入れると吉です。紫は古来より高貴な色とされ、五行説では火の性質を持っています。

赤が火の色を表すように、赤は刺激的な色です。紫も刺激色になりますが、紫は赤よりも洗練された色とされるので、自己アピールに欠かせないものになります。自信アップにつながるので、ガクアジサイを育てて感性を養いましょう。

種類の多いガクアジサイを楽しもう


ガクアジサイはアジサイの中でも種類の多く、70種類もの品種があり、最近でも新しいものが生まれています。

ホンアジサイとはまた違った雰囲気のアジサイを楽しめるガクアジサイを育てて、梅雨を楽しんでみてはいかがでしょうか。

カシワバアジサイの花言葉|種類や由来、花の特徴は?

カシワバアジサイ

アジサイの中でも柏の葉に似た花をつけるカシワバアジサイは、花色や咲き方の変化も楽しめる少し変わったアジサイといえます。ですが、育て方や手入れの方法は一般のアジサイとはほとんど変わりません。

今回は、カシワバアジサイの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。

カシワバアジサイの花言葉


アジサイの花言葉は多面性があり、良い意味では「元気な女性」「辛抱強い愛情」「家族の結びつき」「辛抱強い愛情」等があります。反対に悪い意味の言葉では、「移り気」「浮気」と言った言葉があります。

カシワバアジサイの基本情報

学名
Hydrangea quercifolia
科・属
アジサイ科・アジサイ属
原産国
北アメリカ東部

カシワバアジサイの由来

カシワバアジサイに限らずアジサイ全般は家族の団欒や、愛情等の意味を持っていますが、風水学的には未婚の女性には向かない花だといわれています。

水を好むアジサイが未婚の女性の水々しさを吸い取ってしまい、恋愛に関する運気が下がってしまうのでは?というような考え方から来ているようです。

また、いつごろからかアジサイはあまり縁起の良い花ではないと言われることもあるようで、あまり良く思わない方も一部にはいるそうですが、過去の資料等にもそのような事を示唆する物はなく、あくまでも都市伝説の一つと言うような内容のようです。

カシワバアジサイの花の特徴


カシワバアジサイの花は白く、ほかのアジサイと比較すると少し変わった花のつき方をします。通常のアジサイが丸いシルエットで花をつけるのに対してカシワバアジサイは細長いシルエットで花をつけます。

また、花穂の長さは大きいものだと50センチほどにもなり印象的です。ただし、カシワバアジサイは幹のサイズに対して全体的な花の数は少なめとなっており、品種改良によって整えられたものとは違い、野性的な印象となっています。

カシワバアジサイの種類、品種


カシワバアジサイの近縁種には様々なものがあります。

例えば「ホンアジサイ」「ガクアジサイ」「セイヨウアジサイ」等があり、園芸用に改良された様々な品種が存在します。

アジサイといえば赤もしくは青をイメージされる方も多いと思いますが、現在では様々な形状や色のアジサイが楽しまれています。

カシワバアジサイを楽しもう


カシワバアジサイは剪定をせずに咲かせておくと、花色が少しずつ変化していきます。白からピンクや緑へとじっくりと楽しめます。

葉の形が柏に似ていることからカシワバアジサイと名付けられ、咲き方も一重や八重咲きもあり、いろんな楽しみ方ができます。

みなさんも少し変わったアジサイを育てたいならカシワバアジサイを育ててみてください。

ミカンの育て方|苗の植え方や水やり頻度は?栽培方法はかんたん?

ミカンの木

ミカンは古くから日本人に愛されてきたフルーツの代表です。甘くて美味しいだけでなく、ビタミンCを豊富に含み、風邪やガンなどの病気の予防効果も期待できます。冬の寒い日に、家族団らんでこたつでミカンを味わう楽しみは日本ならではの醍醐味かもしれませんね。今回は、そんな馴染み深いミカンの栽培についてご紹介します。

ミカンの栽培場所

ミカンは日当たり良好で、水はけのよい土壌、風が強く吹きつけない環境を好みます。

地植えのミカン栽培に適しているのは、年平均温度が15℃以上ある温暖な地域です。零下5度を下回るような環境では育ちません。霜に当たると株が弱って枯れてしまうので、地植えにするなら関東以南の地域が適しています。

ミカンの水やり

ミカンの苗木を植え付けた直後は、毎日たっぷり水やりしてください。それ以降は表面の土が白く乾いたらたっぷり水やりします。

ただし、4月から9月までの乾燥時に日照りが続くようなら水やりが必要です。10月から12月までの成熟期は、乾燥気味に管理した方が果実の甘みが増しますよ。

ミカンの肥料

常緑樹のミカンは1年中葉を付け続けるため、常に養分を必要とします。地植え、鉢植えともに、定期的に肥料を与えましょう。

目安としては、元肥3月、追肥6月、お礼肥10月の年3回、緩効性の化成肥料か有機質肥料を株もとに置き肥してください。

ミカンの土

鉢植え栽培しているミカンは、苗よりも1回り大きな鉢に、赤玉土(小粒)7に対して腐葉土3の割合で混ぜた土を入れて植え付けます。または市販の果樹用培養土が便利です。

地植えしているミカンの場合は、植え穴を掘り堆肥を入れてよく耕しておきます。庭土5:腐葉土3:赤玉土2の割合で混ぜ合わせた土に元肥を入れて用土とします。

ミカンの植え付け・植え替え

植え付け

ミカンの木の植え付け時期は、暖地では3月、低温地では4月が適期です。植え付け前に、若い苗の接ぎ目より40~50cmほど上のところで、幹を切り詰めてバランスを整えておきましょう。

また、幼苗期は鉢で栽培し、結実年度になってから庭に定植させる栽培方式は、早期に多くの実を収穫できるのでおすすめです。

地植えの場合

深さと幅が約50cmの植え穴を掘って、腐葉土と赤玉土小粒を混ぜあわせ、元肥を加えたらよく耕しておきましょう。苗木の根鉢を崩して根を広げて用土をかけてください。接ぎ木の部分が埋まらないよう浅植えにするのがコツです。

たっぷりと水を与えて根と土をなじませます。横に支柱を立て、若木を支えておきましょう。

鉢植えの場合

苗よりも1回り大きな鉢に、鉢底ネットを敷き、鉢底石を入れてから、果樹用培養土を鉢底から半分くらいまで入れます。鉢の中心にミカンの苗を置き、2~3cmのウォータースペースを取って残りの用土を入れてください。

箸などで突きながら、根と土をなじませて植え付けたら、たっぷり水を与えましょう。

植え替え

鉢植えの植え替え適期は3月下旬から4月中旬です。根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的です。鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、一般的に2年に1度は植え替えが必要となります。

ミカンの増やし方(挿し木・接ぎ木)

ミカンの実には種が入っていないため、「挿し木」「接ぎ木」「植苗」の3つの方法で増やします。

「挿し木」は、ミカンの枝に根を生えさせて、木として育てる方法です。ご家庭でミカンの木を増やす場合には成功率が極めて低いのでおすすめしません。

「接ぎ木」は、ミカンの木によく似た「からたち」の木(台木)の幹を途中で切って、ミカンの枝(穂木)を繋げてそのまま大きくなるまで育てる方法です。

純粋に増やすのであれば、接ぎ木が効率が良いのですが、そこまで本格的に手間暇をかけられないという方は、苗から育てるのが一番早くて確実な増やし方です。

ミカンの手入れ(剪定・摘果)

剪定

ミカンの木は、定期的な剪定が必要になります。剪定の適期は3月です。樹形を整え、込み合った枝を整理することで風通しがよくなります。不作の年に夏秋梢が多く発生した場合は、一部を予備枝として残し、ほかは剪定して整理しましょう。

摘果

着果数が多いミカンの場合は、まだ青い実を手やハサミを使って摘み取る「摘果」という作業を行いましょう。

株に実が付きすぎると、木に負担がかかってしまい、実が小さく味も落ちてしまいます。また、実った果実を全て成熟させてしまうと、翌年は果実が着きにくくなりますので注意してください。

摘果の適期は7月中旬から8月中旬です。7月に小さい果実が1つの枝に集中して着果しているところから摘み取ります。8月に仕上げ摘果を行い、鉢植えなら枝に1~2個、地植えなら葉っぱ20~30枚に1個の割合で、一番色ツヤがよいものを選んで残します。

熟す数を制限することで、株全体に栄養が行き渡り美味しい実を付けてくれますよ。

ミカンの収穫

ミカンは、苗を植え付けあと5年前後くらいで実がなります。ミカンの収穫時期は、10~12月頃が適期です。ただし、種類や品種によっても若干異なります。

ミカンの育て方で注意すべき病気・害虫

ミカンは病害の心配の少ない果樹ですが、害虫の被害には十分気をつけましょう。

かかりやすい病気

カイヨウ病、黒点病。カイヨウ病にはベンレート水和剤が有効です。

つきやすい虫

ゴマダラカミキリムシ、エカキムシ、カイガラムシ、ハモグリガ、ハダニ、アブラムシ等。ハダニなどにはケルセン剤等が有効です。幹から木くずが出ていたら、ゴマダラカミキリムシの産卵を疑いましょう。カイガラムシや、エカキムシの発生にも注意が必要です。

ミカンの栽培ポイント

  1. 日当たりがよい温暖な場所で育てる
  2. 水はけと風通しをよくして定期的に追肥する
  3. 3月~4月に1~2年の若い接ぎ木苗を植え付ける
  4. 4月から9月までは乾いたら水やり、10月から12月までは乾燥気味に管理する
  5. 7月~8月に摘果をして実の数を制限する

ミカンの花

ミカンは開花時期の5月初旬頃になると、2~3週間ほど白い花を咲かせます。ミカンの花は、リラックス効果のある香りが漂います。

ミカンの木をお庭で栽培してみよう!

いかがでしたか。

ミカンの木は常緑で育てやすく、病害虫の心配が少ないのが特徴です。鉢植えでも楽しめ、果樹ビギナーの入門編としてもぴったりです。初夏になると白い花が咲き庭いっぱいに爽やかな香りが漂いますよ。もしもお庭に日当たりのよいスペースが空いていたら、ぜひミカンの木を検討してみてくださいね。

※トップ画像はSA.CHI.Yさん@GreenSnap

ヤマアジサイの花言葉|花の特徴や由来、種類はある?

ヤマアジサイ

梅雨の季節の代表的な花といえばアジサイ。中でもヤマアジサイは一般的なアジサイよりも小ぶりで可愛らしい特徴を持っています。

今回は、ヤマアジサイの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。

ヤマアジサイの花言葉


アジサイの花言葉には、浮気を連想させるような「移り気」や「耐える愛」といった意味があります。

これはアジサイの花が、土中のph濃度によって同じ個体なのに花の色を変えることから、その意味がついたとされます。

しかし、ヤマアジサイには「乙女の愛」や「切実な愛」という、一途な花言葉があります。どちらの顔も持っているので、プレゼントで贈る場合はちゃんとどの花言葉を込めて贈ったか明確にしておかないと、後々面倒なことになりそうですね。

ヤマアジサイの基本情報

学名
Hydrangea serrata
科・属
アジサイ科・アジサイ属
原産国
日本
別名
サワアジサイ

ヤマアジサイの由来

「 言問はぬ木すら紫陽花、諸弟らが練りのむらとにあざむかえけり」という、大伴家持が贈った詩が万葉集にあるように、すでに奈良時代にアジサイの花は用いられ、故人に詠まれていました。

アジサイは「紫陽花」と書きますが、これは中国の別の花と混同されたようで、紫陽花はもともと日本固有の植物になります。

したがって、「集真藍(あずさい)」という紫が集まったものという意味の読み方が訛って、アジサイになった説がもっとも有力です。

そして、山や木陰にある林によく自生していた種なので、頭に「ヤマ」がつき「ヤマアジサイ」と呼ばれるようになりました。

ヤマアジサイの花の特徴


ヤマアジサイの花は、中央にある小さなつぶつぶが主な花になり、外側で咲いているぱっと咲いている花は装飾花になります。

男性が好んでヤマアジサイを育てる傾向があるそうで、飾らない控えめな花姿に惹かれるのかもしれませんね。

ヤマアジサイの種類、品種


ヤマアジサイの種類として「アマチャ」「シチダンカ」「アマギアマチャ」「マイコアジサイ」などがあります。

変種である「アマチャ(甘茶)」は4月8日の釈迦の誕生日を祝う花祭り、灌仏会(かんぶつえ)に、甘露として用いられます。

梅雨時期はヤマアジサイを楽しもう


アジサイは梅雨時期のどんよりした気分を癒してくれる素敵な花ですよね。ヤマアジサイは通常のアジサイよりも少し小ぶりで可愛らしい特長があります。

みなさんも梅雨の気持ちが沈んでしまうようなときはヤマアジサイを植えて楽しんでみてはいかがでしょうか?

ノリウツギの花言葉|花の特徴や種類、色が変わっていく?

ノリウツギ

日本や中国などで広く見ることができるノリウツギ。品種によって様々な姿や色の変化を楽しむことができる人気の植物です。

今回は、ノリウツギの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。

ノリウツギの花言葉


ノリウツギの花言葉は「臨機応変」です。

これはノリウツギの一種である、「ライムライト」などが、時間が経つにつれ黄緑からクリーム色、クリーム色からピンクや赤へと七変化する様子からきています。

ノリウツギの基本情報

学名
Hydrangea paniculata
科・属
アジサイ科・アジサイ属
原産国
日本、中国
別名
サビタ

ノリウツギの由来

ノリウツギを漢字で書くと、「糊空木」と表記されます。

普通のウツギとよく似ていますが、大きな違いがあります。ウツギの枝の中は空洞になっていますが、ノリウツギの枝はそうではありません。中は、スポンジ状の柔らかい髄が詰まっています。

「ノリウツギ」という名前の由来は、その昔、和紙をすくときに、ノリウツギの樹液を繊維同士を繋ぐ糊として使ったことにあるそうです。そのほかにも、ノリウツギの根は、パイプやキセルの材料としてもかつて使われていて、独特の香りがあり、人気があったそうです。

ノリウツギの花の特徴


ノリウツギは、夏頃にアジサイに似た密集した花を咲かせます。

アジサイの仲間ですが、アジサイの開花期が5月から6月なのに対して、ノリウツギの開花期は7月から9月と、アジサイよりも少し遅咲きです。

芽を出した頃は、一般的なアジサイより少し葉っぱが小さくなります。しかしこの葉っぱも生長するにつれて、大きくなることが多いです。

葉っぱには、艶や光沢などはありませんが、側面に細かな切れ込みが入っています。

品種改良したノリウツギは通称・ピラミッドアジサイとも呼ばれるように、三角形に咲きますが、山地などに自生しているノリウツギは、両性花と呼ばれる普通のノリウツギより小さな花が咲き、その周辺に装飾花と呼ばれる、普通の大きさのノリウツギの花が咲きます。

この両性花は園芸用の品種にも咲くのですが、園芸用のものは、周りの装飾花の方が数が多く、メインに見られがちなのであまり目立ちません。

自生しているノリウツギは、ミナヅキやライムライトに比べて、華やかさや派手さはありませんが、清楚で可愛らしいと好む方も多く、登山客のなどの目を楽しませてくれます。

ノリウツギの種類、品種


ノリウツギの名前には「ウツギ」とついていますが、アジサイの仲間です。

園芸用のノリウツギには「ミナヅキ」や「ライムライト」「ポポー」「ピンクダイヤモンド」「ダイヤモンドルージュ」「ダルマノリウツギ」「マジカルスターライト」などがあります。

品種改良したノリウツギは、別名・ピラミッドアジサイと呼ばれています。これは装飾花と呼ばれる花が集まって、三角錐に近い形で咲くことに由来しています。

ミナヅキもライムライトも、ピラミッドアジサイの名の通り、三角形に咲くことは変わりません。大きな違いは、ミナヅキは、白い花を咲かせるのに対して、ライムライトは黄緑色のきれいな花を咲かせます。

ライムライトは開花してから時間が経つと、黄緑色だった花弁がクリーム色に変化し、その後ピンクや赤に変わるするので、色とりどりの姿を楽しむことができます。

「ポポー」はミナツキやライムライトに比べて、装飾花は小さいものの、ほかの品種に負けない多くの花をまとまりで咲かせます。

「ハイドランジア(ピンクダイヤモンド)」や「ダイヤモンドルージュ」はその名の通り、ピンクや赤色の花を咲かせます。

三角形に咲いた品種を「赤い(ピンク色の)ダイヤモンド」と名付けるところは、すごくオシャレですよね。

「ダルマノリウツギ」は装飾花の中に両性花と呼ばれる、装飾花よりも更に小さい花が、他の品種に比べて多いのが特徴です。この両性花が丸い形をつくって咲くことから、そう呼ばれています。

「マジカルスターライト」は、ほかの品種よりも白く少し平たい花を咲かせるのが特徴です。

ノリウツギの風水

ノリウツギは白くきれいな花を咲かせ、いい匂いを放つので、風水的にも良好なように見られがちですが、アジサイの仲間なので風水的にはあまりよくありません。

特に未婚の女性がいる家庭では、結婚運や女性の水気を吸い取られてしまうといわれているので、気になる方は避けるようにしましょう。

あまり気にならず、純粋にインテリアとして楽しみたい方は、大きく香りのいい植物ですので、玄関先や廊下の観葉植物として飾られることをおすすめします。

色が変わるノリウツギを楽しもう


ノリウツギは7月に花を咲かせてから秋までにゆっくりと色を変え、変化を楽しめる植物としても人気です。また夏に剪定する必要がなく手入れも簡単な点も人気のひとつかもしれませんね。

みなさんも品種によって姿や色の変化を楽しむことができるノリウツギを育ててみてくださいね。

ご先祖様もびっくり?ナスとキュウリでつくるお盆のおもしろ精霊馬たち

ナス キュウリ ひょうたん

こんにちは、GreenSnap編集部です♫

7月盆の地域もあるかと思いますが、ほとんどの地域にお住まいの方が8月中旬にお盆を迎えるのではないでしょうか。そろそろ仏花などの支度もしないといけませんが、忘れちゃいけないのがご先祖様の送り迎えをする精霊馬ですね。

そこで今回は精霊馬とはなんぞや、というところから、最近のおもしろ精霊馬のアイデアをご紹介します!

お盆に欠かせない精霊馬・精霊牛とは一体なに?


お盆とはそもそも、ご先祖様や亡くなった家族を現世にお迎えして、共にひとときを過ごし供養する行事のことです。精霊馬は、そのご先祖様が現世と浄土を行き帰りする際の乗り物に使われます。

キュウリでつくる精霊馬は、ご先祖様が早く現世の家に来られるように。ナスでつくる精霊牛はゆっくり浄土へと帰れるようにとの意味が込められています。

ご先祖様もびっくりの、工夫を凝らした精霊馬たち

そんなご先祖様の大事な乗り物である精霊馬・精霊牛ですが、地域によって顔の向きや装飾品の違いなど様々です。さらに最近では様々な工夫を凝らしたおもしろ精霊馬が話題になっているんですよ。

今回はその一部を皆さんにご紹介します。

荷袋付き!?ナスとキュウリの精霊馬


白い紙でおられた荷袋を紐でくくりつけた、ナスとキュウリの精霊馬です。地域によってはこの荷袋の部分をほおずきにしてつくるようですよ。ご先祖様のちょっとした荷物も一緒に運べそうでいいですね!

荷車付き!?シシトウとキュウリの頑丈そうな精霊馬


こちらは精霊馬といえども、足にはシシトウ、たてがみにはミョウガをあしらえた、クオリティの高い精霊馬です。荷車を引いていますが、よくみると車輪はレンコンといいう手の込みよう!お見事です。

無駄にかっこいい!ナスとオクラの精霊牛、バッファロー?


こんなに強そうでかっこいい精霊牛が送り迎えに来たら、ご先祖様もびっくりですよね。精霊牛というより、オクラのツノからするとバッファローのような。。大小のナスとオクラを組み合わせるだけで、ちょっと変わった精霊牛がつくれてしまうもんですね。

じわじわ笑える…愛らしい表情の精霊牛


アレックスさんの地域では、精霊牛はこちらが頭なんだとか。割り箸のツノ、葉っぱの耳と、赤い実で顔をつくるようですね。ちょっと首を傾げた気の抜けた顔が、なんだかじわじわ笑える、かわいらしい精霊牛です。

しっぽがかわいい!ナスとキュウリの精霊馬と精霊牛


たった今、ご先祖様を見送ったところのようですが、お尻のしっぽがとってもキュートですよね。なんとこれ、トウモロコシのヒゲをお尻にあしらっているようです。とくに精霊牛のナスの丸っとしたお尻がかわいらしいです。

乗り心地重視?ナスとキュウリの精霊車


これはもはや精霊馬、精霊牛なんてしろものではなく、もはや精霊車ですね!キュウリとナスをトランスフォームしていますが、ヘッドレストもしっかりついていて、きっとこれならご先祖様も移動中も快適に過ごせるでしょうね。

ご先祖様を思いながら、おもしろ精霊馬で楽しくお盆を迎えよう!


精霊馬、精霊牛の作り方はとくに決まりはなく、それよりも、いかにご先祖様や亡くなった親族を思いやって過ごすかということが大事なようです。みなさんも、お盆に向けて精霊馬、精霊牛づくりを楽しんでみてください♫

シダの育て方|植え付けや植え替えの方法は?水やり頻度は?

シダ植物(羊歯植物、歯朶植物)は、厳密には「植物界シダ植物門」に分類されており、種類は日本国内だけでも約700種類存在します。なじみのある名前でいえば、生花店で扱われるグリーンのエニシダやタマシダ、山菜ならワラビやゼンマイなどもシダ植物に分類されています。ここではたくさんの種類があるシダ植物をひとまとめに「シダ」と表記して、育て方を解説していきます。

なお、庭に生えていたシダがいつの間にか増えて、ウッドデッキの下で元気に育っていたりすることもありますが、これは自生しているシダです。ここでは、観葉植物としてのシダの育て方を見ていきます。

シダを育てる場所

鉢植えの場合

鉢植えのシダの場合、室内での置き場所はそれほどこだわらなくて大丈夫です。とはいえ、多少日光が当たらないと丈夫な株になりませんが、逆に直射日光に当たり続けると葉焼けを起こし茶色くなってしまうので、窓際から少し離して調節しましょう。

また、シダは高温多湿な環境を好むので、お湯や熱い湯気がかからなければお風呂場でも育てることができます。乾燥している室内に置く場合は、時々霧吹きで葉に水をかけてあげてください。

地植えの場合

シダを地植えする場合、日中ずっと日が当たる場所は避けて半日陰で育てましょう。土壌は湿り気がある方がより育ちやすいです。ただし、寒冷地では冬が越せないこともあるので注意しましょう。

シダの葉が枯れても根が生きていればまた春に芽が出てきますが、枯らしたくないのなら鉢植えにして温かい室内で育てる方が良いでしょう。

シダの水やり

シダは基本的に乾燥させない方が良いです。ただし、水をやりすぎると根腐れを起こしてしまいます。

鉢植えの場合

鉢植えシダの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水をやりましょう。水やりの頻度は夏場なら毎日、冬場は回数を少なめにしてください。また、シダは乾燥すると葉がポロポロと落ちてくるので時々霧吹きで葉に水をかけてください。

地植えの場合

地植えシダの場合じゃ、水やりはそれほどする必要はありません。夏場や乾燥する季節は地面がカラカラに乾かないように水をやりましょう。夏の水やりは夕方以降にしてください。

シダの肥料

シダは肥料をそれほど必要としません。もし肥料をやるなら植え替え時に元肥として土に入れるか、真夏や梅雨を除いた生育期に薄めた液体肥料を与えましょう。与えすぎると肥料焼けを起こすので注意してください。

シダの土

シダを育てる用土は、市販のもので十分です。

鉢植えにする場合は、鉢底ネットや鉢底石を敷いてから観葉植物用の培養土を入れましょう。地植えにする場合の土壌は、日当たりが良すぎるところを避ければあまり気にしなくても大丈夫です。

シダの植え付け・植え替え

植え付け

シダの植え付けは、さほど難しくありません。

鉢植えにする場合は、鉢底に鉢底ネットや敷石を敷いてきます。市販の観葉植物用培養土を入れて植え付け、安定するように土を棒で突きます。地植えにする場合は、日当たりの良すぎない場所であればどこにでも植え付けることができます。

植え付けが完了したら水をたっぷり与えてください。

植え替え

シダを鉢植えしている場合は、根が回りすぎると根詰まりを起こすので、2~3年に一度は植え替えをしましょう。

シダを鉢から取り出したら根についた土を少し落として、ひと回り大きな鉢に植え替えてください。用土は植え付け時と同じように市販の培養土を入れ、株が安定するように棒で突きましょう。植え替えが完了したら水をたっぷり与えてください。

シダの増やし方

地植えのシダは「胞子」で増やせます。

鉢植えのシダを室内に置いている場合は、「株分け」で増やしましょう。植え替え時に一緒に行うと無駄がありません。まずはシダを鉢から引き抜き根についた土を落とします。ナイフで切り込みを入れ、手で増やしたい数に分けて別の鉢に植え付けます。

植え付けあとには水をたっぷり与えてください。

シダの手入れ

シダは大きな手入れを必要としません。通常の手入れは下の方の枯れた葉や傷んだ葉を見つけたら取り除く程度で十分です。株が大きくなりすぎたら株分けをして大きさを調整しましょう。

シダの育て方で注意すべき病気・害虫

シダにつきやすい害虫の代表が「カイガラムシ」です。カイガラムシは植物の栄養を吸い取ってしまうので株が弱ったり枯れたりします。霧吹きで茎や葉に水を吹きかけて湿らせておくことで予防にできます。

幼虫なら殺虫剤で駆除できますが、成虫になると効かなくなるので歯ブラシや軍手などではがし取ってください。また、地植えのシダの場合はナメクジがつくことがあります。見つけ次第駆除するか、ナメクジ用の駆除剤を散布して対処してください。

シダの栽培ポイント

シダはあまり手のかからない植物ですが注意したいのは葉焼け、葉落ち、肥料焼け、害虫です。この4つの注意点についてもう一度見ていきましょう。

  • 葉焼け…日光が当たりすぎると葉焼けを起こすので半日陰で育てる
  • 葉落ち…葉が乾燥すると葉がポロポロ落ちるので時々霧吹きで水を吹きかける
  • 肥料焼け…肥料を与えすぎると枯れてしまうのであまり与えない
  • 害虫…カイガラムシが付かないよう茎や葉を濡らしておく

シダの花言葉

シダは花がつかない植物ですが、実は花言葉も存在します。

シダには種類がたくさんあるので、それぞれに違う花言葉があります。代表的な花言葉には「誠実」「愛らしさ」「魅惑」「魔力」「夢」「愛嬌」「魅力のある人」などが挙げられます。

この中の「魅惑」という花言葉はヨーロッパの言い伝えに由来しています。実際にはシダは花をつけないのですが、ヨーロッパでは夏至の夜に花を咲かせるといわれ、誘うようなイメージがあることから「魅惑」という花言葉がつけられました。

また、シダは2月5日の誕生花でもあります。シダの中でもタマシダは9月10日の誕生花で、エニシダは3月12日、3月30日、4月14日の誕生花です。この日が誕生日の人にシダのおしゃれな鉢植えをプレゼントするのも良いのではないでしょうか。

シダを観葉植物として育ててみよう!

シダというと熱帯のジャングルに鬱蒼と生い茂っているイメージを持つ方もいるのではないでしょうか。そうでなければ山や空き地、自宅の庭にもいつの間にか生えてどんどん増える雑草というイメージを持つ方もいるでしょう。ですが昨今では観葉植物としても需要があり、シダのみが植えられた鉢や寄せ植え、花束、フラワーアレンジにも欠かせないグリーンとなっています。

ここまで観葉植物としてのシダ植物を「シダ」と表記して、育てる場所や水やり、肥料、用土、病害虫、植え付け、植え替え、増やし方、手入れの方法を解説してきました。

シダは日の当たりすぎや乾燥に気をつければ、とても育てやすい植物ということが分かりますね。観葉植物としてのシダは置く場所を選ばず、フサフサとした葉も魅力なので吊るして飾るのも素敵です。

シダの鉢植えには小さなものから大きなものまでおしゃれなものがたくさんあるので、お気に入りの一鉢を見つけて楽しんでみてはいかがでしょうか。

※トップ画像はなごこさん@GreenSnap

ヒメエニシダの育て方|育てる場所や水やりの頻度、剪定方法は?

ヒメエニシダ photo by akk

緑の葉の先に鮮やかな黄色い花を咲かせるヒメエニシダは、マメ科の落葉性の低木で、鉢植えでは30~40cm程度の大きさです。庭木のエニシダは2~3mほどに成長するのに対し、ヒメエニシダは小さめなので、鉢植えで育てることができます。かわいい黄色の花も楽しめますよ。今回は、そんなヒメエニシダの育て方やお手入れの仕方についてご紹介します。

ヒメエニシダを育てる場所

基本的には日当たりの良い場所が適していますが、ヒメエニシダはエニシダより暑さ寒さに弱いため、季節によって育てる場所を変えるとよいでしょう。

また、夏の高温多湿に弱いので、風通しが良く半日陰になる場所で育てましょう。冬は霜に弱いので、霜にあたらない軒下や室内に移動します。春と秋は、日当たりの良い場所に移動してあげると元気に育ちます。

ヒメエニシダの水やり

ヒメエニシダは多湿に弱い植物なので、乾燥気味に育てます。土の表面が湿っている時は水やりを控えて、乾いたら水やりをしましょう。冬はさらに控えて、土の表面が乾いてから2~3日して水やりをします。

ヒメエニシダの肥料

ヒメエニシダへは、年に2度ほど、花前の2月頃と花後に緩効性肥料などを与えましょう。たくさん与える必要はなく、少量で十分育ちます。

ヒメエニシダの土

ヒメエニシダを育てるときは、弱アルカリ性の用土が適しているので、苦土石灰を少し混ぜておきましょう。また、水はけがよくなるよう、赤玉土と腐葉土を混ぜた配合土や、市販されている草花用の培養土を使用します。

ヒメエニシダの植え付け

地植え

霜の降りない暖地では地植えすることができます。地植えにすると大きく成長しますが、季節ごとの移動ができないので、育てる環境を考慮して地植えにしましょう。植え付け時は根鉢をあまり崩さず、根を傷つけないように注意してください。植え付けてから根付くまでは、しっかり水やりをしましょう。根付いてからは、雨不足で乾燥しすぎない限り降雨のみで育ちます。

鉢植え

寒冷地では、鉢植えがおすすめです。季節ごと育てる場所を変えましょう。

鉢植えでも鉢を大きくすると、ヒメエニシダも大きく成長します。地植えする場合と同じように、根鉢はあまり崩さず、根を傷つけないように注意してください。植え付け時はしっかり水やりをし、その後は土の表面が乾いたら水やりをする程度で十分です。

水やり後は、鉢皿に溜まった水は放置しないようにしてください。根腐れを起こしてしまいます。

ヒメエニシダの植え替え

ヒメエニシダを鉢植えにしている場合は、根詰まりを起こしていたら、一回り大きな鉢に植え替えをしましょう。花が終わった頃が適しています。根が傷つくので、根鉢はあまり崩さないように注意しましょう。

古い土を少しだけ落とし、傷んでいる根のみ取り除いてください。植え替え後に枝を切り詰めることで、植え替えの負担が軽減します。

ヒメエニシダの増やし方

挿し木

ヒメエニシダは「挿し木」で増やすことができます。挿し木を行う時期は、3~4月、6~7月頃が適期です。

10cm程度の挿し穂を用土に挿し、用土が乾かない、半日陰になる場所で管理してください。数か月すると発根します。

ヒメエニシダの育て方で注意すべき病気・害虫

ヒメエニシダは病気に強いので、病気の心配はほとんどありません。害虫も付きにくいのですが、時々アブラムシが発生することがあります。見つけたら、すぐに取り除き、薬剤を散布して対処しましょう。

ヒメエニシダの手入れ

花がら摘み

ヒメエニシダの咲き終わった花や傷んだ葉は、こまめに取り除き、養分が無駄に吸い取られるのを防ぎましょう。

剪定

花が終わったあとや植え替え後には剪定します。枝が混みあっているようなら不要な枝を間引き、小さくしたい場合は枝先を切り詰めましょう。

花が終わり、夏頃に翌年の花芽をつくり始めるので、遅くても6月中には剪定してください。

ヒメエニシダの花

ヒメエニシダは開花時期の3~5月頃になると、鮮やかな黄色い花を咲かせます。春らしく庭やベランダが明るくなり、冬の終わりを実感できますよ。

ヒメエニシダを育ててみよう!

ヒメエニシダの育て方やお手入れの仕方などについてご紹介しました。

ヒメエニシダは、もっとも、地植えや鉢を大きいものにすると、1m程度まで成長します。多少の特性を持つエニシダより耐寒性・耐暑性に弱く、育てる環境には少々気を使いますが、鮮やかな黄色い花が咲くのが毎年楽しみになりますよ。

ただ、ヒメエニシダは突然枯れることもあるので、挿し木などで増やしておくと安心です。みなさんもぜひ、庭やベランダを彩るヒメエニシダを育ててみませんか?

※トップ画像はakkさん@GreenSnap

ブラッククローバーの育て方|種まきや植え替えの時期は?

幸運の花とされるブラッククローバーは育てやすい植物でもあります。そこまで大きくならないので室内でも育てやすいことでしょう。ブラッククローバーは増やしやすいですしグランドカバーなどにも向いています。ここではそんなブラッククローバーの育て方を項目ごとに紹介します。

ブラッククローバーを育てる場所

ブラッククローバーは日当たりの良いところで育てます。しかし、夏場の強すぎる日差しは苦手です。このため、夏場は半日陰で育てると良いでしょう。

また、ブラッククローバーは越冬も可能なくらい寒さには強いものの、霜に当てると葉が痛みやすくなるので注意しましょう。

ブラッククローバーの水やり

ブラッククローバーの表土が乾いたら、しっかり水を与えます。夏場は乾燥しがちなので水切れを起こさないようにしましょう。冬場は水やりを減らして構いません。冬場は表土が乾いて数日したら水を与える程度で大丈夫です。

なお、ブラッククローバーを庭などで地植えしている場合には、降雨だけで大丈夫です。

ブラッククローバーの肥料

ブラッククローバーの成長期にあたる、春から秋に緩効性肥料を与えます。

とはいえ、ブラッククローバーは肥料が全くなくてもよく育ちます。逆に、肥料過多な用土で育てるとシルエットが崩れるくらいに成虫するので気をつけましょう。

ブラッククローバーの土

ブラッククローバーを育てるときは、水はけの良い用土を用います。赤玉土5に対して腐葉土4、ピートモス1を混ぜて用いましょう。

ブラッククローバーの種まき・植え付け・植え替え

種まき・植え付け

ブラッククローバーの植え付け時期は、4月もしくは10月頃が適期です。特に4月がおすすめです。植え付ける際には園芸店で種もしくはポット苗を購入してきましょう。

植え替え

ブラッククローバーの植え替えは、根詰まりを防ぐためにも必要です。2年に一回行うのが目安ですが、もしも鉢から根が出ているようならば早めに植え替えしてください。

植え替え適期は5月もしくは9月です。植え替えする際には根についている土を崩さずに行いましょう。

ブラッククローバーの増やし方(株分け)

ブラッククローバーの増やし方は「株分け」が一般的です。株分けの方法も簡単で掘り下げたら手やハサミで株を割って株分けするだけ。これを新しい用土に植え付けます。植え付けとともに行うと良いでしょう。

株分けする際に、もしも花がついていたら切り取っておいてください。これは植え替えのときにも同じことがいえます。

ブラッククローバーの手入れ

ブラッククローバーは、手入れは特にいりません。

ブラッククローバーのグランドカバー

あまり大きくならないのでブラッククローバーは、グランドカバーとしての栽培にも向いています。グランドカバーに用いることで寝転べるくらいに心地よい環境ができあがります。

しかし、放任で育てていると勝手にかなり増えて一面ブラッククローバーだらけになることもあるので気をつけましょう。

ブラッククローバーの育て方で注意すべき病気・害虫

ハダニ

ハダニは歯の裏側に潜む害虫です。ハダニの被害にあうと葉が白くなります。ハダニを防ぐために葉水をしておくと良いでしょう。また、ハダニがついたら殺虫剤で退治します。

アブラムシ

アブラムシも発生しやすいです。アブラムシも殺虫剤で対処します。こうした害虫を放って置くと他の病気などを引き起こしやすいので早期に対処します。

ブラッククローバーを育ててみよう!

ブラッククローバーの葉は、4枚葉のものもあれば5つ葉のものもあります。こうしたクローバーの葉を観察するのも楽しいものです。幸運のブラッククローバーを見つけたら押し花などにするのも良いでしょう。

また、ブラッククローバーは育てやすいので園芸初心者にも向いています。ブラッククローバーはしっかりと花を咲かせることもポイント。白色のブラッククローバーならではの花を楽しんでみてください。

※トップ画像は*fuwary*さん@GreenSnap

ロータス・ブリムストーンの育て方|置き場所は?挿し木や剪定の方法は?

ロータス・ブリムストーン photo by Mr.Stone 

暖かい季節には緑の葉や花で彩られる庭も、寒くなってくると寂しくなってくるものです。ロータス・ブリムストーンを庭に植えれば、一年を通して楽しめますよ。ロータス・ブリムストーンは、葉のグラデーションがとっても美しい植物です。今回は、そんな緑を楽しめるロータス・ブリムストーンの育て方をご紹介します。

ロータス・ブリムストーンの育てる場所

ロータス・ブリムストーンは、多湿な環境が苦手な植物なので、風通しがよく、日当たりのよい場所が適しています。

鉢植えの場合、梅雨などは軒下などに移動して多湿になるのを防ぎましょう。暖地ではそのまま冬越しすることができますが、寒冷地の場合、地植えで育てるのなら、マルチングなどの防寒対策が必要です。鉢植えの場合は、室内に移動しましょう。

ロータス・ブリムストーンの水やり

ロータス・ブリムストーンの植え付け時には、しっかりと水やりをします。その後は多湿に弱いため、やや乾燥気味に管理しましょう。くれぐれも、水のやりすぎには注意してください。

地植えの場合、基本的には降雨だけで十分です。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら水やりをしましょう。

ロータス・ブリムストーンの肥料

ロータス・ブリムストーンへは、年に2度、春と秋に緩効性肥料を与えましょう。

ロータス・ブリムストーンの土

ロータス・ブリムストーンを育てるときは、水はけがの良い土を用いましょう。赤玉土、腐葉土などを混ぜて水はけのよい土壌にします。市販されている草花用の培養土を使うのも便利です。

ロータス・ブリムストーンの植え付け・植え替え

ロータス・ブリムストーンの植え付け・植え替え時期は、共に3~5月頃または10月頃が適しています。植え付け・植え替えの際、根を傷つけないように注意しましょう。

植え付け

ロータス・ブリムストーンを植え付ける場所には少し穴を掘っておき、根鉢を崩さないで、用土を戻し入れ植え付けます。

植え替え

ロータス・ブリムストーンは移植が苦手な植物なので、地植えの場合は植え替えの必要はありません。

鉢植えの場合は、根詰まりをしてきたら一回り大きな鉢に植え替えをします。根鉢は崩さず、根を傷つけないように気を付けてください。

ロータス・ブリムストーンの増やし方

挿し木

ロータス・ブリムストーンは、挿し木で増やすことができます。枝の先端15cm程度を切り、下の葉を取り除き、水揚げした後、用土に挿しましょう。

ロータス・ブリムストーンの手入れ(剪定・切り戻し)

風通しをよくし、株元まで日が入るよう、また樹形を整えるため、剪定・切り戻しが必要になります。蒸れを防止したいので、梅雨前に剪定・切り戻しをしましょう。小枝を間引き、短めに剪定して樹形を整えてください。

また、余分な枝を剪定すれば、風通しがよくなり蒸れ防止につながります。ポイントは、株元まで日が入ることを意識して剪定することです。

梅雨前のほか、秋雨に備え、花後も剪定・切り戻しを行いましょう。蒸れを嫌うロータス・ブリムストーンにとって、風通しをよくすることは非常に重要です。冬を除く他の時期でも、必要があれば、剪定・切り戻しを行いましょう。

ロータス・ブリムストーンの育て方で注意すべき病気・害虫

ロータス・ブリムストーンは、病害虫の心配は、ほとんどありません。

ロータス・ブリムストーンの花と葉

ロータス・ブリムストーンの葉の色は黄色っぽい新葉から、成長しながらきれいな緑色に変化していきます。全体的にシルバーグリーンに見える時期もあります。

また、ロータス・ブリムストーンは初夏の頃になると、小さな花を咲かせます。葉のきれいなグラデーションはもちろん、かわいい花も楽しむことができますよ。

ロータス・ブリムストーンを育ててみよう!

ロータス・ブリムストーンの育て方をご紹介しました。ロータス・ブリムストーンは、一年を通して庭に彩りを与えてくれるので、カラーリーフとしておすすめの植物です。

草丈も30~60cm程度とお手頃なサイズで、寒さに強く、育てやすい植物です。ロータス・ブリムストーンを育て、緑のある暮らしをしてみませんか?

※トップ画像はMr.Stoneさん@GreenSnap