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野菜・果物の栄養・効能

スモモの栄養|効果・効能や旬の時期、選び方や保存方法は?

スモモ

食べるとすっぱいスモモはジャムなどでもおいしく食べることができる果物ですよね。今回はスモモの栄養について解説しています。効果効能や保存方法、カロリーについてもまとめました。

スモモはどんな果実?

スモモはバラ科サクラ属の植物です。見た目はやや桃に似ているものの、食べると酸味があることから、「すっぱい桃」でスモモという名前になりました。

「スモモも桃も桃のうち」という言葉がありますが、桃はサクラ科モモ属です。桃というよりも梅に近い植物といえるでしょう。

スモモの花期は3月から4月で、花は白色です。

スモモの栄養・成分

栄養

スモモには、食物繊維、カリウム、鉄分、アントシアニン、ビタミンEが含まれています。しかし大半が水分であり栄養価が高いフルーツとはあまりいえません。

カロリー

スモモ10gあたりのカロリーは44kcalです。

成分表

水分
88.6g
タンパク質
0.6g
脂質
1.0g
炭水化物
9.4g
飽和脂肪酸
-g
不飽和脂肪酸
-g
コレステロール
0
食物繊維
1.6g

スモモの効果・効能

抗酸化作用

ビタミンEには抗酸化作用があり、体内の酸化を防ぐ働きがあります。生活習慣病予防にも効果的で体内の若返りによいでしょう。

スモモにはアントシアニンも含まれます。こちらにも抗酸化作用があるため、体内の若返り効果も期待できます。

便秘解消

スモモにはペクチンといった食物繊維を含み、腸の働きを促す効果が期待できます。

高血圧予防

塩分の多い食事をとりがちな方は、体がむくみやすい傾向にあります。カリウムは体内の余分な水分を排出する働きがあるため、むくみ予防に効果的です。

疲れ目改善

スモモの赤い色はアントシアニンによるものです。アントシアニンとはポリフェノールの一種で、疲れ目の改善によいとされています。さらには、アントシアニンは血糖値の上昇を緩やかにする働きもあります。

スモモの旬の時期や選び方

スモモの旬は6月から9月です。

おいしく食べ頃のスモモはまず色で判断しましょう。全体的に赤く色づいているものが食べ頃で、黄緑色が残っている果実は未熟なスモモです。未熟なスモモは自宅で追熟する(寝かせる)ことでおいしく食べることができます。

触ってみてほどよいかたさがあり、弾力があるものがよいでしょう。スモモの表面に弾力があり、白い粉(ブルーム)のようなものがついていると新鮮な証拠です。持ってみて重みがあるものは、中身がつまっている証拠です。

このブルームはそのまま食べても問題ありません。

スモモの保存方法

赤くなったスモモはすでに食べ頃です。常温で保存をしていると傷んでしまうため、冷蔵庫へ入れましょう。キッチンペーパーで包んでから密閉できる袋に入れて、冷蔵庫の野菜室に入れます。

すぐにスモモを食べない場合は冷凍保存をおすすめします。スモモの表面を水洗い後、よく水気を切ってからタッパーに入れて冷凍庫に入れましょう。

黄緑色が残る未熟なスモモは追熟をします。新聞紙で包み、常温で涼しい場所で保管をしてください。フルーティーな香りがする、色が赤くなったら食べ頃です。

スモモは栄養が多い果実

スモモは見た目がかわいく、食べるとおいしいですよね。大量に自宅にある場合はジャムにするのもおすすめです。

栽培も難しくはなく、庭のスペースに余裕がある方は育ててみませんか。梅のような美しい花が咲き、庭木としても楽しむことができますよ。

唐辛子の栄養(トウガラシ)|効果・効能や保存方法、旬の時期や選び方は?

唐辛子

辛さが有名な唐辛子は、一度に大量に食べることはあまりありませんが、麻婆豆腐、ペペロンチーノなど、さまざまな料理で口にすることがありますよね。そんな唐辛子にはどんな栄養があるのでしょうか。

このページでは唐辛子の栄養や効果効能、保存方法やカロリーについてまとめています。辛党の方もぜひご参照ください。

唐辛子(トウガラシ)はどんな野菜?

唐辛子はナス科トウガラシ属の植物で、果実のことを一般的に唐辛子と呼びます。原産地はメキシコです。

辛い味が特徴的ですが、パプリカ、ピーマンの仲間です。草丈は60cmで夏になると白い花が咲きます。花のあとに緑色の果実がなり、熟すと赤くなります。熟す度合で辛みが変わるのが特徴です

唐辛子(トウガラシ)の栄養・成分

栄養

唐辛子には、ビタミンE、カロテン、カプサイシン、ビタミンC、ビタミンB2、B6が含まれています。

カロリー

唐辛子100gあたりのカロリーは96kcalです。

成分表

タンパク質
3.9g
脂質
3.4g
炭水化物
16g
水溶性食物繊維
1.4g

唐辛子(トウガラシ)の効果・効能

発汗作用

唐辛子の辛みの成分であるカプサイシンは、摂ることでアドレナリンが分泌され汗をよくかくようになります。辛い物を食べて体が燃えるように感じるのはこの影響です。

食用増進

唐辛子は食欲を増進させる働きがあります。夏バテにもよいでしょう。

免疫力アップ

βカロテンは免疫力アップが期待できます。風邪など病気に負けない体づくりに役立つでしょう。

抗酸化作用

ビタミンEやβカロテンには強い抗酸化作用があります。美肌を保ちたい方、生活習慣病を予防したい方にもおすすめです。

唐辛子(トウガラシ)の旬の時期や選び方

唐辛子の旬は7月から9月です。

青い唐辛子はまだ未熟で、熟すことで赤く色づきます。青い唐辛子は生だと辛いですが、加熱することでやわらぎ、赤い唐辛子は加熱をすることで辛みが増します。

唐辛子は、表面にハリとツヤがあり、先端が細く尖っているものを選んでください。またヘタ部分が変色しているものは鮮度が落ちているので避けるようにしましょう。

唐辛子(トウガラシ)の保存方法

唐辛子は生と乾燥のものがあります。

生の唐辛子は傷みやすいため、早めに食べるようにしてください。すぐに食べない場合は、冷蔵庫での保管をおすすめします。乾燥しないようにラップで包んだ後、密閉できる袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れてください。

生の唐辛子が濡れていると、腐りやすくなるため、水気はよくふき取っておきましょう。冷蔵庫保管でも生の場合は1週間以内に使うようにしてください。

乾燥した唐辛子の場合は、密閉できるビンなど容器に入れて保存をしてください。乾燥した唐辛子の場合は、湿気に十分気をつけ、乾燥剤を一緒に入れて保管することをおすすめします。常温で保存ができ、冷暗所で保管をしてください。これで数か月保存ができます。

唐辛子(トウガラシ)はいろいろな食べ方や栄養が楽しめる野菜

辛い食べものが好きな方は唐辛子料理をよく食べていることでしょう。唐辛子は栽培しやすく、鉢植え、プランターでも育てることができます。自宅で収穫して、乾燥させると長持ちするのでおすすめです。ぜひ挑戦してみませんか。

カリン(花梨)の栄養|効果・効能や旬の時期、選び方や保存方法は?

ミカン、レモン、マルメロ、デコポンなど柑橘系はたくさんありますが、そのなかでも喉にいいカリンにはどんな栄養があるのでしょうか。カリンの栄養、効果効能、保管方法について記載しました。参考にしてみてください。

カリン(花梨)はどんな果実?

カリンはバラ科カリン属の植物で、果実は生食には向きませんが、果実酒、砂糖漬けで食べることがあります。

カリンの原産国は中国です。花期は4月から5月で、白やピンクの5枚花弁の花を咲かせます。花のあとに大きな果実をつけます。果実は最初は緑色ですが、徐々に黄色く熟して秋以降に収穫ができます。

カリン(花梨)の栄養・成分

栄養

カリンには、カロテン、ビタミンC、食物繊維、サポニン、タンニンが含まれています。

カロリー

カリン100gあたりのカロリーは68kcalです。

成分表

水分
80.7g
タンパク質
0.4g
脂質
0.1g
炭水化物
18.3g
飽和脂肪酸
-g
不飽和脂肪酸
-g
コレステロール
0
食物繊維
8.9g

カリン(花梨)の効果・効能

咳止め

カリンのど飴も売られているようにカリンには咳止め効果があります。カリンにはアミダグリンという成分があり、加熱などでベンズアルデヒドに変化します。これは抗菌、抗炎症作用があり、喉の炎症に効果的です。風邪で咳が出ている時期にはよいでしょう。

免疫力アップ

ビタミンCやポリフェノールには免疫力をアップする効果が期待できます。風邪を引きにくい体作りにも役立ちます。冬が旬な果物なので、風邪の流行時期、空気が乾燥する時期におすすめです。

美肌効果

ビタミンCが豊富なカリンはコラーゲンの生成によく、きれいな肌を作りたい方にはおすすめです。

疲労回復

カリンに含まれるクエン酸は疲労回復の効果があり、運動後の体力回復に向いています。

むくみ改善

カリンにはカリウムも含まれています。カリウムは体内の水分を排出する働きがあり、むくみ改善に役立ちます。塩分の多い食事をとっていて血圧が高めの方にもカリウムはおすすめの成分です。高血圧予防にも繋がります。

カリン(花梨)の旬の時期や選び方

カリンの旬は10月から11月です。

カリンの果実はまず表面を見て、く全体的に黄色くなっているものを選びましょう。色づいていないものは未熟なため、追熟が必要です。

表面にツヤがあり、傷のないものをおすすめします。よい香りがするカリンもよいでしょう。手で持ってみて、ずっしりと重みがあるものは中身がつまっている証拠です。

カリン(花梨)の保存方法

カリンは常温保存ができます。

まだ色づいていないカリンの場合は常温で保管をして追熟してください。新聞紙でカリンを包み、冷暗所にしばらく置くと熟します。香りがよくなったら食べ頃です。

常温保存は15度以下がおすすめです。これで10日ほど日持ちします。気温や湿度によっては傷んでしまうこともあるため、こまめに状態をチェックしてください。

長時間カリンを使わない場合は、冷凍保存をしましょう。適度な大きさにカットをして、タッパーに入れて冷凍庫へ保管をしてください。

カリン(花梨)はビタミンなど体に良い栄養が多い果実

カリンはビタミンが豊富です。生食はできませんが、カリン酒がおすすめです。

自宅の庭に植えて育てることもできます。自分で育てたカリンを収穫して果実酒にしてみませんか。

芽キャベツの栄養|効果・効能や旬の時期、選び方や保存方法は?

芽キャベツ

芽キャベツはメジャーな野菜ではありませんが、フランス料理などまれに使われることがあります。濃く苦みがあるキャベツというイメージですが、どのような野菜で、どんな栄養が含まれているのでしょうか。

このページでは芽キャベツについて解説しています。栄養や効果効能についてまとめたのでご参照ください。

芽キャベツはどんな野菜?

芽キャベツはアブラナ科アブラナ属の植物です。キャベツの芽というわけではなく、キャベツの変種です。ヒメカンランという別名があります。フランス料理で使われることがありますが、最近では日本でも広まってきました。

独特な苦みがあるのが特徴で、小さな丸い形のまま食します。

芽キャベツの栄養・成分

栄養

芽キャベツには、ビタミンC、ビタミンK、βカロテン、食物繊維、カリウムが含まれます。

カロリー

芽キャベツ100gあたりのカロリーは50kcalです。

成分表

水分
83.2g
タンパク質
5.7g
脂質
0.1g
炭水化物
9.9g
飽和脂肪酸
0.02g
不飽和脂肪酸
0.06g
コレステロール
0
食物繊維
5.5g

芽キャベツの効果・効能

止血作用

ビタミンKは血液凝固を促進する働きがあります。止血作用があるため、止血のビタミンともいわれます。ビタミンKが不足していると出血時に血が止まらなくなるので、日頃から摂っておきたい栄養素ですね。

免疫力アップ

βカロテンは色鮮やかな野菜に含まれる成分で、免疫機能によい成分です。風邪に負けない体にするためにもしっかりと摂りましょう。

アンチエイジング

βカロテンには強い抗酸化作用があります。活性酸素から細胞を守る役割があることから、体内のアンチエイジングに繋がります。がん予防にも効果的です。

さらにβカロテンは体内でビタミンAに変換されるため、美肌効果も期待できます。

お通じ改善

芽キャベツには食物繊維が含まれています。お通じ改善効果も期待ができるでしょう。

芽キャベツの旬の時期や選び方


芽キャベツは11月から3月が旬です。

葉が隙間なく重なっているものはおいしい芽キャベツです。硬くぎゅっとしているものを選んでください。また色が濃いもののほうが新鮮です。芽キャベツには縦長のものもありますが、とくに品質が落ちているわけではなく、鮮度や味も問題ありません。

全体的にシナシナとしてなく、切り口部分を見て傷んでいないかも確認しましょう。

芽キャベツの保存方法

芽キャベツは乾燥を嫌います。キッチンペーパーを濡らして芽キャベツを包んでください。チャック付きのビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保管をします。

キッチンペーパーはこまめに取り換えましょう。冷蔵庫に入れれば3~4日は保存ができます。

茹でた芽キャベツを保管することもできます。軽く茹でて水気をしっかりと切ってからチャックつきの保存袋に入れて冷凍庫に保管をしてください。冷凍保存であれば、3週間ほどは日持ちします。

丸ごと冷凍庫に入れることもできます。一度水洗いをして、よく水気を切ったあとにチャックつき袋に芽キャベツを入れて冷凍庫に保管をしてください。

芽キャベツはキャベツよりも栄養がたくさん含まれている

芽キャベツは苦いイメージがあり、苦手とする方も少なくはないでしょう。しかし、ミネストローネなどスープに入れると甘味が出ておいしいですよ。熱が加わると柔らかくなって食べやすいです。

栄養も含まれているので、ぜひ積極的に食べてみましょう。

柚子(ゆず)の栄養|効果・効能や旬の時期、選び方や保存方法は?

柚子 ゆず

冬のイメージがある柚子はゆず茶、ゆず湯など楽しみ方はたくさんあります。そんな柚子はどんな栄養が含まれているのでしょうか。このページでは柚子の栄養や効果効能についてまとめています。

これから柚子を食べたい方、お庭に柚子の木がある方はぜひご参照ください。

柚子(ゆず)はどんな果実?

柚子はミカン科ミカン属の植物で柑橘類の1つです。生長すると樹高は4mになります。柚子の花は5月に白い花を咲かせよい香りが楽しめます。花の見た目がきれいなこと、果実をつけることから、柚子は庭木としても人気です。

果実は球形で表面はデコボコしていて、酸味が強くミカンと比べて酸っぱい特徴があります。生長が遅いことで有名で、「桃栗3年柿8年、柚子の大馬鹿18年」といわれるほどです。

柚子(ゆず)の栄養・成分

栄養

柚子には、ビタミンC、クエン酸、ペクチン、カリウム、βカロテンが含まれています。

ビタミンCCが豊富で、柚子の場合は皮のほうが栄養価が高いです。皮ごと食べるとより栄養が摂れます。ビタミンC量は果汁の4倍です。

カロリー

柚子100gあたりのカロリーは59kcalです。

成分表

水分
83.7g
タンパク質
1.2g
脂質
0.5g
炭水化物
14.2g
飽和脂肪酸
-g
不飽和脂肪酸
-g
コレステロール
0
食物繊維
6.9g

柚子(ゆず)の効果・効能

美肌効果

ビタミンCはコラーゲン生成には欠かせない栄養素で、基礎化粧品でもビタミンCを含むものが多い栄養素です。美肌効果も期待できます。柚子に含まれるβカロテンは体内でビタミンAに変わり、肌の健康を維持してくれます。

ガン予防

βカロテンは抗酸化作用が強く、細胞を活性酸素から守る働きがあります。がん予防の効果も期待でき、体内の若返り効果も期待できるでしょう。

丈夫な骨作り

クエン酸はカルシウムを吸収する働きがあります。健康な骨作りにも役立つちます。

疲労回復

クエン酸は疲労回復に効果的です。スポーツをしたあとに柚子を摂ることで疲れを持ち越さない体に近づくでしょう。

柚子(ゆず)の旬の時期や選び方

柚子の旬は7月から8月、10月から12月です。柚子は皮に厚みとかたさがあるものを選びましょう。また香りがよいものもおすすめします。

小さな傷くらいはあまり気にする必要はありません。しかし、大きな傷がある場合はその部分から傷んでいる可能性があるので、大きい傷がある柚子は避けましょう。

表面に適度にデコボコがあるものがおすすめです。

柚子(ゆず)の保存方法

柚子は常温で保存ができます。丸ごと保存をする場合は新聞紙で包み、直射日光に当たらない暗い場所で保存をしてください。ただし、温度が高い時期は常温保存はおすすめしません。常温保存では10日ほど日持ちします。

柚子は冷蔵保存もできます。まず柚子が濡れている場合はしっかりと水分を取り除いてください。濡れているとその部分から蒸れて傷みはじめるので気をつけましょう。1つ1つラップで包み、さらに袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保管をしましょう。

すぐに食べない場合は冷凍保存がおすすめです。まず一度柚子を水洗いして、水分をよくふき取ってください。1つ1つラップで包み、保存袋に入れて冷凍庫に保管をします。

柚子(ゆず)はビタミンなど体に良い栄養が多い果実

柚子は柑橘らしくビタミンが豊富です。美肌効果、疲労回復効果が期待できるので、積極的に摂りたいですね。皮にも栄養が豊富なので可能なら皮ごと食べてみましょう。

ワサビ(山葵)の栄養|効果・効能や保存方法、旬の時期や選び方は?

ワサビ

薬味に利用されるワサビは、ツーンとした刺激を加えてくれておいしいですよね。栄養を気にして食べたことは少ないと思いますが、どんな成分が含まれているのでしょうか。

このページではワサビの栄養について紹介します。効果効能や保存についてもまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

ワサビ(山葵)はどんな野菜?

ワサビはアブラナ科ワサビ属の植物です。原産地は日本で渓流や湿地に生育します。水がきれいな場所を好み、根茎や葉は食用されます。ツンとした強い刺激があるのが特徴で香りがよく調味料や薬味に使われます。

ワサビの花は白く4枚花弁で花期は3月から5月です。葉は大きくて5cmから13cmほどで、花や葉の見た目がきれいなため、観賞価値が高い植物でもあります。

ワサビ(山葵)の栄養・成分

栄養

ワサビにはカリウム、カルシウム、ビタミンC、ビタミンB1、リンが含まれます。

カロリー

ワサビ100gあたりのカロリーは88kcalです。

成分表

水分
74.2g
タンパク質
5.6g
脂質
0.2g
炭水化物
18.4g
飽和脂肪酸
-g
不飽和脂肪酸
-g
コレステロール
0
食物繊維
4.4g

ワサビ(山葵)の効果・効能

殺菌作用

ワサビの辛み成分には殺菌作用があります。食中毒の原因になる細菌の増殖を抑えてくれるので、生魚を食べるときもワサビと一緒に食べるのがおすすめです。

抗酸化作用

ワサビに含まれる成分には抗酸化作用があります。ストレスなどによって体内では活性酸素が作られます。活性酸素の働きで体が老化し、免疫力が低下します。抗酸化作用があるワサビを摂ることで若返りも期待できるかもしれません。

口臭予防

ω-メチルチオアルキルイソチオシアナートというワサビの成分は、殺菌作用がありますが、他にも口臭予防効果があります。口の中の雑菌の繁殖をおさえるのによいでしょう。

ワサビ(山葵)の旬の時期や選び方

ワサビの旬は12月ですが、ほぼ通年出回ります。

ワサビは太すぎるものではなく、中くらいの太さのものを選びましょう。みずみずしい緑色のもので、茎から根元までの太さがどこも同じくらいのものをお選びください。

手で持ってみて重みのあるものは中身がよく詰まっていて味がよい可能性があります。

ワサビ(山葵)の保存方法

ワサビは濡らしたキッチンペーパーで包んで、さらにラップで包んでから冷蔵庫で保管をします。これで2~3日は日持ちします。

すぐに使わない場合は、水を入れたコップにワサビを入れてください。根全体が水に浸るようにします。このときワサビの根を下にして葉がついていた部分を上にして自然下の状態に近いようにしてください。コップごと冷蔵庫に入れると3週間ほど保存ができます。水はこまめに交換しましょう。

冷凍庫で保存する場合はラップで包んでから冷凍庫に入れてください。使うときは解凍せずに冷凍のまますりましょう。ワサビを解凍してからだと風味が落ちるのでご注意ください。

ワサビ(山葵)は栄養や体に良い効果が多い野菜

ワサビは寿司、刺身、ソバなどに使うとツンとした独特な味が楽しめてよりおいしく食べられますよね。殺菌効果や口臭予防もあるので、歯磨き粉にごく少量混ぜてみてもよいかもしれません。

チューブのワサビもいいですが、まるごとワサビを購入するのも本格的でよいですよ。体にいい効果がたくさんあるため、ぜひ料理に取り入れてみませんか。

ヤーコンの栄養|効果・効能や保存方法、旬の時期や選び方は?

ヤーコン

ヤーコンという野菜はじゃがいもやサツマイモほど有名ではありませんが、食べられるイモです。このページではヤーコンの栄養について解説しています。効果効能についても記載したので、ダイエットをしたい方もぜひご参照ください。

ヤーコンはどんな野菜?

ヤーコンはキク科スマランサス属の植物で、根を野菜として食用します。草丈は生長すると2mほどになり、食用になる根はじゃがいもによく似ています。やや細長いじゃがいものような見た目をしています。

ヤーコンは甘味のあるイモで、煮物やサラダ、揚げ物に使用されます。

花は黄色く小さなヒマワリのようで観賞価値もあります。

ヤーコンの栄養・成分

栄養

ヤーコンは、オリゴ糖、食物繊維、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛です。

ヤーコンの86%が水分で残りの大半が糖分と食物繊維です。

カロリー

ヤーコン100gあたりのカロリーは54kcalです。

成分表

水分
86.3g
タンパク質
0.6g
脂質
0.3g
炭水化物
12.4g
飽和脂肪酸
-g
不飽和脂肪酸
-g
コレステロール
0
食物繊維
1.1g

ヤーコンの効果・効能

腸内環境改善

ヤーコンはオリゴ糖を多く含む野菜で、腸内でビフィズス菌を増やす働きがあり、腸内環境を改善します。便秘解消にもよいでしょう。

ダイエット効果

ヤーコンは水分が豊富なのでカロリーも低く、食物繊維やオリゴ糖が入っているためお腹にとてもよいです。低カロリーでお通じにもよいことからダイエット効果があるとされています。

また、ヤーコンに含まれている食物繊維は水溶性食物繊維で、水を吸収して膨張します。そのため、より満腹感を感じやすくなります。

高血圧予防

ヤーコンに含まれるカリウムは体内の水分排出を促進します。塩分の多い食事が多い方にもよく高血圧予防にもおすすめです。

美肌効果

ヤーコンには少ないですがポリフェノールも含まれます。こちらは抗酸化作用があり、肌の老化を防ぐ効果も期待できます。美肌ケアをしたい方にもよいでしょう。

ヤーコンの旬の時期や選び方

ヤーコンのカロリーは11月から2月です。

ヤーコンはまず太さを見てください。太い方がたくさん食べる部分があると思わがちですが、太すぎるものはおすすめしません。表面に傷やシワがないものがよいでしょう。さらに持ってみてずっしりとしているものがおすすめです。

ヤーコンの保存方法

まるごとヤーコンを保存する場合は、常温保存ができます。新聞紙でヤーコンを包み、暗く涼しい場所で保管をしてください。温度は15度以下をおすすめします。気温にもよりますが、だいたい常温で1週間は保存ができます。

すでに切ったヤーコンは空気に触れないように保存する必要があります。冷蔵庫に入れて保管をしましょう。カットした切り口は乾燥しないようにラップで包んで、チャックつきの袋に入れて冷蔵庫で保管をしてください。2~3日以内で食べきるようにします。

すぐに使わない場合は冷凍保存をおすすめします。食べやすい大きさにカットをしてタッパーに入れて冷凍庫に保管をしましょう。2週間ほどは日持ちします。冷凍したヤーコンを料理で使う場合は、解凍せず冷凍のまま調理をしてください。解凍をすると水が抜けて味が落ちるので注意しましょう。

ヤーコンはいろいろな食べ方や栄養が楽しめる野菜

ヤーコンはまだ多く流通している野菜ではありませんが、お腹にとてもよい成分が入っているので、見つけたら購入して料理にいかしてみませんか。炒め物やサラダなど食べ方はたくさんありますよ。

クランベリーの栄養|効果・効能や旬の時期、選び方や保存方法は?

クランベリー 果樹 秋 実もの

酸味のある果実で人気のクランベリーはジュースやジャムに加工ができて日本でもよく利用されています。そんなクランベリーにはどんな栄養が含まれているのでしょうか。このページではクランベリーの栄養について解説しています。効果効能についてもまとめたので、ご参照ください。

クランベリーはどんな果実?

クランベリーはツツジ科スノキ属の植物です。ケーキやジュースに利用されることがありますが、薬用になることもあります。クランベリーは生食では酸味が強いので、加工されることが多いです。

原産地はヨーロッパ、北米で、低木に分類されます。高さは10cm程度で庭木にもなります。花は白やピンクで花弁が反り返るのが特徴です。果実は1~2cmほどで丸く熟すと赤く変化します。

クランベリーの栄養、成分

栄養

クランベリーの栄養は、食物繊維、アントシアニン、ファイトケミカル、ビタミンE、プロアントシアニジン、キナ酸です。

カロリー

ドライのクランベリー100gあたりのカロリーは308kcalです。

成分表

タンパク質
0.1g
脂質
1.4g
炭水化物
82g
飽和脂肪酸
0.1g
コレステロール
0
食物繊維
6g

クランベリーの効果・効能

膀胱炎予防

クランベリーに含まれるプロアントシアニジンには抗酸化作用が強く、膀胱炎の予防に役立ちます。

むくみ改善

プロアントシアニジンは腎臓の働きをよくするため、むくみ解消も期待できます。お酒をよく飲む方にもおすすめです。

歯周病予防

プロアントシアニジンの抗酸化作用は口のなかでも有効で、歯周病菌の増殖を抑える働きも期待できます。

美肌効果

クランベリーにはポリフェノールも含まれていて抗酸化作用があります。肌の老化を抑える働きも期待できます。さらにビタミンCはコラーゲン生成には欠かせない栄養素です。

クランベリーの旬の時期や選び方

クランベリーの旬は9月から11月です。

おいしいクランベリーは果実の表面にハリがあるもの、ツヤツヤしているものです。宝石のように輝いているものを選ぶようにしましょう。

クランベリーの保存方法

クランベリーはすぐに使わない場合は冷蔵保存をしてください。乾燥を嫌うため、密閉できる袋に入れて冷蔵庫で保管をします。もしもクランベリーが濡れていたら水気をふき取ってから保管をしましょう。水が残っていると蒸れて傷むことがあります。冷蔵庫での保存で3日ほど保管ができます。

クランベリーを長期保存をしたい場合は、冷凍庫に入れてください。クランベリーを水洗いして、キッチンペーパーでよく水気を切ります。密閉できる容器に入れて冷凍庫に保管すると1ヶ月ほど持ちます。

クランベリーは酸化が早い果実なので、常温保存はおすすめしません。

クランベリーいろいろな食べ方や栄養が楽しめる

クランベリーは生食するにはやや酸味が強いですが、さっぱりしていておいしいので一度は挑戦してみませんか。

自宅で栽培することもできるおで興味のある方は育てるのもおすすめです。

オリーブの栄養|効果・効能や保存方法、旬の時期や選び方は?

オリーブの実

オリーブオイルにもなるオリーブは、一度に大量に食べるものではないですが、少量でも栄養価が高く体にもよい効果があります。

このページではオリーブの栄養や効果効能について記載しています。オリーブを育てている方、これから購入したい方はぜひご参照ください。

オリーブとは?

オリーブはモクセイ科オリーブ属の植物で実は食べることができます。またオリーブオイルの原料にもなるため、世界中で栽培がされています。細長い葉が美しく常緑性があるため庭木にもぴったりです。

原産地は地中海沿岸とされ、その歴史はとても古いです。オリーブは8000年前から存在していたとされ、原産地には樹齢4000年のオリーブの木があります。

オリーブの果実は生食をすると苦みがありますが、加熱すると和らぎ食べやすくなります。サラダに入れることやピザのトッピング、ピクルスにも利用されます。

オリーブの栄養・成分

栄養

オリーブには、ポリフェノール、βカロテン、ビタミンE、鉄分、食物繊維が含まれます。

カロリー

オリーブ100gあたりのカロリーは118kcalです。

成分表

タンパク質
0.8g
脂質
12g
炭水化物
3.4g
飽和脂肪酸
2.1g
コレステロール
0

オリーブの効果・効能

抗酸化作用

βカロテンは強い抗酸化作用があります。若返り効果が期待され、髪の毛や肌を健康に保ち、若返り効果も期待できます。βカロテンは体内でビタミンAに変換され、肌の健康を維持するとされています。

またビタミンEにも抗酸化作用があるため、若返り効果が期待できます。老化が気になる方にオリーブがよいでしょう。

ポリフェノールにも抗酸化作用があり、生活習慣病の予防にも期待できます。

お通じ改善

オリーブオイルにはオレイン酸が含まれています。こちらは悪玉コレステロールを減らす効果があり、便通改善効果も期待できます。

さらにオリーブには食物繊維が含まれていて、腸の動きを活発にする働きがあることから、こちらもお通じ改善効果が期待できます。

貧血予防

オリーブは鉄分が含まれているので貧血改善にも役立ちます。

オリーブの旬の時期や選び方

オリーブの旬は9月から10月です。

日本で売られているオリーブは瓶詰になっているものです。果実の表面をよく見て、ツヤとハリがあるものがよいでしょう。

種ありと種抜きのオリーブオイルがあります。歯ごたえを感じたい方、オリーブ独特の風味を楽しみたい方は、種ありオリーブをおすすめします。

オリーブの保存方法

オリーブを使いきれない場合は、冷蔵保存をしましょう。密閉できるビニール袋に入れて、オリーブオイルをくわえてオリーブが浸るようにします。ビニール袋から余分な空気を抜いて、袋ごと冷蔵庫に入れて保管します。

長期間保存をしたい場合は、冷凍保存をおすすめします。一度オリーブをビンから出して水で洗い、その後水気を切ってからタッパーに入れて冷凍庫に入れて保管をします。水気が残っているとその部分から傷んでしまいます。よく水気を切るようにしてください。

冷凍庫保存であれば1ヶ月は日持ちします。

オリーブはビタミンなど体に良い栄養が多い

オリーブはビタミンEやポリフェノールが含まれ、抗酸化作用があるとされています。体内の若返りを期待している方にはおすすめです。苦みがありますが、加熱すると食べやすくなるため、ミネストローネなどスープに入れてもよいでしょう。

オリーブは観葉植物としても楽しむことができるので、ぜひ育ててみてはいかがでしょうか。

アイスプラントの栄養|効果・効能や旬の時期、選び方や保存方法は?

アイスプラント 家庭菜園

まだあまり日本では見かけないアイスプラントですが、サラダに入っていたりと最近ではよく食べられるようになりました。このページではアイスプラントの栄養や効果効能についてまとめています。

まだ食べたことがないけど、食べてみたい、アイスプラントでダイエットをしてみたいという方は参考にしてみてください。

アイスプラントはどんな野菜?

アイスプラントはハマミズナ科メセンブリアンテマ属の植物です。葉は肉厚で多肉植物として分類されることがあります。フランス料理によく使われていますが、日本ではまだ珍しく、広く流通はしていません。

サラダや天ぷらとして食べられることが多いです。

アイスプラントの最大の特徴は、塩分を含むことです。葉の表面に塩を含む細胞があり、凍ったような見た目をしています。このことからアイスプラントという名前で呼ばれるようになりました。独特な見た目で、食べるとプチプチ、シャキッとした食感で、実際に塩気も感じます。クセはないため、とても食べやすい野菜です。

アイスプラントの栄養・成分

栄養

アイスプラントには、ミオイノシトール、ピニトール、カリウム、リン、ビタミンK、ビタミンA、食物繊維、塩が含まれています。

カロリー

アイスプラント100gあたりのカロリーは10kcalです。

成分表

タンパク質
1.0g
脂質
0.3g
炭水化物
0.7g
食物繊維
1.1g

アイスプラントの効果・効能

筋肉や神経の働きをサポートする

塩分を含むアイスプラントにはナトリウムが含まれます。ナトリウムは筋肉や神経を働かせるためには必要な成分です。ナトリウムが不足すると、運動の際に熱中症や下痢を起こすことがあります。筋肉痛や疲労感を起こすことがあるため、スポーツをする方には必要不可欠です。

さらにアイスプラントにはクエン酸も含まれています。クエン酸は疲労回復効果が期待できます。運動をしている方にはアイスプラントはとても向いている野菜です。

ダイエット効果

アイスプラントには。ミオイノシトールという成分が多く含まれ、こちらは脂肪の代謝をよくし、脂肪を蓄えないようにする働きがあります。脂肪肝の予防にも効果的なので、ダイエットをしたい方にも向いています。

さらにアイスプラントには食物繊維が含まれていて、腸の働きを促進し、腸内環境の改善に役立ちます。便秘がちでお腹がぽっこりしている方にもよいでしょう。

血糖値を下げる

ピニトールは血糖値を下げる効果があると言われていて、糖尿病予防にも効果的です。また体内の糖化や肌の老化を防ぐ働きもあり、アンチエイジング効果も期待できるでしょう。

アイスプラントの旬の時期や選び方

アイスプラントの旬な時期は4月から6月です。しかし、一年を通して販売されています。

おいしいアイスプラントは葉が肉厚なものを選んでください。緑色が鮮やかなものがよいでしょう。表面の水滴のように見えるものが塩分ですが、これがきれいに膨らんでいるものをおすすめします。

アイスプラントの保存方法

アイスプラントは乾燥を嫌います。なるべく購入したらすぐに食べることをおすすめしますが、どうしても使いきれない場合は、冷蔵庫で保管をしてください。

ビニール袋に入れてよく密封して冷蔵庫の野菜室に保管してください。これで3日ほど保管が可能です。

アイスプラントはダイエットにもおすすめの野菜


アイスプラントは脂肪に働きかける作用が期待できるうえ、低カロリーなのでダイエットにおすすめです。食感が独特なので食べ応えもあります。ドレッシング不要で食べることもできることから、ヘルシーに野菜を食べられるでしょう。体型が気になる方は食べてみませんか。